JPH09138358A - 先端光学アダプタ - Google Patents

先端光学アダプタ

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Publication number
JPH09138358A
JPH09138358A JP29430295A JP29430295A JPH09138358A JP H09138358 A JPH09138358 A JP H09138358A JP 29430295 A JP29430295 A JP 29430295A JP 29430295 A JP29430295 A JP 29430295A JP H09138358 A JPH09138358 A JP H09138358A
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JP
Japan
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tip
optical
optical adapter
adapter
outer frame
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JP29430295A
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English (en)
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Masahiro Kumakura
昌浩 熊倉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端光学アダプタの光学部材がゴミ等の付着
で汚れても、簡単に清浄にできる先端光学アダプタを提
供する。 【解決手段】 内視鏡の挿入部の先端部11には先端光
学アダプタ9が接続リング27により着脱自在で接続さ
れる。この先端光学アダプタ9は先端部11に接続され
る先端光学アダプタ外枠30と、この先端光学アダプタ
外枠30と分離可能で、先端部材16に設けた対物レン
ズ22に対向して設けた画角変更用レンズ38等の光学
部材が取付けられた光学ユニット34とから構成され、
光学部材にゴミ等が付着しても光学ユニット34を先端
光学アダプタ外枠30から分離することにより簡単に拭
き取り可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡の先端部に着
脱自在の先端光学アダプタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内視鏡先端部に着脱自在で接続さ
れる先端光学アダプタの主な構造として、特開平6−1
75040号公報には内周にネジが設けてある接続リン
グを光学アダプタ後端部に回動自在に設置し、外周にネ
ジが設けてある内視鏡先端部に螺合させて先端光学アダ
プタを装着する構造が開示されている。
【0003】この先端光学アダプタには視野角等を変更
する光学部材が設けてある。しかし、この光学部材は先
端光学アダプタ本体に接着固定され、取り外すことがで
きない。
【0004】また、内視鏡先端部に着脱自在で接続され
るキャップの構造として、実開昭57−87704号公
報には外周にネジが設けてあるリングを内視鏡先端部に
回動自在に設置し、内周にネジが設けてあるキャップを
前記リングに螺合させて光学アダプタを内視鏡先端に装
着する構造が開示されている。
【0005】このキャップは観察などの開口は設けてあ
るが、レンズなどの光学部材は設けてない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の先端光学アダプタの後端部には内視鏡先端部と螺合す
るネジ部が存在する為に、先端光学アダプタの光学部材
を先端光学アダプタ後端部近傍に設けることが不可能で
あった。
【0007】その為に先端光学アダプタの内視鏡接続側
にゴミが入り、光学部材に付着した場合、端面より奥ま
った位置にあり、汚れを拭き取ることが困難であった。
【0008】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、先端光学アダプタの光学部材がゴミ等の付着で汚れ
ても、簡単に清浄にできる先端光学アダプタを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】光学部材に付着したゴミ
や汚れの拭き取りを容易にする為に、内視鏡先端部に着
脱自在で装着されるアダプタ外枠と、光学部材を取り付
けた光学ユニットとを分離可能にし、ユニット端面から
光学部材までの距離を短くした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図1〜図4は本発明の第1の実施
の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内視鏡
装置の構成を示し、図2は内視鏡先端部に装着された第
1の実施の形態の先端光学アダプタの構造を断面図で示
し、図3は先端部に設けられたクランク溝を示し、図4
は先端光学アダプタのユニット本体の構造を示す。
【0011】図1に示すように内視鏡装置1は内視鏡2
と、この内視鏡2に照明光を供給する光源装置3とから
構成される。この内視鏡2は内視鏡本体と、この内視鏡
本体の先端に着脱自在で装着(或いは接続)される先端
光学アダプタ9とから構成される。
【0012】内視鏡本体は細長の挿入部4と、この挿入
部4の後端に形成された操作部5と、この操作部5の後
端に設けられた接眼部6と、操作部5から延出されたラ
イトガイドケーブル7とから構成され、ライトガイドケ
ーブル7の端部に設けたコネクタ8を光源装置3に着脱
自在で接続することができる。
【0013】挿入部4は先端側から硬質の先端部11
と、湾曲自在の湾曲部12と、可撓性を有する長尺の可
撓管部13とから構成され、先端部11には第1の実施
の形態の先端光学アダプタ9が着脱自在で装着される。
また、操作部5には湾曲操作を行うための湾曲ノブ14
が設けてあり、この湾曲ノブ14を回動操作することに
より湾曲部12を湾曲することができる。
【0014】図2に示すように挿入部4内には照明光を
伝送するライトガイドファイバ15が挿通され、このラ
イトガイドファイバ15は操作部5からライトガイドケ
ーブル7内をさらに挿通され、コネクタ8に至る。この
コネクタ8を光源装置3に接続することによって光源装
置3内のランプからの照明光が供給される。
【0015】供給された照明光はこのライトガイドファ
イバ15により伝送され、先端部11を構成する硬質の
先端部材16に設けた2つの照明窓となる孔にそれぞれ
口金17を介して固定されたライトガイドファイバ15
の先端面から出射される。この先端面は透明のカバーガ
ラス18により閉塞されされている。また、ライトガイ
ドファイバ15は可撓性を有する樹脂等のチューブ19
により覆われて保護され、このチューブ19の先端は口
金17に固定されている。
【0016】先端部材16には前記照明窓の孔に隣接し
て観察窓となる孔が設けられ、レンズ枠21を介して対
物レンズ22及び口金24を介してのイメージガイドフ
ァイバ23の先端側の端部が取付けられている。観察窓
の孔の端面も透明のカバーガラス25により閉塞されさ
れている。
【0017】このイメージガイドファイバ23は可撓性
を有する樹脂等のチューブで被覆されている。このイメ
ージガイドファイバ23の後端は接眼部6付近で固定さ
れ、イメージガイドファイバ23により伝送された光学
像を接眼部6の接眼窓に取付た図示しない接眼レンズを
介して拡大観察することができるようにしている。
【0018】先端部材16の後端寄りの外周面には2つ
の雄ねじ26a、26bが設けてあり、光学部材を有す
る先端光学アダプタ9が略リング形状の接続リング27
を介して着脱自在に装着される。接続リング27の後端
の内周面には雄ねじ26a、26bに螺合可能な雌ねじ
28が設けられている。
【0019】また、この接続リング27の先端側は短冊
状に切欠き溝を設け、かつ先端に突起を設けた係合部2
9を設けている。そして、突起を、先端光学アダプタ9
の外枠を構成する先端光学アダプタ外枠30の後端寄り
の内周に形成した周溝の段差面に当接して両者が係合す
る状態となるまで、接続リング27の雌ねじ28を先端
部材16の雄ねじ26bに螺合させることにより先端光
学アダプタ9を先端部材16に装着することができる。
【0020】また、図3に示すように先端部材16の外
周面の前端側にはクランク溝31が形成されており、先
端光学アダプタ外枠30の内周面から突出するように設
けた位置決めピン32を前記クランク溝31に係入させ
ることにより先端光学アダプタ9の周方向の位置決めを
おこなって先端部材16に取付けられるようにしてい
る。
【0021】図2は位置決めピン32をクランク溝31
の最深部に係入した状態で先端光学アダプタ9を先端部
材16に取付けた状態を示す。先端光学アダプタ外枠3
0には略円筒形状で、その先端側の内周面に光学ユニッ
ト34が着脱自在に取付けられるようにしている。
【0022】この光学ユニット34を構成するユニット
本体35には2つの各カバーガラス18に対向するよう
に設けた孔にロッドレンズ36が取り付けられ、ライト
ガイドファイバ15によって伝送された照明光を円柱形
状のロッドレンズ36で伝送し、その先端面から前方に
出射し、対象物側を照明する。
【0023】また、対物レンズ22の前のカバーガラス
25に対向するように設けた孔にはレンズ枠37を介し
て視野角或いは画角変更用レンズ38が取付けられ、こ
の画角変更用レンズ38の前の開口端部にカバーガラス
39を接着剤などにより固着し、画角変更用レンズ38
の前面側の表面に埃などが付着すること等を防止すると
共に、水密を保つようにしている。
【0024】先端光学アダプタ外枠30におけるユニッ
