JPH09141898A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JPH09141898A JPH09141898A JP7326525A JP32652595A JPH09141898A JP H09141898 A JPH09141898 A JP H09141898A JP 7326525 A JP7326525 A JP 7326525A JP 32652595 A JP32652595 A JP 32652595A JP H09141898 A JPH09141898 A JP H09141898A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- wiping
- ink
- nozzle
- control means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/16535—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイピンング終了後、すぐに印字することが
できるインクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】 ワイピング装置8によるワイピング動作
時に先立って、ノズルを加熱するフロントヒータ16に
供給される電力を高める。よって、フロントヒータ16
によって、ワイピング用紙8aとの接触により奪われた
熱量を補給し、ノズル温度の低下を抑制する。
できるインクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】 ワイピング装置8によるワイピング動作
時に先立って、ノズルを加熱するフロントヒータ16に
供給される電力を高める。よって、フロントヒータ16
によって、ワイピング用紙8aとの接触により奪われた
熱量を補給し、ノズル温度の低下を抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクタンクに収
容された固体インクを加熱、溶融して印字するホットメ
ルト用のインクジェットヘッドプリンタに関する。
容された固体インクを加熱、溶融して印字するホットメ
ルト用のインクジェットヘッドプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、固体インクを加熱、溶融して
印字するホットメルトタイプのインクジェットプリンタ
が知られているが、そのような固体インクは、インクジ
ェットヘッドのノズル面近傍にインクかすやゴミ等が付
着し易く、また、インクジェットヘッドのインク流路内
にエア等が溜まり易いため、ノズルのノズル孔がつまり
やすく、そのようなノズル孔のつまりは、印字品質に悪
影響を及ぼす原因となっていた。
印字するホットメルトタイプのインクジェットプリンタ
が知られているが、そのような固体インクは、インクジ
ェットヘッドのノズル面近傍にインクかすやゴミ等が付
着し易く、また、インクジェットヘッドのインク流路内
にエア等が溜まり易いため、ノズルのノズル孔がつまり
やすく、そのようなノズル孔のつまりは、印字品質に悪
影響を及ぼす原因となっていた。
【0003】そこで、インクジェットヘッドのノズルに
対面して、交換可能なクリーニング用紙を取り付け、イ
ンクジェットヘッドに一定の力で接触させながら、付着
したインクを拭き取る方法や、ノズル内に入り込んだゴ
ミやエアを取り除くため、強制的にインクをノズルより
噴射させ、ノズルより少し離した前記クリーニング用紙
に、ゴミ等を付着させるクリーニング装置を設ける方法
で、定期的あるいは必要に応じてインクジェットヘッド
の清掃を行い、インクジェットヘッドの性能を維持して
いるものがある(例えば、特公平7ー39180号公
報、特開平5ー42677号公報参照)。
対面して、交換可能なクリーニング用紙を取り付け、イ
ンクジェットヘッドに一定の力で接触させながら、付着
したインクを拭き取る方法や、ノズル内に入り込んだゴ
ミやエアを取り除くため、強制的にインクをノズルより
噴射させ、ノズルより少し離した前記クリーニング用紙
に、ゴミ等を付着させるクリーニング装置を設ける方法
で、定期的あるいは必要に応じてインクジェットヘッド
の清掃を行い、インクジェットヘッドの性能を維持して
いるものがある(例えば、特公平7ー39180号公
報、特開平5ー42677号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、クリーニング用紙等のワイパー部材をインクジェ
ットヘッドに接触させながらワイピングする場合には、
上記クリーニング用紙等によってノズル付近の熱が奪わ
れ、ノズル温度が低下するので、再び上昇するまで印字
することができない。上記特開平5ー42677号公報
には、クリーニング用紙を加熱することが記載されてい
るが、クリーニング用紙を単に加熱しても、その温度が
ノズル温度以上でなければ、ワイピング動作によるノズ
ル部の温度低下が生じる。
うに、クリーニング用紙等のワイパー部材をインクジェ
ットヘッドに接触させながらワイピングする場合には、
上記クリーニング用紙等によってノズル付近の熱が奪わ
れ、ノズル温度が低下するので、再び上昇するまで印字
することができない。上記特開平5ー42677号公報
には、クリーニング用紙を加熱することが記載されてい
るが、クリーニング用紙を単に加熱しても、その温度が
ノズル温度以上でなければ、ワイピング動作によるノズ
