JPH09139727A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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Publication number
JPH09139727A
JPH09139727A JP7296398A JP29639895A JPH09139727A JP H09139727 A JPH09139727 A JP H09139727A JP 7296398 A JP7296398 A JP 7296398A JP 29639895 A JP29639895 A JP 29639895A JP H09139727 A JPH09139727 A JP H09139727A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP7296398A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Koshiro
敏幸 小城
Shinobu Hasebe
忍 長谷部
Takeo Masui
武夫 増井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電波状態の変化等によって通信エ
ラーが発生した場合であっても、効率良くデータの送受
信を行うことができる携帯端末装置を提供することを課
題とする。 【解決手段】 本発明の携帯端末装置1では、無線電波
を介して通信相手へデータを送信する場合に、データ分
割手段4が前記データを複数のブロックに分割するとと
もに、通信エラーの発生したブロックがあると、送信制
御手段6がデータ送信手段5にそのブロックだけを再び
送信するように指示する。また、通信相手からのデータ
が複数のブロックに分割された状態で送信されると、こ
れらのブロックの中に通信エラーが発生しても、そのブ
ロックの再送を再送要求手段9が前記通信相手に要求す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線電波及び公衆
回線網を介して通信相手との間でデータ通信を行う携帯
端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯端末装置としては、例えばノ
ート型のパーソナルコンピュータ等のように携帯可能な
コンピュータと、携帯電話機と、これらを互いに接続す
るモデム(Modulator-Demodulator )とから構成される
ものが知られている。このように構成された携帯端末装
置では、携帯電話基地局及び公衆回線網を経由して遠隔
地にあるコンピュータ(通信相手)との間で、データ通
信(データの送受信)を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の携帯
端末装置では、携帯電話機と携帯電話基地局との間にお
いて無線電波を利用しているので、電波障害や携帯電話
機の電池切れ等による通信エラーが発生してしまう可能
性がある。これが、例えばデータの送受信を行っている
最中に発生すると、この携帯端末装置では、そのデータ
についての送受信を再び最初から行わなくてはならず、
そのために通信相手との間のデータの送受信が非常に効
率の悪いものとなってしまう。また、この携帯端末装置
では、例えば自動車や電車等によって移動しながら使用
すると、場所によって電波状態が刻々と変化するので、
通信相手との通信の状態が不安定となる。さらに、ある
セル(携帯電話基地局の電波の届く範囲)から他のセル
へ移動すると、いわゆるハンドオーバー処理が行われる
ので、通信相手との間の通信経路及び伝送遅延が変化す
る。したがって、これらのような場合に、通信エラーが
頻繁に起こる可能性が高くなるので、結果としてデータ
の送受信の効率の低下を招いてしまう。
【0004】そこで、本発明は、電波状態の変化等によ
って通信エラーが発生した場合であっても、効率良くデ
ータの送受信を行うことができる携帯端末装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された携帯端末装置で、データの入力
及び処理を行うデータ処理部と、無線通信を行うデータ
通信部とから構成され、前記データ処理部で入力された
データを前記データ通信部が無線電波を用いて公衆回線
網へ送信することにより、この公衆回線網に接続された
通信相手との間でデータ通信を行うものであって、さら
に、前記通信相手へ送信するデータを複数のブロックに
分割するデータ分割手段と、このデータ分割手段で分割
された複数のブロックを前記通信相手へ送信するデータ
送信手段と、このデータ送信手段が複数のブロックを送
信した際に、前記通信相手が受信できなかったブロック
があり、かつ、この通信相手からそのブロックの送信の
要求があると、その要求に従って前記受信できなかった
ブロックだけを再び送信するように前記データ送信手段
に指示する送信制御手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0006】上記構成の携帯端末装置によれば、通信相
