JPH09135552A - 電動アクチュエータ - Google Patents

電動アクチュエータ

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JPH09135552A
JPH09135552A JP7289691A JP28969195A JPH09135552A JP H09135552 A JPH09135552 A JP H09135552A JP 7289691 A JP7289691 A JP 7289691A JP 28969195 A JP28969195 A JP 28969195A JP H09135552 A JPH09135552 A JP H09135552A
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output shaft
motor
way clutch
rotation
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Hiroshi Kawabata
浩史 川端
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/04Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a motor
    • F16K31/047Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a motor characterised by mechanical means between the motor and the valve, e.g. lost motion means reducing backlash, clutches, brakes or return means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減を図るとともに、組立の作業
性が良好で、かつ安価とする。 【解決手段】 モータ5の回転は減速歯車列を介して出
力軸24に伝達されて出力軸24が回動して開閉弁が開
く。モータ5の回転が停止すると、ねじりコイルばね2
7に蓄積されたばね力によって出力軸24は反転して開
閉弁が閉じる。出力軸24はねじりコイルばね27のば
ね力に抗して手動操作することによって開閉弁が開く。
そして第6の歯車14の内周部に一方向クラッチ15が
固定され、第7の歯車16にはクラッチ15に嵌装され
る円筒部17が一体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば空調機器に内
設される冷温水遮断弁等を制御するスプリングリターン
型の電動アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の電動アクチェエータ
は、モータの回転力によって一方向へ出力軸を回転駆動
して開弁状態とし、モータへの通電を停止させることに
よって、スプリングの復帰力により出力軸を回転復帰さ
せて閉弁状態とする構造を採っている。そして、そのス
プリングによる復帰時にモータの慣性が各歯車およびス
トッパに衝撃的な力となってはたらくのを防止するため
モータの慣性を逃す必要があるとともに、停電時あるい
は電源線配線工事前には、出力軸をスプリング力に抗し
て一方向へ手動操作し開弁状態に保持する必要がある
が、手動操作時にモータがもつロータの慣性が負荷とな
らないために出力軸とモータとの間に回転伝達を断切す
る一方向クラッチが介装されている。
【0003】図8は従来の電動アクチュエータの断面
図、図9は同じく出力軸の周囲を示した平面図で、これ
らの図に基づいてこれを説明する。全体を符号1で示す
電動アクチュエータには、有底浅皿状のロアーケース2
と、このロアーケース2の上面開口を覆う平板状のカバ
ー3とが備えられており、これらロアーケース2とカバ
ー3との間に歯車収納室4が形成されている。5は駆動
用のモータ、7はこのモータ5の回転軸6に固着された
モータピニオンである小径の第1の歯車、8は第1の歯
車7に噛合する大径の第2の歯車、9は第2の歯車8と
一体に形成され、ロアーケース2とカバー3との間に支
承された軸10に第2の歯車8と同軸上に回転自在に支
持された小径の第3の歯車である。
【0004】11は第3の歯車9に噛合する大径の第4
の歯車、12は第4の歯車11と一体に形成され、ロア
ーケース2とカバー3との間に支承された軸13に第4
の歯車11と同軸上に回転自在に支持された小径の第5
の歯車である。14は第5の歯車12に噛合する大径の
第6の歯車、16は第6の歯車14と一体に形成され、
ロアーケース2とカバー3との間に支承された軸18に
第6の歯車14と同軸上に回転自在に支持された小径の
第7の歯車である。19は第7の歯車16に噛合する大
径の第8の歯車、20は第8の歯車19と一体に形成さ
れ、ロアーケース2とカバー3との間に支承された軸2
1に第8の歯車19と同軸上に回転自在に支持された小
径の第9の歯車である。これら歯車8,9,11,1
2,14,16,19,20は、モータ5の回転を減速
して伝達する減速歯車列を形成している。
【0005】22は第9の歯車20と噛合する大径の第
10の歯車であって、略ドーナツ状に形成され内周部に
一方向クラッチ15が固定されており、この一方向クラ
ッチ15を介して軸受25によってロアーケース2とカ
バー3とに回転自在に支持され図示を省略した開閉弁が
連結された出力軸24に連結されている。この一方向ク
ラッチ15は、モータ5からの一方向への回転伝達を第
10の歯車22から出力軸24に伝達し、また出力軸2
4からの前記モータ5からの一方向とは逆の他方向への
回転伝達を第10の歯車に伝達するように機能する。2
7は一端が出力軸24の上部に固定されたフランジ部材
26に取り付けられ、他端がカバー3に取り付けられた
前記出力軸24を反転させるためのリターンスプリング
としてのねじりコイルばね27であって、モータ5から
の回転伝達によって回動する出力軸24を回転復帰させ
るものである。26aは前記フランジ部材26の側面に
突設された突起であって、カバー3の上面に突設した互
いに約90°の回動角度分隔てた一対のストッパ39
a,39bと当接して、出力軸24の回動範囲を規制し
ている。
【0006】次にこのような構成の電動アクチュエータ
の動作を説明する。モータ5を通電すると、モータ5が
回転を開始して、このモータ5の回転は第1の歯車7か
ら減速歯車列を介して第10の歯車22に伝達されて一
方向クラッチ15が出力軸24をロックすることによ
り、モータの回転は出力軸24に伝達される。こうして
出力軸24がねじりコイルばね27に抗して約90°回
動して、突起26aが一方のストッパ39aに当接する
ことにより、回動が停止し、図示を省略した開閉弁が開
状態となり、この開状態はモータ5を通電している間保
持される。一方、モータ5への通電を停止すると、出力
軸24はねじりコイルばね27に蓄勢されたばね力によ
って、前述したモータ5によって回動した方向とは逆に
約90°反転して回動する。このとき、一方向クラッチ
15が出力軸24をロックしているので、出力軸24の
回動とともに第10の歯車22、減速歯車列およびモー
タ5が回転する。突起26aが他方のストッパ39bに
当接すると出力軸24の回動が停止し、図示を省略した
開閉弁が閉状態となる。このとき、一方向クラッチ15
が出力軸24のロックを解除して、第10の歯車22が
出力軸24に対して空転するので、第10の歯車22、
減速歯車列およびモータ5への衝撃が緩和される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、モータ5の回転を伝達する最終
の歯車22と出力軸24との間に一方向クラッチ15を
介装した構造としているために、この電動アクチュエー
タ1の出力トルク以上の許容トルクを備えた一方向クラ
ッチ15を採用する必要があり、このため形状が大きく
なり、かつ高価となるといった問題があった。そこで、
図10に示すように、第6の歯車14と軸18との間に
一方向クラッチ15を介装したものが提案されている。
この構造のものでは、一方向クラッチ15を駆動源であ
るモータ5に比較的近接した位置である減速歯車列の中
段に配置したので、一方向クラッチ15の許容トルクを
小さくすることができるので、形状が小さくなり、かつ
安価となる。しかしながら、軸18を回転自在に支持す
る構造としなければならないために、軸受40を新たに
設けなければならない。このため、部品点数が増大する
とともに、組立工数も増加するといった問題があった。
【0008】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、部品点数の削減を図るとともに、組立の作業性が良
好で、かつ安価な電動アクチュエータを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る電動アクチュエータは、モータの回転
によって一方向へ回転する出力軸と、一方向へ回転した
出力軸を他方向へ反転復帰させるリターンスプリング
と、前記モータの回転を出力軸に伝達する減速歯車列
と、前記モータと出力軸との間に介在する一方向クラッ
チとを備えた電動アクチュエータにおいて、前記減速歯
車列の少なくとも2個の歯車を同軸上に軸装し、これら
2個の歯車の一方の内周部に一方向クラッチを固定する
とともに、他方の歯車に前記一方向クラッチの内周部に
嵌装される円筒部を一体に形成したものである。したが
って、一方向クラッチを介してモータからの回転が出力
軸に伝達される。また、出力軸がリターンスプリングに
よって反転したのち、出力軸が停止すると一方向クラッ
チによる連結が外れる。さらに出力軸を手動で回動させ
ると一方向クラッチによる連結が外れたまま出力軸のみ
回動する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る電動アクチュエ
ータの全体を示す断面図、図2は同じく出力軸の周囲を
示す側面図、図3は同じく出力軸おける突起とストッパ
との当接状態を示す平面図、図4は同じく一方向クラッ
チによる結合状態の詳細を示すもので(a)は分解斜視
図、(b)は断面図、図5は同じく一方向クラッチの動
作状態を示すモデル図である。
【0011】これらの図において、上述した図8ないし
図10に示す従来技術において説明した同一または同等
の部材については同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。 本発明の特徴とするところは、第7の歯車16
の上端面に軸18が挿通される軸孔17aが形成された
円筒部17が一体的に設けられており、この円筒部17
が一方向クラッチ15の内周部に装填される点にある。
したがって、ロアーケース2の軸孔に垂設した軸18に
第7の歯車16の軸孔17aを嵌装し、次に歯車16の
円筒部17に第6の歯車14に固定した一方向クラッチ
15を装填することにより、第7の歯車16と第6の歯
車14とが軸18に組み付けることができるので、組立
が容易となる。
【0012】23は前記第10の歯車22の下面に突設
された突起であって、ロアーケース2の底面に突設した
互いに約90°の回動角度分隔てた一対のストッパ28
a,28b(ストッパ28bは図示を省略)と当接し
て、出力軸24の回動範囲を規制している。図5に示す
ように、一方向クラッチ15の内周部には、図中反時計
方向に向かって先端の幅が漸次狭くなるように形成され
たカム面30aを有するくさび溝30が複数設けられ、
このくさび溝30内には、圧縮スプリング32によって
くさび溝30の先端側に圧接されたころ31が配設され
ている。
【0013】次に、このように構成された電動アクチュ
エータの動作を説明する。モータ5を通電すると、モー
タ5が回転を開始し、その回転は第1の歯車7から順次
第6の歯車14に伝達され、第6の歯車14は図5
(a)に示すように矢印A方向に回転し、一方向クラッ
チ15もA方向に回転する。この一方向クラッチ15が
A方向へ回転すると、圧縮スプリング32のばね作用
で、ころ31はカム面30aの噛み合い位置に進み、カ
ム面30aと第7の歯車16の円筒部17とのくさび作
用で円筒部17をA方向に回転させるので、第7の歯車
16もA方向に回転する。この第7の歯車16のA方向
の回転は、順次伝達されて最終の第10の歯車22を図
3中時計方向に回動させ、突起23がストッパ28aに
当接すると、図示を省略した開閉弁が開く。
【0014】モータ5への通電を停止すると、出力軸2
4はねじりコイルばね27に蓄勢されたばねの復帰力に
よって、前述したモータ5によって回動した方向とは逆
方向に反転して回動し、この回転は第10の歯車22か
ら順次第7の歯車16に伝達され、円筒部17は図5
(b)に示すように矢印B方向に回転する。円筒部17
がB方向へ回転すると、圧縮スプリング32のばね作用
で、ころ31はカム面30aの噛み合い位置に進み、円
筒部17とカム面30aとのくさび作用で一方向クラッ
チ15をB方向に回転させるので、第6の歯車14もB
方向に回転し、順次第1の歯車7に伝達される。
【0015】出力軸24が約90°回動すると、第10
の歯車22は図3(a)の状態から同図(b)に示すよ
うに反時計方向に約90°回動して、突起23が他方の
ストッパ28bに当接して出力軸24は回転が停止し、
図示を省略した開閉弁が閉じる。このとき、図5(c)
に示すように第7の歯車16の円筒部17の回転が停止
するのに対して、第6の歯車14に固定した一方向クラ
ッチ15が慣性によって矢印B方向に回転しようとする
ので、ころ31がカム面30aから離れ、一方向クラッ
チ15は円筒部17に対して空転して惰性でB方向に回
転する。このように一方向クラッチ15が円筒部17に
対して空転することによって、第6の歯車14から第1
の歯車7が慣性で空転するので、第10の歯車22の停
止による第6の歯車14から第1の歯車7の衝撃が緩和
される。
【0016】次に、出力軸24を手動によって回動操作
して開閉弁を開く場合には、第10の歯車22を図3
(b)の状態から同図(a)の状態とするように、出力
軸24をねじりコイルばね27のばね力に抗して回動さ
せる。このとき、第6の歯車16の円筒部17は図5
(d)に示すように矢印A方向に回動し、ころ31はカ
ム面30aから離れ、円筒部17は一方向クラッチ15
に対して空転するので、出力軸24の回動操作時にモー
タ5のロータの慣性が伝達されることがない。したがっ
て、出力軸24にはねじりコイルばね27のばね力によ
るトルクのみが負荷としてかかるだけであり、出力軸2
4の回動操作が容易である。
【0017】図6および図7は、本発明の第2の実施の
形態を示すもので、図6は一方向クラッチによる結合状
態の詳細を示すもので(a)は分解した状態の側面図、
(b)は組付けた状態の断面図、図7は同じく一方向ク
ラッチの動作状態を示すモデル図である。この第2の実
施の形態においては、一方向クラッチ15を第7の歯車
16の内周部に固定した点が、上述した第1の実施の形
態と異なる。すなわち、第6の歯車14の下端面には、
軸18が挿通される軸孔35aが形成された円筒部35
が一体的に設けられており、この円筒部35が一方向ク
ラッチ15の内周部に装填されている。
【0018】図7に示すように、一方向クラッチ15の
内周部には、図中時計方向に向かって先端の幅が漸次狭
くなるカム面30aが形成されたくさび溝30が複数設
けられ、このくさび溝30内には、圧縮スプリング32
によってくさび溝30の先端側に圧接されたころ31が
配設されている。
【0019】このような構成において、モータ5に通電
されると、第6の歯車14の円筒部35が図7(a)に
示すように矢印A方向に回転し、この円筒部35がA方
向へ回転すると、圧縮スプリング32のばね作用で、こ
ろ31はカム面30aの噛み合い位置に進み、カム面3
0aと第6の歯車14の円筒部35とのくさび作用で一
方向クラッチ15をA方向に回転させるので、第7の歯
車16もA方向に回転して、第10の歯車22は突起2
3がストッパ28aに当接するまで回動し、図示を省略
した開閉弁が開く。
【0020】モータ5への通電を停止すると、ねじりコ
イルばね27の畜勢されたばね力で出力軸24が反転
し、第7の歯車16に固定した一方向クラッチ15が矢
印B方向に回転し、一方向クラッチ15がB方向へ回転
すると、圧縮スプリング32のばね作用で、ころ31は
カム面30aの噛み合い位置に進み、円筒部35とカム
面30aとのくさび作用で円筒部35をB方向に回転さ
せるので、第6の歯車14もB方向に回転する。
【0021】出力軸24が約90°回動すると、第10
の歯車22の突起23が他方のストッパ28bに当接し
て出力軸24は回転が停止し、図示を省略した開閉弁が
閉じる。このとき、図7(c)に示すように第7の歯車
16に固定した一方向クラッチ15の回転が停止するの
に対して、第6の歯車14の円筒部35の慣性によって
矢印B方向に回転しようとするので、ころ31がカム面
30aから離れ、円筒部35は一方向クラッチ15に対
して空転して慣性でB方向に回転する。
【0022】出力軸24をねじりコイルばね27のばね
力に抗して手動によって回動操作して開閉弁を開くとき
には、第7の歯車16に固定した一方向クラッチ15は
図7(d)に示すように矢印A方向に回動し、ころ31
はカム面30aから離れ、一方向クラッチ15は円筒部
35に対して空転するので、出力軸24の回動操作時に
モータ5のロータの慣性が伝達されることがない。
【0023】なお、本実施の形態では、リターンスプリ
ングとしてねじりコイルばね27を用いたが、これに限
定されず、要は出力軸24を反転させればよく、例えば
うず巻きばねを用いてもよく、種々の設計変更が可能で
ある。また、一方向クラッチ15を第6の歯車14と第
7の歯車16との間に介装したが、減速歯車を構成する
歯車であればどの歯車間に介装してもよいことは勿論で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータの回転によって一方向へ回転する出力軸と、一方向
へ回転した出力軸を他方向へ反転復帰させるリターンス
プリングと、前記モータの回転を出力軸に伝達する減速
歯車列と、前記モータと出力軸との間に介在する一方向
クラッチとを備えた電動アクチュエータにおいて、前記
減速歯車列の少なくとも2個の歯車を同軸上に軸装し、
これら2個の歯車の一方の内周部に一方向クラッチを固
定するとともに、他方の歯車に前記一方向クラッチの内
周部に嵌装される円筒部を一体に形成したことにより、
一方向クラッチのトルク容量を小さくすることができる
ので、小型で安価とすることができる。また、一方向ク
ラッチによる歯車間の回転伝達を軸によって行うことな
く直接歯車間で行うようにしたので、軸を回転自在に支
持する軸受を必要とせず、このため部品点数が削減され
る。さらに、一方の歯車の内周部に固定した一方向クラ
ッチの内周部に他方の歯車の円筒部を嵌装すればよく、
両歯車の組立が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電動アクチュエータの全体を示
す断面図である。
【図2】 本発明に係る電動アクチュエータの出力軸の
周囲を示す側面図である。
【図3】 本発明に係る電動アクチュエータの出力軸お
ける突起とストッパとの当接状態を示す平面図で、
(a)は開閉弁が開いた状態を示し、(b)は開閉弁が
閉じた状態を示す。
【図4】 本発明に係る電動アクチュエータの一方向ク
ラッチによる結合状態を示し、(a)は分解斜視図、
(b)は断面図である。
【図5】 本発明に係る電動アクチュエータの一方向ク
ラッチのモデル図で、(a)はモータからの回転を出力
軸に伝達するときの状態を示し、(b)は出力軸がリタ
ーンスプリングによって反転復帰したときの回転伝達の
状態を示し、(c)は反転復帰した出力軸が停止したと
きの状態を示し、(d)は出力軸を手動操作で回動させ
たときの状態を示す。
【図6】 本発明に係る電動アクチュエータの第2の実
施の形態を示し、(a)は一方向クラッチによる結合状
態を分解して示す平面図、(b)は断面図である。
【図7】 本発明に係る電動アクチュエータの第2の実
施の形態の一方向クラッチのモデル図で、(a)はモー
タからの回転を出力軸に伝達するときの状態を示し、
(b)は出力軸がリターンスプリングによって反転復帰
したときの回転伝達の状態を示し、(c)は反転復帰し
た出力軸が停止したときの状態を示し、(d)は出力軸
を手動操作で回動させたときの状態を示す。
【図8】 従来の電動アクチュエータの全体を示す断面
図である。
【図9】 従来の電動アクチュエータの出力軸の周囲の
示した平面図である。
【図10】 従来の電動アクチュエータの第2の例の全
体を示す断面図である。
【符号の説明】
1…電動アクチュエータ、5…モータ、14…第6の歯
車、15…一方向クラッチ、16…第7の歯車、17…
円筒部、18…軸、23…突起、24…出力軸、27…
ねじりコイルばね、28…ストッパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転によって一方向へ回転する
    出力軸と、一方向へ回転した出力軸を他方向へ反転復帰
    させるリターンスプリングと、前記モータの回転を出力
    軸に伝達する減速歯車列と、前記モータと出力軸との間
    に介在する一方向クラッチとを備えた電動アクチュエー
    タにおいて、前記減速歯車列の少なくとも2個の歯車を
    同軸上に軸装し、これら2個の歯車の一方の内周部に一
    方向クラッチを固定するとともに、他方の歯車に前記一
    方向クラッチの内周部に嵌装される円筒部を一体に形成
    したことを特徴とする電動アクチュエータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003106347A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Nakagawa Electric Ind Co Ltd モータ式駆動装置
WO2012121487A3 (ko) * 2011-03-08 2012-11-01 (주)모아텍 스텝 액츄에이터

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