JPH09138236A - 血清分注装置 - Google Patents

血清分注装置

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JPH09138236A
JPH09138236A JP7295122A JP29512295A JPH09138236A JP H09138236 A JPH09138236 A JP H09138236A JP 7295122 A JP7295122 A JP 7295122A JP 29512295 A JP29512295 A JP 29512295A JP H09138236 A JPH09138236 A JP H09138236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血清と血餅が収容された容器内から血清を吸
引する際にキャリーオーバーを引き起こすことなく血清
を吸引することのできる血清分注装置を提供する。 【解決手段】 血清吸引装置と容器供給手段との間に配
置される界面検知装置が、容器内に挿入される棒状の超
音波伝達部材16と、この超音波伝達部材16の上端に
設けられた超音波振動発生部17と、この超音波振動発
生部17および超音波伝達部材16を昇降駆動する昇降
機構18とを具備して構成されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血液検査に使用され
る血清分注装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に血液検査は被検者から採取した血
液を血清と血餅とに遠心分離した後、血清と血餅とに遠
心分離された検査試料を収容した容器内から血清のみを
抽出し、これを試験管等の別の容器に分注して行なわれ
る。
【0003】したがって、このような血液の臨床検査に
使用される血清分注装置は検査試料が収容された容器内
から血清を抽出する手段として吸引ノズルを備えてお
り、この吸引ノズルを検査試料が収容された容器内に下
降させて血清を吸引するように構成されている。
【0004】ところで、このような血清分注装置では、
血清を吸引ノズルで吸引する際に血餅を誤って吸引しな
いように吸引ノズルの下降量を制御する必要があり、従
来では、特公昭60−2621号公報に記載されている
ように、パイプ状アームの下端に設けられた超音波振動
子を血清中に浸漬し、血清と血餅との境界面を超音波に
より検知して吸引ノズルの下降量を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
60−2621号公報に開示された従来の血清分注装置
では、パイプ状アームの下端に設けられた超音波振動子
を血清中に浸漬したときにパイプ状アームと超音波振動
子との接続部に血清が入り込むことがあり、血清と血餅
との境界面を検知した後にパイプ状アームと超音波振動
子との接続部を入念に洗浄しないと、パイプ状アームと
超音波振動子との接続部に入り込んだ血清が次の検査試
料中に混入する所謂キャリーオーバーが発生し易いとい
う難点があった。
【0006】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は血清と血餅が収容された容器内から
血清を吸引する際にキャリーオーバーを引き起こすこと
なく血清を吸引することのできる血清分注装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、血清と血餅とに分離された検査
試料を収容した容器内から前記血清を吸引する血清吸引
手段と、前記血清と前記血餅との境界面を超音波により
検知する界面検知手段とを有する血清吸引装置におい
て、前記界面検知手段は、超音波伝達部材と、この超音
波伝達部材の上端部に設けられた超音波振動発生部と、
この超音波振動発生部および前記超音波伝達部材を昇降
駆動する昇降機構とを具備して構成されることを特徴と
するものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の血清分
注装置において、前記界面検知手段は、少なくとも2種
類の超音波を発生することが可能に構成されていること
を特徴とするものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載の血清分
注装置において、前記超音波伝達部材は、前記超音波振
動発生部に対して着脱自在であることを特徴とするもの
である。
【0010】請求項4の発明は、血清と血餅とに分離さ
れた検査試料を収容した容器を搬送する搬送手段と、こ
の搬送手段に前記容器を供給する容器供給手段と、前記
搬送手段の上方に昇降可能に設けられ前記血清を吸引す
る血清吸引手段と、この血清吸引手段と前記容器供給手
段との間に設けられ前記血清と前記血餅との境界面を超
音波により検知する界面検知手段と、この界面検知手段
の検知結果に基づいて前記血清吸引手段の下降量を制御
する制御手段とを有し、前記界面検知手段は、前記容器
内に挿入される棒状の超音波伝達部材と、この超音波伝
達部材の上端に設けられた超音波振動発生部と、この超
音波振動発生部および前記超音波伝達部材を昇降駆動す
る昇降機構とを具備して構成されることを特徴とするも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
血清分注装置の斜視図であり、図中1は検査試料を収容
する容器を示している。この容器1は上方が開口した円
筒形状をなしており、その内部には図2に示すように検
査試料としての血清2と血餅3が分離剤4により上下に
分離されて収容されている。
【0012】また、図中5は検査試料を収容した複数本
の容器1を垂直に保持するラック、6はラック5を図中
矢印方向に搬送する搬送手段としてのコンベアを示して
おり、このコンベア6の上方には血清吸引手段としての
血清吸引装置7が設けられている。なお、前記容器1お
よびラック5には判別用のバーコードが付されている。
【0013】前記血清吸引装置7は、図1に示すように
吸引ノズル8を備えており、この吸引ノズル8で血清2
を吸引するように構成されている。また、前記血清吸引
装置7は吸引ノズル8を昇降駆動する昇降機構9を備え
ており、この昇降機構9は制御手段としてのCPU(中
央処理装置)24(図3参照)により駆動制御されるよ
うになっている。
【0014】さらに、前記血清吸引装置7は吸引ノズル
8をコンベア6の搬送方向と直交する方向に移送する第
1の移送機構13と、この第1の移送機構13をコンベ
ア6の搬送方向と同方向に移送する第2の移送機構14
とを備えており、これらの移送機構13,14により吸
引ノズル8をコンベア6の上方位置からコンベア12の
上方位置へ移送して血清2を試験管等の容器10に分注
するように構成されている。なお、図中11は容器10
を垂直に保持するラックを示している。
【0015】前記コンベア6の始端部には、検査試料が
収容された容器1をコンベア6に供給する容器供給手段
としてのラック供給機構(図示せず)が設けられてい
る。そして、このラック供給機構と前記血清吸引装置7
との間のコンベア6上には、血清2と血餅3との境界面
を検知する界面検知手段としての界面検知装置15が設
けられている。
【0016】前記界面検知装置15は、図3に示すよう
に棒状の超音波伝達部材16と、この超音波伝達部材1
6の上端に設けられた超音波振動発生部17と、この超
音波振動発生部17および超音波伝達部材16を昇降駆
動する昇降機構18とを備えており、超音波振動発生部
17の超音波発生源である超音波振動子19には超音波
送受信回路22が接続されている。なお、前記昇降機構
18はCPU24から送出される信号により作動するよ
うになっている。
【0017】また、前記界面検知装置15は超音波伝達
部材16をコンベア6の搬送方向と直交する方向に移送
する移送機構26(図1参照)を備えており、この移送
機構26の一端側には、超音波伝達部材16を洗浄する
ための洗浄槽27が設けられている。
【0018】前記超音波振動発生部17は超音波振動子
19と、この超音波振動子19で発生した超音波振動を
前記超音波伝達部材16に伝える超音波伝達部材20と
からなり、この超音波伝達部材20の下端には圧入穴2
1(図4参照)が穿設されている。そして、この圧入穴
21には超音波伝達部材16の上端部が圧入されてお
り、これにより超音波伝達部材16は超音波振動発生部
17に対して着脱可能となっている。なお、超音波伝達
部材16の上端部には、超音波伝達部材20からの超音
波の伝達効率を良くするために予めグリースが塗布され
ている。
【0019】前記超音波送受信回路22は超音波振動子
19に超音波パルスを送信すると共に超音波振動子19
からの超音波エコー信号を受信するものであり、この超
