JPH09143854A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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Publication number
JPH09143854A
JPH09143854A JP7332725A JP33272595A JPH09143854A JP H09143854 A JPH09143854 A JP H09143854A JP 7332725 A JP7332725 A JP 7332725A JP 33272595 A JP33272595 A JP 33272595A JP H09143854 A JPH09143854 A JP H09143854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soluble glass
antibacterial
antifungal
chair
woven fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7332725A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukaji Taniguchi
口 深 司 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIAN SOGO KENKYUSHO KK
Original Assignee
DAIAN SOGO KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIAN SOGO KENKYUSHO KK filed Critical DAIAN SOGO KENKYUSHO KK
Priority to JP7332725A priority Critical patent/JPH09143854A/ja
Publication of JPH09143854A publication Critical patent/JPH09143854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/007Anti-mite, anti-allergen or anti-bacterial means

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間抗菌抗黴効力を維持でき、かつ、人体
に悪影響のなく、清潔、衛生的に使用する。 【解決手段】 銀イオンを含有する溶解性ガラスの粉末
を含むポリプロピレン繊維製の不織布8を表布7と下地
(クッション部)6との間に挟み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌抗黴機能を有
するソファ、劇場の椅子、車両用座席、事務用ないしは
家庭用椅子、座椅子等各種の椅子に関し、特に、使用者
の身体に接する座部、背もたれ、肘掛け等の抗菌性を向
上し、長期間、変色の発生、抗菌抗黴防虫効果を維持し
て、衛生的で気持ちよく使用できる椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、抗菌抗黴機能を有するグッズが各
方面で実用化され、特に、不特定の人が使用して汚れて
不潔になりやすい椅子にも抗菌抗黴防虫機能を持った椅
子が期待されている。その抗菌抗黴防虫機能は、長期間
持続しないと椅子として実用性が乏しいので、抗菌抗黴
防虫持続性が問題となっている。抗菌抗黴防虫持続性の
維持には、銀イオン等を含有する溶解性ガラスを用い
て、この溶解性ガラスの微量の溶解に伴って浸出する銀
イオン等によって抗菌抗黴防虫機能を発揮させることが
考えられ、椅子等にこれを用いるには、この溶解性ガラ
スを不織布に含ませたものが適当である。
【0003】従来の溶解性ガラスを含む不織布は、例え
ば、特開平4−24258号公報に記載された銀、銅、
又は亜鉛イオン含有B23 −SiO2 −R2 O系ガラ
ス等の粉末を混合又は添加したようなものがある。この
種の不織布においては、溶解性ガラスの組成とその添加
量の範囲の選び方によって、抗菌抗黴機能に幅を持たせ
るようにされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の抗菌抗黴機能を有する不織布にあっては、衣
料の芯地、フィルター衛生材料、日用品、さらにタオ
ル、スポーツ用品等広範囲の用途に使用することを意図
した汎用品を提供することを目的としていたため、椅子
としては必ずしも最適なものとは言えないという問題点
があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、不織布の繊維及び溶解性ガラスの
粉末に含有させる抗菌抗黴防虫機能性金属イオンの種類
を特定して、抗菌抗黴防虫機能を有する椅子として前記
の課題を解決した従来にない新規な椅子を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の椅子は、銀イオ
ンを含有する溶解性ガラスの粉末を含むポリプロピレン
繊維を使用するか、又は、不織布の接着成分中に前記溶
解性ガラスの粉末を含ませるか、或いは繊維及び接着成
分のいずれにも前記溶解性ガラスの粉末を含ませて得た
不織布を表布と下地との間に挟み込んで、抗菌抗黴防虫
機能を持たせたことを特徴とする。
【0007】また、銀イオンを含有する粒径が50μm
以下の溶解性ガラスの粉末を、構成繊維素材中に30重
量%以下の割合で練り込み、10ng/cm2 /day
以上の銀イオンの初期溶出速度を持たせたポリプロピレ
ン繊維の不織布を、表布と下地との間に挟み込んで、抗
菌抗黴機能を持たせたことを特徴とする。
【0008】更に、この銀イオンを含有する溶解性ガラ
スが、その組成比率においてP25 が49〜51モル
%、MgOが43〜45モル%、Al23 が5〜7モ
ル%である溶解性ガラスにAg2 Oを0.1〜0.7重
量%配合してなるものであることを特徴とする。
【0009】本発明において、不織布や綿の構成繊維と
して使用できる合成繊維は、ポリプロピレン繊維に限定
される。疎水性繊維製のものでないと吸湿によって無用
な銀イオン溶出が進み、早期に抗菌抗黴作用を劣化させ
るという欠点を生じる。疎水性繊維の代表としてポリオ
レフィン系繊維が挙げられ、ポリオレフィン系繊維を代
表するものにポリプロピレン繊維とポリエチレン繊維が
ある。しかしながら、後者は細繊度繊維のものが得られ
ないので柔らかいソフトな感触が得られず、椅子の身体
に接触する部分に用いるには、ポリプロピレン繊維に限
定されることになる。
【0010】不織布を作るための繊維接着剤には、ウレ
タン、アクリル、合成ゴムラテックス、メラミン系エマ
ルジョン等の有機溶剤系接着剤成分(バインダー)が使
用できる。なお、不織布を作る方法には、上記のバイン
ダーを使用する方法のほかに、フェルト状繊維ウエブを
溶融接着させる方法、或いはニードルパンチ方式により
繊維を互いにからませる機械的方法もある。
【0011】本発明において使用される銀イオンを含有
する溶解性ガラスとは、制限された溶解速度を示すよう
にガラスの物理的、化学的特性を考慮して組成を調節し
たガラスの総称であって、銀イオンを含有する溶解性ガ
ラスは数時間から数年間の任意の期間にわたって定めら
れた速度で銀イオンを溶出させることができる。そして
溶出した銀イオンは細菌や微生物の細胞壁に吸着したり
細胞膜内に凝縮して、いわゆるオリゴジナミー作用によ
り細菌や微生物の成育を阻害し、抗菌機能を発揮するこ
とができる。
【0012】一般に、黴や細菌、だに等が繁殖するの
は、湿度の高いときに集中し、湿度の低いときには、黴
や細菌はあまり繁殖しない。これに対し、溶解性ガラス
は、温度、湿度の高いときにその成分を多く溶出させ、
温度、湿度の低い時は、その成分を余り溶出させないの
で、黴や細菌の繁殖と正比例の関係にある。即ち、細菌
等が繁殖し易い時に、溶解性ガラスから抗菌抗黴成分を
多く溶出させ、逆に、細菌等が余り繁殖しない時には、
溶解性ガラスから抗菌抗黴成分をほとんど溶出させない
ようになっている。
【0013】溶解性ガラスの添加量は、粒径によっても
異なるが、粒径が50μm以下の場合には、不織布の重
量に対し、0.1〜30重量%の範囲が望ましい。溶解
性ガラスに含ませる抗菌抗黴性成分としてのイオンを放
出する金属としては、銀のほかに銅、亜鉛その他の抗菌
抗黴機能を有する金属化合物が考えられるが、安全性、
その抗菌抗黴性から銀イオンを放出するものに限定され
る。
【0014】本発明で用いた不織布からの銀イオンの溶
出量は、20℃蒸留水中で10ng/cm2 /day以
上の時、オリゴジナミー作用により細菌や黴の繁殖を阻
害して、好ましい結果が得られた。
【0015】本発明において使用できる溶解性ガラスの
成分としては、SiO2 、B23、P25 などの網
目形成酸化物、或いはNa2 O、K2 O、Cao、Mg
O、BaO、Al23 、TiO2 、ZnOなどの網目
修飾酸化物からなる、吸湿した場合にその水分によって
溶解性ガラスが僅かずつ溶解し、ガラス組成中に含ませ
た銀イオンを溶出するものが特に制限されることなく使
用できるが、請求項3記載の組成の溶解性ガラスを使用
する時は、椅子の表布や不織布の黄変防止と抗菌抗黴作
用の持続の面から特に有利である。
【0016】本発明の椅子は、上記の要件を満足させる
抗菌抗黴機能を有する不織布を用い、不織布を、常法に
より、単層で、場合によっては積層体として、刺子状、
キルティング状、又はハ刺し縫い状にミシン掛けして補
強し、これを椅子の座部、背もたれ、肘掛け等の身体に
接触する部位の表布とその裏面の下地、すなわち、発泡
樹脂、ばね等のクッション部あるいは木板等の基部との
間に挟み込んで表布とともに縫い付けて仕上げる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
である椅子を示す正面図で、1は座部で、この座部1は
下側をフレーム1Aで支えられ、このフレーム1Aは前
後4か所を脚2で支持されている。フレーム1Aの後方
立ち上がり部分には、背もたれ3が後に緩い傾斜を持っ
て取り付けられ、この背もたれ3の左右中間部のフレー
ム1Aから肘掛け4が延設されている。
【0018】この椅子に座る人の身体は、座部1と背も
たれ3との各内面に接触し、時には、手や腕が肘掛け4
上面に接触する。これら接触部は、坐り心地をよくする
為にクッション性を持たせるのが普通であるが、身体と
の接触によりもっとも汚れやすく、不潔になり黴等も生
えやすいところでもある。図2は、この身体接触部の
内、座部1の詳細断面を示す。5は金属板、木板等から
なる基部で、この基部5の上に発泡樹脂からなるクッシ
ョン部6を張り、その上に張る表布7とクッション部6
との間に後述する抗菌抗黴防虫機能のあるポリプロピレ
ン繊維の不織布8を挟み込んで張り上げてある。
【0019】座部1には座る人の体重のかなりの部分が
加わるから、クッション部6としては、金属ばね等を用
いてもよい。この場合は、金属ばね等の上面にやや固い
シートを敷き、その上に不織布8と表布7を張るように
する。背もたれ3や肘掛け4には、クッション部として
発泡樹脂のクッション材やフェルト等を用い、その上
に、不織布、表布を張り重ねるか、不織布自体を厚目に
してそれ自体クッション性を持たせ、フレーム等の基部
に直接、不織布、表布を張り重ねる。
【0020】ここに用いた不織布8は、以下のようにし
て製造したものを用いた。先ず、ポリプロピレンを溶融
紡糸する際に、その粒径が25μm以下に粉砕されたP
25 50モル%、MgO 44モル%、Al23
6モル%、Ag2 O 0.5重量%の割合の組成から
なる抗菌抗黴性溶解性ガラス粉末をポリマー重量に対し
1.5重量%均一に配合し、溶融紡糸して、繊維長30
mm、繊度3デニールの短繊維を得た。
【0021】次ぎに、この短繊維を抄造機を用いて水中
に分散させ抄造した。更にカレンダーロール機で熱圧加
工(約130℃で)し、次いで、150℃で1分間熱処
理して、目付30〜35g/m2 の不織布に仕上げた。
この不織布の抗菌抗黴性を調べる為、不織布25cm2
切り取り、温度20℃の水50cc中に24時間浸漬
し、銀イオンの溶出量を測定したところ、40ng/c
2 /dayの結果を得た。
【0022】また、この不織布を9cm2 (3cm×3
cm)の大きさに切り取り、普通ブイヨン寒天培地に青
黴の胞子懸濁液を塗布した上に載せ、24℃で4週間培
養した。そして、黴発育阻止帯の長さを測定して、本発
明に係る不織布の周囲2〜3mmには青黴の発生が認め
られないという結果を得た。なお、この4週間の間に不
織布には黄変が全く生じなかった。
【0023】この不織布8から適宜量溶出してくる銀イ
オンは、不織布8に接する表布7とクッション部6の発
泡樹脂等に滲み出して椅子の身体接触部全体に抗菌抗黴
作用を及ぼし、長期間にわたって椅子の身体接触部を清
潔に保つ。椅子が乾燥しているときは、銀イオンの溶出
が減り、使用して汗等を吸収したときは銀イオンの溶出
が増えて抗菌抗黴作用が強まる。
【0024】また、だにの発生阻止については、上述の
椅子と通常の表布付き椅子とを比較使用した。だにが発
生しやすい高温多湿の環境で使用して6か月経過後、通
常の椅子では1500〜2000匹/100cm2 のだに
が発生したのに対し、本発明の椅子では10〜20匹/
100cm2 に過ぎなかった。
【0025】抗菌抗黴機能のあるポリプロピレン繊維の
不織布として、次ぎに述べる別の不織布を用いてみた。
先ず、市販のポリプロピレンを熱融着した不織布(目付
300g/m2 )を入手した。
【0026】一方、溶解性ガラス(P25 65モル
%、CaO 15モル%、Na2 O14モル%、Al2
3 6モル%の基礎ガラス組成に対し、Ag2
1.0重量%を添加したガラスを20μm以下に粉砕し
たもの)をアクリル系水性エマルジョンに5重量/体積
%となるように添加して、懸濁液を調整した。この液の
槽中に、前記の不織布をパッティング後ニップローラで
絞液し、過剰の水分を除去後、140℃で30分かけて
熱接着して、抗菌抗黴機能をもたせた不織布に仕上げ
た。
【0027】この不織布の抗菌抗黴を調べる為、不織布
25cm2 を20℃の水に24時間浸漬後の銀の溶出量
を測定した。溶解性ガラスの付着量8.0g/m2 、銀
イオンの溶出速度700ng/cm2 /dayという結
果を得た。次に、青黴の発育阻止について、ポテトデキ
ストロース寒天培地上で25℃にて1週間培養した後、
発育阻止帯を観察した。不織布の周囲5mmには青黴の
発生が認められなかった。
【0028】更に、この後、この被験体を水に1日浸漬
後、銀イオンの溶出による青黴発育阻止機能の低下につ
いても観察したが、青黴阻止帯の長さは4mmと僅かに
低下しただけで、十分な抗黴効果の維持が期待できる結
