JPH09141372A - 複合金属材料、それを用いた移動通信機器用アンテナ及び眼鏡 - Google Patents

複合金属材料、それを用いた移動通信機器用アンテナ及び眼鏡

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JPH09141372A
JPH09141372A JP32981795A JP32981795A JPH09141372A JP H09141372 A JPH09141372 A JP H09141372A JP 32981795 A JP32981795 A JP 32981795A JP 32981795 A JP32981795 A JP 32981795A JP H09141372 A JPH09141372 A JP H09141372A
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JP
Japan
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antenna
alloy
composite metal
covering
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JP32981795A
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Yoshikazu Niwa
義和 丹羽
Yoshio Kato
善夫 加藤
Yoshiaki Kanogawa
快明 加納川
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超弾性合金を始めとする金属材料をワイヤ等
の線状形態で使用する場合において、その加工性あるい
はロー付けや溶接等による接合性を改善したり、さらに
は強度を低下させずにその材料コストを削減することが
できる複合金属材料を提供する。 【解決手段】 複合金属材料50は、金属で構成された
芯材8と、その芯材8とは異なる材質の金属で線状もし
くは帯状に構成され、該芯材8に螺旋状に巻き付けられ
てこれを覆う被覆材9とを備える。芯材8は、例えば超
弾性合金で構成することができる。一方、被覆材9は、
Cu及びCu合金、Ni及びNi合金、ならびにステン
レス鋼のいずれか少なくとも1種により構成することが
できる。さらに被覆材9は、複数本の線状に形成するこ
とができ、それらを芯材8に対し並列巻きすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合金属材料とそ
れを用いた移動通信機器用アンテナ及び眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話等の移動通信機器のアン
テナは、携帯運搬時に横方向からの荷重を受けて曲がり
や折れ等を生ずることがある。そこで、そのような荷重
に対する耐久性を向上させるために、超弾性合金で構成
されたアンテナも使用されている。例えばTi−Ni系
超弾性合金は、通常の弾性伸びの範囲を超える大きな変
形が加わっても、除荷に伴いその変形を可逆的に回復で
きるので、上記アンテナをはじめ、眼鏡の鼻パッドをフ
レームに取り付ける金具等にも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な超弾性合金をアンテナ等に加工する際に、ワイヤ状の
超弾性合金の末端部に、機器本体への取付金具など、別
の金属部材を取り付けなければならない場合がある。そ
の取付方法としては、例えばワイヤ末端部の外周面を覆
うように金属部材を配置し、これを外側からかしめるこ
とにより両者を一体化させる方法が一般的であるが、超
弾性合金は加工性が低いため無理にかしめようとすると
割れなどの欠陥が生じやすく、また、加工前に熱処理が
必要となるなど、工数増大を招く難点があった。一方、
眼鏡の鼻パッドの取付金具に使用する場合は、眼鏡フレ
ームに対し超弾性合金ワイヤを溶接やロー付け等で接合
する必要があるが、超弾性合金の溶接性及びロー付け性
はいずれもあまりよくなく、接合の耐久性に問題が生ず
ることもある。
【0004】さらに、超弾性合金は一般に高価であり、
ワイヤ等の線材の形で使用する場合は、なるべく線径の
小さいものを使用することが材料コスト削減上望ましい
といえるが、ワイヤの強度確保の観点から、線径縮小に