手へデータの送信を行う際に、データ分割手段がこのデ
ータを複数のブロックに分割し、これら複数のブロック
をデータ送信手段が前記通信相手へ送信する。つまり、
この携帯端末装置では、通信相手へ送信するデータを複
数のブロックに分割した状態で送信する。このとき、例
えば電波状態の変化によって、送信した複数のブロック
の中で通信相手が受信できないブロックがあっても、通
信相手からそのブロックの送信の要求があれば、送信制
御手段では、そのブロックだけを送信するようにデータ
送信手段に指示する。したがって、データ送信手段で
は、通信相手に対するデータを再び最初から送信するこ
となく、この通信相手が受信できなかったブロックだけ
を送信する。
【0007】また、前記送信制御手段には、前記通信相
手からのブロックの送信の要求回数が予め設定された値
に達すると、それ以前よりも分割するブロックのサイズ
を小さく分割するように前記データ分割手段に指示する
機能が設けられてもよい。
【0008】この場合に、データ分割手段では、通信相
手からのブロックの送信の要求回数が予め設定された値
に達すると、送信制御手段の指示に従ってブロックのサ
イズをそれ以前よりも小さく分割する。すなわち、通信
相手との間で例えば電波状態の変化により通信誤り等が
多く発生すると、データ分割手段では、ブロックのサイ
ズを小さく分割する。
【0009】さらに、前記送信制御手段には、前記通信
相手からのブロックの送信の要求回数が予め設定された
値に達すると、それ以前よりも各ブロックの送信間隔を
大きくするように前記データ送信手段に指示する機能が
設けられてもよい。
【0010】この場合に、データ送信手段では、通信相
手からのブロックの送信の要求回数が予め設定された値
に達すると、送信制御手段の指示に従って各ブロックの
送信間隔をそれ以前よりも大きくする。すなわち、通信
相手との間で例えば電波状態の変化により通信誤り等が
多く発生すると、データ送信手段では、各ブロックの送
信間隔を大きくする。
【0011】また、本発明は、データの処理及び出力を
行うデータ処理部と、無線通信を行うデータ通信部とか
ら構成され、公衆回線網から無線電波を用いて送信され
たデータを前記データ通信部が受信し、このデータを前
記データ処理部が出力することにより、前記公衆回線網
に接続された通信相手との間でデータ通信を行う携帯端
末装置であって、さらに、前記通信相手からのデータが
このデータを複数のブロックに分割した状態で送信され
ると、これら複数のブロックを受信するデータ受信手段
と、このデータ受信手段で受信した各ブロックに対して
通信誤りの発生があるか否かを検出する誤り検出手段
と、この誤り検出手段が通信誤りの発生を検出すると、
その通信誤りの発生したブロックの再び送信するように
前記通信相手に対して要求する再送要求手段と、前記複
数のブロックの全てを前記通信誤りの発生がない状態で
前記データ受信手段が受信すると、これらのブロックを
組み立てて前記通信相手からのデータを再生するデータ
組立手段とを備えてなることを特徴とする。
【0012】上記構成の携帯端末装置によれば、通信相
手からのデータが複数のブロックに分割された状態で送
信されると、データ受信手段がこれらを受信し、さらに
誤り検出手段が受信した各ブロックに対して通信誤りの
発生があるか否かを検出する。ここで、誤り検出手段が
通信誤りの発生を検出すると、再送要求手段では、その
通信誤りの発生したブロックだけを再び送信するように
通信相手に要求する。通信相手がこの要求に応じて通信
誤りの発生したブロックだけを送信すれば、データ受信
手段では、これを受信する。そして、データ受信手段が
前記複数のブロックの全てを通信誤りの発生がない状態
で受信すると、データ組立手段は、受信したブロックを
組み立てて通信相手からのデータを再生する。つまり、
データ組立手段では、通信相手からのブロックに通信誤
りが発生してもそのブロックだけが送信されれば、この
通信相手からのデータを再び最初から受信することなく
再生することが可能となる。
【0013】また、本発明は、データの処理及び出力を
行うデータ処理部と、無線通信を行うデータ通信部とか
ら構成され、公衆回線網から無線電波を用いて送信され
たデータを前記データ通信部が受信し、このデータを前
記データ処理部が出力することにより、前記公衆回線網
に接続された通信相手との間でデータ通信を行う携帯端
末装置であって、さらに、前記通信相手からのデータ
が、このデータを分割した複数のブロックとこれら複数
のブロックの分割状態を示すブロック情報とにより送信
されると、これらを受信するデータ受信手段と、このデ
ータ受信手段が受信した各ブロック及びブロック情報を
格納するデータ保存手段と、前記通信相手からのブロッ
ク情報を基に、前記複数のブロックの中で前記データ保
存手段に格納されなかったブロックの送信を前記通信相
手に対して要求する送信要求手段と、前記複数のブロッ
クの全てが前記データ保存手段に格納されると、これら
のブロックを組み立てて前記通信相手からのデータを再
生するデータ組立手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0014】上記構成の携帯端末装置によれば、通信相
