JPH09136578A - ルーフレールカバー - Google Patents

ルーフレールカバー

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Publication number
JPH09136578A
JPH09136578A JP31760095A JP31760095A JPH09136578A JP H09136578 A JPH09136578 A JP H09136578A JP 31760095 A JP31760095 A JP 31760095A JP 31760095 A JP31760095 A JP 31760095A JP H09136578 A JPH09136578 A JP H09136578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
roof
carrier
rail portion
edges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31760095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takechi
裕之 武市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGUCHI DENKI KOGYO KK
Original Assignee
YAMAGUCHI DENKI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YAMAGUCHI DENKI KOGYO KK filed Critical YAMAGUCHI DENKI KOGYO KK
Priority to JP31760095A priority Critical patent/JPH09136578A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリヤ自身およびその取り付け手段によっ
て傷付けられにくいとともに外観も美麗とする。 【解決手段】 自動車の屋根22上に設けられているル
ーフレール23,23のレール部24,24の上面およ
び両側面に重ねられる上面壁2およびその両側縁から延
びる二つの側面壁3,4を有し、上面壁2の裏面にレー
ル部上面への接合層5が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の屋根上に設
けられている荷物搭載用のルーフレールに保護,補強,
更に装飾のために取り付けられるルーフレールカバーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スキー,サーフボードのようなレジャー
用品など車内に入らない長尺の荷物を運搬するため、ボ
ルト,蝶ねじ,吸盤などを用いてルーフキャリアを屋根
上に取り付け、そこへ荷物を搭載することが広く行われ
ており、さまざまな形状,構造のルーフキャリアが市販
されている。
【0003】これらのルーフキャリアの内で工具を用い
てボルトなどで固定させる構造のものは車両の全高,重
量などに車両法に規定する種別の変更を生じる場合があ
り、また固定個所に発錆,水漏れなどがないように充分
な処理を施す必要があるなど、取り付けにあたって使用
者が留意しなければならないことが多い。
【0004】一方、近年ではレジャーを主な用途とした
乗用車において、予め荷物搭載用の設備が屋根上に設置
されているものが多く販売されるようになってきた。
【0005】この荷物搭載設備は、荷物を載せるキャリ
アを取り付けるための細長棒状のレール部の両端または
両端と中間個所に短かい脚部を有しルーフレールと呼ば
れているものの通常は二本からなり、それらの脚部を屋
根に固定してレール部を屋根表面から少し離して配置し
た構造であって、屋根の左右両側縁に沿って設置されて
おり、荷物に応じたキャリアをレール部に取り付けて使
用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ルーフ
レールは自動車製造者が設置するため、ルーフキャリア
を使用者が設置する場合に生じる種別の変更、固定個所
の不備などの虞れはない。
【0007】しかしながら、レール部は合成樹脂で作ら
れているのが普通であり、美感が充分でないとともに、
キャリアのそれ自身の形状,材質や取り付け手段によっ
てはこれらとの接触個所に傷がつきやすく、荷物に応じ
てキャリアを交換して取り付け個所が変わったときは先
につけた傷がそのまま見えてしまい外観を損なうばかり
か、傷の程度や数によっては強度を低下させる原因にも
なる。
【0008】更に、取り付け手段によってはレール部に
大きな締め付け力,曲げ力,或いはねじり力が加わって
短寿命化,破損の原因となり、そのために取り付けを緩
くすると外れて荷物を落下させる心配があるなど、キャ
リアを適正に取り付けるのに困難を伴う。
【0009】本発明は、美感的に優れた効果を発揮する
ことは云うまでもなく、ルーフレールにキャリアを取り
付けたとき傷をつけやすい、適正な取り付けが困難であ
る、という前記の課題を解決し、キャリア自身やその取
り付け手段によって傷つけられにくいと同時にキャリア
を強い力で取り付けさせることができ、更に加えて美感
的に優れた効果を発揮させることができる手段を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明はルーフレ
