JPH09140008A - 地上制御車両の制御装置 - Google Patents

地上制御車両の制御装置

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JPH09140008A
JPH09140008A JP8045950A JP4595096A JPH09140008A JP H09140008 A JPH09140008 A JP H09140008A JP 8045950 A JP8045950 A JP 8045950A JP 4595096 A JP4595096 A JP 4595096A JP H09140008 A JPH09140008 A JP H09140008A
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JP
Japan
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voltage
inverter
vehicle
battery
auxiliary machine
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JP8045950A
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Inventor
Tomohito Noda
智史 野田
Noriaki Hirose
憲章 弘瀬
Shiro Ishikawa
志朗 石川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】架線は主回路架線の3本のみですみ、建設費が
安くなり、パンタグラフのまわりの艤装が簡単になる地
上制御車両の制御装置を提供することにある。 【解決手段】架線電圧は地上の変電所により制御され、
カ行時には0Vから除々に電圧を上げてゆき、インバー
タINVの出力を一定に保ち得ない架線電圧までは切換
器K10〜K12により、INVはバッテリーBATか
ら給電され、次にINVの出力が一定に保てる架線電圧
になった時には、K10〜K12により、整流器RFを
介してBATを充電し、かつ同時にINVに電圧を印加
することにより、補機AUXの電源をU,V,Wからと
り、ブレーキ時には電動機IMを回生運転させて、車両
を減速し、低速ではK10〜K12によりIMをU,
V,Wから切り離し、車両に有する空気ブレーキの動作
中にはK10〜K12の切換により、INVはBATか
ら給電するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地上より遠隔制御す
る車両における主回路、補機を含めた地上制御車両の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図27は、従来の地上制御方式の車両の
一例であるモノレールの制御方式を説明するための図で
ある。すなわち、地上の変電所SS−A,SS−Bと、
これに電気的に接続された主回路架線U,V,Wおよび
補機用架線P,Nと、主回路用パンタグラフPan1,
2,3および補機用パンタグラフPan4,5ならびに
アンテナATを有すると共に、内部に駆動用誘導電動機
IMと補機制御装置AーCTRを有するモノレール車両
R−CAR1と、モノレール車両R−CAR1と同様な
構成のモノレール車両R−CAR2と、主回路架線用切
換器K1〜K5及びK1′〜K5′と、情報伝送路IN
F−CLと、情報伝送路用切換器IK1〜IK5とから
なっている。
【0003】いま、B駅B−STAに停車中の車両R−
CAR2が起動してA駅A−STAに移動する時の動き
を説明する。車両R−CAR2のドアが閉まると、まず
切換器K4,K4′がオフし、K2,K2′,K3,K
3′がオンする。又K1,K1′はオフしておく。
【0004】この状態では、車両R−CAR2の主回路
用パンタグラフPan1,2,3に変電所SS−Aから
出力された電圧が印加されている。この時の主回路架線
U,V間の電圧(主回路架線電圧)をVUVとすると、図
28(a)に示すような時間に対する電圧の動きとな
る。つまり、変電所のコントロールにより車両の誘導電
動機IMに印加する電圧をインバータ周波数fに比例し
て上昇させることによって、車両の速度が上昇してい
き、高速で主回路架線電圧VUVを最大値(VTMAXとす
る。
【0005】ブレーキの場合はIMのすべりを負となる
ように制御することにより、回生ブレーキ電流が流れ、
電気ブレーキが働くことにより車両は減速してゆく。
【0006】これにより車両はA駅に停車する。
【0007】一方、以上の車両の走行中にはR−CAR
2の補機用のパンタグラフPan4,5に変電所からの
一定電圧VC が印加される。この間のP,N間の電圧を
PNとすると、図28(b)に示すように一定電圧VC
となる。
【0008】このVC を入力として、補機制御器(イン
バータ)が動作し、補機に対し電力を供給する。
【0009】尚、情報伝送路用切換器IK1〜IK5も
主回路架線用切換器K1〜K5及びK1′〜K5′と同
じような動きで、必要な区分のみの情報伝送路INF−
CLが生かされ、SS−A,SS−Bと車上からの運転
指令などの情報のやりとりを行なう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた方式は、車
両重量が軽くなり、等加速度を得るのに必要な電力が小
さくなるなどメリットの多い地上制御方式であるが、架
線U,V,W,P,Nが5本必要であり、建設費がかか
るという欠点があった。さらに艤装スペースが狭く、艤
装がやりづらいという欠点もあった。
【0011】本発明の第1の目的は、従来技術の地上制
御方式と何ら変りなく、かつ架線は主回路架線の3本の
みですみ、建設費が安くなり、パンタグラフのまわりの
艤装が簡単になる地上制御車両の制御装置を提供するこ