手からのデータが複数のブロックとブロック情報とによ
って送信されると、データ受信手段がこれらを受信し、
さらにデータ保存手段が受信した各ブロック及びブロッ
ク情報を格納する。ここで、通信相手から複数のブロッ
クの中で、例えば電波状態の変化により通信相手との通
信が中断してしまった場合にように、データ受信手段で
受信されずデータ保存手段で格納されなかったブロック
があると、送信要求手段では、そのブロックの送信を前
記通信相手に対して要求する。通信相手がこの要求に応
じて格納されなかったブロックだけを送信すれば、デー
タ受信手段がこれを受信し、データ保存手段が格納す
る。そして、データ保存手段が前記複数のブロックの全
てを格納すると、データ組立手段は、これらのブロック
を組み立てて通信相手からのデータを再生する。つま
り、データ組立手段では、データ保存手段に格納されな
かったブロックがあってもそのブロックだけが送信され
れば、この通信相手からのデータを再び最初から受信す
ることなく再生することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る携帯端末装置について説明する。図1は、本発明に係
わる携帯端末装置1の機能構成を示すブロック図であ
り、また、図2は、この携帯端末装置1が用いられるシ
ステム構成を示すブロック図である。
【0016】ここでは、先ず、本実施の形態における携
帯端末装置1の説明に先立ち、この携帯端末装置1が用
いられるシステム構成について説明する。図2に示すよ
うに、このシステム構成は、携帯端末装置1の他に、携
帯電話基地局21と、公衆回線網22と、電話機23
と、モデム24と、パーソナルコンピュータ(以下、パ
ーソナルコンピュータをPCと略す)25とからなるも
のである。
【0017】携帯電話基地局21は、後述する携帯電話
機1aとの間で無線通信を行うためのものである。公衆
回線網22は、携帯電話基地局21と電話機23とを有
線で接続するものである。ただし、公衆回線網22は、
例えばISDN(Integrated Services Digital Networ
k )等の有線ネットワークであってもよい。電話機23
は、公衆回線網22上に設置されているとともに、モデ
ム24が接続されているものである。モデム24は、P
C25に接続あるいは搭載することによって、このPC
25と携帯端末装置1との間で公衆回線網22を利用し
てデータ通信を行うことを可能にするものである。ただ
し、モデム24は、例えばNCU(Network ControlUni
t)であってもよい。PC25は、公衆回線網22上に
設置された通信端末装置として機能するものである。す
なわち、PC25は、携帯端末装置1の通信相手となる
ものである。
【0018】以上のようなシステム構成において用いら
れる携帯端末装置1は、携帯電話機1aと、モデム1b
と、PC1cとから構成されたものである。携帯電話機
1aは、本発明のデータ通信部として機能するもので、
アナログ式携帯電話システムまたは簡易型移動電話シス
テム(PHS;Personal Handyphone System)等に用い
られ、携帯電話基地局21との間で無線通信を行うため
のものである。
【0019】モデム1bは、専用線1d等を介して携帯
電話機1aに接続し、かつ、RS−232C等のケーブ
ル1dを介してPC1cに接続するものであり、このP
C1cとPC25との間でデータ通信を行うことを可能
にするものである。ただし、モデム1bは、PC1cに
搭載されているものであってもよい。PC1cは、例え
ばノート型のパーソナルコンピュータ等のように携帯可
能なコンピュータからなるものであり、PC25との間
でデータ通信を行う際のデータの入出力や処理を行う機
能を有するものである。つまり、モデム1b及びPC1
cは、本発明のデータ処理部として機能するものであ
る。
【0020】ただし、このように構成された携帯端末装
置1では、図1に示すような機能構成によって、PC2
5との間のデータ通信を行うようになっている。すなわ
ち、携帯端末装置1は、データ入力手段2と、データ圧
縮手段3と、データ分割手段4と、データ送信手段5
と、送信制御手段6と、データ受信手段7と、誤り検出
手段8と、再送要求手段9と、データ保存手段10と、
送信要求手段11、データ組立手段12と、データ伸長
手段13と、データ出力手段14としての機能を備えて
いるものである。なお、これらの各手段は、それぞれ携
帯電話機1a、モデム1bまたはPC1cにおける処理
(プログラム)の実行により形成されるものである。ま
た、これらの各手段は、携帯端末装置1とのデータ通信
を行うために、通信相手であるPC25にも設けられて
いるものとする。
【0021】データ入力手段2は、この携帯端末装置1
からPC25、すなわち通信相手へ送信するデータを入
力するためのものである。データ圧縮手段3は、データ
入力手段2で入力されたデータのデータ量を削減するた
めにこのデータに対して、例えばハフマン符号化方式や
MMR(modifiedmodified READ)方式によるデータ圧
縮を行うものである。データ分割手段4は、後述する送
信制御手段6による制御に従って、データ圧縮手段3で
圧縮されたデータを複数のブロックに分割するととも
に、これら複数のブロックの分割状態を示すブロック情
報を生成するものである。
【0022】ここで、データ分割手段4で分割されるブ
ロックと、これらの分割状態を示すブロック情報につい
て説明する。ブロックは、図3(a)に示すように、そ
れぞれが転送ID41と、ブロック番号42と、データ
部43とから構成されている。転送ID41は、送信す
るデータを管理するためのID番号で、一つのデータか
ら分割されたブロックには全て同一のものが付与される
ようになっている。ただし、この転送ID41は、新た
なデータを送信する毎に新たなID番号がシーケンシャ
ルに与えられるようになっている。ブロック番号42
は、各ブロックの順番(分割前における並び順)を示す
ものである。データ部43は、分割されたデータ内容が
格納されるものである。ただし、このデータ部43に
は、データ内容に加え後述するエラーチェックのための
冗長ビット等が付加されるようになっている。
【0023】一方、ブロック情報は、図3(b)に示す
ように、転送ID41と、転送回数45と、ブロック数
46と、ブロックサイズ47と、ブロック1の番号48
とから構成されている。転送ID41は、上述したブロ
ックの転送ID41と同一のものである。転送回数45
は、一つの転送ID41に対する転送回数、すなわち一
つのデータを何回送信したかを示すもので、初回の送信
を1とし同一のデータ(ブロック)を再送する毎にカウ
ントアップするようになっている。ブロック数46は、
データの分割数、すなわち一つのデータを構成するブロ
ックの総数を示すものである。ブロックサイズ47は、
分解された各ブロックの大きさ(ビット数)を示すもの
である。ブロック1の番号48は、一つのデータの中で
先頭に位置するブロックのブロック番号42を示すもの
で、通常1が格納されている。
【0024】また、図1において、データ送信手段5
は、後述する送信制御手段6による制御に従って、デー
タ分割手段4で分割された各ブロックと、これらの分割
状態を示すブロック情報とを、通信相手へ送信するもの
である。ただし、データ送信手段5では、各ブロック及
びブロック情報の送信が完了するまで、これらを保持し
ているものとする。送信制御手段6は、データ分割手段
4でのデータの分割制御やデータ送信手段5での各ブロ
ック及びブロック情報の送信制御を行う機能を有するも
のである。例えば、データ分割手段4で分割するブロッ
クの大きさ(ビット数)を指示したり、データ送信手段
5でブロックを送信する際にどのような送信間隔で送信
するかを指示するものである。ただし、送信制御手段6
では、これらの制御を予めの設定(プログラム)、ある
いは後述する通信相手からの送信要求信号に応じて行う
ようになっている。すなわち、送信制御手段6では、通
信相手からの送信要求信号を受け取る機能を有してい
る。
【0025】データ受信手段7は、通信相手からブロッ
ク及びブロック情報が送信された場合に、これらを受信
するものである。ただし、データ受信手段7では、図示
しないタイマーによる受信状態の監視機能を持ち、予め
設定された一定時間内に通信相手からのブロックを全て
受信したか否かを判断するようになっている。そして、
全てのブロックを受信すればその旨を受信終了コマンド
として、また、全てのブロックを受信しなければその旨
をタイムアウト信号として、それぞれ通信相手等に通知
する。
【0026】誤り検出手段8は、通信相手からのブロッ
クをデータ受信手段7で受信すると、そのブロックにエ
ラーチェックを行うものである。このエラーチェックと
しては、例えば、ブロック情報のブロックサイズ47と
受信したブロックの大きさとの比較によるサイズチェッ
クや、データ部43に格納された冗長ビットを活用した
CRC(Cyclic Redundancy Check )符号チェック等が
ある。このようなエラーチェックにより、誤り検出手段
8では、受信したブロックに対して通信誤り(以下、通
信エラーと称す)の発生があるか否かを判断するように
なっている。再送要求手段9は、誤り検出手段8による
エラーチェックの結果、ブロックに通信エラーが発生し
ていると、そのブロックだけを再び送信するように通信
相手に対して要求するものである。つまり、再送要求手
段9は、データ受信手段7が正しく受信することができ
なかったブロックだけを再び送信するように要求するも
のである。ただし、この通信相手に対する要求は、送信
要求信号として前記通信相手に通知されるようになって
いる。
【0027】データ保存手段10は、データ受信手段7
で受信した各ブロック及びブロック情報を一時的に格納
するものである。送信要求手段11は、例えば電波障害
等により通信相手との間の通信が中断すると、データ受
信手段7での受信状態の監視機能が全てのブロックを受
信できなかったと判断するので、通信相手との間の通信
が再開した際に、その判断結果に応じて受信できなかっ
たブロックの送信要求を送信要求信号として通信相手に
通知するものである。ただし、送信要求手段11では、
