JPH09136675A - 作業用走行車 - Google Patents

作業用走行車

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Publication number
JPH09136675A
JPH09136675A JP31753295A JP31753295A JPH09136675A JP H09136675 A JPH09136675 A JP H09136675A JP 31753295 A JP31753295 A JP 31753295A JP 31753295 A JP31753295 A JP 31753295A JP H09136675 A JPH09136675 A JP H09136675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center case
brake
fuel tank
space
deck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31753295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhide Yamazaki
康秀 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP31753295A priority Critical patent/JPH09136675A/ja
Publication of JPH09136675A publication Critical patent/JPH09136675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部のデッキ下方スペースに大容量の燃料
タンクを配置可能にして、給油作業性等を向上させると
共に、ブレーキ調整等のメンテナンスも容易にする。 【解決手段】 燃料タンク26を、燃料供給時の作業性
を考慮して操作部デッキ9の下方スペースに配置するに
あたり、センターケース8の右側方スペースにブレーキ
ロッド24L、24Rおよび油圧配管25を集中配置
し、これらが存在しないセンターケース8の左側方スペ
ースに燃料タンク26を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ等の作業
用走行車の技術分野に属するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種トラクタ
等の作業用走行車では、エンジンルーム内もしくは運転
座席の後方に燃料タンクを配置していたが、何れの位置
も高所であるため、給油作業が容易ではなかった。そこ
で、操作部のデッキ下方スペースを利用して燃料タンク
を配置することが提案されるが、デッキの下方スペース
には、トランスミッションのセンターケースが存在する
許りか、センターケースの左右両側方に油圧配管および
ブレーキロッド(左右のサイドブレーキロッド)が振分
け配置されているため、小容量の燃料タンクしか配置で
きないのが実状であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することができる作業用走
行車を提供することを目的として創作されたものであっ
て、操作部のデッキ下方に、エンジン動力を機体前部か
ら機体後部に伝動するセンターケースを配置すると共
に、該センターケースの側方に沿って油圧配管およびブ
レーキロッドを配置してなる作業用走行車において、前
記センターケースの左右何れか一側方に油圧配管および
ブレーキロッドを集中配置する一方、センターケースの
他側方に燃料タンクを配置したものである。つまり、操
作部のデッキ下方スペースに大容量の燃料タンクを配置
可能にして、給油作業性等を向上させることができる許
りか、ブレーキ調整等のメンテナンスも一箇所で集中的
に行えるという利点がある。
【0004】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はトラク
タの走行機体であって、該走行機体1の前後中間部に
は、各種の操作具が配設される操作部2が設けられてお
り、その前方には、走行動力、PTO動力および油圧ポ
ンプ駆動力を出力するエンジン(図示せず)、前輪3を
駆動するフロントアクスルケース(図示せず)等が設け
られる一方、操作部2の後方には、後輪4を駆動するリ
ヤアクスルケース5、リフトシリンダ(図示せず)の伸
縮に基づいて昇降作動する三点リンク機構6等が設けら
れているが、これらの基本構成は何れも従来通りであ
る。
【0005】7は前記走行機体1の底部に前後方向を向
いて配設されるトランスミッションケースであって、該
トランスミッションケース7は、エンジン出力を変速す
る変速機構(図示せず)を内装し、変速した動力を前記
リヤアクスルケース5、フロントアクスルケースおよび
PTO軸(図示せず)に伝動するが、トランスミッショ
ンケース7の前後中間部を構成するセンターケース8
は、操作部デッキ9の下方スペースに位置すると共に、
防振ゴム10を介して操作部デッキ9を防振支持するよ
うになっている。
【0006】前記リヤアクスルケース5は、トランスミ
ッションケース7側から差動装置10に入力される後輪
駆動力を、左右一対の差動軸11に分配すると共に、最
終減速ギヤ機構12を介して後輪車軸13に伝動する
が、左右の差動軸11には、それぞれサイドブレーキ機
構14L、14Rが連繋されており、各サイドブレーキ
機構14L、14Rの作動に基づいて左右の差動軸11
を独立的に制動することができるようになっている。
【0007】前記サイドブレーキ機構14L、14R
は、差動軸11に一体回動自在で、かつ軸方向移動自在
に保持される複数のディスク15、リヤアクスルケース
5の内壁に回動不能で、かつ軸方向移動自在に保持され
る複数のメーティングプレート16、交互に重合するデ
ィスク15およびメーティングプレート16を左右から
挟むプレッシャプレート17およびアクチュエータ18
等で構成されており、前記アクチュエータ18の押圧作
動時に発生する摩擦に基づいて差動軸11の回転を制動
するようになっている。つまり、前記アクチュエータ1
8を後述するブレーキカム19で回動操作すると、卵形
状のガイド溝18aがボール20のガイド作用を受けて
プレッシャプレート17側に移動し、ディスク15およ
びメーティングプレート16を押圧するようになってい
る。
【0008】21L、21Rは左右のブレーキカム19
L、19Rにそれぞれ連結されるブレーキ操作レバーで
あって、該ブレーキ操作レバー21L、21Rのうち、
右側ブレーキ操作レバー21Rは、右側ブレーキカム1
9Rのボス部に直接連結されるが、左側ブレーキ操作レ
バー21Lは、右側ブレーキカム19Rのボス部を貫通
するカム軸22を介して左側ブレーキカム19Lに連結
されている。つまり、左側ブレーキカム19Lのボス部
に連結されるカム軸22を、右側ブレーキカム19Rの
側方近傍まで延出して左側ブレーキ操作レバー21Lを