ル部の温度低下が生じる。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、ワイピンング終了後、すぐに印字することができる
インクジェットプリンタを提供することを目的とする。
で、ワイピンング終了後、すぐに印字することができる
インクジェットプリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、イン
クタンクに収容された固体インクを加熱、溶融して液体
インクとし、ノズルを通じて噴射して印字するインクジ
ェットヘッドと、該インクジェットヘッドのノズル面を
ワイパ部材にて清掃するワイピング動作を行うワイピン
グ手段と、該ワイピング手段の駆動を制御するワイピン
グ制御手段とを有するインクジェットプリンタを前提と
し、上記インクジェットヘッドのノズル付近を加熱する
加熱ヒータ手段と、該ワイピング制御手段よりの信号を
受け、少なくともワイピング動作の間、上記加熱ヒータ
手段による発熱量を高めるヒータ制御手段とを備える構
成とする。
クタンクに収容された固体インクを加熱、溶融して液体
インクとし、ノズルを通じて噴射して印字するインクジ
ェットヘッドと、該インクジェットヘッドのノズル面を
ワイパ部材にて清掃するワイピング動作を行うワイピン
グ手段と、該ワイピング手段の駆動を制御するワイピン
グ制御手段とを有するインクジェットプリンタを前提と
し、上記インクジェットヘッドのノズル付近を加熱する
加熱ヒータ手段と、該ワイピング制御手段よりの信号を
受け、少なくともワイピング動作の間、上記加熱ヒータ
手段による発熱量を高めるヒータ制御手段とを備える構
成とする。
【0007】よって、請求項1の発明によれば、ヒータ
制御手段によって、ワイピング制御手段よりの信号にて
ワイピング手段によりワイピング動作が開始されること
が検出されると、ワイピング動作の間、加熱ヒータ手段
による発熱量が高められ、ワイピング動作によるノズル
付近での温度低下が防止される。即ち、加熱ヒータ手段
は、通常時には、固形インクを溶融して液体状態とし、
ノズル部での該インクの粘度が吐出に適したものとなる
温度に保持するものであるが、ワイピング動作が行われ
る際には、発熱量を多くすることで、ワイパ部材の接触
によるノズル部におけるインク温度の低下を防止するよ
うになっている。
制御手段によって、ワイピング制御手段よりの信号にて
ワイピング手段によりワイピング動作が開始されること
が検出されると、ワイピング動作の間、加熱ヒータ手段
による発熱量が高められ、ワイピング動作によるノズル
付近での温度低下が防止される。即ち、加熱ヒータ手段
は、通常時には、固形インクを溶融して液体状態とし、
ノズル部での該インクの粘度が吐出に適したものとなる
温度に保持するものであるが、ワイピング動作が行われ
る際には、発熱量を多くすることで、ワイパ部材の接触
によるノズル部におけるインク温度の低下を防止するよ
うになっている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1のインクジェ
ットプリンタにおいて、上記ヒータ制御手段が、上記ワ
イピング制御手段よりの信号を受け、上記ワイピング動
作に先立って、上記加熱ヒータ手段に供給する電力を高
める。
ットプリンタにおいて、上記ヒータ制御手段が、上記ワ
イピング制御手段よりの信号を受け、上記ワイピング動
作に先立って、上記加熱ヒータ手段に供給する電力を高
める。
【0009】請求項2の発明によれば、予め加熱され、
ワイピング動作開始時にワイパ部材がノズルに触れるこ
とに起因するインクの固化若しくは増粘による不都合が
回避される。
ワイピング動作開始時にワイパ部材がノズルに触れるこ
とに起因するインクの固化若しくは増粘による不都合が
回避される。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2のイン
クジェットプリンタにおいて、前記加熱ヒータ手段が、
インクジェットヘッド内のインクを溶融状態に維持する
メインヒータと、ノズル付近を加熱するサブヒータとを
有し、前記ヒータ制御手段は、メインヒータを常時駆動
させ、上記ワイピング制御手よりの信号を受けた際には
上記サブヒータを駆動させる。
クジェットプリンタにおいて、前記加熱ヒータ手段が、
インクジェットヘッド内のインクを溶融状態に維持する
メインヒータと、ノズル付近を加熱するサブヒータとを
有し、前記ヒータ制御手段は、メインヒータを常時駆動
させ、上記ワイピング制御手よりの信号を受けた際には
上記サブヒータを駆動させる。
【0011】請求項3の発明によれば、ヒータ制御手段
によって、メインヒータがインクジェットヘッド内のイ
ンクを溶融状態に維持するように、常時加熱しワイピン
グ制御手段よりの信号を受けた際には、ノズル付近を加
熱するサブヒータが駆動される。
によって、メインヒータがインクジェットヘッド内のイ
ンクを溶融状態に維持するように、常時加熱しワイピン
グ制御手段よりの信号を受けた際には、ノズル付近を加
熱するサブヒータが駆動される。
【0012】請求項4の発明は、請求項1又は2のイン
クジェットプリンタにおいて、上記ヒータ制御手段が、
上記ワイピング制御手段よりの信号を受け、少なくとも
上記ワイピング動作の間、上記加熱ヒータ手段へ供給す
る電力を高める。
クジェットプリンタにおいて、上記ヒータ制御手段が、
上記ワイピング制御手段よりの信号を受け、少なくとも
上記ワイピング動作の間、上記加熱ヒータ手段へ供給す
る電力を高める。
【0013】請求項4の発明によれば、ワイピング動作
