JPH09142587A - 給油管理システム - Google Patents

給油管理システム

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JPH09142587A
JPH09142587A JP32521995A JP32521995A JPH09142587A JP H09142587 A JPH09142587 A JP H09142587A JP 32521995 A JP32521995 A JP 32521995A JP 32521995 A JP32521995 A JP 32521995A JP H09142587 A JPH09142587 A JP H09142587A
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Yoshio Shimamura
宣雄 島村
Akifumi Kanamori
明文 金森
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仁一 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来から設置されているPOSを利用しなが
らセルフサービスに必要な機能を持たせることができ、
かつ機能を簡単にして安価に実現できる給油管理システ
ムを提供する。 【解決手段】 複数台の給油機11,…と、複数台の給
油機11,…に第1のデータ通信手段42を介して接続
されそれぞれの給油機の給油状態と給油情報を表示モニ
ター51に表示し、表示モニター51上に表示されるス
イッチ箇所にカーソルを移動し、スイッチ手段50を操
作して複数台の給油機11,…を管理するセルフコンソ
ール40と、セルフコンソール40に第2のデータ通信
手段49を介して接続されたPOS端末14とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、給油所の複数台の
給油機を集中管理する給油管理システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、給油所に設けられる複数台の給油
機を管理する装置が種々開発されている。例えば、特公
平1−23396号公報には、複数台の給油機にPOS
を接続した給油データ記録装置が開示されており、給油
量及びその価格を演算して表示、記録することができ
る。また、特開平1−27936号公報には、各種プロ
トコルの給油機を1台のPOSに接続するための接続装
置が開示されており、プロトコルの異なる複数の給油機
とPOSとを接続することができる。さらに、特開平5
−162793号公報には、複数台の給油機を1台のデ
ィスプレイにより管理する給油機制御装置が開示されて
おり、POSの機能とセルフサービスに必要な監視機能
などとを一体化して各給油機を集中管理できるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記給油データ記録装置あるいは接続装置のように複数
台の給油機にPOSを接続することができるが、セルフ
サービスに必要な監視機能などを持たせようとしたとき
には、POSの内部で用いられるソフトウエアが各社別
々であるため、それぞれ別々に作らなければならなかっ
た。また、従来の上記給油機制御装置では、POSの機
能とセルフサービスに必要な監視機能などとを一体化し
たものであり、既存のPOSを利用することができな
い。すなわち、従来の多くの給油所では、既にPOSが
導入されているが、そのPOSを利用しながら将来のセ
ルフサービスの運営に必要な機器を有機的に統合し1人
のオペレータで集中管理できることが要望されている。
【0004】そこで本発明は、従来から設置されている
POSを利用しながらセルフサービスに必要な機能を持
たせることができ、かつ機能を簡単にして安価に実現で
きる給油管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給油管理システムは、複数台の給油機と、
該複数台の給油機に第1のデータ通信手段を介して接続
されそれぞれの給油機の給油状態と給油情報を表示モニ
ターに表示し、スイッチ手段の操作により前記複数台の
給油機を管理するセルフコンソールと、該セルフコンソ
ールに第2のデータ通信手段を介して接続されたPOS
端末とを備えたものである。セルフコンソールにより既
存のPOS端末を利用しながらセルフサービスに必要な
機能を持たせ、かつ機能を簡単にして安価に実現でき
る。
【0006】前記セルフコンソールには、前記給油機の
周囲を撮影するビデオカメラからのデータを受信するビ
