JPH09134312A - フラッシュメモリ装置 - Google Patents

フラッシュメモリ装置

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JPH09134312A
JPH09134312A JP7289993A JP28999395A JPH09134312A JP H09134312 A JPH09134312 A JP H09134312A JP 7289993 A JP7289993 A JP 7289993A JP 28999395 A JP28999395 A JP 28999395A JP H09134312 A JPH09134312 A JP H09134312A
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JP
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flash memory
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block
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JP7289993A
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Koichi Nishino
浩一 西野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じて管理情報の格納容量又はデータ
の格納容量を調整すると共に、管理情報の格納領域に使
用不可能な領域が発生しても管理情報が格納できなくな
る可能性を低く抑える。 【構成】 フラッシュメモリ部2はn個のブロックから
構成され、先頭の第1ブロックから第kブロックまでが
データ格納予約領域11、最後尾の第nブロックから第
k−L+1ブロックまでが管理情報格納予約領域12、
データ格納予約領域11と管理情報格納予約領域12の
どちらでもある重なった第k−L+1ブロックから第k
ブロックまでのLブロック分の領域がオーバーラップ領
域13となっている。データはデータ格納予約領域11
の先頭の第1ブロックから第2ブロックの方向に順次格
納され、データの管理情報は最後尾の第nロックから第
n−1ブロックの方向に順次格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
装置、更に詳しくはブロックを単位として、データの消
去、使用不可状態の管理を行う部分に特徴のあるフラッ
シュメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プログラムできる安価な不揮発性
メモリ装置としてフラッシュメモリ(一括消去型不揮発
性メモリ)装置が使用されるようになってきているが、
この種のフラッシュメモリー装置は、その動作原理上、
消去や書込のとき、高レベルの電圧をかけるため、他の
SRAM、DRAMやROMなどに比べ劣化して壊れる
可能性が高いという問題あった。
【0003】そこで、メモリ領域をブロックという単位
に分割し、ブロックの使用可能・使用不可能の状態を検
知し、管理情報として管理する方式のフラッシュメモリ
装置が提案されている。
【0004】従来のフラッシュメモリ装置においては、
前記管理情報は、フラッシュメモリ装置本体内の固定さ
れた、データ領域に対しごく小容量の決められたアドレ
ス位置に記憶されるようになっている。例えば、特開平
3−167644号公報においては、静的情報リストと
いう管理情報が存在するが、メモリアドレス内の固定位
置に固定のサイズで確保される。
【0005】つまり、従来のフラッシュメモリは、図1
0に示すように、n個のブロックからなり、フラッシュ
メモリの先頭の第1ブロックから第kブロックまでのデ
ータ格納予約領域101と、フラッシュメモリのアドレ
スの最後尾の第nブロックから第k+1ブロックまでの
管理情報格納予約領域102とが固定されて設けられて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示すように、フラッシュメモリ装置本体の固定された
領域に管理情報格納予約領域102を持った従来例の場
合、管理情報格納予約領域102を大きくとることで管
理情報が壊れてフラッシュメモリ装置全体が使用不能と
なる危険性を減少させることができるが、その分データ
を格納できる最大格納容量が減少してしまうという問題