既に前記データ保存手段10に格納されているブロック
及びブロック情報を基に、どのブロックが受信できなか
ったかを認識し、その認識結果を基に送信要求信号を通
知するようになっている。
【0028】データ組立手段12は、通信相手において
一つのデータから分割された全てのブロックをブロック
情報と共にデータ受信手段7が受信すると、ブロック情
報を基にこれらの各ブロックを組み立てて、前記一つの
データを再生するものである。ただし、データ組立手段
12では、データ受信手段7による受信終了コマンドに
応じて、受信した後に格納されている各ブロックをデー
タ保存手段10から取り出して、通信相手からのデータ
を再生するようになっている データ伸長手段13は、データ組立手段12で再生され
たデータにデータ伸長処理を行い、データ圧縮前のデー
タを復元するものである。データ出力手段14は、デー
タ伸長手段13で復元されたデータを出力するためのも
のである。
【0029】次に、以上のように構成された携帯端末装
置1において、通信相手へデータを送信する場合の動作
例について、図4のフローチャートを基に説明する。通
信相手へデータを送信するために、データ入力手段2で
送信するデータが入力されると、データ圧縮手段3で
は、入力されたデータに対してデータ圧縮を行う(ステ
ップ101、以下ステップをSと略す)。データ圧縮手
段3がデータ圧縮を行うと、続いてデータ分割手段4
は、圧縮されたデータを複数のブロックに分割する。た
だし、データ分割手段4では、複数のブロックへの分割
を送信制御手段6による制御に従って行う。
【0030】送信制御手段6は、データ分割手段4での
分割を制御する際に、先ず通信相手との間で通信エラー
が多発しているか否か、すなわち一つのブロックに対し
て通信相手からの送信要求信号の通知回数が予め設定さ
れた一定の値(例えば3回以上)に達しているか否かを
判断する(S102)。通信エラーが多発していなけれ
ば、送信制御手段6では、さらに通信相手へ送信しよう
とするデータが、この通信相手からの送信要求信号に応
じて送信するものであるか否かを判断する(S10
3)。そして、データの送信が送信要求信号によるもの
でなければ、各ブロックのブロックサイズを予め設定さ
れた標準サイズ(例えば512バイト)で分割するよう
に、データ分割手段4に指示する(S104)。この送
信制御手段6による制御に従って、データ分割手段4
は、データ圧縮手段3で圧縮されたデータを複数のブロ
ックに分割し、さらに、その分割状態に応じてブロック
情報を生成する(S105)。
【0031】データ分割手段4がブロックの分割及びブ
ロック情報の生成を完了すると、データ送信手段5は、
送信制御手段6による制御に従って、先ずブロック情報
を通信相手へ送信し(S106)、続いて複数のブロッ
クをブロック番号42の順に通信相手へ送信する(S1
07)。このとき、送信制御手段6では、各ブロックの
送信間隔を予め設定された標準間隔(例えば連続送信)
で送信するように、データ送信手段5に指示する。そし
て、データ送信手段5では、全てのブロックを送信する
まで一方的に通信相手に対する送信を行う。
【0032】データ送信手段5がブロック情報及び全て
のブロックの送信を完了すると、送信制御手段6は、通
信相手からの送信要求信号があるか否か、すなわち送信
した各ブロックに対する通信エラーの発生、あるいは通
信相手との間の通信の中断があるか否かを判断する(S
108)。送信要求信号がなければ、この携帯端末装置
1では、通信相手へのデータの送信を完了する。一方、
送信要求信号ががあれば、送信制御手段6は、通信エラ
ーが多発しているか否かを判断するステップ(S10
2)へ戻る。ただし、送信制御手段6では、送信要求信
号があっても、その通知回数が一定の値以下である判断
すると、この送信要求信号に対して(S103)、要求
されたブロックのみを再び標準サイズ及び標準間隔で通
信相手へ送信するようにデータ送信手段5へ指示を与え
る(S109)。
【0033】また、送信要求信号の通知回数が一定の値
を超え、通信エラーが多発していると判断すると(S1
02)、送信制御手段6では、要求されたブロックを通
信相手へ送信した際のブロックサイズ46が最小のサイ
ズであったか否かを判断する(S110)。ブロックサ
イズ46が最小のサイズでなければ、送信制御手段6
は、要求されたブロックをさらに複数のブロック、すな
わちより小さなサイズのブロックに分割するようにデー
タ分割手段4に指示を与える(S111)。そして、デ
ータ分割手段4では、送信制御手段6からの指示に従っ
てブロックの分割を行うとともに、その分割状態に応じ
てブロック情報を生成するステップ(S105)へ戻
る。
【0034】一方、ブロックサイズ46が最小のサイズ
であれば、送信制御手段6は、要求されたブロックを送
信する送信間隔を大きくして送信するようにデータ送信
手段5に指示を与える(S112)。そして、データ送
信手段5では、送信制御手段6からの指示に従ってブロ
ックを送信するステップ(S107)へ戻る。このよう
にして、この携帯端末装置1では、通信相手に対するデ
ータの送信を行うようになっている。
【0035】次に、本実施の形態の携帯端末装置1にお
いて、通信相手からのデータを受信した場合の動作例に
ついて、図5のフローチャートを参照して説明する。た
だし、ここでは、通信相手からのデータが複数のブロッ
クに分割されているとともに、その分割状態を示すブロ
ック情報が併せて送信されるものとする。通信相手から
データが複数のブロック及びブロック情報の状態で送信
されると、データ受信手段7は、これらを受信する。た
だし、この場合に複数のブロックよりも先にブロック情
報が送信されるので、データ受信手段7では、受信した
データがブロック情報であるか否かを判断し(S20
1)、ブロック情報であればそのブロック情報を受信中
のデータに関する情報としてデータ保存手段10に格納
する(S202)。
【0036】また、受信したデータがブロック情報では
なくブロックであれば、再送要求手段9では、そのブロ
ックに対するエラーチェックを行って通信エラーが発生
しているか否かを判断する(S203)。そして、通信
エラーが発生していれば、再送要求手段9は、その通信
エラーの発生したブロックのみを再び送信するように通
信相手に要求する(S204)。一方、通信エラーが発
生していなければ、データ受信手段7は、受信したブロ
ックをデータ保存手段10に一時的に格納するととも
に、受信状態の監視機能による判断結果を基に、送信さ
れた全てのブロック、すなわち一つのデータから分割さ
れた全てのブロックを受信したか否かを判断する(S2
05)。
【0037】全てのブロックを受信していなければ、通
信相手との間の通信が例えば電波障害等により中断して
しまったので、データ保存手段10は、この通信相手と
の通信が再開されるまで、既に一時的に格納しているブ
ロックをそのまま格納しておく(S206)。そして、
送信要求手段11は、データ保存手段10に格納されて
いるブロック情報及びブロックを参照して、通信相手と
の通信の中断により受信できなかったブロックを認識
し、通信相手との通信が再開した際に認識したブロック
のみを送信するように前記通信相手に要求する。
【0038】また、通信相手からのブロックを全て受信
していると、データ組立手段12では、データ保存手段
10からブロック情報及び全てのブロックを取り出し、
そのブロック情報を基に、取り出した各ブロックを組み
立てる(S207)。そして、データ受信手段7では、
ブロック情報及び全てのブロックを受信したことを、受
信終了コマンドとして通信相手に通知する(S20
8)。さらに、データ組立手段12がブロックの組み立
てを行うと、データ伸長手段13は、組み立てられたブ
ロックに対してデータ伸長を行い、データ圧縮前のデー
タを復元する(S209)。データ伸長手段13がデー
タ圧縮前のデータを復元すると、そのデータは、データ
出力手段14によって出力される。
【0039】なお、これらのステップ(S207〜S2
09)は、通信エラーの発生したブロック、あるいは受
信できなかったブロックが、送信要求信号に応じて通信
相手から送信され、その結果データ保存手段10に全て
のブロックが格納された場合であっても同様である。こ
のようにして、この携帯端末装置1では、通信相手から
のデータを受信するようになっている。
【0040】以上のように、本実施の形態における携帯
端末装置1は、データ分割手段4が分割した複数のブロ
ックをデータ送信手段5が送信した際に、例えば通信エ
ラー等により通信相手が受信できないブロックがあって
も、この通信相手からそのブロックを送信するように要
求があれば、送信制御手段6による制御に従ってデータ
送信手段5がそのブロックだけを再び送信するようにな
っている。これにより、電波状態の変化等によって通信
エラー等が発生した場合であっても、通信相手に送信す
るデータを再び最初から送信する必要がなく、効率良く
データの送信を行うことができる。また、この携帯端末
装置1は、データ送信手段5が一方的に複数のブロック
を送信した後に、通信相手からの要求に応じて通信エラ
ー等のあったブロックだけを再び送信するようになって
いる。したがって、ブロックを送信する毎に通信相手と
の間で受信応答をチェックする場合よりも、例えば伝送
遅延によるタイムアウトが発生する機会が減少するの
で、より効率の良いデータの送信を行うことができるよ
うになる。
【0041】さらに、本実施の形態の携帯端末装置1
は、通信相手からのブロックの送信要求の回数が予め設
定された値に達すると、データ分割手段4が送信制御手
段6の指示に従ってブロックのサイズをそれ以前よりも
小さく分割するようになっている。よって、電波状態が
悪いために通信エラーが多発する場合にブロックサイズ
を小さく分割することにより、再送しなければならない
ブロックの大きさを小さくすることができ、結果として
ブロックの再送に費やす時間を短くすることができる。
また、電波状態が良い場合には、予め設定された標準サ
イズまでブロックサイズを大きくし、送信効率を上げる
ことができる。
【0042】また、通常、電波状態の良くない場合に
は、通信エラーが起きた後にすぐにそのブロックを再送
しても再び通信エラーになる確立が高い。そこで、本実
