JPH09139750A - 子装置個体番号自動設定方式 - Google Patents

子装置個体番号自動設定方式

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JPH09139750A
JPH09139750A JP7296409A JP29640995A JPH09139750A JP H09139750 A JPH09139750 A JP H09139750A JP 7296409 A JP7296409 A JP 7296409A JP 29640995 A JP29640995 A JP 29640995A JP H09139750 A JPH09139750 A JP H09139750A
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JP7296409A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Shibayama
勤 柴山
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】伝送路上の複数の子装置の個体番号を自動設定
する方式に関し、個体番号の設定を正確に行ない、個体
番号のチェックを迅速に行えるようにする。 【解決手段】二重化されたリング状の伝送路300上
に、親局100と複数の子装置200とを配置し、親局
からの遠方制御によって各子装置に個体番号を設定する
通信システムにおいて、親局または子装置から、隣接す
る子装置にアドレスと無制御の指示とを送出し、隣接子
装置は、アドレスを自局のレジスタに設定してレジスタ
値を返送し、親局または子装置は、返送値と設定値との
一致を判定したとき、アドレスと加算または減算の指示
とを隣接子装置に送出し、隣接子装置はこのアドレス値
を自局の個体番号として設定する手順を、伝送路の一方
向にアドレス値を加算しながら行ない、または反対方向
に減算しながら行ない、親局は最終の子装置のアドレス
が返送されたとき、各子装置の個体番号の正常設定を確
認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重化されたリン
グ状の伝送路上において、親局からの遠方制御によっ
て、複数の子装置の個体番号(ノード No.)を自動設定
するための、子装置個体番号自動設定方式に関するもの
である。
【0002】リング通信システムにおいては、リング状
の伝送路上に、親局と複数の子装置とを配置し、親局と
各子装置とが、各子装置に付された個体番号をアドレス
として情報を送受して通信を行う。
【0003】このようなリング通信システムにおける、
各子装置の個体番号の付与は、新たな子装置が追加され
たような場合でも、親局からの遠方制御によって、自動
的に迅速に正確な設定を行えることが必要であるととも
に、異常発生時、その設定状況のチェックを行えること
が必要である。
【0004】リング通信システムにおける、子装置個体
番号自動設定方式においては、より正確な個体番号の設
定と、異常発生時のチェックのために、次のような各項
目が要求されている。 (1) 誤設定を回避できること。 (2) 確実性の高いチェックを行えること。 (3) チェックを短時間に実行できること。 (4) 誤設定を発生する子装置の個体番号を特定できるこ
と。 (5) リング構成時以外の回線でも、チェック可能である
こと。 (6) リング構成時以外の回線でも、設定終了の確認可能
なこと。 (7) 不要な個体番号の設定を回避できること。
【0005】
【従来の技術】図19は、従来の、および本発明が適用
される通信システムの構成例を示したものであって、1
00は親局を示し、200は各子装置(n1,2,…)を
示している。また300は親局および各子装置間をリン
グ状に結ぶ伝送路であって、A方向(0系)とこれと逆
回りのB方向(1系)とによって二重化されている。
【0006】親局100において、11は外部接続部で
あって、外部への接続インタフェース変換・逆変換を行
う。12は多重分離部であって、外部に対する監視制御
信号と主信号との多重・分離を行う。13は制御信号発
生部であって、各子装置に対する、ノード No.の設定信
号,ノード・チェック信号等の制御信号を発生する。1
4は受信信号監視部であって、各子装置から受信され
る、ノード・チェック結果信号等の監視制御信号の受
信,解析、および制御信号発生部13への指示信号を発
生する。
【0007】子装置200において、21は外部接続部
であって、外部への接続インタフェース変換・逆変換を
行う。22は多重分離部であって、外部に対する監視制
御信号と主信号との多重・分離を行う。23は制御信号
受信部であって、親局または子装置からのノード No.の
設定信号,ノード・チェック信号等の制御信号を受信す
る。24は制御信号中継・発出部であって、親局または
子装置へ送出するノード・チェック結果信号等の監視信
号の送信を行う。
【0008】図20は、従来の子装置個体番号自動設定
方式の動作原理(1) を説明する状態遷移図であって、加
算によるノードアドレス(ノード No.)設定時を一例と
して示している。以下、図19,図20に基づいて、従
来の加算によるノード No.設定手順を説明する。
【0009】最初、親局Mから初期アドレスを01とし
