JPH09140665A - 医療用画像診断装置 - Google Patents

医療用画像診断装置

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Publication number
JPH09140665A
JPH09140665A JP7311111A JP31111195A JPH09140665A JP H09140665 A JPH09140665 A JP H09140665A JP 7311111 A JP7311111 A JP 7311111A JP 31111195 A JP31111195 A JP 31111195A JP H09140665 A JPH09140665 A JP H09140665A
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JP
Japan
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image
endoscope
tomographic
mri
tomographic image
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Pending
Application number
JP7311111A
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English (en)
Inventor
Masayuki Oyatsu
昌行 大谷津
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡の画像とMRI装置等の断層像に関連
性を持たせ、操作者の負担を軽減する医療用画像診断装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 被検体の体腔内画像を撮像する内視鏡装
置10と、前記被検体の断層像を撮像するとともに、前
記体腔内撮像手段の位置及び撮像方向を検出するMRI
装置50と、内視鏡装置10により得られた画像とMR
I装置50により得られた断層像とを関連づけて表示す
るMRI画像表示部77とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡装置、MR
I装置、X線CT装置等の医療用画像診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、被検体を磁場中に置き、この被検
体に対して所定のパルス状の電磁波を印加し、対象とな
る核を励起させ、この励起した核から放出される電磁波
をコイルで検出し、この検出信号(NMR信号)を解析
して映像を得る核磁気共鳴(Magnetic Resonance)イメ
ージング装置(以下、MRI装置と記す)が種々提案さ
れている。このMRI装置は、被検体に対して無侵襲で
あるため広く使用されている。
【0003】また最近、磁気シールドルーム内で使用可
能な内視鏡装置も種々提案されている。このような磁気
シールドルーム内で使用可能な内視鏡装置は、MRI装
置から発生する電磁波ノイズ干渉の影響で、固体撮像素
子等不使用のファイバースコープのみを用いたものが使
用されている。また、電磁波ノイズ干渉防止のために内
視鏡装置に磁気シールドする技術の開発も行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、単に内視鏡装置を磁気シールドルーム内で使用でき
るだけで、この内視鏡装置により得られた画像と前記M
RI装置により得られた断層画像との位置関係に関連性
がなかった。すなわち、単に両画像を表示しているにす
ぎなかった。そのため、両画像を比較検討するのは非常
に困難であった。また、手術または検査においては、両
装置を単独で使用することになるので操作が非常に面倒
であった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、内視鏡で得られた画像とMRI装置等で得られた断
層像に関連性を持たせ、操作者の負担を軽減する医療用
画像診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明は、被検体の体腔内画像を撮像する体腔
内撮像手段と、前記被検体の断層像を撮像するととも
に、前記体腔内撮像手段の位置及び撮像方向を検出する
断層像取得手段と、前記体腔内撮像手段により得られた
画像と前記断層像取得手段により得られた断層像とを関
連づけて表示する表示手段とを備えたことを有すること
を要旨とする。
【0007】これにより、本願第1の発明の医療用画像
診断装置は、被検体の体腔内画像を撮像する体腔内撮像
手段により得られた画像と、前記被検体の断層像を撮像
するとともに、前記体腔内撮像手段の位置及び撮像方向
を検出する断層像取得手段により得られた画像とを関連
づけて表示する。これにより、操作者の負担を軽減する
ことが可能となる。
【0008】また、本願第2の発明は、操作者により保
持される操作部と、この操作部に連結され被検体内に挿