連結しているため、左右のブレーキ操作レバー21L、
21Rをリヤアクスルケース5の右側部に集中配置する
ことができるようになっている。
【0009】一方、23は操作部2に設けられる左右一
対のブレーキペダルであって、該ブレーキペダル23
は、前記センターケース8の側方に沿って配設される左
右一対のブレーキロッド24L、24Rを介して前記左
右のブレーキ操作レバー21L、21Rにそれぞれ連動
連結されるが、前述した様に左右のブレーキ操作レバー
21L、21Rをリヤアクスルケース5の右側部に集中
配置しているため、左右一対のブレーキロッド24L、
24Rを、センターケース8の左右両側方に振り分ける
ことなく、センターケース8の右側方に集中配置するこ
とができるようになっている。
【0010】また、25はセンターケース8の側方に沿
って配置される油圧配管であって、該油圧配管25は、
機体前部に設けられる油圧ポンプ(図示せず)の吐出圧
油を機体後部のリフトシリンダに供給するためのもので
あるが、前記ブレーキロッド24L、24Rと同様にセ
ンターケース8の右側方に配置することによって、セン
ターケース8の左側方に、ブレーキロッド24L、24
Rおよび油圧配管25が存在しないスペースを確保して
いる。
【0011】26はエンジンに燃料を供給する燃料タン
クであって、該燃料タンク26は、センターケース8の
左側方スペースにステー27を介して配設されると共
に、防振ゴム28を介して操作部デッキ9を防振支持し
ている。即ち、燃料タンク26を、燃料供給時の作業性
を考慮して操作部デッキ9の下方スペースに配置するに
あたり、ブレーキロッド24L、24Rおよび油圧配管
25が存在しないセンターケース8の左側方スペースに
配置するため、センターケース8の左側方スペースを無
駄なく利用して大容量の燃料タンク26を配置すること
ができるようになっている。尚、26aは燃料タンク2
6の燃料供給口であって、該燃料供給口26aは、後輪
4を覆うフェンダ29の前面部に配置されている。
【0012】叙述の如く構成されたものにおいて、燃料
タンク26を、燃料供給時の作業性を考慮して操作部デ
ッキ9の下方スペースに配置するにあたり、センターケ
ース8の右側方スペースにブレーキロッド24L、24
Rおよび油圧配管25を集中配置し、これらが存在しな
いセンターケース8の左側方スペースに燃料タンク26
を配置するため、センターケース8の左側方スペースを
無駄なく利用して大容量の燃料タンク26を配置するこ
とができる。
【0013】しかも、左右のブレーキロッド24L、2
4Rを一箇所でメンテナンスできるため、左右のブレー
キロッド24L、24Rをセンターケース8の左右両側
方に振分け配置していた従来に比してブレーキ調整等の
作業性を向上させることができる。
【0014】また、左右のブレーキ操作レバー21L、
21Rをリヤアクスルケース5の一側部に集中配置する
にあたり、右側ブレーキカム19Rを、左側ブレーキカ
ム19Lのカム軸22で支持したため、左右ブレーキ操
作レバー21L、21Rの回動軸芯を一致させてブレー
キペダル23の操作性を向上させることができる。
【0015】尚、本発明は、前記実施形態に限定されな
いものであることは勿論であって、例えば図4および図
5に示す様にサイドブレーキ機構を構成することも可能
である。つまり、このものは、プレッシャプレートに兼
用されるブレーキカバー30のディスク摺接面にスペー
サ31を着脱自在に設け、該スペーサ31の選択的な着
脱に基づいてディスク15の収容枚数を変更できるよう
にしたものである。このため、機体重量に応じてブレー
キ容量を変更するにあたり、ブレーキカバー等を変更す
ることなくブレーキ容量を増減することが可能になる許
りでなく、ブレーキ容量毎に部品を用意した場合に比し
て部品管理も簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの側面図である。
【図2】リヤアクスルケースの展開断面図である。
【図3】操作部デッキの下方スペースを示す後面図であ
る。
【図4】サイドブレーキの他例を示す要部断面図であ
る。
【図5】スペーサを取り付けた状態を示す同上要部断面
図である。
【符号の説明】
1 走行機体 8 センターケース 9 操作部デッキ 24 ブレーキロッド 25 油圧配管 26 燃料タンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部のデッキ下方に、エンジン動力を
    機体前部から機体後部に伝動するセンターケースを配置
    すると共に、該センターケースの側方に沿って油圧配管
    およびブレーキロッドを配置してなる作業用走行車にお
    いて、前記センターケースの左右何れか一側方に油圧配
    管およびブレーキロッドを集中配置する一方、センター
    ケースの他側方に燃料タンクを配置した作業用走行車。
JP31753295A 1995-11-10 1995-11-10 作業用走行車 Pending JPH09136675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31753295A JPH09136675A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 作業用走行車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31753295A JPH09136675A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 作業用走行車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09136675A true JPH09136675A (ja) 1997-05-27

Family

ID=18089309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31753295A Pending JPH09136675A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 作業用走行車

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JP (1) JPH09136675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233654A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Kubota Corp トラクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233654A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Kubota Corp トラクタ

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