JPH09136050A - 塗装用ボルト孔遮蔽具 - Google Patents
塗装用ボルト孔遮蔽具Info
- Publication number
- JPH09136050A JPH09136050A JP7317447A JP31744795A JPH09136050A JP H09136050 A JPH09136050 A JP H09136050A JP 7317447 A JP7317447 A JP 7317447A JP 31744795 A JP31744795 A JP 31744795A JP H09136050 A JPH09136050 A JP H09136050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt hole
- end part
- bolt
- base end
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B12/00—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
- B05B12/16—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for controlling the spray area
- B05B12/20—Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated
- B05B12/26—Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated for masking cavities
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボルト孔径や筒体外径に存在する寸法誤差を
吸収し、十分な定着力にてボルト孔に差し込め、塗料粒
子の侵入を的確に阻止できる塗装用ボルト孔遮蔽具を提
供する。 【解決手段】 ボルト孔への差し込み側の先端部を先細
り形成し、基端部に抜き取り時の指掛け用鍔部を拡大形
成し、先端部と基端部の少なくとも一方が閉じられた筒
体よりなり、該筒体の外面に円周方向に所定間隔を置い
て軸方向に複数本の線状突起を設ける。
吸収し、十分な定着力にてボルト孔に差し込め、塗料粒
子の侵入を的確に阻止できる塗装用ボルト孔遮蔽具を提
供する。 【解決手段】 ボルト孔への差し込み側の先端部を先細
り形成し、基端部に抜き取り時の指掛け用鍔部を拡大形
成し、先端部と基端部の少なくとも一方が閉じられた筒
体よりなり、該筒体の外面に円周方向に所定間隔を置い
て軸方向に複数本の線状突起を設ける。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明はボルト孔を有する
物体の静電塗装などにおいてボルト孔に塗料粒子が入り
込むのを防止する、塗装用ボルト孔遮蔽具に関するもの
である。
物体の静電塗装などにおいてボルト孔に塗料粒子が入り
込むのを防止する、塗装用ボルト孔遮蔽具に関するもの
である。
【0002】塗料粒子がねじ山に侵入して付着固化した
ときには、ボルトのねじ込みが困難または不可能になる
ため、塗装工程に先行してボルト孔を閉塞して置く必要
がある。この用途のためにボルト孔への差し込み側の先
端部を先細り形成し、基端部に抜き取り時の指掛け用鍔
部を拡大形成し、先端部と基端部の少なくとも一方が閉
じられた軟質プラスチック製の筒体よりなるボルト孔遮
蔽具が既に提案されている。
ときには、ボルトのねじ込みが困難または不可能になる
ため、塗装工程に先行してボルト孔を閉塞して置く必要
がある。この用途のためにボルト孔への差し込み側の先
端部を先細り形成し、基端部に抜き取り時の指掛け用鍔
部を拡大形成し、先端部と基端部の少なくとも一方が閉
じられた軟質プラスチック製の筒体よりなるボルト孔遮
蔽具が既に提案されている。
【0003】この遮蔽具はボルト孔に差し込まれたと
き、外周面がねじ山に密に弾性係合することによって当
初の差し込み位置に保持されるものであるが、ボルト孔
の内径と筒体外径には加工時や成形時の許容誤差があ
り、これらの誤差が相加的に働いたときには、ボルト孔
に対する閉塞用具の定着力が弱くなり、途中で抜け落ち
たり、隙間から塗料粒子が入り込んでしまうこともあっ
た。
き、外周面がねじ山に密に弾性係合することによって当
初の差し込み位置に保持されるものであるが、ボルト孔
の内径と筒体外径には加工時や成形時の許容誤差があ
り、これらの誤差が相加的に働いたときには、ボルト孔
に対する閉塞用具の定着力が弱くなり、途中で抜け落ち
たり、隙間から塗料粒子が入り込んでしまうこともあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 従って本発明の目的
は、ボルト孔径や筒体外径に存在する寸法誤差を吸収
し、十分な定着力にてボルト孔に差し込むことができ、
塗料粒子の侵入を的確に阻止できる塗装用ボルト孔遮蔽
具を提供することである。
は、ボルト孔径や筒体外径に存在する寸法誤差を吸収
し、十分な定着力にてボルト孔に差し込むことができ、
塗料粒子の侵入を的確に阻止できる塗装用ボルト孔遮蔽
具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の塗装用ボルト孔遮
蔽具2は、ボルト孔1への差し込み側の先端部2aを先
細り形成し、基端部2bに抜き取り時の指掛け用鍔部3
を拡大形成し、先端部2aと基端部2bの少なくとも一
方が閉じられた筒体よりなり、該筒体の外面に円周方向
に所定間隔を置いて軸方向に複数本の線状突起4を設け
る。
照符号を用いて説明すると、本発明の塗装用ボルト孔遮
蔽具2は、ボルト孔1への差し込み側の先端部2aを先
細り形成し、基端部2bに抜き取り時の指掛け用鍔部3
を拡大形成し、先端部2aと基端部2bの少なくとも一
方が閉じられた筒体よりなり、該筒体の外面に円周方向
に所定間隔を置いて軸方向に複数本の線状突起4を設け
る。
【0006】使用に当たって、ボルト孔遮蔽具2は先細
りの先端部2aから塗装対象の物体5のボルト孔1に差
し込まれる。この先端部2aの差し込み操作は円滑にな
されるが、これを過ぎると線状突起4による抵抗を受け
る。その抵抗に打ち勝つ推進力を基端部2bから与える
ことによって、ボルト孔遮蔽具2は指掛け用鍔部3が物
体5の前面に近接する位置まで押し込まれる。
りの先端部2aから塗装対象の物体5のボルト孔1に差
し込まれる。この先端部2aの差し込み操作は円滑にな
されるが、これを過ぎると線状突起4による抵抗を受け
る。その抵抗に打ち勝つ推進力を基端部2bから与える
ことによって、ボルト孔遮蔽具2は指掛け用鍔部3が物
体5の前面に近接する位置まで押し込まれる。
【0007】この押し込み過程において線状突起4の余
剰な突き出し部分はボルト孔1のねじ山のエッジ部によ
って削り取られるか押し潰され、ボルト孔遮蔽具2はボ
ルト孔1への差し込み部分のほぼ全長かつ全周にてボル
ト孔1のねじ山尖端に密着することになる。
剰な突き出し部分はボルト孔1のねじ山のエッジ部によ