て、加算を示す制御値+とともに、伝送路上のA方向
(0系)の最初の子装置n1 に対して送出すると、子装
置n1は、自局のノード No.(個体番号)を01に設定
する。
【0010】次に子装置n1 から、伝送路上のA方向の
次の子装置n2 に対して、+1したアドレス02を制御
値+とともに送出すると、子装置n2 は、自局のノード
No.を02に設定する。
【0011】次に子装置n2 から、伝送路上のA方向の
次の子装置n3 に対して、アドレス03を制御値+とと
もに送出すると、子装置n3 は、自局のノード No.を0
3に設定する。
【0012】以下、同様の処理を各子装置において順次
行なって、最終の子装置n4 から伝送路上のA方向の親
局Mに対して、アドレス05を制御値+とともに送出す
ると、親局Mは、全子装置の個体番号設定を認識する。
【0013】次に親局Mは、伝送路上のA方向の次の子
装置n1 に対して、アドレス00と、無制御を示す制御
値×を送出する。この信号が順次、後位の子装置を経て
中継され、伝送路を一巡して親局Mに戻ることによっ
て、親局Mは、全子装置の個体番号設定が正常に終了し
たことを認識する。
【0014】図21は、従来の子装置個体番号自動設定
方式の動作原理(2) を説明する状態遷移図である。以
下、図19,図21に基づいて、伝送路障害時における
ノードNo.設定手順を説明する。いま、A方向(0系)
の子装置n2 と子装置n3 との間において×で示すよう
に伝送路断が発生したものとする。
【0015】親局Mは、回線障害警報(回線ALM)に
よって、伝送路障害発生を認識したとき、加減算による
ノードアドレス設定を開始する。
【0016】親局Mは、A方向に初期アドレス01と加
算を示す制御値+とを送出し、B方向に初期アドレス0
4と減算を示す制御値−とを送出する。
【0017】最初、親局Mから初期アドレス01と制御
値+とを受けた子装置n1 は、自局のノード No.を01
に設定し、アドレス02と制御値+とを次の子装置n2
に送出する。子装置n2 は自局のノード No.を02に設
定し、アドレス03と制御値+とを次の子装置n3 に送
出するが、子装置n2 からの信号は、伝送路断のため、
子装置n3 に到達しない。
【0018】また、親局から初期アドレス04と制御値
−とを受けた子装置n4 は、自局のノード No.を04に
設定し、アドレス03と制御値−とを次の子装置n3
送出する。子装置n3 は自局のノード No.を03に設定
し、アドレス02と制御値−とを次の子装置n2 に送出
する。子装置n2 は自局のノード No.を02に設定し、
アドレス01と制御値−とを次の子装置n1 に送出す
る。子装置n1 は自局のノード No.を01に設定し、ア
ドレス00と制御値−とを親局Mに送出する。
【0019】これによって、A方向(0系)では、子装
置n2 まで正常に子装置個体番号の設定が行われ、B方
向(1系)では、全子装置n4 〜n1 において子装置個
体番号の設定が行われる。
【0020】この際、子装置n1 および子装置n2 にお
いて、*a→*bに示すように、一旦、正常に設定され
た子装置個体番号に対する、不要な子装置個体番号の振
り替わりが発生する。
【0021】図22,図23は、従来の子装置個体番号
自動設定方式の動作原理(3)-1,(3)-2 を説明する状態遷
移図であって、以下、図19,図22,図23に基づい
て、ノードチェックの手順を説明する。ノードチェック
は、親局へ戻ったノードアドレスが異常値のとき行われ
る。
【0022】親局Mが、隣接する子装置n1 に対してチ
ェックステップ=ACT1を送出すると、子装置n1
自局をチェックモードにセットするとともに、チェック
ステップ=ACT1を後位の子装置n2 に中継する。子
装置n2 は自局をチェックモードにセットするととも
に、チェックステップ=ACT1を次後位の子装置n3
に中継する。以下同様にして、全子装置がチェックモー
ドに設定される。
【0023】親局は一定時間t1*b内に、最終の子装置
4 からチェックステップ=ACT1を返送されたと
き、子装置n1 に対してチェックステップACT2とチ
ェックリファレンス=aを送出する。子装置n1 は自局
のノード No.とaとを比較して、比較結果を親局Mに返
送する。この際、子装置n1 はチェックステップNoN
ACTを後位の子装置n2 に送って子装置n2 を不動作
にする。チェックステップNoNACTは後位の全子装
置に中継されて、各子装置を不動作にする。
【0024】親局Mは、子装置n1 からの比較結果受信
により、チェックステップ=ACT3を子装置n1 に送
出して、子装置n1 のチェックモードを解除する。子装
置n 1 は、後位の全子装置にチェックステップNoNA
CTを中継して不動作にする。
【0025】親局Mは、チェックステップ=ACT3を
子装置n1 に送出して一定時間t1 *b経過後に、子装置
1 に対してチェックステップACT2とチェックリフ
ァレンス=bを送出し、子装置n1 はこれを子装置n2
に転送する。子装置n2 は自局のノード No.とbとを比
較して、比較結果を子装置n1 を経由して親局Mに返送
する。この際、子装置n2 はチェックステップNoNA
CTを後位の子装置n 3 に送って子装置n3 を不動作に
する。チェックステップNoNACTは後位の全子装置
に中継されて、各子装置を不動作にする。
【0026】親局Mは、子装置n2 からの比較結果の受
信により、チェックステップ=ACT3を子装置n1
中継して子装置n2 に送出して、子装置n2 のチェック
モードを解除する。子装置n2 は後位の全子装置にチェ
ックステップNoNACTを中継して不動作にする。
【0027】以下、同様の手順を繰り返すことによっ
て、順次、全子装置のチェックが行われる。親局Mは、
各子装置から返送されたチェックリファレンスの比較結
果によって、各子装置の個体番号設定状態をチェックす
ることができる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】親局からの遠方制御に
よって、リング状の通信システムにおいて、各子装置に
唯一無二の個体番号(ノード No.)を自動設定するシス
テムでは、各個体(子装置)の識別情報として個体番号
を設定する際に、「理想値≡現実値」として設定される
ことが絶対条件となる。しかしながら、実際には、各種
外来雑音や回線障害等によって、必ずしも理想値に設定
されるとは限らない。このため遠隔制御により個体識別
情報を設定するシステムでは、その設定状況、すなわち
各子装置が正しいノード No.に設定されたか、または各
子装置が如何なるノード No.に設定されたかをチェック
できることが必要である。
【0029】これに対して、従来の個体番号設定方法で
は、次のような問題発生の可能性があった。
【0030】 0系または1系のうちの一方のみが回
線断になったときの加減算設定では、不要な個体番号の
振り替わりが発生する。 伝送路エラーによる信号誤りによって、正常でない
個体番号設定が行われる可能性がある。
【0031】また図22,図23に示されたような従来
の個体番号チェック方法では、以下に記載するような長
所と短所があった。
【0032】 ノード番号設定終了時に異常が検出さ
れた場合にのみノードチェック機能が起動されるので、
正常設定であれば、個体番号設定に余分な時間を必要と
しない。〔長所〕
【0033】 チェックを行うための専用の時間が必
要である。〔短所〕 親局と各子装置ごとのハンドシェーク型に近いチェ
ック手法であるため、チェック時間が長くなる。〔短
所〕
【0034】 チェックを行うための制御信号とし
て、“チェックステップ信号”がフレーム内に必要とな
る。〔短所〕 チェックは親局から送出されたリファレンス値(個
体番号として設定されているべき期待値)と、実際に設
定されている値との一致または不一致しかチェックでき
ず、実際に設定されている番号は不明である。〔短所〕
【0035】 個体番号が、親局から数えて何番目の
子装置まで、正しく設定されているのかチェックできな
い。〔短所〕
【0036】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、二重化されたリング状の
伝送路上において、親局からの遠方制御によって、複数
の子装置の個体番号(ノード No.)を自動設定する際
に、誤った個体番号の設定が行われることを極力回避す
ることができ、また設定された個体番号のチェックを迅
速に行えるようにすることを目的としている。さらに、
個体番号設定エラーが発生した場合には、エラーが発生
した子装置を特定することも可能にするものである。
【0037】
【課題を解決するための手段】以下、本発明の課題を解
決するための手段を掲げる。図1は、本発明の原理的構
成を示したものである。
【0038】(1) 二重化されたリング状の伝送路300
上に、親局100と複数の子装置200とを配置し、親
局100からの遠方制御によって各子装置200に個体
番号を設定する通信システムにおいて、親局から、隣接
する子装置にアドレスと無制御の指示とを送出し、この
子装置は、このアドレスを自局のレジスタに設定すると
ともに、このレジスタ値を親局に返送し、親局は返送値
と設定値との一致を判定したとき、このアドレスと加算
または減算の指示とを子装置に送出し、子装置はこのア
ドレス値を自局の個体番号として設定する。
【0039】この子装置は自局のアドレスに+1または
−1したアドレスと無制御の指示とを次の子装置に送出
し、次の子装置は、このアドレスを自局のレジスタに設
定するとともに、このレジスタ値を子装置に返送し、子
装置は返送値と設定値との一致を判定したとき、このア
ドレスと加算または減算の指示とを次の子装置に送出
し、次の子装置はこのアドレス値を自局の個体番号とし
て設定する。
【0040】以下、同様の処理を、順次、子装置と隣接
する次の子装置との間で行う手順を、一方向に加算しな
がら行ない、または反対方向に減算しながら行って、親
局は最終の子装置のアドレスが返送されたことによっ
て、各子装置における個体番号の正常設定を確認する。
【0041】このように、本発明の場合、親局または個
体番号設定ずみの子装置が、次の子装置の正常性をチェ
ックしながら、順次、個体番号の設定を行なうので、各
子装置のチェックと個体番号の設定とを同時に行なうこ
とができる。また、この場合のチェックは、親局がすべ
ての子装置のチェックを行なうのでなく、各子装置が次
の子装置のチェックを行なうので、チェックに要する時
間を短縮することができる。
【0042】(2) (1) の場合に、回線障害検出時、親局
は一方向に対しては加算による個体番号設定の指示を行
ない、反対方向に対しては減算による個体番号設定の指
示を行なって、次の子装置からの返送信号が不到達の子
