JPH09137736A - ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ - Google Patents
ディーゼルエンジンのメカニカルガバナInfo
- Publication number
- JPH09137736A JPH09137736A JP29941495A JP29941495A JPH09137736A JP H09137736 A JPH09137736 A JP H09137736A JP 29941495 A JP29941495 A JP 29941495A JP 29941495 A JP29941495 A JP 29941495A JP H09137736 A JPH09137736 A JP H09137736A
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- JP
- Japan
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- governor
- lever
- fuel metering
- governor lever
- metering rack
- Prior art date
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- Pending
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】ディーゼルエンジンのメカニカルガバナに
おいて、ガバナレバー3と燃料調量ラック5との間に揺
動自在の中継レバー6を介在させ、ガバナレバー3に中
継レバー6を介して燃料調量ラック5を連動連結し、ガ
バナレバー3を延設してこのガバナレバー3に燃料調量
ラック5を直接に連動連結した場合よりも、ガバナスリ
ーブ2による燃料調量ラック5の伝動比を小さくした。 【効果】ガバナスリーブ2がスライド方向に振動して
も、ガバナレバー3を延設して燃料調量ラック5を直接
に連動連結した場合よりも、燃料調量ラック5の振動幅
が小さくて済み、エンジン回転のハンチングが抑制さ
れ、出力が安定化する。
おいて、ガバナレバー3と燃料調量ラック5との間に揺
動自在の中継レバー6を介在させ、ガバナレバー3に中
継レバー6を介して燃料調量ラック5を連動連結し、ガ
バナレバー3を延設してこのガバナレバー3に燃料調量
ラック5を直接に連動連結した場合よりも、ガバナスリ
ーブ2による燃料調量ラック5の伝動比を小さくした。 【効果】ガバナスリーブ2がスライド方向に振動して
も、ガバナレバー3を延設して燃料調量ラック5を直接
に連動連結した場合よりも、燃料調量ラック5の振動幅
が小さくて済み、エンジン回転のハンチングが抑制さ
れ、出力が安定化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンのメカニカルガバナに関し、詳しくは、エンジン回転
のハンチングを抑制できるものに関する。
ンのメカニカルガバナに関し、詳しくは、エンジン回転
のハンチングを抑制できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ
の従来技術として図3に示すものがある。これは、本発
明と同様、ガバナウェイト101にスライド自在のガバ
ナスリーブ102を連動させ、このガバナスリーブ10
2に揺動自在のガバナレバー103を連動させ、このガ
バナレバー103に燃料噴射ポンプ104の燃料調量ラ
ック105を連動させてある。
の従来技術として図3に示すものがある。これは、本発
明と同様、ガバナウェイト101にスライド自在のガバ
ナスリーブ102を連動させ、このガバナスリーブ10
2に揺動自在のガバナレバー103を連動させ、このガ
バナレバー103に燃料噴射ポンプ104の燃料調量ラ
ック105を連動させてある。
【0003】この従来技術では、ガバナレバー103を
燃料調量ラック105まで延設してこのガバナレバー1
03に燃料調量ラック105を直接に連動連結してお
り、ガバナスリーブ102のスライド寸法をL1、燃料
調量ラック105のスライド寸法をL2として、L2/L
1で表される伝動比が比較的大きく設定されている。そ
の理由は、ガバナレバー103の揺動支点軸107から
ガバナレバー103の入力点110までの揺動うで長さ
をA、同揺動支点軸107からガバナレバー103の出
力点111までの揺動うで長さをBとして、B/Aで表
されるうで比が比較的大きく設定されており、このうで