って削り取られるか押し潰され、ボルト孔遮蔽具2はボ
ルト孔1への差し込み部分のほぼ全長かつ全周にてボル
ト孔1のねじ山尖端に密着することになる。
【0008】これによって物体5の前後いずれの方向か
ら塗料粒子が噴霧されても、塗料粒子がボルト孔1に入
り込むことはない。塗装工程の終了後、ボルト孔遮蔽具
2は基端部2bの指掛け用鍔部3に指先を掛けることに
よって、ボルト孔1から引き抜かれる。
ら塗料粒子が噴霧されても、塗料粒子がボルト孔1に入
り込むことはない。塗装工程の終了後、ボルト孔遮蔽具
2は基端部2bの指掛け用鍔部3に指先を掛けることに
よって、ボルト孔1から引き抜かれる。
【0009】
【発明の実施の形態】 図示の実施形態では、ボルト孔
遮蔽具2はシリコンゴムなどの軟質プラスチック材料で
一体成形されている。線状突起は180度間隔に2本形
成されている。ボルト孔遮蔽具2は基端部2bの側が閉
鎖されており、この閉鎖壁部分は指掛け用鍔部3に連続
して形成されている。
遮蔽具2はシリコンゴムなどの軟質プラスチック材料で
一体成形されている。線状突起は180度間隔に2本形
成されている。ボルト孔遮蔽具2は基端部2bの側が閉
鎖されており、この閉鎖壁部分は指掛け用鍔部3に連続
して形成されている。
【0010】
【発明の効果】 以上のように本発明のボルト孔遮蔽具
2では、筒体の外面に円周方向に所定間隔を置いて軸方
向に複数本の線状突起4を設けてあり、ボルト孔1に押
し込む過程で線状突起4がボルト孔1のねじ山尖端で押
し潰されたり削り取られることによって、ボルト孔径や
筒体外径に存在する寸法誤差が的確に吸収されるため、
十分な定着力にてボルト孔1に差し込むことができ、ま
た、塗料粒子の侵入を確実に阻止することができる。
2では、筒体の外面に円周方向に所定間隔を置いて軸方
向に複数本の線状突起4を設けてあり、ボルト孔1に押
し込む過程で線状突起4がボルト孔1のねじ山尖端で押
し潰されたり削り取られることによって、ボルト孔径や
筒体外径に存在する寸法誤差が的確に吸収されるため、
十分な定着力にてボルト孔1に差し込むことができ、ま
た、塗料粒子の侵入を確実に阻止することができる。
【図1】 本発明の一実施形態に係るボルト孔遮蔽具の
使用状態を示す縦断面図である。
使用状態を示す縦断面図である。
【図2】 該ボルト孔遮蔽具の正面図である。
【図3】 該ボルト孔遮蔽具の右側面図である。
1 ボルト孔 2 ボルト孔遮蔽具 2a ボルト孔遮蔽具の先端部 2b ボルト孔遮蔽具の基端部 3 指掛け用鍔部 4 線状突起 5 塗装対象の物体
Claims (1)
- 【請求項1】 ボルト孔への差し込み側の先端部を先細
り形成し、基端部に抜き取り時の指掛け用鍔部を拡大形
成し、先端部と基端部の少なくとも一方が閉じられた筒
体よりなり、該筒体の外面に円周方向に所定間隔を置い
て軸方向に複数本の線状突起を設けた塗装用ボルト孔遮
蔽具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7317447A JP2918095B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 塗装用ボルト孔遮蔽具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7317447A JP2918095B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 塗装用ボルト孔遮蔽具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09136050A true JPH09136050A (ja) | 1997-05-27 |
JP2918095B2 JP2918095B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=18088330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7317447A Expired - Fee Related JP2918095B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 塗装用ボルト孔遮蔽具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2918095B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103894305A (zh) * | 2012-12-28 | 2014-07-02 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 表面处理遮蔽方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60248249A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-07 | Honda Motor Co Ltd | 塗装用マスキング |
JPS63164979U (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-27 | ||
JPH0724473U (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-09 | 日本鋼管継手株式会社 | 管状部材塗装用の口部マスキング装置 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP7317447A patent/JP2918095B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60248249A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-07 | Honda Motor Co Ltd | 塗装用マスキング |
JPS63164979U (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-27 | ||
JPH0724473U (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-09 | 日本鋼管継手株式会社 | 管状部材塗装用の口部マスキング装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103894305A (zh) * | 2012-12-28 | 2014-07-02 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 表面处理遮蔽方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2918095B2 (ja) | 1999-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |