JPH09134761A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH09134761A
JPH09134761A JP29092795A JP29092795A JPH09134761A JP H09134761 A JPH09134761 A JP H09134761A JP 29092795 A JP29092795 A JP 29092795A JP 29092795 A JP29092795 A JP 29092795A JP H09134761 A JPH09134761 A JP H09134761A
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JP
Japan
Prior art keywords
bulge
hole
flange
shell
insulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP29092795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Okuyama
毅 奥山
Kazuyuki Futaki
和之 二木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Fujitsu Component Ltd filed Critical Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority to JP29092795A priority Critical patent/JPH09134761A/ja
Publication of JPH09134761A publication Critical patent/JPH09134761A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド形のコネクタに関し、打ち抜きと曲
げの板金加工によって簡便に製造し、圧入のみの組立に
よってフランジとシェルの導通を取る。 【解決手段】 絶縁体1が、座部11と、座部11から膨出
した本体部12と、本体部12の麓に設けられたバルジ穴13
とからなり、金属部材製のフランジ2が、前記本体部12
が貫通する開口部21と、前記バルジ穴13に対応するバル
ジ貫通孔22とからなり、金属部材製のシェル3が、前記
本体部12の側壁に周設される遮蔽部31と、遮蔽部31の両
側壁から下方に突出してバルジ貫通孔22を介してバルジ
穴13に圧入される係合部32とからなり、絶縁体1にフラ
ンジ2を載せてシェル3の係合部32をバルジ穴13に圧入
してフランジ2とシェル3を絶縁体1に固着させるとと
もに、フランジ2とシェル3を導通させるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに係わり、
EMI(Electromagnetic Interference)やESD(Elect
rostatic Dischage)、インピーダンス整合などに適合さ
せるために、外殻が電磁的にシールドされているコネク
タのフランジとシェルを個別に製造して絶縁体に固定す
る際、フランジとシェルが電気的に接続される構成のコ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のシールド形のコネクタの一
例の外観図である。従来の電磁シールドになっているコ
ネクタ100 においては、絶縁体1はモールド成形されて
いるが、フランジ2やシェル3などは金属板を絞り加工
したり、ダイカストで一体構成にしたりして製造されて
いる。図3は絞り加工によって製造されたコネクタの例
である。そして、組立に際しては、絶縁体1に圧入した
り、取付けフック4などによって取り付けたりする構成
になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、従来のシ
ールド形のコネクタでは、部材の加工費や組立工数など
が価格を高くする原因となっていた。
【0004】そこで本発明は、部材を打ち抜きや曲げの
板金加工のみで製造でき、しかも容易な組立工程によっ
てシールドが実現できるコネクタを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上で述べた課題は、座部
と、該座部から膨出した本体部と、該本体部の麓に設け
られたバルジ穴を有する絶縁体と、前記本体部が貫通す
る開口部と、前記バルジ穴に対応するバルジ貫通孔とを
有する金属部材からなるフランジと、前記本体部の側壁
に周設される遮蔽部と、該遮蔽部の両側壁から下方に突
出して該バルジ貫通孔を介して該バルジ穴に圧入される
係合部とを有する金属部材からなるシェルとを有するコ
ネクタによって解決される。
【0006】本発明では、例えばPBT(ボリブチルテ