比B/Aと伝動比L2/L1とはほぼ等しいからである。
燃料調量ラック105まで延設してこのガバナレバー1
03に燃料調量ラック105を直接に連動連結してお
り、ガバナスリーブ102のスライド寸法をL1、燃料
調量ラック105のスライド寸法をL2として、L2/L
1で表される伝動比が比較的大きく設定されている。そ
の理由は、ガバナレバー103の揺動支点軸107から
ガバナレバー103の入力点110までの揺動うで長さ
をA、同揺動支点軸107からガバナレバー103の出
力点111までの揺動うで長さをBとして、B/Aで表
されるうで比が比較的大きく設定されており、このうで
比B/Aと伝動比L2/L1とはほぼ等しいからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、次
の問題・がある(図3参照)。 ガバナスリーブ102がスライド方向に振動すると、
燃料調量ラック105が比較的大きな振れ幅で振動する
ため、エンジン回転がハンチングを起こし、出力が不安
定になりやすい。
の問題・がある(図3参照)。 ガバナスリーブ102がスライド方向に振動すると、
燃料調量ラック105が比較的大きな振れ幅で振動する
ため、エンジン回転がハンチングを起こし、出力が不安
定になりやすい。
【0005】上記問題を解決するため、ガバナレバ
ー103の揺動支点軸107を燃料調量ラック105に
近づけることにより、うで比B/Aを小さくして、伝動
比L2/L1を小さくすることも考えられる。しかし、こ
の場合には、ガバナレバー103の揺動支点軸107の
位置によってうで比B/Aが確定し、伝動比L2/L1の
微調節ができないため、エンジンの個体差によってハン
チング抑制機能がバラつくおそれがある。
ー103の揺動支点軸107を燃料調量ラック105に
近づけることにより、うで比B/Aを小さくして、伝動
比L2/L1を小さくすることも考えられる。しかし、こ
の場合には、ガバナレバー103の揺動支点軸107の
位置によってうで比B/Aが確定し、伝動比L2/L1の
微調節ができないため、エンジンの個体差によってハン
チング抑制機能がバラつくおそれがある。
【0006】本発明の課題は、エンジン回転のハンチン
グを抑制できる、ディーゼルエンジンのメカニカルガバ
ナを提供することにある。
グを抑制できる、ディーゼルエンジンのメカニカルガバ
ナを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1または図
2に示すように、ガバナウェイト1にスライド自在のガ
バナスリーブ2を連動させ、このガバナスリーブ2に揺
動自在のガバナレバー3を連動させ、このガバナレバー
3に燃料噴射ポンプ4の燃料調量ラック5を連動させ
た、ディーゼルエンジンのメカニカルガバナにおいて、
次のようにしたことを特徴とする。
2に示すように、ガバナウェイト1にスライド自在のガ
バナスリーブ2を連動させ、このガバナスリーブ2に揺
動自在のガバナレバー3を連動させ、このガバナレバー
3に燃料噴射ポンプ4の燃料調量ラック5を連動させ
た、ディーゼルエンジンのメカニカルガバナにおいて、
次のようにしたことを特徴とする。
【0008】すなわち、図1または図2に示すように、
ガバナレバー3と燃料調量ラック5との間に揺動自在の
中継レバー6を介在させ、ガバナレバー3に中継レバー
6を介して燃料調量ラック5を連動連結し、ガバナスリ
ーブ2のスライド寸法をL1、燃料調量ラック5のスラ
イド寸法をL2とし、上記ガバナレバー3を延設してこ
のガバナレバー3に上記燃料調量ラック5を直接に連動
連結した場合よりも、L2/L1で表される伝動比が小さ
くなるようにしたことを特徴とする。
ガバナレバー3と燃料調量ラック5との間に揺動自在の
中継レバー6を介在させ、ガバナレバー3に中継レバー
6を介して燃料調量ラック5を連動連結し、ガバナスリ
ーブ2のスライド寸法をL1、燃料調量ラック5のスラ
イド寸法をL2とし、上記ガバナレバー3を延設してこ
のガバナレバー3に上記燃料調量ラック5を直接に連動
連結した場合よりも、L2/L1で表される伝動比が小さ
くなるようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の作用及び効果】本発明によれば、次の作用効果
を奏する(図1または図2参照)。 ガバナスリーブ2がスライド方向に振動しても、ガバ
ナレバー3を延設して燃料調量ラック5を直接に連動連
結した場合よりも、燃料調量ラック5の振動幅が小さく
て済み、エンジン回転のハンチングが抑制され、出力が
安定化する。
