JPH09136U - 自転車用フレーム - Google Patents

自転車用フレーム

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JPH09136U
JPH09136U JP964496U JP964496U JPH09136U JP H09136 U JPH09136 U JP H09136U JP 964496 U JP964496 U JP 964496U JP 964496 U JP964496 U JP 964496U JP H09136 U JPH09136 U JP H09136U
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JP
Japan
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pipe
fixed
bulging
frame
bicycle frame
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JP964496U
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English (en)
Inventor
喜久三 高宮
寛 轟
正澄 清水
Original Assignee
ブリヂストンサイクル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車用フレームの組み立てを容易にすると
共に、フレームの強度および精度を向上させ、さらに軽
量化をはかることを目的とする。 【構成】 上パイプ1の前後端部にパイプ挿通孔1a, 1b
をバルジ加工により一体に形成すると共に、下パイプ2
の前端部にパイプ挿通孔2aをバルジ加工により一体に形
成し、ハンガーラグ3に下パイプ2および立パイプ4と
の嵌合部をバルジ加工により一体に形成し、上下パイプ
1,2の断面形状を各部に作用する曲げモーメントと軸
力分布に対応するようにし、これらの構成部材およびヘ
ッドパイプ6を相互に組み合わせて固着して自転車用フ
レームの枠状の前部を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自転車用フレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は先に、自転車用フレームに関するものとして、特公昭60-47145号公 報に開示されている技術および実公昭60-21344号公報に開示されている技術を開 発した。ここに、前者は、管の両端部にパイプ挿通孔を一体に形成して、これを 二輪車用のH型メインフレームに用いたものであり、後者は、ラグ部材またはパ イプ部材に先端を閉塞した突出部を形成し、それを他のパイプ部材に嵌合させて 固着して自転車用フレームに用いたものである。
【0003】 また図5と図6は、従来の自転車用フレームの代表的な例を示すもので、図中 aはヘッドパイプ、bは上パイプ、cは下パイプ、dは立パイプ、eはバックホ ーク、fはチェーンステー、gはハンガーラグ、h,iはヘッドパイプaに設け たヘッドラグ、jはシートラグである。
【0004】 図5の自転車用フレームは、フレームを構成する各種パイプ部材a,b,c, d,e,fを各種ラグ部材g,h,i,jを介して結合した後、各結合部をそれ ぞれロー付けによって固着した構成であるが、このラグ部材を介してダイアモン ド型フレームを組み立てる際に、大まかな工程として、ラグ部材h,iを一体に 形成したヘッドパイプaを使用する場合、シートラグj、ハンガーラグgの各ラ グ部材の内径又は外径の寸法を結合相手のパイプ部材に対してある程度余裕をも たせて加工することによって適当なクリアランスを設け、このクリアランスを利 用して各部の結合を徐々に進行させ、最終段階で、ほぼ同時に所定の結合位置ま でなかばこじるように結合を進行させる。その後、この枠状をなす前三角部の形 を整えてから、バックホークeとチェーンステーfとを所定の治具に固定してロ ー付けする。そして最後にフレーム全体の歪などの修正をする。
【0005】 図6の自転車用フレームは、ラグ部材h,i,jを使用しないで、パイプ部材 a,b,c,d,e,fとハンガーラグgとをそれぞれ所定の治具を介して突き 合わせた後、溶接して一体化したものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、図5に示した従来の自転車用フレームの場合は、各パイプ部材b, c,dを各種ラグ部材g,j内に十分に挿入すると、そのパイプ部材b,c,d の角度が固定されてしまうため、図7に示すようにヘッドラグh,i付きのヘッ ドパイプaを最後に組み付けようとしても、上パイプbと下パイプcとは既に図 7に示す状態で固定されているので、ヘッドパイプaのラグh,iを上下パイプ b,cに挿入することは不可能である。したがって従来は、先に記したように上 下パイプb,cの前端をヘッドラグh,iに挿入するのと同時に上パイプbの後 端をシートラグjに挿入する必要があったが、このように組み立てを同時進行的 に行うのは、自転車用フレームを自動組み立てする場合の障害になっていた。
【0007】 また、従来の自転車用フレームにおいては、パイプ部材同士が互いに保持し合 って枠状のフレームを形成しているという例はなく、前述したように、ラグ部材 を介して接合されるか、またはパイプ部材同士が直接当接して溶接されているの みであって、もしもロー付や溶接の不良があった場合、パイプ部材同士が分離し てしまう可能性があった。
【0008】 ところで図8は、自転車の通常の走行状態においてフレームのパイプ部材b, c,dに作用する曲げモーメントを示す図であり、図9は、従来の自転車用フレ ームの各々円筒状の上パイプbと下パイプcの各断面における応力分布を示す図 である。
【0009】 すなわち自転車の通常の乗車状態においては、フレームの各パイプ部材にかか る荷重は曲げモーメントが支配的であり、その応力は各パイプ部材の両端部にお いて大きく、中間部で小さくなっている。また、円筒状のパイプ部材を用いた従 来のフレームでは、その応力はパイプ部材の両端部に向かうにつれて上下非対称 となっている。
【0010】 したがって従来の自転車用フレームの構成部材である円筒状パイプのように各 部が略均等の断面係数を有するものは、中間部の強度に無駄があり、これが自転 車の軽量化をはかる上の障害の一つになっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するために本考案は、上パイプの前端部にヘッドパイプ の上端部を固着するとともに、そのヘッドパイプの下端部に下パイプの前端部を 固着し、前記上パイプの後端部に立パイプの上方部を固着するとともに、その立 パイプの下端部と前記下パイプの後端部とをハンガーラグに固着して、それら上 パイプ、ヘッドパイプ、下パイプ、ハンガーラグおよび立パイプを枠状に組み合 わせ、前記立パイプの上方部にバックホークの前端部を固着するとともに、前記 ハンガーラグにチェーンステーの前端部を固着し、前記バックホークの後端部を 前記チェーンステーの後端部に固着してなる自転車用フレームにおいて、管の両 端部に管軸と交差するパイプ挿通孔を互いに略平行にバルジ加工により一体に形 成するとともに、その管の中間部から両端部に向かって徐々に上下方向の径を拡 大して断面形状を略楕円状に形成し、かつその略楕円状の断面形状を上下非対称 に形成して、その管を前記上パイプとし、管の前端部に管軸と交差するパイプ挿 通孔をバルジ加工により一体に形成するとともに、その管の中間部から前端部に 向かって徐々に上下方向の径を拡大して断面形状を略楕円状に形成し、かつその 略楕円状の断面形状を上下非対称に形成して、その管を前記下パイプとし、管の 側部に、前記下パイプ用の第1の嵌合部と、前記立パイプ用の第2の嵌合部と、 前記チェーンステー用の第3の嵌合部とをそれぞれバルジ加工により一体に形成 して、その管を前記ハンガーラグとし、前記ヘッドパイプの上端部を前記上パイ プの前端部のパイプ挿通孔に挿入して固着するとともに、前記立パイプの上方部 を前記上パイプの後端部のパイプ挿通孔に挿入して固着し、前記ヘッドパイプの 下端部を前記下パイプの前端部のパイプ挿通孔に挿入して固着し、前記ハンガー ラグの第1の嵌合部に前記下パイプの後端部を嵌合させて固着し、前記ハンガー ラグの第2の嵌合部に前記立パイプの下端部を嵌合させて固着し、前記ハンガー ラグの第3の嵌合部に前記チェーンステーの前端部を嵌合させて固着したことを 特徴としている。
