JPH09142465A - 組立整理箱 - Google Patents

組立整理箱

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Publication number
JPH09142465A
JPH09142465A JP29664195A JP29664195A JPH09142465A JP H09142465 A JPH09142465 A JP H09142465A JP 29664195 A JP29664195 A JP 29664195A JP 29664195 A JP29664195 A JP 29664195A JP H09142465 A JPH09142465 A JP H09142465A
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JP
Japan
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plate portion
box
bottom plate
top plate
assembling
Prior art date
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Pending
Application number
JP29664195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Kato
一樹 加藤
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】型成形を容易かつ低コストで行うことができる
ことは勿論、初めての人でもその組立作業を容易に行う
ことができて、しかも使用中の剛性を高めて物の出し入
れを安定した状態で行うことのできる組立整理箱を提供
すること。 【解決手段】同じ大きさの略箱形状で一方が開口した天
板部10a及び底板部10bと、これら天板部10a及
び底板部10bの前縁11に一体化されて枢軸穴を有す
る目隠し部20と、縦方向に半分の背面板30を折畳み
可能にした左右両側板40・40と、これら両側板40
・40及び各背面板30の上下両端部に形成されて天板
部10a及び底板部10b側の係止部に係止される係止
部と、各目隠し部20の枢軸穴に枢軸を枢支することに
より取付けられる扉50とにより構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類や履物等の身
回品を整理して収納するための箱に関し、特に組立可能
な組立整理箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】身回品を整理しておく箱は、これを使用
しない場合は、単に場所をとる邪魔物でしかなく、また
販売のための陳列や運搬時においてもかさ張るものにな
っていたため、これを組立可能な構成とすることが種々
提案されてきている。
【0003】例えば、実開昭60−110241号公報
には、図11にも示すように、「上蓋、側板および底板
よりなる合成樹脂製組立容器おいて、側板の上下端面に
近接した位置に複数個の係合用開口が設けられ、上蓋お
よび底板には、側板の厚さより僅かに大きい間隙に側板
の上下端部を挟持する内外二層の囲縁片のそれぞれに、
前記係合用開口と一致する位置に設けられた開口および
該開口に向かって突出する突起が形成されている」こと
を特徴とする「合成樹脂製組立容器」が提案されてお
り、上蓋5や底板6を側板1から外すとともに、側板1
を折畳めば、この公報に示された容器は、非常に容積の
少ないものとできることが理解できる。
【0004】しかしながら、以上のような従来技術で
は、次のような要求を全て満足することはできないもの
であると考えられる。 この種の組立整理箱は、身回品等を単に整理して収納
しておくのみでなく、その身回品の内で必要になったも
のについて取出したいし、それが使用された後は再び収
納したい。従って、そのような出入作業ができることは
勿論、その際に所謂荷崩れしないような十分な剛性を有
した組立整理箱としなければならない。 各構成部材を合成樹脂で型成形する場合に、その型の
数をできるだけ少なくして、型に基づくコストアップが
極力避けられるような構造にしたい。そのことは、結果
的に共通構成部材を多くするから、組立作業を容易に行
うことができるということにもつながる。 勿論、本質的には組立てられるものであるから、その