がある。
【0007】また逆に、管理情報格納予約領域102を
小さくしておくと、データの最大格納容量は増えるが、
管理情報が壊れてフラッシュメモリ装置全体が使用不能
となる危険性が増大する。
【0008】つまり、前記のようにフラッシュメモリ装
置本体内の固定のアドレス位置に管理情報を記憶させる
と、その管理情報記憶用アドレス領域部分が破壊された
ときに、たとえその他のデータ領域部分が使用可能の状
態にあっても、そのフラッシュメモリ装置全体が使用不
可能な状態になってしまうという問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、必要に応じて管理情報の格納容量又はデータの
格納容量を調整すると共に、管理情報の格納領域に使用
不可能な領域が発生しても管理情報が格納できなくなる
可能性を低く抑えることのできるフラッシュメモリ装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のフラッシュメモ
リ装置は、データを記憶する複数のブロックより構成さ
れるフラッシュメモリと、前記フラッシュメモリを前記
ブロックを単位として、前記フラッシュメモリの前記デ
ータの消去及び使用不可状態の管理を行うメモリ制御部
とを備えて構成される。
【0011】本発明のフラッシュメモリ装置では、前記
メモリ制御部が、前記フラッシュメモリの前記ブロック
使用可・使用不可状態を示すフラッシュメモリ管理情報
及び前記フラッシュメモリに記憶させる前記データの管
理を行う内部データ管理情報よりなる管理情報を、前記
フラッシュメモリのメモリアドレスの先頭または最後尾
と、あらかじめ決められた前記フラッシュメモリのメモ
リアドレスの第1の後端部とにより指定される管理情報
領域に、前記管理情報領域のメモリアドレスの先頭また
は最後尾より順次記憶させると共に、管理される側の前
記データを、前記管理情報が前記管理情報領域のメモリ
アドレスの先頭より記憶された場合は前記フラッシュメ
モリのメモリアドレスの最後尾、あるいは、前記管理情
報が前記管理情報領域のメモリアドレスの最後尾より記
憶された場合は前記フラッシュメモリのメモリアドレス
の先頭と、あらかじめ決められた前記フラッシュメモリ
のメモリアドレスの第2の後端部とにより指定されるデ
ータ領域に順次記憶させ、前記第1の後端部及び前記第
2の後端部により、前記管理情報または前記管理される
側の前記データのどちらもが記憶可能なアドレス領域を
設けることで、必要に応じて管理情報の格納容量又はデ
ータの格納容量を調整すると共に、管理情報の格納領域
に使用不可能な領域が発生しても管理情報が格納できな
くなる可能性を低く抑えることを可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0013】図1ないし図4は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1はフラッシュメモリ装置の構成を示す
構成図、図2は図1のフラッシュメモリ部のメモリ構成
を示すメモリマップ、図3は図2の管理情報格納予約領
域のメモリ構成を示すメモリマップ、図4は図1のフラ
ッシュメモリ装置の作用を説明するフローチャートであ
る。
【0014】(構成)図1に示すように、本実施の形態
のフラッシュメモリ装置1は、種々の処理を行う図示し
ないデータ処理部からのデータを格納するフラッシュメ
モリ部2と、このフラッシュメモリ部2に対して後述す
る複数にブロック単位で分割されたデータ格納予約領域
及び管理情報格納予約領域を指定し、データ格納予約領
域に前記データを、管理情報格納予約領域に前記データ
の管理情報を格納するように、前記フラッシュメモリ部
2を制御するメモリ制御部3とから構成される。
【0015】このメモリ制御部3は、図示しないデータ
処理部からの制御信号及びアドレス/データを受け取
り、フラッシュメモリ装置1内の内部制御バス4及び内
部アドレス/データバス5を介して前記フラッシュメモ
リ部2へのデータのリード・ライト制御を行っている。
【0016】また、メモリ制御部3は、フラッシュメモ
リ部2に対して初期化等のための一括消去や、データ更
新等のためのブロック単位での消去を行うことができ
る。なお、消去を実施した後は全ビットが0または1の
状態に初期化される。
【0017】そして、メモリ制御部3は、一括消去ある
いはブロック消去あるいは書き込みを行った際には、フ
ラッシュメモリ部2の各領域のブロック毎の損傷状態を
判断し、異常のあるブロックがある場合には管理情報格