装置は、自局のアドレスを親局に通知することによっ
て、親局がそれぞれの方向における正常に設定された最
終の子装置の個体番号を認識する。
【0043】このように、回線断等の箇所では、一方向
のみの回線断であっても、個体番号設定の処理が中断さ
れて、それから先の処理が行なわれないので、個体番号
の不要な振り替わりが発生することがない。
【0044】(3) (1) または(2) の場合に、次の子装置
から返送されたレジスタ値が設定したアドレス値と異な
ることを判定した子装置は、次の子装置に対する制御を
停止するとともに、自局のアドレスを親局へ通知するこ
とによって、親局は正常でない個体番号設定による処理
終了を認識する。
【0045】このように、個体番号が、設定値と異なる
値に設定されることになる場合には,処理を中止するの
で、重複設定や欠番等の発生を防止することができる。
【0046】このようにすることによって、親局からの
遠方制御によって、子装置の個体番号を自動的に正確に
設定することができるとともに、子装置の個体番号の設
定状況のチェックを、専用の過程を設けることなしに、
リアルタイムに、かつ迅速に行うことができる。
【0047】
【発明の実施の形態】図2〜図4は、本発明の一実施形
態における状態遷移(a)-1 〜(a)-3 を示す図であって、
0系,1系正常時における加算による子装置個体番号設
定を示し、子装置数4の場合を例示している。
【0048】回線断等に基づく回線ALMが発生しない
状態では、通常、加算による個体番号の設定が行なわれ
る。
【0049】最初、親局Mは、例えばA方向(0系)に
おいて、初期アドレスとして01と、無制御を示す制御
値×を隣接する子装置n1 に送出する。子装置n1 はそ
のレジスタに01をスタックし、レジスタ値を親局Mに
返送する。親局は一定時間t1内に01を受信したこと
によって、アドレス01と加算を示す制御値+を再び子
装置n1 に送出する。子装置n1 は01と制御値+を受
信したことによって、レジスタ値01をノードNo. (個
体番号)として設定し、レジスタをリセットする。親局
Mは、一定時間t1内に子装置n1 からの返送信号が到
達しないことによって、無制御状態となる。
【0050】子装置n1 は、アドレス値02と、制御値
×を後位の子装置n2 に送出する。子装置n2 はそのレ
ジスタに02をスタックし、レジスタ値を前位の子装置
1に返送する。子装置n1 は一定時間t2内に02を
受信したことによって、アドレス02と制御値+を再び
子装置n2 に送出する。子装置n2 は02と制御値+を
受信したことによって、レジスタ値02をノードNo. と
して設定し、レジスタをリセットする。子装置n1 は、
一定時間t2内に子装置n2 からの返送信号が到達しな
いことによって、無制御状態となる。
【0051】以下、同様の手順によって、各子装置にノ
ードNo. の設定が行なわれ、最後の子装置n4 からアド
レス05と制御値×が親局Mに送出されたとき、親局M
は、この信号の受信(a) によってアドレス設定の正常終
了を認識する。
【0052】最後の子装置n4 は、一定時間内t5内に
親局Mからの返送信号が到達しないとき、エラーノード
No. 04を子装置n3 に送出し、この信号は各子装置n
3, 2,1 を中継して、親局Mに送られる。親局Mは、
この信号の受信(b) によって、各子装置の個体番号が0
4まで設定終了したことを認識する。
【0053】このように親局Mは、受信情報(a),(b) に
よって、各子装置に対する個体番号設定が正常に終了し
たことを認識する。なお上述の処理において時間t1〜
t5はタイマによって与えられる同一の値(タイマ満了
値=tlim)であるが、本動作説明例における実時間
は、t1〜t4<tlim, t5=tlimである。
【0054】図5〜図7は、本発明の一実施形態におけ
る状態遷移(b)-1 〜(b)-3 を示す図であって、0系回線
断,1系正常時における加減算による子装置個体番号設
定を示し、子装置数4の場合を例示している。
【0055】いま、A方向(0系)の子装置n2 と子装
置n3 との間において、×で示すように伝送路断が発生
したものとする。親局Mは、回線障害警報(回線AL
M)状態検出によって、伝送路障害発生を知ったとき、
加減算によるノードアドレス設定を行なう。
【0056】親局Mは、A方向に初期アドレス01と制
御値×とを送出する。親局Mから初期アドレス01と制
御値×とを受けた子装置n1 は、そのレジスタに01を
スタックし、レジスタ値を親局Mに返送する。親局は一
定時間t1内に01を受信したことによって、アドレス
01と加算を示す制御値+を再び子装置n1 に送出す
る。子装置n1 は01と制御値+を受信したことによっ
て、レジスタ値01をノードNo. (個体番号)として設
定し、レジスタをリセットする。親局Mは、一定時間t
1内に子装置n1 からの返送信号が到達しないことによ
って、無制御状態となる。
【0057】子装置n1 は、アドレス値02と、制御値
×を後位の子装置n2 に送出する。子装置n2 はそのレ
ジスタに02をスタックし、レジスタ値を前位の子装置
1に返送する。子装置n1 は一定時間t2内に02を
受信したことによって、アドレス02と制御値+とを再
び子装置n2 に送出する。子装置n2 は02と制御値+
を受信したことによって、レジスタ値02をノードNo.