とにある。
【0012】また本発明の第2の目的は、長い間車両が
停止してもバッテリが放電してしまうことはないし、逆
にバッテリは充電されているため、走行中にバッテリを
使用するモードで、バッテリ切れになることはなくなる
地上制御車両の制御装置を提供することにある。
【0013】さらに、本発明の第3の目的は、架線から
の電力消費を減らすことができる地上制御車両の制御装
置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、地上側の変電所から力
行又はブレーキ指令に応じて供給される交流電圧を入力
する駆動用交流電動機と、前記交流電圧を第1の開閉手
段を介して入力し直流電圧に変換して出力するコンバー
タと、前記直流電圧を一定の交流電圧に変換して補機に
出力する補機制御用インバータと、この補機制御用イン
バータに並列に接続されたバッテリと、車両の力行時に
は、前記変電所が供給する交流電圧を、所定電圧まで上
昇させた後、前記所定電圧を一定に保つように制御し、
前記車両のブレーキ時には、前記交流電圧を低下させる
変電所制御手段と、前記車両の力行時には、前記変電所
が供給する交流電圧が前記所定電圧以下までは、前記第
1の開閉手段を開放させることにより、前記バッテリか
ら前記インバータに直流電圧を給電させ、前記交流電圧
が前記所定電圧に達すると、前記第1の開閉手段を閉成
させることにより前記コンバータから前記インバータに
直流電圧を給電させると共に前記バッテリを充電させ、
前記車両のブレーキ時には、前記第1の開閉手段を開放
させて前記バッテリから前記インバータに直流電圧を給
電させる制御手段とを有する地上制御車両の制御装置で
ある。
【0015】請求項1に対応する発明によれば、従来技
術の地上制御方式と何らかわりなく、かつ架線は主回路
架線の3本のみですみ、建設費が安くなり、パンタグラ
フのまわりの艤装が簡単になる地上制御車両の制御装置
を提供できる。
【0016】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、地上側の変電所から車両の停止時に供給さ
れる一定の交流電圧を第1の開閉手段を介して入力し直
流電圧に変換して出力するコンバータと、前記直流電圧
を一定の交流電圧に変換して補機に出力する補機制御用
インバータと、この補機制御用インバータに並列に接続
されたバッテリと、このバッテリと直列に接続され、抵
抗器と第2の開閉手段とが並列に接続された充電回路
と、車両の停止時には、前記第1の開閉手段を閉成させ
て前記第2の開閉手段を開放させることにより前記コン
バータから前記インバータに直流電圧を給電させると共
に前記バッテリを充電させる制御手段とを有する地上制
御車両の制御装置である。
【0017】請求項2に対応する発明によれば、長い間
車両が停止してもバッテリーが放電してしまうことはな
いし、逆にバッテリーは充電されているため、走行中に
バッテリーを使用するモードで、バッテリー切れになる
ことはなくなる地上制御車両の制御装置を提供できる。
【0018】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、請求項1記載の地上制御車両の制御装置に
おいて、前記車両に前記力行又はブレーキ指令を出力す
る主幹制御器を備え、この主幹制御器から出力される各
指令を地上に伝送する伝送手段を備えてなる地上制御車
両の制御装置である。
【0019】請求項3に対応する発明によれば、請求項
1に対応する発明と同様に、従来技術の地上制御方式と
何らかわりなく、かつ架線は主回路架線の3本のみです
み、建設費が安くなり、パンタグラフのまわりの艤装が
簡単になる地上制御車両の制御装置を提供できる。
【0020】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、地上側の変電所から力行又はブレーキ指令
に応じて供給される交流電圧を入力する駆動用交流電動
機と、前記交流電圧を第1の開閉手段を介して入力し直
流電圧に変換して出力するコンバータと、前記直流電圧
を一定の交流電圧に変換して補機に出力する補機制御用
インバータと、前記コンバータの出力側と前記補機制御
用インバータの入力側にそれぞれ並列に接続されたバッ
テリおよび太陽電池と、この太陽電池の充電電圧が所定
値を越えたときは前記補機制御用インバータに前記太陽
電池から直流電圧を供給し、前記太陽電池の充電電圧が
所定値以下のときは前記補機制御用インバータに前記バ
ッテリから直流電圧を供給するモード切換手段と、車両
の力行時には、前記変電所が供給する交流電圧を、所定
電圧まで上昇させた後、前記所定電圧を一定に保つよう
に制御し、前記車両のブレーキ時には、前記交流電圧を
低下させる変電所制御手段と、前記車両の力行時には、
前記変電所が供給する交流電圧が前記所定電圧以下まで
は、前記第1の開閉手段を開放させることにより、前記
バッテリと前記太陽電池のいずれかから前記インバータ
に直流電圧を給電させ、前記交流電圧が前記所定電圧に
達すると、前記第1の開閉手段を閉成させることにより
前記コンバータから前記インバータに直流電圧を給電さ
せると共に前記バッテリを充電させ、前記車両のブレー
キ時には、前記第1の開閉手段を開放させて前記バッテ
リと前記太陽電池のいずれかから前記インバータに直流
電圧を給電させる制御手段とを有する地上制御車両の制
御装置である。
【0021】請求項4に対応する発明によれば、太陽電
池の回路が組み込まれているため、晴天の日にはバッテ
リへの充電の時間が減り、またバッテリからの補機への
供給の頻度が減ることから、架線からの電力消費が減
る。
【0022】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、地上側の変電所から車両の停止時に供給さ
れる一定の交流電圧を第1の開閉手段を介して入力し直
