JPH09135032A - 加速度検出用混成集積回路装置 - Google Patents

加速度検出用混成集積回路装置

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JPH09135032A
JPH09135032A JP7289817A JP28981795A JPH09135032A JP H09135032 A JPH09135032 A JP H09135032A JP 7289817 A JP7289817 A JP 7289817A JP 28981795 A JP28981795 A JP 28981795A JP H09135032 A JPH09135032 A JP H09135032A
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acceleration
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circuit device
hybrid integrated
thick film
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Jiro Honda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩留まりと品質の高い加速度検出用混成集積
装置を提供する。 【解決手段】 導電性の半田バンプ電極8を介して厚膜
基板1の上に半導体歪みセンサ素子2が取り付けられ
る。半導体歪みセンサ素子2は質量保持部2b、ピエゾ
抵抗層が設けられる加速度感知部2a、半田バンプ電極
8上に固定される基端部2c、及びバランス保持部2d
から成る。半導体歪みセンサ素子2からの電気信号は半
田バンプ電極8を介して厚膜基板1に設けられるパター
ン配線7に接続される。厚膜基板1と質量保持部2bと
の間隔Wは半田バンプ電極8によって決定される。以上
のように構成される加速度検出用混成集積回路装置10
0に加速度が印加された場合、加速度感知部2a及び質
量保持部2b、ならびにバランス保持部2dはそれぞれ
異なる固有の振動モードにて半田バンプ電極8上方にお
いてアンバランスに、互いに影響を及ぼし合いながら振
動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動等の加速度を、
歪み量を通じて電気量に変換する半導体歪みセンサ素子
が実装される加速度検出用混成集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の加速度検出用混成集積回
路装置の実装図である断面図であり、図15は平面図で
ある。
【0003】加速度検出用混成集積回路装置200は以
下のように構成される。極薄い中間台座3を介して厚膜
基板1の上に半導体歪みセンサ素子20が取り付けられ
ている。半導体歪みセンサ素子200は加速度感知部2
a、質量保持部2b及び基端部2cから成る。撓み易い
ように加速度感知部2aは薄肉であり、質量保持部2b
と基端部2cとを結ぶ。基端部2cが中間台座3上方に
固定される。加速度感知部2aの厚膜基板1に対向しな
い面には撓み量を計測する検知手段(図示されない)と
して、例えば撓みによる抵抗値の変化によって加速度を
電気量に変換するピエゾ抵抗層が設けられる。このよう
なメカニズムを利用して半導体歪みセンサ素子20は加
速度を電気信号に変換する。厚膜基板1及び半導体歪み
センサ素子20と中間台座3との固定はそれぞれダイボ
ンド用接着剤4にて成されている。基端部2cの厚膜基
板1に対向しない面には電極パッド5が設けられ、電極
パッド5からは金ワイヤ線6が引き出される。金ワイヤ
線6は厚膜基板1に設けられるパターン配線7に接続さ
れる。ピエゾ抵抗層から得られる電気信号は電極パッド
5、金ワイヤ線6及びパターン配線7を介して取り出さ
れ、電気処理される。加速度の印加されていないときの
質量保持部2bと厚膜基板1との間隔を示す間隔Wは中
間台座3及びダイボンド用接着剤4の厚さにて決定され
る。
【0004】次に加速度の検知原理について述べる。加
速度が加速度検出用混成集積回路装置200に加えられ
るとき、質量保持部2bには慣性力が働く。従って、薄
肉の可撓部である加速度感知部2aが撓み、ピエゾ抵抗
層の特性が変化する。大きな加速度がかかればそれだけ
撓み量も増大するので、ピエゾ抵抗層を用いて加速度を
検出することが可能となる。ピエゾ抵抗層の特性の変化
は、加速度を電圧に変換する信号処理を施され電気信号
に変換される。
【0005】通常の計測時に印加される数十〜数百Gの
加速度では加速度感知部2aが破損することはなく、加
速度の検出は可能である。しかし落下衝撃試験等の際に
は数万Gが印加されて、薄肉の加速度感知部2aが折れ
て破損することがあった。
【0006】そこで従来は、落下衝撃時に質量保持部2
bを厚膜基板1に衝突させてメカニカルダンピング効果
にて半導体歪みセンサ素子20に加わる衝撃を吸収・緩
和させ、加速度感知部2aを保護してきた。質量保持部
2bと厚膜基板1との衝突の生起は間隔Wによって決定
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の構成を持
つ加速度検出用混成集積回路装置200ではダイボンド
用接着剤4の厚さを正確に揃えることが困難であり、通
常250μm程度の間隔Wに対してバラツキが数十μm
となる。間隔Wの値を正確にコントロールすることが困
難であり実装上のバラツキが大きいため、製品の歩留ま
りと品質が低下するという問題点があった。
【0008】本発明は上記のような問題点を解消するた
めに成されたものであり、容易に安定して間隔Wをコン
トロールすることができ、歩留まりと品質の高い加速度
検出用混成集積装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の加速度検
出用混成集積回路装置は、順に積層される基板、支持台
座及び検出手段とを含んで成り、該検出手段には加速度
検出部が備えられる加速度検出用混成集積回路装置にお
いて、前記検出手段が順に連なる第1乃至第4部分から
成り、前記第2部分は前記第1、第3及び第4部分に比
べて薄肉であり、前記第3部分が前記支持台座に固定さ
れ、前記第4部分が前記第1及び第2部分とバランスす
ることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の加速度検出用混成集積回路
装置は、上記支持台座が導電性を有することを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載の加速度検出用混成集積回路
装置は、上記支持台座が半田を含んで成ることを特徴と
する。
【0012】請求項4記載の加速度検出用混成集積回路
装置は、上記基板と上記第1部分の間隔が上記半田の配
置量及び上記支持台座の配置数によって決定されること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の一実施の
形態である加速度検出用混成集積回路装置100を示
す。図1は断面図であり、図2は平面図である。従来例
と同一の構成には同一の参照符号を付して説明は省略す
る。
【0014】加速度検出用混成集積回路装置100の説
明を以下に記す。導電性の半田バンプ電極8を介して厚
膜基板1の上に半導体歪みセンサ素子2が取り付けら
れ、フリップチップ実装が施されている。厚膜基板1の
材料はSiであるが、Siよりも柔らかいのでメカニカ
ルダンピングによる衝撃吸収効果がさらに高いAl23
を用いても良い。半導体歪みセンサ素子2は質量保持部
2b、加速度感知部2a、基端部2c及びバランス保持
部2dから成り、半導体歪みセンサ素子2の基端部2c
が半田バンプ電極8上に固定される。請求項に記載され
る基板、支持台座及び検出手段はそれぞれ厚膜基板1、
半田バンプ電極8及び半導体歪みセンサ素子2に相当す
る。加速度感知部2aの厚膜基板1に対向する面にはピ
エゾ抵抗層が設けられる。半導体歪みセンサ素子2から
の電気信号は半田バンプ電極8を介して厚膜基板1に設
けられるパターン配線7に伝達される。間隔Wは半田バ
ンプ電極8によって決定される。半導体歪みセンサ素子
2を支持する半田バンプ電極8が電気的な接続をも行う
ので、従来例にて必要とされていた電極パッド5及び金
ワイヤ線6が不要となり、また製造工程も簡単なものと
なる。電気的な接続を行うという点においては、半田バ
ンプ電極8は導電性ゴム等に置換可能である。
【0015】加速度検出用混成集積回路装置100に加
速度が印加された場合、加速度感知部2a及び質量保持
部2b、ならびにバランス保持部2dはそれぞれ異なる
固有の振動モードにて振動する。図3及び図4に振動の
様子の例を示す。加速度感知部2a及び質量保持部2b
ならびにバランス保持部2dがともに同じ向きに(例え
ば図3において示される如く厚膜基板1に近づくよう