デオデータ受信手段が設けられ、給油要求のある給油機
の周囲の映像を前記表示モニターに表示される画面に重
ねて表示することが、給油許可を確実に行うことがで
き、操作も簡単になる点で好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
より具体的に説明する。図1は本発明の給油管理システ
ムの構成を説明する図、図2は本発明の給油管理システ
ムのセルフコンソールとPOSの外観イメージを説明す
る斜視図である。
【0008】これらの図において、本実施形態の給油管
理システム10は、給油所に設けられる複数台の給油機
11,…と、給油状況の監視のためのビデオカメラ1
2,…と、地下タンク制御部、各種セキュリティセンサ
あるいは洗車機などの他の機器13と、これら給油機1
1,…、ビデオカメラ12,…、他の機器13にそれぞ
れ接続されるセルフコンソール40と、このセルフコン
ソール40に接続されるプリンタ15を有するPOS端
末14などとから構成されている。
【0009】図1に示すように、給油機11は、例え
ば、ハイオクタンガソリン、レギュラーガソリンあるい
は軽油等のいずれかを給油できる装置であり、その本体
内にポンプモータ21によって駆動される給油ポンプ2
2が配置されている。この給油ポンプ22は、その吸入
口側が地下タンクに連通するパイプに接続され、その吐
出口側が流量パルス発信器23を有する流量計24に接
続されている。この流量計24の出口側は本体の側面に
導出され、その部分に給油ホース25の一端部が接続さ
れている。この給油ホース25の先端部には、給油ノズ
ル26が接続され、その給油ノズル26が本体の側面に
設けられたノズル掛け27に着脱自在に掛けられるよう
になっている。ノズル掛け27の近傍には、給油ノズル
26の脱着によりオン・オフするノズルスイッチ28が
設けられている。また、本体の内部には、ノズルスイッ
チ28の信号によりポンプモータ21の動作を制御する
とともに、流量パルス発信器23から出力されるパルス
により流量を積算し、表示器29の給油量の表示を制御
する制御装置30が設けられている。さらに、この制御
装置30とセルフコンソール40との間は、制御装置3
0からノズルスイッチ28のオン・オフ信号及び給油量
に関する信号をセルフコンソール40へ転送し、またセ
ルフコンソール40から給油装置11を制御するための
信号を制御装置30へ転送するためのケーブル31で接
続されている。
【0010】ビデオカメラ12は、給油機11の周辺を
撮影するためのカメラであり、例えば、各給油機11毎
にそれぞれ設けられ、ビデオカメラ12とセルフコンソ
ール40との間は、映像信号などのビデオデータを転送
するためのケーブル32で接続されている。
【0011】他の機器13は、例えば、火災検知、人間
検知あるいはスプリンクラー作動等のために各所に設け
られた安全検知用のセンサ、地下タンクの油面や漏洩を
検知したりする地下タンク制御部、洗車機などであり、
セルフコンソール40との間を検知信号などを転送する
ためのケーブル33で接続されている。
【0012】POS端末14は、販売情報や仕入れ等の
段階で発生する各種情報をそれぞれの目的に応じて利用
できる情報に処理、加工する販売情報時点管理を行う端
末であり、セルフコンソール40との間を情報伝送する
ためのケーブル34で接続されている。プリンタ15
は、給油伝票や各種データを印字するためのものであ
り、POS端末14との間を印字データ転送のためのケ
ーブル35で接続されている。
【0013】セルフコンソール40は、標準的なパーソ
ナルコンピュータから構成され、図1に示すように、そ
のコンピュータ本体41により実現すべき機能として、
第1のデータ通信手段42、データ制御手段43、ビデ
オデータ受信手段44、第1及び第2の記憶手段45,
46、表示制御手段47、表示駆動手段48及び第2の
データ通信手段49を有し、かつスイッチ操作のための
スイッチ手段50と給油情報や映像情報を表示する表示
モニター51などを備えている。
【0014】第1のデータ通信手段42は、複数台の給
油機11,…の制御装置30からケーブル31を介して
送信されてくるノズルスイッチ28のオン・オフ信号及
び給油量データ、他の機器13から送信されてくるデー
タをデータ制御手段43の制御の元に取り込んだり、ま
た各部に指示を与えるためのデータをケーブル31,3
3を介して送信する部分である。データ制御手段43
は、第1のデータ通信手段42で取り込まれたデータを
必要により第1及び第2の記憶手段45,46に格納し
たり、それらから読み出したり、スイッチ手段50から
の信号を判断して各部に指示を与えたりする部分であ
る。第1の記憶手段45は、給油機11からの給油要求