流電圧に変換して出力するコンバータと、前記直流電圧
を一定の交流電圧に変換して補機に出力する補機制御用
インバータと、前記コンバータの出力側と前記補機制御
用インバータの入力側にそれぞれ並列に接続されたバッ
テリおよび太陽電池と、この太陽電池の充電電圧が所定
値を越えたときは前記補機制御用インバータに前記太陽
電池から直流電圧を供給し、前記太陽電池の充電電圧が
所定値以下のときは前記補機制御用インバータに前記バ
ッテリから直流電圧を供給するモード切換手段と、前記
バッテリと直列に接続され、抵抗器と第2の開閉手段と
が並列に接続された充電回路と、車両の停止時には、前
記第1の開閉手段を閉成させて前記第2の開閉手段を開
放させ、かつ前記モード切換手段を動作させることによ
り前記コンバータから前記インバータに直流電圧を給電
させると共に前記バッテリを充電させる制御手段とを有
する地上制御車両の制御装置である。
【0023】請求項5に対応する発明によれば、長い間
車両が停止していてもバッテリが放電してしまうことは
なく、逆にバッテリが充電されているか、太陽電池が充
電されているか、またはその両方のため走行中にバッテ
リを使用するモードでバッテリ切れになることはない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】<第1の実施の形態(請求項1に対応)>
図1のシステム図に示すように、変電所主回路部SS
と、変電所主回路部SSによりカ行、ブレーキに応じて
制御された交流電圧を出力する主回路交流架線U,V,
Wと、車両に搭載されていて架線電圧(AC)を直流に
するコンバータ例えば整流器RFと、整流器RFの出力
側に並列に接続され充電電流制限抵抗器Rおよびバッテ
リBATの直列回路と、この抵抗器RとバッテリBAT
の直列回路に並列に接続され、かつ整流器RFの直流出
力である入力電圧の所定範囲内で出力電圧を一定に保ち
補機AUXに電力を供給する機能をもつ補機制御用イン
バータINVと、架線U,V,Wに集電部材例えば主回
路用パンタグラフPan1,2,3を介して電気的に接
続され、かつ車輪駆動用の交流電動機(交流モータ)例
えば誘導電動機IMと、モータIMとパンタグラフPa
n1〜Pan3との接続点に接続される開閉手段例えば
切換器K10と、パンタグラフPan1〜Pan3と整
流器RFの接続点に接続される開閉手段例えば切換器K
11と、抵抗Rに並列に接続された開閉手段例えば切換
器K12と、モータIMの回転速度を検出する速度検出
器SDと、速度検出器SDの検出出力を後述する地上制
御装置E−CTRに伝送したり、地上制御装置E−CT
Rから各切換器K10〜K12に対して切換器制御信号
SIG1〜SIG3を出力する情報伝送装置ICOと、
制御部および主回路部を有し架線電圧を制御する変電所
主回路部SSを備えている。
【0026】以下、このように構成された地上制御車両
の制御装置の第1の実施の形態の動作について、図2〜
図9を参照して説明するが、ここでは動作モードを4つ
に分けて説明する。
【0027】(1)MODE1(モード1) 図2はカ行でかつ主回路架線電圧VUVが可変で、補機A
UXはバッテリBATの入力における回路電流の状態を
示している。図2において、IU ,IV ,IWはU相、
V相、W相のモータ電流、IAXはインバータ入力電流、
UVは主回路架線電圧、VBRはバッテリ定格電圧、V
RFO は整流器出力電圧、VINVOはインバータ出力電圧
(AC)を示しており、それ以外の符号は図1と同じで
ある。
【0028】図3(a)では地上制御装置の有する機能
であるインバータ周波数f−主回路架線電圧VUV特性を
示し、図3(b)は整流器出力電圧VRFO の時間tに対
する特性、図3(c)はインバータ出力電圧VINVOの時
間tに対する特性を示す。
【0029】停止中に地上制御装置内の操作部よりカ行
指令を行なうと、切換器K11はオフ、K12オン→K
10オンとなり、次に主回路架線電圧を0V→VMAX
向に電圧を上げる。
【0030】車両はVUV/f=一定で加速してゆく。こ
の時にモータIMの回転数は速度検出器SDにより検知
され、情報伝達装置ICOにより、地上制御装置E−C
TRへ送られる。この制御方法はモータIMの制御にお
いて公知であるので、ここではその説明を省略する。
【0031】一方、補機AUXにおいて、切換器K12
はオンであり、インバータINVはバッテリBATを電
源として補機AUXに交流電力を出力する。
【0032】図3(c)に示すようにインバータ出力電
圧VINVOはVAUXR=一定である。
【0033】車両の停止中に地上制御装置内の操作部
(図示しない)によりカ行指令を行なうと、切換器K1
1はオフ、K12オン→K10オンとなり、次に主回路
架線電圧を0V→VMAX 方向に電圧を上げる。
【0034】(2)MODE2(モード2) 図4にカ行でかつ、補機AUXの電源が架線であるモー
ドにおける回路電流の状態を示す。
【0035】IU ′,IV ′,IW ′は整流器入力電流
を示し、Ichは充電電流を示す。それ以外は図2と同じ
である。
【0036】図5(a)はf−VUV特性を示し、図5
(b),(c)では各々t−VRFO 、t−VINVOを示し
ている。
【0037】地上制御装置E−CTRからカ行中にカ行
高速指令(カ行よりさらに高速となる指令)がされる
と、切換器K12がオフ、切換器K11がオンとなる。
切換器K10はオンのままであり、これにより図4の回
路となる。
【0038】このモードでは車両は一定加速度で加速
し、その後加速度は徐々に小さくなり、車両は徐々にバ
ランス速度に向かう。
【0039】一方、補機AUXは架線U〜Wにつながれ
た整流器RFの出力を入力電源としたインバータINV
により、電源が供給され、その電圧VINVOは補機の定格
電圧VAUXRである。この時のインバータ入力電流がIAX
である。
【0040】同時に架線U,V,Wにつながれた整流器
