JPH09139313A - 薄膜インダクタンス素子および半導体装置 - Google Patents
薄膜インダクタンス素子および半導体装置Info
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- JPH09139313A JPH09139313A JP31711995A JP31711995A JPH09139313A JP H09139313 A JPH09139313 A JP H09139313A JP 31711995 A JP31711995 A JP 31711995A JP 31711995 A JP31711995 A JP 31711995A JP H09139313 A JPH09139313 A JP H09139313A
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- wiring
- inductance element
- film inductance
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロストークの原因となる漏洩磁束が少ない
薄膜インダクタンス素子を提供する。 【解決手段】 下層配線15および上層配線16を全体
としてリング状ソレノイドをなすように交互に接続する
ことにより薄膜インダクタンス素子を構成する。好適に
は、リング状ソレノイドの中心軸に沿って強磁性体から
なるリング状の磁心18を設ける。他の例では、下層配
線15および上層配線16を全体として直線状ソレノイ
ドをなすように交互に接続し、この直線状ソレノイドと
鎖交するように強磁性体からなる閉ループ状の磁心18
を設けることにより薄膜インダクタンス素子を構成す
る。
薄膜インダクタンス素子を提供する。 【解決手段】 下層配線15および上層配線16を全体
としてリング状ソレノイドをなすように交互に接続する
ことにより薄膜インダクタンス素子を構成する。好適に
は、リング状ソレノイドの中心軸に沿って強磁性体から
なるリング状の磁心18を設ける。他の例では、下層配
線15および上層配線16を全体として直線状ソレノイ
ドをなすように交互に接続し、この直線状ソレノイドと
鎖交するように強磁性体からなる閉ループ状の磁心18
を設けることにより薄膜インダクタンス素子を構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薄膜インダクタ
ンス素子および薄膜インダクタンス素子を有する半導体
装置に関する。
ンス素子および薄膜インダクタンス素子を有する半導体
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モノリシック半導体集積回路において、
インピーダンス整合回路やバイアス回路を構成するため
の受動素子として、金属薄膜配線をらせん状に巻いたス
パイラルインダクタが広く用いられている。
インピーダンス整合回路やバイアス回路を構成するため
の受動素子として、金属薄膜配線をらせん状に巻いたス
パイラルインダクタが広く用いられている。
【0003】図7は、この従来のスパイラルインダクタ
とこれに接続される接合型電界効果トランジスタ(JF
ET)とを同一半導体基板上に集積したモノリシック半
導体集積回路を示す。ここで、図7Aはこの従来のモノ
リシック半導体集積回路を示す平面図、図7Bは図7A
のB−B線に沿っての断面図である。
とこれに接続される接合型電界効果トランジスタ(JF
ET)とを同一半導体基板上に集積したモノリシック半
導体集積回路を示す。ここで、図7Aはこの従来のモノ
リシック半導体集積回路を示す平面図、図7Bは図7A
のB−B線に沿っての断面図である。
【0004】図7に示すように、この従来のモノリシッ
ク半導体集積回路においては、半絶縁性GaAs基板1
01上に、窒化シリコン(SiN)膜のような絶縁膜1
02が設けられている。このモノリシック半導体集積回
路のJFET部においては、半絶縁性GaAs基板10
1中にn型チャネル領域103が設けられている。この
n型チャネル領域103中にはp型のゲート領域104
が設けられている。これらのn型チャネル領域103お
よびゲート領域104によりJFETが構成されてい
る。絶縁膜102には、ゲート領域104およびn型チ
ャネル領域103の両端部に対応する部分にそれぞれコ
ンタクトホールC1´、C2´、C3´が設けられてい
る。そして、コンタクトホールC1´を通じてゲート領
域104とオーミックコンタクトするゲート電極105
が設けられ、コンタクトホールC2´を通じてn型チャ
ネル領域103の一方の端部とオーミックコンタクトす
るソース電極106が設けられ、コンタクトホールC3
´を通じてn型チャネル領域103のもう一方の端部と
オーミックコンタクトするドレイン電極107が設けら
れている。一方、ゲート電極105の一端は配線108
と接続されている。また、ソース電極106およびドレ
イン電極107上にはそれぞれ電極109、110が設
けられている。配線108および電極109、110
は、同一層の材料からなり、具体的には例えばTi/A
u二層膜からなる。符号111は全面に設けられた例え
ば二酸化シリコン(SiO2 )膜のような層間絶縁膜を
示す。この層間絶縁膜111には、電極109、110
に対応する部分に、それぞれコンタクトホールC4´、
C5´が設けられている。また、層間絶縁膜111上に
は、例えばTi/Au二層膜からなる所定形状の配線1
12、113が設けられている。これらのうち、配線1
12はコンタクトホールC4´を通じて電極109、し
たがってソース電極106と接続され、配線113はコ
ンタクトホールC5´を通じて電極110、したがって
ドレイン電極107と接続されている。
ク半導体集積回路においては、半絶縁性GaAs基板1
01上に、窒化シリコン(SiN)膜のような絶縁膜1
02が設けられている。このモノリシック半導体集積回
路のJFET部においては、半絶縁性GaAs基板10
1中にn型チャネル領域103が設けられている。この
n型チャネル領域103中にはp型のゲート領域104
が設けられている。これらのn型チャネル領域103お
よびゲート領域104によりJFETが構成されてい
る。絶縁膜102には、ゲート領域104およびn型チ
ャネル領域103の両端部に対応する部分にそれぞれコ
ンタクトホールC1´、C2´、C3´が設けられてい
る。そして、コンタクトホールC1´を通じてゲート領
域104とオーミックコンタクトするゲート電極105
が設けられ、コンタクトホールC2´を通じてn型チャ
ネル領域103の一方の端部とオーミックコンタクトす
るソース電極106が設けられ、コンタクトホールC3
´を通じてn型チャネル領域103のもう一方の端部と
オーミックコンタクトするドレイン電極107が設けら
れている。一方、ゲート電極105の一端は配線108
と接続されている。また、ソース電極106およびドレ
イン電極107上にはそれぞれ電極109、110が設
けられている。配線108および電極109、110
は、同一層の材料からなり、具体的には例えばTi/A
u二層膜からなる。符号111は全面に設けられた例え
ば二酸化シリコン(SiO2 )膜のような層間絶縁膜を
示す。この層間絶縁膜111には、電極109、110
に対応する部分に、それぞれコンタクトホールC4´、
C5´が設けられている。また、層間絶縁膜111上に
は、例えばTi/Au二層膜からなる所定形状の配線1
12、113が設けられている。これらのうち、配線1
12はコンタクトホールC4´を通じて電極109、し