の間、加熱ヒータ手段へ供給する電力が高められ、それ
によって加熱ヒータ手段による発熱量が高められる。
の間、加熱ヒータ手段へ供給する電力が高められ、それ
によって加熱ヒータ手段による発熱量が高められる。
【0014】請求項5の発明は、請求項4のインクジェ
ットヘッドプイリンタにおいて、ヒータ制御手段が、デ
ューティ制御により加熱ヒータ手段のヒータ温度を制御
するもので、少なくともワイピング動作の間、デューテ
ィ信号のデューティ比を高める。
ットヘッドプイリンタにおいて、ヒータ制御手段が、デ
ューティ制御により加熱ヒータ手段のヒータ温度を制御
するもので、少なくともワイピング動作の間、デューテ
ィ信号のデューティ比を高める。
【0015】請求項5の発明によれば、少なくともワイ
ピング動作の間、ヒータ制御手段によって、デューティ
信号のデューティ比を高められ、加熱ヒータ手段による
発熱量がが高められる。
ピング動作の間、ヒータ制御手段によって、デューティ
信号のデューティ比を高められ、加熱ヒータ手段による
発熱量がが高められる。
【0016】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かのインクジェットプリンタにおいて、上記ワイパ部材
はシート状であり、上記インクジェットヘッドのノズル
に密着しながら相対移動することにより、上記ノズルの
ノズル面を清掃するものである。
かのインクジェットプリンタにおいて、上記ワイパ部材
はシート状であり、上記インクジェットヘッドのノズル
に密着しながら相対移動することにより、上記ノズルの
ノズル面を清掃するものである。
【0017】請求項6の発明によれば、シート状のワイ
パ部材が、インクジェットヘッドのノズルに密着させな
がら相対移動せしめ、上記ノズルのノズル面が清掃され
るが、その密着の際に奪われる熱は加熱ヒータ手段によ
り補充される。
パ部材が、インクジェットヘッドのノズルに密着させな
がら相対移動せしめ、上記ノズルのノズル面が清掃され
るが、その密着の際に奪われる熱は加熱ヒータ手段によ
り補充される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0019】図1はホットメルトタイプのインクジェッ
トプリンタの斜視図である。図1において、インクジェ
ットヘッドプリンタ1は、固体インク(例えば融点70
〜80℃)を加熱、溶融して、液体インク(例えばイン
ク温度125℃)としてノズルを通じて噴射して印字す
るホットメルトタイプのインクジェットヘッド11を有
し、該インクジェットヘッド11が、平行に配置された
1対のガイドレール2,2に移動可能に設けられたキャ
リッジ3に搭載されている。よって、上記インクジェッ
トヘッド11は、キャリッジ3の往復移動により、往復
移動せしめられる。そして、インクジェットヘッド11
は、搬送ローラ4及び補助ローラ5に挟持されて上記キ
ャリッジ3の往復移動方向に直交する方向に搬送される
印字用紙6に、プラテンプレート7上で印字するように
なっている。
トプリンタの斜視図である。図1において、インクジェ
ットヘッドプリンタ1は、固体インク(例えば融点70
〜80℃)を加熱、溶融して、液体インク(例えばイン
ク温度125℃)としてノズルを通じて噴射して印字す
るホットメルトタイプのインクジェットヘッド11を有
し、該インクジェットヘッド11が、平行に配置された
1対のガイドレール2,2に移動可能に設けられたキャ
リッジ3に搭載されている。よって、上記インクジェッ
トヘッド11は、キャリッジ3の往復移動により、往復
移動せしめられる。そして、インクジェットヘッド11
は、搬送ローラ4及び補助ローラ5に挟持されて上記キ
ャリッジ3の往復移動方向に直交する方向に搬送される
印字用紙6に、プラテンプレート7上で印字するように
なっている。
【0020】そして、上記インクジェットヘッド11の
移動経路の印字エリアから外れた位置には、インクジェ
ットヘッド11のノズル面にワイピング用紙8a(ワイ
パ部材)を接触させてワイピングするワイピング装置8
(ワイピング手段)が配設されている。ワイピング装置
8は、シート状の媒体であるワイピング用紙8aがケー
シング8b内に収納され、図示しない押出し手段(例え
ばソレノイド)によってワイピング動作時にワイピング
用紙8aがインクジェットヘッド11のノズル面と接触
する位置まで押し出され、ワイピング用紙8aをノズル
面に密着させながら相対移動させ、それによってノズル
面を清掃するように構成されている。つまり、ワイピン
グ装置8は、インクジェットプリンタ1を制御するコン
トローラ25に連係され、それによってコントローラ2
5のワイピング制御手段24にてワイピング装置8の駆
動を制御するように構成されている(図7参照)。
移動経路の印字エリアから外れた位置には、インクジェ
ットヘッド11のノズル面にワイピング用紙8a(ワイ
パ部材)を接触させてワイピングするワイピング装置8
(ワイピング手段)が配設されている。ワイピング装置
8は、シート状の媒体であるワイピング用紙8aがケー
シング8b内に収納され、図示しない押出し手段(例え
ばソレノイド)によってワイピング動作時にワイピング
用紙8aがインクジェットヘッド11のノズル面と接触
する位置まで押し出され、ワイピング用紙8aをノズル
面に密着させながら相対移動させ、それによってノズル
面を清掃するように構成されている。つまり、ワイピン
グ装置8は、インクジェットプリンタ1を制御するコン
トローラ25に連係され、それによってコントローラ2
5のワイピング制御手段24にてワイピング装置8の駆
