JPH09141936A - 印刷記録装置 - Google Patents

印刷記録装置

Info

Publication number
JPH09141936A
JPH09141936A JP7328008A JP32800895A JPH09141936A JP H09141936 A JPH09141936 A JP H09141936A JP 7328008 A JP7328008 A JP 7328008A JP 32800895 A JP32800895 A JP 32800895A JP H09141936 A JPH09141936 A JP H09141936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
data
conversion
cpu
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7328008A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Imai
浩司 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP7328008A priority Critical patent/JPH09141936A/ja
Publication of JPH09141936A publication Critical patent/JPH09141936A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字時間を増加させることなく印字ドットデ
ータのドットパターン編集処理を実現し、しかも、高価
なCPUを採用する必要もない印刷記録装置を提供す
る。 【解決手段】 ホスト33からの印字データをイメージ
メモリ21に書込み、これを読出して印字ヘッド5によ
り印字する記録装置において、印字データをDMA処理
によって直接イメージメモリ21に転送するASIC回
路22を備え、ASIC回路22には、データの書込み
時にドットパターン編集を行う変換部36を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷記録装置に係
り、特に、ホストコンピュータから転送される印字デー
タを、DMA処理によって取り込むと共に、その時に、
適宜なドットパターン編集を行う印刷記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷記録装置では、印字情報のホ
ストコンピュータからの受取りや、印字情報に対応した
イメージデータの記憶手段への書込みなどの処理は、も
っぱら、印刷記録装置のCPUが担当していた。また、
この種の印刷記録装置では、印刷する文字の字体を変更
するべく印字ドットデータのドットパターン編集を行う
ことがあるが、この編集処理もまたCPUが担当してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これで
は、印字情報の受取りや記憶手段への書込みの処理、及
び、ドットパターン編集処理の間は、当然、CPUが他
の処理を行えないことになるので、結果として、印字時
間が大幅に増加してしまうことになった。特にインクジ
ェット式の印刷記録装置においては近年高解像度が要求
され、処理するデータ量が増大し、一層印字時間が増加
する傾向にある。ここで、処理速度の速いCPUを採用
することは可能であるが、これでは、CPUが高価とな
る分だけ製造コストが上がってしまい解決策として妥当
でない。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印字時間を増加させることなく
印字ドットデータのドットパターン編集処理を実現し、
しかも、高価なCPUを採用する必要もない印刷記録装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の印刷記録装置は、ホストから印字
情報を受取り、該印字情報をイメージデータとして記憶
手段に書込み、該記憶手段に書込まれたイメージデータ
を読出して、印字ヘッドにより印字する印刷記録装置に
おいて、装置各部の動作をプログラム制御するCPU
と、記憶手段から読出したイメージデータに基づいて印
字ヘッドを駆動する印字ヘッドドライバと、ホスト、C
PU、記憶手段及び印字ヘッドドライバの間に介在さ
れ、CPUからのダイレクト・メモリ・アクセス(DM
A)指令に基づいてホストからの印字情報を記憶手段に
直接に転送するハードロジック回路とを備え、ハードロ
ジック回路は、記憶手段へのデータの書込み時にドット
パターン編集を行う変換部を有したものである。上記構
成においては、DMA指令に基づいてホストからの印字
情報を記憶手段に直接に転送するハードロジック回路を
備えているので、CPUの負担が軽減されて、全体とし
て処理が迅速化される。また、前記のハードロジック回
路は、ドットパターン編集を行う変換部を有しているの
で、ホスト側からドットパターン編集の必要な印字情報
が転送されてきた場合にも、印字時間が増加してしまう
ことがない。なお、ドットパターン編集とは、例えば、
ボールド印字やイタリック印字をするための処理をいう
が、特に、これに限定されるものではない。
【0006】また、請求項2の発明の印刷記録装置は、
上記請求項1に記載の構成において、ボールド変換処理
又はイタリック変換処理を実現する変換部を有してい
る。上記構成においては、使用頻度の高い、ボールド変
換やイタリック変換がハードロジック回路で実現される
ので、高価なCPUを採用することなく、迅速に編集処
理を行うことができる。なお、ボールド変換処理とは、