たがってソース電極106と接続され、配線113はコ
ンタクトホールC5´を通じて電極110、したがって
ドレイン電極107と接続されている。
【0005】このモノリシック半導体集積回路のスパイ
ラルインダクタ部においては、絶縁膜102上に下層配
線114が設けられている。この下層配線114は配線
108および電極109、110と同一層の材料からな
り、具体的には例えばTi/Au二層膜からなる。この
下層配線114を覆うように層間絶縁膜111が設けら
れ、この層間絶縁膜111上に、らせん状に巻かれた上
層配線115が設けられている。この上層配線115は
配線112、113と同一層の材料からなり、具体的に
は例えばTi/Au二層膜からなる。また、この上層配
線115は、らせんの中心の一方の端部において、層間
絶縁膜111に設けられたコンタクトホールC6´を通
じて下層配線114と接続されている。
ラルインダクタ部においては、絶縁膜102上に下層配
線114が設けられている。この下層配線114は配線
108および電極109、110と同一層の材料からな
り、具体的には例えばTi/Au二層膜からなる。この
下層配線114を覆うように層間絶縁膜111が設けら
れ、この層間絶縁膜111上に、らせん状に巻かれた上
層配線115が設けられている。この上層配線115は
配線112、113と同一層の材料からなり、具体的に
は例えばTi/Au二層膜からなる。また、この上層配
線115は、らせんの中心の一方の端部において、層間
絶縁膜111に設けられたコンタクトホールC6´を通
じて下層配線114と接続されている。
【0006】この下層配線114の一端はJFET部に
延びており、層間絶縁膜111に設けられたコンタクト
ホールC7´を通じてJFETの配線112、したがっ
て、ソース電極106と接続されている。
延びており、層間絶縁膜111に設けられたコンタクト
ホールC7´を通じてJFETの配線112、したがっ
て、ソース電極106と接続されている。
【0007】上述のように構成された従来のモノリシッ
ク半導体集積回路では、スパイラルインダクタの占有面
積が大きいため、チップサイズを大きくする必要があ
り、チップコストが高くなる。したがって、チップコス
トの低減のためには、インダクタンス素子の占有面積を
いかに減らせるかが重要である。
ク半導体集積回路では、スパイラルインダクタの占有面
積が大きいため、チップサイズを大きくする必要があ
り、チップコストが高くなる。したがって、チップコス
トの低減のためには、インダクタンス素子の占有面積を
いかに減らせるかが重要である。
【0008】この目的のために、インダクタンス素子の
一部を強磁性体材料、すなわち高透磁率材料により構成
する技術(特開平5−13234号公報)や、多層配線
を用いて基板占有面積当たりのターン数を増やす技術
(特開平2−181961号公報)などが提案されてい
る。
一部を強磁性体材料、すなわち高透磁率材料により構成
する技術(特開平5−13234号公報)や、多層配線
を用いて基板占有面積当たりのターン数を増やす技術
(特開平2−181961号公報)などが提案されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の技術は、インダクタンス素子単体の占有面
積を縮小するのには有効であるが、インダクタンス素子
に電流が流れたときに発生する中心磁束が無限遠に向か
って開いているため、インダクタンス素子の外部に磁束
が漏れるという欠点を有する。このようなインダクタン
ス素子を同一基板上に複数設ける場合には、この漏洩磁
束が、隣接するインダクタンス素子と鎖交し、磁気的な
結合による信号の漏洩(クロストーク)を生じる。この
問題は、インダクタンス素子単体の面積を縮小し、イン
ダクタンス素子を密に配置するほど顕著になる。このよ
うなインダクタンス素子間のクロストークを抑制するた
めには、インダクタンス素子同士の間にある程度の間隔
を保たねばならず、インダクタンス素子単体を縮小化し
た利点を、チップ面積の縮小という最終的な目的に十分
活かすことができないという不利益を生じる。
ような従来の技術は、インダクタンス素子単体の占有面
積を縮小するのには有効であるが、インダクタンス素子
に電流が流れたときに発生する中心磁束が無限遠に向か
って開いているため、インダクタンス素子の外部に磁束
が漏れるという欠点を有する。このようなインダクタン
ス素子を同一基板上に複数設ける場合には、この漏洩磁
束が、隣接するインダクタンス素子と鎖交し、磁気的な
結合による信号の漏洩(クロストーク)を生じる。この
問題は、インダクタンス素子単体の面積を縮小し、イン
ダクタンス素子を密に配置するほど顕著になる。このよ
うなインダクタンス素子間のクロストークを抑制するた
めには、インダクタンス素子同士の間にある程度の間隔
を保たねばならず、インダクタンス素子単体を縮小化し
た利点を、チップ面積の縮小という最終的な目的に十分
活かすことができないという不利益を生じる。
【0010】したがって、この発明の目的は、クロスト
ークの原因となる漏洩磁束の低減を図ることができる薄
膜インダクタンス素子およびそのような薄膜インダクタ
ンス素子を有する半導体装置を提供することにある。
ークの原因となる漏洩磁束の低減を図ることができる薄
膜インダクタンス素子およびそのような薄膜インダクタ
ンス素子を有する半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明における第1の発明は、半導体基板上に設
けられた配線からなる薄膜インダクタンス素子におい
て、配線に電流が流れたときに発生する磁束が閉ループ
をなすように配線が設けられていることを特徴とするも
のである。
に、この発明における第1の発明は、半導体基板上に設
けられた配線からなる薄膜インダクタンス素子におい
て、配線に電流が流れたときに発生する磁束が閉ループ
をなすように配線が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0012】この発明における第1の発明の一実施形態
においては、強磁性体からなる磁束集中部材が閉ループ
に沿って設けられる。この磁束集中部材は、具体的に
は、例えば、Ni、Co、Fe、フェライトなどの強磁
性体からなる
においては、強磁性体からなる磁束集中部材が閉ループ
に沿って設けられる。この磁束集中部材は、具体的に
は、例えば、Ni、Co、Fe、フェライトなどの強磁
性体からなる
【0013】この発明における第2の発明は、半導体基
板上に設けられた配線からなる薄膜インダクタンス素子
において、強磁性体からなる磁束集中部材が、配線と鎖
交し、かつ、閉ループをなすように設けられていること
を特徴とするものである。
板上に設けられた配線からなる薄膜インダクタンス素子
において、強磁性体からなる磁束集中部材が、配線と鎖
交し、かつ、閉ループをなすように設けられていること
を特徴とするものである。
【0014】この発明における第3の発明は、半導体基
板上に設けられた配線からなる薄膜インダクタンス素子
を有する半導体装置において、配線に電流が流れたとき
に発生する磁束が閉ループをなすように配線が設けられ
ていることを特徴とするものである。
板上に設けられた配線からなる薄膜インダクタンス素子
を有する半導体装置において、配線に電流が流れたとき
に発生する磁束が閉ループをなすように配線が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0015】この発明における第3の発明の一実施形態
においては、強磁性体からなる磁束集中部材が閉ループ
に沿って設けられる。