動を制御するように構成されている(図7参照)。
【0021】上記ワイピング装置8は、具体的には、ワ
イピング用紙8aがロール軸8dにロール状に巻かれて
おり、開口窓8cを通じてワイピング動作を行い、使用
済みのワイピング用紙8aが、ガイド軸を介して、駆動
手段によって回転駆動される巻取軸8eに順次巻取り回
収するようになっている。尚、ワイピング装置8による
ワイピング動作は、印字を開始するための電源投入時の
ほか、図示しないワイパースイッチのONによっても行
われる。
イピング用紙8aがロール軸8dにロール状に巻かれて
おり、開口窓8cを通じてワイピング動作を行い、使用
済みのワイピング用紙8aが、ガイド軸を介して、駆動
手段によって回転駆動される巻取軸8eに順次巻取り回
収するようになっている。尚、ワイピング装置8による
ワイピング動作は、印字を開始するための電源投入時の
ほか、図示しないワイパースイッチのONによっても行
われる。
【0022】上記インクジェットヘッド11は、図2に
示すように、固体インクを内部に収容する中空形状のイ
ンクタンク12を有する。上記インクタンク12は、底
壁部12aの一側にインク供給口12bが開設された略
直方体形状のインクタンク本体12Aを有し、該インク
供給口12bが設けられている側の外側面の下側半分が
傾斜面となっており、その傾斜面を延長するように平板
状の延長部12Bが延設されている。そして、上記タン
ク本体12Aの他側の内部には、側壁部12c及び底壁
部12aに連接された2つのリブ12d,12dが平行
に立設されている。
示すように、固体インクを内部に収容する中空形状のイ
ンクタンク12を有する。上記インクタンク12は、底
壁部12aの一側にインク供給口12bが開設された略
直方体形状のインクタンク本体12Aを有し、該インク
供給口12bが設けられている側の外側面の下側半分が
傾斜面となっており、その傾斜面を延長するように平板
状の延長部12Bが延設されている。そして、上記タン
ク本体12Aの他側の内部には、側壁部12c及び底壁
部12aに連接された2つのリブ12d,12dが平行
に立設されている。
【0023】また、上記タンク本体12Aには、リブ1
2d,12dが設けられている側の底面に、インクタン
ク12内のインクを加熱するタンクヒータ13(セラミ
ックヒータ)が固着されている。
2d,12dが設けられている側の底面に、インクタン
ク12内のインクを加熱するタンクヒータ13(セラミ
ックヒータ)が固着されている。
【0024】前記インクタンク12の傾斜面の部位にお
いて、インク供給口12bに連通するインク通路が形成
された断面くの字形状の接続部材14が装着され、該接
続部材14を介して該接続部材14のインク通路に連通
するインク通路を有する第1ベースプレート15が接続
固定されている。
いて、インク供給口12bに連通するインク通路が形成
された断面くの字形状の接続部材14が装着され、該接
続部材14を介して該接続部材14のインク通路に連通
するインク通路を有する第1ベースプレート15が接続
固定されている。
【0025】また、上記第1ベースプレート15の上面
側(インクタンク12側)には、ノズル(後述のノズル
プレート20)の上面側(背面側)を加熱するフロント
ヒータ16が配設されている。このフロントヒータ16
は、第1ベースプレート15の上端部から、延長部12
Bの下側面を経て接続部材14の上端部付近まで延びて
いる。
側(インクタンク12側)には、ノズル(後述のノズル
プレート20)の上面側(背面側)を加熱するフロント
ヒータ16が配設されている。このフロントヒータ16
は、第1ベースプレート15の上端部から、延長部12
Bの下側面を経て接続部材14の上端部付近まで延びて
いる。
【0026】上記第1ベースプレート15の下面側に
は、その上端部から延長部12Bの上端部に対応する部
位まで第2ベースプレート17が固着されている。さら
に、第2ベースプレート17の下側には、図3及び図4
に示すように、インク噴射させるための駆動部18aを
有する圧電素子18(PZT)、インク噴射のためのキ
ャビティ(インク供給室19a、インク通路19b及び
インク吐出口19c)を形成するキャビティプレート1
9(図5参照)、ノズル孔19aを有するノズルプレー
ト20が順に固着されている。
は、その上端部から延長部12Bの上端部に対応する部
位まで第2ベースプレート17が固着されている。さら
に、第2ベースプレート17の下側には、図3及び図4
に示すように、インク噴射させるための駆動部18aを
有する圧電素子18(PZT)、インク噴射のためのキ
ャビティ(インク供給室19a、インク通路19b及び
インク吐出口19c)を形成するキャビティプレート1
9(図5参照)、ノズル孔19aを有するノズルプレー
ト20が順に固着されている。
【0027】また、圧電素子18とキャビティプレート
19との間には可撓性を有する振動板26が介設され、
上記圧電素子18の駆動部18aが偏位して振動板26
を介してインク通路19bを加圧することで、ノズル孔
20aを通じてインク液滴27が噴射されるようになっ
ている(図6参照)。
19との間には可撓性を有する振動板26が介設され、
上記圧電素子18の駆動部18aが偏位して振動板26
を介してインク通路19bを加圧することで、ノズル孔
20aを通じてインク液滴27が噴射されるようになっ
ている(図6参照)。
【0028】そして、上記タンクヒータ13及びフロン
トヒータ16は、図7に示すように、それぞれ温度セン
サ21,22(例えばサーミスタ)が設けられると共
