JPH09134776A - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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- JPH09134776A JPH09134776A JP28979295A JP28979295A JPH09134776A JP H09134776 A JPH09134776 A JP H09134776A JP 28979295 A JP28979295 A JP 28979295A JP 28979295 A JP28979295 A JP 28979295A JP H09134776 A JPH09134776 A JP H09134776A
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- face plate
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Abstract
ること。 【解決手段】 ベースプレート1の一方面上に設けたプ
レート状発熱体2と、該プレート状発熱体2の一方面上
に設けたフェースプレート3とを含み、該フェースプレ
ート3は、前記プレート状発熱体2からの熱伝導によっ
て前記フェースプレート3の表面に搭載される該被加熱
物を加熱するものであって、前記フェースプレート3と
前記プレート状発熱体2との間に前記フェースプレート
3よりも熱伝導率が大きい熱伝導体6を設けた。
Description
ルのベーキング処理、及び成膜工程におけるウエハ及び
基板の焼成に適用する加熱装置に属する。
と半導体との各製造用に分けられる。液晶や半導体など
の製造にはこれらの工程中に加熱処理工程がある。
と、ホトマスクはガラス基板上にクロムをスパッタする
ことによって薄膜を形成し、その薄膜上にレジストを塗
布して電子ビーム描画装置によって選択的にパターンを
描画する。その後、現像、エッチング処理、レジストの
剥離を行うことによって完了する。
に搭載してレジスト中に含まれる溶剤を蒸発させる。こ
のときのマスクの温度分布によってレジストの露光感度
が変化するため、加熱装置の上の温度分布は均一でなけ
ればならない。
ースプレート101と、ベースプレート101の一方面
上に設けたプレート状発熱体102と、プレート状発熱
体の一方面上に設けたフェースプレート103とを有し
ている。
4が設けられており、発熱線104の両端部はリード線
105に接続され、リード線105をベースプレート1
01の外にに引き出している。
2からの熱伝導によってフェースプレート103の表面
に搭載される被加熱物(図示せず)を加熱するものであ
る。
スプレート103の表面温度は、図7に示すように、フ
ェースプレート103の中央部分よりも周縁部分に近付
くにしたがって低くなる分布曲線Aとなる。その理由
は、周縁部分の熱の放散が他の部分よりも大きいことに
ある。この種の加熱装置では、フェースプレート103
の表面温度を0.5℃の誤差で許容することが望ましい
が、発熱線104によってフェースプレート103の周
縁部分の温度を誤差範囲に収めようとすると、中央部分
の温度が許容範囲を越えてしまうという問題がある。
ートの周縁部分の熱の放散を防ぎ、フェースプレートの
表面温度を誤差範囲におさめるように構成し、温度分布
特性を向上することができる加熱装置を提供することに
ある。
プレートと、該ベースプレートの一方面上に設けたプレ
ート状発熱体と、該プレート状発熱体の一方面上に設け
たフェースプレートとを含み、該フェースプレートは、
前記プレート状発熱体からの熱伝導によって前記フェー
スプレートの表面に搭載される該被加熱物を加熱するも
のであって、前記フェースプレートと前記プレート状発
熱体との間に前記フェースプレートよりも熱伝導率が大
きい熱伝導体を設けたことを特徴とする加熱装置が得ら
れる。
と、該ベースプレートの一方面上に設けたプレート状発
熱体と、該プレート状発熱体の一方面上に設けたフェー
スプレートとを含み、該フェースプレートは、前記プレ
ート状発熱体からの熱伝導によって前記フェースプレー
トの表面に搭載される該被加熱物を加熱するものであっ
て、前記表面と同一面でかつ前記フェースプレートの外
周縁端から外にのびている第1の板部と、該第1の板部
の先端から前記フェースプレートの外周壁面に所定間隔
をもち対向するようのびている第2の板部とを有してる
ことを特徴とする加熱装置が得られる。
と、該ベースプレートの一方面上に設けたプレート状発
熱体と、該プレート状発熱体の一方面上に設けたフェー
スプレートとを含み、該フェースプレートは、前記プレ
ート状発熱体からの熱伝導によって前記フェースプレー
トの表面に搭載される該被加熱物を加熱するものであっ
て、前記表面と同一面でかつ前記フェースプレートの外
周縁端から外にのびている第1の板部と、該第1の板部
の先端から前記フェースプレートの外周壁面に所定間隔
をもち対向するようのびている第2の板部とを有し、前
記フェースプレートと前記プレート状発熱体との間に前
記フェースプレートよりも熱伝導率が大きい熱伝導体を
設けたことを特徴とする加熱装置が得られる。
置の第1の実施の形態例を示している。図1乃至図3を
参照して、加熱装置は、ベースプレート1と、ベースプ
レート1の一方面上に設けたプレート状発熱体2と、プ
レート状発熱体2の一方面上に設けたフェースプレート
3とを有している。
との間には、フェースプレート3よりも熱伝導率が大き
い熱伝導体6が設けられている。フェースプレート3
は、プレート状発熱体2からの熱の伝導によってフェー
スプレート3の表面に搭載される被加熱物(図示せず)
を加熱するものである。
に、マイカ板に帯線状の発熱線4を巻着したものであ
り、一枚のマイカ基板8及び発熱線4を複数枚のマイカ
板8a〜8dによって挟み込んだものである。プレート
状発熱体2の下方には保持板9が一体に設けられてい
る。保持板9には熱遮蔽板10が固定されている。プレ
ート状発熱体2及び熱伝導体6はベースプレート1及び
フェースプレート3の間でネジ12によって一体に固着
されている。保持板9とベースプレート1とは複数のス
ペーサ11及び複数のネジ13とを介して一体に固定さ
れている。熱遮蔽板10は、保持板9に複数のスペーサ
15を介して複数のネジ14によって一体に固着されて
いる。保持板9は加熱装置を保持する保持部材17によ
って保持されている。
線5に接続されて、ベースプレート1に形成されている
リード穴1aから保持板9のリード穴9a及び熱遮蔽板
10のリード穴10aのそれぞれを通して外に導出され
ている。また、ベースプレート1の裏面には温度過昇防
止器18が設けられている。さらにフェースプレート3
には、ベースプレート1側からフェースプレート3の温
度を検出するための温度検出素子19が挿入されてい
る。温度過昇防止器18及び温度検出素子19は図示し
ない制御装置によってプレート状発熱体2の電源を開閉
する役目を果たす。
220mm,厚さ寸法 13mm、のほぼ平坦な形状
のものであって、アルミニウム材によって作られてい
る。また、フェースプレート3の表面はアルマイト加工
が施されている。熱伝導体6は、フェースプレート3と
同じ直径のものであり、厚さ寸法 3mmの銅又は銅合
金で作られている。
ら熱伝導体6を介してフェースプレート3に熱が伝わる
ため、フェースプレート6の周縁部分の温度が他の部分
よりも低下した場合にただちに追従できるように作用す
ることから、フェースプレート3の表面の所定の温度分
布を維持するものである。
示している。なお、この加熱装置において、図1乃至図
3に示した第1の実施の形態例と同じ部分は同じ符号を
付して説明を省略する。
スプレート3と熱伝導体6との板厚寸法の合計寸法Tが
いずれの箇所においても等しいものである。そして、フ
ェースプレート3の板厚寸法t1 は、熱伝導体6の板厚
寸法t2 よりも大きい。ただし、熱伝導体6の周縁部分
の板厚寸法においては、熱伝導体6の板厚寸法t3 の比
率が大きくなっている。
ら熱伝導体6を介してフェースプレート3に熱が伝わる
際に、熱伝導体6の周縁部分の板厚寸法t3 の比率を大
きく形成したため、フェースプレート3の周縁部分の温
度が他の部分よりも低下した場合にただちに追従できる
ように作用することから、フェースプレート3の表面の
所定の温度分布を維持するものである。なお、熱伝導体
6との周縁部分の板厚寸法t3 は、図4に示したよう
に、段差形状に形成してたのでもよく、さらに周縁端に
近付くむきに板厚寸法が大きくなるように傾斜させて形
成してもよい。
している。なお、この加熱装置において、図1乃至図3
に示した第1の実施の形態例と同じ部分は同じ符号を付
して説明を省略する。
プレート1と、ベースプレート1の一方面上に設けたプ
レート状発熱体2と、プレート状発熱体2の一方面上に
設けたフェースプレート3が一体に固定されている。さ
らに、加熱装置は、フェースプレート3の表面と同一面
でかつフェースプレート3の外周縁端面から外にのびて
いる第1の板部3aと、第1の板部3aの先端からフェ
ースプレート3の外周壁面に所定間隔をもち対向するよ
うのびている第2の板部3bとを有してる。
らフェースプレート3に熱が伝わる。この際、フェース
プレート3の外周縁部分に第1及び第2の板部3a,3
bが存在するめ、フェースプレート3に外周壁面と第1
及び第2の板部3a,3bとの間に空気層Sができ、こ
れによってフェースプレート3の周縁部分の温度が他の
部分よりも低下するのを防止するように作用することか
ら、フェースプレート3の表面の所定の温度分布を維持
できるものである。
パッキン3cを挿入することによって空気断熱の効果が
期待できる。
は、熱伝導体6を有していないが、第2及び第3の実施
の形態例のように、記フェースプレート3とプレート状
発熱体2との間にフェースプレート3よりも熱伝導率が
大きい熱伝導体6を設ければ、さらにフェースプレート
3の表面温度分布は極めて均一に改善される。
装置の温度分布を比較すると、本発明の第1実施の形態
例においては、分布曲線Bで示す通り外周の温度が上が
り、温度分布が均一になることが明らかとなった。
に、本発明の加熱装置によると、フェースプレートとプ
レート状発熱体との間に熱伝導体を介在する構成、ある
いはフェースプレートの周縁部に第1及び第2の板部を
設ける構成としたため、フェースプレートの周縁部分の
温度の低下を防ぐことができ、べーキング処理や成膜製
造工程における半導体の熱処理におけるフェースプレー
トの表面温度分布を向上することができるため、製造工
程における効率をも向上することができる。
度分布と信頼性の高い加熱装置を提供できる。
断面図である。
ある。
断面図である。
断面図である。
たグラフである。
Claims (10)
- 【請求項1】 ベースプレートと、該ベースプレートの
一方面上に設けたプレート状発熱体と、該プレート状発
熱体の一方面上に設けたフェースプレートとを含み、該
フェースプレートは、前記プレート状発熱体からの熱伝
導によって前記フェースプレートの表面に搭載される該
被加熱物を加熱するものであって、前記フェースプレー
トと前記プレート状発熱体との間に前記フェースプレー
トよりも熱伝導率が大きい熱伝導体を設けたことを特徴
とする加熱装置。 - 【請求項2】 ベースプレートと、該ベースプレートの
一方面上に設けたプレート状発熱体と、該プレート状発
熱体の一方面上に設けたフェースプレートとを含み、該
フェースプレートは、前記プレート状発熱体からの熱伝
導によって前記フェースプレートの表面に搭載される該
被加熱物を加熱するものであって、前記表面と同一面で
かつ前記フェースプレートの外周縁端から外にのびてい
る第1の板部と、該第1の板部の先端から前記フェース
プレートの外周壁面に所定間隔をもち対向するようのび
ている第2の板部とを有してることを特徴とする加熱装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の加熱装置において、前記
プレート状発熱体を前記ベースプレートと前記フェース
プレートとの間でネジによって一体に固着したことを特
徴とする加熱装置。 - 【請求項4】 ベースプレートと、該ベースプレートの
一方面上に設けたプレート状発熱体と、該プレート状発
熱体の一方面上に設けたフェースプレートとを含み、該
フェースプレートは、前記プレート状発熱体からの熱伝
導によって前記フェースプレートの表面に搭載される該
被加熱物を加熱するものであって、前記表面と同一面で
かつ前記フェースプレートの外周縁端から外にのびてい
る第1の板部と、該第1の板部の先端から前記フェース
プレートの外周壁面に所定間隔をもち対向するようのび
ている第2の板部とを有し、前記フェースプレートと前
記プレート状発熱体との間に前記フェースプレートより
も熱伝導率が大きい熱伝導体を設けたことを特徴とする
加熱装置。 - 【請求項5】 請求項1又は3記載の加熱装置におい
て、前記プレート状発熱体は、マイカ基板に発熱線を巻
着したものであり、該マイカ基板及び発熱線を複数枚の
マイカ板によって挟み込んだものであることを特徴とす
る加熱装置。 - 【請求項6】 請求項1又は3記載の加熱装置におい
て、前記プレート状発熱体及び前記熱伝導体を前記ベー
スプレートと前記フェースプレートとの間でネジによっ
て一体に固着したことを特徴とする加熱装置。 - 【請求項7】 請求項1、2又は3記載の加熱装置にお
いて、前記フェースプレートはアルミニウム材によって
作られていることを特徴とする加熱装置。 - 【請求項8】 請求項1又は3記載の加熱装置におい
て、前記熱伝導体は銅又は銅合金で作られていることを
特徴とする加熱装置。 - 【請求項9】 請求項1又は3記載の加熱装置におい
て、前記フェースプレートと前記熱伝導体とは、これら
の板厚寸法が前記フェースプレートよりも前記熱伝導体
の方が小さくかつこれらの板厚寸法の合計は等しいもの
であって、ただし、前記熱伝導体との周縁部分の板厚寸
法は、前記熱伝導体の板厚寸法の比率が大きくなってい
ることを特徴とする加熱装置。 - 【請求項10】 請求項2又は3記載の加熱装置におい
て、少なくとも前記フェースプレートの外周壁面に対向
する前記第2の板部の対向面には、凹凸面が形成されて
いることを特徴とする加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7289792A JP3049539B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7289792A JP3049539B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09134776A true JPH09134776A (ja) | 1997-05-20 |
JP3049539B2 JP3049539B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=17747836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7289792A Expired - Lifetime JP3049539B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049539B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007250313A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体、フラットディスプレイパネル製造検査用ヒータユニット及びそれを備えた装置 |
JP2012204827A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Komatsu Ltd | 加熱装置 |
US8399811B2 (en) | 2007-04-26 | 2013-03-19 | Komatsu Ltd. | Stage for substrate temperature control apparatus |
WO2022163799A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | 京セラ株式会社 | ヒータ |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP7289792A patent/JP3049539B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007250313A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体、フラットディスプレイパネル製造検査用ヒータユニット及びそれを備えた装置 |
US8399811B2 (en) | 2007-04-26 | 2013-03-19 | Komatsu Ltd. | Stage for substrate temperature control apparatus |
JP2012204827A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Komatsu Ltd | 加熱装置 |
WO2022163799A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | 京セラ株式会社 | ヒータ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3049539B2 (ja) | 2000-06-05 |
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