においては、強磁性体からなる磁束集中部材が閉ループ
に沿って設けられる。
【0016】この発明における第4の発明は、半導体基
板上に設けられた配線からなる薄膜インダクタンス素子
を有する半導体装置において、強磁性体からなる磁束集
中部材が、配線と鎖交し、かつ、閉ループをなすように
設けられていることを特徴とするものである。
板上に設けられた配線からなる薄膜インダクタンス素子
を有する半導体装置において、強磁性体からなる磁束集
中部材が、配線と鎖交し、かつ、閉ループをなすように
設けられていることを特徴とするものである。
【0017】上述のように構成されたこの発明によれ
ば、薄膜インダクタンス素子により発生される磁束をそ
の内部に閉じ込めることができるので、薄膜インダクタ
ンス素子の外部への漏洩磁束の低減を図ることができ
る。
ば、薄膜インダクタンス素子により発生される磁束をそ
の内部に閉じ込めることができるので、薄膜インダクタ
ンス素子の外部への漏洩磁束の低減を図ることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図
において、同一または対応する部分には同一の符号を付
す。
て図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図
において、同一または対応する部分には同一の符号を付
す。
【0019】まず、この発明の第1の実施形態について
説明する。図1は、薄膜インダクタンス素子とこれに接
続されるJFETとを同一半導体基板上に集積したこの
第1の実施形態によるモノリシック半導体集積回路を示
す。ここで、図1Aは平面図、図1Bは図1AのB−B
線に沿っての断面図である。
説明する。図1は、薄膜インダクタンス素子とこれに接
続されるJFETとを同一半導体基板上に集積したこの
第1の実施形態によるモノリシック半導体集積回路を示
す。ここで、図1Aは平面図、図1Bは図1AのB−B
線に沿っての断面図である。
【0020】図1に示すように、この第1の実施形態に
よるモノリシック半導体集積回路においては、半絶縁性
GaAs基板1上に例えばSiN膜のような絶縁膜2が
設けられている。このモノリシック半導体集積回路のJ
FET部においては、半絶縁性GaAs基板1中にn型
チャネル領域3が設けられている。このn型チャネル領
域3中にはp型のゲート領域4が設けられている。これ
らのn型チャネル領域3およびゲート領域4によりJF
ETが構成されている。絶縁膜2には、ゲート領域4お
よびn型チャネル領域3の両端部に対応する部分にそれ
ぞれコンタクトホールC1、C2、C3が設けられてい
る。そして、コンタクトホールC1を通じてゲート領域
4とオーミックコンタクトするゲート電極5が設けら
れ、コンタクトホールC2を通じてn型チャネル領域3
の一方の端部とオーミックコンタクトするソース電極6
が設けられ、コンタクトホールC3を通じてn型チャネ
ル領域3のもう一方の端部とオーミックコンタクトする
ドレイン電極7が設けられている。一方、ゲート電極5
の一端は配線8と接続されている。また、ソース電極6
およびドレイン電極7上にはそれぞれ電極9、10が設
けられている。配線8および電極9、10は、同一層の
材料からなり、具体的には例えばTi/Au二層膜から
なる。符号11は全面に設けられた例えばSiO2 膜の
ような層間絶縁膜を示す。この層間絶縁膜11には、電
極9、10に対応する部分に、それぞれコンタクトホー
ルC4、C5が設けられている。また、層間絶縁膜11
上には、例えばTi/Au二層膜からなる所定形状の配
線12、13が設けられている。これらのうち、配線1
2はコンタクトホールC4を通じて電極9、したがって
ソース電極6と接続され、配線13はコンタクトホール
C5を通じて電極10、したがってドレイン電極7と接
続されている。符号14は、全面を覆うように設けられ
た例えばSiN膜のようなパッシベーション膜を示す。
よるモノリシック半導体集積回路においては、半絶縁性
GaAs基板1上に例えばSiN膜のような絶縁膜2が
設けられている。このモノリシック半導体集積回路のJ
FET部においては、半絶縁性GaAs基板1中にn型
チャネル領域3が設けられている。このn型チャネル領
域3中にはp型のゲート領域4が設けられている。これ
らのn型チャネル領域3およびゲート領域4によりJF
ETが構成されている。絶縁膜2には、ゲート領域4お
よびn型チャネル領域3の両端部に対応する部分にそれ
ぞれコンタクトホールC1、C2、C3が設けられてい
る。そして、コンタクトホールC1を通じてゲート領域
4とオーミックコンタクトするゲート電極5が設けら
れ、コンタクトホールC2を通じてn型チャネル領域3
の一方の端部とオーミックコンタクトするソース電極6
が設けられ、コンタクトホールC3を通じてn型チャネ
ル領域3のもう一方の端部とオーミックコンタクトする
ドレイン電極7が設けられている。一方、ゲート電極5
の一端は配線8と接続されている。また、ソース電極6
およびドレイン電極7上にはそれぞれ電極9、10が設
けられている。配線8および電極9、10は、同一層の
材料からなり、具体的には例えばTi/Au二層膜から
なる。符号11は全面に設けられた例えばSiO2 膜の
ような層間絶縁膜を示す。この層間絶縁膜11には、電
極9、10に対応する部分に、それぞれコンタクトホー
ルC4、C5が設けられている。また、層間絶縁膜11
上には、例えばTi/Au二層膜からなる所定形状の配
線12、13が設けられている。これらのうち、配線1
2はコンタクトホールC4を通じて電極9、したがって
ソース電極6と接続され、配線13はコンタクトホール
C5を通じて電極10、したがってドレイン電極7と接
続されている。符号14は、全面を覆うように設けられ
た例えばSiN膜のようなパッシベーション膜を示す。
【0021】このモノリシック半導体集積回路の薄膜イ
ンダクタンス素子部においては、ほぼ直角に折れ曲がっ
た形状の下層配線15および上層配線16が、全体とし
てリング状ソレノイドをなすように、層間絶縁膜11に
設けられたコンタクトホールC6を通じて交互に接続さ
れている。リング状ソレノイドをなすこれらの下層配線
15および上層配線16により薄膜インダクタンス素子
が構成されている。このリング状ソレノイドからなる薄
膜インダクタンス素子の中心軸17(仮想中心磁力線)
は円形の閉ループをなしている。この場合、下層配線1
5および上層配線16は、その断面形状、寸法および巻
き線間隔が、中心軸17により形成される円の中心点に
関してほぼ対称となるように配置されている。
ンダクタンス素子部においては、ほぼ直角に折れ曲がっ
た形状の下層配線15および上層配線16が、全体とし
てリング状ソレノイドをなすように、層間絶縁膜11に
設けられたコンタクトホールC6を通じて交互に接続さ
れている。リング状ソレノイドをなすこれらの下層配線
15および上層配線16により薄膜インダクタンス素子
が構成されている。このリング状ソレノイドからなる薄
膜インダクタンス素子の中心軸17(仮想中心磁力線)
は円形の閉ループをなしている。この場合、下層配線1
5および上層配線16は、その断面形状、寸法および巻
き線間隔が、中心軸17により形成される円の中心点に
関してほぼ対称となるように配置されている。
【0022】具体的には、下層配線15は絶縁膜2上に
設けられている。この下層配線15は、JFETの配線
8および電極9、10と同一層の材料からなり、具体的
には例えばTi/Au二層膜からなる。また、この下層
配線15の厚さは例えば0.5μmに選ばれ、幅は例え
ば5〜10μmに選ばれる。この下層配線15を覆うよ