納予約領域12にそのアドレス(ブロック番号)を記録
するようになっている。
【0018】フラッシュメモリ部2は、図2に示すよう
に、n個のブロックから構成されている。ここで、フラ
ッシュメモリ部2の先頭の第1ブロックから第kブロッ
クまでがデータ格納予約領域11、フラッシュメモリ部
2のアドレスの最後尾の第nブロックから第k−L+1
ブロックまでが管理情報格納予約領域12、データ格納
予約領域11と管理情報格納予約領域12のどちらでも
ある重なった第k−L+1ブロックから第kブロックま
でのLブロック分の領域がオーバーラップ領域13とな
っている。
【0019】そして、メモリ制御部3の制御により、フ
ラッシュメモリ部2に格納されるデータは、データ格納
予約領域11の先頭の第1ブロックから第2ブロックの
方向に順次格納され、また、このデータの管理情報は、
最後尾の第nブロックから第n−1ブロックの方向に順
次格納されるようになっている。
【0020】一方、管理情報格納予約領域12の内部で
は、図3に示すように、フラッシュメモリ部2の各ブロ
ックの損傷状態を管理するフラッシュメモリ管理情報2
1と、フラッシュメモリ部2のデータ格納予約領域11
に格納されているデータを管理する内部データ管理情報
22の2種類の管理情報が格納される。
【0021】(作用)次に、このように構成された本実
施の形態のフラッシュメモリ装置1の作用について説明
する。
【0022】図示しないデータ処理部から、データの書
き込みのために制御信号及びアドレス/データがメモリ
制御部3に出力されると、メモリ制御部3は、図4に示
すように、ステップS1で管理情報格納予約領域12よ
り管理情報を読み出す。次に、ステップS2で読み出し
た管理情報に基づき、データ更新の場合には、所望のブ
ロック内のデータを読み出しブロック内を消去した後、
更新したデータをブロックに書き込み、新規書き込みの
場合には、データ格納予約領域11の最も先頭寄りの空
きブロックから新規データの書き込みを行う。
【0023】そして、ステップS3で書き込んだデータ
を読み出しベリファイ処理を行い、データが正しく書き
込まれたかを判断する。このステップS3でのベリファ
イが失敗した場合は、更新による消去または書き込み時
のブロックの損傷発生が原因であると判断し、ステップ
S4でデータ格納予約領域11の最も先頭寄りのオーバ
ーラップ領域13を含んだ空きブロックをチェックす
る。そして、ステップS5においてステップS2で読み
出したブロック内のデータを更新し、チェックした空き
ブロックに更新したデータを書き込み、ステップS3に
戻り、再びベリファイ処理を行う。そして、ベリファイ
が正しく行えた場合、ステップS6に進む。
【0024】ステップS6では、上記の処理によりデー
タの更新あるいは新規書き込みが成功したので、管理情
報の更新を行う。この管理情報の更新とは、フラッシュ
メモリ管理情報21、すなわちデータ更新によるブロッ
クの損傷状態の更新及び更新あるい新規書き込みによる
データの内部データ管理情報22の更新である。この場
合もステップS2と同様に、フラッシュメモリ管理情報
21及び内部データ管理情報22が格納されているブロ
ック内の管理情報を読み出し、ブロック内を消去した
後、新たに更新した管理情報をブロックに書き込む。
【0025】そして、ステップS7で書き込んだデータ
を読み出しベリファイ処理を行い、データが正しく書き
込まれたかを判断する。このステップS7でのベリファ
イが失敗した場合は、更新による消去時のブロックの損
傷発生が原因であると判断し、ステップS8で管理情報
格納予約領域12の最後尾寄りのオーバーラップ領域1
3を含んだ空きブロックをチェックする。そして、ステ
ップS9においてステップS7で読み込んだブロック内
の管理情報を更新し、チェックした空きブロックに更新
した管理情報を書き込み、ステップS7に戻り、再びベ
リファイ処理を行う。そして、ベリファイが正しく行え
たら、処理を終了する。
【0026】なお、上述したように、管理情報格納予約
領域12の管理情報がフラッシュメモリ部2の最後尾か
ら記憶される場合は、データ格納予約領域11のデータ
はフラッシュメモリ部2の先頭から記憶されるが、これ
とは逆に、管理情報格納予約領域12の管理情報がフラ
ッシュメモリ部2の先頭から記憶される場合、データ格
納予約領域11のデータをフラッシュメモリ部2の最後
尾から記憶させるようにしてもよい。
【0027】(効果)以上説明したように、本実施の形
態のフラッシュメモリ装置1では、管理情報が第kブロ