として設定し、レジスタをリセットする。子装置n1
は、一定時間t2内に子装置n2 からの返送信号が到達
しないことによって、無制御状態となる。
【0058】子装置n2 は、アドレス値03と、制御値
×を後位の子装置n3 に送出するが、子装置n3 は伝送
路断のためこの信号を受信せず、返送信号も送出しな
い。子装置n2 は一定時間t3内に子装置n2 からの返
送信号が到達しないことによって、エラーノードNo. 0
2を子装置n1 に送出し、この信号は子装置n1 で中継
されて親局Mで受信(a) される。親局Mは、この信号の
受信(a) によって、各子装置の個体番号が02まで設定
終了したことを認識する。
【0059】また、親局Mは、B方向に初期アドレス0
4と制御値×とを送出する。親局Mから初期アドレス0
4と制御値×を受けた子装置n4 は、そのレジスタに0
4をスタックし、レジスタ値を親局Mに返送する。親局
は一定時間t6内に04を受信したことによって、アド
レス04と減算を示す制御値−を再び子装置n4 に送出
する。子装置n4 は04と制御値−の受信によって、レ
ジスタ値04をノードNo. (個体番号)として設定し、
レジスタをリセットする。親局Mは、一定時間t6内に
子装置n4 からの返送信号が到達しないことによって、
無制御状態となる。
【0060】子装置n4 は、アドレス値03と制御値×
とを前位の子装置n3 に送出する。子装置n3 はそのレ
ジスタに03をスタックし、レジスタ値を後位の子装置
4に返送する。子装置n4 は一定時間t5内に03を
受信したことによって、アドレス03と制御値−とを再
び子装置n3 に送出する。子装置n3 は03と制御値−
を受信したことによって、レジスタ値03をノードNo.
として設定し、レジスタをリセットする。子装置n4
は、一定時間t5内に子装置n3 からの返送信号が到達
しないことによって、無制御状態となる。
【0061】子装置n3 は、アドレス値02と、制御値
×を前位の子装置n2 に送出する。子装置n2 はそのレ
ジスタに03をスタックし、レジスタ値を後位の子装置
3に返送するが、子装置n3 は伝送路断のためこの返
送信号を受信しない。子装置n3 は一定時間t4内に子
装置n2 からの返送信号が到達しないことによって、エ
ラーノードNo. 03を子装置n4 に送出し、この信号は
子装置n4 で中継されて親局Mで受信(b) される。親局
Mは、この信号の受信(b) によって、各子装置の個体番
号が03まで設定終了したことを認識する。
【0062】親局Mは、受信情報(a),(b) によって、各
子装置に対する個体番号設定が正常に終了したことを認
識する。なお上述の処理において時間t1 〜t6 はタイ
マによって与えられる同一の値(タイマ満了値=tli
m)であるが、本動作説明例における実時間は、t1,
t2,t5,t6<tlimであり、t3,t4=tl
imである。
【0063】図8〜図10は、本発明の一実施形態にお
ける状態遷移(c)-1 〜(c)-3 を示す図であって、0系正
常,1系回線断時における加減算による子装置個体番号
設定を示し、子装置数4の場合を例示している。
【0064】いま、B方向(1系)の子装置n3 と子装
置n2 との間において、×で示すように伝送路断が発生
したものとする。親局Mは、回線障害警報(回線AL
M)状態検出によって、伝送路障害発生を知ったとき、
加減算によるノードアドレス設定を行なう。
【0065】親局Mは、A方向に初期アドレス01と制
御値×とを送出する。親局Mから初期アドレス01と制
御値×とを受けた子装置n1 は、そのレジスタに01を
スタックし、レジスタ値を親局Mに返送する。親局は一
定時間t1内に01を受信したことによって、アドレス
01と加算を示す制御値+とを再び子装置n1 に送出す
る。子装置n1 は01と制御値+を受信したことによっ
て、レジスタ値01をノードNo. (個体番号)として設
定し、レジスタをリセットする。親局Mは、一定時間t
1内に子装置n1 からの返送信号が到達しないことによ
って、無制御状態となる。
【0066】子装置n1 は、アドレス値02と制御値×
とを後位の子装置n2 に送出する。子装置n2 はそのレ
ジスタに02をスタックし、レジスタ値を前位の子装置
1に返送する。子装置n1 は一定時間t2内に02を
受信したことによって、アドレス02と制御値+とを再
び子装置n2 に送出する。子装置n2 は02と制御値+
を受信したことによって、レジスタ値02をノードNo.