印刷文字の縦線を肉太にする処理をいい、イタリック変
換処理とは、文字を右傾斜に印刷するための処理をい
う。さらに請求項3の発明の印刷記録装置は、請求項1
または2に記載の構成において、ハードロジック回路
に、前記ホストからインターフェース部を介して転送さ
れるデータを、前記CPUおよび変換部に直接送出する
インターフェース制御部を有している。上記構成におい
ては、さらにホストからインターフェース部を介して転
送されるデータを、CPUおよび変換部に直接送出する
インターフェース制御部が、ハードロジック回路で実現
されるので、ホストから転送されたデータをインプット
バッファに蓄えることなく、迅速に変換部に送出し、か
つ編集処理を行うことができる。請求項4の発明の印刷
記録装置は、請求項1から3のいずれかに記載の構成に
おいて、変換部が、前記印字情報をラスタ方向に編集し
て前記記憶手段に書込み、複数ラスタ分のイメージデー
タを1ラインとして前記印字ヘッドに送出するヘッドド
ライバをさらに有している。上記構成においては、印字
情報をラスタ方向に編集することで、迅速に記憶手段に
書込み、複数ラスタ分のイメージデータを1ラインとし
て印字ヘッドで高速に印字することができる。請求項5
の発明の印刷記録装置は、請求項1から4のいずれかに
記載の構成において、印字ヘッドを、インク液滴を吐出
してドットパターン状の印字をするインクジェット式ヘ
ッドとしている。上記構成においては、変換部で編集し
たドットパターンデータを、インク液滴を吐出して印字
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液滴噴射装置をプ
リンタに具体化した実施の形態について図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施の形態であるプリン
タ1の外観状態を図示したものであり、印字機構2、紙
送り機構3、及びパージ装置4などが示されている。印
字機構2は、インクジェット式の印字ヘッド5を備える
ヘッドユニット6と、印字ヘッド5にインクを供給する
インクカートリッジ7などからなり、ヘッドユニット6
とインクカートリッジ7は、キャリッジ8に搭載されて
いる。ここで、キャリッジ8は、ベルト9を介してキャ
リッジ・モータ10により駆動されており、キャリッジ
軸11に沿って水平移動するようになっている。なお、
印字ヘッド5は、複数個、例えば64個のノズルを縦1
列に有しており、キャリッジ8の移動に対応して、ノズ
ルからインク液滴を噴射する。
【0008】紙送り機構3は、給紙カセット又は手差し
給紙部から供給された印刷用紙PAを印字ヘッド5に対
面させながら移動させるものであり、プラテンローラ1
2、圧ローラ13、及びラインフィード(LF)モータ
31(図2参照)などで構成されている。給紙カセット
などから供給された印刷用紙PAは、プラテンローラ1
2と圧ローラ13に圧接されて保持され、ラインフィー
ドモータ31の回転に合わせて移動される。パージ装置
4は、印字ヘッド5の使用中に内部に気泡が発生した
り、吐出面上にインクの液滴が付着することにより吐出
不良を起こすことを解消し、良好な吐出状態に回復させ
るための装置である。パージ装置4の先端には、キャッ
プ14が設けられていて、このキャップ14に印字ヘッ
ド5が覆われている時に、ポンプにより負圧を発生させ
て、印字ヘッド5の内部の不良インクを吸引して印字ヘ
ッド5を回復させている。
【0009】図2は、プリンタ1の制御系を示す内部ブ
ロック図であり、印字データを一時記憶するイメージメ
モリ(記憶手段)21と、イメージメモリ21とのデー
タ・アクセスを実行するASIC(アプリケーション・
スペシフィック・インテグレーテッド・サーキット)回
路22と、プリンタ各部を制御する1チップマイコンで
あるCPU23が示されている。CPU23は、ASI
C回路22、ROM24、RAM25、操作パネル2
6、モータドライバ27,28、ペーパセンサ29、及
び原点センサ30と接続されており、各部との間で必要
なデータの授受を行う。なお、モータドライバ27は、
キャリッジモータ10を駆動し、モータドライバ28
は、ラインフィード(LF)モータ31を駆動する。ま
た、ペーパセンサ29は、印刷用紙の有無を検出するセ
ンサであり、原点センサ30は、印字ヘッド5が原点位
置にあることを検出するセンサである。ASIC回路2
2は、例えば、ゲートアレー(G/A)やスタンダード
セル等によるハードロジック回路であり、インターフェ
ース部例えばセントロIF部32を介して、ホストコン
ピュータ33と接続されている。なお、セントロIF部
32は、セントロニクス規格仕様で、8bit印字デー
タをASIC回路22に送出する回路であるが、以降の
説明では、印字データとは、印刷パターンそのものを示
すイメージデータを意味する。
【0010】ASIC回路22は、印字ヘッド5を駆動
するヘッドドライバ34に接続されており、シリアルデ
ータである印字データ34aと、印字データの転送タイ
ミングをとる転送クロック34bと、印字ヘッド5の印
字タイミングをとる印字クロック34cとを出力する。
ASIC回路22は、アドレスバス23a及びデータバ
ス23bを介してCPU23に接続されている。また、
ASIC回路22は、CPU23から印字タイミング信
号23dを受ける一方、CPU23に対して割り込み信
号23cを供給する。印字タイミング信号23dは、キ
ャリッジ8が定速領域となって印字開始点に達したこと
を知らせる信号であり、また、割り込み信号23cは、
ASIC回路22によるDMA(ダイレクト・メモリ・
アクセス)処理やドットパターン編集処理などに関連す
る信号であるが、詳細は更に後述する。
【0011】図3は、図2に示すASIC回路22を更
に詳細に示す回路ブロック図である。図示の通り、AS
IC回路22は、回路各部を制御するコントローラ35
と、ホストコンピュータ33からの印字データに適宜な
ドットパターン編集を施す変換部36と、ヘッドドライ
バ34に印字データ34a等を送出するデータ転送部3
7を中心的に備えている。コントローラ35は、イメー
ジメモリ21のデータ書き込み(WR)や読み出し(RD)を制
御するコントロール信号21aを出力する他、イメージ
メモリ21の読み出しアドレスを定めるリード・アドレ
ス・レジスタ38に所定値を設定する。また、ライト・
アドレス・レジスタ39のアドレス値を、所定のタイミ
ングでインクリメントする。なお、リード・アドレス・
レジスタ38及びライト・アドレス・レジスタ39は、
内部アドレスバス21bを介してイメージメモリ21に
接続されている。このコントローラ35の内部には、1
bitのDMA指令レジスタが設けられており、このD
MA指令レジスタの出力に基づいてコントローラ35の
DMA処理が実行されたり、ANDゲート40に対して
割り込み禁止信号40aが出力されたりする。また、コ
ントローラ35は、変換部36にも接続されており、後
述する各種の制御信号CTRに基づいて変換部36を動
作させて、ドットパターン編集を実現する。なお、コン
トローラ35は、セントロIF部32が出力するストロ
ーブ(stb) 信号32bを受けて、データ32cの受信タ
イミングを検知すると共に、同じストローブ信号32b
を受けるANDゲート40に対して割り込み禁止信号4
0aを出力する。
【0012】データ転送部37は、イメージメモリ21
からの印字データを受け、これをヘッドドライバ34に
送出する回路であり、コントローラ35からの転送指令
37aと、データ・ラッチ信号37bに基づいて動作す
る。転送指令37aは、コントローラ35が印字開始の
タイミングを示す印字タイミング信号23dをCPU2
3から受信したのちに、所要のタイミングで出力される
指令である。データ転送部37は、この転送指令37a
を受けて印字データ34aを送出した後、キャリッジ8
のエンコーダ信号に基づいて印字クロック34cを出力
することにより、キャリッジ8の走行に合わせて印字ヘ
ッド5からインクを噴射させる。また、データ転送部3
7は、内部データバス21cを介してイメージメモリ2
1に接続されており、コントローラ35によって読み出
された1回の印字に必要な64ノズル分のデータを、デ
ータ・ラッチ信号37bの受信毎に順次にラッチして、
この印字データ34aを転送指令37aに基づきヘッド
ドライバ34にシリアル転送する。
【0013】インターフェース制御部41は、ホスト側
からセントロIF部32を介して転送されるデータ32
cを受ける部分であり、8bitのパラレルデータであ
る受信データ32cをCPU23や変換部36に送出す
る。なお、インターフェース制御部41は、ACK やBUSY
等のコントロール信号32aで制御されて、ストローブ
信号32bに同期してセントロIF部32からデータ3
2cを受信する。アドレス・デコーダ42は、CPU2
3から送出されるアドレス信号23aをデコードして、
該当するレジスタ等を選択する回路であり、データバス
23bに送出されたデータは、選択された各レジスタ等
に設定される。
【0014】変換部36は、ホストコンピュータ33か
らのコマンドに応答して内部回路が切り替わるようにな
っており、ボールド変換部36A(図4)又はイタリッ
ク変換部36B(図6)として機能する。ボールド変換
部36Aの回路構成は、例えば、図4に示す通りであ
り、コントローラ35からの制御信号CTRの一部であ
る制御信号A,B,Cに基づいて動作して、インターフ
ェース制御部41からの8bit印字データ“a…h”
をボールド変換した後、内部データバス21cに出力す
る。ここで、ボールド変換とは、印字ドットデータの各
bitのデータ“Di ”を、隣接bit例えば直ぐ上位
bitのデータ“Di+1 ”と論理ORして出力する処
理、つまりDi +Di+1→Di の処理をいい、縦線の太
いボールド文字(図10(b)参照)を印字させるとき
に活用される。なお、ボールド変換部36Aの説明で
は、制御信号A,B,Cを、それぞれの機能に基づい
て、ボールド変換信号A、LSBラッチ信号B、及びラ
ッチクリア信号Cと表現する。
【0015】図4に示す通り、ボールド変換部36A
は、インターフェース制御部41からの8bit印字デ
ータ“a…h”のうち最下位bitデータ“h”をラッ
チするDラッチ43と、Dラッチ43の出力“j”及び
7bitドットデータ“a…g”を受けるANDゲート
列44と、ANDゲート列44の出力と8bit印字デ
ータ“a…h”とを論理ORするORゲート列45とで
構成されている。Dラッチ43は、コントローラ35か
らのLSBラッチ信号Bの立ち上がりに同期して、8b
it印字データの最下位bitデータ“h”をラッチし
て出力するが、一方、コントローラ35からのラッチク
リア信号Cが“0”になると強制的にクリアされてデー
タ“0”を出力する。また、ANDゲート列44は、コ
ントローラ35からのボールド変換信号Aが“0”であ
ればゲートを開いて、8bitデータ“ja…g”を出
力する。なお、図5は、ボールド変換部36Aの動作内
容を図示したものであるが詳細は後述する。
【0016】図6は、イタリック変換部36Bの回路例
を示したものである。イタリック変換部36Bは、コン
トローラ35からの制御信号CTR、具体的には、制御
信号A2−A0,B7−B0,Cに基づいて動作して、
インターフェース制御部41からの8bit印字データ
“a…h”をイタリック変換した後、これを内部データ
バス21cに出力する回路である。ここで、イタリック
変換とは、印字ドットの各bitデータを、下位bit
方向に所定数だけシフトさせる処理をいい、アルファベ
ットなどを右傾斜に印字させるときに必要となる(図1
0(c)参照)。なお、これ以降、イタリック変換部3
6Bの説明においては、制御信号A2−A0,B7−B
0,Cの各機能に基づいて、それぞれを、ビットシフト
信号A2−A0、ラッチ信号B7−B0、及びラッチク
リア信号Cと表現する。
【0017】図6に示すように、イタリック変換部36
Bは、8bit印字データ“a…h”を所定bit数だ
け回転シフトさせた状態で出力するビットシフト回路4
6と、ラッチ信号B7−B0に同期してビットシフト回
路46の出力をラッチする8bitラッチ列47とで構
成されている。ここで、ビットシフト回路46の入出力
は、下位bit方向へのbitローテーションの関係に
あり、コントローラ35からのビットシフト信号A2−
A0の値がNの場合には、インターフェース制御部41
から供給される8bit印字データ“a…h”は、Nb
itだけ回転シフトした状態で出力される(図7参
照)。また、8bitラッチ列47を構成する各ラッチ
は、コントローラ35からのラッチ信号B7−B0が
“0”のときデータを通過させ、“1”のときビットシ
フト回路46の出力をラッチして、内部データバス21
cに出力するが、一方、コントローラ35からのラッチ
クリア信号Cが“0”になると全出力を“0”にクリア
する。図8は、このイタリック変換部36Bの動作内容
を図示したものであるが詳細は後述する。
【0018】図9は、図2に示すヘッドドライバ34の
内部構成を図示したものである。ヘッドドライバ34
は、データ転送部37から送出される印字データ34a
に基づいて印字ヘッド5を駆動する回路であり、パラレ
ル変換部48と、ANDゲート列49と、ドライバ50
とで構成されている。パラレル変換部48は、転送クロ
ック34bに同期してシリアル転送されてくる印字デー
タ34aを取り込むと共に、64bit(印字ヘッドの
縦1列のノズル分)のシリアルデータをパラレルデータ
に変換する回路である。そして、このパラレルデータ
は、印字クロック34cに同期して、ANDゲート列4
9を通過してドライバ50に伝えられ、印字ヘッド5か
らは、対応するドットパターンによりインクが噴射され
る。
【0019】続いて、以上の構成からなるプリンタにつ
いて、ボールド変換処理やイタリック変換処理の動作内
容を説明する。 〔ボールド変換処理〕コンピュータ使用者がボールド変
換文字の印刷を希望した場合には、ホストコンピュータ
33からプリンタ1に向けて「ボールド指定コマンド」
が送出される。また、「転送コマンド」や、印字ヘッド
の一走行における横方向印字ドット数に対応した「転送
バイト数(n)」が送出され、これに続いて、nバイト
からなる印字データ(イメージデータ)が転送される。
このような初期状態においては、ASIC回路22の割
り込み禁止信号40a(図3参照)はHレベルであるの
で、ホストコンピュータ33から「ボールド指定コマン
ド」が転送されると、その時のストローブ(stb) 信号3
2bに対応して、CPU23には、セントロ・データ受
信の割り込み信号23cが加わる。そして、CPU23
は、ASIC回路22のコントローラ35を介して、変
換部36に形成されている図4に示すボールド変換部3
6Aを選択する。
【0020】「転送コマンド」や、それに引き続く「転
送バイト数」を受信した時にも、CPU23にセントロ
・データ受信の割り込みがかかるので、CPU23は、
「転送バイト数」受信の割り込みに対応して、コントロ
ーラ35内の該当レジスタに転送バイト数(=n)を設
定し、ライト・アドレス・レジスタ39に所定アドレス
値を設定すると共に、コントローラ35内のDMA指令
レジスタにDMA実行のための1bitデータ“1”を
設定する。DMA指令レジスタに“1”が設定される
と、コントローラ35は、割り込み禁止信号40aをL
レベルにするので、これ以降、CPU23にはセントロ
IF部32からの割り込みがかからないことになりDM
A処理が開始される。つまり、その後、セントロIF部
32はnバイトの印字データを順次に送ってくるが、C
PU23には割り込みがかからず、ASIC回路22で
のDMA処理によって、印字データの編集処理や編集デ
ータのイメージメモリ21への書き込み処理が行われ
る。
【0021】具体的には、図4のボールド変換部36A
が動作して、インターフェース制御部41を介してセン
トロIF部32から受信した8bit印字データをボー
ルド変換し、ボールド変換後の印字データがイメージメ
モリ21に書き込まれる。以下、図5を参照しつつ、ボ
ールド変換部36Aの動作内容を説明する。ホストコン
ピュータ33から「ボールド指定コマンド」を受信して
いない状態であれば、DMA処理中、ボールド変換信号
Aが“1”であり(無変換モード)、ANDゲート列4
4の全出力が“0”であるので、ORゲート列45から
は、インターフェース制御部41からの印字データ“a
…h”がそのまま出力される(図5(a)参照)。しか
し、今は、ホストコンピュータ33から「ボールド指定
コマンド」を既に受信した状態にあるので、DMA処理
中、ボールド変換信号Aが“0”であり、それ故に、A
NDゲート列44の出力は、“ja…g”となり、次の
ボールド変換処理が行われる。
【0022】ボールド変換処理の開始時、つまり、nバ
イトの印字データの第1バイト目(印字用紙の左端のデ
ータ)のボールド変換時には、コントローラ35は、ラ
ッチクリア信号Cを“0”にして、Dラッチ43の出力
“j”を強制的に“0”クリアする。すると、ORゲー
ト列45の一方の入力が“0a1 …g1 ”となり、他方
の入力は“a1 b1……h1 ”であるので、ORゲート列
45の出力は、“a1 ,a1 +b1 ,b1 +c1 ,c1
+d1 ,…,g1 +h1 ”となる(図5(b)参照)。
そして、このボールド変換後のデータが適宜なタイミン
グでイメージメモリ21に書き込まれる。1バイト目の
印字データについて、イメージメモリ21への書き込み
が完了すると、次に、コントローラ35は、ラッチクリ
ア信号Cを“1”にすると共に、LSBラッチ信号Bを
立ち上げる(図5(c)参照)。すると、この動作に応
答してDラッチ43には、第1バイト目の印字データの
最下位bitデータ“h1”がラッチされることにな
り、ORゲート列45の出力は、“a1 +h1 ,a1+
b1 ,b1 +c1 ,c1 +d1 ,…,g1 +h1 ”とな
る。但し、この時には、イメージメモリ21への書き込
みタイミングが終了しているので、このデータがイメー
ジメモリ21に書き込まれることはない。
【0023】続いて、第2バイト目の印字データ“a2
b2 c2 …h2 ”を受信したタイミングでは、Dラッチ
43は、第1バイト目データの最下位bitデータ“h
1 ”を出力しているので、ORゲート列45の出力は、
“a2 +h1 ,a2 +b2 ,b2 +c2 ,c2 +d2 ,
……,g2 +h2 ”となる(図5(d)参照)。そし
て、この変換データが適宜なタイミングでイメージメモ
リ21に書き込まれる。その後、コントローラ35は、
LSBラッチ信号Bを立ち上げるので、これに応答し
て、Dラッチ43には、第2バイト目の最下位bitデ
ータ“h2 ”がラッチされることになり、ORゲート列
45の出力は、“a2 +h2 ,a2 +b2 ,b2 +c2
,c2 +d2 ,……,g2 +h2 ”となる。セントロ
IF部32から第3バイト目以降の印字データ“ai b
i ci …hi”を受信した場合も同様であって、イメー
ジメモリ21には、ボールド変換された8bitデータ
“ai +hi-1 ,ai +bi ,bi +ci ,ci +di
,……,gi +hi ”が書き込まれ、その後、Dラッ
チ43には、その時の最下位bitデータ“hi ”がラ
ッチされることで、次の印字データに対するボールド変
換処理の準備が行われる。
【0024】このようにして、印字データ“ai bi c
i …hi ”の受信、各印字データに対するボールド変換
“ai +hi-1 ,ai +bi ,bi +ci ,ci +di
,……,gi +hi ”、及び、ボールド変換後の印字
データの書き込みがDMA処理によって実現され、印字
ヘッドの最上位ノズルに対応する1ラスタ目の印字デー
タ(nバイト)の書き込み処理が完了する。そこで、コ
ントローラ35は、この一の「転送コマンド」による最
後の印字データの受信に合わせて、DMA指令レジスタ
を“1”から“0”を戻して、割り込み禁止信号40a
をLレベルからHレベルに戻す。そのため、第n番目の
印字データを受信した後は、セントロIF部32からの
ストローブ信号32bに対応して、CPU23にセント
ロ受信割り込みがかかることになる。従って、次回の
「転送コマンド」受信に基づく割り込みが生じた後、上
記したのと同じ手順でDMA処理が開始されて、2ラス
タ目のnバイトの印字データについて、印字データの受
信、各印字データに対するボールド変換、及びボールド
変換後の各印字データの書き込みが行われる。
【0025】このような処理を繰り返した結果、1行分
(印字ヘッドの1走行分)の印字ドットデータ、つまり
64ラスタ分の印字データの格納が終了した段階で、C
PU23は、ASIC回路22のコントローラ35に対
し、印字のための準備指令を出力し、また、キャリッジ
8の走行を開始させる。そして、キャリッジ8が定速に
達した時点(印字開始位置に到達した時点)で、印字開
始のための印字タイミング信号23dを、ASIC回路
22のコントローラ35に送る。これに応答して、AS
IC回路22のコントローラ35は、イメージメモリ2
1に格納されている印字データから、印字ヘッド5の縦
一列のノズルに対応する64ビットのデータを順次読み
出す。そして、データ転送部37を介して、これをヘッ
ドドライバ34にシリアル転送する。また、キャリッジ
8のエンコーダ信号に基づいて作成される印字クロック
34bをヘッドドライバ34に出力する。ヘッドドライ
バ34は、この印字クロック34bに基づいて、その直
前にシリアル転送されている印字データを一気にパラレ
ル出力するので、計64個のノズルに対応した圧電素子
は、選択的に駆動されてインクを噴射させる。図10
(b)は、ボールド変換された印字データによる印字結
果を図示したものである。印字用紙の左端部を除いて、
各ドットデータは、直ぐ左のドットデータを重ねた関係
(OR関係)の印字結果となっており、縦線を横太に編
集した印字結果となっている。
【0026】〔イタリック変換処理〕続いて、イタリッ
ク変換処理について説明する。コンピュータ使用者がイ
タリック変換文字の印刷を希望した場合には、ホストコ
ンピュータ33から「イタリック指定コマンド」が送出
される。そこで、CPU23は、ASIC回路22のコ
ントローラ35を介して、変換部36に形成されている
イタリック変換部36Bを選択する。「転送コマンド」
や「転送バイト数(n)」がホストコンピュータ33か
ら送出されてくること、及び、これに続いて、nバイト
からなる印字データが転送されてくることは、ボールド
変換処理の場合と同様であるので、ここでは、DMA処
理による印字データのイタリック変換と、変換された印
字データの書き込みについてのみ説明する。なお、イタ
リック変換の具体的内容は適宜に設計可能であるが、こ
の実施の形態では、縦11ドットで形成される文字キャ
ラクターのうち、最初の3ラスタのドットデータを右に
3bitシフトさせ、次の3ラスタを右に2bitシフ
トさせ、その次の3ラスタを右に1bitシフトさせ、
残りの2ラスタはシフトさせないことにする(図10
(c)参照)。
【0027】以下、図8を参照しつつ、イタリック変換
部36Bの動作内容を説明する。ホストコンピュータ3
3から「イタリック指定コマンド」を受信していない
か、或いは、縦11ドットの印字ドットデータの最後の
2ラスタ分の印字データを受信している状態であれば、
DMA処理中、ビットシフト信号A2−A0が“00
0”であり(無変換モード)、また、8bitのラッチ
信号B7−B0がすべて“0”であるので、8bitラ
ッチ列47からは、インターフェース制御部41からの
印字データ“a…h”がそのまま出力される(図8
(a)参照)。しかし、今は、ホストコンピュータ33
から「ボールド指定コマンド」を受信した状態にあり、
且つ、縦11ドットの文字キャラクターのうち第1ラス
タの第1バイト目の印字データを受信した状態にあるの
で、次のイタリック変換処理が行われる。イタリック変
換処理の開始時、つまり、nバイトの印字データの第1
バイト目(印字用紙の左端のデータ)のイタリック変換
時には、コントローラ35は、先ずラッチクリア信号C
を“0”にして、8bitラッチ列47の出力を強制的
に“0…0”にクリアする(図8(b)参照)。その
後、コントローラ35は、ラッチ信号B7−B0をすべ
て“1”にしてラッチ状態にした後、ラッチクリア信号
Cを“1”に戻すと共に、ビットシフト信号A2−A0
を“011”に設定する(図8(c)参照)。この時、
ビットシフト回路46には、第1バイト目の印字データ
“a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 ”が入力されてい
るので、図7の真理値表に従って、変換データ“f1 g
1 h1 a1 b1 c1 d1 e1 ”が出力される。但し、こ
のタイミングでは、ラッチ信号B7−B0が“1…1”
であるので、8bitラッチ列47の出力は“0…0”
のままである。
【0028】その後、コントローラ35は、ラッチ信号
B7−B0の下位5bitを“0”にするので、これに
合わせて8bitラッチ列47の出力は“000a1 b
1 c1 d1 e1 ”となり、このイタリック変換された印
字データがイメージメモリ21に書き込まれる(図8
(d)参照)。イメージメモリ21へのデータ書き込み
が完了した後、コントローラ35は、ラッチ信号B7−
B0の上位3bitも“0”にするので、これに合わせ
て8bitラッチ列47の出力は“f1 g1 h1 a1 b
1 c1 d1 e1 ”となる(図8(e)参照)。但し、こ
のデータは、イメージメモリ21に書き込まれることは
ない。その後、第1ラスタの第2バイト目の印字データ
“a2 b2 c2 d2 e2 f2g2 h2 ”を受信すると、
ビットシフト回路46の出力は、変換されて“f2 g2
h2 a2 b2 c2 d2 e2 ”となるが、ラッチ信号B7
−B0が“1…1”であるので、8bitラッチ列47
の出力は前回入力された印字データ“f1 g1h1 a1
b1 c1 d1 e1 ”がラッチされたままである(図8
(f)参照)。
【0029】そして、コントローラ35が、ラッチ信号
B7−B0の下位5bitを“0”にするのに合わせ
て、8bitラッチ列47の出力は“f1 g1 h1 a2
b2 c2 d2 e2 ”となり、この印字データが適宜なタ
イミングでイメージメモリ21に書き込まれる(図8
(g)参照)。次に、コントローラ35は、ラッチ信号
B7−B0の上位3bitを“0”にするので、これに
合わせて8bitラッチ列47の出力は“f2 g2 h2
a2 b2 c2 d2 e2 ”となるが、前述の通り、このデ
ータがイメージメモリ21に書き込まれることはない
(図8(h)参照)。以下、同様であって、ラッチ信号
B7−B0を“11111111”から“111000
00”に変化させることにより、イタリック変換データ
“fi-1 gi-1 hi-1 ai bi ci di ei ”を8bi
tラッチ列47に出力してイメージメモリ21に書き込
み、その後、ラッチ信号B7−B0を“0000000
0”から“11111111”に変化させることによっ
て、8bitラッチ列47の上位3bitに、そのとき
の印字データの上位3bit“fi gi hi ”を保存す
る。
【0030】このような処理を繰り返しつつ、第1ラス
タから第3ラスタまでの合計3×nバイトの印字データ
について、イタリック変換及びデータ書き込みの処理を
完了させる。その後の第4ラスタから第6ラスタまでの
動作は、ビットシフト信号A2−A0が“010”であ
る点、及び、図8(d)のタイミングでラッチ信号B7
−B0が“11000000”となる点を除けば、第1
ラスタから第3ラスタまでの処理と同様である。同様
に、第7〜9ラスタについては、ビットシフト信号A2
−A0が“001”であり、図8(d)のタイミングで
ラッチ信号B7−B0が“10000000”となる。
第10〜11ラスタについては、ビットシフト信号A2
−A0が“000”であり、図8(d)のタイミングで
ラッチ信号B7−B0が“00000000”となる。
第12〜22ラスタについても、これと同様であって、
3ラスタ毎にbitシフト数やラッチ信号B7−B0の
状態が推移する。以上の処理を繰り返した結果、1行分
(印字ヘッドの1走行分)の印字ドットデータ、つまり
64ラスタ分の印字データの格納が終了した段階で、C
PU23は、ASIC回路22のコントローラ35に対
し、印字のための準備指令を出力し、ボールド変換処理
において説明したと同様の手順を経て、計64個のノズ
ルに対応した圧電素子は、選択的に駆動されてインクを
噴射させる。図10(c)は、イタリック変換された印
字データによる印字結果を図示したものである。各ドッ
トデータは、適当なドット数だけ右にシフトされて、全
体として右傾斜のイタリック変換文字になっている。
【0031】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は、これに限定されず種々の変更が可能
である。特に、ボールド変換部36Aやイタリック変換
部36Bは、一回路例を示したものに過ぎず、図10
(b)(c)の印字結果と同等又は類似の印字結果を得
るものであれば、いかなる回路構成を採っても良い。ま
た、コントローラからの制御信号CTRによる制御内容
も、変換部の回路構成などに合わせて適宜に変更できる
のは勿論である。いずれにしても、本発明では、DMA
処理によってデータ書き込み/読み出し処理が行われ、
且つ、ハードロジック回路で構成された変換部によって
所定の編集処理が行われるので、これらの処理中、CP
Uはアドレスバスやデータバスを自由に使用できて、処
理の円滑化や迅速化が実現される。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係る印刷
記録装置によれば、、DMA指令に基づいてホストから
の印字情報を記憶手段に直接に転送するハードロジック
回路を備えているので、CPUの負担が軽減されて、全
体として処理が迅速化される。また、前記のハードロジ
ック回路は、ドットデータの編集を行う変換部を有して
いるので、ホスト側からドットパターン編集の必要な印
字情報が転送されてきた場合にも、印字時間が増加して
しまうことがない。また、請求項2の発明に係る印刷記
録装置によれば、上記の効果に加えて、使用頻度の高い
ボールド変換やイタリック変換がハードロジック回路で
実現されるので、高価なCPUを採用することなく、迅
速に編集処理を行うことができる。さらに請求項3の発
明に係る印刷記録装置によれば、上記効果に加え、ホス
トからインターフェース部を介して転送されるデータ
を、CPUおよび変換部に直接送出するインターフェー
ス制御部も、ハードロジック回路で実現されるので、ホ
ストから転送されたデータを迅速に変換部に送出し、か
つ編集処理を行うことができる。請求項4の発明に係る
印刷記録装置によれば、上記効果に加え、変換部におい
て印字情報をラスタ方向に編集して記憶手段に書込み、
ヘッドドライバにより、複数ラスタ分のイメージデータ
を1ラインとして印字ヘッドに送出するので、印字情報
をラスタ方向に編集して迅速に記憶手段に書込み、複数
ラスタ分のイメージデータを1ラインとして印字ヘッド
で高速に印字することができる。請求項5の発明に係る
印刷記録装置によれば、上記効果に加え、印字ヘッド
を、インク液滴を吐出してドットパターン状の印字をす
るインクジェット式ヘッドとしているので、高解像度の
パターンでも、高価なCPUを使用することなく迅速に
編集し、印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるインクジェット式プ
リンタの概略外観図である。
【図2】上記インクジェット式プリンタの制御系のブロ
ック図である。
【図3】上記インクジェット式プリンタのASIC回路
の内部ブロック図である。
【図4】制御系におけるボールド変換部の具体的な回路
構成図である。
【図5】ボールド変換部の動作内容を説明する図であ
る。
【図6】制御系におけるイタリック変換部の具体的な回
路構成図である。
【図7】イタリック変換部の動作を説明する真理値表を
示す図である。
【図8】イタリック変換部の動作内容を説明する図であ
る。
【図9】ヘッドドライバの構成を示すブロック図であ
る。
【図10】パターン編集されたドットデータによる印刷
結果を示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ(印刷記録装置) 5 印字ヘッド 21 イメージメモリ(記憶手段) 22 ASIC回路(ハードロジック回路) 23 CPU 33 ホストコンピュータ(ホスト) 34 ヘッドドライバ 36 変換部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストから印字情報を受取り、該印字情
    報をイメージデータとして記憶手段に書込み、該記憶手
    段に書込まれたイメージデータを読出して、印字ヘッド
    により印字する印刷記録装置において、 装置各部の動作をプログラム制御するCPUと、 前記記憶手段から読出したイメージデータに基づいて印
    字ヘッドを駆動する印字ヘッドドライバと、 前記ホスト、CPU、記憶手段及び印字ヘッドドライバ
    の間に介在され、前記CPUからのダイレクト・メモリ
    ・アクセス(DMA)指令に基づいてホストからの印字
    情報を前記記憶手段に直接に転送するハードロジック回
    路とを備え、 前記ハードロジック回路は、前記記憶手段へのデータの
    書込み時にドットパターン編集を行う変換部を有したこ
    とを特徴とする印刷記録装置。
  2. 【請求項2】 前記変換部は、ボールド変換処理又はイ
    タリック変換処理を実現することを特徴とする請求項1
    に記載の印刷記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ハードロジック回路は、前記ホスト
    からインターフェース部を介して転送されるデータを、
    前記CPUおよび変換部に直接送出するインターフェー
    ス制御部を有したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の印刷記録装置。
  4. 【請求項4】 前記変換部は、前記印字情報をラスタ方
    向に編集して前記記憶手段に書込むものであり、 複数ラスタ分のイメージデータを1ラインとして前記印
    字ヘッドに送出するヘッドドライバをさらに有したこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記印字ヘッドは、インク液滴を吐出し
    てドットパターン状の印字をするインクジェット式ヘッ
    ドであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載の印刷記録装置。
JP7328008A 1995-11-21 1995-11-21 印刷記録装置 Pending JPH09141936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7328008A JPH09141936A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 印刷記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7328008A JPH09141936A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 印刷記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09141936A true JPH09141936A (ja) 1997-06-03

Family

ID=18205486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7328008A Pending JPH09141936A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 印刷記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09141936A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224388A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2011105006A (ja) * 2011-01-31 2011-06-02 Seiko Epson Corp 印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224388A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP4710343B2 (ja) * 2005-02-16 2011-06-29 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
JP2011105006A (ja) * 2011-01-31 2011-06-02 Seiko Epson Corp 印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0782095B1 (en) Ink jet printer and drive method thereof
US5471322A (en) Recording apparatus with reduced memory capacity requirement
US7192112B2 (en) Printing apparatus and method capable of complementary printing for an ink discharge failure nozzle
US7008040B2 (en) Ink jet printer and image printing system as well as printing methods therefor
JPH10312254A (ja) シリアルプリンタ及びシリアルプリンタにおけるイメージバッファアクセス方法
JP4665792B2 (ja) 印刷システム及び印刷方法
JPH09141936A (ja) 印刷記録装置
US6209984B1 (en) Power saving ink jet printer and controlling method thereof
JP2007030253A (ja) インクジェット記録装置
JP2001328256A (ja) インクジェットプリンタ及びその記録方法
US20020167561A1 (en) Printing apparatus
JP2774354B2 (ja) インクジェット記録装置及びその制御方法
JPH09154010A (ja) 印刷記録装置
US7206095B2 (en) Printing apparatus and method
JP2002137373A (ja) 記録処理方法、記録システム、情報処理装置およびインクジェット記録装置
JP4329167B2 (ja) 画像処理装置及び画像出力装置
JPH09131922A (ja) 記録装置
JP2861586B2 (ja) 印刷制御装置
JPH09290520A (ja) シリアル式印字装置
JPH09164732A (ja) 記録装置
JP3861940B2 (ja) シリアルプリンタ、及び印字制御方法
JP2913977B2 (ja) 印刷制御装置
JP5343504B2 (ja) インクジェット記録装置、画像形成システム、画像形成方法、及びプログラム
KR100206266B1 (ko) 프린터의 캐리지 제어방법
JP2002225241A (ja) インクジェットプリンタおよびその印刷方法