RFの出力によりバッテリBATは充電され、充電電流
chが流れる。
【0041】尚、図3と図5におけるf1 は、MODE
1とMODE2の切り換わりのインバータ周波数であ
り、整流器RFの出力電圧が、バッテリ定格電圧VBR
等しくなるインバータ周波数である。
【0042】さらに、インバータINVは入力直流電圧
が所定範囲で、出力電圧を一定に保つ機能を有している
ことを前提としているが、この制御方法については公知
である。つまり入力電圧に応じて変調率を変えて、出力
電圧を一定に保つ。
【0043】従って、補機AUXの定格電圧VAUXRとバ
ッテリ定格電圧VBRは、VAUXR<VBR÷2 1/2を満足す
るように選定が可能である。
【0044】(3)MODE3(モード3) 図6に電気ブレーキ状態における回路電流の流れを示
す。符号は図2と同じである。
【0045】図7(a)ではf−VUV特性を示し、また
図7(b),(c)では各々t−VRFO 、t−VINVO
性を示す。
【0046】カ行中、カ行指令オフ後、ブレーキ指令を
行なうと、切換器K11オフ→K12オンとなる。切換
器K10はオンのままであり、これにより図6の回路と
なる。
【0047】同時にモータIMのすべり周波数を制御す
るなどの公知の方法で、すべりを負にすることにより、
モータIMは回生を行ない回生電流IU ,IV ,IW
流れる。
【0048】これにより電気ブレーキが作用し、車両は
減速する。
【0049】一方、補機AUXの動作はMODE1の補
機と同じであり、インバータINVはバッテリーBAT
により給電され、さらにインバータINVによって補機
AUXが給電される。
【0050】(4)MODE4(モード4) 図8に空気ブレーキ状態における回路電流の流れを示
す。符号は図2と同じである。
【0051】図9(a)ではf−VUV特性を示し、図9
(b),(c)では各々t−VRFO、t−VINVO特性を
示している。ブレーキ中、ある速度以下になったら回生
ブレーキをやめて、空気ブレーキに切りかえる。
【0052】尚、空気ブレーキに切り換える条件にはさ
まざまなやり方があるが、速度を使用した判別はその中
の一例であり、この制御方法は公知である。
【0053】一方、補機AUXの動作はMODE3と同
じである。
【0054】尚、このモードまでVBR≒VMAX となるよ
うなバッテリーBAT容量としておく。
【0055】以上述べた第1の実施の形態によれば、艤
装についていえば、従来のパンタグラフと比べると簡単
な整流器RFが1つ増えるが、従来技術の地上制御方式
と何ら変りなく、かつ架線U,V,Wは主回路交流架線
の3本のみですみ、建設費が安くなり、パンタグラフP
an1〜Pan3のまわりの艤装が簡単になるという大
きなメリットを得ることができる。
【0056】<第2の実施の形態(請求項2に対応)>
図10に停止状態における回路電流の流れを示してお
り、fO はMODE2の定電圧VMAX になる任意の周波
数であり、MODE6は停止モードである。
【0057】図11(a)ではf−VUV特性を示し、ま
た図11(b),(c)では各々t−VRFO 、t−V
INVOの特性を示す。図11(b)におけるVRFO1は架線
電圧がVMAX の時の整流器出力電圧である。
【0058】車両が停止したこと、つまり速度が0であ
る条件により、切換器K10はオフのまま、切換器K1
2はオフ、切換器K11はオンとすることにより図10
の回路となる。
【0059】補機AUXについては、図4と同じであ
り、バッテリーBATは架線U,V,Wを供給源として
AUXRという電圧が給電される。
【0060】又、主回路架線電圧を制御する地上制御方
式ではカ行指令時には、主回路架線電圧は0Vである必
要があるため、停止モードからカ行初期状態への移行シ
ーケンスは次のとおりとなる。
【0061】主回路架線電圧をVMAX →0Vへ下げる。
さらにK11をオフとする。これでカ行時の初期状態と
なる。
【0062】以上述べた第2の実施の形態によれば、長
い間車両が停止してもバッテリBATが放電してしまう
ことはないし、逆にバッテリーBATは充電されている
ため、走行中にバッテリBATを使用するモードで、バ
ッテリ切れになることはなくなる。
【0063】<第3の実施の形態(請求項3に対応)>
構成を図12に示す。図12は図1において、さらにカ
行、ブレーキ指令を行なうマスコン(MC)が車上に追
加になっただけで、それ以外は図1と同じである。
【0064】又、カ行、ブレーキ時の動作も図2〜図1
1と同じである。補足すると、唯一違うのは第1の実施
の形態の図(図1)では、カ行、ブレーキを指令する指
令器が地上制御装置E−CTRに含まれているのに対
し、第3の実施の形態ではカ行、ブレーキを指令する指
令器MCが車上にあり、この指令が情報伝達装置ICO
を経由して、地上にある地上制御装置EーCTRへ伝え
られる点である。第1の実施の形態にも、速度を地上側
へ伝えるための情報伝送装置があり、構成から見ればこ
の装置を経由する信号線の数が増えただけである。
【0065】以上述べた第3の実施の形態は前述の第1
の実施の形態と同じ効果が得られる。
【0066】<第4の実施の形態>構成は図12と同じ
である。又、動作は図1と図12との違い、つまりMC
を車上側に追加するということを考慮に入れた図11と
図12にて説明される。従って第2の実施の形態とは根
本的な動作の違いはない。
【0067】以上述べた第4の実施の形態は第2の実施
の形態と同じ効果が得られる。
【0068】<第5の実施の形態(請求項4に対応)>
図13に示すように、図1の第1の実施の形態と異なる
点は、インバータINVに並列に、太陽電池SBTとダ
イオードD2の直列回路を接続し、太陽電池SBTの充
電電圧を検出する電圧検出器VDを設け、これらの回路
と、バッテリBATと充電制限抵抗器Rと切換器K12
の回路との間に、モードを切換えるモード切換手段(太
陽電池SBTが優先の考えにより挿入されている)、例