入される可撓管部と、この可撓管部の前記操作部と対向
する端部に連結された先端硬性部とを備える内視鏡と、
被検体の断層像を撮影する断層像撮影装置とを備えた医
療用画像診断装置において、前記内視鏡は、前記断層像
撮影装置にて観察可能な位置検出用部材と、撮像する方
向を検出する向き検出手段を前記先端硬性部に備え、前
記断層像撮影装置は、前記位置検出用部材と向き検出手
段の検出結果を基に前記先端硬性部の位置と撮像方向と
を位置情報として検出する位置検出手段と、この位置検
出手段により検出された位置情報を基に前記断層像の撮
影領域を設定する撮影領域設定手段とを備えたことを要
旨とする。
【0009】これにより、本願第2の発明の医療用画像
診断装置は、操作者により保持される操作部と、この操
作部に連結され被検体内に挿入される可撓管部と、この
可撓管部の前記操作部と対向する端部に連結された先端
硬性部とを有する内視鏡と、被検体の断層像を撮影する
断層像撮影装置とを備える医療用画像診断装置におい
て、前記先端硬性部に設けられ、前記断層像撮影装置に
て観察可能な位置検出用部材と、前記先端硬性部の先端
に設けられ、撮像する方向を検出する向き検出手段の検
出結果を基に、前記先端硬性部の位置と撮像する方向を
検出し、これら先端硬性部の位置と撮像方向を基に前記
断層像の撮影領域を設定する。これにより、操作者の負
担を軽減することが可能となる。
【0010】また、本願第3の発明は、操作者により保
持される操作部と、この操作部に連結され被検体内に挿
入される可撓管部と、この可撓管部の前記操作部と対向
する端部に連結された先端硬性部とを備える内視鏡と、
被検体の断層像を撮影する断層像撮影装置とを備えた医
療用画像診断装置において、前記内視鏡は、前記断層像
撮影装置にて観察可能な位置検出用部材と、撮像する方
向を検出する向き検出手段を前記先端硬性部に備え、前
記断層像撮影装置は、前記位置検出用部材と向き検出手
段の検出結果を基に前記先端硬性部の位置と撮像方向と
を位置情報として検出する位置検出手段と、前記断層像
撮影装置に設定されている断層像撮影領域内に前記内視
鏡の先端が入っているか否かを前記断層像撮影領域の設
定条件と前記位置検出手段の検出結果を基に検出し、前
記内視鏡の先端硬性部が前記断層像撮影領域に入った場
合はそれを操作者に知らせる伝達手段とを備えたことを
要旨とする。
【0011】これにより、本願第3の発明の医療用画像
診断装置は、操作者により保持される操作部と、この操
作部に連結され被検体内に挿入される可撓管部と、この
可撓管部の前記操作部と対向する端部に連結された先端
硬性部とを備える内視鏡と、被検体の断層像を撮影する
断層像撮影装置とを備える医療用画像診断装置におい
て、前記先端硬性部に設けられ、前記断層像撮影装置に
て観察可能な位置検出用部材と、前記先端硬性部の先端
に設けられ、撮像する方向を検出する向き検出手段の検
出結果を基に、前記先端硬性部の位置と撮像する方向を
検出し、前記断層像撮影装置に設定されている断層像撮
影領域内に前記内視鏡の先端が入っているか否かを前記
断層像撮影領域の設定条件と前記検出された前記先端硬
性部の位置と撮像方向を基に検出し、前記内視鏡の先端
硬性部が前記断層像撮影領域に入った場合はそれを操作
者に知らせる。これにより、操作者の負担を軽減するこ
とが可能となる。
【0012】また、本願第4の発明は、操作者により保
持される操作部と、この操作部に連結され被検体内に挿
入される可撓管部と、この可撓管部の前記操作部と対向
する端部に連結された先端硬性部と、前記操作部から前
記可撓幹部を通って前記先端硬性部に貫通する鉗子口と
を備える内視鏡と、被検体の断層像を撮影する断層像撮
影装置とを備える医療用画像診断装置において、前記内
視鏡は、前記先端硬性部の先端から造影剤を吐出する造
影剤吐出手段を備え、この造影剤吐出手段により吐出さ
れた造影剤を基にして前記断層造撮影装置による断層像
を取得することを要旨とする。
【0013】これにより、本願第4の発明の医療用画像
診断装置は、操作者により保持される操作部と、この操
作部に連結され被検体内に挿入される可撓管部と、この
可撓管部の前記操作部と対向する端部に連結された先端
硬性部と、前記操作部から前記可撓幹部を通って前記先
端硬性部に貫通する鉗子口とを備える内視鏡と、被検体
の断層像を撮影する断層像撮影装置とを備える医療用画
像診断装置において、前記先端硬性部の先端から造影剤
を造影剤吐出手段により吐出する。このため、造影剤吐
出手段により吐出された造影剤を基にして前記断層造撮
影装置による断層像を取得することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る医療用
画像診断装置の第1実施の形態の構成を示した機能ブロ
ック図である。
【0015】図1に示すように、医療用画像診断装置1
は、内視鏡装置10と、MRI装置50とを備えてい
る。
【0016】内視鏡装置10は、内視鏡スコープ11
と、内視鏡制御部13、内視鏡画像処理部15、内視鏡
表示部17および内視鏡記録部19から成る内視鏡装置
本体21とを備える。
【0017】内視鏡スコープ11は、図2に示すよう