を奏する(図1または図2参照)。 ガバナスリーブ2がスライド方向に振動しても、ガバ
ナレバー3を延設して燃料調量ラック5を直接に連動連
結した場合よりも、燃料調量ラック5の振動幅が小さく
て済み、エンジン回転のハンチングが抑制され、出力が
安定化する。
【0010】ガバナレバー3と中継レバー6との接続
点をレバー接続点8、ガバナレバー3の揺動支点軸7か
らレバー接続点8までの揺動うで長さをC、中継レバー
6の揺動支点軸9からレバー接続点8までの揺動うで長
さをDとし、ガバナレバー3或いは中継レバー6の交換
や変形等により、レバー接続点8の位置を変更して、揺
動うで長さC或いはDを調節し、伝動比L2/L1の微調
節を容易に行うことができるので、エンジンの個体差に
よるハンチング抑制機能のバラつきを少なくすることが
できる。
点をレバー接続点8、ガバナレバー3の揺動支点軸7か
らレバー接続点8までの揺動うで長さをC、中継レバー
6の揺動支点軸9からレバー接続点8までの揺動うで長
さをDとし、ガバナレバー3或いは中継レバー6の交換
や変形等により、レバー接続点8の位置を変更して、揺
動うで長さC或いはDを調節し、伝動比L2/L1の微調
節を容易に行うことができるので、エンジンの個体差に
よるハンチング抑制機能のバラつきを少なくすることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は第1実施形態に係るメカニカルカ
バナを備えたディーゼルエンジンの要部を示している。
このエンジンでは、ポンプケース12に燃料噴射ポンプ
4を取り付け、このポンプケース12内にメカニカルガ
バナを収容してある。メカニカルガバナの構成は次の通
りである。すなわち、ガバナウェイト1にスライド自在
のガバナスリーブ2を連動させ、このガバナスリーブ2
に揺動自在のガバナレバー3を連動させ、このガバナレ
バー3に燃料噴射ポンプ4の燃料調量ラック5を連動さ
せてある。
いて説明する。図1は第1実施形態に係るメカニカルカ
バナを備えたディーゼルエンジンの要部を示している。
このエンジンでは、ポンプケース12に燃料噴射ポンプ
4を取り付け、このポンプケース12内にメカニカルガ
バナを収容してある。メカニカルガバナの構成は次の通
りである。すなわち、ガバナウェイト1にスライド自在
のガバナスリーブ2を連動させ、このガバナスリーブ2
に揺動自在のガバナレバー3を連動させ、このガバナレ
バー3に燃料噴射ポンプ4の燃料調量ラック5を連動さ
せてある。
【0012】ガバナウェイト1は、ガバナ軸13に固定
した取付板14に揺動自在に取り付け、ガバナ軸13は
クランク軸15で回転駆動されるようになっている。ガ
バナスリーブ2は、ガバナ軸13にスライド自在に外嵌
してある。ガバナウェイト1の出力部16はガバナスリ
ーブ12の一端面17に接当させ、ガバナレバー3の入
力端部18はガバナスリーブ2の他端面19に接当させ
てある。ガバナレバー3は揺動支点軸7に枢支し、調速
レバー20からガバナスプリング21を介して連動す
る。このメカニカルガバナでは、ガバナウェイト1から
発生するガバナ力22とガバナスプリング力23との不
釣り合い力でガバナレバー3を揺動させ、燃料調量ラッ
ク5を調量移動させるようになっている。
した取付板14に揺動自在に取り付け、ガバナ軸13は
クランク軸15で回転駆動されるようになっている。ガ
バナスリーブ2は、ガバナ軸13にスライド自在に外嵌
してある。ガバナウェイト1の出力部16はガバナスリ
ーブ12の一端面17に接当させ、ガバナレバー3の入
力端部18はガバナスリーブ2の他端面19に接当させ
てある。ガバナレバー3は揺動支点軸7に枢支し、調速
レバー20からガバナスプリング21を介して連動す
る。このメカニカルガバナでは、ガバナウェイト1から
発生するガバナ力22とガバナスプリング力23との不
釣り合い力でガバナレバー3を揺動させ、燃料調量ラッ
ク5を調量移動させるようになっている。
【0013】この実施形態では、エンジン回転のハンチ
ングを抑制するため、次のような構成を採用した。すな
わち、ガバナレバー3と燃料調量ラック5との間に揺動
自在の中継レバー6を介在させ、ガバナレバー3に中継
レバー6を介して燃料調量ラック5を連動連結し、ガバ
ナスリーブ2のスライド寸法をL1、燃料調量ラック5
のスライド寸法をL2とし、上記ガバナレバー3を延設
してこのガバナレバー3に上記燃料調量ラック5を直接
に連動連結した場合よりも、L2/L1で表される伝動比
が小さくなるようにしてある。
ングを抑制するため、次のような構成を採用した。すな