【0012】
【作用】
かかる本考案の自転車用フレームにあっては、上パイプと下パイプとの各々の 前端部にパイプ挿通孔を一体に形成すると共に、上パイプの後端部にもパイプ挿 通孔を一体に形成し、それら上下パイプの前端部のパイプ挿通孔にヘッドパイプ を挿入して固着するとともに上パイプの後端部のパイプ挿通孔に立パイプの上方 部を挿入して固着し、さらに下パイプの後端部および立パイプの下端部をハンガ ーラグの第1および第2の嵌合部に各々嵌合させて固着することにより、自転車 用フレームの枠状の前部において上下パイプとヘッドパイプと立パイプとが相互 に構造的に保持し合うよう構成しており、それゆえ、本考案によれば、たとえロ ー付けや溶接等の固着手段に不具合があったとしても構造的にパイプ部材同士の 分離を防止できるので、安全性の高い自転車用フレームを得ることができる。し かも本考案によれば、ハンガーラグの第3の嵌合部にチェーンステーの前端部を 嵌合させて固着するので、自転車用フレームの全体的な強度を高めることができ る。
【0013】 また本考案の自転車用フレームにあっては、上パイプの両端部に一体に、互い に略平行なパイプ挿通孔をバルジ加工により形成しており、一般にバルジ加工に よれば、上パイプに対するそれらのパイプ挿通孔の角度を高精度に出すことがで きる。それゆえ本考案によれば、上パイプを除く他のフレーム構成部材を順次位 置決めして固着した後、最後に上パイプの両端部のパイプ挿通孔をヘッドパイプ と立パイプとにそれぞれ無理なく容易に嵌合させることができ、したがって自転 車用フレームの組み立て作業を容易に自動化することができる。
【0014】 また本考案にあっては、上パイプについては中間部から両端部に向かって、下 パイプについては中間部から前端部に向かって、それぞれ上下方向の径を徐々に 拡大してその断面形状を略楕円状に形成したので、自転車の通常の乗車状態にお いてそれら上パイプおよび下パイプにかかる荷重、特に曲げモーメントの連続的 な変化に対応して、それら上パイプおよび下パイプに発生する歪が全長に亘って 分散される。さらに本考案においては、上記楕円状の断面形状を上下非対称にし たから、上パイプおよび下パイプに生じる曲げモーメントと軸力の複合力に正確 に対応して、それら上パイプおよび下パイプに発生する軸方向応力がそれらのパ イプ部材の断面全体に亘って分散される。それゆえ本考案によれば、強度および 剛性バランスの良い自転車用フレームを得ることができる。
【0015】
【実施例】
以下、図1〜図4について本考案の実施例を説明する。本実施例においては、 図1に示すように、円筒状の管の両端部に管軸と交差するパイプ挿通孔1a,1 bを互いに略平行にバルジ加工により一体に形成してこの管を上パイプ1とし、 また円筒状の管の前端部に管軸と交差するパイプ挿通孔2aをバルジ加工により 一体に形成してこの管を下パイプ2とし、図2,図4(a) に示すように、円筒状 の管の側部に、下パイプ2の後端部との嵌合用突部(第1の嵌合部)3aと、立 パイプ4の下端部との嵌合用突部(第2の嵌合部)3bと、二本のチェーンステ ー5の前端部との嵌合用突部(第3の嵌合部)3cとをそれぞれバルジ加工によ り一体に形成してこれをハンガーラグ3とし、このハンガーラグ3の上記三つの 嵌合用突部3a〜3cに、前記下パイプ2の後端部と、立パイプ4の下端部と、 二本のチェーンステー5の前端部とをそれぞれ嵌合させて溶接により固着すると 共に、その二本のチェーンステー5の後端部に二本のバックホーク7の後端部を 固着し、さらに、下パイプ2の前端部のパイプ挿通孔2aにヘッドパイプ6の下 端部を嵌合させて溶着し、前記上パイプ1の前端部のパイプ挿通孔1aにヘッド パイプ6の上端部を挿入して溶着すると共に、上パイプ1の後端部のパイプ挿通 孔1bに立パイプ4の上方部、特にこの実施例では上端部を挿入して溶着し、こ の上パイプ1の後端部の外面に上記二本のバックホーク7の前端部を溶接により 固着することでそれらのバックホーク7の前端部を立パイプ4の上端部に固着し て、自転車用フレームを構成する。
【0016】 なお、図3の(a) 〜(e) は、上パイプ1をバルジ加工により所望の形状に成形 する工程を示すもので、(a) は円筒状のパイプ素材であり、このパイプ素材を所 定の成形用金型(図示せず)内に入れて、内圧をかけることにより、(b) に示す ようにパイプ素材の前端部に上下に突出する突部1c,1dを形成すると共に、 パイプ素材の後端部に上下に突出する突部1e,1fを形成し、つぎに(c) に示 すように突部1c,1eの上面にパイプ挿通孔1a,1bをあけ、さらに(d) に 示すように、パイプ素材の前部に切欠1gを設けると共に、パイプ素材の後部に 切欠1hを設けて上パイプ1を一体に形成する。ここに、(e) は上パイプ1の前 部の断面を示すものである。
【0017】 また、図4の(b) は、ハンガーラグ3の他の実施例を示すもので、これは下パ イプ2の後端部との嵌合用ボス部(第1の嵌合部)3dと、立パイプ4の下端部 との嵌合用ボス部(第2の嵌合部)3eと、2本のチェーンステー5の前端部と の嵌合用ボス部(第3の嵌合部)3fとをそれぞれバルジ加工により管の側部に 一体に形成してこれをハンガーラグ3としたものである。
【0018】 さらに本考案においては、図1の(b),(c),(d) の各断面図に示すように、上パ イプ1については中間部から両端部に向かって、下パイプ2については中間部か ら前端部に向かって、それぞれ上下方向の径を徐々に拡大して上下非対称の略楕 円状の断面形状に形成する。
【0019】 すなわち上パイプ1および下パイプ2の各々の中間部は、図1の(a) のC−C 断面図である図1の(c) に示すように断面形状を真円とし、上パイプ1および下 パイプ2の各々の前端部は、図1の(a) のD−D断面図である図1の(d) に示す ように断面形状を下部がふくらんでいる卵形の略楕円状に形成し、上パイプ1の 後端部は、図1の(a) のB−B断面図である図1の(b) に示すように断面形状を 上部がふくらんでいる倒立卵形の略楕円状に形成してある。
【0020】 このような断面形状にしたのは、図8および図9に示すように、フレームの各 パイプ部材に作用する曲げモーメントやそれと軸力との複合力の分布状況がそれ ぞれ異っており、特に上下パイプでは、前端部および後端部でその複合力の分布 が上下非対称となるから、断面形状が上下対称では軸方向応力が上方や下方に集 中して生ずるので、かかる応力を断面内で分散させて生じさせるべくその断面形 状も上下非対称にしたためである。
【0021】
【考案の効果】
かくして本考案によれば、自転車用フレームの枠状の前部において上下パイプ とヘッドパイプと立パイプとが相互に構造的に保持し合うよう構成したから、た とえロー付けや溶接等の固着手段に不具合があったとしても構造的にパイプ部材 同士の分離を防止できるので、安全性の高い自転車用フレームを得ることができ る。しかも本考案によれば、ハンガーラグの第3の嵌合部にチェーンステーの前 端部を嵌合させて固着したから、自転車用フレームの全体的な強度を高めること ができる。
【0022】 また本考案によれば、上パイプの両端部に一体に、互いに略平行なパイプ挿通 孔をバルジ加工により高精度に形成したから、上パイプを除く他のフレーム構成 部材を順次位置決めして固着した後、最後に上パイプの両端部のパイプ挿通孔を ヘッドパイプと立パイプとにそれぞれ無理なく容易に嵌合させることができ、し たがって自転車用フレームの組み立て作業を容易に自動化することができる。
【0023】 さらに本考案によれば、上パイプについては中間部から両端部に向かって、下 パイプについては中間部から前端部に向かって、それぞれ上下方向の径を徐々に 拡大してその断面形状を略楕円状に形成し、かつその楕円状の断面形状を上下非 対称にしたから、自転車の通常の乗車状態においてそれら上パイプおよび下パイ プにかかる荷重、特に曲げモーメントの連続的な変化に対応して、それら上パイ プおよび下パイプに発生する歪を全長に亘って分散させるとともに、上パイプお よび下パイプに生じる曲げモーメントと軸力の複合力に正確に対応して、それら 上パイプおよび下パイプに発生する軸方向応力をそれらのパイプ部材の断面全体 に亘って分散させ得るので、強度および剛性バランスの良い自転車用フレームを 得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は、本考案の自転車用フレームの側面図で
あり、(b) は、同図(a) のB−B拡大断面図であり、
(c) は、同図(a) のC−C拡大断面図であり、(d) は、
同図(a) のD−D拡大断面図である。