果を得た。防虫効果についても、抗菌抗黴性溶解性ガラ
ス粉末を混ぜたポリプロピレン不織布同様の効果が期待
できる。
【0029】なお、上述の実施形態では、基部5の上に
クッション部6、表布7等を張ったが、ソファ等の座
部、背もたれに用いられる両面に表布を張って表裏いず
れでも使用するタイプの椅子の場合には、両面の表布と
その中のクッション部との間に抗菌抗黴機能のあるポリ
プロピレン繊維の不織布8を挟み込む。背もたれの裏面
等、身体に触れない部分にも表布を用いた椅子の場合に
は、全体の表布に対してその下の下地(クッション材あ
るいは基部)との間にポリプロピレン繊維の不織布8を
挟み込むとよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ソフ
ァ、劇場の椅子、車両用座席、事務用ないし家庭用椅
子、座椅子等各種の椅子の身体に接する座部、背もた
れ、肘掛け等の表布と下地との間に、銀イオンを含有す
る溶解性ガラスの粉末を含むポリプロピレン繊維を使用
するか、又は、不織布の接着成分中に前記溶解性ガラス
の粉末を含ませるか、或いは繊維及び接着成分のいずれ
にも前記溶解性ガラスの粉末を含ませて得た不織布を挟
み込んだので、長期間に亙って、抗菌抗黴防虫機能を維
持でき、清潔、衛生的な状態で椅子を使用することがで
きる。
【0031】不織布を構成するポリプロピレン繊維は疎
水性で、汗等を含みにくく快適であるばかりでなく、乾
燥が速やかにできて、不使用時の無駄な銀イオンの溶出
を抑制でき、また、抗菌抗黴機能を有する溶解性ガラス
の組成とその添加量を相当広範囲に選択できるので、抗
菌抗黴機能に幅を持たせることができ、更に、抗菌抗黴
防虫機能を有する成分を人体に安全な銀化合物に限定し
たので、安全衛生上からも全く問題なく椅子として使用
することができる。
【0032】銀イオンを含有する粒径が50μm以下の
溶解性ガラスの粉末を、構成繊維素材中に30重量%以
下の割合で練り込み、10ng/cm2 /day以上の
銀イオンの初期溶出速度を持たせたポリプロピレン繊維
の不織布を用いると、銀イオンを外表面に付着させた場
合に比較して脱落のおそれをなくすることができ、従来
の抗菌繊維に比較してその抗菌抗黴機能を発揮できる期
間がはるかに長く、長期間にわたって安定した効果を維
持することができる。
【0033】更に、銀イオンを含有する溶解性ガラス
が、その組成比率においてP25 が49〜51モル
%、MgOが43〜45モル%、Al23 が5〜7モ
ル%である溶解性ガラスにAg2 Oを0.1〜0.7重
量%配合してなるようにすると、黄変したり変色するこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になる椅子の正面図であ
る。
【図2】本発明の要部断面図である。
【符号の説明】
1 座部 6 下地(クッション部) 7 表布 8 不織布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/42 D04H 1/42 K 3/00 3/00 A D06M 23/02 D06M 23/02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀イオンを含有する溶解性ガラスの粉末
    を含むポリプロピレン繊維を使用するか、又は、不織布
    の接着成分中に前記溶解性ガラスの粉末を含ませるか、
    或いは繊維及び接着成分のいずれにも前記溶解性ガラス
    の粉末を含ませて得た不織布を表布と下地との間に挟み
    込んで、抗菌抗黴防虫機能を持たせたことを特徴とする
    椅子。
  2. 【請求項2】 銀イオンを含有する粒径が50μm以下
    の溶解性ガラスの粉末を、構成繊維素材中に30重量%
    以下の割合で練り込み、10ng/cm2 /day以上
    の銀イオンの初期溶出速度を持たせたポリプロピレン繊
    維の不織布を、表布と下地との間に挟み込んで、抗菌抗
    黴防虫機能を持たせたことを特徴とする椅子。
  3. 【請求項3】 前記銀イオンを含有する溶解性ガラス
    が、その組成比率においてP25 が49〜51モル
    %、MgOが43〜45モル%、Al23 が5〜7モ
    ル%である溶解性ガラスにAg2 Oを0.1〜0.7重
    量%配合してなるものであることを特徴とする請求項1
    又は2記載の椅子。
JP7332725A 1995-11-28 1995-11-28 椅 子 Pending JPH09143854A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014049315A1 (en) 2012-09-26 2014-04-03 Titan Furniture (Uk) Limited Furniture

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