ールのレール部の上面および両側面に重ねられる上面壁
およびその両側縁から延びる二つの側面壁を有し、上面
壁の裏面にレール部上面への接合層を具えさせたモール
をもって前記の課題を解決させるようにしたものであ
る。
【0011】換言すれば、このモールは金属または場合
により合成樹脂で作られていてレール部の上面,両側面
に合致する端面形状の型材に、レール部への固定手段で
ある接合層を設けた構成であり、型材をレール部に嵌め
込んで被せ、更に接合層により固定することにより、レ
ール部を保護してキャリアやその取り付け手段によって
傷つけることを防止し、且つレール部を補強してキャリ
アを強固に取り付け可能とする。また、金属の光沢によ
り、或いはメッキや着色を施して装飾を加えることによ
り、美感を向上させることができるものである。
【0012】尚、接合層を粘着層とすれば取り外して交
換することが可能となって便利であり、また両側面壁の
下端縁を内側に向けて折り返し、或いは下端縁に内向き
突縁を設けることにより、荷物の積み降しの際に下端縁
により手などを傷つける心配がない。殊に、側面壁の下
端縁に内向き突縁を設けた場合には、これらの突縁をレ
ール部の下面に引掛けることにより更に安定よくレール
部に固定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明すると、図1および図2は本発明の好ま
しい実施の形態の一つを示すものであり、自動車21の
屋根22の左右両側縁に沿って二本のルーフレール23
が互いに平行に配置されている。
【0014】このルーフレール23は合成樹脂で作られ
た細長棒状のレール部24の両端および中間個所に短か
い脚部25,26,27を有しており、脚部25,2
6,27が屋根22の例えばフレームに固定されレール
部24が屋根22の表面から少し離れて配置されてい
る。レール部24は、図示の形態では上面24aおよび
下面24bが屋根22の表面とほぼ並行であり、二つの
側面24c,24dが互いに異なる傾斜角度で下外方へ
延びている端面四辺形とされている。
【0015】前記形状のレール部24に嵌め込まれるモ
ール1は、レール部24の上面24aに重ねられる上面
壁2と、その両側縁から延びて内側の側面24cに重ね
られる側面壁3および外側の側面24dに重ねられる側
面壁4と、側面壁4の裏面のほぼ全面に設けられた接合
層5とからなり、二つの側面壁3,4の下端縁には内側
に向けたカール状の折り返し部7,8がそれぞれ形成さ
れている。
【0016】上面壁2,側面壁3,4および折り返し部
7,8は金属または合成樹脂、好ましくは傷がつきにく
いとともに不銹性であるステンレス鋼で作られた型材で
あり、脚部25,26,27と別体に作られたレール部
23と等しい長さを有している。また、接合層5は両面
粘着テープを上面壁2に貼り付けた構成とされ、剥離紙
6で保護されている。そして、粘着層としたことによっ
てレール部24に容易且つ簡単に固定することができ、
また取り外し交換も可能である、という利点がもたらさ
れる。
【0017】尚、前記カール状の折り返し部7,8には
それぞれピン9,9が嵌挿されており、走行時に折り返
し部に7,8によって生じる風切音の発生を防止してい
る。
【0018】ルーフレール付き自動車の所有者がモール
1をレール部24に固定するときは、剥離紙6を剥して
図2の(A)に示すように内側の側面壁3,上面壁2,
外側の側面壁4を側面24c,上面24a,側面24d
にそれぞれ重ね合わせるように上方から嵌め込んで図2
の(B)に示す状態とし、次に側面壁4を押して接合層
5の全体を側面24dに充分に圧着させるものである。
【0019】この作業に先立ってレール部24の表面を
ガソリン,アルコールなどの有機溶剤で洗浄し、汚れや
油分を除去することが接合層5による固定強度向上のた
めに好ましい。また、図示の形態ではルーフレール23
のレール部24が脚部25,26,27と別体であるの
で、レール部24の両端の脚部25,26との継ぎ目に
モール1の両端を一致させて嵌め込むことにより、左右
のルーフレール23に互いにずれることなく固定させる
ことができる。
【0020】そして、前述の手順によってレール部24
に嵌め込み固定したモール1の上からキャリアを取付け
ることにより、レール部24に傷をつけることがなくな
る。殊に、ステンレス鋼の型材によって形成したとき
は、モール1自身に傷がつきにくいと同時にレール部2
4が補強されてキャリアを強い力で強固に且つ安定よく
取り付けることができる。また、ステンレス鋼は屋根2
2および脚部25,26,27とは全く別異の金属光沢
を有しているので装飾効果も伴せ持つものである。
【0021】更に、図示の形態ではカール状の突縁9,
10をレール部下面24bに引掛けることにより容易且
つ簡単に固安させることができるとともに、粘着層から
なる接合層5によってレール部24により更に安定よく
固定することができる。
【0022】尚、本発明のモール1は接着剤からなる接
合層5によってレール24に取外し不可に固定するこ
と、接合層5を上面壁2の裏面の一部分に設けること、
合成樹脂で成形して傷つけられたとき簡易に交換できる
ようにすること、レール部24の全長ではなくその一部
に嵌め込んでキャリア取り付け部分のみを保護するよう
に短尺に作ること、装飾効果を高めるためのメッキや着
色を施すこと、など前記実施の形態以外の形態とするこ
とができ、いずれの場合もレール部24の上面、両側面
に合致してこれらに重ね合わせられる端面形状をもち、
且つ誰もが容易且つ確実に固定させることができる接合
層を具えていれば本発明の目的を達成することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上から明かなように、本発明のモール
を使用すると自動車の屋根に固定して設置されているル
ーフレールのレール部に嵌め込んで上面に押しつける、
というきわめて簡単な手順でレール部にキャリアやその
取り付け手段が直接触れて傷つけることが防止され、且
つレール部を補強してキャリアを強固に取り付けさせる
ことが可能となり、更に加えて装飾効果が期待されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフレールの一例に対応させた本発明の実施
の形態を示す一部を拡大した斜視図。
【図2】図1に示した実施の形態における取り付け手順
を説明する断面図。
【符号の説明】
1 モール 2 上面壁 3 側面壁 4 側面壁 5 接合層 7 折り返し部 8 折り返し部 9 突縁 10 突縁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の屋根上に設けられているルーフ
    レールのレール部の上面および両側面に重ねられる上面
    壁およびその両側縁から延びる二つの側面壁を有し、前
    記上面壁の裏面にレール部上面への接合層が設けられて
    いることを特徴とするルーフレールカバー。
  2. 【請求項2】 二つの側面壁の下端縁が内側に向けて折
    返されている請求項1に記載のルーフレールカバー。
  3. 【請求項3】 二つの側面壁の下端縁にレール部下面に
    掛合する内向きの突縁が設けられているルーフレールカ
    バー。
  4. 【請求項4】 前記接合層が粘着層である請求項1,2
    または3に記載のルーフレールカバー。
JP31760095A 1995-11-10 1995-11-10 ルーフレールカバー Pending JPH09136578A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31760095A JPH09136578A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 ルーフレールカバー

Applications Claiming Priority (1)

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JP31760095A JPH09136578A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 ルーフレールカバー

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Publication Number Publication Date
JPH09136578A true JPH09136578A (ja) 1997-05-27

Family

ID=18090023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31760095A Pending JPH09136578A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 ルーフレールカバー

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JP (1) JPH09136578A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005297841A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Aoyama Seisakusho Co Ltd ルーフレール取付け用ブラケット
DE102006030760A1 (de) * 2006-06-26 2007-12-27 Decoma (Germany) Gmbh Tragteil
JP2018524231A (ja) * 2015-07-07 2018-08-30 ジュートドイッチェ アルミニウム マニュファクチュア ゲーエムベーハー 自動車用ルーフレール、ルーフレールを備えた自動車、及びルーフレールの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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DE102006030760A1 (de) * 2006-06-26 2007-12-27 Decoma (Germany) Gmbh Tragteil
JP2018524231A (ja) * 2015-07-07 2018-08-30 ジュートドイッチェ アルミニウム マニュファクチュア ゲーエムベーハー 自動車用ルーフレール、ルーフレールを備えた自動車、及びルーフレールの製造方法

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Effective date: 20050405

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050913