レフタレート)のようなエンジニアリングプラスチック
は機械的な強度が強いので、金属部材にバルジを設けて
圧入すると、バルジが食い込んで十分な強度で固着され
ることを利用している。
【0007】つまり、コネクタのコンタクトが挿着され
る絶縁体の両端に設けたバルジ穴に、シェルの両端から
下方に突出した係合部に設けた2段のバルジを圧入して
固着するようにしている。また、フランジにはバルジ貫
通孔を設けてバルジを貫通させ、絶縁体とシェルの間に
挟んで支持するようにしている。係合部をフランジの貫
通孔を通して絶縁体のバルジ孔に圧入すると、第1のバ
ルジがバルジ穴に食い込むと同時に、第2のバルジが貫
通孔を係止し、フランジとシェルが共に絶縁体に固着さ
れる。
【0008】こうして、本発明によれば、絞り加工のよ
うな厄介な加工手段によらず、あるいはダイカスト製な
どに比べて、より安価なフランジやシェルを用いたコネ
クタを得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明になるコネクタの分
解斜視図、図2は本発明になるコネクタの要部の断面斜
視図である。図において、1は絶縁体、11は座部、12は
本体部、12aは衝当凹部、12b は係止凸部、13はバルジ
穴、2はフランジ、21は開口部、21aは衝当起曲部、21b
は切欠部、22はバルジ貫通孔、3はシェル、31は遮蔽
部、32は係合部、32a は第1のバルジ、32b は第2のバ
ルジ、33は間隙部、100 はコネクタである。
【0010】本発明になるコネクタ100 は絶縁体1とフ
ランジ2とシェル3の三つの部材が構成している。図1
において、絶縁体1は、例えば、PBT(ボリブチルテ
レフタレート)やPPS(ポリフェニレンサルファイ
ド)のようなエンジニアプラスチックをガラス繊維で強
化した素材を樹脂モールドして形成する。この絶縁体1
は、図示してないコンタクトが挿着されるハウジングと
なるもので、方形の座部11と、座部11から直方体状に膨
出した本体部12と、本体部12の長手方向の両端側壁の麓
にバルジ穴13を設けた構成になっている。
【0011】フランジ2は、絶縁体1の座部11に着座で
きるように、中央部に本体部12が貫通する開口部21と、
バルジ穴13に対応するバルジ貫通孔22を設けた構成にな
っている。このフランジ2は、例えば、ニッケルめっき
を施した真鍮などの金属板からなり、打ち抜きと曲げの
板金加工によって製造する。
【0012】シェル3は、絶縁体1の本体部12の側壁を
取り巻く遮蔽部31と、遮蔽部31の長手方向の両端からバ
ルジ穴13に対応する下方に突出した係合部32を設けた構
成になっている。このシェル3は、 例えば、ニッケル
めっきを施した真鍮などの金属板からなり、打ち抜きと
曲げの板金加工によって製造する。
【0013】また、絶縁体1にフランジ2が精度よく位
置決めされ固着されるように、本体部12の長手方向の両
端側壁面を竪溝状に削って衝当凹部12a を設け、この衝
当凹部12a に衝合するように、フランジ2には、開口部
21の長手方向の両端部を切り起こして衝当起曲部21a を
設けている。さらに、絶縁体1にシェル3が位置決め精
度よく固着されるように、本体部12の長手方向の中央前
壁面に上面視T字形の係止凸部12b を設け、この係止凸
部12b の溝に係合するように、シェル3には遮蔽部31に
間隙部33を設けている。なお、フランジ2の開口部21に
は、この係止凸部12b を逃げる切欠部21b を設けてい
る。さらに、絶縁体1とフランジ2とシェル3の3部材
を確実に固着するために、シェル3の係合部32には2段
のバルジ、つまり第1のバルジ32a と第2のバルジ32b
を設けている。
【0014】絶縁体1とフランジ2とシェル3の組立に
際しては、先ず、絶縁体1の本体部12の衝当凹部12a に
フランジ2の衝当起曲部21a を沿わせ、切欠部21b に係
止凸部12b が逃げるようにしながら、フランジ2を座部
11に載置する。このとき、絶縁体1のバルジ穴13とフラ
ンジ2のバルジ貫通孔22は位置が合致している。次い
で、シェル3の間隙部33を係止凸部12b に嵌めて沿わせ
ながら係合部32をバルジ貫通孔22からバルジ穴13へと圧
入していく。
【0015】図2において、シェル3の係合部32をフラ
ンジ2のバルジ貫通孔22を通して絶縁体1のバルジ穴13
に押し込んでいくと、第1のバルジ32a が絶縁体1のバ
ルジ穴13に食い込みながら入り込み、第2のバルジ32b
がフランジ2のバルジ貫通孔22に係合したところで圧入
が終わる。そして、第1のバルジ32a がバルジ穴13に咬
合するとともに第2のバルジ32b がバルジ貫通孔22に咬
合し、絶縁体1とフランジ2とシェル3は完全に固着し
合うとともに、第2のバルジ32b を介してフランジ2と
シェル3が電気的に導通される。
【0016】本発明の特徴の一つは、フランジやシェル
などの部材の加工が打ち抜きや曲げなどの簡単な板金加