に、該両温度センサ21,22よりの温度信号に基づい
て上記両ヒータ13,16のヒータ温度を所定の温度に
制御するコントローラ25のヒータ制御手段23に連係
され、それによってインクタンク12を含むインクジェ
ットヘッド11内のインク温度が目標インク温度となる
ように温度制御されるようになっている。ここで、目標
インク温度とは、インク粘度が、インクを液滴として吐
出するのに適した値(3〜50cps、好ましくは5〜
20cps)となるような温度をいう。
トヒータ16は、図7に示すように、それぞれ温度セン
サ21,22(例えばサーミスタ)が設けられると共
に、該両温度センサ21,22よりの温度信号に基づい
て上記両ヒータ13,16のヒータ温度を所定の温度に
制御するコントローラ25のヒータ制御手段23に連係
され、それによってインクタンク12を含むインクジェ
ットヘッド11内のインク温度が目標インク温度となる
ように温度制御されるようになっている。ここで、目標
インク温度とは、インク粘度が、インクを液滴として吐
出するのに適した値(3〜50cps、好ましくは5〜
20cps)となるような温度をいう。
【0029】また、ヒータ制御手段23によって、その
ような通常の温度制御と共に、ワイピング動作の間(ワ
イピング動作開始時からワイピング動作終了時まで)に
は、通常の場合に比べて、ヒータ13,16に供給され
る電力を高めるように構成され、それによってワイピン
グ動作時におけるノズル付近でのインク温度の低下が抑
制される。
ような通常の温度制御と共に、ワイピング動作の間(ワ
イピング動作開始時からワイピング動作終了時まで)に
は、通常の場合に比べて、ヒータ13,16に供給され
る電力を高めるように構成され、それによってワイピン
グ動作時におけるノズル付近でのインク温度の低下が抑
制される。
【0030】上記のように構成すれば、ワイピング動作
が行われない通常時には、図8に示すように、フロント
ヒータ16は、ヒータ制御手段23によって、ON時間
とOFF時間との比であるデューティ比が一定であるフ
ロントヒータ信号に基づいてデューティ制御され、ノズ
ル付近のインク温度(ノズル温度)がほぼ一定に維持さ
れる。
が行われない通常時には、図8に示すように、フロント
ヒータ16は、ヒータ制御手段23によって、ON時間
とOFF時間との比であるデューティ比が一定であるフ
ロントヒータ信号に基づいてデューティ制御され、ノズ
ル付近のインク温度(ノズル温度)がほぼ一定に維持さ
れる。
【0031】一方、ワイピング動作が行われるときは、
次のようにして制御される。
次のようにして制御される。
【0032】図示しないワイパースイッチがONされる
と、ワイピング制御手段24によって、キャリッジ3を
駆動するモータ(図示せず)に通電され、インクジェッ
トヘッド11がワイピング装置8の対面位置に移動せし
められる。それから、押出し手段によって開口窓8cを
通じてインクジェットヘッド11のノズル面にワイピン
グ用紙8aが押し付けられ、ノズル面と接触した状態
で、巻取軸8eの方向に移動するため、ワイピング用紙
8aがノズル面上を移動する際に、インクかす等の汚れ
が拭き取られる。
と、ワイピング制御手段24によって、キャリッジ3を
駆動するモータ(図示せず)に通電され、インクジェッ
トヘッド11がワイピング装置8の対面位置に移動せし
められる。それから、押出し手段によって開口窓8cを
通じてインクジェットヘッド11のノズル面にワイピン
グ用紙8aが押し付けられ、ノズル面と接触した状態
で、巻取軸8eの方向に移動するため、ワイピング用紙
8aがノズル面上を移動する際に、インクかす等の汚れ
が拭き取られる。
【0033】また、上記ワイパースイッチのONによ
り、ワイピング制御手段24よりワイピング信号(パル
ス信号)がヒータ制御手段23に出力され、該ヒータ制
御手段23によってフロントヒータ信号のデューティ比
が、実際にワイピング動作が行われるのに先立って一定
時間の間だけ高められる。即ち、本例ではデューティ比
を100%とし、フロントヒータ16を常時ON状態
(通電状態)とすることでフロントヒータ16に供給す
る電力を高めて、発熱量を高めている。これは、ワイピ
ング動作(数秒/1回)によって、ノズル部付近のイン
ク温度が2deg.程度低下し、インクの固化若しくは
増粘が生ずるので、それを防止するために、ワイピング
信号が入力されてから、実際にはワイピング動作が開始
されるまでの間に、ヒータ温度を2deg.以上高く制
御する必要があるためである。但し、フロントヒータ1
6による発熱量の増加を必ずワイピング動作に先立って
行う必要はなく、少なくともワイピング動作が行われて
いる間だけ、フロントヒータ16による発熱量を高める
ようにすれば、ノズルでのインク温度の低下をある程度
防止できる。
り、ワイピング制御手段24よりワイピング信号(パル
ス信号)がヒータ制御手段23に出力され、該ヒータ制
御手段23によってフロントヒータ信号のデューティ比
が、実際にワイピング動作が行われるのに先立って一定
時間の間だけ高められる。即ち、本例ではデューティ比
を100%とし、フロントヒータ16を常時ON状態
(通電状態)とすることでフロントヒータ16に供給す
る電力を高めて、発熱量を高めている。これは、ワイピ
ング動作(数秒/1回)によって、ノズル部付近のイン
ク温度が2deg.程度低下し、インクの固化若しくは
増粘が生ずるので、それを防止するために、ワイピング
信号が入力されてから、実際にはワイピング動作が開始
されるまでの間に、ヒータ温度を2deg.以上高く制
