JPH09136610A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JPH09136610A
JPH09136610A JP31845695A JP31845695A JPH09136610A JP H09136610 A JPH09136610 A JP H09136610A JP 31845695 A JP31845695 A JP 31845695A JP 31845695 A JP31845695 A JP 31845695A JP H09136610 A JPH09136610 A JP H09136610A
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JP
Japan
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frame
seat
side frame
seat back
pivot
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JP31845695A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Masuda
智寿 増田
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Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム剛性が低い枢支部の上部分に、前方
衝突の場合には圧縮、後方衝突の場合には引張りの負荷
が多く加わって発生するシートバックフレームの破断又
は座屈を防止するために、多くの補強を行なっており、
このために、フレーム構成を複雑にしていた。 【解決手段】 シートバックフレーム8のショルダーア
ンカー機構部17を有する側のサイドフレーム部8B内
に、内、外側インナービーム20、21を収容して、内
側インナービーム20を、その下端部でサイドフレーム
部8Bの回動中心となる枢支部12に、その上端部でサ
イドフレーム部8Bの前面部10Aの内面にそれぞれ固
着し、外側インナービーム21を、その下端部で前記枢
支部12に、その上端部でサイドフレーム部8Bの前面
部10Aの内面にそれぞれ固着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
設けられる車両用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用シートにおけるシートバッ
クの骨組みとなるシートバックフレーム30を図8及び
図9に示す。このシートバックフレーム30は、左右の
サイドフレーム部30A、30Bを備えており、左右の
サイドフレーム部30A、30Bは中空な閉鎖断面を有
しており、左右のサイドフレーム部30A、30Bの前
面部31は、下に向うにしたがって、前方に迫り出して
いて、左右のサイドフレーム部30A、30Bの前後方
向の幅が広くなされており、前面部31の下端部が枢支
部32に成されている。
【0003】そして、シートバックフレーム30の右側
フレーム部30B内には上下方向にショルダーレール3
3が設けてあり、このショルダーレール33にはヘッド
レストフレーム34の下側部位34Aが上下動可能に設
けてあり、このヘッドレストフレーム34の上側部位3
4Bにはショルダーアンカー35が取り付けてあり、こ
のショルダーアンカー35にベルトガイド35Aが保持
されている。また、ヘッドレストフレーム34の上側部
位34Bには支持部材36を介してヘッドレストの芯材
37が取り付けてある。そして、シートバックフレーム
30にはヘッドレストフレーム34の高さ調整機構(図
示せず)が設けてある。
【0004】また、前記シートバックフレーム30には
シートベルト38の巻取り用リトラクター39が固着さ
れており、この巻取り用リトラクター39から繰り出さ
れたシートベルト38が前記ショルダーアンカー35に
保持されたベルトガイド35Aを介して前方に引き出さ
れるようになっている。
【0005】そして、前記シートバックフレーム30
は、その枢支部32で支軸(図示せず)によりシートク
ッション(図示せず)のシートフレームの左右のサイド
メンバー(いずれも図示せず)に前後方向に揺動可能に
取付られており、また、シートバックフレーム30の左