うに層間絶縁膜11が設けられている。上層配線16は
この層間絶縁膜11上に設けられている。この上層配線
16は、JFETの配線12、13と同一層の材料から
なり、具体的には例えばTi/Au二層膜からなる。ま
た、この上層配線15の厚さは例えば3〜5μmに選ば
れ、幅は例えば5〜10μmに選ばれる。
設けられている。この下層配線15は、JFETの配線
8および電極9、10と同一層の材料からなり、具体的
には例えばTi/Au二層膜からなる。また、この下層
配線15の厚さは例えば0.5μmに選ばれ、幅は例え
ば5〜10μmに選ばれる。この下層配線15を覆うよ
うに層間絶縁膜11が設けられている。上層配線16は
この層間絶縁膜11上に設けられている。この上層配線
16は、JFETの配線12、13と同一層の材料から
なり、具体的には例えばTi/Au二層膜からなる。ま
た、この上層配線15の厚さは例えば3〜5μmに選ば
れ、幅は例えば5〜10μmに選ばれる。
【0023】このモノリシック半導体集積回路において
は、リング状ソレノイドからなる薄膜インダクタンス素
子の一端の下層配線15はJFET部に延びており、層
間絶縁膜11に設けられたコンタクトホールC7を通じ
てJFET部の配線12、したがってソース電極6と接
続されている。
は、リング状ソレノイドからなる薄膜インダクタンス素
子の一端の下層配線15はJFET部に延びており、層
間絶縁膜11に設けられたコンタクトホールC7を通じ
てJFET部の配線12、したがってソース電極6と接
続されている。
【0024】上述のように構成された、この第1の実施
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、リン
グ状ソレノイドからなる薄膜インダクタンス素子に電流
が流れたときに発生する磁束は、円形の中心軸17に沿
う方向に発生し、中心磁束は中心軸17とほぼ一致す
る。そして、この中心軸17は円形の閉ループをなして
いるので、この薄膜インダクタンス素子により発生され
る磁束(磁力線)の始点と終点とは一致している。この
ため、発生した磁束は薄膜インダクタンス素子の内部に
閉じ込められるので、薄膜インダクタンス素子の外部へ
の漏洩磁束を従来に比べて低減することができる。そし
て、薄膜インダクタンス素子を互いに隣接して複数設け
る場合、これらの薄膜インダクタンス素子間のクロスト
ークを抑制することができる。
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、リン
グ状ソレノイドからなる薄膜インダクタンス素子に電流
が流れたときに発生する磁束は、円形の中心軸17に沿
う方向に発生し、中心磁束は中心軸17とほぼ一致す
る。そして、この中心軸17は円形の閉ループをなして
いるので、この薄膜インダクタンス素子により発生され
る磁束(磁力線)の始点と終点とは一致している。この
ため、発生した磁束は薄膜インダクタンス素子の内部に
閉じ込められるので、薄膜インダクタンス素子の外部へ
の漏洩磁束を従来に比べて低減することができる。そし
て、薄膜インダクタンス素子を互いに隣接して複数設け
る場合、これらの薄膜インダクタンス素子間のクロスト
ークを抑制することができる。
【0025】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。この第2の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路も薄膜インダクタンス素子とこれに接続され
るJFETとを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部についてのみ説明する。図2はこの第2の実
施形態によるモノリシック半導体集積回路を示し、特に
その薄膜インダクタンス素子部を示す。ここで、図2A
は平面図、図2Bは図2AのB−B線に沿っての断面図
を示す。
説明する。この第2の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路も薄膜インダクタンス素子とこれに接続され
るJFETとを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部についてのみ説明する。図2はこの第2の実
施形態によるモノリシック半導体集積回路を示し、特に
その薄膜インダクタンス素子部を示す。ここで、図2A
は平面図、図2Bは図2AのB−B線に沿っての断面図
を示す。
【0026】図2に示すように、この第2の実施形態に
よるモノリシック半導体集積回路の薄膜インダクタンス
素子においては、ほぼ直角に折れ曲がった形状の下層配
線15および上層配線16が交互に接続されて構成され
た第1の実施形態と同様なリング状ソレノイドの中心軸
に沿って、例えばニッケル(Ni)のような強磁性体か
らなるリング状の磁心18が設けられている。この場
合、この磁心18は層間絶縁膜11上に設けられてい
る。そして、この磁心18を覆うように例えばSiO2
膜のような層間絶縁膜19が設けられ、この層間絶縁膜
19上に上層配線16が設けられている。
よるモノリシック半導体集積回路の薄膜インダクタンス
素子においては、ほぼ直角に折れ曲がった形状の下層配
線15および上層配線16が交互に接続されて構成され
た第1の実施形態と同様なリング状ソレノイドの中心軸
に沿って、例えばニッケル(Ni)のような強磁性体か
らなるリング状の磁心18が設けられている。この場
合、この磁心18は層間絶縁膜11上に設けられてい
る。そして、この磁心18を覆うように例えばSiO2
膜のような層間絶縁膜19が設けられ、この層間絶縁膜
19上に上層配線16が設けられている。
【0027】この第2の実施形態によるモノリシック半
導体集積回路のその他の構成は、第1の実施形態による
モノリシック半導体集積回路と同様であるので、説明を
省略する。
導体集積回路のその他の構成は、第1の実施形態による
モノリシック半導体集積回路と同様であるので、説明を
省略する。
【0028】上述のように構成された、この第2の実施
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子を構成するリング状ソレノイドの中
心軸に沿って、外部に比べて比透磁率が十分高い強磁性
体からなる磁心18が設けられているので、この薄膜イ
ンダクタンス素子に電流が流れたときのこの磁心18の
表面における磁束の接線成分は極めて小さくなり、発生
した磁束はほぼ完全に磁心18の内部に閉じ込められ
る。これにより、薄膜インダクタンス素子の外部への漏
洩磁束を大幅に低減することができる。そして、薄膜イ
ンダクタンス素子を互いに隣接して複数設ける場合、こ
れらの薄膜インダクタンス素子間のクロストークを抑制
することができる。
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子を構成するリング状ソレノイドの中
心軸に沿って、外部に比べて比透磁率が十分高い強磁性
体からなる磁心18が設けられているので、この薄膜イ
ンダクタンス素子に電流が流れたときのこの磁心18の
表面における磁束の接線成分は極めて小さくなり、発生
した磁束はほぼ完全に磁心18の内部に閉じ込められ
る。これにより、薄膜インダクタンス素子の外部への漏
洩磁束を大幅に低減することができる。そして、薄膜イ
ンダクタンス素子を互いに隣接して複数設ける場合、こ
れらの薄膜インダクタンス素子間のクロストークを抑制
することができる。
【0029】次に、この発明の第3の実施形態について