御する必要があるためである。但し、フロントヒータ1
6による発熱量の増加を必ずワイピング動作に先立って
行う必要はなく、少なくともワイピング動作が行われて
いる間だけ、フロントヒータ16による発熱量を高める
ようにすれば、ノズルでのインク温度の低下をある程度
防止できる。
【0034】これによって、フロントヒータ16による
発熱量の増加によりノズル温度が徐々に昇温し、通常時
のノズル温度よりも高められた状態に変化する。その状
態で、ワイピング装置8によるワイピング動作が開始さ
れると、ワイピング用紙8aとの接触によりノズル付近
の熱量が奪われるが、ノズル温度が通常時よりも高い状
態に維持されているので、結果として、ノズル温度が通
常時よりも低下することがない。
発熱量の増加によりノズル温度が徐々に昇温し、通常時
のノズル温度よりも高められた状態に変化する。その状
態で、ワイピング装置8によるワイピング動作が開始さ
れると、ワイピング用紙8aとの接触によりノズル付近
の熱量が奪われるが、ノズル温度が通常時よりも高い状
態に維持されているので、結果として、ノズル温度が通
常時よりも低下することがない。
【0035】そして、一定時間のワイピング動作が終了
した後、フロントヒータ信号のデューティ比が通常の値
に戻され、再びノズル温度が一定になるようにデューテ
ィ制御される。
した後、フロントヒータ信号のデューティ比が通常の値
に戻され、再びノズル温度が一定になるようにデューテ
ィ制御される。
【0036】上記実施の形態においては、単一のフロン
トヒータ16へ供給する電力を高めて、フロントヒータ
16の発熱量を高めるようにしているが、効率よく加熱
制御するために、フロントヒータを、インクジェットヘ
ッド11内のインクを常時溶融状態に維持するメインヒ
ータとノズル付近を加熱するサブヒータとで構成し、ヒ
ータ制御手段23によって、通常時はメインヒータのみ
に通電して所定の発熱量とする一方、ワイピング制御手
段24よりの信号を受けた際には、メインヒータのみで
なくサブヒータにも通電して発熱量を増加させるように
することもできる。
トヒータ16へ供給する電力を高めて、フロントヒータ
16の発熱量を高めるようにしているが、効率よく加熱
制御するために、フロントヒータを、インクジェットヘ
ッド11内のインクを常時溶融状態に維持するメインヒ
ータとノズル付近を加熱するサブヒータとで構成し、ヒ
ータ制御手段23によって、通常時はメインヒータのみ
に通電して所定の発熱量とする一方、ワイピング制御手
段24よりの信号を受けた際には、メインヒータのみで
なくサブヒータにも通電して発熱量を増加させるように
することもできる。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記のように、ヒー
タ制御手段によって、少なくともワイピング動作の間、
ノズル付近を加熱する加熱ヒータ手段による発熱量を高
めるようにしているので、ワイピングによるノズルの温
度低下を防止することができ、ワイピング終了後直ちに
印字を開始することができる。よって、加熱ヒータ手段
は、通常時には、固形インクを溶融して液体状態とし、
ノズル部での該インクの粘度が吐出に適したものとなる
温度に保持するものであるが、ワイピング動作が行われ
る際には、発熱量を多くすることで、ワイパ部材の接触
によるノズル部におけるインク温度の低下を防止するこ
とができる。
タ制御手段によって、少なくともワイピング動作の間、
ノズル付近を加熱する加熱ヒータ手段による発熱量を高
めるようにしているので、ワイピングによるノズルの温
度低下を防止することができ、ワイピング終了後直ちに
印字を開始することができる。よって、加熱ヒータ手段
は、通常時には、固形インクを溶融して液体状態とし、
ノズル部での該インクの粘度が吐出に適したものとなる
温度に保持するものであるが、ワイピング動作が行われ
る際には、発熱量を多くすることで、ワイパ部材の接触
によるノズル部におけるインク温度の低下を防止するこ
とができる。
【0038】請求項2の発明は、ワイピング動作に先立
って加熱するようにしているので、ワイピング動作開始
時にまで昇温が図れ、ワイパ部材がノズルに触れること
に起因するインクの固化若しくは増粘を効果的に回避す
ることができる。
って加熱するようにしているので、ワイピング動作開始
時にまで昇温が図れ、ワイパ部材がノズルに触れること
に起因するインクの固化若しくは増粘を効果的に回避す
ることができる。
【0039】請求項3の発明は、メインヒータによって
インクジェットヘッド内のインクを溶融状態に維持する
ように常時加熱し、ワイピング制御手段よりの信号を受
けた際には、サブヒータによってノズル付近を加熱する
ようにしているので、効率よく、少なくともワイピング
動作の間、加熱ヒータ手段による発熱量を高めることが
できる。
インクジェットヘッド内のインクを溶融状態に維持する
ように常時加熱し、ワイピング制御手段よりの信号を受
けた際には、サブヒータによってノズル付近を加熱する
ようにしているので、効率よく、少なくともワイピング
動作の間、加熱ヒータ手段による発熱量を高めることが
できる。
【0040】請求項4の発明は、少なくともワイピング
動作の間、加熱ヒータ手段へ供給する電力を高めるよう
にしているので、少なくともワイピング動作の間、加熱
ヒータ手段による発熱量を高めることができる。
動作の間、加熱ヒータ手段へ供給する電力を高めるよう
にしているので、少なくともワイピング動作の間、加熱
ヒータ手段による発熱量を高めることができる。
【0041】請求項5の発明は、ヒータ制御手段によっ