に関する情報を格納する部分であり、後に詳細に説明す
るように、データ制御手段43の制御により給油機11
から給油要求信号があった順に先頭から並べて機番を格
納し、その先頭の給油機11に対する給油許可信号が出
力されたとき先頭の機番が消去され次に記憶されている
機番が順次先頭側に移動して格納されるようになってい
る。第2の記憶手段46は、各種の処理を行うためのプ
ログラムを格納したり、上述の取り込まれたデータを一
時的に格納したり、表示モニター51に表示すべき基本
画面等の画像データあるいはその基本画面に表示するシ
ンボルや文字等の画像データを格納している部分であ
る。ビデオデータ受信手段44は、ケーブル32を介し
てビデオカメラ12から送信されてくる映像データを取
り込み、表示制御手段47へ送信する部分である。表示
制御手段47は、データ制御手段43の制御の元に、表
示モニター51に表示すべき給油データあるいはビデオ
データ受信手段44で取り込まれた映像データを選択し
て表示のための制御を行う部分である。表示駆動手段4
8は、表示制御手段47で選択されたデータを表示モニ
ター51に表示させる部分である。第2のデータ通信手
段49は、給油機11の給油量等に関する販売データを
ケーブル34を介してPOS端末14へ転送したり、P
OS端末14からの情報をケーブル34を介してセルフ
コンソール40へ転送する部分である。スイッチ手段5
0は、表示モニター51に表示されるスイッチを操作す
るためにカーソルを移動させてクリックする、例えば、
マウスなどの入力手段であり、その操作はデータ制御手
段43により判別される。表示モニター51は、各給油
機11,…を管理するために必要な給油状態や給油情
報、機器ステイタス情報あるいはビデオカメラの映像な
どを表示する部分である。
【0015】図2に示すように、給油所の事務所などに
は、1人のオペレータにより操作されるセルフコンソー
ル40が配置されており、デスク61の下部にはセルフ
コンソール40の中心部を構成するコンピュータ本体4
1が配置され、デスク61の上部には表示モニター51
とマウス50が配置されている。また、セルフコンソー
ル40の近傍に隣接してデスク62が配置され、その上
部にはPOS端末14が配置され、その下部にはプリン
タ15が配置されている。
【0016】次に、セルフコンソール40の表示モニタ
ー51に表示される画面例を説明する。図3、図4及び
図5は本発明のセルフコンソールの表示モニターに表示
される画面例を示す図であり、図3は基本画面を示す
図、図4は給油要求のあった給油機のモニタリング画面
を示す図、図5は給油終了後の精算のためのモニタリン
グ画面を示す図である。
【0017】表示モニター51に表示される画面は、複
数の情報を同時に表示するものであり、基本画面は図3
に示すように、複数台の給油機11,…の給油状態と給
油情報を表示するための給油機モニタリング画面71
と、各機器のステイタス表示あるいはモード切換スイッ
チを表示するための機器ステイタス表示画面72とから
構成されている。
【0018】給油機モニタリング画面71は、表示モニ
ター51の表示画面が、それぞれの給油機11,…に対
応させてその給油状態と給油情報を表示するために複数
の区画に分割されており、各区画には給油機11の機械
番号を表示する領域71aと、レギュラーガソリン、ハ
イオクタンガソリンあるいは軽油等の油の種類を表示す
る領域71bと、給油状態を示すシンボル等を表示する
領域71cと、給油量を表示する領域71dとを有す
る。この給油機モニタリング画面71の表示例では、機
械番号が1番〜12番の12台の給油機11,…に対応
して、12個の区画に分割され、それぞれの区画の各領
域に機械番号や油の種類が表示されている。なお、図3
の表示例では、給油機11,…のいずれも使用されてい
ないため、給油状態を示すシンボル等を表示する領域7
1cや給油量を表示する領域71dには何も表示されて
いない。
【0019】機器ステイタス表示画面72は、他の機器
の状態表示あるいはモード切換スイッチを表示する画面
であり、給油機モニタリング画面71の下部が複数の区
画に区分されており、それぞれの領域にステイタスを代
表するシンボルあるいは文字等が表示されている。この
機器ステイタス表示画面72は、例えば、POS端末1
4のデータを表示するときに使用するPOS等の文字を
表示した領域72a、給油機の給油を停止するときに使
用する停止シンボルを表示した領域72b、ビデオカメ
ラの映像表示に切換えるときに使用するカメラのシンボ
ルを表示した領域72c、インターフォンの通話状態に
切換えるときに使用するインターフォンのシンボルを表
示した領域72d、地下タンクの在庫不足を表示するた