に、操作者により保持される操作部23と、この操作部
23に連結され被検体内に挿入される可撓管部25と、
この可撓管部25の操作部23と対向する端部に連結さ
れた先端硬性部27と、操作部23から可撓管部25内
を通って先端硬性部27を貫通する鉗子口29を備え
る。
【0018】また操作部23は、図2に示すように、表
示画像を記録(コピー)するコピースイッチ23aと、
コピースイッチ23aが押された時に取得する画像を、
内視鏡画像、断層像、内視鏡画像と断層像の両方の3種
類の内、いずれかに切換える切換えスイッチ23bが設
けられている。
【0019】また先端硬性部27は、図3に示すよう
に、被検体側の先端に設けられた対物レンズ31と、対
物レンズ31を通過した光学像を屈曲させるプリズム3
3と、プリズムにより屈曲された光学像を撮像し、電気
信号に変換するCCD35と、先端硬性部27の向きを
検出する向き検出手段であり、プリズム33の可撓管部
25側に設けられ、先端硬性部27のx,y,z軸それ
ぞれに対する角速度を検出するジャイロスコープ37
と、ジャイロスコープ37の外周部に設けられ、内部に
MRI装置50にて検出可能な媒体を有するマーカ39
とを備える。尚、マーカ39にはRFコイル、MRIフ
ァントム、ミネラルオイル、サラダオイル、糊等を用い
る。
【0020】内視鏡制御部13は、CCD35により変
換された電気信号を階調変換する。また、内視鏡制御部
13は、ジャイロスコープ37により得られた先端硬性
部27のx,y,z軸に対する角速度情報をMRI装置
50に供給する。さらに、内視鏡制御部13は、操作部
23に設けられた送気・送水スイッチ(図示せず)等の
操作に対応させて、内視鏡スコープ11に対して送気・
送水等を行う。
【0021】内視鏡画像処理部15は、内視鏡制御部1
3かにより階調変換された電気信号を内視鏡表示部17
のモニタに表示可能な画像信号に変換する。
【0022】内視鏡画像表示部17は、モニタ(図示せ
ず)を備え、内視鏡画像処理部15により変換された画
像信号を前記モニタ上に表示する。
【0023】内視鏡画像記録部19は、画像メモリ、光
ディスク等の画像記録装置(図示せず)を備え、内視鏡
画像処理部15により変換された画像信号を前記画像記
録装置に記録する。
【0024】MRI装置50は、位置検出部51と、コ
ンソール53と、MRI制御部55と、撮影領域設定部
57と、勾配磁場を作るために用いられる勾配磁場コイ
ル(図示せず)に対してパルス電流の供給を制御する勾
配磁場制御部59と、静磁場を作るために用いられる静
磁場コイル(図示せず)に対して電圧の印加を制御する
静磁場制御部61と、被検体に共鳴周波数の高周波信号
をRFコイル(図示せず)を用いて送信する送信部63
と、勾配磁場コイル、静磁場コイル、RFコイル等から
成るコイル系65と、前記RFコイルで検出した微弱な
信号を増幅した後、基準周波数で検波して低周波信号と
しそれをさらに増幅してMR信号を得る受信部67と、
伝達部69、MRI画像処理部71およびMRI画像記
録部73とから成るMRI装置本体75と、MRI表示
部77とを備える。
【0025】位置検出部51は、内視鏡スコープ11の
位置を検出するものであり、ジャイロスコープ37によ
り得られたx,y,z軸それぞれに対する角速度を時間
積分することによりx,y,z軸それぞれに対する回転
角を先端硬性部27の撮像方向として求めるとともに、
予めMRI装置50の架台(図示せず)に設けられた位
置を基準にしてマーカ39の位置をMRI制御部55に
より得られた画像信号を基に求め、これらを先端硬性部
27の位置情報とする。尚、マーカ39は、MRI制御
部55により得られた画像信号中では輝度がその周囲部
より高くなる。このため、位置検出部51は、MRI制
御部55により得られた画像信号の内、予め操作者によ
りコンソール53を用いて設定された輝度値より高い領
域をマーカ39として検出する。
【0026】コンソール53は、キーボード(図示せ
ず)を備え、操作者によりこのキーボードを用いてパル
スシーケンス設定条件等が入力される。
【0027】MRI制御部55は、位置検出部51によ
り求められた先端硬性部27の位置情報を撮影領域設定
部57に供給する。またMRI制御部55は、コンソー
ル53により入力されたパルスシーケンス設定のための
条件を撮影領域設定部57に供給する。さらにMRI制
御部55は、受信部65により得られた前記MR信号を
アナログ/デジタル変換した後、フーリエ変換して画像
信号を得る。さらにMRI制御部55は、画像信号の中
心座標を前記MRI装置50の架台(図示せず)に設け
られた所定位置を基準にして求める。さらにMRI制御
部55は、位置検出部51により求められた位置情報を
MRI画像処理部71に供給する。
【0028】撮影領域設定部57は、MRI制御部55
から供給されたパルスシーケンス設定のための条件を基
にパルスシーケンスを設定し、それに対応させて勾配磁
場制御部59と静磁場制御部61と送信部63を制御し
て勾配コイル、静磁場コイル、RFコイル等から成るコ
イル系67から所定の磁場を発生させる。また撮影領域
設定部57は、MRI制御部55から供給された位置情