工で行える点であるが、加工方法自体を限定するもので
はない。また、2段構成のバルジによって、絶縁体への
圧着と、フランジへの電気的接続と固着とを同時に行う
ことは必須の条件であるが、それぞれの部材の形状につ
いて限定するものではない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、フランジやシェルのよ
うな導通を要する金属部材の加工に際して、従来の絞り
成形やダイカスト成形などのような手間隙が掛かる高価
な製造手段が必要なく、しかも、組立と同時にフランジ
とシェルの両部材の電気的な接続もできる。従って、E
MI対策などのために電磁シールドを要するコネクタの
製造工程の合理化と価格低減に対して、本発明は寄与す
るところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるコネクタの分解斜視図である。
【図2】 本発明になるコネクタの要部の断面斜視図で
ある。
【図3】 本発明の従来のシールド形のコネクタの一例
の外観図である。
【符号の説明】
1 絶縁体 11 座部 12 本体部 12a 衝当凹部 12b
係止凸部 13 バルジ穴 2 フランジ 21 開口部 21a 衝当起曲部 21b
切欠部 22 バルジ貫通孔 3 シェル 31 遮蔽部 32 係合部 32a 第1のバルジ 32b
第2のバルジ 33 間隙部 100 コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と、該座部から膨出した本体部と、
    該本体部の麓に設けられたバルジ穴を有する絶縁体と、 前記本体部が貫通する開口部と、前記バルジ穴に対応す
    るバルジ貫通孔とを有する金属部材からなるフランジ
    と、 前記本体部の側壁に周設される遮蔽部と、該遮蔽部の両
    側壁から下方に突出して該バルジ貫通孔を介して該バル
    ジ穴に圧入される係合部とを有する金属部材からなるシ
    ェルとを有することを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体は、本体部に、コンタクトが
    挿着される複数個の穿孔と、両側壁面に衝当凹部と、長
    手方向の中央前壁面に係止凸部とを有するものであり、 前記フランジは、前記衝当凹部に衝合する衝当起曲部
    と、前記係止凸部が逃げる切欠部と、該起曲部の麓にバ
    ルジ貫通孔とを有するものであり、 前記シェルは、係合部に連設された第1と第2のバルジ
    と、遮蔽部に設けられ、前記係止突起部に係合する間隙
    部とを有するものであり、 前記シェルは、前記衝当凹部が前記衝当起曲部に衝合す
    るように外嵌した前記フランジの上方から、間隙部が前
    記本体部の係止凸部に係合するように第1と第2のバル
    ジが前記バルジ貫通孔を介して前記バルジ孔に圧入され
    た際、第1のバルジが該バルジ孔に、第2のバルジが該
    バルジ貫通孔に電気的に導通可能に、それぞれ咬合する
    ものである請求項1記載のコネクタ。
JP29092795A 1995-11-09 1995-11-09 コネクタ Pending JPH09134761A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002298988A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Mitsumi Electric Co Ltd コネクタ
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US7556530B2 (en) 2007-02-02 2009-07-07 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector in which defective electrical connection between a plurality of shell components is suppressed
JP2010508632A (ja) * 2006-10-30 2010-03-18 ヴァレオ セキュリテ アビタクル 低電流スイッチモジュールを製造する方法及び当該方法によって得られる素子
JP2013004838A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Hosiden Corp シールドケース及びこれを備えたコネクタ
CN110829085A (zh) * 2018-08-07 2020-02-21 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器

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