として設定し、レジスタをリセットする。子装置n1
は、一定時間t2内に子装置n2 からの返送信号が到達
しないことによって、無制御状態となる。
【0067】子装置n2 は、アドレス値03と制御値×
とを後位の子装置n3 に送出する。子装置n3 はそのレ
ジスタに03をスタックし、レジスタ値を子装置n2
返送するが、子装置n2 は伝送路断のためこの信号を受
信しない。子装置n2 は一定時間t3内に子装置n2
らの返送信号が到達しないことによって、エラーノード
No. 02を子装置n1 に送出し、この信号は子装置n1
で中継されて親局Mで受信(a) される。親局Mは、この
信号の受信(a) によって、各子装置の個体番号が02ま
で設定終了したことを認識する。
【0068】また、親局Mは、B方向に初期アドレス0
4と制御値×とを送出する。親局Mから初期アドレス0
4と制御値×を受けた子装置n4 は、そのレジスタに0
4をスタックし、レジスタ値を親局Mに返送する。親局
は一定時間t6内に04を受信したことによって、アド
レス04と減算を示す制御値−とを再び子装置n4 に送
出する。子装置n4 は04と制御値−を受信したことに
よって、レジスタ値04をノードNo. (個体番号)とし
て設定し、レジスタをリセットする。親局Mは、一定時
間t6内に子装置n4 からの返送信号が到達しないこと
によって、無制御状態となる。
【0069】子装置n4 は、アドレス値03と、制御値
×とを前位の子装置n3 に送出する。子装置n3 はその
レジスタに03をスタックし、レジスタ値を後位の子装
置n 4 に返送する。子装置n4 は一定時間t5内に03
を受信したことによって、アドレス03と制御値−とを
再び子装置n3 に送出する。子装置n3 は03と制御値
−を受信したことによって、レジスタ値03をノードN
o. として設定し、レジスタをリセットする。子装置n4
は、一定時間t5内に子装置n3 からの返送信号が到
達しないことによって、無制御状態となる。
【0070】子装置n3 は、アドレス値02と制御値×
とを前位の子装置n2 に送出する。子装置n2 は伝送路
断のためこの信号を受信せず、返送信号も送出しない。
子装置n3 は一定時間t4内に子装置n2 からの返送信
号が到達しないことによって、エラーノードNo. 03を
子装置n4 に送出し、この信号は子装置n4 で中継され
て親局Mで受信(b) される。親局Mは、この信号の受信
(b) によって、各子装置の個体番号が03まで設定終了
したことを認識する。
【0071】親局Mは、受信情報(a),(b) によって、各
子装置に対する個体番号設定が正常に終了したことを認
識する。なお上述の処理において時間t1 〜t6 はタイ
マによって与えられる同一の値(タイマ満了値=tli
m)であるが、本動作説明例における実時間は、t1,
t2,t5,t6<tlimであり、t3,t4=tl
imである。
【0072】図11〜図13は、本発明の一実施形態に
おける状態遷移(d)-2 〜(d)-3 を示す図であって、0系
回線断,1系回線断時における加減算による子装置個体
番号設定を示し、子装置数4の場合を例示している。
【0073】いま、A方向(0系)およびB方向(1
系)の子装置n2 と子装置n3 との間において、×で示
すように伝送路断が発生したものとする。親局Mは、回
線障害警報(回線ALM)状態検出によって、伝送路障
害発生を知ったとき、加減算によるノードアドレス設定
を行なう。
【0074】親局Mは、A方向に初期アドレス01と制
御値×とを送出する。親局Mから初期アドレス01と制
御値×とを受けた子装置n1 は、そのレジスタに01を
スタックし、レジスタ値を親局Mに返送する。親局は一
定時間t1内に01を受信したことによって、アドレス
01と加算を示す制御値+とを再び子装置n1 に送出す
る。子装置n1 はアドレス01と制御値+とを受信した
ことによって、レジスタ値01をノードNo. (個体番
号)として設定し、レジスタをリセットする。親局M
は、一定時間t1内に子装置n1 からの返送信号が到達
しないことによって、無制御状態となる。
【0075】子装置n1 は、アドレス値02と制御値×
とを後位の子装置n2 に送出する。子装置n2 はそのレ
ジスタに02をスタックし、レジスタ値を前位の子装置
1に返送する。子装置n1 は一定時間t2内に02を
受信したことによって、アドレス02と制御値+とを再
び子装置n2 に送出する。子装置n2 はアドレス02と
制御値+とを受信したことによって、レジスタ値02を
ノードNo. として設定し、レジスタをリセットする。子
装置n1 は、一定時間t2内に子装置n2 からの返送信
号が到達しないことによって、無制御状態となる。
【0076】子装置n2 は、アドレス値03と制御値×
とを後位の子装置n3 に送出するが、子装置n3 は伝送
路断のためこの信号を受信せず、返送信号も送出しな
い。子装置n2 は一定時間t3内に子装置n2 からの返
送信号が到達しないことによって、エラーノードNo. 0
2を子装置n1 に送出し、この信号は子装置n1 で中継
されて親局Mで受信(a) される。親局Mは、この信号の
受信(a) によって、各子装置の個体番号が02まで設定
終了したことを認識する。
【0077】また、親局Mは、B方向に初期アドレス0
4と制御値×とを送出する。親局Mから初期アドレス0
4と制御値×を受けた子装置n4 は、そのレジスタに0
4をスタックし、レジスタ値を親局Mに返送する。親局
は一定時間t6内に04を受信したことによって、アド
レス04と減算を示す制御値−とを再び子装置n4 に送
出する。子装置n4 はアドレス04と制御値−とを受信
したことによって、レジスタ値04をノードNo. (個体
番号)として設定し、レジスタをリセットする。親局M
は、一定時間t6内に子装置n4 からの返送信号が到達
しないことによって、無制御状態となる。
【0078】子装置n4 は、アドレス値03と制御値×
とを前位の子装置n3 に送出する。子装置n3 はそのレ
ジスタに03をスタックし、レジスタ値を後位の子装置
4に返送する。子装置n4 は一定時間t5内に03を
受信したことによって、アドレス03と制御値−とを再
び子装置n3 に送出する。子装置n3 はアドレスと制御
値−とを受信したことによって、レジスタ値03をノー
ドNo. として設定し、レジスタをリセットする。子装置
4 は、一定時間t5内に子装置n3 からの返送信号が
到達しないことによって、無制御状態となる。
【0079】子装置n3 は、アドレス値02と、制御値
×を前位の子装置n2 に送出するが、子装置n2 は伝送
路断のためこの信号を受信せず、返送信号も送出しな
い。子装置n3 は一定時間t4内に子装置n2 からの返
送信号が到達しないことによって、エラーノードNo. 0
3を子装置n4 に送出し、この信号は子装置n4 で中継
されて親局Mで受信(b) される。親局Mは、この信号の
受信(b) によって、各子装置の個体番号が03まで設定
終了したことを認識する。
【0080】親局Mは、受信情報(a),(b) によって、各
子装置に対する個体番号設定が正常に終了したことを認
識する。なお上述の処理において時間t1 〜t6 はタイ
マによって与えられる同一の値(タイマ満了値=tli
m)であるが、本動作説明例における実時間は、t1,
t2,t5,t6<tlimであり、t3,t4=tl
imである。
【0081】図14,図15は、本発明の一実施形態に
おける状態遷移(e)-1,(e)-2 を示す図であって、0系正
常,1系正常であるが、1 系において個体番号の異常設
定が発生した場合を示し、子装置数4の場合を例示して
いる。
【0082】回線断等に基づく回線ALMが発生しない
状態では、通常、加算による個体番号の設定が行なわれ
る。
【0083】最初、親局Mは、例えばA方向(0系)に
おいて、初期アドレスとして01と、無制御を示す制御
値×とを隣接する子装置n1 に送出する。子装置n1
そのレジスタに01をスタックし、レジスタ値を親局M
に返送する。親局は一定時間t1内に01を受信したこ
とによって、アドレス01と加算を示す制御値+とを再
び子装置n1 に送出する。子装置n1 はアドレス01と
制御値+とを受信したことによって、レジスタ値01を
ノードNo. (個体番号)として設定し、レジスタをリセ
ットする。親局Mは、一定時間t1内に子装置n1 から
の返送信号が到達しないことによって、無制御状態とな
る。
【0084】子装置n1 は、アドレス値02と制御値×
とを後位の子装置n2 に送出し、子装置n2 はそのレジ
スタに02をスタックするが、ミスの発生によって、レ
ジスタに02以外の値**が設定されたものとする。子
装置n2 は、レジスタ値を前位の子装置n1 に返送す
る。子装置n1 は一定時間t2内に子装置n2 のレジス
タ値を受信するが、返送値が設定値である02でないの
で、子装置n2 に対してアドレス00と制御値×とを送
出し、これによって子装置n2 は制御を停止する。一
方、子装置n1 はエラーノードNo. 01を親局Mに送出
し、親局はこれを受信(a) する。
【0085】親局Mは、受信情報(a) によって、正常で
ないノード設定による処理終了を認識する。正常でない
ノード設定としては、上例のようなノードNo. の設定誤
りの他に、ノードNo. の重複や、ノードNo. の飛び(欠
落)が生じる場合がある。
【0086】図16〜図18は、本発明の子装置個体番
号設定を示すフローチャート(1) 〜(3) であって、図2
〜図15に示す各状態遷移の動作をまとめて示したもの
であり、0系動作を代表として記述しているが、0系→
1系,1系→0系に読み替えることによって、1系動作
にも適用される。
【0087】なお、図16〜図18中において、*1
は、レジスタ複写ではなく、レジスタの移動であるた
め、レジスタ内データはクリアされることを示してい
る。*2に示すタイマは、隣接装置に送信したデータに
対する返送反応が戻ってくるのに十分な時間にマージン
を見込んだ時間(例えば×2)に設定される。*3に示
す時間は、最大子装置数伝送完了時間に対してマージン
を見込んだ時間である。
【0088】図2〜図18に示されるように、本発明の
子装置個体番号設定方式では、従来方式と比較して、次
のような、特徴的な動作が行なわれる。
【0089】(1) 設定ノードNo. の転送結果のチェック
と、設定手順の制御は、その信号を被設定子装置に送出
した親局または子装置が行なう。つまり連鎖型のノード
No.の設定が行なわれる。
【0090】(2) ノードNo. の設定は、伝送された値を
チェックしたのちに行なわれる。 (3) 加算または減算の行なわれた子装置の側から、その
ノードNo. の返送を受ける。
【0091】上述の動作によって、本発明の方式によれ
ば従来方式と比較して、次のような多くの利点を生じ
る。 図2に示された従来方式の場合には、不要なノード
No. の振り替わりが生じるが、図5〜図7に示された同
一条件における本発明方式の場合は、このような振り替
わりが生じることはない。 図14,図15から明らかなように、信号伝送過程
による、設定ノードNo. のエラーに基づく、正常でない
ノードNo. 設定が生じることはない。
【0092】−1 ノードチェック機能が、ノード設
定処理と同時に起動されるので、従来方式と比較して、
子装置の設定に余分の時間を必要とする点は短所であ
る。 −2 しかしながら、チェックを行なうための時間は
必要だが、ノード設定と並行して行なわれるため、少な
い占有時間で処理を終了することができる。
【0093】 チェック手法が、親局と子装置との間
のハンドシェーク型でないため、チェックに必要な時間
が短い。 既存信号を有効に活用するため、チェックを行なう
ための制御信号が必要でない。
【0094】 正常に設定された子装置の最終ノード
No. が返送されるので、親局で、どのノードまで正常に
設定されたかを判断できる。
【0095】なお、上述の実施形態はリング伝送システ
ムの場合について記載されているが、本発明は、この場
合に限るものでなく、線状に配置された複数の伝送装置
に対して、一端から、各装置の個体番号の設定を行なう
ような場合にも有効なものである。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、誤
った子装置個体番号の設定を極力回避することができ、
また設定された子装置個体番号のチェックも迅速に行な
うことができる。さらに子装置個体番号の設定エラーが