報を基にパルスシーケンスを設定し、それに対応させて
勾配磁場制御部59と静磁場制御部61と送信部63を
制御して勾配コイル、静磁場コイル、RFコイル等から
成るコイル系67から所定の磁場を発生させる。
【0029】伝達部69は、MRI装置50の撮影領域
中に内視鏡スコープ11の先端硬性部27が入っている
か否かを、MRI制御部55により求められた断層像の
中心座標と位置検出部51により求められた位置情報を
基に判断し、MRI装置50の撮影領域中に内視鏡スコ
ープ11の先端硬性部27が入っている場合にのみ警告
音を発生する。
【0030】MRI画像処理部71は、MRI制御部5
5により得られた画像信号をMRI画像表示部77のモ
ニタに表示可能な信号に変換する。またMRI画像処理
部71は、内視鏡画像処理部15により変換された画像
信号をMRI画像表示部77のモニタに表示可能な信号
に変換する。さらにMRI画像処理部71は、MRI制
御部55から供給された先端硬性部27の位置情報を基
に、先端硬性部27の位置と向きを矢印として表示する
矢印情報を求め、この矢印情報をモニタに表示可能な信
号とともにMRI画像表示部77のモニタに表示させ
る。
【0031】MRI画像記録部73は、画像メモリ、光
ディスク等の画像記録装置(図示せず)を備え、MRI
画像処理部71により変換された信号を前記画像記録装
置に記録する。
【0032】MRI画像表示部77は、モニタ(図示せ
ず)を備え、MRI画像処理部71により変換された信
号を前記モニタ上に表示する。
【0033】尚、内視鏡装置本体21とMRI装置本体
75は、図4に示すように磁気シールドルーム79内に
配置してMRI装置50による磁場からシールドさせて
いる。また、内視鏡装置本体21とMRI画像表示部7
7を、電磁ノイズ干渉を防ぐために磁気シールド81を
施すと良い。尚、磁気シールド81を施す例として、内
視鏡装置本体21とMRI画像表示部77の表面に磁気
を通さないシールド板を用いたり、MRI装置50のパ
ルスシーケンスに同期させて動作させる。また、図5に
示すように内視鏡装置本体21とMRI画像表示部77
を、磁気シールドルーム79外に配置しても良い。この
場合、MRI画像表示部77に表示される画像は、イメ
ージガイドや鏡等の光学的伝送手段83によって磁気シ
ールドルーム79内に伝送される。これにより、MRI
画像表示部77には磁気シールド81が不要となる。さ
らに、内視鏡スコープ11のみを磁気シールドルーム7
9内に配置するようにしても良い。
【0034】次に、第1実施の形態の医療用画像診断装
置1の動作を説明する。初めに、内視鏡装置10により
得られた画像を見ながら、この画像に関連する断層像を
得る場合を説明する。
【0035】まず操作者は、MRI装置50の架台に載
置された被検体内に内視鏡スコープ11を挿入して内視
鏡装置10による被検体内の診断を開始する。
【0036】内視鏡装置10では、被検体内の診断が開
始されると、対物レンズ31とプリズム33を通過した
光学像がCCD35により電気信号に変換されて内視鏡
制御部13に供給される。CCD35から電気信号が供
給されると内視鏡制御部13は、前記電気信号を階調変
換する。次いで内視鏡画像処理部15は、その階調変換
された電気信号を内視鏡表示部17のモニタに表示可能
な画像信号に変換する。そして内視鏡表示部17は、こ
の画像処理部15により変換された画像信号をモニタ上
に表示する。これにより、内視鏡スコープ11による被
検体内の画像が内視鏡表示部17のモニタ上に表示され
る。
【0037】そして操作者は、内視鏡装置17により得
られた内視鏡画像と断層像(ここではMR画像)とを並
列表示したい場合、内視鏡スコープ11のコピースイッ
チ23aを押す。コピースイッチ23aが押されると、
内視鏡制御部13は、ジャイロスコープ37により得ら
れたx,y,z軸に対する角速度を位置検出部51に供
給する。また、コピースイッチ23aが押されると、内
視鏡画像処理部15は、そのとき得られた画像信号をM
RI画像処理部71に供給する。
【0038】前記角速度が内視鏡制御部13から供給さ
れると位置検出部51は、x,y,z軸それぞれに対す
る角速度を時間積分することによりx,y,z軸それぞ
れに対する回転角を先端硬性部27の撮像方向として求
めるとともに、予めMRI装置50の架台(図示せず)
の所定位置に設けられた基準位置を基準にしたマーカ3
9の位置を求め、これらを先端硬性部27の位置情報と
する。この先端硬性部27の位置情報は、MRI制御部
55を介して撮影領域設定部57に供給される。
【0039】前記位置情報がMRI制御部55から供給
されると撮影領域設定部57は、前記位置情報を撮影領
域に含むようにパルスシーケンスを設定し、勾配磁場制
御部59と静磁場制御部61と送信部63を制御してコ
イル系67から所定の磁場を発生させる。
【0040】次いでMRI制御部55は、受信部65に
より得られたMR信号をアナログ/デジタル変換し、さ
らにフーリエ変換し、画像信号を得る。
【0041】前記画像信号が得られるとMRI画像処理
部71は、MRI制御部55により得られた画像信号
と、前記内視鏡画像処理部15から供給された画像信号