ックまで使用されていない時は、データ格納予約領域1
1を全てデータ格納に使用できる。
【0028】また、管理情報を格納していたブロックが
複数使用不可になった場合は、管理情報を第k−L+1
ブロックまで格納できるので、オーバーラップ領域13
がなく管理情報格納予約領域12が第k+1ブロックま
でしかなかった従来に比べ、管理情報が書き込めなくな
り、フラッシュメモリ装置1の全体が使用不可能になる
可能性が減少する。
【0029】さらに、管理情報格納予約領域12は第k
−L+1ブロックまで、データ格納予約領域11は第k
ブロックまでと、オーバーラップ領域13をLブロック
分の領域サイズに限定すると共に、管理情報のみを格納
する領域(第nブロック〜第k+1ブロック)とデータ
のみを格納する領域(第1ブロック〜第k−Lブロッ
ク)もそれぞれ確保してあるので、管理情報ばかりでデ
ータが書き込めない、データが大きすぎて管理情報が書
き込めない等という状態も防止できる。
【0030】図5は本発明の第2の実施の形態に係る管
理情報格納予約領域のメモリ構成を示すメモリマップで
ある。
【0031】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0032】(構成及び作用)第2の実施の形態の管理
情報格納予約領域12の構成においては、図5に示すよ
うに、フラッシュメモリ管理情報21及び内部データ管
理情報22のそれぞれにフラッシュメモリ管理情報正2
1a及びフラッシュメモリ管理情報副21b、内部デー
タ管理情報正22a及び内部データ管理情報副22bを
設けることで、フラッシュメモリ管理情報21及び内部
データ管理情報22に同一内容のものを正副2つずつ記
憶させる。
【0033】フラッシュメモリ管理情報正21a及びフ
ラッシュメモリ管理情報副21b、内部データ管理情報
正22a及び内部データ管理情報副22bには各々が管
理情報であることを示すIDが設けられている。これら
の管理情報を検索するとき、管理情報格納予約領域2の
オーバーラップ領域13側より検索を行う。そして、I
Dにより管理情報を検索し最初に見つけた管理情報が有
効な最新の管理情報となる。
【0034】その他の構成及び作用は第1の実施の形態
と同じである。
【0035】(効果)以上のように本実施の形態では、
フラッシュメモリ管理情報正21a及びフラッシュメモ
リ管理情報副21b、内部データ管理情報正22a及び
内部データ管理情報副22bを設けたことで、第1の実
施の形態の効果に加え、それぞれの管理情報の正副2つ
の内のどちらか一方が壊れても、正副のもう一方の管理
情報により管理情報が失われることはないので、フラッ
シュメモリー装置としての信頼性が向上する。
【0036】また、第1の実施の形態のように、管理情
報格納予約領域12の記憶開始位置より管理情報を検索
すると、ブロックが破壊された等により管理情報がブロ
ックごと更新されているかどうかを、管理情報格納予約
領域12全部を検索しチェックしなければならないが、
本実施の形態のように、オーバーラップ領域側より検索
することにより、メモリ装置の信頼性を向上できるとと
もに検索効率が上がる。
【0037】図6及び図7は本発明の第3の実施の形態
に係わり、図6はデータ格納予約領域のメモリ構成を示
すメモリマップ、図7は図6の静止画像データ領域のメ
モリ構成を示すメモリマップである。
【0038】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0039】(構成及び作用)本実施の形態では、図6
に示すように、データ格納予約領域11には静止画像情
報が静止画像データ領域31a,31b,31cに記録
される。
【0040】図7に示すように、静止画像情報32は、
静止画像情報本体33と各静止画像情報31に固有の静
止画像情報付帯情報34とから構成される。そして、各
静止画像データ領域31a,31b,31cは、静止画
像情報本体33と静止画像情報付帯情報34とからなる
領域のサイズ以上の領域をもつ複数のブロックを占有
し、各静止画像情報本体33を格納したブロックの最後
のブロックのあらかじめ指定された位置に、静止画像情
報付帯情報34が格納される。
【0041】その他の構成及び作用は第1の実施の形態
と同じである。
【0042】(効果)本実施の形態では、第1の実施の
形態の効果に加え、上記のように静止画像情報32の管
理情報である静止画像情報付帯情報34を、管理情報格
納予約領域12の内部データ管理情報22に格納する必
要がなく、内部データ管理情報22の更新回数が減り、