説明する。この第3の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路も薄膜インダクタンス素子とこれに接続され
るJFETとを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部についてのみ説明する。図3はこの第3の実
施形態によるモノリシック半導体集積回路を示し、特に
その薄膜インダクタンス素子部を示す。ここで、図3A
は平面図、図3Bは図3AのB−B線に沿っての断面図
を示す。
説明する。この第3の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路も薄膜インダクタンス素子とこれに接続され
るJFETとを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部についてのみ説明する。図3はこの第3の実
施形態によるモノリシック半導体集積回路を示し、特に
その薄膜インダクタンス素子部を示す。ここで、図3A
は平面図、図3Bは図3AのB−B線に沿っての断面図
を示す。
【0030】図3に示すように、この第3の実施形態に
よるモノリシック半導体集積回路の薄膜インダクタンス
素子においては、直角に折れ曲がった形状の下層配線1
5および上層配線16が交互に接続された直線状ソレノ
イドの中心軸を通るように、例えばNiのような強磁性
体からなる長方形状の閉ループをなす磁心18が設けら
れている。
よるモノリシック半導体集積回路の薄膜インダクタンス
素子においては、直角に折れ曲がった形状の下層配線1
5および上層配線16が交互に接続された直線状ソレノ
イドの中心軸を通るように、例えばNiのような強磁性
体からなる長方形状の閉ループをなす磁心18が設けら
れている。
【0031】この第3の実施形態によるモノリシック半
導体集積回路のその他の構成は、第1の実施形態による
モノリシック半導体集積回路と同様であるので、説明を
省略する。
導体集積回路のその他の構成は、第1の実施形態による
モノリシック半導体集積回路と同様であるので、説明を
省略する。
【0032】上述のように構成された、この第3の実施
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子を構成する直線状ソレノイドの中心
軸を通って、外部に比べて比透磁率が十分高い強磁性体
からなる磁心18が設けられているので、この薄膜イン
ダクタンス素子に電流が流れたときに発生する磁束はこ
の磁心18に集中する。そして、この磁心18は閉ルー
プをなしているため、集中した磁束はこの磁心18の内
部に閉じ込められる。これにより、薄膜インダクタンス
素子の外部への漏洩磁束を大幅に低減することができ
る。そして、薄膜インダクタンス素子を互いに隣接して
複数設ける場合、これらの薄膜インダクタンス素子間の
クロストークを抑制することができる。
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子を構成する直線状ソレノイドの中心
軸を通って、外部に比べて比透磁率が十分高い強磁性体
からなる磁心18が設けられているので、この薄膜イン
ダクタンス素子に電流が流れたときに発生する磁束はこ
の磁心18に集中する。そして、この磁心18は閉ルー
プをなしているため、集中した磁束はこの磁心18の内
部に閉じ込められる。これにより、薄膜インダクタンス
素子の外部への漏洩磁束を大幅に低減することができ
る。そして、薄膜インダクタンス素子を互いに隣接して
複数設ける場合、これらの薄膜インダクタンス素子間の
クロストークを抑制することができる。
【0033】次に、この発明の第4の実施形態について
説明する。この第4の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路も薄膜インダクタンス素子とこれに接続され
るJFETとを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部についてのみ説明する。図4はこの第4の実
施形態によるモノリシック半導体集積回路を示し、特に
その薄膜インダクタンス素子部を示す。ここで、図4A
は平面図、図4Bは図4AのB−B線に沿っての断面図
を示す。
説明する。この第4の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路も薄膜インダクタンス素子とこれに接続され
るJFETとを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部についてのみ説明する。図4はこの第4の実
施形態によるモノリシック半導体集積回路を示し、特に
その薄膜インダクタンス素子部を示す。ここで、図4A
は平面図、図4Bは図4AのB−B線に沿っての断面図
を示す。
【0034】図4に示すように、この第4の実施形態に
よるモノリシック半導体集積回路の薄膜インダクタンス
素子においては、直線状および直角に折れ曲がった形状
の下層配線15および上層配線16が、一側面から見た
ときにほぼ8の字形状をなすように交互に接続されて直
線状ソレノイドが構成され、さらに、この直線状ソレノ
イドをその一側面から見たときの8の字の各空間の中心
軸を通るように、例えばNiのような強磁性体からなる
長方形状の閉ループをなす磁心18が設けられている。
すなわち、下層配線15および上層配線16からなる直
線状ソレノイドと交織するように、長方形状の閉ループ
をなす磁心18が設けられている。
よるモノリシック半導体集積回路の薄膜インダクタンス
素子においては、直線状および直角に折れ曲がった形状
の下層配線15および上層配線16が、一側面から見た
ときにほぼ8の字形状をなすように交互に接続されて直
線状ソレノイドが構成され、さらに、この直線状ソレノ
イドをその一側面から見たときの8の字の各空間の中心
軸を通るように、例えばNiのような強磁性体からなる
長方形状の閉ループをなす磁心18が設けられている。
すなわち、下層配線15および上層配線16からなる直
線状ソレノイドと交織するように、長方形状の閉ループ
をなす磁心18が設けられている。
【0035】この第4の実施形態によるモノリシック半
導体集積回路のその他の構成は、第1の実施形態による
モノリシック半導体集積回路と同様であるので、説明を
省略する。
導体集積回路のその他の構成は、第1の実施形態による
モノリシック半導体集積回路と同様であるので、説明を
省略する。
【0036】上述のように構成された、この第4の実施
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子を構成する直線状ソレノイドの中心
軸を通って、外部に比べて比透磁率が十分高い強磁性体
からなる磁心18が設けられているので、第3の実施形
態によるモノリシック半導体集積回路と同様な効果を得
ることができる。
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子を構成する直線状ソレノイドの中心
軸を通って、外部に比べて比透磁率が十分高い強磁性体
からなる磁心18が設けられているので、第3の実施形
態によるモノリシック半導体集積回路と同様な効果を得
ることができる。
【0037】次に、この発明の第5の実施形態について
説明する。この第5の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路も薄膜インダクタンス素子とこれに接続され
るJFETとを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部についてのみ説明する。図5はこの第5の実