えば切換器K13とダイオードD1を追加したことであ
る。
【0069】この場合の切換器K13は、前述の切換器
K10〜K12と同様に、地上制御装置E−CTRから
情報伝送装置ICOを介して与えられる切換器制御信号
SIG4により閉路するように構成されている。切換器
制御信号SIG4は、電圧検出器VDにより検出される
太陽電池SBTの充電電圧VVDが所定値を越えたとき出
力するもので、この比較、検知回路は公知の技術であ
る。
【0070】すなわち、VVD≧K・VSBR を満足すると
きで、K=0.9,0.8などと決められた定数であ
り、VSBR は太陽電池の定格電圧である。つまり、該条
件を満足したときK13をオフし、太陽電池SBTが生
かされるようになっている。一方、VVD<K・VSBR
ときは、K13がオンし、バッテリ回路が生かされる。
以下、このように構成された本発明の第5の実施の形態
の動作について図14〜図24を参照して説明するが、
ここでは動作モードを4つに分けて説明する。 (1)MODE1(モード1) 図14および図16は、力行で主回路架線電圧が可変、
補機はバッテリBATの入力における回路電流の状態を
示し、図14は太陽電池SBTが生きている場合の回路
であり、図16はバッテリ回路が生きている場合の回路
である。バッテリ回路が生きるか、太陽電池の回路が生
きるかどうかは、前述のように地上制御装置E−CTR
により行れる。この結果、バッテリBATの電圧が、太
陽電池SBTより低ければ、ダイオードD2がオンし、
太陽電池SBTの回路が生きる。図15(a)は地上制
御装置E−CTRが有する機能であり、インバータ周波
数f−主回路架線電圧VUVの特性を示す図である。図1
5(b)は整流器RFの出力電圧VRFO の時間に対する
特性を示す図あり、図15(c)はインバータINVの
出力電圧VINVOの時間に対する特性を示す図である。
【0071】図14において、IU ,IV ,IW はU
相,V相,W相のモータ電流、IAXはインバータ入力電
流、VUVは主回路架線電圧(AC)、VSBR は太陽電池
SBTの定格電圧、VRFO は整流器RFの出力電圧、V
INVOはインバータINVの出力電圧(AC)、VVDは電
圧検出器VDの検出電圧である。これ以外の符号は、図
13と同一である。
【0072】いま、車両の停止中に地上制御装置内の操
作部(図示しない)によりカ行指令を行なうと、切換器
K11はオフ、K10はオンとなり、K12、K13は
オフのままとなり、次に主回路架線電圧を0V→VMAX
方向に電圧を上げる。
【0073】車両はVUV/f=一定で加速してゆく。こ
の時に誘導電動機IMの回転数は速度検出器SDにより
検知され、情報伝達装置ICOにより、地上制御装置E
−CTRへ送られる。この制御方法は誘導電動機IMの
制御において公知であるので、ここではその説明を省略
する。
【0074】一方、補機AUXにおいては、切換器K1
2はオフであり、インバータINVは太陽電池SBTを
電源として補機AUXに交流電力を出力する。
【0075】図15(c)に示すようにインバータ出力
電圧VINVOはVAUXR=一定である。一方、図16におい
ては、K12,K13がオンなることが図14と異な
り、インバータINVはバッテリBATを電源として補
機AUXに交流電力を供給する。図15においては、図
15(b)のVSBR がVBRとなるところのみが異なる。
【0076】なお、充電制限抵抗器Rは、バッテリBA
TによりインバータINVを動作させる際には、切換器
K12により必ず短絡される。
【0077】(2)MODE2(モード2) 図17にカ行でかつ、補機AUXの電源が架線であるモ
ードにおける回路電流の状態を示す。
【0078】IU ′,IV ′,IW ′は整流器入力電流
を示し、Ichは充電電流を示す。それ以外は図14と同
じである。
【0079】図18(a)はf−VUV特性を示し、図1
8(b),(c)では各々t−VRF O 、t−VINVOを示
している。
【0080】地上制御装置E−CTRからカ行中にカ行
高速指令(カ行よりさらに高速となる指令)がされる
と、切換器K12がオフ、切換器K11がオンとなる。
切換器K10はオンのままであり、これにより図17の
回路となる。
【0081】このモードでは車両は一定加速度で加速
し、その後加速度は徐々に小さくなり、車両は徐々にバ
ランス速度に向かう。
【0082】次に、補機AUXの回路について説明す
る。一定の架線電圧が整流器RFの入力となっているた
め、ダイオードD1のアノードは、ダイオードD2のア
ノードより基本的には大きい。従って、バッテリBAT
の生きた回路であ説明すると、架線につながれた整流器
RFの出力を入力電源としたインバータINVにより、
電源が供給され、この出力電圧VINVOはVAUXRである。
【0083】なお、このときインバータINVの入力電
流がIAXである。
【0084】同時に架線U,V,Wにつながれた整流器
RFの出力によりバッテリーBATは充電され、充電電
流ichが流れる。
【0085】尚、図18におけるf1 は、MODE1と
MODE2の切り換わりのインバータ周波数であり、整
流器RFの出力電圧が、バッテリ定格電圧VBRに等しく
なるインバータ周波数である。
【0086】さらに、インバータINVは入力直流電圧
が所定範囲で、出力電圧を一定に保つ機能を有している
ことを前提としているが、この制御方法については公知
である。つまり入力電圧に応じて変調率を変えて、出力
電圧を一定に保つ。
【0087】従って、補機AUXの定格電圧VAUXRとバ
ッテリー定格電圧VBRは、VAUXR<VBR÷2 1/2を満足
するように選定が可能である。
【0088】(3)MODE3(モード3) 図19は、補機AUXの回路においては、太陽電池SB
Tが生きた場合を示すための図である。太陽電池SBT
とバッテリBATがいずれかが生きるかの判定はMOD