管理情報格納予約領域2内での使用不可能ブロックの発
生頻度が減少し、信頼性が向上する。
【0043】図8及び図9は本発明の第4の実施の形態
に係わり、図8はフラッシュメモリ管理情報の構成を示
すデータ構成図、図9は図8のブロック管理情報の構成
を示すデータ構成図である。
【0044】第4の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0045】(構成及び作用)図8に示すように、本実
施の形態の管理情報格納予約領域12内のフラッシュメ
モリ管理情報21には、フラッシュメモリ管理情報21
であることを示すためのID41があり、フラッシュメ
モリ装置1の全体のブロックの使用可能・不可能をブロ
ック管理情報42として管理する。
【0046】フラッシュメモリ装置1では、消去を実施
した後は全ビットが0または1の状態に初期化される。
そこで、図9に示すように、ブロック管理情報42内で
は、各ビット情報毎にフラッシュメモリ装置1の全体の
全ての各ブロックを対応させ、各ビットの初期状態の値
を使用可能状態に対応させ、ブロックが使用不可能状態
になったときに当該ブロックに対応したビット情報を反
転させる。
【0047】使用不可能状態となったブロックが再び使
用可能状態に転ずることはないので、こうすることによ
りブロック管理情報42は、ビット情報が消去後の初期
状態から反転する方向の一方向にしか、どのビットも変
わらない。そこで、ブロック管理情報42を更新するに
あたって、消去してから書き換えるのではなく、追加書
込のみを行うことにより更新を行うことができる。
【0048】尚、消去を行わずに追加書込を行っていく
と、徐々にビット情報が劣化していくので、追加書込回
数部43内に追加書込を行った回数を、追加書込回数部
43内の初期状態のビット情報からの反転したビット情
報の個数として記録しておく。追加書込を行う度にこの
回数をカウントし、ある一定の回数に達した場合は、追
加書込ではなく消去を行ってから書込を行う。
【0049】その他の構成及び作用は第1の実施の形態
と同じである。
【0050】(効果)以上のように、本実施の形態で
は、第1の実施の形態の効果に加え、フラッシュメモリ
管理情報21のデータ更新をビット情報を一方向のみに
変化させるだけで実現させるので、更新の度に消去を行
わなくても済むようになり、フラッシュメモリ管理情報
21が壊れる可能性が減少し、そのため管理情報が使用
する領域が増える可能性が減少し、その分データ格納予
約領域11の内に実際にデータが格納できる領域が減少
する可能性が減り、フラッシュメモリ装置1の全体とし
ての信頼性も向上する。
【0051】[付記] (付記項1) データを記憶する複数のブロックより構
成されるフラッシュメモリと、前記フラッシュメモリを
前記ブロックを単位として、前記フラッシュメモリの前
記データの消去及び使用不可状態の管理を行うメモリ制
御部とを備え、前記メモリ制御部は、前記フラッシュメ
モリの前記ブロック使用可・使用不可状態を示すフラッ
シュメモリ管理情報及び前記フラッシュメモリに記憶さ
せる前記データの管理を行う内部データ管理情報よりな
る管理情報を、前記フラッシュメモリのメモリアドレス
の先頭または最後尾と、あらかじめ決められた前記フラ
ッシュメモリのメモリアドレスの第1の後端部とにより
指定される管理情報領域に、前記管理情報領域のメモリ
アドレスの先頭または最後尾より順次記憶させると共
に、管理される側の前記データを、前記管理情報が前記
管理情報領域のメモリアドレスの先頭より記憶された場
合は前記フラッシュメモリのメモリアドレスの最後尾、
あるいは、前記管理情報が前記管理情報領域のメモリア
ドレスの最後尾より記憶された場合は前記フラッシュメ
モリのメモリアドレスの先頭と、あらかじめ決められた
前記フラッシュメモリのメモリアドレスの第2の後端部
とにより指定されるデータ領域に順次記憶させること
で、前記第1の後端部及び前記第2の後端部により、前
記管理情報または前記管理される側の前記データのどち
らもが記憶可能なアドレス領域を設けたことを特徴とす
るフラッシュメモリ装置。
【0052】付記項1のフラッシュメモリ装置によれ
ば、データと管理情報の両方を格納する可能性のあるア
ドレス領域を設定することにより、必要に応じて管理情
報の格納予約アドレス領域の容量又はデータ格納領域の
容量を調整することができる。また、管理情報格納予約
領域に使用不可能な領域が発生しても、管理情報が格納
できなくなる可能性を低く抑えることができる。さら