音波送受信回路22で受信した超音波エコー信号は界面
検出回路23に供給されるようになっている。
【0020】前記界面検出回路23は超音波送受信回路
22により受信された超音波エコー信号(一般に複数)
の位置および強度を検出する。前記超音波伝達部材20
には、超音波振動子25が取付けられている。この超音
波振動子25は超音波伝達部材16を洗浄槽27で超音
波洗浄するときに使用するもので、この超音波振動子2
5には超音波送受信回路22から超音波パルスが送出さ
れるようになっている。なお、前記超音波送受信回路2
2はCPU24から送出される信号により作動するよう
になっている。
【0021】上記のように構成される本発明の一実施形
態では、血清2および血餅3を収容した容器1がコンベ
ア6により界面検知装置15の下方位置に搬送される
と、超音波振動子19が作動し、この超音波振動子19
から超音波が発振される。このとき、超音波振動子19
から発振された超音波は超音波伝達部材20を介して超
音波伝達部材16に伝わり、この超音波伝達部材16の
下端で反射する。
【0022】また、血清2および血餅3を収容した容器
1がコンベア6により界面検知装置15の下方位置に搬
送されると、コンベア6のストッパ機構(図示せず)が
作動する。これにより容器1は界面検知装置15の下方
位置で停止した状態となり、容器1が界面検知装置15
の下方位置で停止すると、界面検知装置15の昇降機構
18が作動することにより超音波伝達部材16および超
音波振動発生部17が下降動作を開始する。そして、超
音波伝達部材16および超音波振動発生部17が所定位
置まで下降すると、図5(a)に示すように超音波伝達
部材16の下端が血清2の液面に接触する。
【0023】このようにして超音波伝達部材16の下端
が血清2の液面に接触すると、超音波振動子19から超
音波伝達部材16に伝達された超音波が容器1内の液体
(血清)中に放出されることにより超音波振動子19で
検知される反射超音波のレベルが減少する。この減少を
超音波送受信回路22を介して界面検出回路23が検知
すると、CPU24はそのときの超音波振動発生部17
の下降量を図示しないメモリに記憶する。
【0024】なお、超音波伝達部材16の下端を必ずし
も血清2の液面に接触させなければならないものではな
く、超音波伝達部材16の下端より空気中に放出された
超音波が血清2の液面で反射し、これを超音波振動子1
9が検知するまでの時間により血清2の液面を検出して
も良い。
【0025】また、超音波伝達部材16および超音波振
動発生部17がさらに下降し、図5(b)に示すように
超音波伝達部材16の下端部が容器1内の液体中に浸漬
されると、超音波伝達部材16から容器1内の液体中に
放出された超音波の一部が血清2と分離剤4との境界面
で反射し、反射超音波として超音波振動子19により検
知される。このとき、界面検出回路23では超音波振動
子19から発振された超音波が血清2と分離剤4との境
界面で反射して超音波振動子19に戻るまでの時間を計
数し、さらにメモリに記憶された超音波伝達部材16の
下降量や超音波伝達部材16の下降速度等から血清2の
液面から分離剤4までの界面距離を算出する。
【0026】このようにして血清2の液面から分離剤4
までの界面距離が界面検出回路23で検出されると、超
音波伝達部材16および超音波振動発生部17の動作が
下降動作から上昇動作に切り替わり、超音波伝達部材1
6の下端部が容器1内から引き上げられる。そして、超
音波伝達部材16および超音波振動発生部17が所定位
置まで上昇すると、超音波伝達部材16が移送機構26
により洗浄槽27の上方に移送され、超音波伝達部材1
6の下端部が洗浄槽27内に挿入されて超音波洗浄され
る。
【0027】また、超音波伝達部材16の下端部が容器
1内から引き上げられると、血清2および血餅3を収容
した容器1がコンベア6により界面検知装置15の下方
位置から血清吸引装置7の下方位置に搬送される。そし
て、血清2および血餅3を収容した容器1が血清吸引装
置7の下方位置に搬送されると、コンベア6のストッパ
機構(図示せず)が作動し、これにより容器1は血清吸
引装置7の下方位置で停止した状態となる。
【0028】また、血清2および血餅3を収容した容器
1が血清吸引装置7の下方位置に搬送されると、血清吸
引装置7の昇降機構9が作動する。これにより吸引ノズ
ル8が図5(c)に示すように血清2と分離剤4との境