をMRI画像表示部77のモニタに表示可能な信号に変
換する。またMRI画像処理部71は、MRI制御部5
5から供給された先端硬性部27の位置情報を基に、先
端硬性部27の位置と向きを矢印として表示する矢印情
報を求める。そして前記変換されたモニタに表示可能な
信号と前記矢印情報は、MRI画像表示部77に供給さ
れる。これにより、MRI画像表示部77のモニタ上に
は、図6に示すように内視鏡装置10により得られた画
像とMRI装置50により得られた断層像が分割して表
示される。このとき、前記矢印情報もMRI画像表示部
77に供給されるため、矢印83が断層像とともに表示
される。
【0042】このため操作者は、内視鏡装置10により
得られた画像が前記断層像上のいずれの位置のいずれの
方向の画像であるかを知ることができる。
【0043】尚、図6に示すように内視鏡スコープ11
の先端硬性部27の位置座標85aと、MRI装置50
による断層像座標(断層像の中心座標)85bをモニタ
の端部(図6では右端部)に表示させるようにしても良
い。また、ここではコピースイッチ23aが押されると
MRI装置50による断層像も同時に得られるが、コピ
ースイッチ23aが押された時の先端硬性部27の位置
情報をMRI制御部55に記憶させておき、内視鏡装置
10による診断終了後にMRI装置50による断層像を
得るようにしても良い。この場合、前記記憶されている
位置情報を基にMPR(Multi Plane Reconstruction)
により所望の断層像が再構築される。
【0044】次に、MRI装置10により得られた断層
像を見ながら、内視鏡装置10による画像を得る場合を
説明する。まず操作者は、被検体をMRI装置50の架
台に載置し、コンソール53を用いてパルスシーケンス
設定のための条件を入力する。コンソール53からパル
スシーケンス設定のための条件が入力されるとMRI制
御部55は、前記条件を撮影領域設定部57に供給す
る。MRI制御部55から前記条件が供給されるとそれ
に対応させて勾配磁場制御部59と静磁場制御部61と
送信部63を制御して勾配コイル、静磁場コイル、RF
コイル等から成るコイル系67から所定の磁場を発生さ
せる。
【0045】次いでMRI制御部55は、受信部65に
より得られたMR信号をアナログ/デジタル変換し、さ
らにフーリエ変換して画像信号を得る。そしてこの得ら
れた画像信号はMRI画像処理部71に供給される。そ
してこの画像信号はMRI画像処理部71によりMRI
画像表示部77のモニタに表示可能な信号に変換され
る。そしてMRI画像表示部77はこの変換された信号
をモニタ上に表示する。これにより、被検体の断層像が
MRI画像表示部77のモニタ上に表示される。またM
RI制御部55は、前記変換した画像信号の中心座標を
基準位置を基準にして求めておく。この求められた中心
座標は伝達部69に供給される。
【0046】この状態で操作者は、内視鏡装置10によ
る診断を開始する。被検体内の診断が開始されると内視
鏡装置10では、対物レンズ31とプリズム33を通過
した光学像がCCD35により電気信号に変換されて内
視鏡制御部13に供給される。CCD35から電気信号
が供給されると内視鏡制御部13は、前記電気信号を階
調変換する。次いで内視鏡画像処理部15は、その階調
変換された電気信号をMRI画像処理部71に供給す
る。また、内視鏡制御部13は、ジャイロスコープ37
により得られたx,y,z軸に対する角速度を位置検出
部51に所定の時間間隔、例えば0.1秒毎に供給す
る。
【0047】前記電気信号が内視鏡画像処理部15から
供給されるとMRI画像処理部71は、前記画像信号を
MRI画像表示部77のモニタに表示可能な信号に変換
する。
【0048】一方、位置検出部51は、前記角速度が内
視鏡制御部13から供給されると、x,y,z軸それぞ
れに対する角速度を時間積分することによりx,y,z
軸それぞれに対する回転角を先端硬性部27の撮像方向
として求めるとともに、予めMRI装置50の架台(図
示せず)に設けられた所定位置を基準にしたマーカ39
の位置を求め、これらを先端硬性部27の位置情報とす
る。この位置情報はMRI制御部55を介して伝達部6
9に供給される。
【0049】ついで伝達部69は、この位置情報と、M
RI制御部55により求められた画像信号の中心座標を
基にMRI装置50の撮影領域中に内視鏡スコープ11
の先端硬性部27が入っているか否かを判断し、MRI
装置50の撮影領域中に先端硬性部27が入っている場
合にのみ警告音を発生する。
【0050】尚、伝達部69は、警告音に限らず、警告
灯の点灯や、MRI装置50の撮影領域中に内視鏡スコ
ープ11の先端硬性部27が入った旨をMRI画像表示
部77もしくは内視鏡画像表示部17に表示させるよう
にしても良い。これにより操作者は、MRI装置50の
撮影領域に内視鏡スコープ11の先端硬性部27が入っ
たか否かを知ることができる。
【0051】そして操作者は、内視鏡スコープ11の切
換えスイッチ23bを内視鏡画像と断層像に切換えてコ
ピースイッチ23aを押す。これによりMRI装置50
の撮影領域内の内視鏡画像と断層像がMRI画像記録部