めのタンクのシンボルを表示した領域72e、セキュリ
ティセンサ15からの検出を知らせる文字を表示した領
域72f及びオートダイヤルの使用を示す電話のシンボ
ルを表示した領域72gを有する。基本画面は、第2の
記憶手段46に格納されている画像データをデータ制御
手段43で読み出し、表示制御手段47及び表示駆動手
段48を介して表示モニター51に表示するようになっ
ている。
【0020】給油機モニタリング画面71には、図4に
示すように、使用中の給油機に対応する区画に必要な情
報が表示される。例えば、給油機モニタリング画面71
において、ハイオクタンガソリンを給油する機械番号5
番の給油機は、給油ノズルが外されて給油要求が出され
ている状態で領域71cに給油ノズルの外れを示すシン
ボルが表示され、軽油を給油する機械番号3番の給油機
は、給油中で領域71cに給油ノズルの給油中を示すシ
ンボルと給油途中の給油量が領域71dに表示され、レ
ギュラーガソリンを給油する機械番号1番の給油機は、
給油が終了し領域71cのシンボルは表示されず、領域
71dに給油量が表示されている。給油機11の給油ノ
ズル26の脱着によるノズルスイッチ28のオン・オフ
信号及び給油データは、制御装置30からケーブル31
を介してデータ制御手段43の制御の元に第1のデータ
通信手段42で取り込まれ、第1及び第2記憶装置4
5,46に格納され、表示制御手段47は各給油機11
からの情報に基づいてデータ制御手段43で読み出され
た第1及び第2記憶装置45,46に格納されているシ
ンボルデータあるいは給油量データを読み出させ、その
データを表示駆動手段48を介して表示モニター51の
基本画面の対応する給油機11の区画の所定領域に表示
する。また、給油機モニタリング画面71の上に重ねて
ビデオカメラの映像を表示する映像画面73(図4)
と、給油が終了した給油機の精算表示画面74(図5)
とが表示される。図4に示すように映像画面73は、例
えば、給油ノズル26が外されて給油要求が出されたと
きに、自動的にその給油機の周辺の映像を動画として表
示され、かつカーソル73aが給油許可をするスイッチ
位置に移動し、セルフコンソール40を操作するオペレ
ータが給油許可を与えるために、給油ノズル26が正し
く使用されているか等を監視することができるようにな
っている。すなわち、後に詳細に説明するようにノズル
スイッチ28がオンになった場合、あるいはマウス50
により映像表示に切換える領域72cをクリックした場
合に、ビデオデータ受信手段44がビデオカメラ12か
らケーブル32を介して送信されてくる映像データを取
り込み、表示制御手段43が映像データを選択して表示
駆動手段47を介して表示モニター51の給油機モニタ
リング画面71の上に重ねて映像画面73を表示する。
図5に示すように、精算表示画面74は、給油が終了し
た給油機の給油量、単価、支払い金額を表示し、同時に
カーソル74aが次の精算処理のための精算スイッチ位
置に移動している。この精算表示画面74では、機械番
号1番の給油機の給油量、給油単価、支払い金額が表示
され、かつカーソルが自動的に次の処理を行うための精
算スイッチ位置に移動している。すなわち、データ制御
手段43は、給油が終了した給油機11がマウスにより
クリックされたときに第2記憶手段46に記憶されてい
る給油データ及び表示に必要なデータを読み出し、表示
制御手段47及び表示駆動手段48を介して表示モニタ
ー51の給油機モニタリング画面71の上に重ねて精算
表示画面74が表示される。
【0021】次に、給油管理システムの動作例をフロー
チャートにより具体的に説明する。図6は本発明のセル
フコンソールの給油管理の動作を説明するフローチャー
トである。
【0022】まず、給油機11側において、給油を希望
する顧客が給油ノズル26をノズル掛け27から外しノ
ズルスイッチ28がオンになると、その制御装置30か
ら給油要求信号が出力され、この給油要求信号がケーブ
ル31を介してセルフコンソール40に転送され、第1
のデータ通信手段42で受信する。この信号を受けて
(ST1)、データ制御手段43は第1の記憶手段45
に給油要求のあった順番に並べて給油要求のあった機番
を格納するとともに、第2の記憶手段46に格納されて
いる給油要求表示のシンボルのデータを読み出し、その
データを表示制御手段47及び表示駆動手段48を介し
て表示モニター51に表示する(ST2)。この表示で
は、例えば、図4に示す給油機モニタリング画面71の
機番5番の区画に表示されているように、その領域71
cに給油ノズル外れを示すシンボルが表示される。第1
の記憶手段45に機番が格納されると(ST3)、第1
の記憶手段45の最前列に格納されている給油要求があ
