JPH09141992A - スタンプの印面作成方法及びその装置 - Google Patents
スタンプの印面作成方法及びその装置Info
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- JPH09141992A JPH09141992A JP7325108A JP32510895A JPH09141992A JP H09141992 A JPH09141992 A JP H09141992A JP 7325108 A JP7325108 A JP 7325108A JP 32510895 A JP32510895 A JP 32510895A JP H09141992 A JPH09141992 A JP H09141992A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41K—STAMPS; STAMPING OR NUMBERING APPARATUS OR DEVICES
- B41K1/00—Portable hand-operated devices without means for supporting or locating the articles to be stamped, i.e. hand stamps; Inking devices or other accessories therefor
- B41K1/36—Details
- B41K1/38—Inking devices; Stamping surfaces
- B41K1/50—Stamping surfaces impregnated with ink, or made of material leaving a mark after stamping contact
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/055—Thermographic processes for producing printing formes, e.g. with a thermal print head
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/36—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using a polymeric layer, which may be particulate and which is deformed or structurally changed with modification of its' properties, e.g. of its' optical hydrophobic-hydrophilic, solubility or permeability properties
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インクのしみや文字細りを解消するスタンプの
印面作成方法およびその装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】原稿2と多孔性樹脂1との間に黒色シート
4を挟んだ状態で保持し、線状光源20を原稿面に沿っ
て移動させて原稿面を照射することによって、原稿面全
面を照射し、原稿2の印字パターンに応じた黒色シート
4の発熱により印面を作成する。
印面作成方法およびその装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】原稿2と多孔性樹脂1との間に黒色シート
4を挟んだ状態で保持し、線状光源20を原稿面に沿っ
て移動させて原稿面を照射することによって、原稿面全
面を照射し、原稿2の印字パターンに応じた黒色シート
4の発熱により印面を作成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔性樹脂を用い
たスタンプに印面を作成する、印面作成方法及び印面作
成装置に関するものである。
たスタンプに印面を作成する、印面作成方法及び印面作
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりスタンプの印面部材としては、
インクを透過する連続気泡を有するポリウレタンやポリ
エチレンなどの多孔性樹脂を用いたものが知られてい
る。多孔性樹脂を加工して、インクが透過するインク透
過部とインクが透過しないインク非透過部からなる印面
が形成される。このような印面部材を有するスタンプに
おいては、押印前に予め多孔性樹脂にインクを滲み込ま
せておき、これを記録紙等に押圧する事により、インク
透過部のみからインクが浸出して印面に形成された印字
パターンが記録紙上に転写される。
インクを透過する連続気泡を有するポリウレタンやポリ
エチレンなどの多孔性樹脂を用いたものが知られてい
る。多孔性樹脂を加工して、インクが透過するインク透
過部とインクが透過しないインク非透過部からなる印面
が形成される。このような印面部材を有するスタンプに
おいては、押印前に予め多孔性樹脂にインクを滲み込ま
せておき、これを記録紙等に押圧する事により、インク
透過部のみからインクが浸出して印面に形成された印字
パターンが記録紙上に転写される。
【0003】上述の印面を作成するための印面作成装置
の従来例を図10に示す。従来の印面作成装置405
は、原稿402と黒色シート404と多孔性樹脂からな
る印面部材401とを、支持部材である平面ガラス45
0上に重ねて保持し、光源420によって原稿402に
光を照射するよう構成されている。原稿402は光が透
過する部分と光が透過しない部分とにより印字パターン
が形成されたものである。光源420としてはフラッシ
ュバルブやストロボが使用される。光源420の周囲に
は反射板425が配置されて、光源420から射出され
る光を原稿402に向けて反射するような構成となって
いる。
の従来例を図10に示す。従来の印面作成装置405
は、原稿402と黒色シート404と多孔性樹脂からな
る印面部材401とを、支持部材である平面ガラス45
0上に重ねて保持し、光源420によって原稿402に
光を照射するよう構成されている。原稿402は光が透
過する部分と光が透過しない部分とにより印字パターン
が形成されたものである。光源420としてはフラッシ
ュバルブやストロボが使用される。光源420の周囲に
は反射板425が配置されて、光源420から射出され
る光を原稿402に向けて反射するような構成となって
いる。
【0004】原稿402の光が透過する部分を透過した
光は、黒色シート404に吸収され、黒色シート404
の光を受けた部分は熱を発生する。黒色シート404と
印面部材401とは密着しており、印面部材401にお
ける黒色シート401の発熱部に当接する部分は熱によ
り溶融して、印面部材401の連続気泡を潰しインクを
透過しない薄膜層が形成される。原稿402の光を透過
しない部分に入射した光は黒色シート404には届かな
いため、黒色シート404の対応部分は発熱せず、従っ
て印面部材401の対応部分も溶融せず、インクを透過
する透過部となる。上記のようにして、原稿402上に
形成された印字パターンに応じて、印面部材401表面
にインク透過部とインク非透過部が形成される。
光は、黒色シート404に吸収され、黒色シート404
の光を受けた部分は熱を発生する。黒色シート404と
印面部材401とは密着しており、印面部材401にお
ける黒色シート401の発熱部に当接する部分は熱によ
り溶融して、印面部材401の連続気泡を潰しインクを
透過しない薄膜層が形成される。原稿402の光を透過
しない部分に入射した光は黒色シート404には届かな
いため、黒色シート404の対応部分は発熱せず、従っ
て印面部材401の対応部分も溶融せず、インクを透過
する透過部となる。上記のようにして、原稿402上に
形成された印字パターンに応じて、印面部材401表面
にインク透過部とインク非透過部が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の印面作成装置においては、原稿402、黒
色シート404および印面部材401が平面状の支持ガ
ラス450上に載置されるため、比較的大きいサイズの
原稿を用いて印面を作成しようとすると、光源と原稿お
よび黒色シートとの距離が、原稿の周縁部と中央部とで
大きく異なることになり、照射光量が原稿面上の部位に
よって大きく異なるという問題がある。即ち、原稿の中
央部付近では光量が比較的大きく、原稿の周辺部では光
量が比較的小さくなる。照射光量が小さ過ぎると、印面
部材上のインク非透過部として形成すべき部位の連続気
泡が十分に潰されずにインクを透過する連続気泡が残
り、印字の際にはその部分が斑点状のしみとなる場合が
ある。照射光量が大きすぎると印面部材上でインク透過
部として形成されるべき部分までが一部溶融して、印字
される線が細くなるといった不具合が現れる。
ような従来の印面作成装置においては、原稿402、黒
色シート404および印面部材401が平面状の支持ガ
ラス450上に載置されるため、比較的大きいサイズの
原稿を用いて印面を作成しようとすると、光源と原稿お
よび黒色シートとの距離が、原稿の周縁部と中央部とで
大きく異なることになり、照射光量が原稿面上の部位に
よって大きく異なるという問題がある。即ち、原稿の中
央部付近では光量が比較的大きく、原稿の周辺部では光
量が比較的小さくなる。照射光量が小さ過ぎると、印面
部材上のインク非透過部として形成すべき部位の連続気
泡が十分に潰されずにインクを透過する連続気泡が残
り、印字の際にはその部分が斑点状のしみとなる場合が
ある。照射光量が大きすぎると印面部材上でインク透過
部として形成されるべき部分までが一部溶融して、印字
される線が細くなるといった不具合が現れる。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたものであり、原稿面に均一な照射を行うことに
より、しみや線細りのない印面を作成するための印面作
成方法および装置を提供することを目的とする。
なされたものであり、原稿面に均一な照射を行うことに
より、しみや線細りのない印面を作成するための印面作
成方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明のスタンプの印面作成方法は、インク
の透過を許容する連続気泡を有する多孔性樹脂の表面
を、印字パターンに従って選択的に加熱し溶融せしめ
て、インクの透過を阻止する薄膜層とインクの透過を許
容する印字部とからなる印面を作成する印面作成方法で
あって、光を透過する部分と透過しない部分により印字
パターンが形成された原稿と多孔性樹脂との間に黒色シ
ートを挟み込み、少なくとも黒色シートと多孔性樹脂を
密着させた状態で保持し、線状光源と原稿面とを相対的
に移動させて原稿面を照射することにより、原稿面の全
面を照射し、印字パターンに応じた黒色シートの発熱に
よって印面を作成するものである。
求項1記載の発明のスタンプの印面作成方法は、インク
の透過を許容する連続気泡を有する多孔性樹脂の表面
を、印字パターンに従って選択的に加熱し溶融せしめ
て、インクの透過を阻止する薄膜層とインクの透過を許
容する印字部とからなる印面を作成する印面作成方法で
あって、光を透過する部分と透過しない部分により印字
パターンが形成された原稿と多孔性樹脂との間に黒色シ
ートを挟み込み、少なくとも黒色シートと多孔性樹脂を
密着させた状態で保持し、線状光源と原稿面とを相対的
に移動させて原稿面を照射することにより、原稿面の全
面を照射し、印字パターンに応じた黒色シートの発熱に
よって印面を作成するものである。
【0008】なお、前記線状光源は、該線状光源の長さ
方向とは異なる方向に移動するよう構成することができ
る。また、黒色シートを用いず、前記多孔性樹脂を黒色
として、前記黒色多孔性樹脂自身の発熱によって薄膜層
を形成することも可能である。さらに、前記多孔性樹脂
の少なくとも一つの側面をさらに照射する構成も可能で
ある。
方向とは異なる方向に移動するよう構成することができ
る。また、黒色シートを用いず、前記多孔性樹脂を黒色
として、前記黒色多孔性樹脂自身の発熱によって薄膜層
を形成することも可能である。さらに、前記多孔性樹脂
の少なくとも一つの側面をさらに照射する構成も可能で
ある。
【0009】また、請求項5記載の発明のスタンプの印
面作成装置は、インクの透過を許容する連続気泡を有す
る多孔性樹脂の表面を、印字パターンに従って選択的に
加熱し溶融せしめて、インクの透過を阻止する薄膜層と
インクの透過を許容する印字部とからなる印面を作成す
る印面作成装置であって、光を透過する部分と透過しな
い部分により印字パターンが形成された原稿と多孔性樹
脂との間に黒色シートを挟み込み、少なくとも黒色シー
トと多孔性樹脂を密着させた状態で保持する保持手段
と、原稿に黒色シートの反対側から光を照射する線状光
源と、線状光源と前記原稿面とを相対移動させる移動手
段とを有するものである。
面作成装置は、インクの透過を許容する連続気泡を有す