施の形態の携帯端末装置1では、通信相手からのブロッ
クの送信要求の回数が予め設定された値に達すると、デ
ータ送信手段5が送信制御手段6の指示に従って各ブロ
ックの送信間隔をそれ以前よりも大きくするようになっ
ている。これにより、通信エラーが多発する場合に各ブ
ロックの送信間隔を延ばすことができ、連続的に発生し
ている雑音(ノイズ)等が原因で起きる通信エラーを効
率よく回避することが可能となる。
【0043】また、本実施の形態の携帯端末装置1は、
通信相手からのデータが複数のブロックに分割された状
態で送信されると、誤り検出手段8が受信した各ブロッ
クに対して通信エラーの発生があるか否かを検出し、通
信エラーの発生があれば再送要求手段9がそのブロック
の再送を通信相手に要求するようになっている。これに
より、通信相手から送信されたブロックに通信エラーが
発生した場合であっても、その通信相手からのデータを
再び最初から受信することなく、通信エラーのあったブ
ロックだけを受信するだけで、前記データを再生するこ
とが可能となるので、効率良くデータの受信を行うこと
ができる。
【0044】さらに、本実施の形態の携帯端末装置1
は、通信相手から受信したブロックとブロック情報とを
データ保存手段10が格納するとともに、送信要求手段
11が受信できなかったブロックだけを送信するように
通信相手に要求するようになっている。したがって、例
えば電波状態の変化等によって通信相手との間の通信が
中断したような場合であっても、この通信相手との通信
が再開した際に、再送するブロックが減少するので、効
率良くデータの受信を行うことができる。
【0045】なお、本実施の形態では、携帯電話機1a
とモデム1bとPC1cとが接続されることにより携帯
端末装置1が構成されている場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えばこれら
の機能、すなわちデータ処理部とデータ通信部とが一体
に設けられていてもよい。また、本実施の形態では、携
帯端末装置1の通信相手が公衆回線網22に接続するP
C25である場合について説明したが、例えば本実施の
形態における携帯端末装置1同士でデータ通信を行う場
合であっても適用可能である。
【0046】さらに、本実施の形態では、送信制御手段
6が分割するブロックサイズ及び各ブロックの送信間隔
を指示する際に、一つのブロックに対する送信要求信号
の通知回数によって決定していたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、一つのデータから分割された複
数のブロックに対する送信要求信号の通知回数によって
決定してもよい。この場合には、例えば一つのデータか
ら分割された複数のブロックの中で再送を要求されたブ
ロックの数が予め設定された一定の値に達すると、これ
らのブロックを再送する際のブロックサイズをより小さ
く分割したり、またこれらのブロックの送信間隔を大き
くしたりすればよい。
【0047】また、本実施の形態では、ブロックを再送
する際にブロックサイズを小さく、あるいは送信間隔を
大きくし、新たに送信するデータについてはブロックサ
イズ及び送信間隔を予め設定された標準値としていた
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
送信制御手段6が分割するブロックサイズ及び各ブロッ
クの送信間隔を記憶する機能を有していれば、通信相手
へ新たなデータを送信する際に、その前に送信したブロ
ックサイズ及び送信間隔によって前記新たなデータを送
信することができる。この場合には、通信相手からの送
信要求信号の通知回数に応じてブロックサイズを小さく
あるいは送信間隔を大きくし、送信要求信号がなければ
ブロックサイズを大きくあるいは送信間隔を小さくする
と、効率の良いデータ通信を行うことが可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の携帯端
末装置は、通信相手へ送信するデータを複数のブロック
に分割するとともに、この通信相手が受信できなかった
ブロックがあっても再送の要求があれば、そのブロック
だけを再び送信するようになっている。これにより、電
波状態の変化等によって通信相手が受信できなかったブ
ロックがあっても、通信相手に送信するデータを再び最
初から送信する必要がなく、結果として効率良くデータ
の送信を行うことができる。また、本発明の携帯端末装
置は、通信相手からのデータが複数のブロックに分割さ
れた状態で送信されると、これらのブロックの中で受信
できなかったブロックがあっても、そのブロックの再送
を通信相手に要求するようになっている。これにより、
通信相手から送信されたブロックの中で電波状態の変化
等によって受信できなかったブロックがあっても、その
通信相手からのデータを再び最初から受信する必要がな
く、結果として効率良くデータの受信を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる携帯端末装置の実施の形態の一
例の機能構成を示すブロック図である。
【図2】図1の携帯端末装置が用いられるシステム構成