った給油機11のビデオカメラ12による画像を表示
し、カーソル73aを給油許可をするスイッチ位置へ移
動する(ST4)。その結果図4に示すように、ビデオ
カメラ12からケーブル32を介してビデオデータ受信
手段44で受信される画像データは表示制御手段47及
び表示駆動手段48を介して表示モニター51の給油機
モニタリング画面71の上に重ねて映像画面73として
表示され、同時に給油許可を与えるためにカーソルが映
像画面73の給油許可のスイッチ位置に移動している。
【0023】次に、オペレータは、ノズル外れのシンボ
ルが表示されている区画に対応する給油機11から給油
要求があったことを知り、その映像画面73を見なが
ら、マウス50を操作して給油許可のためにマウスをク
リックと(ST5,ST6)、給油許可信号が第1のデ
ータ通信手段42からケーブル31を介して対応する給
油機11へ出力され、給油機モニタリング画面71は給
油中表示になり、同時に給油要求の記憶が消去される
(ST7)。この給油中表示では、例えば、図4に示す
給油機モニタリング画面71の機番3番の区画に表示さ
れているように、その領域71cに給油ノズルの給油中
を示すシンボルが表示される。ただし、給油レバーが操
作されない段階では領域71dに給油量の表示がされな
い。そして、第1の記憶手段45では、給油要求の記憶
が消去され、別の給油要求が格納されている場合は、そ
の機番を最前列に移動し、ステップST3、ステップS
T4が実行される。一方、給油許可信号を受けた給油機
11は、給油状態となり、給油量は表示器29に表示さ
れ同時にセルフコンソール40に送られ領域71bに表
示される。給油が終了して給油ノズル26をノズル掛け
27に掛けてノズルスイッチ28がオフになり制御装置
30が終了信号を出力し、その終了信号がケーブル31
を介して第1のデータ通信手段42で受信されると(S
T13)、給油終了の表示で未使用の客待ち表示にな
り、同時に給油終了が第2の記憶装置46に格納される
(ST14)。給油を終了した客が支払いのために来た
ら、給油終了の表示の位置にマウス50でカーソルを移
動してクリックすると(ST5,ST6,ST8)、図
5に示すように対応する給油機11の給油データが表示
され、カーソルが精算の操作位置に自動的に移動する
(ST9)。そして、再びクリックすると(ST5,S
T6,ST8,ST10)、その給油データがデータ制
御手段43の制御の元に、第2のデータ通信手段49に
よりケーブル34を介してPOS端末へ転送され、続い
て対応する給油機11の給油機モニタリング画面71の
区画が未使用状態の客待ち表示になる(ST11)。給
油データを受けたPOS端末14は、給油データを格納
し、かつ給油伝票をプリンタ15により発行する。この
伝票に基づき給油料金の精算を行う。なお、マウス50
を機器ステイタス表示画面72の任意の区画に移動させ
てクリックするときには、その区画で処理されるべきス
テイタス処理が行われる(ST12)。このステイタス
処理は、例えば、他の機器13である地下タンク制御部
からのデータに基づいて油面計画面などを表示し在庫を
確認することができる。
【0024】また、他の機器13から信号が入力される
と(ST15)、対応する機器ステイタス表示画面72
の区画のステイタス表示になる(ST16)。例えば、
他の機器13であるセキュリティセンサが異常を検出し
ケーブル33を介して第1のデータ通信手段42に受信
されたとき、機器ステイタス表示画面72のセキュリテ
ィセンサの区画が点滅するステイタス表示になることで
異常を知ることができる。
【0025】上記構成の給油管理システム10によれ
ば、給油所の全ての給油機11,…の給油状態と給油情
報がセルフコンソール40の表示モニター51に給油機
モニタリング画面71として表示され、またビデオカメ
ラ12による給油機周辺の映像がモニタリング画面71
に重ねて選択的に表示されているため、オペレータは表
示モニター51の画面を見ながら、給油要求に対する給
油許可、給油中の監視、給油終了時の精算処理などの操
作をマウス50のスイッチ操作だけで進めることができ
操作性が向上する。また、セルフコンソール40には、
他の機器13などの給油所の運営に必要な機器に接続さ
れ、表示モニター51のモニタリング画面71に加えて
機器ステイタス表示画面72が表示されることで、例え
ば、セキュリティセンサにより異常を検知したり、地下
タンク液面状態や漏洩警告を知ることができる。さら
に、本実施形態による給油管理システム10は、複数台
の給油機11,…や他の機器13と、POS端末14と
の間を、標準的なパーソナルコンピュータを採用したセ
ルフコンソール40介して接続することで、従来から使