【図2】本考案の自転車用フレームの分解斜視図であ
る。
【図3】上パイプのバルジ加工の工程説明図であり、
(a) は、パイプ素材を示す斜視図であり、(b) は、前後
部にそれぞれ突部を形成した状態を示す斜視図であり、
(c) は、突部の上面にパイプ挿通孔をあけた状態を示す
斜視図であり、(d) は、前後部にそれぞれ切欠を設けた
状態を示す斜視図であり、(e) は、同図(d) の前部の拡
大断面図である。
【図4】(a) は、ハンガーラグの第1実施例を示す側面
図であり、(b) は、ハンガーラグの第2実施例を示す側
面図である。
【図5】従来の自転車用フレームの斜視図である。
【図6】従来の他の自転車用フレームの斜視図である。
【図7】図5の自転車用フレームのヘッドパイプを接合
する前の状態を示す側面図である。
【図8】自転車の通常の走行状態においてフレームの各
パイプ部材に作用する曲げモーメント図である。
【図9】自転車の通常の乗車状態において上パイプと下
パイプの各断面における応力分布図である。
【符号の説明】
1 上パイプ 1a,1b パイプ挿通孔 2 下パイプ 2a パイプ挿通孔 3 ハンガーラグ 3a,3b,3c 嵌合用突部 3d,3e,3f 嵌合用ボス部 4 立パイプ 5 チェーンステー 6 ヘッドパイプ 7 バックホーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上パイプ(1)の前端部にヘッドパイプ
    (6)の上端部を固着するとともに、そのヘッドパイプ
    (6)の下端部に下パイプ(2)の前端部を固着し、前
    記上パイプ(1)の後端部に立パイプ(4)の上方部を
    固着するとともに、その立パイプ(4)の下端部と前記
    下パイプ(2)の後端部とをハンガーラグ(3)に固着
    して、それら上パイプ(1)、ヘッドパイプ(6)、下
    パイプ(2)、ハンガーラグ(3)および立パイプ
    (4)を枠状に組み合わせ、前記立パイプ(4)の上方
    部にバックホーク(7)の前端部を固着するとともに、
    前記ハンガーラグ(3)にチェーンステー(5)の前端
    部を固着し、前記バックホーク(7)の後端部を前記チ
    ェーンステー(5)の後端部に固着してなる自転車用フ
    レームにおいて、 管の両端部に管軸と交差するパイプ挿通孔(1a,1
    b)を互いに略平行にバルジ加工により一体に形成する
    とともに、その管の中間部から両端部に向かって徐々に
    上下方向の径を拡大して断面形状を略楕円状に形成し、
    かつその略楕円状の断面形状を上下非対称に形成して、
    その管を前記上パイプ(1)とし、 管の前端部に管軸と交差するパイプ挿通孔(2a)をバ
    ルジ加工により一体に形成するとともに、その管の中間
    部から前端部に向かって徐々に上下方向の径を拡大して
    断面形状を略楕円状に形成し、かつその略楕円状の断面
    形状を上下非対称に形成して、その管を前記下パイプ
    (2)とし、 管の側部に、前記下パイプ(2)用の第1の嵌合部(3
    a)と、前記立パイプ(4)用の第2の嵌合部(3b)
    と、前記チェーンステー(5)用の第3の嵌合部(3
    c)とをそれぞれバルジ加工により一体に形成して、そ
    の管を前記ハンガーラグ(3)とし、 前記ヘッドパイプ(6)の上端部を前記上パイプ(1)
    の前端部のパイプ挿通孔(1a)に挿入して固着すると
    ともに、前記立パイプ(4)の上方部を前記上パイプ
    (1)の後端部のパイプ挿通孔(1b)に挿入して固着
    し、 前記ヘッドパイプ(6)の下端部を前記下パイプ(2)
    の前端部のパイプ挿通孔(2a)に挿入して固着し、 前記ハンガーラグ(3)の第1の嵌合部(3a)に前記
    下パイプ(2)の後端部を嵌合させて固着し、前記ハン
    ガーラグ(3)の第2の嵌合部(3b)に前記立パイプ
    (4)の下端部を嵌合させて固着し、前記ハンガーラグ
    (3)の第3の嵌合部(3c)に前記チェーンステー
    (5)の前端部を嵌合させて固着したことを特徴とす
    る、自転車用フレーム。
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