を示すブロック図である。
【図3】ブロック及びブロック情報の構成を示す説明図
であり、(a)はブロックの構成の説明図、(b)はブ
ロック情報の構成の説明図である。
【図4】図1の携帯端末装置において、通信相手へデー
タを送信する場合の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図5】図1の携帯端末装置において、通信相手からの
データを受信する場合の動作例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 携帯端末装置 4 データ分割手段 5 データ送信手段 6 送信制御手段 7 データ受信手段 8 誤り検出手段 9 再送要求手段 10 データ保存手段 11 送信要求手段 12 データ組立手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの入力及び処理を行うデータ処理
    部と、 無線通信を行うデータ通信部とから構成され、 前記データ処理部で入力されたデータを前記データ通信
    部が無線電波を用いて公衆回線網へ送信することによ
    り、該公衆回線網に接続された通信相手との間でデータ
    通信を行う携帯端末装置であって、 前記通信相手へ送信するデータを複数のブロックに分割
    するデータ分割手段と、 該データ分割手段で分割された複数のブロックを前記通
    信相手へ送信するデータ送信手段と、 該データ送信手段が複数のブロックを送信した際に、前
    記通信相手が受信できなかったブロックがあり、かつ、
    該通信相手から該ブロックの送信の要求があると、その
    要求に従って前記受信できなかったブロックだけを再び
    送信するように前記データ送信手段に指示する送信制御
    手段とを備えてなることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 前記送信制御手段には、前記通信相手か
    らのブロックの送信の要求回数が予め設定された値に達
    すると、それ以前よりも分割するブロックのサイズを小
    さく分割するように前記データ分割手段に指示する機能
    が設けられたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記送信制御手段には、前記通信相手か
    らのブロックの送信の要求回数が予め設定された値に達
    すると、それ以前よりも各ブロックの送信間隔を大きく
    するように前記データ送信手段に指示する機能が設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 データの処理及び出力を行うデータ処理
    部と、 無線通信を行うデータ通信部とから構成され、 公衆回線網から無線電波を用いて送信されたデータを前
    記データ通信部が受信し、該データを前記データ処理部
    が出力することにより、前記公衆回線網に接続された通
    信相手との間でデータ通信を行う携帯端末装置であっ
    て、 前記通信相手からのデータが該データを複数のブロック
    に分割した状態で送信されると該複数のブロックを受信
    するデータ受信手段と、 該データ受信手段で受信した各ブロックに対して通信誤
    りの発生があるか否かを検出する誤り検出手段と、 該誤り検出手段が通信誤りの発生を検出すると、該通信
    誤りの発生したブロックの再び送信するように前記通信
    相手に対して要求する再送要求手段と、 前記複数のブロックの全てを前記通信誤りの発生がない
    状態で前記データ受信手段が受信すると、これらのブロ
    ックを組み立てて前記通信相手からのデータを再生する
    データ組立手段とを備えてなることを特徴とする携帯端
    末装置。
  5. 【請求項5】 データの処理及び出力を行うデータ処理
    部と、 無線通信を行うデータ通信部とから構成され、 公衆回線網から無線電波を用いて送信されたデータを前
    記データ通信部が受信し、該データを前記データ処理部
    が出力することにより、前記公衆回線網に接続された通
    信相手との間でデータ通信を行う携帯端末装置であっ
    て、 前記通信相手からのデータが、該データを分割した複数
    のブロックと該複数のブロックの分割状態を示すブロッ
    ク情報とにより送信されると、これらを受信するデータ
    受信手段と、 該データ受信手段が受信した各ブロック及びブロック情
    報を格納するデータ保存手段と、 前記通信相手からのブロック情報を基に、前記複数のブ
    ロックの中で前記データ保存手段に格納されなかったブ
    ロックの送信を前記通信相手に対して要求する送信要求
    手段と、 前記複数のブロックの全てが前記データ保存手段に格納
    されると、これらのブロックを組み立てて前記通信相手
    からのデータを再生するデータ組立手段とを備えてなる
    ことを特徴とする携帯端末装置。
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