用されている既存のPOS端末14を使用することがで
き、かつセルフコンソール40にはセルフサービス機能
を持たせることで機能が簡素化され、将来の給油所のセ
ルフサービス化への移行を低価格で実現することができ
る。
【0026】なお、上記実施形態の表示モニター51に
表示される給油機モニタリング画面71及び機器ステイ
タス表示画面72は例示であり、給油機の台数や他の機
器の種類等により任意に変更することができる。また、
マウス50のクリックにより操作する例を説明したが、
その他のキーボードやタッチパネルなどのスイッチ手段
を使用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給油管理シ
ステムでは、複数台の給油機とPOS端末との間をセル
フコンソールを介して接続することで、このセルフコン
ソールに給油機の給油状態と給油情報をセルフコンソー
ルの表示モニターに表示することで、オペレータは画面
を見ながら、給油要求に対する給油許可、給油中の監
視、給油終了時の精算処理などの操作を簡単に行うこと
ができ、かつ従来から設置されているPOS端末を利用
しながらセルフサービスに必要な機能を持たせることが
でき、かつ機能を簡単にして安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油管理システムの構成を説明する図
である。
【図2】本発明の給油管理システムのセルフコンソール
とPOSの外観イメージを説明する斜視図である。
【図3】本発明のセルフコンソールの表示モニターに表
示される基本画面を示す図である。
【図4】本発明のセルフコンソールの表示モニターに表
示される給油機のモニタリング画面を示す図である。
【図5】本発明のセルフコンソールの表示モニターに表
示される給油終了後の精算のためのモニタリング画面を
示す図である。
【図6】本発明のセルフコンソールの給油管理の動作を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】 10 給油管理システム 11 給油機 12 ビデオカメラ 13 他の機器 14 POS端末 15 プリンタ 21 ポンプモータ 22 給油ポンプ 23 流量パルス発信器 24 流量計 25 給油ホース 26 給油ノズル 27 ノズル掛け 28 ノズル掛け 29 表示器 30 制御装置 31,32,33,34 ケーブル 40 セルフコンソール 42 第1のデータ通信手段 43 データ制御手段 44 ビデオデータ受信手段 45 第1の記憶手段 46 第2の記憶手段 47 表示制御手段 48 表示駆動手段 49 第2のデータ通信手段 50 スイッチ手段 51 表示モニター 61,62 デスク 71 給油機モニタリング画面 72 機器ステイタス表示画面 73 映像画面 74 精算表示画面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の給油機と、該複数台の給油機に
    第1のデータ通信手段を介して接続されそれぞれの給油
    機の給油状態と給油情報を表示モニターに表示し、スイ
    ッチ手段の操作により前記複数台の給油機を管理するセ
    ルフコンソールと、該セルフコンソールに第2のデータ
    通信手段を介して接続されたPOS端末とを備えたこと
    を特徴とする給油管理システム。
  2. 【請求項2】 前記セルフコンソールには、前記給油機
    の周囲を撮影するビデオカメラからのデータを受信する
    ビデオデータ受信手段が設けられ、給油要求のある給油
    機の周囲の映像を前記表示モニターに表示される画面に
    重ねて表示する請求項1記載の給油管理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100506152B1 (ko) * 1998-02-25 2005-10-26 에스케이 주식회사 셀프 주유기의 주유방법
JP2010100289A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Tatsuno Corp セルフ給油管理システム
JP2010235204A (ja) * 2009-03-13 2010-10-21 Tominaga Oil Pump Mfg Co Ltd 給油所システム
JP2011126569A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Hoshizaki Electric Co Ltd 飲料ディスペンサ

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