に)反ることもあれば、互いに反対向きに(例えば図4
において示される如く加速度感知部2a及び質量保持部
2bは厚膜基板1から遠ざかり、バランス保持部2dは
厚膜基板1に近づくように)反ることもある。互いに連
動する振り子がエネルギーのやり取りを行うように、加
速度感知部2a及び質量保持部2bならびにバランス保
持部2dは互いに影響を及ぼし合いながら振動する。こ
のことを利用して、以下に述べるようにピエゾ抵抗層を
破損から守ることが可能となる。
【0016】ピエゾ抵抗層が破損に至る共振周波数は7
〜12kHz付近に存在する。1mの高さからのコンク
リート面への落下試験時において、外装を施した完成品
のピエゾ抵抗層に印加される外力の周波数スペクトルは
前記ピエゾ抵抗層の共振周波数を含む0〜20kHzの
範囲に存在し、このスペクトルを有する外力が加えられ
るとピエゾ抵抗層が破壊される恐れがある。図5はこの
スペクトルを有する外力がそのまま印加される場合のピ
エゾ抵抗層の応答関数(デシベル)を示すグラフであ
る。同図において、落下衝撃試験時にピエゾ抵抗層に印
加される周波数が横軸に、印加される周波数に対するピ
エゾ抵抗層の応答関数が縦軸に採られている。
【0017】本発明においては、上述のように加速度感
知部2a及び質量保持部2bにて構成される薄肉部を有
する部分と厚さ均一のバランス保持部2dとがそれぞれ
異なる固有の振動モードで半田バンプ電極8上方にてア
ンバランスに振動することによって、バンプ電極8上方
を中心として応力を吸収することができる。その結果、
図6に示すように本発明においてはピエゾ抵抗層に印加
される外力の周波数スペクトルの範囲を小さくすること
ができる。従って、バランス保持部2dを設けることに
よって共振点を避けることができ、落下試験時にも共振
による破壊を考慮する必要がなくなり、加速度検出用混
成集積回路装置100を広範囲に使用することが可能と
なる。
【0018】また、従来のような構造を持つ半導体加速
度検出用混成集積回路装置200では、厚膜基板1と質
量保持部2bによるメカニカルダンピング効果が得られ
るのみであり、加速度感知部2aの両端に応力が集中し
易くなる。バランス保持部2dを設けることによって、
半田バンプ電極8を中心として両サイドからの応力を吸
収するため、メカニカルダンピング効果に加えてさらに
応力が緩和される。よって半導体歪みセンサ素子2の破
壊の危険性も一層少なくなる。
【0019】次に加速度検出用混成集積回路装置100
の実装方法について図7乃至12を用いて説明を行う。
【0020】直径がbである厚膜基板バンプ電極11が
備えられる厚膜基板1を用意する(図7)。次に図8に
示すように、直径cの開口9aを有する厚さdのメタル
マスク9を用いて厚膜基板バンプ電極11上に厚膜基板
印刷半田10を半田印刷する。冷却時に厚膜基板印刷半
田10は収縮して、冷却後にはその直径が厚膜基板バン
プ電極の直径bと同じになるようにc>bとなってい
る。同様に、半導体歪みセンサ素子2に直径aの半球状
のバンプ半田13を、厚膜基板バンプ電極11及び厚膜
基板印刷半田10と整合する位置に設ける(図10)。
次に図11に示すように、半導体歪みセンサ素子2を厚
膜基板1にチッププレースし、発熱板12上に載置して
厚膜基板印刷半田10及びバンプ半田13を溶融させ接
続半田14を形成する(図12)。このとき、溶融した
接続半田14の表面張力によって半導体歪みセンサ素子
2と厚膜基板1がセルフアラインメントされる。従来例
のように加速度感知部2a、質量保持部2b及び基端部
2cのみの構造では半導体歪みセンサ素子2を保持する
保持手段が半田を溶融しているときに必要となる。しか
し本実施の形態においてはバランス保持部2dと加速度
感知部2a及び質量保持部2bとがうまくバランスする
ので、発熱板12によって厚膜基板印刷半田10及びバ
ンプ半田13を溶解させる際にセンサ素子2を他の保持
手段によって保持する必要がない。厚膜基板印刷半田1
0及びバンプ半田13の配置数、配置量及び表面張力に
よって間隔Wは定まり、品質の一定な半田においては常
時一定の表面張力が得られる。従って、品質の一定な半
田を用いると配置数及び配置量に対して一意に間隔Wは
決定される。精度の良い間隔Wを常時得ることが可能と
なり、安定した落下耐量が得られ歩留まり及び品質の良
い加速度検出用混成集積回路装置100が得られる。厚
膜基板バンプ電極11と接続半田14にて半田バンプ電
極8が構成される。