ト本体35の外周面が嵌合するように取付けられる内周
面には周溝を設けてOリング40を収納し、図2に示す
ようにユニット本体35が装着された状態では、Oリン
グ40がユニット本体35の外周面に圧接し、水密を保
持してユニット本体35を弾性的に固定している。
【0025】また、先端光学アダプタ外枠30における
先端部材16の外周面が嵌合するようにして収納される
内周面にも周溝を設けてOリング41を収納し、図2に
示すように先端部材16が装着された状態では、Oリン
グ41が先端部材16の外周面に圧接し、水密を保持す
る。
【0026】本実施の形態では円筒形状の先端光学アダ
プタ外枠30に対し、光学部材としての画角変更用レン
ズ38、ロッドレンズ36を取付けた略円柱形状のユニ
ット本体35を分離或いは着脱可能にすると共に、取り
外した後に先端光学アダプタ外枠30に対しユニット本
体35を再び取付る場合、位置決め手段により常に周方
向の位置決め及び軸方向の位置決めを行って取付けでき
るようにしている。
【0027】つまり、図4に示すようにユニット本体3
5の後端外周面の1箇所に突起42を設け、一方図2に
示す先端光学アダプタ外枠30の内周面の対応する1箇
所に溝部43を設け、この溝部43に突起42を嵌入さ
せることにより周方向の位置決めを行うことができる。
【0028】また、図4に示すようにユニット本体35
の前端外周面を段差状に切り欠いて突き当て凹部44を
形成し、一方図2に示す先端光学アダプタ外枠30の前
端内周面に前記突き当て凹部44に対応する突き当て凸
部45を形成し、突き当て凹部44に突き当て凸部45
が当接する状態に設定することにより、軸方向の位置決
めを軸の傾きもなく取付けられるようにしている。な
お、図4(A)は図4(B)のA−A線断面図、図4
(B)は背面図を示す。
【0029】また、このように先端光学アダプタ外枠3
0に対し、光学部材としての画角変更用レンズ38、ロ
ッドレンズ36を取付けた略円柱形状のユニット本体3
5を分離或いは着脱可能にすることにより、先端光学ア
ダプタ外枠30の(内視鏡先端部側となる)後端から光
学部材の後端に至る距離よりも、ユニット本体35の後
端から光学部材の後端に至る距離を小さく(短く)し
て、ゴミ等を除去し易い構造にしている。このような構
成の先端光学アダプタ9の作用を以下に説明する。
【0030】先端光学アダプタ9を先端部材16に着脱
する時などに、光学ユニット34の内視鏡接続側にゴミ
が入り、光学部材としての画角変更用レンズ38の後端
面にそのゴミが付着した場合、先端光学アダプタ9を先
端部材16から取り外す。このままでは画角変更用レン
ズ38の後端面は先端光学アダプタ外枠30の後端から
奥まった位置であり、サイズも小さいので、きれいに拭
き取ることが困難になる。しかし、本実施の形態では先
端光学アダプタ外枠30と光学ユニット34とを分離可
能にしているので、以下のようにして簡単に対処でき
る。
【0031】上記のように先端部材16から取り外した
先端光学アダプタ9に対し、その先端側から光学ユニッ
ト34を押圧し、光学ユニット34を先端光学アダプタ
外枠30から取り外す。この状態では画角変更用レンズ
38の後端面は光学ユニット本体35の後端付近で露出
する状態となり(奥まった位置とはならないので)簡単
に拭き取る作業で後端面に付着したゴミを除去でき、容
易に清浄な状態にできる。
【0032】その後、光学ユニット34を再び先端光学
アダプタ外枠30に挿入する。この時、光学ユニット3
4の突起42を先端光学アダプタ外枠30に設けられた
溝43に合わせて、付き当て凹部44が先端光学アダプ
タ外枠30の突き当て凸部45に付き当たるまで押し込
むことにより、常に適正な位置決め状態で取付けができ
る。なお、ロッドレンズ36の後端面がゴミ等で汚れた
場合にも同様にして簡単に除去できる。
【0033】従って、本実施の形態によれば、光学部材
の端面に付着したゴミ等を容易に拭き取ることができる
効果がある。また、本実施の形態は以下の効果も有す
る。
【0034】接続リング27は薄肉の為、繰り返しの使
用等によって変形して先端部材16に取り付けられなく
なる可能性がある。又、位置決め用のピン32に必要以
上の力を加えると、ピン32が破損或いは脱落してしま
う可能性がある。この様な場合、従来は先端光学アダプ
タ全体が使用できなくなったが、本実施の形態では光学
ユニット34が着脱可能であるので、先端光学アダプタ
外枠30側を交換することにより、高価な光学部材を設
けた光学ユニット34を引き続いて使用できる。このよ
うに一部の部品のみの交換ですむ為、経済的である。
【0035】図5ないし図7は本発明の第2の実施の形
態に係り、図5は第2の実施の形態の先端光学アダプタ
を内視鏡本体の挿入部の先端部に装着した状態で示し、
図6は挿入部の先端側を示し、図8は図7のB矢視図を
示す。
【0036】図5に示すようにこの内視鏡の挿入部52
の先端部53には、例えば視野方向変更用、より具体的
には側視用の先端光学アダプタ54が着脱可能に接続さ
れる。先端部53を構成する硬質で円柱形状の先端部材
55には2つの孔が隣接して形成され、一方の孔には照
明光を伝送するライトガイドファイバ56の先端が図示
しない口金を介して固定され、その先端はカバーガラス
57(図7参照)で閉塞されている。このライトガイド
ファイバ56は可撓性のチューブ58で被覆されてい
る。
【0037】他方の孔には対物レンズ59と、口金61
を介装したイメージガイドファイバ62の先端とが固定
され、この孔の先端開口はカバーガラス63で閉塞され
ている。イメージガイドファイバ62も可撓性のチュー
ブ64で被覆され、その先端は口金61に固定されてい
る。
【0038】先端部材55には円筒部材65の先端が固
定され、この円筒部材65は途中で細径にした細径部6
5aが形成され、後端は湾曲部66の境界付近まで延出
され、円筒部材65の後端には第1の湾曲駒67aが固
定されている。この第1の湾曲駒67aの後端には第2
の湾曲駒67bが回動自在に連結され、さらに第2の湾
曲駒67bの後端には第3の湾曲駒67cが回動自在に
連結されるという具合にして多数の湾曲駒67a,67
b,…が連結されている。
【0039】湾曲駒67a,67b,…の内側には2本
或いは4本のワイヤ68が挿通され、各ワイヤ68の先
端は第1の湾曲駒67aに固着され、各ワイヤ68の後
端は湾曲ノブに連結された図示しないプーリに固定さ
れ、湾曲ノブを回動操作することにより1対のワイヤ6
8の一方を牽引、他方を弛緩して湾曲駒67a,67
b,…を湾曲させる、つまり湾曲部66を湾曲させるこ
とができるようにしている。
【0040】先端部材55に着脱可能で接続される先端
光学アダプタ54は外枠71とこの外枠71に着脱可能
な光学ユニット72とから構成される。光学ユニット7
2は光学ユニット本体73に台形状のプリズム74を取
付け、プリズム74の斜面部に金属膜等を設けて、反射
して視野方向を変更するミラー部75を形成し、図5の
上部側の観察窓側から入射された光をこのミラー部75
で反射して対物レンズ59側に導くようにしている。
【0041】対物レンズ59に対向するプリズム74に
隣接してライトガイドファイバ56の先端面に対向する
位置にも図示しないプリズムが光学ユニット本体73に
取付けられている。また、2つのプリズムの間には遮光
部材が配置され、照明光が観察光学系側に漏れないよう
にしている。
【0042】図6に示すように先端部材55の先端側の
外周面には略J字形状の溝76が設けてあり、この溝7
6には先端光学アダプタ54の外枠71に設けたピン7
7を係入することにより着脱自在で先端光学アダプタ5
4を先端部53に装着できるようにしている。
【0043】円筒部材65の細径部65aにより形成さ
れるリング状の空間にはコイル状で弾性を有するバネ7
8が収縮した状態で収納され、このバネ78の弾性力で
円筒部材65の外周面には軸方向にスライド自在に外嵌
された口金79をリング80を介して先端側に押圧する
ように付勢している。
【0044】図6に示すように円筒部材65には軸方向
にガイド溝或いは長溝81が形成され、口金79に固定
して設けた位置決め用のピン82が係入され、この長溝
81の範囲内で口金79は前後(軸方向)に移動でき
る。なお、挿入部52は金属製の網チューブ83で被覆
され、この網チューブ83の先端は口金79の後端に口
金84で挟持するように固定されている。
【0045】次に本実施の形態の作用を説明する。先端
部53の口金79を手で湾曲部66側に押し付けて移動
させ、J字形状の溝76が露出した状態で先端光学アダ
プタ54のピン77をこの溝76に係入させる。ピン7
7がこの溝76の末端部76aに来た時点で、口金79
から手を離すと、この口金79が先端光学アダプタ54
側に付勢され、先端光学アダプタ54は内視鏡の先端部
53にロックされた状態で装着される。
【0046】なお、先端光学アダプタ54の光学部材と
してのプリズム74にゴミ等が付着した場合には、先端
光学アダプタ54を先端部53から取り外した後、光学
ユニット本体73の先端面を後方側に押圧すれば、外枠
71から光学ユニット本体73を取り外すことができ
る。この状態ではプリズム74は入射側及び出射側の面
とも露出するので、拭き取り等によりゴミ等を簡単に除
去して清浄な状態にできる。
【0047】本実施の形態は第1の実施の形態と同様の
効果を有する。さらに先端光学アダプタ54を付勢固定
するためのバネ78を先端部53の先端部材55より後
方位置で、かつ湾曲部66の前側に設けることができる
ので、内視鏡の挿入部52(含む先端部53)の外径を
小さくすることができる。
【0048】なお、先端光学アダプタとしては画角(視
野角)変更用、視野方向変更用のものの他に焦点深度
(観察深度)を変更する光学部材を設けたものでも良
い。なお、本実施の形態では先端光学アダプタ54を外
枠71に対して光学ユニット本体73を分離可能にした
が、図8に示すように先端光学アダプタ86を先端部5
3に着脱自在で装着できるようにしても良い。
【0049】この先端光学アダプタ86は略円筒形状の
外枠87に光学ユニット88を着脱自在にしている。こ
の光学ユニット88はユニット本体89における対物レ
ンズ59に対向してミラー90を取付け、図8の上部側
に開口を設けて観察窓91としている。また、ユニット
本体89におけるライトガイドファイバ59の先端面に
対向する位置にも図示しないミラーを取り付けている。
その他の構成は図5ないし図7で説明した構成と同じで
あり、その説明を省略する。
【0050】なお、図8において、外枠87に対して光
学ユニット88を固定した構造にしても良い。
【0051】[付記] 1.内視鏡先端部に着脱自在な先端光学アダプタにおい
て、内視鏡先端部に着脱自在なアダプタ外枠と光学部材
が取り付けられた光学ユニットとを分離可能にしたこと
を特徴とする先端光学アダプタ。 2.前記光学部材は視野角を変更する視野角変更用光学
部材を有する付記1記載の先端光学アダプタ。
【0052】3.前記光学部材は視野方向を変更する視
野方向変更用光学部材を有する付記1記載の先端光学ア
ダプタ。 4.前記光学ユニットとアダプタ外枠とは装着の際の位
置決めを行う位置決め機構を有する付記1記載の先端光
学アダプタ。
【0053】5.前記アダプタ外枠から光学部材の後端
面に至る距離より、前記光学ユニットの後端面から前記
光学部材の後端面に至る距離を小さくした付記1記載の
先端光学アダプタ。 6.内視鏡先端部に着脱自在で、視野方向、視野角、観
察深度などを変える為の先端光学アダプタにおいて、レ
ンズなどの光学部材が固定されている光学ユニットとそ
の光学ユニットを内視鏡先端部に着脱自在に接続する為
の構造をもつアダプタ外枠を分離可能にし、光学部材端
面特に内視鏡接続部側の端面が枠近傍にくる様にしたこ
とを特徴とする先端光学アダプタ。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡先端部に着脱自在な先端光学アダプタにおいて、内
視鏡先端部に着脱自在なアダプタ外枠と光学部材が取り
付けられた光学ユニットとを分離可能にしているので、
光学部材端面に付着したゴミを容易に拭き取ることがで
きる。また、先端光学アダプタの光学ユニット以外が破
損した場合にも高価な光学ユニットを交換しないで良
く、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を備えた内視鏡装置の全体構
成を示す図。
【図2】内視鏡の先端部に装着された第1の実施の形態
の先端光学アダプタの構造を示す断面図。
【図3】先端部に設けられたクランク溝を示す側面図。
【図4】先端光学アダプタのユニット本体の構造を示す
図。
【図5】第2の実施の形態の先端光学アダプタを内視鏡
の先端部に装着した状態で示す断面図。
【図6】挿入部の先端側の構造を示す平面図。
【図7】図7のB矢視図。
【図8】第2の実施の形態の変形例の先端光学アダプタ
を内視鏡の先端部に装着した状態で示す断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 4…挿入部 9…先端光学アダプタ 11…先端部 15…ライトガイドファイバ 16…先端部材 22…対物レンズ 23…イメージガイドファイバ 27…接続リング 30…先端光学アダプタ外枠 31…クランク溝 32…ピン 34…光学ユニット 35…ユニット本体 36…ロッドレンズ 38…画角変更用レンズ 39…カバーガラス 40…Oリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡先端部に着脱自在な先端光学アダ
    プタにおいて、内視鏡先端部に着脱自在なアダプタ外枠
    と光学部材が取り付けられた光学ユニットとを分離可能
    にしたことを特徴とする先端光学アダプタ。
JP29430295A 1995-11-13 1995-11-13 先端光学アダプタ Withdrawn JPH09138358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29430295A JPH09138358A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 先端光学アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29430295A JPH09138358A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 先端光学アダプタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09138358A true JPH09138358A (ja) 1997-05-27

Family

ID=17805944

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