界面近くまで下降し、血清2を吸引する。このとき、C
PU24は界面検出回路23で検出された界面距離に基
づいて吸引ノズル8の下降量を制御するので、吸引ノズ
ル8の先端が血清2と分離剤4との境界面よりも下に位
置することはない。
【0029】上述したように本発明の一実施形態に係る
血清分注装置では、血清2および血餅3が収容された容
器1内に超音波伝達部材16の下端部を下降させると、
超音波振動子19で発生した超音波が超音波伝達部材1
6を介して容器1内の液体中に放出され、その一部が血
清2と分離剤4との境界面で反射するので、境界面で反
射した超音波を超音波振動子19で検知することにより
血清2と分離剤4との境界面を検出することができる。
したがって、前述した従来技術のようにパイプ状アーム
の下端に設けられた超音波振動子を血清中に浸漬しなく
ても血清と分離剤との境界面を検出することができ、こ
れにより超音波伝達部材16と超音波振動子19との接
続部に血清2が入り込むようなことがないので、キャリ
ーオーバー等を引き起こすことなく血清2を吸引するこ
とができ、血清分注装置の信頼性を高めることができ
る。
【0030】また、本発明の一実施形態に係る血清分注
装置では、超音波伝達部材16が超音波振動発生部17
に対して着脱自在に設けられているので、血清2と血餅
3との境界面を検知した後に超音波伝達部材16を新し
い超音波伝達部材と交換することにより、超音波伝達部
材16の洗浄が不要となる。
【0031】また、本発明の一実施形態に係る血清分注
装置では、超音波伝達部材16を洗浄槽27で洗浄する
際に超音波伝達部材20に取付けられた超音波振動子2
5を駆動することにより、超音波振動子25で発生した
超音波によって超音波伝達部材16をより効果的に洗浄
することができる。
【0032】さらに、本発明の一実施形態に係る血清分
注装置では、ラック供給機構と血清吸引装置7との間に
界面検知装置15を設けることにより、吸引ノズル8の
ノズル詰まりを防止することができる。すなわち、血清
吸引装置7と界面検知装置15が一体に設けられている
と、血清2と血餅3との境界面が図6に示すように斜め
に傾斜している場合には吸引ノズル8が分離剤4を吸引
してしまい、ノズル詰まりが発生する可能性がある。こ
れに対し、本発明の一実施形態では血清吸引装置7と界
面検知装置15とが別々に設けられているので、吸引ノ
ズル8が分離剤4を吸引してしまうことがなく、吸引ノ
ズル8のノズル詰まりを防止することができる。
【0033】なお、本発明は上述した一実施形態に限定
されるものではない。たとえば上述した本発明の一実施
形態では超音波伝達部材20の下端に圧入穴21を設
け、この圧入穴21に超音波伝達部材16の上端部を圧
入して超音波伝達部材16と超音波伝達部材20とを連
結するようにしたが、図7に示すように超音波伝達部材
20に一対のクランプ部材28a,28bを回動自在に
設け、これらのクランプ部材28a,28bで超音波伝
達部材16の上端を超音波伝達部材20の下面にグリー
スを介して押し当てて超音波伝達部材16と超音波伝達
部材20とを連結するようにしても良い。
【0034】また、上述した本発明の一実施形態では血
清吸引装置7と界面検知装置15とを別々に設けたが、
図8に示すように血清吸引装置7と界面検知装置15と
を一体化し、吸引ノズル8を超音波伝達部材として併用
しても良い。このような構成によると、境界面の検出と
血清の吸引とを同時に行なうことができ、装置全体の小
型化を図ることができる。
【0035】また、上述した本発明の一実施形態では超
音波伝達部材16の下端部を容器1内の血清中に浸漬し
て血清2と血餅3との境界面を検知するようにしたが、
図9または図10に示すように超音波伝達部材16の下
端を容器1の上端に当接させて壁面に超音波を発生さ
せ、血清2と血餅3との界面での音響インピーダンスの
変化により反射する信号の時間遅れを測定することによ
り、血清2と血餅3との境界面を検知するようにしても
良い。このような構成によると、超音波伝達部材16が
血清2と直接接触しないので、キャリーオーバーを引き
起こすことなく血清を吸引することができる。なお、図
9および図10において超音波振動発生部17と該超音
波振動発生部17を保持する保持部材29との間には、
超音波伝達部材16の下面を容器1に押し当てたときに
容器1が破損しないように弾性部材からなる逃げ機構3
0が設けられている。また、超音波伝達部材16の下面
形状は平面でも良く、図9のような凹面に限られるもの
ではなく、凸面、円錐状等にすることもでき、それによ
り超音波伝達部材16と容器1との軸合わせも可能にな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項4の発明によれば、血清と血餅が収容された容器内
から血清を吸引する際にキャリーオーバーを引き起こす
ことなく血清を吸引することができ、血清分注装置の信
頼性を高めることができる。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加えて、超音波伝達部材をより効果的に洗
浄することができる。請求項3の発明によれば、請求項
1の発明による効果に加えて、超音波伝達部材の洗浄が
不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る血清分注装置の
斜視図。
【図2】血清と血餅が収容された容器の断面図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る血清分注装置の
一部を示す図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る血清分注装置の
一部を示す図。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る血清分注装置の
作用説明図。
【図6】血清と血餅との境界面が斜めに傾斜している状
態を示す図。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る血清分注装置の
斜視図。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る血清分注装置の
斜視図。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す図。
【図10】本発明の第5の実施形態を示す図。
【符号の説明】
1…容器 2…血清 3…血餅 4…分離剤 5…ラック 6…コンベア 7…血清吸引装置 8…吸引ノズル 9…昇降機構 15…界面検知装置 16…超音波伝達部材 17…超音波振動発生部 18…昇降機構 19…超音波振動子 22…超音波送受信回路 23…界面検出回路 24…CPU 27…洗浄槽

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血清と血餅とを収容した容器内から前記
    血清を吸引する血清吸引手段と、前記血清と前記血餅と
    の境界面を超音波により検知する界面検知手段とを有す
    る血清分注装置において、 前記界面検知手段は、超音波伝達部材と、この超音波伝
    達部材の上端に設けられた超音波振動発生部と、この超
    音波振動発生部および前記超音波伝達部材を昇降駆動す
    る昇降機構とを具備して構成されることを特徴とする血
    清分注装置。
  2. 【請求項2】 前記界面検知手段は、少なくとも2種類
    の超音波を発生することが可能に構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の血清分注装置。
  3. 【請求項3】 前記超音波伝達部材は、前記超音波振動
    発生部に対して着脱自在であることを特徴とする請求項
    1記載の血清分注装置。
  4. 【請求項4】 血清と血餅とを収容した容器を搬送する
    搬送手段と、この搬送手段に前記容器を供給する容器供
    給手段と、前記搬送手段の上方に昇降可能に設けられ前
    記血清を吸引する血清吸引手段と、この血清吸引手段と
    前記容器供給手段との間に設けられ前記血清と前記血餅
    との境界面を超音波により検知する界面検知手段と、こ
    の界面検知手段の検知結果に基づいて前記血清吸引手段
    の下降量を制御する制御手段とを具備し、 前記界面検知手段は、前記容器内に挿入される棒状の超
    音波伝達部材と、この超音波伝達部材の上端に設けられ
    た超音波振動発生部と、この超音波振動発生部および前
    記超音波伝達部材を昇降駆動する昇降機構とを具備して
    構成されることを特徴とする血清分注装置。
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