【0021】半田バンプ電極8の配置数を1個として
も、間隔Wを半田の配置量に対して一意に得ることは可
能である。この場合、ピエゾ抵抗層からの複数の電気信
号をそれぞれパターン配線7に接続するためには電極パ
ッド5及び金ワイヤ線6が必要となる。図13に単一の
半田バンプ電極8が設けられる加速度検出用混成集積回
路装置110を示す。しかし図1及び図2に示されるよ
うに半田バンプ電極8を複数個設けると、ピエゾ抵抗層
からの複数の電気信号を複数の半田バンプ電極8によっ
て接続することが可能である。また、バランス保持部2
dによる効果に加えて、フリップチップ実装時に半導体
センサ素子2が複数の半田バンプ電極8によってさらに
安定に厚膜基板1上に配置される。
【0022】本発明に従うと、溶融した半田の厚みが可
変であることを利用して間隔Wを設定する。本発明では
特に半田バンプ電極の半田量及び配置数を種々設定する
ことによって、間隔Wをコントロールする。また、加速
度検出用混成集積回路装置100を構成する際に、バラ
ンス保持部2dを設けることによって容易に実装するこ
とが可能となる。
【0023】以下に間隔Wを15±5μmに設定するこ
との可能な、それぞれの部材の材料及び寸法の一例を示
す。
【0024】半導体歪みセンサ素子2はSi単結晶基板
であり、長さ8.0mm、幅1.2mm、厚み250μ
mである。メタルマスク9の厚さdは50μmであり、
開口9aの直径cは180μmである。厚膜基板印刷半
田10及び厚膜基板バンプ電極11の直径bは130μ
mである。バンプ半田13の直径aは100μmであ
る。半田バンプ電極8の配置数は15個である。
【0025】以上のように、本発明によれば、バランス
保持部2dならびに加速度感知部2a及び質量保持部2
bが異なる固有の振動モードにて振動するために、ピエ
ゾ抵抗層に印加される周波数の範囲を小さくすることが
できる。また、バンプ電極を中心として応力を吸収する
ため、質量保持部2bと厚膜基板1との衝突によるメカ
ニカルダンピング効果に加えてさらに応力が緩和され
る。
【0026】さらに、加速度検出用混成集積回路装置1
00をフリップチップ実装する際に、バランス保持部2
dを設けることによって半導体歪みセンサ素子2を保持
する保持手段が不必要となるので、製造工程の簡易化が
進み、製造コストを下げることが可能となる。また、本
発明の実装方法に従うと、厚膜基板1と質量保持部2b
との間隔Wのバラツキを少なくすることが可能となる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の構成によると、支持台座
から第1及び第2部分が伸び、第1及び第2部分とは反
対向きに第4部分が伸びることによって第1及び第2部
分とバランスする。従って、加速度印加の際には第1及
び第2部分ならびに第4部分が異なるモードにて振動す
るので、検出手段に印加される周波数の範囲を小さくす
ることが可能となる。その結果、検出手段に備えられる
加速度検出部に固有の共振周波数が加わることを回避す
ることが可能となる。
【0028】請求項2記載の構成によると、支持台座が
導電性を有するので、検出手段によって得られる信号を
接続するために要するワイヤ線等が不要になる。従っ
て、製造工程を省略することができ、製造コストを下げ
安価に本発明の加速度検出用混成集積回路装置を提供す
ることが可能となる。
【0029】請求項3記載の構成によると、基板と第1
部分との間隔を加熱による半田の溶融によって設定し、
支持台座を形成する。このとき、溶融前の半田の厚みと
設定される間隔とは独立であり、半田の量によってのみ
間隔は設定される。さらに半田は商業的に簡単に入手可
能であるので、本発明の加速度検出用混成集積回路装置
を製造することが容易に実施可能となる。
【0030】請求項4記載の構成によると、半田の配置
量及び支持台座の配置数によって基板と第1部分との間
隔が定まる。異なる間隔ごとに異なる高さの支持台座を
予め用意するのではなく、半田の配置量及び支持台座の
配置数を変更するだけで様々な間隔を得ることが可能と
なる。製造工程が簡素化されることによって、製造コス
トを下げることが可能となり安価に本発明の加速度検出
用混成集積回路装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である加速度検出用混
成集積回路装置を示す断面図である。
【図2】 図1の加速度検出用混成集積回路装置の平面
図である。
【図3】 図1及び図2の加速度検出用混成集積回路装