に、あらかじめ管理情報を格納するアドレス領域の後端
部が設定されているため、管理情報により格納できるデ
ータ容量が減少されるのを制限でき、格納できるデータ
の最低量が確保できる。
【0053】(付記項2) 前記管理情報は、管理情報
ブロックとして前記ブロックの単位で取り扱われること
を特徴とする付記項1に記載のフラッシュメモリ装置。
【0054】付記項2のフラッシュメモリ装置によれ
ば、付記項1のフラッシュメモリ装置の作用・効果に加
え、ブロックにより管理情報の読み書きをコントロール
できるので、管理情報の管理が簡単になる。
【0055】(付記項3) 前記管理情報は、同一内容
のものが記憶される2つの正副管理情報ブロックである
ことを特徴とする付記項2に記載のフラッシュメモリ装
置。
【0056】付記項3のフラッシュメモリ装置によれ
ば、付記項2のフラッシュメモリ装置の作用・効果に加
え、管理情報を同一内容のもの正副2つ記憶させるの
で、管理情報の信頼性が向上し、管理情報が破壊されフ
ラッシュメモリ装置全体が使用不可になる可能性が低く
なる。
【0057】(付記項4) 前記メモリ制御部は、前記
フラッシュメモリ管理情報及び前記内部データ管理情報
を読み取るとき、前記管理情報に予約されたアドレス領
域の前記オーバーラップ領域側の端より読み出されるこ
とを特徴とする付記項1に記載のフラッシュメモリ装
置。
【0058】付記項4のフラッシュメモリ装置によれ
ば、付記項1のフラッシュメモリ装置の作用・効果に加
え、管理情報を読み出す時、管理情報に予約されたアド
レス領域のオーバーラップ領域側の端より読み出すこと
により、劣化したり、破壊した古い管理情報を読む必要
がなく、フラッシュメモリ装置全体の信頼性を維持でき
るとともに検索効率が上がる。
【0059】(付記項5) 前記管理される前記データ
は、静止画像データであり、前記メモリ制御部は、前記
静止画像データの固有の付帯情報を、前記静止画像デー
タ自体を記録させる前記ブロック内の所定の位置に前記
静止画像データと一緒に記憶させることを特徴とする付
記項1に記載のフラッシュメモリ装置。
【0060】付記項5のフラッシュメモリ装置によれ
ば、付記項1のフラッシュメモリ装置の作用・効果に加
え、あらかじめ管理情報を格納するアドレス領域の後端
部が設定されているため、管理情報により格納できる静
止画像データ容量が減少されるのを制限でき、格納でき
る静止画像データの最低量が確保できる。また、各静止
画像に固有の付帯情報は、各静止画像データ自体を記録
させるブロック内の所定の位置に格納させるため、管理
情報の更新回数が減り、管理情報を格納した領域が使用
不可となる確率が減る。
【0061】(付記項6) 前記フラッシュメモリ管理
情報は、更新時にビットデータの1または0のどちらか
のビット情報を追加書込のみ行うことを特徴とする付記
項1、2、3、4または5のいずれか1つに記載のフラ
ッシュメモリ装置。
【0062】付記項6のフラッシュメモリ装置によれ
ば、付記項1、2、3、4または5のいずれか1つのフ
ラッシュメモリ装置の作用・効果に加え、管理情報の更
新時に消去を行う回数が減るため、管理情報を格納した
領域が使用不可となる確率が減り、フラッシュメモリ装
置の信頼性が向上する。
【0063】(付記項7) 前記フラッシュメモリ管理
情報及び前記内部データ管理情報は、それぞれに固有の
IDコードにより識別され、前記管理情報領域内におい
て、順不同に格納されることを特徴とする付記項1、
2、3、4、5または6のいずれか1つに記載のフラッ
シュメモリ装置。
【0064】付記項7のフラッシュメモリ装置によれ
ば、付記項1、2、3、4、5または6のいずれか1つ
のフラッシュメモリ装置の作用・効果に加え、管理情報
がIDによって識別されるため、管理情報を認識すると
きに管理情報全体を読み込む必要がなくなる。また、フ
ラッシュメモリ管理情報と内部データ管理情報のどちら
もを、あらかじめ管理情報記憶アドレス領域として予約
されていた領域のあいている領域に順次格納させること
ができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフラッシュ
メモリ装置によれば、メモリ制御部が、フラッシュメモ
リのブロック使用可・使用不可状態を示すフラッシュメ
モリ管理情報及びフラッシュメモリに記憶させるデータ
の管理を行う内部データ管理情報よりなる管理情報を、
フラッシュメモリのメモリアドレスの先頭または最後尾
と、あらかじめ決められたフラッシュメモリのメモリア
ドレスの第1の後端部とにより指定される管理情報領域
に、管理情報領域のメモリアドレスの先頭または最後尾
より順次記憶させると共に、管理される側のデータを、
管理情報が管理情報領域のメモリアドレスの先頭より記
憶された場合はフラッシュメモリのメモリアドレスの最
後尾、あるいは、管理情報が管理情報領域のメモリアド
レスの最後尾より記憶された場合はフラッシュメモリの
メモリアドレスの先頭と、あらかじめ決められたフラッ
シュメモリのメモリアドレスの第2の後端部とにより指
定されるデータ領域に順次記憶させ、第1の後端部及び
第2の後端部により、管理情報または管理される側のデ
ータのどちらもが記憶可能なアドレス領域を設けている
ので、必要に応じて管理情報の格納容量又はデータの格
納容量を調整すると共に、管理情報の格納領域に使用不
可能な領域が発生しても管理情報が格納できなくなる可
能性を低く抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るフラッシュメ
モリ装置の構成を示す構成図
【図2】図1のフラッシュメモリ部のメモリ構成を示す
メモリマップ
【図3】図2の管理情報格納予約領域のメモリ構成を示
すメモリマップ
【図4】図1のフラッシュメモリ装置の作用を説明する
フローチャート
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る管理情報格納
予約領域のメモリ構成を示すメモリマップ
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るデータ格納予
約領域のメモリ構成を示すメモリマップ
【図7】図6の静止画像データ領域のメモリ構成を示す
メモリマップ
【図8】本発明の第4の実施の形態に係るフラッシュメ
モリ管理情報の構成を示すデータ構成図
【図9】図8のブロック管理情報の構成を示すデータ構
成図
【図10】従来のフラッシュメモリ部のメモリ構成を示
すメモリマップ
【符号の説明】
1…フラッシュメモリ装置 2…フラッシュメモリ部 3…メモリ制御部 4…内部制御バス 5…内部アドレス/データバス 11…データ格納予約領域 12…管理情報格納予約領域 13…オーバーラップ領域 21…フラッシュメモリ管理情報 22…内部データ管理情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶する複数のブロックより構
    成されるフラッシュメモリと、 前記フラッシュメモリを前記ブロックを単位として、前
    記フラッシュメモリの前記データの消去及び使用不可状
    態の管理を行うメモリ制御部とを備え、 前記メモリ制御部は、 前記フラッシュメモリの前記ブロック使用可・使用不可
    状態を示すフラッシュメモリ管理情報及び前記フラッシ
    ュメモリに記憶させる前記データの管理を行う内部デー
    タ管理情報よりなる管理情報を、 前記フラッシュメモリのメモリアドレスの先頭または最
    後尾と、あらかじめ決められた前記フラッシュメモリの
    メモリアドレスの第1の後端部とにより指定される管理
    情報領域に、前記管理情報領域のメモリアドレスの先頭
    または最後尾より順次記憶させると共に、 管理される側の前記データを、 前記管理情報が前記管理情報領域のメモリアドレスの先
    頭より記憶された場合は前記フラッシュメモリのメモリ
    アドレスの最後尾、あるいは、前記管理情報が前記管理
    情報領域のメモリアドレスの最後尾より記憶された場合
    は前記フラッシュメモリのメモリアドレスの先頭と、 あらかじめ決められた前記フラッシュメモリのメモリア
    ドレスの第2の後端部とにより指定されるデータ領域に
    順次記憶させることで、 前記第1の後端部及び前記第2の後端部により、前記管
    理情報または前記管理される側の前記データのどちらも
    が記憶可能なアドレス領域を設けたことを特徴とするフ
    ラッシュメモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記管理情報は、 管理情報ブロックとして前記ブロックの単位で取り扱わ
    れることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 前記管理情報は、 同一内容のものが記憶される2つの正副管理情報ブロッ
    クであることを特徴とする請求項2に記載のフラッシュ
    メモリ装置。
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