わち、ガバナレバー3と燃料調量ラック5との間に揺動
自在の中継レバー6を介在させ、ガバナレバー3に中継
レバー6を介して燃料調量ラック5を連動連結し、ガバ
ナスリーブ2のスライド寸法をL1、燃料調量ラック5
のスライド寸法をL2とし、上記ガバナレバー3を延設
してこのガバナレバー3に上記燃料調量ラック5を直接
に連動連結した場合よりも、L2/L1で表される伝動比
が小さくなるようにしてある。
【0014】このような構成によれば、ガバナスリーブ
2がスライド方向に振動しても、ガバナレバー3を延設
して燃料調量ラック5を直接に連動連結した場合より
も、燃料調量ラック5の振動幅が小さくて済み、エンジ
ン回転のハンチングが抑制され、出力が安定化する。
2がスライド方向に振動しても、ガバナレバー3を延設
して燃料調量ラック5を直接に連動連結した場合より
も、燃料調量ラック5の振動幅が小さくて済み、エンジ
ン回転のハンチングが抑制され、出力が安定化する。
【0015】また、ガバナレバー3と中継レバー6との
接続点をレバー接続点8、ガバナレバー3の揺動支点軸
7からレバー接続点8までの揺動うで長さをC、中継レ
バー6の揺動支点軸9からレバー接続点8までの揺動う
で長さをDとし、ガバナレバー3或いは中継レバー6の
交換や変形等により、レバー接続点8の位置を変更し
て、揺動うで長さC或いはDを調節し、伝動比L2/L1
の微調節を容易に行うことができるので、エンジンの個
体差によるハンチング抑制機能のバラつきを少なくする
ことができる。
接続点をレバー接続点8、ガバナレバー3の揺動支点軸
7からレバー接続点8までの揺動うで長さをC、中継レ
バー6の揺動支点軸9からレバー接続点8までの揺動う
で長さをDとし、ガバナレバー3或いは中継レバー6の
交換や変形等により、レバー接続点8の位置を変更し
て、揺動うで長さC或いはDを調節し、伝動比L2/L1
の微調節を容易に行うことができるので、エンジンの個
体差によるハンチング抑制機能のバラつきを少なくする
ことができる。
【0016】具体的構成は次の通りである。すなわち、
中継レバー6は揺動支点軸9で揺動自在に枢支してあ
る。上記ガバナレバー3を延設した場合よりも伝動比L
2/L1を小さくするためには、次のような揺動うで長さ
を選定する。すなわち、ガバナレバー3の揺動支点軸7
からガバナレバー3の入力点10までの揺動うで長さを
A、中継レバー6の揺動支点軸9から中継レバー6の出
力点24までの揺動うで長さをEとする。また、ガバナ
レバー3を延設して調量ラック5を直接に連動連結した
場合のガバナレバー3の揺動支点軸7からガバナレバー
3の出力点までの揺動うで長さをBとする。この場合、
ガバナレバー3を延設した場合の伝動比L2/L1はB/
Aとほぼ一致する。一方、中継レバー6を用いた場合の
伝動比L2/L1はCE/ADとほぼ一致する。このた
め、上記条件を満たすためには、B/A>CE/ADの
一般式を満たす寸法比率を採用すればよい。この一般式
は、左右の項にAを乗じ、B>CE/Dと書き変えるこ
とができる。
中継レバー6は揺動支点軸9で揺動自在に枢支してあ
る。上記ガバナレバー3を延設した場合よりも伝動比L
2/L1を小さくするためには、次のような揺動うで長さ
を選定する。すなわち、ガバナレバー3の揺動支点軸7
からガバナレバー3の入力点10までの揺動うで長さを
A、中継レバー6の揺動支点軸9から中継レバー6の出
力点24までの揺動うで長さをEとする。また、ガバナ
レバー3を延設して調量ラック5を直接に連動連結した
場合のガバナレバー3の揺動支点軸7からガバナレバー
3の出力点までの揺動うで長さをBとする。この場合、
ガバナレバー3を延設した場合の伝動比L2/L1はB/
Aとほぼ一致する。一方、中継レバー6を用いた場合の
伝動比L2/L1はCE/ADとほぼ一致する。このた
め、上記条件を満たすためには、B/A>CE/ADの
一般式を満たす寸法比率を採用すればよい。この一般式
は、左右の項にAを乗じ、B>CE/Dと書き変えるこ
とができる。
【0017】また、伝動比L2/L1の微調節を行うため
には、ガバナレバー3或いは中継レバー6を異なる寸法
のものに交換したり、これらの一部を折り曲げることに
より、レバー接続点8の位置を変更して、揺動うで長さ
C或いはDを調節する。
には、ガバナレバー3或いは中継レバー6を異なる寸法
のものに交換したり、これらの一部を折り曲げることに
より、レバー接続点8の位置を変更して、揺動うで長さ
C或いはDを調節する。
【0018】この実施形態では、ガバナレバー3の揺動
支点軸7と中継レバー6の揺動支点軸9とが平行なメカ
