JPH09138047A - クーラーボックス - Google Patents

クーラーボックス

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JPH09138047A
JPH09138047A JP29711695A JP29711695A JPH09138047A JP H09138047 A JPH09138047 A JP H09138047A JP 29711695 A JP29711695 A JP 29711695A JP 29711695 A JP29711695 A JP 29711695A JP H09138047 A JPH09138047 A JP H09138047A
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JP
Japan
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cooler box
housing
thermoelectric element
thermal conductivity
attached
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Application number
JP29711695A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Takeuchi
登 武内
Mikio Tatai
幹夫 田夛井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/40Refrigerating devices characterised by electrical wiring

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】可搬可能で内容物を冷やしたり温めたりするこ
とができ、暖房機能または冷房機能を備えたクーラーボ
ックスを提供する。 【解決手段】クーラーボックス1は、開口1aを有する
箱型の筐体2と蓋3とから構成される。蓋3は筐体2に
対して蝶番4を介して取り付けられる。筐体2の材質は
熱伝導率が低く強度が高い発泡プラスチックである。蓋
3の材質は熱伝導率および強度が高いプラスチックまた
は金属である。蓋3の内側にはペルチェ効果を有する熱
電素子5が取り付けられる。筐体2の側面にはコントロ
ーラ6が取り付けられている。熱電素子5とコントロー
ラ6とは、筐体2の側壁内に埋設された配線7によって
接続されている。コントローラ6には、電源スイッチ1
1、電源コネクタ12、温度設定スイッチ17が取り付
けられている。電源コネクタ12には、自動車のシガー
ソケットと接続するためのプラグ13が取り付けられた
ケーブル14が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクーラーボックスに
係り、詳しくは、可搬可能で内容物を冷やすことや温め
ることができるクーラーボックス(温冷蔵庫)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクーラーボックスは、筐体の周囲
を断熱材で覆い、内容物の温度変化を少なくするように
したものであった。
【0003】しかし、近年、車載用のクーラーボックス
として、自動車のシガーソケットから電源を得ること
で、冷蔵庫や保温庫と同様に、内容物を冷やすことや温
めることができるものが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車のシガーソケッ
トから電源を得るクーラーボックスでは、車内から持ち
出して自由に移動させることができない。そのため、例
えば、ユーザーが魚釣りなどに利用する場合、ユーザー
の手元にクーラーボックスを置くことができなかった。
【0005】近年、アウトドアニーズの高まりに伴い、
冷蔵庫および保温庫の機能を有する可搬型のクーラーボ
ックスが求められている。また、冬季のアウトドアライ
フでは可搬型の暖房機が求められ、夏季のアウトドアラ
イフでは可搬型の冷房機が求められている。しかし、ア
ウトドアライフでは荷物が多くなると不便である。その
ため、クーラーボックスに暖房機能および冷房機能を備
えさせることが求められている。
【0006】本発明は上記要求を満足するためになされ
たものであって、以下の目的を有するものである。 {1}可搬可能で内容物を冷やしたり温めたりすること
ができるクーラーボックスを提供する。
【0007】{2}上記{1}に加えて、暖房機能また
は冷房機能を備えたクーラーボックスを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、熱伝導率の低い材質から成る筐体(2)と、筐体の
一部を構成し、熱伝導率の高い材質から成る部材(3)
と、その部材に取り付けられたペルチェ効果を有する熱
電素子(5)と、内部バッテリ(15)と、内部バッテ
リから熱電素子への通電を制御する制御手段(14)と
を備えたことをその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、熱伝導率の低い
材質から成る筐体(2)と、筐体の一部を構成し、熱伝
導率の高い材質から成る部材(3)と、その部材に取り
付けられたペルチェ効果を有する熱電素子(5)と、内
部バッテリ(15)と、筐体の内部温度を検出する温度
センサ(16)と、筐体の内部温度を設定する温度設定
スイッチ(17)と、温度センサの検出結果と温度設定
スイッチの設定結果とに基づいて、内部バッテリから熱
電素子への通電を制御する制御手段(14)と、内部バ
ッテリを充電するための充電手段(B,11〜14)と
を備えたことをその要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2のいずれか1項に記載のクーラーボックスにお
いて、筐体の一部を構成し、熱伝導率の高い材質から成
る第2の部材(22)と、その第2の部材に対して取り
外し可能で、取り付けたときには前記部材を覆う熱伝導
率の低い材質から成る第3の部材(23)とを備えたこ
とをその要旨とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図面に従って説明する。
【0012】図1は、本実施形態のクーラーボックスの
斜視図である。クーラーボックス1は、上部に開口1a
を有する箱型の筐体2と、その筐体2の開口1aを塞ぐ
蓋3とから構成されている。蓋3は筐体2に対して蝶番
4を介して取り付けられている。筐体2の材質は、熱伝
導率が低く強度が高い発泡プラスチックである。また、
蓋3の材質は、熱伝導率および強度が高いプラスチック
または金属である。
【0013】蓋3の内側には、ペルチェ効果を有する熱
電素子5が取り付けられている。熱電素子5の形状は蓋
3の形状に合わせた平板状を成しており、その熱電素子
5の片面は蓋3の内面に密着して固定されている。筐体
2の側面には、コントローラ6が取り付けられている。
熱電素子5とコントローラ6とは、筐体2の側壁内に埋
設された配線7によって接続されている。
【0014】筐体2の側面に露出するコントローラ6の
フロントパネルには、電源スイッチ11、電源コネクタ
12、温度設定スイッチ17が取り付けられている。電
源コネクタ12には、自動車のシガーソケット(図示
略)と接続するためのプラグ13が取り付けられたケー
ブル14が接続されている。
【0015】図2は、図1のA−A線断面図である。
尚、図2は、筐体2に対して蓋3を閉じた状態を示して
いる。蓋3を閉じた状態では、筐体2の内部が密閉さ
れ、熱電素子5が筐体2の内面に露出する。
【0016】図3は、コントローラ6および熱電素子5
の回路図である。コントローラ6は、電源スイッチ1
1、電源コネクタ12、マイクロコンピュータ(マイコ
ン)14、内部バッテリ15、温度センサ16、温度設
定スイッチ17から構成されている。
【0017】内部バッテリ15およびマイコン14に
は、自動車のバッテリBからプラグ13、ケーブル1
4、コネクタ12を介して電源が供給される。電源スイ
ッチ11がオンされると、内部バッテリ15からマイコ
ン14へ電源が供給される。マイコン14は、温度設定
スイッチ17の設定結果と、温度センサ16の検出結果
とに基づいて、内部バッテリ15から熱電素子5への通
電を制御する。温度センサ16は、筐体2の内部を温度
を検出する。
【0018】次に、上記のように構成されたクーラーボ
ックス1の使用方法について説明する。自動車内でクー
ラーボックス1を使用する場合は、自動車のシガーソケ
ットにプラグ13を差し込む。そして、電源スイッチ1
1をオフにする。すると、自動車のバッテリBから内部
バッテリ15へ電源が供給され、内部バッテリ15が充
電される。また、自動車のバッテリBからマイコン14
へ電源が供給される。
【0019】すると、マイコン14は、温度センサ16
が検出した筐体2の内部温度が、温度設定スイッチ17
の設定温度と等しくなるように、内部バッテリ15から
熱電素子5への通電を制御する。熱電素子5は、通電さ
れる電流の方向に従って、ペルチェ効果を利用した電子
冷却または電子加熱を行い、筐体2の内部を冷やしたり
温めたりする。その結果、筐体2の内部は、温度設定ス
イッチ17の設定温度に保たれる。
【0020】ここで、熱電素子5が筐体2の内部を冷や
しているときには蓋3が温められ、熱電素子5が筐体2
の内部を温めているときには蓋3が冷やされる。尚、筐
体2の底面外側2aの温度は、筐体2の内部温度とは無
関係である。
【0021】自動車外でクーラーボックス1を使用する
場合は、電源コネクタ12からケーブル14を取り外
す。そして、電源スイッチ11をオンにする。すると、
充電されている内部バッテリ15からマイコン14へ電
源が供給される。そのため、前記した自動車内の場合と
同様に、筐体2の内部は温度設定スイッチ17の設定温
度に保たれる。また、熱電素子5が筐体2の内部を冷や
しているときには蓋3が温められ、熱電素子5が筐体2
の内部を温めているときには蓋3が冷やされる。
【0022】このように、本実施形態によれば、以下の
作用および効果を得ることができる。 (1)冬季のアウトドアライフでクーラーボックス1を
使用するとき; クーラーボックス1の内容物を冷やす場合は、蓋3を
座面とする椅子としクーラーボックス1を使用する。こ
のように使えば、座面(蓋3)が温められているため、
クーラーボックス1を可搬型の暖房機として利用するこ
とができる。 クーラーボックス1の内容物を温める場合は、筐体2
の底面外側2aを座面とする椅子としクーラーボックス
1を使用する。このように使えば、座面(筐体2の底面
外側2a)が冷たくないため、不快感を感じることがな
い。
【0023】(2)夏季のアウトドアライフでクーラー
ボックス1を使用するとき; (1) クーラーボックス1の内容物を冷やす場合は、筐体
2の底面外側2aを座面とする椅子としクーラーボック
ス1を使用する。このように使えば、座面(筐体2の底
面外側2a)が温かくないため、不快感を感じることが
ない。
【0024】(2) クーラーボックス1の内容物を温める
場合は、蓋3を座面とする椅子としクーラーボックス1
を使用する。このように使えば、座面(蓋3)が冷やさ
れているため、クーラーボックス1を可搬型の冷房機と
して利用することができる。
【0025】(3)クーラーボックス1の筐体2が熱伝
導率が低く材質で形成されているため、保温効果が高
い。 (第2実施形態)以下、本発明を具体化した第2実施形
態を図面に従って説明する。尚、本実施形態において、
第1実施形態と同じ構成部材については符号を等しくし
てその説明を省略する。
【0026】図4は、本実施形態のクーラーボックス2
1の断面図であり、第1実施形態の図2と対応してい
る。本実施形態において、第1実施形態と異なるのは以
下の点だけである。
【0027】[1] 筐体2の底面が、熱伝導率および強度
が高いプラスチックまたは金属から成る板材22によっ
て形成されている。そのため、板材22の外側の温度は
筐体2の内部温度と同じになる。
【0028】[2] 板材22に対して取り外し可能な蓋2
3が設けられている。蓋23の材質は、熱伝導率が低く
強度が高い発泡プラスチックである。そのため、板材2
2に対して蓋23を取り付けた状態において、蓋23の
外側の温度は筐体2の内部温度とは無関係である。
【0029】このように、本実施形態によれば、以下の
作用および効果を得ることができる。 〔1〕冬季のアウトドアライフでクーラーボックス21
を使用するとき; クーラーボックス21の内容物を冷やす場合は、第1
実施形態と同様に、蓋3を座面とする椅子としクーラー
ボックス21を使用する。
【0030】クーラーボックス21の内容物を温める
場合は、蓋23を取り外し、板材22を座面とする椅子
としクーラーボックス21を使用する。このように使え
ば、座面(板材22)が温められているため、クーラー
ボックス21を可搬型の暖房機として利用することがで
きる。
【0031】〔2〕夏季のアウトドアライフでクーラー
ボックス21を使用するとき; (1) クーラーボックス21の内容物を冷やす場合は、蓋
23を取り外し、板材22を座面とする椅子としクーラ
ーボックス21を使用する。このように使えば、座面
(板材22)が冷やされているため、クーラーボックス
21を可搬型の冷房機として利用することができる。
【0032】(2) クーラーボックス21の内容物を温め
る場合は、第1実施形態と同様に、蓋3を座面とする椅
子としクーラーボックス21を使用する。 〔3〕蓋23を取り外した場合には、第1実施形態に比
べて、クーラーボックス21の保温効果が若干低下す
る。しかし、上記〔1〕−、〔2〕−(2) のように、
暖房機または冷房機として使用することができる。
【0033】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 (1)マイコン14によってバッテリ15の充電を制御
する。このようにすれば、バッテリ15の過充電を避け
ることができる。
【0034】(2)熱電素子5を蓋3ではなく筐体2の
側面に取り付ける。また、熱電素子5を蓋3の一部また
は筐体2の側面の一部に取り付ける。この場合、熱電素
子5を取り付ける部分の筐体2の熱伝導率を高くする必
要がある。
【0035】(3)自動車のシガーソケットから電源を
供給するのではなく、商用電源から電源を供給するよう
にする。また、自動車のシガーソケットまたは商用電源
から電源を供給する(すなわち、2電源方式とする)。
【0036】(4)蓋3,23および板材22の材質
を、座面として適度なクッション性を有したものにす
る。以上、各実施形態について説明したが、各実施形態
から把握できる請求項以外の技術的思想について、以下
に記載する。
【0037】(イ)請求項2に記載のクーラーボックス
において、前記制御手段はマイクロコンピュータから成
るクーラーボックス。 (ロ)請求項2に記載のクーラーボックスにおいて、前
記充電手段は、車両の電源または商用電源と、その電源
と内部バッテリと接続するケーブルとコネクタおよびプ
ラグとから成るクーラーボックス。
【0038】ところで、本明細書において、発明の構成
に係る部材は以下のように定義されるものとする。 (a)熱伝導率の高い材質とは、金属またはプラスチッ
クを指すものとする。
【0039】(b)熱伝導率の低い材質とは、プラスチ
ックまたは発泡プラスチックを指すものとする。
【0040】
【発明の効果】
{1}可搬可能で内容物を冷やしたり温めたりすること
ができるクーラーボックスを提供することができる。
【0041】{2}上記{1}に加えて、暖房機能また
は冷房機能を備えたクーラーボックスを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1および第2実施形態の斜視図。
【図2】第1実施形態の断面図。
【図3】第1および第2実施形態の回路図。
【図4】第2実施形態の断面図。
【符号の説明】
2…筐体、3,23…蓋、5…熱電素子、14…制御手
段としてのマイクロコンピュータ、15…内部バッテ
リ、16…温度センサ、17…温度設定スイッチ、11
…電源スイッチ、12…コネクタ、13…プラグ、14
…ケーブル、22…板材、B…自動車のバッテリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導率の低い材質から成る筐体(2)
    と、 筐体の一部を構成し、熱伝導率の高い材質から成る部材
    (3)と、 その部材に取り付けられたペルチェ効果を有する熱電素
    子(5)と、 内部バッテリ(15)と、 内部バッテリから熱電素子への通電を制御する制御手段
    (14)とを備えたクーラーボックス。
  2. 【請求項2】 熱伝導率の低い材質から成る筐体(2)
    と、 筐体の一部を構成し、熱伝導率の高い材質から成る部材
    (3)と、 その部材に取り付けられたペルチェ効果を有する熱電素
    子(5)と、 内部バッテリ(15)と、 筐体の内部温度を検出する温度センサ(16)と、 筐体の内部温度を設定する温度設定スイッチ(17)
    と、 温度センサの検出結果と温度設定スイッチの設定結果と
    に基づいて、内部バッテリから熱電素子への通電を制御
    する制御手段(14)と、 内部バッテリを充電するための充電手段(B,11〜1
    4)とを備えたクーラーボックス。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれか1項
    に記載のクーラーボックスにおいて、 筐体の一部を構成し、熱伝導率の高い材質から成る第2
    の部材(22)と、 その第2の部材に対して取り外し可能で、取り付けたと
    きには前記部材を覆う熱伝導率の低い材質から成る第3
    の部材(23)とを備えたクーラーボックス。
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