施形態によるモノリシック半導体集積回路を示し、特に
その薄膜インダクタンス素子部を示す。ここで、図5A
は平面図、図5Bは図5AのB−B線に沿っての断面図
を示す。
説明する。この第5の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路も薄膜インダクタンス素子とこれに接続され
るJFETとを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部についてのみ説明する。図5はこの第5の実
施形態によるモノリシック半導体集積回路を示し、特に
その薄膜インダクタンス素子部を示す。ここで、図5A
は平面図、図5Bは図5AのB−B線に沿っての断面図
を示す。
【0038】図5に示すように、この第5の実施形態に
よるモノリシック半導体集積回路の薄膜インダクタンス
素子においては、スパイラルインダクタをなすように上
層配線16がらせん状に巻かれている。この上層配線1
6は、らせんの中心の一方の端部において、層間絶縁膜
11に設けられたコンタクトホールC7を通じて下層配
線15と接続されている。また、絶縁膜2上には、例え
ばNiのような強磁性体からなるほぼ正方形状の下層磁
性体層20が設けられている。この下層磁性体層20を
覆うように、例えばSiO2 膜のような層間絶縁膜21
が設けられている。下層配線15はこの層間絶縁膜21
上に設けられている。そして、層間絶縁膜11はこの下
層配線15を覆うように設けられている。さらに、上層
配線16を覆うように、例えばSiO2 膜のような層間
絶縁膜22が設けられている。層間絶縁膜22、11、
21には、らせん状に巻かれた上層配線16のらせんの
中心部に対応する部分に長方形状のコンタクトホールC
9が設けられているとともに、上層配線16を取り巻く
ように折れ曲がった形状のコンタクトホールC10が設
けられている。そして、これらのコンタクトホールーC
9、C10を埋めるように、例えばNiのような強磁性
体からなる磁性体プラグ23、24が設けられている。
また、層間絶縁膜22上には、下層磁性体層20とほぼ
同一形状の、例えばNiのような強磁性体からなる上層
磁性体層25(図5Aにおいては図示せず)が設けられ
ている。この場合、この上層磁性体層25は、磁性体プ
ラグ23、24を介して下層磁性体層20と接続されて
いる。したがって、これらの下層磁性体層20、磁性体
プラグ23、24および上層磁性体層25は閉ループを
なしている。
よるモノリシック半導体集積回路の薄膜インダクタンス
素子においては、スパイラルインダクタをなすように上
層配線16がらせん状に巻かれている。この上層配線1
6は、らせんの中心の一方の端部において、層間絶縁膜
11に設けられたコンタクトホールC7を通じて下層配
線15と接続されている。また、絶縁膜2上には、例え
ばNiのような強磁性体からなるほぼ正方形状の下層磁
性体層20が設けられている。この下層磁性体層20を
覆うように、例えばSiO2 膜のような層間絶縁膜21
が設けられている。下層配線15はこの層間絶縁膜21
上に設けられている。そして、層間絶縁膜11はこの下
層配線15を覆うように設けられている。さらに、上層
配線16を覆うように、例えばSiO2 膜のような層間
絶縁膜22が設けられている。層間絶縁膜22、11、
21には、らせん状に巻かれた上層配線16のらせんの
中心部に対応する部分に長方形状のコンタクトホールC
9が設けられているとともに、上層配線16を取り巻く
ように折れ曲がった形状のコンタクトホールC10が設
けられている。そして、これらのコンタクトホールーC
9、C10を埋めるように、例えばNiのような強磁性
体からなる磁性体プラグ23、24が設けられている。
また、層間絶縁膜22上には、下層磁性体層20とほぼ
同一形状の、例えばNiのような強磁性体からなる上層
磁性体層25(図5Aにおいては図示せず)が設けられ
ている。この場合、この上層磁性体層25は、磁性体プ
ラグ23、24を介して下層磁性体層20と接続されて
いる。したがって、これらの下層磁性体層20、磁性体
プラグ23、24および上層磁性体層25は閉ループを
なしている。
【0039】この第5の実施形態によるモノリシック半
導体集積回路のその他の構成は、第1の実施形態による
モノリシック半導体集積回路と同様であるので、説明を
省略する。
導体集積回路のその他の構成は、第1の実施形態による
モノリシック半導体集積回路と同様であるので、説明を
省略する。
【0040】上述のように構成された、この第5の実施
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子が、らせん状に巻かれた上層配線1
6からなるスパイラルインダクタと、これを上下左右か
ら取り囲むように設けられた、閉ループをなす下層磁性
体層20、磁性体プラグ23、24および上層磁性体層
25とにより構成されているので、この薄膜インダクタ
ンス素子に電流が流れたときに発生する磁束は、これら
の下層磁性体層20、磁性体プラグ23、24および上
層磁性体層25に集中し、それらの内部に閉じ込められ
る。このため、薄膜インダクタンス素子の外部への漏洩
磁束を大幅に低減することができる。そして、薄膜イン
ダクタンス素子を互いに隣接して複数設ける場合、これ
らの薄膜インダクタンス素子間のクロストークを抑制す
ることができる。
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子が、らせん状に巻かれた上層配線1
6からなるスパイラルインダクタと、これを上下左右か
ら取り囲むように設けられた、閉ループをなす下層磁性
体層20、磁性体プラグ23、24および上層磁性体層
25とにより構成されているので、この薄膜インダクタ
ンス素子に電流が流れたときに発生する磁束は、これら
の下層磁性体層20、磁性体プラグ23、24および上
層磁性体層25に集中し、それらの内部に閉じ込められ
る。このため、薄膜インダクタンス素子の外部への漏洩
磁束を大幅に低減することができる。そして、薄膜イン
ダクタンス素子を互いに隣接して複数設ける場合、これ
らの薄膜インダクタンス素子間のクロストークを抑制す
ることができる。
【0041】次に、この発明の第6の実施形態について
説明する。この第6の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路は、薄膜インダクタンス素子、キャパシタお
よびJFETを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部およびキャパシタ部についてのみ説明する。
図6はこの第6の実施形態によるモノリシック半導体集
積回路を示し、特にその薄膜インダクタンス素子部およ
びキャパシタ部を示したものである。
説明する。この第6の実施形態によるモノリシック半導
体集積回路は、薄膜インダクタンス素子、キャパシタお
よびJFETを同一半導体基板上に集積したものである
が、JFET部の構成は第1の実施形態によるモノリシ
ック半導体集積回路と同様であるので、薄膜インダクタ
ンス素子部およびキャパシタ部についてのみ説明する。
図6はこの第6の実施形態によるモノリシック半導体集
積回路を示し、特にその薄膜インダクタンス素子部およ
びキャパシタ部を示したものである。
【0042】図6に示すように、この第6の実施形態に
よるモノリシック半導体集積回路においては、薄膜イン
ダクタンス素子31、32、キャパシタ33、および配
線34、35、36により低域通過型ろ波回路が構成さ