て、少なくともワイピング動作の間、デューティ信号の
デューティ比を高めるようにしているので、制御信号を
変更するだけで、加熱ヒータ手段へ供給する電力を簡単
に高めることができる。
て、少なくともワイピング動作の間、デューティ信号の
デューティ比を高めるようにしているので、制御信号を
変更するだけで、加熱ヒータ手段へ供給する電力を簡単
に高めることができる。
【0042】請求項6の発明は、シート状のワイパ部材
を、インクジェットヘッドのノズルに密着させながら相
対移動せしめ、上記ノズルのノズル面を清掃するように
しているが、加熱ヒータ手段によって少なくともワイピ
ング動作の間の発熱量を高めているので、その密着の際
に奪われる熱は加熱ヒータ手段により補給することがで
きる。
を、インクジェットヘッドのノズルに密着させながら相
対移動せしめ、上記ノズルのノズル面を清掃するように
しているが、加熱ヒータ手段によって少なくともワイピ
ング動作の間の発熱量を高めているので、その密着の際
に奪われる熱は加熱ヒータ手段により補給することがで
きる。
【図1】本発明に係るホットメルトタイプのインクジェ
ットヘッドプリンタの斜視図である。
ットヘッドプリンタの斜視図である。
【図2】本発明に係るホットメルトタイプのインクジェ
ットヘッドの斜視図である。
ットヘッドの斜視図である。
【図3】本発明に係るインクジェットヘッドの要部の概
略構成を示す図である。
略構成を示す図である。
【図4】圧電素子とキャビティプレートとの関係を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】キャビティプレートの説明図である。
【図6】インクジェットヘッドの動作の説明図である。
【図7】本発明に係るインクジェットヘッドの制御系の
説明図である。
説明図である。
【図8】フロントヒータ信号、ノズル温度、ワイピング
信号及びワイピング動作の関係を示すタイムチャート図
である。
信号及びワイピング動作の関係を示すタイムチャート図
である。
1 インクジェットプリンタ 8 ワイピング装置 8a ワイピング用紙(ワイパ部材) 11 インクジェットヘッド 16 フロントヒータ 23 ヒータ制御手段 24 ワイピング制御手段 25 コントローラ
Claims (6)
- 【請求項1】 インクタンクに収容された固体インクを
加熱、溶融して液体インクとし、ノズルを通じて噴射し
て印字するインクジェットヘッドと、該インクジェット
ヘッドのノズル面をワイパ部材にて清掃するワイピング
動作を行うワイピング手段と、該ワイピング手段の駆動
を制御するワイピング制御手段とを有するインクジェッ
トプリンタにおいて、 上記インクジェットヘッドのノズル付近を加熱する加熱
ヒータ手段と、 該ワイピング制御手段よりの信号を受け、少なくともワ
イピング動作の間、上記加熱ヒータ手段による発熱量を
高めるヒータ制御手段とを備えることを特徴とするイン
クジェットプリンタ。 - 【請求項2】 上記ヒータ制御手段は、上記ワイピング
制御手段よりの信号を受け、上記ワイピング動作に先立
って、上記加熱ヒータ手段に供給する電力を高めるとこ
ろの請求項1記載のインクジェットプリンタ。 - 【請求項3】 前記加熱ヒータ手段は、インクジェット
ヘッド内のインクを溶融状態に維持するメインヒータ
と、ノズル付近を加熱するサブヒータとを有し、 前記ヒータ制御手段は、メインヒータを常時駆動させ、
上記ワイピング制御手段よりの信号を受けた際には上記
サブヒータを駆動させるところの請求項1又は2記載の
インクジェットプリンタ。 - 【請求項4】 上記ヒータ制御手段は、上記ワイピング
制御手段よりの信号を受け、少なくとも上記ワイピング
動作の間、上記加熱ヒータ手段へ供給する電力を高める
ところの請求項1又は2記載のインクジェットプリン
タ。 - 【請求項5】 上記ヒータ制御手段は、デューティ制御
により上記加熱ヒータ手段のヒータ温度を制御するもの
で、少なくともワイピング動作の間、デューティ信号の
デューティ比を高めるところの請求項4記載のインクジ
ェットプリンタ。 - 【請求項6】 上記ワイパ部材は、シート状の媒体を上
記インクジェットヘッドのノズルに密着させながら、相
対移動させることにより、上記ノズル面を清掃するもの
であるところの請求項1〜6のいずれかに記載のインク
ジェットプリンタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326525A JPH09141898A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | インクジェットプリンタ |
US08/751,768 US5920330A (en) | 1995-11-20 | 1996-11-08 | Ink jet printer capable of performing printing immediately after the end of a wiping operation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326525A JPH09141898A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09141898A true JPH09141898A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18188811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7326525A Pending JPH09141898A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | インクジェットプリンタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5920330A (ja) |