73に記録される。
【0052】このように第1実施の形態の医療用画像診
断装置1は、内視鏡スコープ11の先端硬性部27にジ
ャイロスコープ37とマーカ39を基に、マーカ39の
位置と先端硬性部27の撮像方向を先端硬性部27の位
置情報として検出し、この位置情報を基にMRI装置5
0のパルスシーケンスを設定しているので、内視鏡装置
10で得られる画像とMRI装置50で得られる断層像
とに関連性を持たせることができ、また、内視鏡スコー
プ11の操作部23を用いた操作のみで内視鏡装置10
による画像とMRI装置50による断層像を得ることが
できるので、操作者の負担が軽減する。
【0053】また、第1実施の形態の医療用画像診断装
置1は、内視鏡スコープ11の先端硬性部27にジャイ
ロスコープ37とマーカ39を基に、マーカ39の位置
と先端硬性部27の撮像方向を先端硬性部27の位置情
報として検出し、この位置情報とMRI制御部55によ
り求められた画像信号の中心座標を基に、MRI装置5
0の撮影領域中に内視鏡スコープ11の先端硬性部27
が入っているか否かを判断し、MRI装置50の撮影領
域中に内視鏡スコープ11の先端硬性部27が入ってい
る場合にのみ警告音を発生するようにしているので、操
作者は、MRI装置50の撮影領域中に内視鏡スコープ
11の先端硬性部27が入ったか否かを知ることができ
る。このため操作者は、切換えスイッチ23bとコピー
スイッチ23aを用いてMRI装置50の撮影領域内の
内視鏡画像と断層像を記録することができる。
【0054】尚、本実施の形態の医療用画像診断装置1
は、内視鏡スコープ11の先端硬性部27にジャイロス
コープ37とマーカ39とを備えるが、市販されている
内視鏡スコープ111の構造を変更しないように、すな
わち作業効率を向上させるために、図7に示すように内
視鏡スコープ11の鉗子口29に挿入可能な処置具、例
えば細管(エアブラシ)91の先端にジャイロスコープ
37とマーカ39とを設けるようにしても良い。
【0055】この細管91は、鉗子口29(図2参照)
から内視鏡スコープ11内に挿入され、図8に示すよう
に、ジャイロスコープ37とマーカ39とを先端硬性部
27に位置させる。この場合、細管91の外周部に図7
に示すような目盛り93を設けて鉗子口29への挿入量
を把握できるようにしておくとさらに効果的である。
【0056】図9は、本発明に係る医療用画像診断装置
の第2実施の形態を示す機能ブロック図である。図9に
示すように医療用画像診断装置100は、内視鏡スコー
プ110と内視鏡装置本体130を備える内視鏡装置1
30と、MRI装置本体150とMRI画像表示部16
0を備えるMRI装置170とから成る。
【0057】特に、本医療用画像診断装置100におい
ては、図10に示すように、内視鏡スコープ110の先
端硬性部115の先端開口から造影剤を霧状に吐出可能
な細管120を、操作部111から可撓管部113を通
って先端硬性部115まで貫通した鉗子口117に挿入
可能にしている。
【0058】また、細管120の造影剤を吐出する側と
対向する側の端部は造影剤の入れらえたボトル180と
接続されている。尚、造影剤としてはMRI装置170
により観察可能な核磁気共鳴を発生する油脂等を用い
る。また、ボトル180にはポンプ190が接続されて
いる。このため、ポンプ190を作動させることによ
り、ボトル180内が加圧されて細管120から造影剤
が吐出される。
【0059】尚、著しく強い核磁気共鳴診を発生する造
影剤を用いる場合は、関心領域と造影剤が重なり、造影
剤によって関心領域を診断することが不可能になる可能
性があるので、関心領域の周辺に吐出することが望まし
い。このため、細管120の先端を鉗子口117に挿入
可能な範囲で図11に示すように屈曲させて角度θの傾
きを持たせ、細管120を回転させながら造影剤を吐出
させることにより、細管120の先端による軌跡である
円周に沿って造影剤が吐出されるようにしても良い。こ
の場合、前記細管120の先端による軌跡である円周の
内側は、造影剤が吐出されないこととなる。このため、
造影剤と関心領域が重なることにより、診断不能になる
ことを防止することができる。
【0060】次に、医療用画像診断装置100を用いた
断層像取得方法を説明する。まず操作者は、MRI装置
50の架台に載置された被検体内に内視鏡スコープ11
0を挿入して内視鏡装置140による被検体内の診断を
開始する。そしてMRI装置170で診断を行いたい関
心領域を見つけた場合、鉗子口117から挿入された細
管120によって関心領域もしくはその周辺に造影剤を
吐出する。
【0061】次いでMRI装置170を用いて造影剤吐
出領域を含めて撮影する。このとき、図12(a)に示
すように断層像と断層像の間隔、すなわちスライス厚を
厚くして少なくとも2方向から撮影した画像を基に位置
決めを行い、次いで造影剤を強調しないパルスシーケン
スを用い、図12(b)に示すように前記スライス厚に
よる断層像を基準にしたさらに細かい間隔、すなわちマ
ルチスライス厚を薄くしてマルチスライス撮影を行う。
【0062】これにより、内視鏡装置140で見つけた
関心領域を見失うこと無く、MRI装置170を用いて
断層像を撮影することができる。
【0063】尚、造影剤の縦緩和時間と横緩和時間の少
なくとも一つが周囲の臓器のそれらと異なる場合は、造
影剤の縦緩和時間と横緩和時間を強調するパルスシーケ
ンスで撮影することによって造影剤を確認する。
【0064】このように第2実施の形態の医療用画像診
断装置は、内視鏡装置140で見つけた関心領域に細管
120を用いて造影剤を吐出し、これを基にMRI装置
170による断層像を撮影するようにしているので、内
視鏡装置140で見つけた関心領域を見失うこと無く、
MRI装置170を用いて断層像を撮影することができ
る。
【0065】尚、上記の実施の形態では内視鏡装置とM
RI装置とからなる医療用画像診断装置に適用した場合
を例にとって説明したが、例えば内視鏡装置とX線CT
装置とから成る医療用画像診断装置、内視鏡装置と超音
波診断装置とから成る医療用画像診断装置に適用するこ
ともできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、位置検出
用部材と向き検出手段を基に内視鏡の先端構成部の位置
と撮像方向を検出しているので、内視鏡で得られる画像
とMRI装置等で得られる断層像に関連性を持たせるこ
とができるので、操作者への負担を軽減することができ
る。
【0067】また、内視鏡の先端構成部の先端から造影
剤を吐出する造影剤吐出手段を設けこの造影剤吐出手段
により吐出された造影剤を基にして前記断層造撮影装置
による断層像を取得するようにしているので、内視鏡で
得られる画像とMRI装置等で得られる断層像に関連性
を持たせることができるので、操作者への負担を軽減す
ることができる。
【0068】さらに、本発明は、内視鏡で得られる画像
とMRI装置等で得られる断層像に関連性を持たせるこ
とができるので、超音波内視鏡のように被検体に検出部
を押し当てる必要から部分的な断層像しか得られず、胃
等、観察部位が大きいと不都合であるものに比べ、被検
体全体を把握することができ、同時に内視鏡を用いた画
像により細部を観察することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る医療用画像診断装置の第1実施の
形態の構成を示した機能ブロック図。
【図2】図1に示した内視鏡スコープを示した平面図。
【図3】図2に示した内視鏡スコープの先端構成部の断
面図。
【図4】図1に示した医療用画像診断装置の磁気シール
ド状態を示した説明図。
【図5】図4に示した医療用画像診断装置の磁気シール
ド状態の他の例を示した説明図。
【図6】内視鏡スコープの先端構成部の位置と向きを示
す矢印を示した説明図。
【図7】内視鏡スコープの鉗子口に挿入可能な細管の先
端にジャイロスコープとマーカとを設けた場合を示した
平面図。
【図8】図7に示した細管を用いてジャイロスコープと
マーカを内視鏡スコープの先端構成部に配置した場合の
先端構成部の断面図。
【図9】本発明に係る医療用画像診断装置の第2実施の
形態を示した機能ブロック図。
【図10】内視鏡スコープと、この内視鏡スコープの鉗
子口に挿入された細管と細管と接続されるボトルと、こ
のボトルに接続されたポンプを示した説明図。
【図11】図10に示した細管の先端部に傾きを持たせ
た場合を示した説明図。
【図12】スライス厚(a)とマルチスライス厚(b)
を示した説明図。
【符号の説明】
1,100 医療用画像診断装置 10,140 内視鏡装置 11,110 内視鏡スコープ 13 内視鏡制御部 15 内視鏡画像処理部 17 内視鏡画像表示部 19 内視鏡画像記録部 21,130 内視鏡装置本体 23 操作部 23a コピースイッチ 23b 切換えスイッチ 25 可撓管部 27 先端構成部 37 ジャイロスコープ 39 マーカ 50,170 MRI装置 51 位置検出部 53 コンソール 55 MRI制御部 57 撮影領域設定部 59 勾配磁場制御部 61 静磁場制御部 63 送信部 65 コイル系 67 受信部 69 伝達部 71 MRI画像処理部 73 MRI画像記録部 75,150 MRI装置本体 77,160 MRI画像表示部 120 細管 180 ボトル 190 ポンプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の体腔内画像を撮像する体腔内撮
    像手段と、 前記被検体の断層像を撮像するとともに、前記体腔内撮
    像手段の位置及び撮像方向を検出する断層像取得手段
    と、 前記体腔内撮像手段により得られた画像と前記断層像取
    得手段により得られた断層像とを関連づけて表示する表
    示手段とを備えた医療用画像診断装置。
  2. 【請求項2】 操作者により保持される操作部と、この
    操作部に連結され被検体内に挿入される可撓管部と、こ
    の可撓管部の前記操作部と対向する端部に連結された先
    端硬性部とを備える内視鏡と、被検体の断層像を撮影す
    る断層像撮影装置とを備えた医療用画像診断装置におい
    て、 前記内視鏡は、前記断層像撮影装置にて観察可能な位置
    検出用部材と、撮像する方向を検出する向き検出手段を
    前記先端硬性部に備え、 前記断層像撮影装置は、前記位置検出用部材と向き検出
    手段の検出結果を基に前記先端硬性部の位置と撮像方向
    とを位置情報として検出する位置検出手段と、この位置
    検出手段により検出された位置情報を基に前記断層像の
    撮影領域を設定する撮影領域設定手段とを備えた医療用
    画像診断装置。
  3. 【請求項3】 操作者により保持される操作部と、この
    操作部に連結され被検体内に挿入される可撓管部と、こ
    の可撓管部の前記操作部と対向する端部に連結された先
    端硬性部とを備える内視鏡と、被検体の断層像を撮影す
    る断層像撮影装置とを備えた医療用画像診断装置におい
    て、 前記内視鏡は、前記断層像撮影装置にて観察可能な位置
    検出用部材と、撮像する方向を検出する向き検出手段を
    前記先端硬性部に備え、 前記断層像撮影装置は、前記位置検出用部材と向き検出
    手段の検出結果を基に前記先端硬性部の位置と撮像方向
    とを位置情報として検出する位置検出手段と、前記断層
    像撮影装置に設定されている断層像撮影領域内に前記内
    視鏡の先端が入っているか否かを前記断層像撮影領域の
    設定条件と前記位置検出手段の検出結果を基に検出し、
    前記内視鏡の先端硬性部が前記断層像撮影領域に入った
    場合はそれを操作者に知らせる伝達手段とを備えた医療
    用画像診断装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出用部材と向き検出手段は、
    前記操作部から前記可撓管部内を通って前記先端硬性部
    を貫通する鉗子管路に挿通可能な細管の先端に設けら
    れ、この細管を前記鉗子管路を介して前記先端硬性部内
    に配置される請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載
    の医療用画像診断装置。
  5. 【請求項5】 前記向き検出手段は、ジャイロスコープ
    である請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の医療
    用画像診断装置。
  6. 【請求項6】 前記内視鏡の操作部は、画像取得スイッ
    チを備え、前記画像取得スイッチがONされると前記内
    視鏡による画像と前記断層像撮影装置による断層像を同
    時に取得する請求項2または請求項3いずれか記載の医
    療用画像診断装置。
  7. 【請求項7】 前記内視鏡の操作部は、前記内視鏡によ
    る画像、前記断層造撮影装置による断層像、内視鏡によ
    る画像と断層像撮影装置による断層像の両方の内、いず
    れかに指定する画像切換えスイッチと、画像取得スイッ
    チとを備え、前記画像取得スイッチがONされると前記
    画像切換えスイッチにより指定された画像を取得する請
    求項2または請求項3いずれか記載の医療用画像診断装
    置。
  8. 【請求項8】 操作者により保持される操作部と、この
    操作部に連結され被検体内に挿入される可撓管部と、こ
    の可撓管部の前記操作部と対向する端部に連結された先
    端硬性部と、前記操作部から前記可撓幹部を通って前記
    先端硬性部に貫通する鉗子口とを備える内視鏡と、被検
    体の断層像を撮影する断層像撮影装置とを備える医療用
    画像診断装置において、 前記内視鏡は、前記先端硬性部の先端から造影剤を吐出
    する造影剤吐出手段を備え、この造影剤吐出手段により
    吐出された造影剤を基にして前記断層造撮影装置による
    断層像を取得することを特徴とする医療用画像診断装
    置。
  9. 【請求項9】 前記吐出手段は、前記鉗子口に挿入可能
    な細管を介して前記先端硬性部の先端から造影剤を吐出
    する請求項5記載の医療用画像診断装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11347043A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡下外科手術装置
US6295368B1 (en) 1998-04-10 2001-09-25 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscopic image processing system capable of estimating absolute shape of object entity
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JP2006314792A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 General Electric Co <Ge> 医用撮像装置を制御するシステム及び方法

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