る多孔性樹脂の表面を、印字パターンに従って選択的に
加熱し溶融せしめて、インクの透過を阻止する薄膜層と
インクの透過を許容する印字部とからなる印面を作成す
る印面作成装置であって、光を透過する部分と透過しな
い部分により印字パターンが形成された原稿と多孔性樹
脂との間に黒色シートを挟み込み、少なくとも黒色シー
トと多孔性樹脂を密着させた状態で保持する保持手段
と、原稿に黒色シートの反対側から光を照射する線状光
源と、線状光源と前記原稿面とを相対移動させる移動手
段とを有するものである。
【0010】なお、前記多孔性樹脂が黒色の場合、原稿
と前記多孔性樹脂との間に黒色シートを挟み込む代わり
に、原稿と黒色の多孔性樹脂を重ねて用いることもでき
る。また、前記移動手段は、前記線状光源を移動するよ
う構成しても良い。さらに、前記移動手段の前記移動の
方向は、前記線状光源の長さ方向とは異なる方向である
構成も可能である。
と前記多孔性樹脂との間に黒色シートを挟み込む代わり
に、原稿と黒色の多孔性樹脂を重ねて用いることもでき
る。また、前記移動手段は、前記線状光源を移動するよ
う構成しても良い。さらに、前記移動手段の前記移動の
方向は、前記線状光源の長さ方向とは異なる方向である
構成も可能である。
【0011】前記線状光源については、スリットが設け
られたハウジングに搭載することもできる。さらに、前
記ハウジングの前記スリットに、スリット幅を調整する
ための可動シャッター部材が設けて構成しても良い。ま
た、前記多孔性樹脂の少なくとも一つの側面を照射する
側面照射手段を有する構成も可能である。さらに、前記
側面照射手段を、前記照射手段からの光を前記多孔性樹
脂の前記少なくとも一つの側面に向けて反射する反射板
とすることもできる。
られたハウジングに搭載することもできる。さらに、前
記ハウジングの前記スリットに、スリット幅を調整する
ための可動シャッター部材が設けて構成しても良い。ま
た、前記多孔性樹脂の少なくとも一つの側面を照射する
側面照射手段を有する構成も可能である。さらに、前記
側面照射手段を、前記照射手段からの光を前記多孔性樹
脂の前記少なくとも一つの側面に向けて反射する反射板
とすることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る印面作成装置
について、本発明の実施の形態に基づいて説明する。ま
ず、スタンプの構成について図2を参照して説明する。
図2は、多孔性樹脂からなる薄板を印面部材として用い
たスタンプの一例を示す斜視図である。スタンプ3は、
多孔性樹脂板1、グリップ14および多孔性樹脂板1を
グリップ14に取り付ける粘着部15を有している。
について、本発明の実施の形態に基づいて説明する。ま
ず、スタンプの構成について図2を参照して説明する。
図2は、多孔性樹脂からなる薄板を印面部材として用い
たスタンプの一例を示す斜視図である。スタンプ3は、
多孔性樹脂板1、グリップ14および多孔性樹脂板1を
グリップ14に取り付ける粘着部15を有している。
【0013】多孔性樹脂板1は、微細な連続気泡を有す
るポリウレタンやポリエチレン等で形成された多孔性樹
脂の薄板である。多孔性樹脂板1は、連続気泡を有する
ために、インクを透過させる性質を有する。この多孔性
樹脂板1の表面を加熱すると、加熱部分が溶融して連続
気泡を潰し、インクを通さない薄膜層が形成される。従
って、多孔性樹脂板1の表面を印字パターンに従って選
択的に加熱することにより、上述のように加熱により薄
膜層が形成されたインク非透過部12と、加熱・溶融さ
れず連続気泡が残されたインク透過部11とからなる印
面10が形成される。
るポリウレタンやポリエチレン等で形成された多孔性樹
脂の薄板である。多孔性樹脂板1は、連続気泡を有する
ために、インクを透過させる性質を有する。この多孔性
樹脂板1の表面を加熱すると、加熱部分が溶融して連続
気泡を潰し、インクを通さない薄膜層が形成される。従
って、多孔性樹脂板1の表面を印字パターンに従って選
択的に加熱することにより、上述のように加熱により薄
膜層が形成されたインク非透過部12と、加熱・溶融さ
れず連続気泡が残されたインク透過部11とからなる印
面10が形成される。
【0014】上述の多孔性樹脂1を印面部材として用い
るスタンプ3により押印を行う場合には、多孔性樹脂板
1の印面10にインクを塗り、ティッシュペーパーなど
で余分なインクをふき取る。非透過部12に塗られたイ
ンクはふき取られ、透過部11に塗られたインクは多孔
性樹脂板1の内部に浸透する。そして、スタンプ3を記
録紙に押しつけると、多孔性樹脂板1内部に浸透したイ
ンクが透過部11を通って用紙に転写される。図2の例
では、白地(白の記録紙を用いた場合)にアルファベッ
トのABの文字が押印される。
るスタンプ3により押印を行う場合には、多孔性樹脂板
1の印面10にインクを塗り、ティッシュペーパーなど
で余分なインクをふき取る。非透過部12に塗られたイ
ンクはふき取られ、透過部11に塗られたインクは多孔
性樹脂板1の内部に浸透する。そして、スタンプ3を記
録紙に押しつけると、多孔性樹脂板1内部に浸透したイ
ンクが透過部11を通って用紙に転写される。図2の例
では、白地(白の記録紙を用いた場合)にアルファベッ
トのABの文字が押印される。
【0015】図1は、本発明の実施の形態の印面作成装
置の基本構成を示す図である。図1に示すように、印面
作成装置5は、原稿2と黒色シート4と多孔性樹脂板1
とを重ねて保持し、移動可能な可動ユニット30に搭載
された光源20によって原稿2に光を照射するものであ
る。また、原稿2と黒色シート4と多孔性樹脂板1と
は、支持ガラス50に載せられる。
置の基本構成を示す図である。図1に示すように、印面
作成装置5は、原稿2と黒色シート4と多孔性樹脂板1
とを重ねて保持し、移動可能な可動ユニット30に搭載
された光源20によって原稿2に光を照射するものであ
る。また、原稿2と黒色シート4と多孔性樹脂板1と
は、支持ガラス50に載せられる。
【0016】図3は印面作成装置5の外観を示す斜視図
である。図3に示すように、印面作成装置5は、ケース
52とカバー54を有し、カバー54は、ヒンジ部99
によって、ケース52に対して開成可能に支持されてい
る。
である。図3に示すように、印面作成装置5は、ケース
52とカバー54を有し、カバー54は、ヒンジ部99
によって、ケース52に対して開成可能に支持されてい
る。
【0017】ケース52には、開口58が形成されてい
る。また、ケース52の上面には、開口58を覆う支持
ガラス50が設けられている。開口58は、所定の(例
えばはがきサイズの)印面の大きさよりも大きく形成さ
れている。また、カバー54には、カバー54を閉じた
時に開口58の上部に位置する押え部材56が取り付け
られている。
る。また、ケース52の上面には、開口58を覆う支持
ガラス50が設けられている。開口58は、所定の(例
えばはがきサイズの)印面の大きさよりも大きく形成さ
れている。また、カバー54には、カバー54を閉じた
時に開口58の上部に位置する押え部材56が取り付け
られている。
【0018】ケース52には、可動ユニット30を駆動
するための制御部40が設けられている。ケース52の
側面にはスタートスイッチ53が設けられ、ケース52
の上面には検知センサ42が設けられている。検知セン
サ42は、カバー54を閉じた時にカバー54に設けら
れた突起43を検知する。
するための制御部40が設けられている。ケース52の
側面にはスタートスイッチ53が設けられ、ケース52
の上面には検知センサ42が設けられている。検知セン
サ42は、カバー54を閉じた時にカバー54に設けら
れた突起43を検知する。
【0019】図4は、可動ユニット30を示す斜視図で
ある。可動ユニット30は、ハウジング32の中に、線
状光源20(例えばハロゲンランプ)を搭載したもので
ある。線状光源20の両端は、ハウジング32に設けら
れた図示しない軸受により支持されている。可動ユニッ
ト30と前述の制御部40とは、ケーブル37で接続さ
れている。また、ハウジング32の線状光源20の真上
に当たる部分には、線状光源20に対し平行なスリット
22が形成されている。
ある。可動ユニット30は、ハウジング32の中に、線
状光源20(例えばハロゲンランプ)を搭載したもので
ある。線状光源20の両端は、ハウジング32に設けら
れた図示しない軸受により支持されている。可動ユニッ
ト30と前述の制御部40とは、ケーブル37で接続さ
れている。また、ハウジング32の線状光源20の真上
に当たる部分には、線状光源20に対し平行なスリット
22が形成されている。
【0020】線状光源20におけるスリット22に面す
る側と反対側には、線状光源20と平行に延びる断面U
字状の(放物線状の)反射鏡24が線状光源20を下方
から囲むように設けられている。反射鏡24は、線状光
源20からの光がスリット22から平行光として照射す
る形状に構成されている。
る側と反対側には、線状光源20と平行に延びる断面U
字状の(放物線状の)反射鏡24が線状光源20を下方
から囲むように設けられている。反射鏡24は、線状光
源20からの光がスリット22から平行光として照射す
る形状に構成されている。
【0021】なお、スリット22には、スリット幅を調
整するためのシャッター35が設けられている。シャッ
ター35は、スリット22の幅方向に長い、取付用の長
孔36を有しており、スリット22の幅方向に取付位置
が調節可能となっている。シャッター35の取付位置を
調整することにより、スリット22の幅を所定の幅に調
整することができる。本実施の形態においては、可動ユ
ニット30が一定速度で移動するため、スリット22の
幅が小さすぎると、多孔性樹脂板1の溶融すべき部分が
十分に溶融されない場合があり、また、スリット22の
幅が大きすぎると、インク透過部となるべき部分が一部
溶融してインク非透過部となる可能性がある。このた
め、スリット22の幅を調整して、原稿2への照射光量
を調整するようにしている。
整するためのシャッター35が設けられている。シャッ
ター35は、スリット22の幅方向に長い、取付用の長
孔36を有しており、スリット22の幅方向に取付位置
が調節可能となっている。シャッター35の取付位置を
調整することにより、スリット22の幅を所定の幅に調
整することができる。本実施の形態においては、可動ユ
ニット30が一定速度で移動するため、スリット22の
幅が小さすぎると、多孔性樹脂板1の溶融すべき部分が
十分に溶融されない場合があり、また、スリット22の
幅が大きすぎると、インク透過部となるべき部分が一部
溶融してインク非透過部となる可能性がある。このた
め、スリット22の幅を調整して、原稿2への照射光量
を調整するようにしている。
【0022】可動ユニット30の下方には、線状光源2
0の長さ方向と直交する方向に2本のガイドバー34が
貫通している。また、ハウジング32の線状光源20の
軸方向の一端には、ガイドバー34と平行なラック38
が固定されている。ラック38には、ピニオン39が係
合しており、ピニオン39はケース52内に設けられた
モータ44の出力軸に固定されている。従って、モータ
44を駆動することにより、可動ユニット30はガイド
バー34に沿って移動する。
0の長さ方向と直交する方向に2本のガイドバー34が
貫通している。また、ハウジング32の線状光源20の
軸方向の一端には、ガイドバー34と平行なラック38
が固定されている。ラック38には、ピニオン39が係
合しており、ピニオン39はケース52内に設けられた
モータ44の出力軸に固定されている。従って、モータ
44を駆動することにより、可動ユニット30はガイド
バー34に沿って移動する。
【0023】次に、このように構成された印面作成装置
5の動作について説明する。原稿2としては、光を充分
透過するトレーシングペーパー等の用紙に、光を透過し
ない黒色で印字パターンを印刷したものが望ましい。支
持ガラス50の上に、原稿2と黒色シート4と多孔性樹
脂板1とを重ねた状態で置き、カバー54を閉じること
により、支持ガラス50と押え部材56との間で、原稿
2と黒色シート4と多孔性樹脂板1が保持される。ま
た、カバー54を閉じることによって、ケース52に取
り付けられた検知センサ42が、カバー54の突起43
を検知する。
5の動作について説明する。原稿2としては、光を充分
透過するトレーシングペーパー等の用紙に、光を透過し
ない黒色で印字パターンを印刷したものが望ましい。支
持ガラス50の上に、原稿2と黒色シート4と多孔性樹
脂板1とを重ねた状態で置き、カバー54を閉じること
により、支持ガラス50と押え部材56との間で、原稿
2と黒色シート4と多孔性樹脂板1が保持される。ま
た、カバー54を閉じることによって、ケース52に取
り付けられた検知センサ42が、カバー54の突起43
を検知する。
【0024】制御部40は、検知センサ42がカバー5
4の突起43を検知している時、即ちカバー54が閉じ
られている時に、スタートスイッチ53を作動可能とす
る。スタートスイッチ53を押すと、制御部40は、線
状光源20の照射開始と同時にモータ44を駆動し、可
動ユニット30を一定速度で原稿2に沿って移動させ
る。そして、図1に示すように、可動ユニット30は、
線状光源20からスリット光を発しながら、原稿2の面
に沿って矢印A方向に移動する。
4の突起43を検知している時、即ちカバー54が閉じ
られている時に、スタートスイッチ53を作動可能とす
る。スタートスイッチ53を押すと、制御部40は、線
状光源20の照射開始と同時にモータ44を駆動し、可
動ユニット30を一定速度で原稿2に沿って移動させ
る。そして、図1に示すように、可動ユニット30は、
線状光源20からスリット光を発しながら、原稿2の面
に沿って矢印A方向に移動する。
【0025】このように、線状光源20が原稿2の面に
沿って移動しながらスリット光を照射するよう構成され
ているため、原稿面に均一な光を照射することができ
る。そのため、インクを透過しないはずの非透過部にイ
ンクを透過する連続気泡が残って斑点状のしみの原因と
なる、あるいは、インクを通す透過部まで一部溶融し
て、文字(白地にインクで文字を書く場合)が細くな
る、といった不具合が解消される。
沿って移動しながらスリット光を照射するよう構成され
ているため、原稿面に均一な光を照射することができ
る。そのため、インクを透過しないはずの非透過部にイ
ンクを透過する連続気泡が残って斑点状のしみの原因と
なる、あるいは、インクを通す透過部まで一部溶融し
て、文字(白地にインクで文字を書く場合)が細くな
る、といった不具合が解消される。
【0026】なお、図5に示すように、平行光を得るた
め、反射鏡24を用いる代わりに、線状光源20とスリ
ット22の間にシリンドリカルレンズ26を配置しても
良い。また、反射鏡24とシリンドリカルレンズ24の
両方を用いる構成としても良い。
め、反射鏡24を用いる代わりに、線状光源20とスリ
ット22の間にシリンドリカルレンズ26を配置しても
良い。また、反射鏡24とシリンドリカルレンズ24の
両方を用いる構成としても良い。
【0027】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図6は本発明の第2の実施形態を示す図であ
る。第2の実施形態では、黒色シートは使わず、印面部
材として、黒色の多孔性樹脂板1bを使用する。第1の
実施形態においては黒色シートが光を吸収して熱を発生
していたが、第2の実施形態においては印面部材自身が
光を熱に変換する機能を果たしている。黒色の多孔性樹
脂板1bは、ポリウレタンやポリエチレン等に、カーボ
ンを混合して形成したものであり、黒色であることを除
いては第1の実施形態における多孔性樹脂板1と同様、
連続気泡を有しており、インクを透過させる性質があ
る。
明する。図6は本発明の第2の実施形態を示す図であ
る。第2の実施形態では、黒色シートは使わず、印面部
材として、黒色の多孔性樹脂板1bを使用する。第1の
実施形態においては黒色シートが光を吸収して熱を発生
していたが、第2の実施形態においては印面部材自身が
光を熱に変換する機能を果たしている。黒色の多孔性樹
脂板1bは、ポリウレタンやポリエチレン等に、カーボ
ンを混合して形成したものであり、黒色であることを除
いては第1の実施形態における多孔性樹脂板1と同様、
連続気泡を有しており、インクを透過させる性質があ
る。
【0028】図6に示すように、原稿2と黒色多孔性樹
脂板1bとを重ねて、印面作成装置5の支持ガラス50
に載せ、カバー54を閉じることにより、原稿2と黒色
多孔性樹脂板1bは支持ガラス50と押え部材56によ
り保持される。この状態で線状光源20により光を照射
すると、原稿2の光を透過する部分を透過した光は、黒
色多孔性樹脂板1bを照射する。黒色多孔性樹脂板1b
の光を受けた部分は発熱し、溶融して連続気泡を塞ぎ、
インクを透過しない非透過部が形成される。原稿2の光
を透過しない部分に入射した光は、黒色多孔性樹脂板1
bには到達しない。黒色多孔性樹脂板1bの光を受けな
かった部分は、発熱せず、インクを透過する透過部とな
る。このようにして、原稿2上に形成された印字パター
ンに対応した、インク透過部とインク非透過部により印
字パターンが形成された印面が作成される。
脂板1bとを重ねて、印面作成装置5の支持ガラス50
に載せ、カバー54を閉じることにより、原稿2と黒色
多孔性樹脂板1bは支持ガラス50と押え部材56によ
り保持される。この状態で線状光源20により光を照射
すると、原稿2の光を透過する部分を透過した光は、黒
色多孔性樹脂板1bを照射する。黒色多孔性樹脂板1b
の光を受けた部分は発熱し、溶融して連続気泡を塞ぎ、
インクを透過しない非透過部が形成される。原稿2の光
を透過しない部分に入射した光は、黒色多孔性樹脂板1
bには到達しない。黒色多孔性樹脂板1bの光を受けな
かった部分は、発熱せず、インクを透過する透過部とな
る。このようにして、原稿2上に形成された印字パター
ンに対応した、インク透過部とインク非透過部により印
字パターンが形成された印面が作成される。
【0029】このように、第2実施形態によれば、黒色
シートを用いる必要が無く、原稿2と黒色多孔性樹脂板
1bとを重ねて印面作成装置5にセットし、光を照射す
るだけで黒色多孔性樹脂板1bの表面に印面を作成する
ことができ、印面作成作業が簡単になる。
シートを用いる必要が無く、原稿2と黒色多孔性樹脂板
1bとを重ねて印面作成装置5にセットし、光を照射す
るだけで黒色多孔性樹脂板1bの表面に印面を作成する
ことができ、印面作成作業が簡単になる。
【0030】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。第1実施形態及び第2実施形態においては、原稿
2と黒色シート4と多孔性樹脂板1、あるいは原稿2と
黒色多孔性樹脂板1bとを重ねて、原稿面に光を照射す
ることにより印面を作成している。このようにしてイン
ク透過部およびインク非透過部からなる印字パターンが
形成された多孔性樹脂板の全面を印面として用いる場
合、多孔性樹脂板自体はインクを透過させる性質を有す
るため、スタンプの使用回数が多くなったり、あるいは
スタンプの押圧力が強いような場合に、多孔性樹脂板の
側面からインクが滲み出す場合がある。多孔性樹脂板の
側面からインクが滲み出すと、多孔性樹脂板の稜線が現
れることになる。第3実施形態はこの問題を防ぐための
ものである。
する。第1実施形態及び第2実施形態においては、原稿
2と黒色シート4と多孔性樹脂板1、あるいは原稿2と
黒色多孔性樹脂板1bとを重ねて、原稿面に光を照射す
ることにより印面を作成している。このようにしてイン
ク透過部およびインク非透過部からなる印字パターンが
形成された多孔性樹脂板の全面を印面として用いる場
合、多孔性樹脂板自体はインクを透過させる性質を有す
るため、スタンプの使用回数が多くなったり、あるいは
スタンプの押圧力が強いような場合に、多孔性樹脂板の
側面からインクが滲み出す場合がある。多孔性樹脂板の
側面からインクが滲み出すと、多孔性樹脂板の稜線が現
れることになる。第3実施形態はこの問題を防ぐための
ものである。
【0031】図7および図8は、第3実施形態の印面作
成装置を示す図である。スタンプの印面部材としては、
第2実施形態の場合と同じ黒色多孔性樹脂板1bを用い
る。図7は印面作成装置の側断面図、図8は印面作成装
置を正面(可動ユニット移動方向)から見た断面図であ
る。黒色多孔性樹脂板1bの4つの側面を囲むように、
2つの反射板60Aおよび2つの反射板60Bが設けら
れている。反射板60Aおよび反射板60Bは、それぞ
れ鉛直方向に対して45゜に傾けられ、各反射板60A
または60Bの真下から反射板に入射した光は、多孔性
樹脂板1bの当該反射板に対向する側面に照射される。
ここで反射板60Aは線状光源20と同方向に延びる反
射板であり、反射板60Bは線状光源20の移動方向に
沿って延びる反射板である。
成装置を示す図である。スタンプの印面部材としては、
第2実施形態の場合と同じ黒色多孔性樹脂板1bを用い
る。図7は印面作成装置の側断面図、図8は印面作成装
置を正面(可動ユニット移動方向)から見た断面図であ
る。黒色多孔性樹脂板1bの4つの側面を囲むように、
2つの反射板60Aおよび2つの反射板60Bが設けら
れている。反射板60Aおよび反射板60Bは、それぞ
れ鉛直方向に対して45゜に傾けられ、各反射板60A
または60Bの真下から反射板に入射した光は、多孔性
樹脂板1bの当該反射板に対向する側面に照射される。
ここで反射板60Aは線状光源20と同方向に延びる反
射板であり、反射板60Bは線状光源20の移動方向に
沿って延びる反射板である。
【0032】第3の実施形態においては、図7に示され
るように、可動ユニット30の移動距離、および支持ガ
ラス50の可動ユニット30の移動方向の長さは、可動
ユニット30の移動方向に於ける原稿面2の長さよりも
所定量長くなっており、原稿2および多孔性樹脂板1b
は支持ガラス50のほぼ中央に載置されるようになって
いる。従って、線状光源20による光の照射が開始され
可動ユニット30の移動が開始される際には、図7に実
線矢印で示すように、まず線状光源20が照射した光が
反射板60Aによって反射され、その反射光は黒色多孔
性樹脂板1bの可動ユニット30移動方向の手前側(図
中左側)の側面に照射される。また、図7に破線矢印で
示すように、可動ユニット30の移動終了時に、線状光
源20が照射した光がもう一方の反射板60Aによって
反射され、反射光は可動ユニット30移動方向の奥側
(図中右側)の側面に照射される。
るように、可動ユニット30の移動距離、および支持ガ
ラス50の可動ユニット30の移動方向の長さは、可動
ユニット30の移動方向に於ける原稿面2の長さよりも
所定量長くなっており、原稿2および多孔性樹脂板1b
は支持ガラス50のほぼ中央に載置されるようになって
いる。従って、線状光源20による光の照射が開始され
可動ユニット30の移動が開始される際には、図7に実
線矢印で示すように、まず線状光源20が照射した光が
反射板60Aによって反射され、その反射光は黒色多孔
性樹脂板1bの可動ユニット30移動方向の手前側(図
中左側)の側面に照射される。また、図7に破線矢印で
示すように、可動ユニット30の移動終了時に、線状光
源20が照射した光がもう一方の反射板60Aによって
反射され、反射光は可動ユニット30移動方向の奥側
(図中右側)の側面に照射される。
【0033】一方、図8に示すように、線状光源20の
長手方向における線状光源20および支持ガラス50の
長さも、同方向における原稿2および黒色多孔性樹脂板
1bの長さよりも長く設定されており、印面作成の際に
は原稿2および多孔性樹脂板1bは当該方向においても
支持ガラス50のほぼ中央に載置される。従って、原稿
2に光が照射される際に(可動ユニット30の移動中
に)、線状光源20の長さ方向両端部から照射された光
は、反射板60Bによって反射され、反射光は黒色多孔
性樹脂板1bの反射板60Bに対向する面に照射され
る。
長手方向における線状光源20および支持ガラス50の
長さも、同方向における原稿2および黒色多孔性樹脂板
1bの長さよりも長く設定されており、印面作成の際に
は原稿2および多孔性樹脂板1bは当該方向においても
支持ガラス50のほぼ中央に載置される。従って、原稿
2に光が照射される際に(可動ユニット30の移動中
に)、線状光源20の長さ方向両端部から照射された光
は、反射板60Bによって反射され、反射光は黒色多孔
性樹脂板1bの反射板60Bに対向する面に照射され
る。
【0034】このようにして、反射板60Aおよび反射
板60Bにより、多孔性樹脂板1bの側面に光が照射さ
れると、多孔性樹脂板1bの側面は発熱し、溶融してイ
ンクの非透過層が形成される。このようにして、第3の
実施形態によれば、原稿面への光の照射を行う線状光源
20と同じ光源で、印面の作成と同時に黒色多孔性樹脂
板1bの側面も加熱し溶融させることができる。かくし
て、図2に示すスタンプ3のように、多孔性樹脂板1b
の全面を印面として利用するスタンプにおいて、繰り返
し押印を行っても、インクが黒色多孔性樹脂板1bの側
面からしみ出てその稜線が現れてしまうことは無い。
板60Bにより、多孔性樹脂板1bの側面に光が照射さ
れると、多孔性樹脂板1bの側面は発熱し、溶融してイ
ンクの非透過層が形成される。このようにして、第3の
実施形態によれば、原稿面への光の照射を行う線状光源
20と同じ光源で、印面の作成と同時に黒色多孔性樹脂
板1bの側面も加熱し溶融させることができる。かくし
て、図2に示すスタンプ3のように、多孔性樹脂板1b
の全面を印面として利用するスタンプにおいて、繰り返
し押印を行っても、インクが黒色多孔性樹脂板1bの側
面からしみ出てその稜線が現れてしまうことは無い。
【0035】なお、反射板60Aおよび60Bは、黒色
多孔性樹脂板1bの4つの側面のうち、特定の側面に面
するよう配置しても良い。また、既に印面が形成され、
側面だけをインクの非透過層に形成する場合には、光が
照射された際に多孔性樹脂板1bを溶融させるような熱
を発生しない部材で印面を覆って、通常の印面作成と同
様の操作を行うことにより、多孔性樹脂板1bの側面の
みにインクの非透過層を形成することが可能である。ま
た、反射板60Aおよび60Bの代わりに、図9に示す
ように、黒色多孔性樹脂板1bの所定の側面に光を照射
する、側面用光源65を設けても良い。この場合、多孔
性樹脂板1bを、向きを変えて支持ガラス50上に載置
して側面用光源65による光の照射を繰り返すことによ
り、多孔性樹脂板1bの全ての側面にインクの非透過層
を形成することが可能である。
多孔性樹脂板1bの4つの側面のうち、特定の側面に面
するよう配置しても良い。また、既に印面が形成され、
側面だけをインクの非透過層に形成する場合には、光が
照射された際に多孔性樹脂板1bを溶融させるような熱
を発生しない部材で印面を覆って、通常の印面作成と同
様の操作を行うことにより、多孔性樹脂板1bの側面の
みにインクの非透過層を形成することが可能である。ま
た、反射板60Aおよび60Bの代わりに、図9に示す
ように、黒色多孔性樹脂板1bの所定の側面に光を照射
する、側面用光源65を設けても良い。この場合、多孔
性樹脂板1bを、向きを変えて支持ガラス50上に載置
して側面用光源65による光の照射を繰り返すことによ
り、多孔性樹脂板1bの全ての側面にインクの非透過層
を形成することが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明のスタンプの印面作成方法によれば、線状光源と原稿
面とを相対的に移動しながら原稿面を照射することによ
り、原稿面に照射される光量が均一になり、光の照射の
むらに起因する斑点状のインクのしみ、あるいは文字細
りを解消することができる。
明のスタンプの印面作成方法によれば、線状光源と原稿
面とを相対的に移動しながら原稿面を照射することによ
り、原稿面に照射される光量が均一になり、光の照射の
むらに起因する斑点状のインクのしみ、あるいは文字細
りを解消することができる。
【0037】また、請求項2記載の発明のスタンプの印
面作成方法によれば、黒色の多孔性樹脂の発熱を利用し
て多孔性樹脂表面を加熱溶融することができるため、斑
点状のインクのしみや文字細りの無い印面を、黒色シー
トなどのような光を熱に変換するための部材を用いるこ
となく、簡単な作業で印面を作成することができる。
面作成方法によれば、黒色の多孔性樹脂の発熱を利用し
て多孔性樹脂表面を加熱溶融することができるため、斑
点状のインクのしみや文字細りの無い印面を、黒色シー
トなどのような光を熱に変換するための部材を用いるこ
となく、簡単な作業で印面を作成することができる。
【0038】また、請求項3記載の発明のスタンプの印
面作成方法によれば、前記線状光源を線状光源の長さ方
向とは異なる方向に移動させるため、原稿および多孔性
樹脂板を移動させることなく原稿面全面に光を照射する
ことができ、装置構成が簡単になる。
面作成方法によれば、前記線状光源を線状光源の長さ方
向とは異なる方向に移動させるため、原稿および多孔性
樹脂板を移動させることなく原稿面全面に光を照射する
ことができ、装置構成が簡単になる。
【0039】また、請求項4記載の発明のスタンプの印
面作成方法によれば、多孔性樹脂板の側面にも光の照射
を行うことにより、多孔性樹脂板の側面にもインクを通
さない薄膜が形成され、多孔性樹脂板の側面からのイン
クの染み出しにより稜線が現れてしまうことが防止され
る。
面作成方法によれば、多孔性樹脂板の側面にも光の照射
を行うことにより、多孔性樹脂板の側面にもインクを通
さない薄膜が形成され、多孔性樹脂板の側面からのイン
クの染み出しにより稜線が現れてしまうことが防止され
る。
【0040】また、請求項5記載の発明のスタンプの印
面作成装置によれば、原稿と黒色シートと多孔性樹脂を
保持する保持手段、原稿に黒色シートの反対側から光を
照射する線状光源と、線状光源と原稿面とを相対移動す
る移動手段を備えることにより、簡単な装置構成で、原
稿面に照射される光量が均一になり、光の照射のむらに
起因する斑点状のインクのしみ、あるいは文字細りを解
消することができる。
面作成装置によれば、原稿と黒色シートと多孔性樹脂を
保持する保持手段、原稿に黒色シートの反対側から光を
照射する線状光源と、線状光源と原稿面とを相対移動す
る移動手段を備えることにより、簡単な装置構成で、原
稿面に照射される光量が均一になり、光の照射のむらに
起因する斑点状のインクのしみ、あるいは文字細りを解
消することができる。
【0041】また、請求項6記載の発明のスタンプの印
面作成装置によれば、黒色の多孔性樹脂の発熱を利用し
て多孔性樹脂表面を加熱溶融することにより黒色シート
を保持する必要が無くなり、装置構成をより簡単にする
ことができる。
面作成装置によれば、黒色の多孔性樹脂の発熱を利用し
て多孔性樹脂表面を加熱溶融することにより黒色シート
を保持する必要が無くなり、装置構成をより簡単にする
ことができる。
【0042】また、請求項7記載の発明のスタンプの印
面作成装置によれば、前記の移動手段が線状光源を移動
させて原稿面全体に光を照射することができ、装置構成
が簡単になる。
面作成装置によれば、前記の移動手段が線状光源を移動
させて原稿面全体に光を照射することができ、装置構成
が簡単になる。
【0043】また、請求項8記載の発明のスタンプの印
面作成装置によれば、前記の線状光源がスリットが設け
られたハウジングに搭載されているため、原稿面に対し
てスリットを介した平行光を照射することができ、原稿
面への光量がより均一になる。
面作成装置によれば、前記の線状光源がスリットが設け
られたハウジングに搭載されているため、原稿面に対し
てスリットを介した平行光を照射することができ、原稿
面への光量がより均一になる。
【0044】また、請求項9記載の発明のスタンプの印
面作成装置によれば、前記のハウジングのスリットに、
スリット幅を調整するための可動シャッター部材が設け
られているため、原稿面への光量を簡単に調整すること
ができる。
面作成装置によれば、前記のハウジングのスリットに、
スリット幅を調整するための可動シャッター部材が設け
られているため、原稿面への光量を簡単に調整すること
ができる。
【0045】また、請求項10記載の発明のスタンプの
印面作成装置によれば、多孔性樹脂板の側面にもインク
を通さない薄膜が形成されるため、押印字に多孔性樹脂
板の側面からインクが染み出して稜線が転写されてしま
うことが防止される。
印面作成装置によれば、多孔性樹脂板の側面にもインク
を通さない薄膜が形成されるため、押印字に多孔性樹脂
板の側面からインクが染み出して稜線が転写されてしま
うことが防止される。
【0046】また、請求項11記載の発明のスタンプの
印面作成装置によれば、前記の側面照射手段が、照射手
段からの光を多孔性樹脂の少なくとも一面に向けて反射
する反射板を有する構成としているため、原稿面への光
の照射と同じ線状光源を利用し、他の光源を用いること
なく多孔性樹脂の側面に光を照射してインクを通さない
薄膜を形成することができる。
印面作成装置によれば、前記の側面照射手段が、照射手
段からの光を多孔性樹脂の少なくとも一面に向けて反射
する反射板を有する構成としているため、原稿面への光
の照射と同じ線状光源を利用し、他の光源を用いること
なく多孔性樹脂の側面に光を照射してインクを通さない
薄膜を形成することができる。
【図1】本発明の実施形態のスタンプの印面作成装置を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】本発明の実施形態に関するスタンプを示す斜視
図である。
図である。
【図3】図1のスタンプの印面作成装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】図4のスタンプの印面作成装置の可動ユニット
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】図4の可動ユニットにシリンドリカルレンズを
設けた例を示す斜視図である。
設けた例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態のスタンプの印面作成
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施形態のスタンプの印面作成
装置を示す側面図である。
装置を示す側面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態のスタンプの印面作成
装置を示す側面図である。
装置を示す側面図である。
【図9】図8の印面作成装置において、反射板の代わり
に光源を設けた装置を示す側面図である。
に光源を設けた装置を示す側面図である。
【図10】従来の印面作成装置を示す側面図である。
1 多孔性樹脂板 2 原稿 3 スタンプ 4 黒色シート 5 印面作成装置 20 線状光源 22 スリット 24 反射鏡 30 可動ユニット 34 ガイド 32 ハウジング 40 制御部 50 支持ガラス 52 ケース 54 カバー 58 開口
Claims (11)
- 【請求項1】 インクの透過を許容する連続気泡を有す
る多孔性樹脂の表面を、印字パターンに従って選択的に
加熱し溶融せしめて、インクの透過を阻止する薄膜層と
インクの透過を許容する印字部とからなる印面を作成す
る印面作成方法であって、 光を透過する部分と透過しない部分により前記印字パタ
ーンが形成された原稿と前記多孔性樹脂との間に黒色シ
ートを挟み込み、少なくとも前記黒色シートと前記多孔
性樹脂を密着させた状態で保持し、 線状光源と前記原稿面とを相対的に移動させて前記原稿
面を照射することにより、前記原稿面の全面を照射し、
前記印字パターンに応じた黒色シートの発熱によって前
記印面を作成することを特徴とするスタンプの印面作成
方法。 - 【請求項2】 インクの透過を許容する連続気泡を有す
る多孔性樹脂の表面を、印字パターンに従って選択的に
加熱し溶融せしめて、インクの透過を阻止する薄膜層と
インクの透過を許容する印字部とからなる印面を作成す
る印面作成方法であって、 前記多孔性樹脂として黒色の多孔性樹脂を用い、 光を透過する部分と透過しない部分により印字パターン
が形成された原稿と、前記多孔性樹脂とを密着させた状
態で保持し、 線状光源と前記原稿面とを相対的に移動させて前記原稿
面を介して前記印字パターンに応じて選択的に前記多孔
性樹脂の表面に光を照射することにより、前記多孔性樹
脂自身の発熱によって前記薄膜層を形成することを特徴
とするスタンプの印面作成方法。 - 【請求項3】 前記線状光源は、該線状光源の長さ方向
とは異なる方向に移動することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載のスタンプの印面作成方法。 - 【請求項4】 前記多孔性樹脂の少なくとも一つの側面
をさらに照射することを特徴とする請求項3に記載のス
タンプの印面作成方法。 - 【請求項5】 インクの透過を許容する連続気泡を有す
る多孔性樹脂の表面を、印字パターンに従って選択的に
加熱し溶融せしめて、インクの透過を阻止する薄膜層と
インクの透過を許容する印字部とからなる印面を作成す
る印面作成装置であって、 光を透過する部分と透過しない部分により前記印字パタ
ーンが形成された原稿と前記多孔性樹脂との間に黒色シ
ートを挟み込み、少なくとも前記黒色シートと前記多孔
性樹脂を密着させた状態で保持する保持手段と、 前記原稿に前記黒色シートの反対側から光を照射する線
状光源と、 前記線状光源と前記原稿面とを相対移動させる移動手段
と、 を有することを特徴とするスタンプの印面作成装置。 - 【請求項6】 インクの透過を許容する連続気泡を有す
る多孔性樹脂の表面を、印字パターンに従って選択的に
加熱し溶融せしめて、インクの透過を阻止する薄膜層と
インクの透過を許容する印字部とからなる印面を作成す
る印面作成装置であって、 光を透過する部分と透過しない部分により前記印字パタ
ーンが形成された原稿と黒色の多孔性樹脂を重ねた状態
で保持する保持手段と、 前記原稿に前記多孔性樹脂の反対側から光を照射する線
状光源と、 前記線状光源と前記原稿面とを相対移動させる移動手段
と、 を有することを特徴とするスタンプの印面作成装置。 - 【請求項7】 前記移動手段は前記線状光源を移動さ
せ、移動手段の移動の方向は、線状光源の長さ方向とは
異なる方向であることを特徴とする請求項5または請求
項6に記載のスタンプの印面作成装置。 - 【請求項8】 前記線状光源は、スリットが設けられた
ハウジングに搭載されていることを特徴とする請求項5
から請求項7のいずれかに記載のスタンプの印面作成装
置。 - 【請求項9】 前記ハウジングの前記スリットには、ス
リット幅を調整するための可動シャッター部材が設けら
れていることを特徴とする請求項8に記載のスタンプの
印面作成装置。 - 【請求項10】 前記多孔性樹脂の少なくとも一つの側
面を照射する側面照射手段を有することを特徴とする請
求項5から請求項9に記載のスタンプの印面作成装置。 - 【請求項11】 前記側面照射手段は、前記照射手段か
らの光を前記多孔性樹脂の前記少なくとも一つの側面に
向けて反射する反射板であることを特徴とする請求項1
0に記載のスタンプの印面作成装置。
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