組立作業そのものを簡略化しなけらばならない。この種
の組立整理箱は、例えば各構成部材をコンパクトに箱詰
めしたものを、一般消費者が家庭に持ち帰って梱包を解
き、説明書を読みながら組み立てるものであるが、あま
り繁雑すぎる組立てであってはならないからである。
【0005】そこで、本発明者は、この種の組立整理箱
において、上記の要求を満足するにはどうしたらよいか
について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成した
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の経緯
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、この種組立整理箱のさらなる改良である。
【0007】すなわち、本発明の目的とするところは、
型成形を容易かつ低コストで行うことができることは勿
論、初めての人でもその組立作業を容易に行うことがで
きて、しかも使用中の剛性を高めて物の出し入れを安定
した状態で行うことのできる組立整理箱を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、以下の実施形態において
使用する符号を付して説明すると、「同じ大きさの略箱
形状で一方が開口した天板部10a及び底板部10b
と、これら天板部10a及び底板部10bの前縁11に
一体化されて枢軸穴21を有する目隠し部20と、縦方
向に半分の背面板30を折畳み可能にした左右両側板4
0・40と、これら両側板40・40及び各背面板30
の上下両端部に形成されて天板部10a及び底板部10
b側の係止部12に係止される係止部41・32と、各
目隠し部20の枢軸穴21に枢軸51を枢支することに
より取付けられる扉50とにより構成したことを特徴と
する組立整理箱100」である。
【0009】すなわち、本発明に係る組立整理箱100
は、図2にも示すように、同じ形状の天板部10a及び
底板部10bと、これら天板部10a及び底板部10b
の前縁11に一体化される上下一対の目隠し部20と、
前後両端に扉受へり42及び縦方向に半分の背面板30
を一体的に有する左右の側板40と、これら側板40の
各扉受へり42の前方に配置されて、目隠し部20の枢
軸穴21に枢軸51によって枢支される一つの扉50と
から構成したものであり、天板部10aと底板部10
b、各目隠し部20、及び半分の背面板30を有する各
側板40は、それぞれ一つの型によって成形できるよう
にしたものである。
【0010】そして、この組立整理箱100は、その各
構成部材を、例えば図3の(イ)(1組の組立整理箱1
00の場合)、または図3の(ロ)(2組の組立整理箱
100の場合)に示したように積み重ねて梱包されるも
のであり、これを図2に示したように、底板部10bを
中心にした組立てを行うことにより、図1に示すような
ものとするものである。勿論、この組立整理箱100
は、図10の(イ)に示すように、複数のものを互いに
横に配置する他、図10の(ロ)に示すように、上下方
向に所謂段積みしても使用されるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以上のように構成した本発明を、
図面に示した実施形態である組立整理箱100について
説明すると、次の通りであるが、この実施形態の組立整
理箱100では、その各構成部材を、ポリプロピレンを
代表とする合成樹脂材料によって型成形したものであ
る。
【0012】図1には、組立完了後の組立整理箱100
の斜視図が示してあるが、この組立整理箱100は、図
2に示したような構成部材からなっているものである。
すなわち、この組立整理箱100は、少なくとも、同じ
大きさの略箱形状で一方が開口した天板部10a及び底
板部10bと、これら天板部10a及び底板部10bの
前縁11に一体化されて枢軸穴21を有する目隠し部2
0と、縦方向に半分の背面板30を折畳み可能にした左
右両側板40・40と、これら両側板40・40及び各
背面板30の上下両端部に形成されて天板部10a及び
底板部10b側の係止部12に係止される係止部41・
32と、各目隠し部20の枢軸穴21に枢軸51を枢支
することにより取付けられる扉50とにより構成したも
のなのである。
【0013】天板部10a及び底板部10bは、図2、
図4、及び図6〜図8に示すように、上下反対にして使
用されるものではあるものの、基本的構成は全く同じも
のである。つまり、両者は、同じ一つの型によって成形
されるものであり、以下ではその各構成を、天板部10
aを代表として説明する。
【0014】この天板部10aは、図2等において示し
たように、下方が開口する略箱形状のものであり、各側
面は、図4に示したように、型抜きを容易にするため
に、開口側に向けて順次拡大する傾斜面としてある。ま
た、この天板部10aの前縁11は、図4及び図8に示
したように、他よりも少し切り欠いてあるものであり、
この前縁11に各目隠し部20の嵌合部22が嵌合され
たとき、各目隠し部20と当該天板部10aの開口側端
面が同一位置となるようにしてある。
【0015】一方、この天板部10aの前縁11を除く
他の縁の内側には、図6〜図8に示したように、横方向
に長い長方形状の係止部12が、内方側に突出するよう
に形成してある。これら、各係止部12には、後述する
側板40の係止部41を構成している突出片41aがそ
の係止穴41bを介して係止されるものである。
【0016】係止部12は、図5の(イ)に示したよう
に、天板部10a及び底板部10bの開口側端縁を二重
構造のものとして、中央に直線状の切欠12bを形成し
たものであり、例えば図7に示したように、二重壁の内
側の一部に複数の切欠12bを形成したものである。そ
して、各切欠12b内にみえる外壁側の内面に、図5の
(イ)に示したような高さで、かつ図7に示したような
長さを有した係止突起12cを一体的に形成したもので
ある。
【0017】本実施形態の天板部10aにおいては、当
該組立整理箱100が図10の(ロ)に示した整理ダン
スとして使用されることを想定して、図6に示したよう
に、その内側面にハンガー掛け14を一体的に形成して
いる。このハンガー掛け14には、図6及び図10の
(ロ)中の点線で示したように、長尺な丸棒であるハン
ガー14aが掛け渡されるものである。また、この天板
部10aにおいては、これを使用した組立整理箱100
が、図10の(ロ)に示したような段積みして使用され
ることを想定しているものであり、その場合、上下の各
組立整理箱100が互いにズレないようにするためのス
トッパ70が設けられるようにしている。
【0018】すなわち、この天板部10aにおいては、
その上面側に、図1、図7及び図9に示したように、ス
トッパ70を設けるための第1凹所13aが形成してあ
って、この第1凹所13aに取付けられたストッパ70
は、当該組立整理箱100の上側になる他の組立整理箱
100の底板部10bに形成してある第2凹所13b内
に係止されて、両組立整理箱100の位置ズレを防止す
るのである。これらの第1凹所13a及び第2凹所13
bは、天板部10aと底板部10bとを入れ換えたとき
にも利用できるようにするために、天板部10aまたは
底板部10bの中心に対して点対称位置に形成してある
ことは言うまでもない。
【0019】さて、以上のような天板部10a及び底板
部10bには、図1及び図4に示したように、その前面
側となる前縁11に対して、目隠し部20がそれぞれ取
付けられるのであるが、これら各目隠し部20は、図1
にも示したように、組立整理箱100として組立完了後
において、その後述する扉50の取付けと所謂目隠しを
行うものである。各目隠し部20は、図4に示したよう
に、天板部10a及び底板部10bの前縁11の主とし
て中央部に取付けられるものであるが、図6及び図8に
示したように、前縁11の両側から嵌合される孔を有し
ているものである。また、これら各目隠し部20の例え
ば図1の図示左端側部分には、図7に示したように、後
述する扉50側の枢軸51を枢支するための枢軸穴21
が形成してある。なお、各目隠し部20は、上下いずれ
側においても使用可能とするために、その右側部分にお
いても、図7に示したような枢軸穴21が形成してある
ものであり、これにより、扉50を左勝手のもの、つま
り図10の(ロ)とは反対に、左側から右側に扉50を
開放するようにもできることは言うまでもない。
【0020】この目隠し部20の天板部10aまたは底
板部10bに対する一体化は、上述したように、この目
隠し部20を天板部10aや底板部10bとは別体のも
のに形成しておいて、これを天板部10aまたは底板部
10b前縁11に対して嵌合して取り付けるようにして
もよいが、天板部10a及び底板部10bの前縁11に
一体成形しておくことにより実施してもよいことは言う
までもない。
【0021】本発明は組立整理箱100に関するもので
あるから、当然背面板30を有しているのであるが、本
実施形態における背面板30は、後述する側板40と薄
肉ヒンジ31を介して一体成形してある。つまり、各背
面板30は、縦方向に半分の大きさを有したものであ
り、側板40との連続部分である薄肉ヒンジ31にて、
図2中の仮想線の位置に折り畳んでおくことができると
ともに、図2中の実線の位置まで引き起こすことによ
り、その文字通りの機能を発揮することになるものであ
る。勿論、各背面板30は、組立整理箱100としての
完全な背板となるためには、互いの突き合わせ端縁(縦
方向となる)において一体化されなければ成らないか
ら、図9の図示右端側において例示するような接合部3
3によって互いに接合されるものである。この接合部3
3の具体的構成は種々考えられるが、そのオス側とメス
側とを縦端縁の中心に対して点対称位置に形成して、こ
れらを相手方のそれと互いに嵌合し合う構造のものとす
ればよい。
【0022】また、各背面板30は、その上下両端側を
天板部10a及び底板部10bに係止させる必要がある
が、それを行うのが係止部32である。これら各係止部
32は、次に述べる側板40側の係止部41と略同じ構
造(例えば図5の(イ)に示したような構造)のもので
あり、天板部10aまたは底板部10b側の係止部12
に係止されるものである。
【0023】以上のような各背面板30を一体的に有し
た側板40は、図4〜図6に示したようなものである。
すなわち、各側板40は、その上下に前述した天板部1
0a及び底板部10bが一体化されるものであるから、
その上下両端縁に、天板部10a及び底板部10b側の
係止部12に係止される係止部41が複数形成してあ
る。また、各側板40の前端縁は、後述の扉50が当接
する扉受へり42としてあり、この扉受へり42は、図
2に示すように、当該側板40の基本部分から組立整理
箱100の内側へ直角に突出するものとしてあり、これ
ら各扉受へり42によって、図1及び図4に示したよう
に、扉50が組立整理箱100内を確実に密閉するもの
となるのである。
【0024】これら各側板40における各係止部41を
さらに詳細に説明すると、本実施形態における係止部4
1は、図5の(イ)、及び図6〜図8に示したように構
成してある。つまり、この係止部41は、天板部10a
または底板部10b側の係止部12に係止されるもので
あり、これにより、当該側板40に対して天板部10a
及び底板部10bが組立られるのである。
【0025】すなわち、各側板40側の係止部41は、
図5の(イ)及び図7に示したように、その端縁を、天
板部10aまたは底板部10bの係止部12を構成して
いる隙間12a内に嵌入される突出片41aとしたもの
であり、この突出片41aの、係止部12側の切欠12
bに対応する部分に、特に図7に明瞭に示したように係
止穴41bを形成して構成したものである。つまり、こ
の係止部41の突出片41aを、係止部12側の隙間1
2a内に強制嵌入することによって、係止部41側の係
止穴41b内に係止部12側の係止突起12cが係止す
ることになるのである。勿論、係止部41側の係止穴4
1bと係止部12側の係止突起12cとの位置決めは、
天板部10aまたは底板部10bに対する当該側板40
の位置を決めれば自動的に行われるものである。
【0026】この側板40における他の特徴的事項は、
図1及び図6に示したように、横方向に位置する複数の
凹み桟43を一体的に形成したことにある。各凹み桟4
3は、文字通り側板40の一部を、組立整理箱100の
内側に向けて凹ませることにより形成したものであり、
これにより、合成樹脂等によって略平板状に形成した側
板40の剛性を高めると同時に、例えばこれを利用して
棚板60を取付けることにより、図10の(ロ)に示し
たように、整理箱としての機能をより一層高めることが
できるようにしてある。
【0027】これらの凹み桟43に対して各棚板60を
取付けるには、本実施形態においては、図5にも示した
ようにしている。すなわち、各凹み桟43には、図6に
も示したように、複数の取付穴43aが形成してあり、
これら各取付穴43aに取付部材43bを挿通するとと
もに、各凹み桟43上に載置しておいた棚板60の取付
穴61aにも挿通するのである。勿論、各凹み桟43上
に棚板60を単に載置するのみでも十分ではあるが、凹
み桟43と棚板60とを取付部材43bによって一体化
した方が効果的であることは言うまでもない。この場
合、各凹み桟43の外側は図1にも示したように凹んだ
ものとなっているから、取付部材43bの取付作業をこ
の凹み桟43内で行うことができる他、取付部材43b
の頭部が側板40の外面に突出することはない。しか
も、凹み桟43内に工具を入れることもできるから、各
棚板60の位置を変えたい場合等の取付部材43bの取
外しも自在に行うことができるものである。
【0028】本実施形態の各棚板60は、図5の(ロ)
に示したように、その下面に剛性脚61を一体的に形成
したものであり、この剛性脚61は各凹み桟43間に入
れるものであるとともに、この剛性脚61に前述した取
付部材43bが嵌入される取付穴61aを形成したもの
である。従って、各棚板60は、その下面の剛性脚61
によって、簡単に反らない構造のものとなっている。
【0029】一方、扉50は、図1及び図6に示したよ
うな構造のものとしてある。すなわち、この扉50の左
側上下両端部には、図6及び図7に示したように、枢軸
51が一体的に形成してあり、これら各枢軸51の一部
は、天板部10a及び底板部10bに固定した各目隠し
部20の枢軸穴21内に係止されるものである。これに
より、この扉50は、各枢軸51を中心に開閉可能とな
るものである。なお、本実施形態の扉50においては、
各枢軸51とは反対側の縦縁中央にハンドル52が設け
てあり、このハンドル52の一部は、図示はしていない
けれども側板40側の扉受へり42の内側に係止される
ようにしてある。
【0030】なお、天板部10aにおいては、その上面
側に、図1、図7及び図9に示したように、ストッパ7
0を設けるための第1凹所13aが形成してあって、こ
の第1凹所13aに取付けられたストッパ70は、当該
組立整理箱100の上側になる他の組立整理箱100の
底板部10bに形成してある第2凹所13b内に係止さ
れて、両組立整理箱100の位置ズレを防止することは
前述した通りである。ストッパ70は、図7に示したよ
うに、第1凹所13a及び第2凹所13b内に収納され
る基部と、この基部より小さくてその上下に突出する係
合突起を有しているものであり、下側の係合突起は、当
該組立整理箱100側の第1凹所13a及び第2凹所1
3bの下部内に収納されるものである。そして、各スト
ッパ70の上側の係合突起は、当該組立整理箱100の
上に載置される別の組立整理箱100の底板部10bに
形成してある第1凹所13a及び第2凹所13b内に収
納されるものである。これらの第1凹所13a及び第2
凹所13bは、天板部10aと底板部10bとを入れ換
えたときにも利用できるようにするために、天板部10
aまたは底板部10bの中心に対して点対称位置に形成
してあることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明においては、
上記実施形態において例示した如く、「同じ大きさの略
箱形状で一方が開口した天板部10a及び底板部10b
と、これら天板部10a及び底板部10bの前縁11に
一体化されて枢軸穴21を有する目隠し部20と、縦方
向に半分の背面板30を折畳み可能にした左右両側板4
0・40と、これら両側板40・40及び各背面板30
の上下両端部に形成されて天板部10a及び底板部10
b側の係止部12に係止される係止部41・32と、各
目隠し部20の枢軸穴21に枢軸51を枢支することに
より取付けられる扉50とにより構成したこと」にその
構成上の特徴があり、これにより、型成形を容易かつ低
コストで行うことができることは勿論、初めての人でも
その組立作業を容易に行うことができて、しかも使用中
の剛性を高めて物の出し入れを安定した状態で行うこと
のできる組立整理箱を提供することができるのである。
【0032】すなわち、本発明に係る組立整理箱100
によれば、次のような具体的効果を発揮することができ
るものである。
【0033】十分な剛性の確保 この組立整理箱100においては、その天板部10a及
び底板部10bが一方は開口するが基本的には略箱形状
であるため、これら天板部10a及び底板部10b自体
が剛性の高いものとなっている。各側板40についてみ
れば、これらに対して薄肉ヒンジ31を介して背面板3
0が一体化されており、しかも、背面板30とは反対側
の端縁には扉受へり42が一体化してあるから、この側
板40自体も単なる板とは異なった優れた剛性を有した
ものとなっている。勿論、この側板40に、凹み桟43
を形成すれば、この凹み桟43によって剛性が高められ
るし、この凹み桟43に棚板60を取付ければ、側板4
0の剛性はさらに高まることになる。
【0034】従って、このような剛性の高い組立整理箱