は一定の限界がある。
【0005】本発明の課題は、超弾性合金を始めとする
金属材料をワイヤ等の線状形態で使用する場合におい
て、その加工性あるいは溶接やロー付け等による接合性
を改善したり、さらには強度を低下させずにその材料コ
ストを削減することができる複合金属材料と、それを用
いた移動通信機器用アンテナ及び眼鏡を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明の複合金属材料は、金属で
構成された芯材と、その芯材とは異なる材質の金属で線
状もしくは帯状に構成され、該芯材に螺旋状に巻き付け
られてこれを覆う被覆材とを備えたことを特徴とする。
このように構成された複合金属材料は、例えば芯材が超
弾性合金等の加工性が比較的悪い材質で構成される場合
において、被覆材をそれよりも加工性の良好な材質で形
成することにより、該被覆材の塑性変形を利用して、か
しめによる他部材の接合等の種々の加工を容易に行うこ
とができる。また、被覆材として、被接合材との間の溶
接性やロー付け性が良好な材質を選定することにより、
接合を簡便かつ高強度で行うことができる。一方、芯材
が比較的高価な材質で構成される場合は、被覆材をそれ
より安価な材質とすることにより、材料全体に占める芯
材の量を減らすことができ、ひいては材料コストを削減
することができる。
【0007】芯材は、前述のように超弾性合金で構成す
ることができる。本発明でいう超弾性合金は、荷重付与
に伴う1%以上の歪みを、除荷に伴い可逆的に回復でき
る合金のことをいう。その具体的な材質としては、Ti
−Ni系合金をはじめとして、Cu−Al−Ni合金、
Cu−Zn−Al合金など、応力誘起マルテンサイト変
態とその逆変態とに基づく超弾性効果を利用する合金
(以下、変態超弾性合金という)を使用することができ
る。これら変態超弾性合金の組成は、いわゆる形状記憶
合金として知られているものと実質同一又は類似のもの
とすることができる。このように構成された複合金属材
料は、超弾性合金を芯材に使用していることから、曲げ
等の変形に対する耐久性に優れ、かつ被覆材の分だけ芯
材の断面寸法を小さくできるので、高価な超弾性合金の
節約になるばかりでなく、同一断面寸法の超弾性合金単
体材料と比較して、芯材の曲げ部外側に作用する引張応
力が小さくなるので、半径の小さい曲げ変形にも耐え、
また、同一曲げ半径による繰り返し曲げの耐久性にも優
れている。
【0008】被覆材は複数本の線状に形成することがで
き、それらを芯材に対し並列巻きすることができる。こ
うすれば、芯材に巻き付けられた被覆材が、繰り返し曲
げにより弛んだり解けたりしにくくなり、被覆材の巻線
状態をより安定に維持することができる。
【0009】被覆材の材質は、芯材の材質及び使用目的
に応じて適宜選定されるが、例えばCu及びCu合金、
Ni及びNi合金、ならびにステンレス鋼のいずれか少
なくとも1種により構成することができる。これらの材
質は比較的安価でしかも加工性に優れており、本発明の
複合金属材料に好適に使用することができる。
【0010】次に、上記複合金属材料を使用して、移動
通信機器用アンテナを構成することができる。具体的に
は該アンテナは、超弾性合金で構成された芯材と、少な
くともその一部がステンレス鋼、Cu及びCu−Be合
金のいずれかにより線状もしくは帯状に構成され、前記
芯材に螺旋状に巻き付けられてこれを覆う被覆材とを有
する複合金属材料により、アンテナ本体が構成されたも
のとすることができる。このように構成された移動通信
機器用アンテナは、超弾性合金の芯材を使用した本発明
の複合金属材により構成されているので、曲げ等の変形
に対する耐久性に優れたアンテナが比較的安価に実現さ
れる。また、機器本体への取付け等のための加工も行い
やすい。また、被覆材を構成するステンレス鋼、Cu及
びCu−Be合金はいずれも非磁性金属であり、電波損
失が少ないので、アンテナ本体全体を超弾性合金で構成
した従来のアンテナと比較して、電波の放射ないし取込
み効率に優れたアンテナを得ることができる。特にCu
−Be合金を使用すれば、上述の効果が特に顕著とな
る。
【0011】上述のアンテナにおいては、アンテナ本体
を機器に装着するための装着金具を下記のような態様で
取り付けることができる。すなわち、該アンテナ本体の
機器への装着側端部においてその外周面を覆うように装
着金具を配置し、その装着金具にかしめ部を形成する。
このとき、そのかしめ部において被覆材を塑性変形させ
ることにより、被覆材と装着金具とが圧着・一体化され
る。すなわち、塑性加工が比較的困難な超弾性合金に対
し、かしめによる被覆材の塑性変形に基づいて、装着金
具と超弾性合金とを該被覆材を介して容易にかつ高強度
で接合することができる。
【0012】次に、眼鏡フレームに対し鼻パッドが取付
金具を介して取り付けられた眼鏡においては、その取付
金具を本発明の複合金属材料により構成することができ
る。この場合、複合金属材料は、具体的には超弾性合金
で構成された芯材と、少なくともその一部がNi又はN
i合金により線状もしくは帯状に構成され、芯材に螺旋
状に巻き付けられてこれを覆う被覆材とを有するものを
使用することができる。また、該取付金具は、その被覆
材において眼鏡フレームに対しロー付けにより接合する
ことができる。このように構成された眼鏡においては、
鼻パッドの取付金具が超弾性合金を芯材とする本発明の
複合金属材料により構成されるので耐久性に優れ、しか
もその被覆材がNi又はNi合金により構成されている
ので、眼鏡フレームに対するロー付け接合が行いやす
く、接合構造が比較的容易に得られる利点がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、い
くつかの実施例に基づき図面を用いて説明する。 (実施例1)図1に示す移動通信機器の一例としての携
帯用電話1は、電話機本体(機器本体)2と、これに取
り付けられたアンテナ3とを備える。アンテナ3は、図
2に示すように、ワイヤ状に形成されたアンテナ本体
4、その一方の端部側に取り付けられた先端カバー5、
他方の端部側に取り付けられた装着金具6、及びアンテ
ナ本体4を装着金具6側において電話機本体2に接続す
る接続ねじ7等を備える。
【0014】アンテナ本体4は、図3に示すように、本
発明の一例たる複合金属材料50、すなわち芯材8と、
該芯材8の外側に螺旋状に巻き付けられてこれを覆う被
覆材9とを含んで構成されている。芯材8は、例えばT
i−Ni合金等の超弾性合金で構成されており、具体的
には、Ni含有量が48〜52原子%、Ti含有量を4
8〜52原子%、NiとTiの合計含有量が95〜10
0原子%である合金が使用されている。この合金は、い
わゆるTiNi系形状記憶合金と実質同一もしくは類似
の組成を有するものであるが、アンテナの使用温度(例
えば室温)において超弾性効果を示すように、その組成
及び熱処理温度等が調整されている。前述の通り、本発
明において超弾性合金とは、荷重付与に伴う1%以上の
歪みを除荷に伴い可逆的に回復できる合金をいい、上述
のTi−Ni合金は、主に荷重付与に伴う応力誘起マル
テンサイト変態と、除荷に伴うその逆変態とに基づいて
超弾性効果を生ずるものである。
【0015】次に、被覆材9は、芯材8に対し螺旋状に
並列巻きされた2〜8本望ましくは4〜6本の複数の線
材により形成されており、各々の線材は、例えばSUS
304等のステンレス鋼、Cu、あるいはCu合金(例
えばBeを2〜2.5重量%含有するCu合金)等の非
磁性金属線材で構成されている。なお、被覆材9は1本
の線材のみで構成してもよい。
【0016】また、図4(a)に示すように、アンテナ
本体4の末端部は、装着金具6の装着孔6aに挿通され
ている。そして、同図(b)に示すように、かしめ金型
10により装着金具6を外側から半径方向にかしめるこ
とにより、アンテナ本体4と装着金具6とが一体化され
ている。かしめ金型10には、図4(a)及び(b)に
示すように、そのキャビティ部10aに小径部10bと
大径部10cとが形成されており、同図(c)に示すよ
うに、装着金具6は、小径部10bにより半径方向に圧
縮されてかしめ部6bが形成されるとともに、大径部1
0cに対応する末端部には大径部6cが形成されてい
る。また、かしめ部6bと大径部6cとの境界には段部
6dが形成される。図5に示すように、装着金具6が上
記かしめにより塑性変形するに伴い、アンテナ本体4の
被覆材9は、装着孔6aの内側に存在する部分が該かし
めによる圧縮方向においてつぶれるように塑性変形し、
装着金具6と圧着・一体化することとなる。
【0017】接続ねじ7は、図6に示すように、外周面
に雄ねじ部7aが形成されるとともに、その軸方向に貫
通孔7bが形成され、ここにアンテナ本体4が挿通され
ている。ここで、接続ねじ7は、貫通孔7bの内径が装
着金具6のかしめ部6bの外径に対応するように設定さ
れており、前述の段部6dにおいて装着金具6の抜けが
防止されるようになっている。
【0018】アンテナ3を電話機本体2に取り付ける場
合は、図6に示すように、装着金具6を本体2側に形成
された接続孔2aに挿入するとともに、接続ねじ7の雄
ねじ部7aを、接続孔2a側に形成された雌ねじ部2b
に対しねじ込むことにより取付けが完了する。このと
き、装着金具6の端面側は接続孔2aの底部に形成され
たアンテナ端子2cと接触するようになっている。
【0019】この状態で、アンテナ本体4に横方向から
の荷重が加わった場合、図7(b)に示すように、芯材
8は橈るように弾性変形し、除荷すると原形状態に復帰
する。ここで、全体が超弾性合金で構成された同図
(a)に示す同一径のワイヤ20と比較すると、本発明
の複合金属材料50は、超弾性合金により構成された芯
材8の径が被覆材9の分だけ小さくなっており、超弾性
合金の使用量が減少していることがわかる。また、複合
金属材料50は、曲げ半径が同一の場合、芯材8の曲げ
部外側に作用する引張応力σは上記ワイヤ20と比較し
て小さく、半径の小さい曲げに対する耐久性にも優れて
いる。
【0020】なお、図8に示すように、複合金属材料5
0の被覆材9は、並列巻きされた複数の線材を、互いに
異なる2以上の材質で構成することもできる。図示の例
においては被覆材9として、2本ずつ交互に配列された
2種の線材9a及び9bが芯材8に対して並列巻きされ
ている。例えば複合金属材料50をアンテナに使用する
場合、一方の線材をCu−Be合金(例えばCu−2重
量%Be)で構成し、他方をステンレス鋼で構成すれ
ば、Cu−Be合金の作用によりアンテナの電波放射な
いし取込み効率が高められるとともに、ステンレス鋼の
優れた加工性により取付金具6(図4)等の取付けを容
易に行うことができるなど、2つの材質による複合効果
を達成することができる。一方、被覆材9の全体を単一
の材質で構成する場合は、図9に示すように、帯状に形
成されたものを芯材8に対し巻き付けるようにしてもよ
い。
【0021】(実施例2)図10は、本発明の複合金属
材料を眼鏡に適用した例を示す。すなわち、眼鏡25に
おいては、フレーム30に対し鼻パッド31が取付金具
32を介して取り付けられている。図11に示すよう
に、取付金具32は、本発明の複合金属材料50により
例えばU字型に曲げて形成されており、その一方の端部
側においてフレーム30に固着されている。また、取付
金具32の他方の端部側にはパッド受け35が結合され
ている。一方、鼻パッド31は、パッド本体33と、こ
れに接着ないし一体成形されたパッド結合体34とを備
え、そのパッド結合体34がパッド受け35に対しねじ
36により回転可能に結合されている。
【0022】取付金具32を構成する複合金属材料50
は、図12(a)に示すように、芯材8が前述の超弾性
合金により、被覆材9がこれに並列巻きされた複数本の
Ni線材により構成されている。ここで、複合金属材料
50を上述のようにU字型に曲げて形成する方法として
は、芯材8に対し被覆材9の巻付けを行ってから曲げ加
工を施し、さらに芯材9を構成する超弾性合金の変態点
調整のための熱処理を行うようにすれば能率がよい。
【0023】フレーム30は例えばステンレス鋼等によ
り構成されており、取付金具32は、その側面がフレー
ム30の取付面と対向するように配置されている。そし
て、銀ローないしNiロー等のロー材37を用いること
により、取付金具32はその被覆材9においてフレーム
30に対しロー付けされている。一方、取付金具32の
他方の端部側は、その端面がパッド受け35の取付面と
対向するように配置され、該端面の外縁部において、被
覆材9と上記取付面との間でロー材37によりロー接さ
れている。なお、ロー材37によりロー接する代わり
に、被覆材9とフレーム30ないしパッド受け35とを
溶接(例えばスポット溶接等)により接合してもよい。
【0024】以上説明した実施例において、複合金属材
料の芯材は超弾性合金で構成されていたが、使用用途に
応じて、超弾性合金以外の芯材を有した複合金属材料を
構成することももちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯用電話の正面図。
【図2】本発明の複合金属材料により構成された、その
アンテナの正面図。
【図3】アンテナ本体(複合金属材料)の構造を示す正
面図。
【図4】アンテナ本体(複合金属材料)に他部材をかし
めにより接合する方法を示す工程説明図。
【図5】そのかしめによる接合構造を示す断面図。
【図6】アンテナの電話本体に対する取付構造を示す断
面図。
【図7】本発明の複合金属材料の作用を、単一材質のワ
イヤと比較して示す説明図。
【図8】本発明の複合金属材料の変形例を示す正面図。
【図9】本発明の複合金属材料の別の変形例を示す正面
図。
【図10】眼鏡の正面図。
【図11】本発明の複合金属材料により、その鼻パッド
の取付金具を構成した例を示す拡大図。
【図12】本発明の複合金属材料をロー付けにより他部
材と接合した場合の、その接合構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 携帯用電話(移動通信機器) 2 電話機本体(機器本体) 3 アンテナ 4 アンテナ本体 6 装着金具 6b かしめ部 8 芯材 9 被覆材 30 眼鏡 32 取付金具 37 ロー材 50 複合金属材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02C 5/12 G02C 5/12 13/00 13/00 H01Q 9/02 H01Q 9/02 // C22C 9/00 C22C 9/00 19/03 19/03 N C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属で構成された芯材と、その芯材とは
    異なる材質の金属で線状もしくは帯状に構成され、該芯
    材に螺旋状に巻き付けられてこれを覆う被覆材とを備え
    たことを特徴とする複合金属材料。
  2. 【請求項2】 前記芯材は超弾性合金で構成されている
    請求項1記載の複合金属材料。
  3. 【請求項3】 前記被覆材は複数本の線状に形成され
    て、それらが前記芯材に対し並列巻きされている請求項
    1又は2に記載の複合金属材料。
  4. 【請求項4】 前記被覆材は、Cu及びCu合金、Ni
    及びNi合金、ならびにステンレス鋼のいずれか少なく
    とも1種により構成されている請求項1ないし3のいず
    れかに記載の複合金属材料。
  5. 【請求項5】 超弾性合金で構成された芯材と、少なく
    ともその一部がステンレス鋼、Cu及びCu−Be合金
    のいずれかにより線状もしくは帯状に構成され、前記芯
    材に螺旋状に巻き付けられてこれを覆う被覆材とを有す
    る複合金属材料により、アンテナ本体が構成されたこと
    を特徴とする移動通信機器用アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記アンテナ本体を機器に装着するため
    の装着金具が、該アンテナ本体の前記機器への装着側端
    部においてその外周面を覆うように配置され、その装着
    金具にかしめ部が形成されるとともに、そのかしめ部に
    おいて前記被覆材を塑性変形させることにより、それら
    被覆材と装着金具とが圧着・一体化されている請求項5
    記載の移動通信機器用アンテナ。
  7. 【請求項7】 眼鏡フレームに対し鼻パッドが取付金具
    を介して取り付けられた眼鏡において、 超弾性合金で構成された芯材と、少なくともその一部が
    Ni又はNi合金により線状もしくは帯状に構成され、
    前記芯材に螺旋状に巻き付けられてこれを覆う被覆材と
    を有する複合金属材料により前記取付金具が形成され、 その取付金具は前記被覆材において前記眼鏡フレームに
    対しロー付けされたことを特徴とする眼鏡。
JP32981795A 1995-11-23 1995-11-23 複合金属材料、それを用いた移動通信機器用アンテナ及び眼鏡 Pending JPH09141372A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013054618A1 (ja) * 2011-10-14 2013-04-18 シャープ株式会社 無線通信機
JP2017529571A (ja) * 2014-08-29 2017-10-05 チャンソプ クム 結束が容易な鼻パッドが備えられたメガネ

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