れている。薄膜インダクタンス素子31、32は、例え
ば第5の実施形態による薄膜インダクタンス素子と同様
に構成されている。キャパシタ33は、例えば金属−絶
縁体−金属(MIM)構造の薄膜キャパシタにより構成
されている。配線34、35、36はマイクロストリッ
プ線路である。また、薄膜インダクタンス素子31、3
2の下層配線15およびキャパシタ33の下層電極は配
線34を介して互いに接続されている。この配線34
は、例えば、薄膜インダクタンス素子31、32の下層
配線15と同一層の材料により形成される。また、薄膜
インダクタンス素子31、32の上層配線16は配線3
5と接続されている。キャパシタ33の上層電極は配線
36を介して接地されている。これらの配線35、36
は、例えば、薄膜インダクタンス素子31、32の上層
配線16と同一層の材料により形成される。
よるモノリシック半導体集積回路においては、薄膜イン
ダクタンス素子31、32、キャパシタ33、および配
線34、35、36により低域通過型ろ波回路が構成さ
れている。薄膜インダクタンス素子31、32は、例え
ば第5の実施形態による薄膜インダクタンス素子と同様
に構成されている。キャパシタ33は、例えば金属−絶
縁体−金属(MIM)構造の薄膜キャパシタにより構成
されている。配線34、35、36はマイクロストリッ
プ線路である。また、薄膜インダクタンス素子31、3
2の下層配線15およびキャパシタ33の下層電極は配
線34を介して互いに接続されている。この配線34
は、例えば、薄膜インダクタンス素子31、32の下層
配線15と同一層の材料により形成される。また、薄膜
インダクタンス素子31、32の上層配線16は配線3
5と接続されている。キャパシタ33の上層電極は配線
36を介して接地されている。これらの配線35、36
は、例えば、薄膜インダクタンス素子31、32の上層
配線16と同一層の材料により形成される。
【0043】上述のように構成された、この第6の実施
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子31、32は第5の実施形態による
薄膜インダクタンス素子と同様に構成されているため、
これらの薄膜インダクタンス素子31、32の外部への
漏洩磁束は大幅に低減されている。このため、これらの
薄膜インダクタンス素子31、32間のクロストークが
有効に抑制されているので、これらの薄膜インダクタン
ス素子31、32をそれらの下層磁性体層20および上
層磁性体層25同士が互いに接触しない程度に近接して
設けることができる。これにより、このモノリシック半
導体集積回路における低域通過型ろ波回路の占有面積
を、薄膜インダクタンス素子31、32単体の寸法が許
す程度まで縮小することができる。
形態によるモノリシック半導体集積回路によれば、薄膜
インダクタンス素子31、32は第5の実施形態による
薄膜インダクタンス素子と同様に構成されているため、
これらの薄膜インダクタンス素子31、32の外部への
漏洩磁束は大幅に低減されている。このため、これらの
薄膜インダクタンス素子31、32間のクロストークが
有効に抑制されているので、これらの薄膜インダクタン
ス素子31、32をそれらの下層磁性体層20および上
層磁性体層25同士が互いに接触しない程度に近接して
設けることができる。これにより、このモノリシック半
導体集積回路における低域通過型ろ波回路の占有面積
を、薄膜インダクタンス素子31、32単体の寸法が許
す程度まで縮小することができる。
【0044】以上、この発明の実施形態について具体的
に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の
変形が可能である。
に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の
変形が可能である。
【0045】例えば、上述の第2〜第4の実施形態にお
ける磁心18並びに第5の実施形態における下層磁性体
層20、磁性体プラグ23、24および上層磁性体層2
5は、Niにより構成されているが、Ni以外の強磁性
体、例えばCo、Fe、フェライトなどにより構成して
もよい。
ける磁心18並びに第5の実施形態における下層磁性体
層20、磁性体プラグ23、24および上層磁性体層2
5は、Niにより構成されているが、Ni以外の強磁性
体、例えばCo、Fe、フェライトなどにより構成して
もよい。
【0046】また、上述の第1〜第5の実施形態におい
ては、下層配線15および上層配線16の材料としてT
i/Au二層膜を用いているが、このTi/Au二層膜
の代わりに、例えばTi/Au/Pt三層膜などの他の
導電膜を用いてもよい。
ては、下層配線15および上層配線16の材料としてT
i/Au二層膜を用いているが、このTi/Au二層膜
の代わりに、例えばTi/Au/Pt三層膜などの他の
導電膜を用いてもよい。
【0047】また、上述の第3および第4の実施形態に
おいて、磁心18は長方形状の平面形状を有するが、こ
の磁心18は、閉ループであれば、他の平面形状、例え
ば円形リング状であってもよい。さらに、下層配線15
および上層配線16は、必ずしも磁心18に沿って均一
に配置されている必要はない。
おいて、磁心18は長方形状の平面形状を有するが、こ
の磁心18は、閉ループであれば、他の平面形状、例え
ば円形リング状であってもよい。さらに、下層配線15
および上層配線16は、必ずしも磁心18に沿って均一
に配置されている必要はない。
【0048】また、上述の第6の実施形態において、薄
膜インダクタンス素子31、32は第5の実施形態によ
る薄膜インダクタンス素子と同様に構成されているが、
これは、第1〜第4の実施形態による薄膜インダクタン
ス素子と同様に構成されたものであってもよい。
膜インダクタンス素子31、32は第5の実施形態によ
る薄膜インダクタンス素子と同様に構成されているが、
これは、第1〜第4の実施形態による薄膜インダクタン
ス素子と同様に構成されたものであってもよい。
【0049】さらに、上述の第1〜第6の実施形態にお
いて、JFETの代わりに例えば金属−半導体電界効果
トランジスタ(MESFET)を用いてもよい。
いて、JFETの代わりに例えば金属−半導体電界効果
トランジスタ(MESFET)を用いてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、薄膜インダクタンス素子を構成する配線に電流が流
れたときに発生する磁束が閉ループをなすようにその配
線が設けられ、あるいは、強磁性体からなる磁束集中部
材が、配線と鎖交し、かつ、閉ループをなすように設け
られているので、薄膜インダクタンス素子により発生し
た磁束はその内部に閉じ込められ、このため薄膜インダ
クタンス素子の外部への漏洩磁束を従来に比べて大幅に
低減することができる。そして、これによって、薄膜イ
ンダクタンス素子を互いに隣接して複数設ける場合、こ
れらの薄膜インダクタンス素子間のクロストークを抑制
することができるので、これらの薄膜インダクタンス素
子を密に配置することができる。したがって、半導体装
置のチップ面積を縮小することができる。
ば、薄膜インダクタンス素子を構成する配線に電流が流
れたときに発生する磁束が閉ループをなすようにその配
線が設けられ、あるいは、強磁性体からなる磁束集中部
材が、配線と鎖交し、かつ、閉ループをなすように設け
られているので、薄膜インダクタンス素子により発生し
た磁束はその内部に閉じ込められ、このため薄膜インダ
クタンス素子の外部への漏洩磁束を従来に比べて大幅に
低減することができる。そして、これによって、薄膜イ