ニカルガバナを採用しているが、第2実施形態のよう
に、各揺動支点軸7・9が平行でない場合にも、上記一
般式を同様に適用でき、第1実施形態と同様の機能が得
られる。図2中、第1実施形態と同一の要素には同一の
符号を付しておく。この第2実施形態では、各揺動支点
軸7・9が直交方向のものを取り扱っているが、直交方
向でないものも採用しうる。
支点軸7と中継レバー6の揺動支点軸9とが平行なメカ
ニカルガバナを採用しているが、第2実施形態のよう
に、各揺動支点軸7・9が平行でない場合にも、上記一
般式を同様に適用でき、第1実施形態と同様の機能が得
られる。図2中、第1実施形態と同一の要素には同一の
符号を付しておく。この第2実施形態では、各揺動支点
軸7・9が直交方向のものを取り扱っているが、直交方
向でないものも採用しうる。
【0019】本発明の実施形態の内容は以上の通りであ
るが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるもので
はなく、例えば、ガバナレバー3が一本式のものに限ら
ず、2本式のものにも適用できる。
るが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるもので
はなく、例えば、ガバナレバー3が一本式のものに限ら
ず、2本式のものにも適用できる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るディーゼルエンジ
ンのメカニカルガバナの要部説明図である。
ンのメカニカルガバナの要部説明図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るディーゼルエンジ
ンのメカニカルガバナの要部説明図である。
ンのメカニカルガバナの要部説明図である。
【図3】従来技術に係るディーゼルエンジンのメカニカ
ルガバナの要部説明図である。
ルガバナの要部説明図である。
1…ガバナウェイト、2…ガバナスリーブ、3…ガバナ
レバー、4…燃料噴射ポンプ、5…燃料調量ラック、6
…中継レバー。
レバー、4…燃料噴射ポンプ、5…燃料調量ラック、6
…中継レバー。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガバナウェイト(1)にスライド自在のガ
バナスリーブ(2)を連動させ、このガバナスリーブ(2)
に揺動自在のガバナレバー(3)を連動させ、このガバナ
レバー(3)に燃料噴射ポンプ(4)の燃料調量ラック(5)
を連動させた、ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ
において、 ガバナレバー(3)と燃料調量ラック(5)との間に揺動自
在の中継レバー(6)を介在させ、ガバナレバー(3)に中
継レバー(6)を介して燃料調量ラック(5)を連動連結
し、ガバナスリーブ(2)のスライド寸法をL1、燃料調
量ラック(5)のスライド寸法をL2とし、上記ガバナレ
バー(3)を延設してこのガバナレバー(3)に上記燃料調
量ラック(5)を直接に連動連結した場合よりも、L2/
L1で表される伝動比が小さくなるようにした、ことを
特徴とするディーゼルエンジンのメカニカルガバナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29941495A JPH09137736A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29941495A JPH09137736A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09137736A true JPH09137736A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17872259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29941495A Pending JPH09137736A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09137736A (ja) |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP29941495A patent/JPH09137736A/ja active Pending
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