JP3025272U - 椅子および椅子用クッション - Google Patents
椅子および椅子用クッションInfo
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- silver ions
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- antibacterial
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 長期間抗菌抗黴効力を維持でき、かつ、人体
に悪影響のなく、清潔、衛生的に使用する。 【解決手段】 銀イオンを含有する溶解性ガラスの粉末
を含むポリプロピレン繊維製の不織布8を表布7とクッ
ション部6との間に挟み込む。
に悪影響のなく、清潔、衛生的に使用する。 【解決手段】 銀イオンを含有する溶解性ガラスの粉末
を含むポリプロピレン繊維製の不織布8を表布7とクッ
ション部6との間に挟み込む。
Description
【0001】
本考案は、抗菌抗黴機能を有するソファ、劇場の椅子、車両用座席、事務用な いしは家庭用椅子、座椅子等各種の椅子に関し、特に、使用者の身体に接する座 部、背もたれ、肘掛け等の抗菌性を向上し、長期間、変色の発生、抗菌抗黴防虫 効果を維持して、衛生的で気持ちよく使用できる椅子および椅子用クッションに 関する。
【0002】
近年、抗菌抗黴機能を有するグッズが各方面で実用化され、特に、不特定の人 が使用して汚れて不潔になりやすい椅子にも抗菌抗黴防虫機能を持った椅子が期 待されている。その抗菌抗黴防虫機能は、長期間持続しないと椅子として実用性 が乏しいので、抗菌抗黴防虫持続性が問題となっている。抗菌抗黴防虫持続性の 維持には、銀イオン等を含有する溶解性ガラスを用いて、この溶解性ガラスの微 量の溶解に伴って浸出する銀イオン等によって抗菌抗黴防虫機能を発揮させるこ とが考えられ、椅子等にこれを用いるには、この溶解性ガラスを不織布に含ませ たものが適当である。
【0003】 従来の溶解性ガラスを含む不織布は、例えば、特開平4−24258号公報に 記載された銀、銅、又は亜鉛イオン含有B2 O3 −SiO2 −R2 O系ガラス等 の粉末を混合又は添加したようなものがある。この種の不織布においては、溶解 性ガラスの組成とその添加量の範囲の選び方によって、抗菌抗黴機能に幅を持た せるようにされていた。
【0004】
しかしながら、このような従来の抗菌抗黴機能を有する不織布にあっては、衣 料の芯地、フィルター衛生材料、日用品、さらにタオル、スポーツ用品等広範囲 の用途に使用することを意図した汎用品を提供することを目的としていたため、 椅子としては必ずしも最適なものとは言えないという問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、不織布の繊維 及び溶解性ガラスの粉末に含有させる抗菌抗黴防虫機能性金属イオンの種類を特 定して、抗菌抗黴防虫機能を有する椅子として前記の課題を解決した従来にない 新規な椅子および椅子用クッションを提供することを目的とする。
【0006】
本考案は、銀イオンを含有する溶解性ガラスの粉末を含むポリプロピレン繊維 製の不織布を表布とクッション部との間に挟み込む等して表布の内側に沿わせ、 抗菌抗黴防虫機能を持たせたことを特徴とする。
【0007】 また、この椅子または椅子用クッションにおいて、不織布が、銀イオンを含有 する粒径が50μm以下の溶解性ガラスの粉末を構成繊維素材中に30重量%以 下の割合で練り込み、10ng/cm2 /day以上の銀イオンの初期溶出速度 を持たせたポリプロピレン繊維製であることを特徴とする。
【0008】 更に、この銀イオンを含有する溶解性ガラスが、その組成比率においてP2 O 5 が49〜51モル%、MgOが43〜45モル%、Al2 O3 が5〜7モル% である溶解性ガラスにAg2 Oを0.1〜0.7重量%配合してなるものである ことを特徴とする。
【0009】 本考案において、不織布や綿の構成繊維として使用できる合成繊維は、ポリプ ロピレン繊維に限定される。疎水性繊維製のものでないと吸湿によって無用な銀 イオン溶出が進み、早期に抗菌抗黴作用を劣化させるという欠点を生じる。疎水 性繊維の代表としてポリオレフィン系繊維が挙げられ、ポリオレフィン系繊維を 代表するものにポリプロピレン繊維とポリエチレン繊維がある。しかしながら、 後者は細繊度繊維のものが得られないので柔らかいソフトな感触が得られず、椅 子の身体に接触する部分に用いるには、ポリプロピレン繊維に限定されることに なる。
【0010】 不織布を作るための繊維接着剤には、ウレタン、アクリル、合成ゴムラテック ス、メラミン系エマルジョン等の有機溶剤系接着剤成分(バインダー)が使用で きる。 なお、不織布を作る方法には、上記のバインダーを使用する方法のほかに、フ ェルト状繊維ウエブを溶融接着させる方法、或いはニードルパンチ方式により繊 維を互いにからませる機械的方法もある。
【0011】 本考案において使用される銀イオンを含有する溶解性ガラスとは、制限された 溶解速度を示すようにガラスの物理的、化学的特性を考慮して組成を調節したガ ラスの総称であって、銀イオンを含有する溶解性ガラスは数時間から数年間の任 意の期間にわたって定められた速度で銀イオンを溶出させることができる。そし て溶出した銀イオンは細菌や微生物の細胞壁に吸着したり細胞膜内に凝縮して、 いわゆるオリゴジナミー作用により細菌や微生物の成育を阻害し、抗菌機能を発 揮することができる。
【0012】 一般に、黴や細菌、だに等が繁殖するのは、湿度の高いときに集中し、湿度の 低いときには、黴や細菌はあまり繁殖しない。これに対し、溶解性ガラスは、温 度、湿度の高いときにその成分を多く溶出させ、温度、湿度の低い時は、その成 分を余り溶出させないので、黴や細菌の繁殖と正比例の関係にある。即ち、細菌 等が繁殖し易い時に、溶解性ガラスから抗菌抗黴成分を多く溶出させ、逆に、細 菌等が余り繁殖しない時には、溶解性ガラスから抗菌抗黴成分をほとんど溶出さ せないようになっている。
【0013】 溶解性ガラスの添加量は、粒径によっても異なるが、粒径が50μm以下の場 合には、不織布の重量に対し、0.1〜30重量%の範囲が望ましい。溶解性ガ ラスに含ませる抗菌抗黴性成分としてのイオンを放出する金属としては、銀のほ かに銅、亜鉛その他の抗菌抗黴機能を有する金属化合物が考えられるが、安全性 、その抗菌抗黴性から銀イオンを放出するものに限定される。
【0014】 本考案で用いた不織布からの銀イオンの溶出量は、20℃蒸留水中で10ng /cm2 /day以上の時、オリゴジナミー作用により細菌や黴の繁殖を阻害し て、好ましい結果が得られた。
【0015】 本考案において使用できる溶解性ガラスの成分としては、SiO2 、B2 O3 、P2 O5 などの網目形成酸化物、或いはNa2 O、K2 O、Cao、MgO、 BaO、Al2 O3 、TiO2 、ZnOなどの網目修飾酸化物からなる、吸湿し た場合にその水分によって溶解性ガラスが僅かずつ溶解し、ガラス組成中に含ま せた銀イオンを溶出するものが特に制限されることなく使用できるが、請求項3 および6記載の組成の溶解性ガラスを使用する時は、椅子、クッションの表布や 不織布の黄変防止と抗菌抗黴作用の持続の面から特に有利である。
【0016】 本考案の椅子および椅子用クッションは、上記の要件を満足させる抗菌抗黴機 能を有する不織布を用い、不織布を、常法により、単層で、場合によっては積層 体として、刺子状、キルティング状、又はハ刺し縫い状にミシン掛けして補強し 、これを椅子の座部、背もたれ、肘掛け等の身体に接触する部位の表布とその裏 面の発泡樹脂、ばね等のクッション部との間に挟み込む等して、表布の内側に沿 わせて、表布とともに縫い付けて仕上げる。
【0017】
以下、本考案の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施形態である椅子を示す正面図で、1は座部で、この座 部1は下側をフレーム1Aで支えられ、このフレーム1Aは前後4か所を脚2で 支持されている。フレーム1Aの後方立ち上がり部分には、背もたれ3が後に緩 い傾斜を持って取り付けられ、この背もたれ3の左右中間部のフレーム1Aから 肘掛け4が延設されている。
【0018】 この椅子に座る人の身体は、座部1と背もたれ3との各内面に接触し、時には 、手や腕が肘掛け4上面に接触する。これら接触部は、坐り心地をよくする為に クッション性を持たせるのが普通であるが、身体との接触によりもっとも汚れや すく、不潔になり黴等も生えやすいところでもある。 図2は、この身体接触部の内、座部1の詳細断面を示す。5は金属板、木板等 からなる基部で、この基部5の上に発泡樹脂からなるクッション部6を張り、そ の上に張る表布7とクッション部6との間に後述する抗菌抗黴防虫機能のあるポ リプロピレン繊維の不織布8と表布7を挟み込んで張り上げてある。
【0019】 座部1には座る人の体重のかなりの部分が加わるから、クッション部6として は、金属ばね等を用いてもよい。この場合は、金属ばね等の上面にやや固いシー トを敷き、その上に不織布8を張るようにする。 背もたれ3や肘掛け4には、クッション部として発泡樹脂のクッション材やフ ェルト等を用い、その上に、不織布、表布を張り重ねる。
【0020】 ここに用いた不織布8は、以下のようにして製造したものを用いた。 先ず、ポリプロピレンを溶融紡糸する際に、その粒径が25μm以下に粉砕さ れたP2 O5 50モル%、MgO 44モル%、Al2 O3 6モル%、Ag 2 O 0.5重量%の割合の組成からなる抗菌抗黴性溶解性ガラス粉末をポリマ ー重量に対し1.5重量%均一に配合し、溶融紡糸して、繊維長30mm、繊度 3デニールの短繊維を得た。
【0021】 次ぎに、この短繊維を抄造機を用いて水中に分散させ抄造した。更にカレンダ ーロール機で熱圧加工(約130℃で)し、次いで、150℃で1分間熱処理し て、目付30〜35g/m2 の不織布に仕上げた。 この不織布の抗菌抗黴性を調べる為、不織布25cm2 切り取り、温度20℃ の水50cc中に24時間浸漬し、銀イオンの溶出量を測定したところ、40n g/cm2 /dayの結果を得た。
【0022】 また、この不織布を9cm2 (3cm×3cm)の大きさに切り取り、普通ブ イヨン寒天培地に青黴の胞子懸濁液を塗布した上に載せ、24℃で4週間培養し た。そして、黴発育阻止帯の長さを測定して、本考案に係る不織布の周囲2〜3 mmには青黴の発生が認められないという結果を得た。なお、この4週間の間に 不織布には黄変が全く生じなかった。
【0023】 この不織布8から適宜量溶出してくる銀イオンは、不織布8に接する表布7と クッション部6の発泡樹脂等に滲み出して椅子の身体接触部全体に抗菌抗黴作用 を及ぼし、長期間にわたって椅子の身体接触部を清潔に保つ。椅子が乾燥してい るときは、銀イオンの溶出が減り、使用して汗等を吸収したときは銀イオンの溶 出が増えて抗菌抗黴作用が強まる。
【0024】 また、だにの発生阻止については、上述の椅子と通常の表布付き椅子とを比較 使用した。だにが発生しやすい高温多湿の環境で使用して6か月経過後、通常の 椅子では1500〜2000匹/100cm2 のだにが発生したのに対し、本考案 の椅子では10〜20匹/100cm2 に過ぎなかった。
【0025】 図3は、本考案の他の実施形態である椅子を示す正面図で、椅子のフレーム1 0上には座部クッション11と背もたれ部クッション12が置かれ、フレーム1 0は前後4か所を脚2で支持されている。フレーム10の表面は、図4に示すよ うに、クッション11,12と共布の表布13で覆い、その内側には抗菌抗黴機 能のあるポリプロピレン繊維の不織布14を沿わせてある。 座部クッション11と背もたれ部クッション12とは、持ち上げるだけで取り 外しでき、クッションだけを天日に干したり、埃をはたいたりできるし、裏返し て使用することもできる。
【0026】 座部クッション11と背もたれ部クッション12とは、図5に示すように、そ れぞれ全外周が表布13で覆われ、内部には発泡樹脂のクッション部15があっ てクッション作用を持たせている。この表布13とクッション部15との間に、 抗菌抗黴機能のあるポリプロピレン繊維の不織布14を挟み込んで表布に沿わせ て縫い上げてある。 このポリプロピレン繊維の不織布14として、次ぎに述べる不織布を用いた。 先ず、市販のポリプロピレンを熱融着した不織布(目付 300g/m2 )を 入手した。
【0027】 一方、溶解性ガラス(P2 O5 65モル%、CaO 15モル%、Na2 O 14モル%、Al2 O3 6モル%の基礎ガラス組成に対し、Ag2 O 1. 0重量%を添加したガラスを20μm以下に粉砕したもの)をアクリル系水性エ マルジョンに5重量/体積%となるように添加して、懸濁液を調整した。 この液の槽中に、前記の不織布をパッティング後ニップローラで絞液し、過剰 の水分を除去後、140℃で30分かけて熱接着して、抗菌抗黴機能をもたせた 不織布に仕上げた。
【0028】 この不織布の抗菌抗黴を調べる為、不織布25cm2 を20℃の水に24時間 浸漬後の銀の溶出量を測定した。溶解性ガラスの付着量8.0g/m2 、銀イオ ンの溶出速度700ng/cm2 /dayという結果を得た。 次に、青黴の発育阻止について、ポテトデキストロース寒天培地上で25℃に て1週間培養した後、発育阻止帯を観察した。不織布の周囲5mmには青黴の発 生が認められなかった。
【0029】 更に、この後、この被験体を水に1日浸漬後、銀イオンの溶出による青黴発育 阻止機能の低下についても観察したが、青黴阻止帯の長さは4mmと僅かに低下 しただけで、十分な抗黴効果の維持が期待できる結果を得た。 防虫効果についても、抗菌抗黴性溶解性ガラス粉末を混ぜたポリプロピレン不 織布同様の効果が期待できる。
【0030】
以上のように、本考案によれば、ソファ、劇場の椅子、車両用座席、事務用な いし家庭用椅子、座椅子等各種の椅子の座部、背もたれ、肘掛け等の表布とクッ ション部との間に、銀イオンを含有する溶解性ガラスの粉末を含むポリプロピレ ン繊維製の不織布を挟み込む等して、表布の内側に沿わせたので、長期間に亙っ て、抗菌抗黴防虫機能を維持でき、清潔、衛生的な状態で椅子、椅子用クッショ ンを使用することができる。
【0031】 不織布を構成するポリプロピレン繊維は疎水性で、汗等を含みにくく快適であ るばかりでなく、乾燥が速やかにできて、不使用時の無駄な銀イオンの溶出を抑 制でき、また、抗菌抗黴機能を有する溶解性ガラスの組成とその添加量を相当広 範囲に選択できるので、抗菌抗黴機能に幅を持たせることができ、更に、抗菌抗 黴防虫機能を有する成分を人体に安全な銀化合物に限定したので、安全衛生上か らも全く問題なく椅子として使用することができる。
【0032】 銀イオンを含有する粒径が50μm以下の溶解性ガラスの粉末を、構成繊維素 材中に30重量%以下の割合で練り込み、10ng/cm2 /day以上の銀イ オンの初期溶出速度を持たせたポリプロピレン繊維の不織布を用いると、銀イオ ンを外表面に付着させた場合に比較して脱落のおそれをなくすることができ、従 来の抗菌繊維に比較してその抗菌抗黴機能を発揮できる期間がはるかに長く、長 期間にわたって安定した効果を維持することができる。
【0033】 更に、銀イオンを含有する溶解性ガラスが、その組成比率においてP2 O5 が 49〜51モル%、MgOが43〜45モル%、Al2 O3 が5〜7モル%であ る溶解性ガラスにAg2 Oを0.1〜0.7重量%配合してなるようにすると、 黄変したり変色することを防止することができる。
【図1】本考案の一実施形態になる椅子の正面図であ
る。
る。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】本考案の他の実施形態になるクッションを用い
た椅子の正面図である。
た椅子の正面図である。
【図4】図2のフレームの要部拡大断面図である。
【図5】図2のクッションの要部拡大断面図である。
1 座部 6 クッション部 7 表布 8 不織布 11 座部クッション 12 背もたれ部クッション 13 表布 14 不織布 15 クッション部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 13/14 21/36
Claims (6)
- 【請求項1】 銀イオンを含有する溶解性ガラスの粉末
を含むポリプロピレン繊維製の不織布を表布の内側に沿
わせて配設し、抗菌抗黴防虫機能を持たせたことを特徴
とする椅子。 - 【請求項2】 不織布が、銀イオンを含有する粒径が5
0μm以下の溶解性ガラスの粉末を構成繊維素材中に3
0重量%以下の割合で練り込み、10ng/cm2 /d
ay以上の銀イオンの初期溶出速度を持たせたポリプロ
ピレン繊維製であることを特徴とする請求項1記載の椅
子。 - 【請求項3】 前記銀イオンを含有する溶解性ガラス
が、その組成比率においてP2 O5 が49〜51モル
%、MgOが43〜45モル%、Al2 O3 が5〜7モ
ル%である溶解性ガラスにAg2 Oを0.1〜0.7重
量%配合してなるものであることを特徴とする請求項1
記載の椅子。 - 【請求項4】 銀イオンを含有する溶解性ガラスの粉末
を含むポリプロピレン繊維製の不織布を表布とクッショ
ン部との間に挟み込んで、抗菌抗黴防虫機能を持たせた
ことを特徴とする椅子用クッション。 - 【請求項5】 不織布が、銀イオンを含有する粒径が5
0μm以下の溶解性ガラスの粉末を構成繊維素材中に3
0重量%以下の割合で練り込み、10ng/cm2 /d
ay以上の銀イオンの初期溶出速度を持たせたポリプロ
ピレン繊維製であることを特徴とする請求項4記載の椅
子用クッション。 - 【請求項6】 前記銀イオンを含有する溶解性ガラス
が、その組成比率においてP2 O5 が49〜51モル
%、MgOが43〜45モル%、Al2 O3 が5〜7モ
ル%である溶解性ガラスにAg2 Oを0.1〜0.7重
量%配合してなるものであることを特徴とする請求項4
記載の椅子用クッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013587U JP3025272U (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 椅子および椅子用クッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013587U JP3025272U (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 椅子および椅子用クッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3025272U true JP3025272U (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=43160482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013587U Expired - Lifetime JP3025272U (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 椅子および椅子用クッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025272U (ja) |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP1995013587U patent/JP3025272U/ja not_active Expired - Lifetime
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