右のサイドフレーム部30A、30Bにはリクライニン
グ機構部のシリンダー40が前後方向に揺動可能に設け
てあり、これらのシリンダー40の可動側アーム部41
は前記シートフレームの左右のサイドメンバーにピン結
合されている。
【0006】したがって、リクライニング用機構部のシ
リンダー40を作動して可動側アーム部41を伸縮動作
することにより、シートバックが前記枢支部32を回動
中心としてシートクッションに対し傾動動作するとい
う、所謂リクライニング動作が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用シートにあっては、前記シートバックフレー
ム30の枢支部32である回動中心とシリンダー39の
可動側アーム部40の前記シートフレームへの結合部で
あるリクライニング作動点42とが別であるために、フ
レーム剛性が低い部分、すなわち前記枢支部32の上部
分イに、前方衝突の場合には圧縮、後方衝突の場合には
引張りの負荷が多く加わる。すなわち、前方衝突の場合
には、人体に働く力が前記シートベルト38及び前記シ
ョルダーアンカー35を介して前記右側フレーム部30
Bに作用し、前記枢支部32の上部分イに圧縮負荷が多
く加わる。また、後方衝突の場合には、人体に働く力が
前記右側フレーム部30Bに作用し、前記枢支部32の
上部分イに引張負荷が多く加わる。
【0008】このために、シートバックフレーム30に
多くの補強材を取り付けて、このシートバックフレーム
30の破断又は座屈の発生を防止しており、多くの補強
材を取り付けることによりフレーム構成を複雑にすると
いう問題点があった。
【0009】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、シートバッ
クフレームの枢支部の上部分に作用する前方衝突の場合
の圧縮、後方衝突の場合の引張りの負荷の一部を直線的
に枢支部側に伝送させ得て、シートバックフレームへの
応力を小さくして破断又は座屈の発生を防止し、余分な
位置の強度を軽減してフレーム構成を簡略化することが
できる車両用シートを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わる車両用シートは、シート
バックフレームの左、右のサイドフレーム部のいずれか
一方に巻取り用リトラクターから繰り出されたシートベ
ルトを前方に引き出すためのショルダーアンカー機構部
を有し、且つ前記シートバックフレームのシートフレー
ムに対する回動中心である枢支部とリクライニング作動
点とが別であるシートバックを備えた車両用シートにお
いて、前記ショルダーアンカー機構部を有する側の前記
サイドフレーム部に、このサイドフレーム部の前記枢支
部の上部分に作用する圧縮及び引張りの負荷を直線的に
前記枢支部側に逃がす応力伝送手段を設けたことを特徴
とする。
【0011】かかる構成により、前記応力伝送手段が、
前記枢支部の上部分に作用する前方衝突の場合の圧縮、
後方衝突の場合の引張りの負荷の一部を直線的に前記枢
支部から前記シートフレームへ伝えて、シートバックフ
レームへの応力を小さくし、このシートバックフレーム
の破断又は座屈の発生を防止する。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係わる車両用シートは、請求項1記載の車
両用シートにおいて、前記応力伝送手段を、前記サイド
フレーム部内に内、外側インナービームを収容して、内
側インナービームを、その下端部で前記枢支部に、その
上端部で前記サイドフレーム部の前面部の内面にそれぞ
れ固着し、外側インナービームを、その下端部で前記枢
支部に、その上端部で前記サイドフレーム部の前記前面
部の内面にそれぞれ固着して構成した。
【0013】かかる構成により、前記枢支部の上部分に
作用する前方衝突の場合の圧縮、後方衝突の場合の引張
りの負荷の一部を、内、外側インナービームが受けて直
線的に前記枢支部から前記シートフレームへ伝えて、シ
ートバックフレームへの応力を小さくし、このシートバ
ックフレームの破断又は座屈の発生を防止する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係わる車両用シー
トの斜視図、図2は同車両用シートのクッションフレー
ム及びシートクッション部分の一部破断した斜視図、図
3は同車両用シートのシートバックのシートフレームの
分解状態の斜視図、図4は同シートフレームの斜視図、
図5は同シートフレームの側面図、図6は図5のZ−Z
線に沿う断面図である。
【0015】本発明に係わる車両用シートは、シートク
ッション1とシートバック2より構成されていて、シー
トクッション1は床部3にスライド機構4を介して前後
方向に移動調整可能に取り付けられている。すなわち、
シートクッション1は、クッション材6A内にシートフ
レーム5を骨組みとして組み込み、クッション材6Aを
表皮6で被覆して構成されており、前記スライド機構4
は床部3に固着された下側レール4Aとこの下側レール
4Aに摺動可能に設けられた上側レール4とを備えてお
り、シートフレーム5の左右のサイドメンバー5Aがス
ライド機構4の上側レール4Bに固着されている。
【0016】前記シートバック2は、クッション材7内
にシートバックフレーム8を骨組みとして組み込み、ク
ッション材7を表皮9で被覆して構成されており、シー
トバックフレーム8は、図3乃至図6に示すように左右
のサイドフレーム部(バックサイドフレーム)8A、8
Bと、これら左右のサイドフレーム部8A、8Bを互い
に連結するクロスフレーム部8Cと、左右のサイドフレ
ーム部8A、8Bの上部間を連結する上部フレーム部8
Dと、左右のサイドフレーム部8A、8Bの下部間を連
結する下部フレーム部8Eと、右のサイドフレーム部8
Bと上部フレーム部8Dとの間に掛け渡された支持プレ
ート部8Fとを有している。
【0017】そして、左右のサイドフレーム部8A、8
Bは閉鎖断面を有しており、これらのサイドフレーム部
8A、8Bの前面部10Aは、下に向うにしたがって、
前方に迫り出していて、左右のサイドフレーム部8A、
8Bの前後方向の幅が広くなされており、前面部10A
の下端部が枢支部12に成されている。
【0018】右のサイドフレーム部8Bは図6に示すよ
うに断面コ字形状の内、外側メンバー10、11を合わ
せて構成されており、このサイドフレーム部8B内には
上下方向に沿うショルダーレール13が外側メンバー1
1に固着されて設けてあり、このショルダーレール13
にはヘッドレストフレーム14の下側部位14Aが上下
動可能に嵌合している。
【0019】そして、このヘッドレストフレーム14の
上側部位14Bは、図7に示すようにショルダーアンカ
ー・アウターブラケット15とショルダーアンカー・イ
ンナーブラケット16とを備えており、これら両ブラケ
ット15、16にショルダーアンカー17Aが取り付け
てあり、このショルダーアンカー17Aにベルトガイド
17Bが保持されていて、これらでショルダーアンカー
機構部17を構成している。
【0020】また、ヘッドレストフレーム14の上側部
位14Bの両ブラケット15、16には支持部材18を
介してヘッドレスト19の芯材9Aが取り付けてある。
そして、シートバックフレーム8にはヘッドレストフレ
ーム14の高さ調整機構(図示せず)が設けてある。
【0021】また、右のサイドフレーム部8B内には2
本のインナービーム20、21が収容してあり、内側イ
ンナービーム20は外側のインナービーム21より長く
なっていて、内、外側インナービーム20、21の上部
は斜めに切断加工されていて傾斜した固着面20A、2
1Aになされている。
【0022】そして、内側インナービーム20は,図
5、図6に示すように内側メンバー10内で前記ヘッド
レストフレーム14の下側部位14Aより前方に位置し
ていて、その下端部は枢支部12に固着してあり、内側
インナービーム20の上端部は、その固着面20Aで前
記前面部10Aの内面に固着されている。また、外側イ
ンナービーム21は外側メンバー11内で前記ショルダ
ーレール13より前方に位置していて、その下端部は枢
支部12に固着してあり、外側インナービーム21の上
端部は、その固着面21Aで前記前面部10Aの内面に
固着されている。そして、上記のように内、外側インナ
ービーム20、21を前記枢支部12及び前記前面部1
0Aの内面にそれぞれ固着することで、右のサイドフレ
ーム部8Bの枢支部12の上部分イに作用する圧縮及び
引張りの負荷を直線的に前記枢支部12側に逃がす応力
伝送手段を構成している。
【0023】また、前記支持プレート部8Fにはシート
ベルト22の巻取り用リトラクター23が固着されてお
り、この巻取り用リトラクター23から繰り出されたシ
ートベルト22が前記ショルダーアンカー17Aに保持
されたベルトガイド17Bを介して前方に引き出される