置の加速度印加時の振動の様子の一例を示す断面図であ
る。
【図4】 図1及び図2の加速度検出用混成集積回路装
置の加速度印加時の振動の様子の他例を示す断面図であ
る。
【図5】 質量保持部の備えられない半導体歪みセンサ
素子の応答関数を示すグラフである。
【図6】 質量保持部の備えられる半導体歪みセンサ素
子の応答関数を示すグラフである。
【図7】 本発明の加速度検出用混成集積回路装置の製
造工程を工程順に示す断面図である。
【図8】 本発明の加速度検出用混成集積回路装置の製
造工程を工程順に示す断面図である。
【図9】 本発明の加速度検出用混成集積回路装置の製
造工程を工程順に示す断面図である。
【図10】 本発明の加速度検出用混成集積回路装置の
製造工程を工程順に示す断面図である。
【図11】 本発明の加速度検出用混成集積回路装置の
製造工程を工程順に示す断面図である。
【図12】 本発明の加速度検出用混成集積回路装置の
製造工程を工程順に示す断面図である。
【図13】 単一の半田バンプ電極が備えられる本発明
の加速度検出用混成集積回路装置を示す断面図である。
【図14】 従来の加速度検出用混成集積回路装置を示
す断面図である。
【図15】 図14の加速度検出用混成回路集積装置を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 厚膜基板、2 半導体歪みセンサ素子、2a 加速
度感知部、2b 質量保持部、2c 基端部、2d バ
ランス保持部、8 半田バンプ電極、W 間隔、10
0,110 加速度検出用混成集積回路装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順に積層される基板、支持台座及び検出
    手段とを含んで成り、該検出手段には加速度検出部が備
    えられる加速度検出用混成集積回路装置において、 前記検出手段が順に連なる第1乃至第4部分から成り、 前記第2部分は前記第1、第3及び第4部分に比べて薄
    肉であり、 前記第3部分が前記支持台座に固定され、 前記第4部分が前記第1及び第2部分とバランスするこ
    とを特徴とする加速度検出用混成集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記支持台座が導電性を有することを特
    徴とする請求項1記載の加速度検出用混成集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 上記支持台座が半田を含んで成ることを
    特徴とする請求項1または2記載の加速度検出用混成集
    積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記基板と上記第1部分との間隔が上記
    半田の配置量及び上記支持台座の配置数によって決定さ
    れることを特徴とする請求項3記載の加速度検出用混成
    集積回路装置。
JP7289817A 1995-11-08 1995-11-08 加速度検出用混成集積回路装置 Pending JPH09135032A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7289817A JPH09135032A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 加速度検出用混成集積回路装置
US08/633,694 US5659196A (en) 1995-11-08 1996-04-19 Integrated circuit device for acceleration detection

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7289817A JPH09135032A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 加速度検出用混成集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09135032A true JPH09135032A (ja) 1997-05-20

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ID=17748160

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