JP (1) | JPH09141898A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6183060B1 (en) | 1997-07-18 | 2001-02-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet recorder |
JP2011143720A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-28 | Xerox Corp | 固体インクプリントヘッド用インク収容リザーバ |
JP2013180481A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドのメンテナンス方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1080915B1 (en) * | 1999-09-03 | 2011-07-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejecting head unit |
JP3800211B2 (ja) * | 2002-10-17 | 2006-07-26 | セイコーエプソン株式会社 | 液状体の吐出装置と液状体の吐出方法、電気光学装置とその製造方法、及び電子機器 |
US7182448B2 (en) * | 2003-12-30 | 2007-02-27 | Xerox Corporation | Adaptive power control of ink melt heaters for uniform ink melt rate |
US8398205B2 (en) * | 2010-06-25 | 2013-03-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Wiping device for inkjet printers |
JP2018130901A (ja) * | 2017-02-16 | 2018-08-23 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び印刷装置の印刷方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE110030T1 (de) * | 1988-06-03 | 1994-09-15 | Spectra Inc | Kontrollierte tintentropfverteilung bei einem tintenstrahlschreiber mit heisser schmelztinte. |
JP2925760B2 (ja) * | 1991-02-12 | 1999-07-28 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
DE69204191T2 (de) * | 1991-03-25 | 1996-01-25 | Tektronix Inc | Verfahren und Vorrichtung zum Zuführen einer Phasenaustausch-Tinte an einen Tintenstrahldrucker. |
JP3079693B2 (ja) * | 1991-09-26 | 2000-08-21 | ブラザー工業株式会社 | ホットメルトインク供給装置 |
JPH06115074A (ja) * | 1992-10-08 | 1994-04-26 | Canon Inc | 印字装置 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP7326525A patent/JPH09141898A/ja active Pending
-
1996
- 1996-11-08 US US08/751,768 patent/US5920330A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6183060B1 (en) | 1997-07-18 | 2001-02-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet recorder |
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JP2013180481A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドのメンテナンス方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5920330A (en) | 1999-07-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040813 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060418 |