E1と同じである。図19に電気ブレーキ状態における
回路電流の流れを示し、符号の説明は図14と同じであ
る。
【0089】図20(a)では、周波数f−主回路架線
電圧VUVの特性を示す図であり、図20(b)は時間t
−整流器出力電圧VRFO の特性を示す図であり、図2
(c)は時間t−インバータ出力電圧VINVOの特性を示
す図である。
【0090】カ行中、カ行指令オフ後、ブレーキ指令を
行なうと、切換器K11はオフとなり、切換器K10,
K12,K13はオフのままであり、これにより図19
の回路となる。
【0091】同時に誘導電動機IMのすべり周波数を制
御するなどの公知の方法で、すべりを負にすることによ
り、誘導電動機IMは回生を行ない回生電流IU
V ,IW が流れる。
【0092】これにより、電気ブレーキが作用し、車両
は減速する。
【0093】一方、補機AUXの動作はMODE1の補
機と同じであり、インバータINVはバッテリBATま
たは太陽電池SBTにより給電され、さらにインバータ
INVによって補機AUXが給電される。
【0094】(4)MODE4(モード4) 図22は補機回路においては、太陽電池SBTの回路が
生きた場合の回路図であって、空気ブレーキ状態におけ
る回路電流の流れを示している。図24はバッテリBA
Tの回路が生きた場合の回路図である。この場合もバッ
テリBATと太陽電池SBTのどちらが生きるのかの判
定は、MODE1と同じである。
【0095】図23(a)はインバータ周波数f−主回
路架線電圧VUVの特性を示す図であり、図23(b)は
時間t−整流器RFの出力電圧VREFOの特性を示す図で
あり、図23(c)は時間t−インバータINVの出力
電圧VINV0の特性を示す図である。
【0096】尚、空気ブレーキに切り換える条件にはさ
まざまなやり方があるが、速度を使用した判別はその中
の一例であり、この制御方法は公知である。
【0097】一方、補機AUXの動作はMODE3と同
じである。
【0098】尚、このモードまでVBR≒VMAX となるよ
うなバッテリーBAT容量としておく。
【0099】<第6の実施の形態(請求項5に対応)>
図25は、車両が停止状態(停止モード)における回路
電流の流れを説明するための図であり、各部の符号の説
明は、以下に述べる点以外は、前述の図17と同じであ
る。fO はMODE2の定電圧VMAX になる任意の周波
数である。
【0100】図26(a)では周波数f−主回路架線電
圧VUVの特性特性を示す図であり、また図26(b)で
は時間t−整流器RFの出力電圧VRFO の特性を示す図
であり、図26(c)では時間t−インバータINVの
出力電圧VINVOの特性を示す図である。
【0101】図26(b)におけるVRFO1は架線電圧が
MAX の時の整流器出力電圧である。
【0102】車両が停止したこと、つまり速度が0であ
る条件により、切換器K10はオフのまま、切換器K1
2はオフ、切換器K11はオンとすることにより図25
の回路となる。
【0103】補機AUXについては、基本的にはダイオ
ードD1がオン、ダイオードD2がオフとなり、図17
と同じであり、バッテリーBATは架線U,V,Wを供
給源としてVAUXRという電圧が給電される。もし、太陽
電池SBT側の電圧が高ければ、ダイオードD1がオフ
し、インバータINVは太陽電池SBTから給電される
ため、補機AUXは動作可能であるため、特に問題はな
い。
【0104】又、主回路架線電圧を制御する地上制御方
式ではカ行指令時には、主回路架線電圧は0Vである必
要があるため、停止モードからカ行初期状態への移行シ
ーケンスは次のとおりとなる。
【0105】主回路架線電圧をVMAX →0Vへ下げる。
さらに切換器K11をオフとする。これでカ行時の初期
状態となる。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1または請求項
3に対応する発明によれば、従来技術の地上制御方式と
何らかわりなく、かつ架線は主回路架線の3本のみです
み、建設費が安くなり、パンタグラフのまわりの艤装が
簡単になる地上制御車両の制御装置を提供できる。
【0107】本発明によれば、請求項2に対応する発明
によれば、長い間車両が停止してもバッテリーが放電し
てしまうことはないし、逆にバッテリーは充電されてい
るため、走行中にバッテリーを使用するモードで、バッ
テリー切れになることはなくなる地上制御車両の制御装
置を提供できる。
【0108】本発明によれば、請求項4に対応する発明
によれば、太陽電池の回路が組み込まれているため、晴
天の日にはバッテリへの充電時間が減り、またバッテリ
からの補機への供給の頻度が減ることにより架線からの
電力消費が減る地上制御車両の制御装置を提供できる。
【0109】本発明によれば、請求項5に対応する発明
によれば、長い間車両が停止していてもバッテリが放電
してしまうことはなく、逆にバッテリが充電されている
か、太陽電池が充電されているか、またはその両方のた
め車両の走行中にバッテリを使用するモードでバッテリ
切れになることはなくなる地上制御車両の制御装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施の形態における地上
制御車両の制御装置のシステム図。
【図2】図1においてカ行で、かつ主回路架線電圧が可
変で、補機はバッテリー入力における回路電流の状態を
示す図。
【図3】(a),(b),(c)は図2のインバータ周
波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電圧特
性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図4】図1において、カ行でかつ補機の電源が架線で
あるモードにおける回路電流の状態図。
【図5】(a),(b),(c)は図4のインバータ周
波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電圧特
性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図6】図1の電気ブレーキ状態における回路電流の流
れ状態を示す図。
【図7】(a),(b),(c)は図6のインバータ周
波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電圧特
性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図8】図1の空気ブレーキ状態における回路電流の流
れ状態を示す図。
【図9】(a),(b),(c)は図8のインバータ周
波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電圧特
性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図10】図1おいて車両が停止状態における回路電流
の流れ状態を示す図。
【図11】(a),(b),(c)は図10のインバー
タ周波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電
圧特性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図12】本発明の第3、第4の実施の形態における地
上制御車両の制御装置のシステム図。
【図13】本発明の第5の実施の形態における地上制御
車両の制御装置のシステム図。
【図14】図13の回路においてカ行で、かつ主回路架
線電圧が可変の状態の電流の流れを示す図。
【図15】(a),(b),(c)は図13のインバー
タ周波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電
圧特性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図16】図13において、補機はバッテリの入力側に
おける回路電流の流れ状態を示す図。
【図17】図13において、力行でかつ補機の電源が架
線であるモードにおける回路電流の状態を示す図。
【図18】(a),(b),(c)は図17のインバー
タ周波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電
圧特性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図19】図13において、太陽電池回路が生きた場合
の回路を説明するための図。
【図20】(a),(b),(c)は図19のインバー
タ周波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電
圧特性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図21】図13において、バッテリ回路が生きた場合
の回路を説明するための図。
【図22】図13において、空気ブレーキ状態における
回路電流の流れ示す図。
【図23】(a),(b),(c)は図22のインバー
タ周波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電
圧特性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図24】図13において、バッテリ回路が生きた場合
の回路を説明するための図。
【図25】本発明の第6の実施の形態における地上制御
車両の制御装置のシステム図。
【図26】(a),(b),(c)は図25のインバー
タ周波数−主回路架線電圧特性図、時間−整流器出力電
圧特性図、時間−インバータ出力電圧特性図。
【図27】従来技術における地上制御方式のシステム
図。
【図28】(a),(b)はそれぞれ図27における時
間−主回路架線電圧特性図および時間−補機架線電圧特
性図。
【符号の説明】
Pan1,Pan2,Pan3…パンタグラフ、 IM…誘導電動機、 RF…整流器、 BAT…バッテリ、 AUX…補機、 K10,K11,K12,K13…切換器、 R…充電制限抵抗器、 U,V,W…主回路交流架線、 SD…速度検出器、 ICO…情報伝達装置、 E−CTR…地上制御装置、 SIG1〜SIG4…切換器制御信号、 SS…変電所主回路部、 INV…インバータ、 D1,D2…ダイオード、 VD…電圧検出器、 SBT…太陽電池、 IU ,IV ,IW …モータ電流、 IAX…インバータ入力電流、 VUV…主回路架線電圧(AC)、 VBR…バッテリー定格電圧、 VRFO …整流器出力電圧、 VINVO…インバータ出力電圧(AC)、 VMAX …主回路架線電圧最大値、 MODE1…カ行、補機−バッテリー接続モード、 f…インバータ周波数、 t…時間、 VAUXR…補機の定格電圧、 IU ′,IV ′,IW ′…整流器入力電流、 Ich…充電電流、 f′…MODE1とMODE2との切換わりインバータ
周波数、 MODE2…カ行、補機−架線接続モード、 MODE3…電気ブレーキモード、 fO …MODE2の定電圧VMAX になる任意の周波数、 MODE6…停車モード、 VRFO1…架線電圧がVMAX の時の整流器出力電圧、 MC…カ行、ブレーキ指令器、 U,V,W…主回路架線、 P,N…補機用架線、 AT…アンテナ、 INF−CL…情報伝送器、 Pan1,Pan2,Pan3…主回路用パンタグラ
フ、 Pan4,Pan5…補機用パンタグラフ、 VPN…補機架線電圧、 VC …補機架線電圧一定値。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上側の変電所から力行又はブレーキ指
    令に応じて供給される交流電圧を入力する駆動用交流電
    動機と、 前記交流電圧を第1の開閉手段を介して入力し直流電圧
    に変換して出力するコンバータと、 前記直流電圧を一定の交流電圧に変換して補機に出力す
    る補機制御用インバータと、 この補機制御用インバータに並列に接続されたバッテリ
    と、 車両の力行時には、前記変電所が供給する交流電圧を、
    所定電圧まで上昇させた後、前記所定電圧を一定に保つ
    ように制御し、前記車両のブレーキ時には、前記交流電
    圧を低下させる変電所制御手段と、 前記車両の力行時には、前記変電所が供給する交流電圧
    が前記所定電圧以下までは、前記第1の開閉手段を開放
    させることにより、前記バッテリから前記インバータに
    直流電圧を給電させ、前記交流電圧が前記所定電圧に達
    すると、前記第1の開閉手段を閉成させることにより前
    記コンバータから前記インバータに直流電圧を給電させ
    ると共に前記バッテリを充電させ、前記車両のブレーキ
    時には、前記第1の開閉手段を開放させて前記バッテリ
    から前記インバータに直流電圧を給電させる制御手段と
    を有する地上制御車両の制御装置。
  2. 【請求項2】 地上側の変電所から車両の停止時に供給
    される一定の交流電圧を第1の開閉手段を介して入力し
    直流電圧に変換して出力するコンバータと、 前記直流電圧を一定の交流電圧に変換して補機に出力す
    る補機制御用インバータと、 この補機制御用インバータに並列に接続されたバッテリ
    と、 このバッテリと直列に接続され、抵抗器と第2の開閉手
    段とが並列に接続された充電回路と、 車両の停止時には、前記第1の開閉手段を閉成させて前
    記第2の開閉手段を開放させることにより前記コンバー
    タから前記インバータに直流電圧を給電させると共に前
    記バッテリを充電させる制御手段とを有する地上制御車
    両の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の地上制御車両の制御装置
    において、前記車両に前記力行又はブレーキ指令を出力
    する主幹制御器を備え、この主幹制御器から出力される
    各指令を地上に伝送する伝送手段を備えてなる地上制御
    車両の制御装置。
  4. 【請求項4】 地上側の変電所から力行又はブレーキ指
    令に応じて供給される交流電圧を入力する駆動用交流電
    動機と、 前記交流電圧を第1の開閉手段を介して入力し直流電圧
    に変換して出力するコンバータと、 前記直流電圧を一定の交流電圧に変換して補機に出力す
    る補機制御用インバータと、 前記コンバータの出力側と前記補機制御用インバータの
    入力側にそれぞれ並列に接続されたバッテリおよび太陽
    電池と、 この太陽電池の充電電圧が所定値を越えたときは前記補
    機制御用インバータに前記太陽電池から直流電圧を供給
    し、前記太陽電池の充電電圧が所定値以下のときは前記
    補機制御用インバータに前記バッテリから直流電圧を供
    給するモード切換手段と、 車両の力行時には、前記変電所が供給する交流電圧を、
    所定電圧まで上昇させた後、前記所定電圧を一定に保つ
    ように制御し、前記車両のブレーキ時には、前記交流電
    圧を低下させる変電所制御手段と、 前記車両の力行時には、前記変電所が供給する交流電圧
    が前記所定電圧以下までは、前記第1の開閉手段を開放
    させることにより、前記バッテリと前記太陽電池のいず
    れかから前記インバータに直流電圧を給電させ、前記交
    流電圧が前記所定電圧に達すると、前記第1の開閉手段
    を閉成させることにより前記コンバータから前記インバ
    ータに直流電圧を給電させると共に前記バッテリを充電
    させ、前記車両のブレーキ時には、前記第1の開閉手段
    を開放させて前記バッテリと前記太陽電池のいずれかか
    ら前記インバータに直流電圧を給電させる制御手段とを
    有する地上制御車両の制御装置。
  5. 【請求項5】 地上側の変電所から車両の停止時に供給
    される一定の交流電圧を第1の開閉手段を介して入力し
    直流電圧に変換して出力するコンバータと、 前記直流電圧を一定の交流電圧に変換して補機に出力す
    る補機制御用インバータと、 前記コンバータの出力側と前記補機制御用インバータの
    入力側にそれぞれ並列に接続されたバッテリおよび太陽
    電池と、 この太陽電池の充電電圧が所定値を越えたときは前記補
    機制御用インバータに前記太陽電池から直流電圧を供給
    し、前記太陽電池の充電電圧が所定値以下のときは前記
    補機制御用インバータに前記バッテリから直流電圧を供
    給するモード切換手段と、 前記バッテリと直列に接続され、抵抗器と第2の開閉手
    段とが並列に接続された充電回路と、 車両の停止時には、前記第1の開閉手段を閉成させて前
    記第2の開閉手段を開放させ、かつ前記モード切換手段
    を動作させることにより前記コンバータから前記インバ
    ータに直流電圧を給電させると共に前記バッテリを充電
    させる制御手段とを有する地上制御車両の制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009095079A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Toshiba Corp 電気車制御装置
JP2013081365A (ja) * 2012-12-03 2013-05-02 Toshiba Corp 電気車制御装置
CN108263244A (zh) * 2018-04-08 2018-07-10 北方节能股份有限公司 一种能够自动切换电源的太阳能交流充电桩

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