発生した場合には、エラーを生じる子装置を特定するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態における状態遷移(a)-1 を
示す図である。
【図3】本発明の一実施形態における状態遷移(a)-2 を
示す図である。
【図4】本発明の一実施形態における状態遷移(a)-3 を
示す図である。
【図5】本発明の一実施形態における状態遷移(b)-1 を
示す図である。
【図6】本発明の一実施形態における状態遷移(b)-2 を
示す図である。
【図7】本発明の一実施形態における状態遷移(b)-3 を
示す図である。
【図8】本発明の一実施形態における状態遷移(c)-1 を
示す図である。
【図9】本発明の一実施形態における状態遷移(c)-2 を
示す図である。
【図10】本発明の一実施形態における状態遷移(c)-3
を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態における状態遷移(d)-1
を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態における状態遷移(d)-2
を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態における状態遷移(d)-3
を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態における状態遷移(e)-1
を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態における状態遷移(e)-2
を示す図である。
【図16】本発明の子装置個体番号設定を示すフローチ
ャート(1) である。
【図17】本発明の子装置個体番号設定を示すフローチ
ャート(2) である。
【図18】本発明の子装置個体番号設定を示すフローチ
ャート(3) である。
【図19】従来の、および本発明が適用される通信シス
テムの構成例を示す図である。
【図20】従来の子装置個体番号自動設定方式の動作原
理(1) を説明する状態遷移図である。
【図21】従来の子装置個体番号自動設定方式の動作原
理(2) を説明する状態遷移図である。
【図22】従来の子装置個体番号自動設定方式の動作原
理(3)-1 を説明する状態遷移図である。
【図23】従来の子装置個体番号自動設定方式の動作原
理(3)-2 を説明する状態遷移図である。
【符号の説明】
100 親局 200 子装置 300 伝送路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重化されたリング状の伝送路上に、親
    局と複数の子装置とを配置し、親局からの遠方制御によ
    って各子装置に個体番号を設定する通信システムにおい
    て、 親局から、隣接する子装置にアドレスと無制御の指示と
    を送出し、該子装置は、該アドレスを自局のレジスタに
    設定するとともに、該レジスタ値を親局に返送し、親局
    は該返送値と設定値との一致を判定したとき、該アドレ
    スと加算または減算の指示とを前記子装置に送出し、該
    子装置は該アドレス値を自局の個体番号として設定し、 該子装置は自局のアドレスに+1または−1したアドレ
    スと無制御の指示とを次の子装置に送出し、該次の子装
    置は、該アドレスを自局のレジスタに設定するととも
    に、該レジスタ値を前記子装置に返送し、前記子装置は
    該返送値と設定値との一致を判定したとき、該アドレス
    と加算または減算の指示とを前記次の子装置に送出し、
    該次の子装置は該アドレス値を自局の個体番号として設
    定し、 以下、同様の処理を順次子装置と隣接する次の子装置と
    の間で行う手順を、一方向に加算しながら行ない、また
    は反対方向に減算しながら行って、親局は最終の子装置
    のアドレスが返送されたことによって、各子装置におけ
    る個体番号の正常設定を確認することを特徴とする子装
    置個体番号自動設定方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の子装置番号自動設定方
    式において、回線障害検出時、親局は一方向に対しては
    加算による個体番号設定の指示を行ない、反対方向に対
    しては減算による個体番号設定の指示を行なって、次の
    子装置からの返送信号が不到達の子装置は、自局のアド
    レスを親局に通知することによって、親局がそれぞれの
    方向における正常に設定された最終の子装置の個体番号
    を認識することを特徴とする子装置個体番号自動設定方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の子装置番号自
    動設定方式において、次の子装置から返送されたレジス
    タ値が設定したアドレス値と異なることを判定した子装
    置は、次の子装置に対する制御を停止するとともに、自
    局のアドレスを親局へ通知することによって、親局は正
    常でない個体番号設定による処理終了を認識することを
    特徴とする子装置個体番号自動設定方式。
JP7296409A 1995-11-15 1995-11-15 子装置個体番号自動設定方式 Pending JPH09139750A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002314559A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Nec Corp ネットワーク及びそれに用いるノード情報設定方法並びにそのプログラム
CN111913534A (zh) * 2019-05-09 2020-11-10 株式会社捷太格特 控制装置以及模块间通信方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002314559A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Nec Corp ネットワーク及びそれに用いるノード情報設定方法並びにそのプログラム
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