100によれば、身回品等を安定した状態で収納してお
くことができることは勿論、収納品の出入れの際に、荷
崩れを生じないように安定して作業を行うことができる
のである。
【0035】製造コストの低減 この組立整理箱100においては、天板部10aと底板
部10b、左右の側板40、及び各目隠し部20は、そ
れぞれ同一の型によって成形できるのであるから、この
組立整理箱100を製造するには、型は、扉50の分を
含めて、合計4種類で済むことになる。従って、その製
造コストは非常に少なくなって済み、品質の良い組立整
理箱100を安価に提供することができる。
【0036】組立て・分解作業の簡略化 この組立整理箱100においては、天板部10a及び底
板部10bを共通にしていることから、これらに対する
各側板40の組付けは、その第1凹所13a・41の互
いの結合という同一の手段によって行えるため、その組
立て作業は勿論、分解作業も非常に簡単に行えるのであ
る。また、扉50の取付けは、天板部10a及び底板部
10bに簡単に組付けられる各目隠し部20によって行
うようにしているから、これを簡単に行うことができ
る。
【0037】従って、この組立整理箱100の組立て作
業は勿論のこと、分解作業も極めて簡単に行うことがで
きるのである。
【0038】不使用時のコンパクト化 この組立整理箱100は、例えば図3に示したような状
態にして行うことができるのであるから、その全体を非
常に小さくコンパクトにまとめることができて、その不
使用時における運搬や保管を、無駄なスペースを要する
ことなく行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係る組立整理箱の組立完了状態を示す
斜視図である。
【図2】同組立整理箱の分解斜視図である。
【図3】同組立整理箱の各構成部品を分解してまとめた
状態を示すもので、(イ)は1個の場合、(ロ)は2個
の場合の斜視図である。
【図4】同組立整理箱の組立状態における一部切欠正面
図である。
【図5】図4の要部を拡大して示したもので、(イ)は
図4中の1−1線部、(ロ)は同2−2線部の部分拡大
断面図である。
【図6】同組立整理箱の縦断面図であり、上半分を図9
の3−3線に沿ってみた部分を、下半分を図9の4−4
線に沿ってみた部分を同時的に示した側面図である。
【図7】図6の上半分を拡大して示した部分拡大縦断面
図である。
【図8】図6の下半分を拡大して示した部分拡大縦断面
図である。
【図9】本発明に係る組立整理箱の部分破断平面図であ
る。
【図10】同組立整理箱の組合わせ状態を例示する斜視
図である。
【図11】従来の組立整理箱を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
100 組立整理箱 10a 天板部 10b 底板部 11 前縁 12 係止部 12a 隙間 12b 切欠 12c 係止突起 20 目隠し部 21 枢軸穴 22 嵌合部 30 背面板 31 薄肉ヒンジ 32 係止部 33 接合部 40 側板 41 係止部 41a 突出片 41b 係止穴 42 扉受へり 43 凹み桟 50 扉 51 枢軸 52 ハンドル 60 棚板 61 剛性脚 61a 取付穴 70 ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同じ大きさの略箱形状で一方が開口した天
    板部及び底板部と、これら天板部及び底板部の前縁に一
    体化されて枢軸穴を有する目隠し部と、縦方向に半分の
    背面板を折畳み可能にした左右両側板と、これら両側板
    及び各背面板の上下両端部に形成されて前記天板部及び
    底板部側の係止部に係止される係止部と、前記各目隠し
    部の枢軸穴に枢軸を枢支することにより取付けられる扉
    とにより構成したことを特徴とする組立整理箱。
JP29664195A 1995-11-15 1995-11-15 組立整理箱 Pending JPH09142465A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326631A (ja) * 2001-03-07 2002-11-12 Bel Art Prod Inc モジュール式キャビネット
CN109171222A (zh) * 2018-09-25 2019-01-11 燕山大学 能够进行联动收展的折叠式储物装置

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