ようになっている。
【0024】そして、前記シートバックフレーム8は、
その枢支部12で支軸(図示せず)により前記シートフ
レーム5の左右のサイドメンバー5Aに前後方向に揺動
可能に取付られており、また、シートバックフレーム8
の左右のサイドフレーム部8A、8Bにはリクライニン
グ機構部のシリンダー24が前後方向に揺動可能に設け
てあり、これらのシリンダー24の可動側アーム部25
は前記シートフレーム5の左右のサイドメンバー5Aに
ピン結合されている。そして、前記枢支部12がシート
バックフレーム8の回動中心であり、前記シリンダー2
4の可動側アーム部25の前記シートフレーム5の左右
のサイドメンバー5Aへのピン結合部がリクライニング
作動点26になされている。
【0025】したがって、リクライニング用機構部のシ
リンダー24を作動して可動側アーム部25を伸縮動作
することにより、シートバック2が前記枢支部12を回
動中心としてシートクッション1に対し傾動動作すると
いう、所謂リクライニング動作が行われる。
【0026】そして、前記シートクッション1の左側に
はラップアンカーポイント(図示せず)が、右側にはバ
ックル28がそれぞれ設けてあり、前記ショルダーアン
カー17Aが保持したベルトガイド17Bを介して前方
に引き出されたシートベルト22はその中間部のタング
27をラップアンカーポイントに係止し、シートベルト
22の端末のタング29を前記バックル28に係止して
3点ベルトマウントを構成している。
【0027】次に、上記のように構成された車両用シー
トの作動を説明する。前記シートバックフレーム8の回
動中心である枢支部12とシリンダー24の可動側アー
ム部25の前記シートフレーム5への結合部であるリク
ライニング作動点26とが別であるために、フレーム剛
性が低い部分、すなわち前記枢支部12の上部分イに、
前方衝突の場合には圧縮、後方衝突の場合には引張りの
負荷が多く加わる。すなわち、前方衝突の場合には、人
体に働く力が前記シートベルト22及び前記ショルダー
アンカー機構部17を介して右のサイドフレーム部8B
に作用し、前記枢支部12の上部分イに圧縮負荷が多く
加わる。また、後方衝突の場合には、人体に働く力が右
のサイドフレーム部8Bに作用し、前記枢支部12の上
部分イに引張負荷が多く加わる。
【0028】しかし、右のサイドフレーム部8B内には
2本のインナービーム20、21が収容してあり、内側
インナービーム20は内側メンバー10内で前記ヘッド
レストフレーム14の下側部位14Aより前方に位置し
ていて、その下端部は枢支部12に固着してあり、内側
インナービーム20の上端部は、その固着面20Aで前
記前面部10Aの内面に固着されており、また、外側イ
ンナービーム21は外側メンバー11内で前記ショルダ
ーレール13より前方に位置していて、その下端部は枢
支部12に固着してあり、外側インナービーム21の上
端部は、その固着面21Aで前記前面部10Aの内面に
固着されているために、前記枢支部12の上部分イに作
用する前方衝突の場合の圧縮、後方衝突の場合の引張り
の負荷の一部を、内、外側インナービーム20、21が
受けて直線的に前記枢支部12から前記シートフレーム
へ伝えて、シートバックフレーム8への応力を小さく
し、このシートバックフレーム8の破断又は座屈の発生
を防止することができる。このために、内、外側インナ
ービーム20、21を追加するだけで、補強材を無く
し、余分な位置の強度を軽減することができて、フレー
ム構成を簡略化することができる。
【0029】また、後方衝突で、人体に働く力が前記右
のサイドフレーム部8Bに作用した場合、前記ショルダ
ーレール13が外側インナービーム21に当り、また、
前記ヘッドレストフレーム14の下側部位14Aが内側
インナービーム20に当り、シートバックフレーム8へ
の応力を前記枢支部12から前記シートフレーム5へ伝
えることができて、シートバックフレーム8への応力を
小さくし、このシートバックフレーム8の破断又は座屈
の発生を防止することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係わる車両用シートによれば、シートバックフレームの
左、右のサイドフレーム部のいずれか一方に巻取り用リ
トラクターから繰り出されたシートベルトを前方に引き
出すためのショルダーアンカー機構部を有し、且つ前記
シートバックフレームのシートフレームに対する回動中
心である枢支部とリクライニング作動点とが別であるシ
ートバックを備えた車両用シートにおいて、前記ショル
ダーアンカー機構部を有する側の前記サイドフレーム部
に、このサイドフレーム部の前記枢支部の上部分に作用
する圧縮及び引張りの負荷を直線的に前記枢支部側に逃
がす応力伝送手段を設けたことにより、前記応力伝送手
段が、前記枢支部の上部分に作用する前方衝突の場合の
圧縮、後方衝突の場合の引張りの負荷の一部を直線的に
前記枢支部から前記シートフレームへ伝えて、シートバ
ックフレームへの応力を小さくし、このシートバックフ
レームの破断又は座屈の発生を防止することができる。
このために、余分な位置の強度を軽減することができ
て、フレーム構成を簡略化することができる。
【0031】また、請求項2の発明に係わる車両用シー
トによれば、請求項1記載の車両用シートにおいて、前
記応力伝送手段を、前記サイドフレーム部内に内、外側
インナービームを収容して、内側インナービームを、そ
の下端部で前記枢支部に、その上端部で前記サイドフレ
ーム部の前面部の内面にそれぞれ固着し、外側インナー
ビームを、その下端部で前記枢支部に、その上端部で前
記サイドフレーム部の前記前面部の内面にそれぞれ固着
して構成したことにより、前記枢支部の上部分に作用す
る前方衝突の場合の圧縮、後方衝突の場合の引張りの負
荷の一部を、内、外側インナービームが受けて直線的に
前記枢支部から前記シートフレームへ伝えて、シートバ
ックフレームへの応力を小さくし、このシートバックフ
レームの破断又は座屈の発生を防止することができる。
【0032】このために、内、外側インナービームを追
加するだけで、補強材を無くし、余分な位置の強度を軽
減することができて、フレーム構成を簡略化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる車両用シートの斜視図である。
【図2】同車両用シートのシートクッションおよびスラ
イド機構部分の一部破断した斜視図である
【図3】同車両用シートのシートバックフレームの一部
分解した斜視図である。
【図4】同車両用シートのシートバックフレームの斜視
図である。
【図5】同車両用シートのシートバックフレームの側面
図である。
【図6】図5のZ−Z線に沿う断面図である。
【図7】ショルダーアンカー機構部の斜視図である。
【図8】従来の車両用シートののシートバックフレーム
の斜視図である。
【図9】同車両用シートのシートバックフレームの側面
図である。
【符号の説明】
1 シートクッション 2 シートバック 8 シートバックフレーム 8B 右のサイドフレーム部 10A サイドフレーム部の前面部 12 枢支部(回動中心) 17 ショルダーアンカー機構部 20 内側インナービーム 21 外側インナービーム 26 リクライニング作動点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックフレームの左、右のサイド
    フレーム部のいずれか一方に巻取り用リトラクターから
    繰り出されたシートベルトを前方に引き出すためのショ
    ルダーアンカー機構部を有し、且つ前記シートバックフ
    レームのシートフレームに対する回動中心である枢支部
    とリクライニング作動点とが別であるシートバックを備
    えた車両用シートにおいて、前記ショルダーアンカー機
    構部を有する側の前記サイドフレーム部に、このサイド
    フレーム部の前記枢支部の上部分に作用する圧縮及び引
    張りの応力を直線的に前記枢支部側に逃がす応力伝送手
    段を設けたことを特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 前記応力伝送手段を、前記サイドフレー
    ム部内に内、外側インナービームを収容して、内側イン
    ナービームを、その下端部で前記枢支部に、その上端部
    で前記サイドフレーム部の前面部の内面にそれぞれ固着
    し、外側インナービームを、その下端部で前記枢支部
    に、その上端部で前記サイドフレーム部の前記前面部の
    内面にそれぞれ固着して構成した請求項1記載の車両用
    シート。
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Effective date: 20040106