ンダクタンス素子を互いに隣接して複数設ける場合、こ
れらの薄膜インダクタンス素子間のクロストークを抑制
することができるので、これらの薄膜インダクタンス素
子を密に配置することができる。したがって、半導体装
置のチップ面積を縮小することができる。
【図1】この発明の第1の実施形態によるモノリシック
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
【図2】この発明の第2の実施形態によるモノリシック
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
【図3】この発明の第3の実施形態によるモノリシック
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
【図4】この発明の第4の実施形態によるモノリシック
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
【図5】この発明の第5の実施形態によるモノリシック
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
半導体集積回路を示す平面図および断面図である。
【図6】この発明の第6の実施形態によるモノリシック
半導体集積回路を示す平面図である。
半導体集積回路を示す平面図である。
【図7】従来のモノリシック半導体集積回路を示す平面
図および断面図である。
図および断面図である。
1 半絶縁性GaAs基板 2 絶縁膜 3 n型チャネル領域 4 ゲート領域 5 ゲート電極 6 ソース電極 7 ドレイン電極 8、12、13 配線 11、19、21、22 層間絶縁膜 14 パッシベ−ション膜 15 下層配線 16 上層配線 17 中心軸 18 磁心 20 下層磁性体層 23、24 磁性体プラグ 25 上層磁性体層
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板上に設けられた配線からなる
薄膜インダクタンス素子において、 上記配線に電流が流れたときに発生する磁束が閉ループ
をなすように上記配線が設けられていることを特徴とす
る薄膜インダクタンス素子。 - 【請求項2】 強磁性体からなる磁束集中部材が上記閉
ループに沿って設けられていることを特徴とする請求項
1記載の薄膜インダクタンス素子。 - 【請求項3】 半導体基板上に設けられた配線からなる
薄膜インダクタンス素子において、 強磁性体からなる磁束集中部材が、上記配線と鎖交し、
かつ、閉ループをなすように設けられていることを特徴
とする薄膜インダクタンス素子。 - 【請求項4】 半導体基板上に設けられた配線からなる
薄膜インダクタンス素子を有する半導体装置において、 上記配線に電流が流れたときに発生する磁束が閉ループ
をなすように上記配線が設けられていることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項5】 強磁性体からなる磁束集中部材が上記閉
ループに沿って設けられていることを特徴とする請求項
4記載の半導体装置。 - 【請求項6】 半導体基板上に設けられた配線からなる
薄膜インダクタンス素子を有する半導体装置において、 強磁性体からなる磁束集中部材が、上記配線と鎖交し、
かつ、閉ループをなすように設けられていることを特徴
とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31711995A JPH09139313A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 薄膜インダクタンス素子および半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31711995A JPH09139313A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 薄膜インダクタンス素子および半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09139313A true JPH09139313A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=18084655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31711995A Pending JPH09139313A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 薄膜インダクタンス素子および半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09139313A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008109139A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Commissariat A L'energie Atomique | いくつかのコイルブランチを有するコイル、及び当該コイルの一つを有するマイクロインダクタ |
JP2008141201A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Holy Loyalty Internatl Co Ltd | コイル装置 |
JP2009038297A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 半導体装置 |
WO2013031680A1 (ja) | 2011-08-26 | 2013-03-07 | ローム株式会社 | 磁性金属基板およびインダクタンス素子 |
JP2020188150A (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 株式会社デンソー | インダクタおよびその製造方法 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP31711995A patent/JPH09139313A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008109139A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Commissariat A L'energie Atomique | いくつかのコイルブランチを有するコイル、及び当該コイルの一つを有するマイクロインダクタ |
JP2008141201A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Holy Loyalty Internatl Co Ltd | コイル装置 |
JP2009038297A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 半導体装置 |
WO2013031680A1 (ja) | 2011-08-26 | 2013-03-07 | ローム株式会社 | 磁性金属基板およびインダクタンス素子 |
JP2020188150A (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 株式会社デンソー | インダクタおよびその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |