JPH09134304A - スケジュール同期方法 - Google Patents
スケジュール同期方法Info
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- JPH09134304A JPH09134304A JP29265595A JP29265595A JPH09134304A JP H09134304 A JPH09134304 A JP H09134304A JP 29265595 A JP29265595 A JP 29265595A JP 29265595 A JP29265595 A JP 29265595A JP H09134304 A JPH09134304 A JP H09134304A
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- 230000037430 deletion Effects 0.000 claims description 38
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報端末相互間のスケジュール情報の同期を
とり、矛盾無く管理するためのスケジュール同期方法を
提供する。 【解決手段】 携帯端末2をデスクトップ端末1に接続
したことを契機として、両端末間でスケジュール情報の
同期処理を行う。まず、携帯端末2のスケジュールDB
22上のスケジュール情報と、デスクトップ端末1のス
ケジュールDB14上の全てのスケジュール情報との関
係をチェックする。ここで、当該スケジュールが独立で
あれば、一意にスケジュールIDを付与し、デスクトッ
プ端末1には新規レコードとして登録する。その関係が
同一であれば、デスクトップ端末1として同一のスケジ
ュールIDを付与し、重複であれば、ユーザの選択に従
って、携帯端末2上から削除し、あるいはデスクトップ
端末1で削除の処理を行い、矛盾を解消する。
とり、矛盾無く管理するためのスケジュール同期方法を
提供する。 【解決手段】 携帯端末2をデスクトップ端末1に接続
したことを契機として、両端末間でスケジュール情報の
同期処理を行う。まず、携帯端末2のスケジュールDB
22上のスケジュール情報と、デスクトップ端末1のス
ケジュールDB14上の全てのスケジュール情報との関
係をチェックする。ここで、当該スケジュールが独立で
あれば、一意にスケジュールIDを付与し、デスクトッ
プ端末1には新規レコードとして登録する。その関係が
同一であれば、デスクトップ端末1として同一のスケジ
ュールIDを付与し、重複であれば、ユーザの選択に従
って、携帯端末2上から削除し、あるいはデスクトップ
端末1で削除の処理を行い、矛盾を解消する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自分のオフィスと
出先や移動中の車内など、仕事の場面により複数の情報
端末を使い分ける場合のスケジュール情報管理に関する
ものであり、特に、情報端末相互間のスケジュール情報
の同期をとり、矛盾無く管理するための方法に関するも
のである。
出先や移動中の車内など、仕事の場面により複数の情報
端末を使い分ける場合のスケジュール情報管理に関する
ものであり、特に、情報端末相互間のスケジュール情報
の同期をとり、矛盾無く管理するための方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】複数の情報端末相互間における従来のス
ケジュール情報の管理方法では、デスクトップ端末と携
帯端末を何らかの通信手段で接続した際に、いずれか一
つの端末(通常デスクトップ端末)が持つスケジュール
情報データベース(以下、DBと記す)を他の端末(通
常携帯端末)のスケジュール情報DBに全て上書きコピ
ーし、特定の端末のスケジュール情報DBの内容で他の
全ての端末のスケジュール情報を更新する方法が一般的
であった。
ケジュール情報の管理方法では、デスクトップ端末と携
帯端末を何らかの通信手段で接続した際に、いずれか一
つの端末(通常デスクトップ端末)が持つスケジュール
情報データベース(以下、DBと記す)を他の端末(通
常携帯端末)のスケジュール情報DBに全て上書きコピ
ーし、特定の端末のスケジュール情報DBの内容で他の
全ての端末のスケジュール情報を更新する方法が一般的
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のように一つの情報端末のスケジュール情報を他
の情報端末へ上書きするだけでは、各々の情報端末に対
して独立に並行してスケジュール情報の更新をかけた場
合、上書きを受ける側だけに入力されているスケジュー
ル情報が全て消えてしまうという問題がある。このた
め、事実上予め決めた情報端末でしかスケジュール情報
の入力ができず、他の情報端末は単なるスケジュール情
報の検索端末としてしか機能しない、という問題があ
る。従って、従来は日常ごくありふれた次のような状況
での使い方が困難であった。
来技術のように一つの情報端末のスケジュール情報を他
の情報端末へ上書きするだけでは、各々の情報端末に対
して独立に並行してスケジュール情報の更新をかけた場
合、上書きを受ける側だけに入力されているスケジュー
ル情報が全て消えてしまうという問題がある。このた
め、事実上予め決めた情報端末でしかスケジュール情報
の入力ができず、他の情報端末は単なるスケジュール情
報の検索端末としてしか機能しない、という問題があ
る。従って、従来は日常ごくありふれた次のような状況
での使い方が困難であった。
【0004】状況例1:外出時に持ち出した端末で利用
者がスケジュールを入力すると並行に、オフィスに設置
したデスクトップ端末で秘書がスケジュールを入力す
る。
者がスケジュールを入力すると並行に、オフィスに設置
したデスクトップ端末で秘書がスケジュールを入力す
る。
【0005】状況例2:外出時に持ち出した端末で利用
者がスケジュールを入力する一方、グループウェアソフ
トで管理されたオフィスのデスクトップ端末上に同僚に
よりスケジュールが留守中に設定される。
者がスケジュールを入力する一方、グループウェアソフ
トで管理されたオフィスのデスクトップ端末上に同僚に
よりスケジュールが留守中に設定される。
【0006】状況例3:複数のオフィスをもち、それぞ
れのオフィスに設置した端末で自由にスケジュールの参
照と更新を行う。
れのオフィスに設置した端末で自由にスケジュールの参
照と更新を行う。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、情報端末相互間のス
ケジュール情報の同期をとり、矛盾無く管理するための
方法を提供することにある。
なされたものであり、その目的は、情報端末相互間のス
ケジュール情報の同期をとり、矛盾無く管理するための
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、2以上の情報端末のうち1つをマスター
端末とし他をスレーブ端末とし、各端末でスケジュール
情報の新規または削除の入力を受け付け、端末相互間で
スケジュールの同期をとるスケジュール同期方法であっ
て、前記マスター端末は少なくとも、前記受け付けた新
規の入力のスケジュール情報をレコードとしてスケジュ
ール情報記憶手段に記憶する過程と、前記受け付けた削
除の入力に対して、スケジュールID(識別標)を付与
されていない場合は当該スケジュール情報レコードを削
除する過程と、前記マスター端末と任意のスレーブ端末
のスケジュール情報記憶手段同士を双方向に接続する過
程と、前記スケジュール情報記憶手段同士を双方向に接
続したことを契機として、一方のスケジュール情報記憶
手段の任意のスケジュール情報レコードと他方のスケジ
ュール情報記憶手段の全てのスケジュール情報レコード
とを比較・判定処理して、両レコード間の関係が「無関
係」、「同一」、「重複」の3つの関係のうちのいずれ
であるかを判断する過程と、前記判断が「無関係」の場
合には当該スケジュール情報レコードに一意のスケジュ
ールIDを付与すると同時に当該スケジュール情報を他
方のスケジュール情報記憶手段にも新規スケジュール情
報レコードとして記憶させる過程と、前記判断が「同
一」の場合には前記スレーブ端末上のスケジュール情報
レコードに対して前記マスター端末側のスケジュール情
報レコードと同一のスケジュールIDを付与する過程
と、前記判断が「重複」の場合には当該重複したスケジ
ュール情報レコードのうちの1つを選択し、あるいは利
用者に選択させる過程と、を有し、前記スレーブ端末は
少なくとも、前記受け付けた新規の入力のスケジュール
情報をレコードとしてスケジュール情報記憶手段に記憶
する過程と、前記受け付けた削除の入力に対して、スケ
ジュールIDを付与されていない場合は当該スケジュー
ル情報レコードを削除する過程と、を有することを特徴
とする。
め、本発明は、2以上の情報端末のうち1つをマスター
端末とし他をスレーブ端末とし、各端末でスケジュール
情報の新規または削除の入力を受け付け、端末相互間で
スケジュールの同期をとるスケジュール同期方法であっ
て、前記マスター端末は少なくとも、前記受け付けた新
規の入力のスケジュール情報をレコードとしてスケジュ
ール情報記憶手段に記憶する過程と、前記受け付けた削
除の入力に対して、スケジュールID(識別標)を付与
されていない場合は当該スケジュール情報レコードを削
除する過程と、前記マスター端末と任意のスレーブ端末
のスケジュール情報記憶手段同士を双方向に接続する過
程と、前記スケジュール情報記憶手段同士を双方向に接
続したことを契機として、一方のスケジュール情報記憶
手段の任意のスケジュール情報レコードと他方のスケジ
ュール情報記憶手段の全てのスケジュール情報レコード
とを比較・判定処理して、両レコード間の関係が「無関
係」、「同一」、「重複」の3つの関係のうちのいずれ
であるかを判断する過程と、前記判断が「無関係」の場
合には当該スケジュール情報レコードに一意のスケジュ
ールIDを付与すると同時に当該スケジュール情報を他
方のスケジュール情報記憶手段にも新規スケジュール情
報レコードとして記憶させる過程と、前記判断が「同
一」の場合には前記スレーブ端末上のスケジュール情報
レコードに対して前記マスター端末側のスケジュール情
報レコードと同一のスケジュールIDを付与する過程
と、前記判断が「重複」の場合には当該重複したスケジ
ュール情報レコードのうちの1つを選択し、あるいは利
用者に選択させる過程と、を有し、前記スレーブ端末は
少なくとも、前記受け付けた新規の入力のスケジュール
情報をレコードとしてスケジュール情報記憶手段に記憶
する過程と、前記受け付けた削除の入力に対して、スケ
ジュールIDを付与されていない場合は当該スケジュー
ル情報レコードを削除する過程と、を有することを特徴
とする。
【0009】上記のスケジュール同期方法において、マ
スター端末は、スケジュール情報レコードを削除する過
程において、受け付けた削除の入力に対して、当該スケ
ジュール情報レコードがスケジュールIDを付与されて
いる場合は削除フラグを立て、マスター端末と任意のス
レーブ端末のスケジュール情報記憶手段同士を双方向に
接続したことを契機として、一方のスケジュール情報レ
コードに削除フラグが立っている場合には、前記スレー
ブ端末の当該スケジュール情報レコードを削除して削除
完了を保持し、全てのスレーブ端末のスケジュール情報
レコードの当該スケジュール情報の削除完了を保持した
ことを契機として前記マスター端末の当該スケジュール
情報レコードを削除する過程を有し、スレーブ端末は、
スケジュール情報レコードを削除する過程において、受
け付けた削除の入力に対して、当該スケジュール情報レ
コードがスケジュールIDを付与されている場合は削除
フラグを立てるようにするのが、スケジュールの削除に
関して同期をとる上で好適である。
スター端末は、スケジュール情報レコードを削除する過
程において、受け付けた削除の入力に対して、当該スケ
ジュール情報レコードがスケジュールIDを付与されて
いる場合は削除フラグを立て、マスター端末と任意のス
レーブ端末のスケジュール情報記憶手段同士を双方向に
接続したことを契機として、一方のスケジュール情報レ
コードに削除フラグが立っている場合には、前記スレー
ブ端末の当該スケジュール情報レコードを削除して削除
完了を保持し、全てのスレーブ端末のスケジュール情報
レコードの当該スケジュール情報の削除完了を保持した
ことを契機として前記マスター端末の当該スケジュール
情報レコードを削除する過程を有し、スレーブ端末は、
スケジュール情報レコードを削除する過程において、受
け付けた削除の入力に対して、当該スケジュール情報レ
コードがスケジュールIDを付与されている場合は削除
フラグを立てるようにするのが、スケジュールの削除に
関して同期をとる上で好適である。
【0010】また、以上のスケジュール同期方法におい
て、マスター端末は、前記マスター端末と任意のスレー
ブ端末のスケジュール情報記憶手段同士を双方向に接続
する過程において、前記マスター端末のスケジュール情
報記憶手段が更新された場合に、全てのスレーブ端末を
通信手段で順番に呼び出して接続し、スレーブ端末は、
スケジュール情報の入力終了時に通信手段を介してマス
ター端末を呼び出して前記スケジュール情報記憶手段同
士を双方向に接続する過程を起動するのが、即時性を有
するスケジュール同期を実現する点で好適である。
て、マスター端末は、前記マスター端末と任意のスレー
ブ端末のスケジュール情報記憶手段同士を双方向に接続
する過程において、前記マスター端末のスケジュール情
報記憶手段が更新された場合に、全てのスレーブ端末を
通信手段で順番に呼び出して接続し、スレーブ端末は、
スケジュール情報の入力終了時に通信手段を介してマス
ター端末を呼び出して前記スケジュール情報記憶手段同
士を双方向に接続する過程を起動するのが、即時性を有
するスケジュール同期を実現する点で好適である。
【0011】さらに、上記の通信手段を無線通信手段と
するのが、マスター端末と任意のスレーブ端末のスケジ
ュール情報記憶手段同士を双方向に接続するのを容易に
し、上記の即時性を有するスケジュール同期の実現を容
易にする点で好適である。
するのが、マスター端末と任意のスレーブ端末のスケジ
ュール情報記憶手段同士を双方向に接続するのを容易に
し、上記の即時性を有するスケジュール同期の実現を容
易にする点で好適である。
【0012】本発明は、例えば携帯端末とデスクトップ
端末間のような情報端末相互間でスケジュール情報の同
期をとるための方法であって、マスター端末とスレーブ
端末を何らかの手段で接続したことを契機として、各端
末で入力されて記憶したスケジュール情報を比較し、無
関係のものには一意にスケジュールIDを付与して他方
の端末にも登録することにより、また、同一のものには
一方に付与されたスケジュールIDを他方にも付与する
ことにより、さらに、重複したものは、その一つを選択
することにより、全ての情報端末からスケジュールの入
力を可能にしつつ、情報端末相互間で矛盾のないように
スケジュールの同期をとる。ここで、スケジュールID
は、一意に付与されるため、スケジュールIDをチェッ
クすることにより、当該スケジュールが同期済みである
か否かの判定を容易にする。
端末間のような情報端末相互間でスケジュール情報の同
期をとるための方法であって、マスター端末とスレーブ
端末を何らかの手段で接続したことを契機として、各端
末で入力されて記憶したスケジュール情報を比較し、無
関係のものには一意にスケジュールIDを付与して他方
の端末にも登録することにより、また、同一のものには
一方に付与されたスケジュールIDを他方にも付与する
ことにより、さらに、重複したものは、その一つを選択
することにより、全ての情報端末からスケジュールの入
力を可能にしつつ、情報端末相互間で矛盾のないように
スケジュールの同期をとる。ここで、スケジュールID
は、一意に付与されるため、スケジュールIDをチェッ
クすることにより、当該スケジュールが同期済みである
か否かの判定を容易にする。
【0013】また、スケジュール情報の削除の場合に
は、スケジュールIDの付与をチェックして、有る場合
には削除フラグを立てるのみとし、マスター端末とスレ
ーブ端末を何らかの手段で接続したことを契機として、
まず、スレーブ端末のスケジュール情報を削除し、全て
のスレーブ端末の削除が完了した後にマスター端末のス
ケジュール情報を削除することにより、端末相互間で矛
盾のないように同期のとれた削除を可能とする。
は、スケジュールIDの付与をチェックして、有る場合
には削除フラグを立てるのみとし、マスター端末とスレ
ーブ端末を何らかの手段で接続したことを契機として、
まず、スレーブ端末のスケジュール情報を削除し、全て
のスレーブ端末の削除が完了した後にマスター端末のス
ケジュール情報を削除することにより、端末相互間で矛
盾のないように同期のとれた削除を可能とする。
【0014】さらに、スケジュール情報の更新または入
力終了を契機として、マスター端末からスレーブ端末
へ、あるいは逆にスレーブ端末からマスター端末へ強制
的にアクセスし、強制的に上記のスケジュール同期をと
ることにより、即時性を有するスケジュール同期を実現
する。
力終了を契機として、マスター端末からスレーブ端末
へ、あるいは逆にスレーブ端末からマスター端末へ強制
的にアクセスし、強制的に上記のスケジュール同期をと
ることにより、即時性を有するスケジュール同期を実現
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
【0016】〔実施の形態例1〕図1は、本発明の第1
の実施の形態例を説明するためのシステム構成図であ
る。本実施の形態例では、デスクトップ端末1と携帯端
末2からなるシステムを例とし、デスクトップ端末1を
マスター端末、携帯端末2をスレーブ端末として説明す
る。上記の携帯端末2は複数存在し、図1ではそのうち
の任意の1台が接続されている状態を示すものとする。
の実施の形態例を説明するためのシステム構成図であ
る。本実施の形態例では、デスクトップ端末1と携帯端
末2からなるシステムを例とし、デスクトップ端末1を
マスター端末、携帯端末2をスレーブ端末として説明す
る。上記の携帯端末2は複数存在し、図1ではそのうち
の任意の1台が接続されている状態を示すものとする。
【0017】なお、携帯端末は1台であってもよいし、
デスクトップ端末が複数台あってもよい。マスター端末
は、2以上の端末中の1台がなり、残りの端末はスレー
ブ端末となる。
デスクトップ端末が複数台あってもよい。マスター端末
は、2以上の端末中の1台がなり、残りの端末はスレー
ブ端末となる。
【0018】図1において、デスクトップ端末1は、制
御判定部11、スケジュール情報操作入力部12、レジ
スタ13、スケジュールDB14、および通信制御部1
5を有する。一方、携帯端末2は、スケジュール情報操
作入力部21、スケジュールDB22、および通信制御
部23を有する。デスクトップ端末1と携帯端末2と
は、各々の通信制御部15、23を通して通信回線や構
内通信網あるいはケーブル等により接続され、相互にス
ケジュールDB上のスケジュール情報等のデータの交信
が可能になっている。
御判定部11、スケジュール情報操作入力部12、レジ
スタ13、スケジュールDB14、および通信制御部1
5を有する。一方、携帯端末2は、スケジュール情報操
作入力部21、スケジュールDB22、および通信制御
部23を有する。デスクトップ端末1と携帯端末2と
は、各々の通信制御部15、23を通して通信回線や構
内通信網あるいはケーブル等により接続され、相互にス
ケジュールDB上のスケジュール情報等のデータの交信
が可能になっている。
【0019】各端末1、2の利用者は、スケジュール情
報操作入力部12、21を介して、常時スケジュール情
報の新規入力や削除を行っているものとする。それらの
結果は、以下に示す構造の各端末1、2のスケジュール
DB14、22に反映されているものとする。なお、本
発明の前提として、同一端末内のスケジュール情報同士
については、情報端末が本来持っている公知の手段によ
り、スケジュールの同一と重複が無いように管理されて
いるものとする。
報操作入力部12、21を介して、常時スケジュール情
報の新規入力や削除を行っているものとする。それらの
結果は、以下に示す構造の各端末1、2のスケジュール
DB14、22に反映されているものとする。なお、本
発明の前提として、同一端末内のスケジュール情報同士
については、情報端末が本来持っている公知の手段によ
り、スケジュールの同一と重複が無いように管理されて
いるものとする。
【0020】図2は、マスター端末のデスクトップ端末
1におけるスケジュールDB14の構造を示す図であ
る。本構造例では、各スケジュール情報のレコードにつ
いて、全てのスケジュールに一意に付与されているスケ
ジュールIDを記憶するフィールド、開始時間、終了時
間や場所等のスケジュール内容を記憶するフィールド、
削除フラグのフィールド、およびスレーブ端末での削除
完了フラグのフィールド等を有する。
1におけるスケジュールDB14の構造を示す図であ
る。本構造例では、各スケジュール情報のレコードにつ
いて、全てのスケジュールに一意に付与されているスケ
ジュールIDを記憶するフィールド、開始時間、終了時
間や場所等のスケジュール内容を記憶するフィールド、
削除フラグのフィールド、およびスレーブ端末での削除
完了フラグのフィールド等を有する。
【0021】図3は、スレーブ端末の携帯端末2におけ
るスケジュールDB22の構造を示す図である。本構造
例では、スケジュール情報の各レコードについて、同期
済みの全てのスケジュールに一意に付与されているスケ
ジュールIDを記憶するフィールド、開始時間、終了時
間や場所等のスケジュール内容を記憶するフィールド、
および削除フラグのフィールド等を有する。
るスケジュールDB22の構造を示す図である。本構造
例では、スケジュール情報の各レコードについて、同期
済みの全てのスケジュールに一意に付与されているスケ
ジュールIDを記憶するフィールド、開始時間、終了時
間や場所等のスケジュール内容を記憶するフィールド、
および削除フラグのフィールド等を有する。
【0022】各端末(デスクトップ端末1、携帯端末
2)は、以下のような機能を有する図略の手段を内蔵す
る。
2)は、以下のような機能を有する図略の手段を内蔵す
る。
【0023】手段1:スケジュール情報操作入力部1
2、21を介して入力されたスケジュール情報の入力を
受け付け、スケジュールDB14、22上の1レコード
として記憶させる。
2、21を介して入力されたスケジュール情報の入力を
受け付け、スケジュールDB14、22上の1レコード
として記憶させる。
【0024】手段2:同期済みの全てのスケジュールに
対して一意に付与されたスケジュールIDをスケジュー
ル情報の特定レコードのスケジュールIDフィールドに
記憶させる。
対して一意に付与されたスケジュールIDをスケジュー
ル情報の特定レコードのスケジュールIDフィールドに
記憶させる。
【0025】手段3:スケジュール情報操作入力部1
2、21を介して入力されたスケジュール情報消去の入
力を受け付け、当該スケジュールのレコードがスケジュ
ールIDを持つ場合は、削除フラグフィールドをオン
(“1”)にし、スケジュールIDを持たない場合は、
スケジュール自体を削除する。
2、21を介して入力されたスケジュール情報消去の入
力を受け付け、当該スケジュールのレコードがスケジュ
ールIDを持つ場合は、削除フラグフィールドをオン
(“1”)にし、スケジュールIDを持たない場合は、
スケジュール自体を削除する。
【0026】マスター端末であるデスクトップ端末1
は、更に、以下のような機能を有する図略の手段を内蔵
する。
は、更に、以下のような機能を有する図略の手段を内蔵
する。
【0027】手段4:自分の端末のスケジュールDB1
4と他の任意の一台の携帯端末2のスケジュールDB2
2に同時に接続し、各スケジュールDBから指定された
任意のスケジュール情報レコードを読み出して、互いに
比較・判定処理をするためにレジスタ13に格納する。
4と他の任意の一台の携帯端末2のスケジュールDB2
2に同時に接続し、各スケジュールDBから指定された
任意のスケジュール情報レコードを読み出して、互いに
比較・判定処理をするためにレジスタ13に格納する。
【0028】手段5:レジスタ13に格納されたスケジ
ュール情報レコード相互間で、開始時間、終了時間、場
所の3つのフィールド値から、両レコード間の関係が
「同一」、「重複」、「無関係(独立)」の3つの関係
のうちのいずれであるかを判断し、スケジュール同期を
判断する。
ュール情報レコード相互間で、開始時間、終了時間、場
所の3つのフィールド値から、両レコード間の関係が
「同一」、「重複」、「無関係(独立)」の3つの関係
のうちのいずれであるかを判断し、スケジュール同期を
判断する。
【0029】手段6:デスクトップ端末1のスケジュー
ルDB14のスケジュールIDフィールドを検索し、既
に使われているスケジュールIDと重複しないスケジュ
ールIDを選び出す。
ルDB14のスケジュールIDフィールドを検索し、既
に使われているスケジュールIDと重複しないスケジュ
ールIDを選び出す。
【0030】手段7:手段5で「同一」と判断された携
帯端末2上のスケジュール情報レコードに対して、デス
クトップ端末1側のスケジュール情報レコードと同一の
スケジュールIDを付与し、スケジュールIDフィール
ドに格納する。
帯端末2上のスケジュール情報レコードに対して、デス
クトップ端末1側のスケジュール情報レコードと同一の
スケジュールIDを付与し、スケジュールIDフィール
ドに格納する。
【0031】手段8:手段5で互いに「無関係」と判断
された携帯端末2側のスケジュール情報レコードに、手
段6で選ばれた一意のスケジュールIDを付与し格納す
ると同時に、携帯端末2側と同一のスケジュール情報を
デスクトップ端末1側のスケジュール情報DB14にも
新規スケジュール情報レコードとして登録する。
された携帯端末2側のスケジュール情報レコードに、手
段6で選ばれた一意のスケジュールIDを付与し格納す
ると同時に、携帯端末2側と同一のスケジュール情報を
デスクトップ端末1側のスケジュール情報DB14にも
新規スケジュール情報レコードとして登録する。
【0032】手段9:互いに「重複」と判断されたスケ
ジュール情報レコード間で、利用者に特定の1つを選択
させるMMIを提供して選択させる。あるいは自動的に
特定の1つを選択することも可能である。
ジュール情報レコード間で、利用者に特定の1つを選択
させるMMIを提供して選択させる。あるいは自動的に
特定の1つを選択することも可能である。
【0033】なお、手段5〜手段9は、制御判定部11
に内蔵されている。
に内蔵されている。
【0034】以上により実現されるスケジュール同期方
法の実施の形態例を示す。図4、図5、図6は、その手
順を示すフローチャートである。
法の実施の形態例を示す。図4、図5、図6は、その手
順を示すフローチャートである。
【0035】まず、スケジュール情報の入力について
は、各端末共通に、手段1により当該端末のスケジュー
ルDB14、22に入力する。
は、各端末共通に、手段1により当該端末のスケジュー
ルDB14、22に入力する。
【0036】携帯端末2上のスケジュールIDについて
は、デスクトップ端末1とのスケジュール同期が取れた
時点で付与するため、この時点では付与しない。
は、デスクトップ端末1とのスケジュール同期が取れた
時点で付与するため、この時点では付与しない。
【0037】デスクトップ端末1上で新規にスケジュー
ル情報が入力された場合(本発明の前提により、既入力
のスケジュールとの重複は無い)には、手段6により選
ばれたスケジュールIDを付与する。
ル情報が入力された場合(本発明の前提により、既入力
のスケジュールとの重複は無い)には、手段6により選
ばれたスケジュールIDを付与する。
【0038】次に、スケジュール情報の削除であるが、
各端末共通に、手段2によって削除する。スケジュール
IDを持つか否かによって処理が異なるのは、他の端末
と同期済みのスケジュール情報をいきなり消去してしま
って同期済みの他のスケジュール情報を消去するための
情報が失われることを防ぐためである。
各端末共通に、手段2によって削除する。スケジュール
IDを持つか否かによって処理が異なるのは、他の端末
と同期済みのスケジュール情報をいきなり消去してしま
って同期済みの他のスケジュール情報を消去するための
情報が失われることを防ぐためである。
【0039】スケジュール情報の同期については、例え
ば、利用者が携帯端末2をオフィスに持ち帰り、ケーブ
ルや構内通信網等を通じてデスクトップ端末1と接続し
た時点を契機に行う。図4〜図6のアルゴリズムが、そ
の具体的な手順を示している。
ば、利用者が携帯端末2をオフィスに持ち帰り、ケーブ
ルや構内通信網等を通じてデスクトップ端末1と接続し
た時点を契機に行う。図4〜図6のアルゴリズムが、そ
の具体的な手順を示している。
【0040】図4は、携帯端末2側で削除したスケジュ
ール情報のデスクトップ端末1へ反映させる第1ステッ
プの手順を示す。
ール情報のデスクトップ端末1へ反映させる第1ステッ
プの手順を示す。
【0041】第1ステップでは、携帯端末2上に削除フ
ラグが立ったスケジュールが残っている場合に、対応す
るデスクトップ端末1上のスケジュール情報レコードの
削除フラグをオンにするとともに、当該携帯端末2に対
応する削除完了フラグをオンにする。
ラグが立ったスケジュールが残っている場合に、対応す
るデスクトップ端末1上のスケジュール情報レコードの
削除フラグをオンにするとともに、当該携帯端末2に対
応する削除完了フラグをオンにする。
【0042】図5は、削除済みスケジュールの同期処理
を示す第2ステップを表す。
を示す第2ステップを表す。
【0043】第2ステップでは、デスクトップ端末1上
に削除フラグが立ったスケジュールが残っている場合に
おいて、接続中の携帯端末2に対する削除完了フラグが
オンでない場合、その携帯端末2側の対応スケジュール
を削除し、当該削除完了フラグをオンにセットする。次
に、全ての携帯端末に対し削除完了フラグがオンとなっ
ている場合には当該スケジュールをデスクトップ端末1
から削除する。以上の処理を、デスクトップ端末1上の
削除フラグが立ったスケジュールがなくなるまで繰り返
す。
に削除フラグが立ったスケジュールが残っている場合に
おいて、接続中の携帯端末2に対する削除完了フラグが
オンでない場合、その携帯端末2側の対応スケジュール
を削除し、当該削除完了フラグをオンにセットする。次
に、全ての携帯端末に対し削除完了フラグがオンとなっ
ている場合には当該スケジュールをデスクトップ端末1
から削除する。以上の処理を、デスクトップ端末1上の
削除フラグが立ったスケジュールがなくなるまで繰り返
す。
【0044】図6は、スケジュールの同期処理を示す第
3ステップを表す。
3ステップを表す。
【0045】第3ステップでは、携帯端末2上に同期未
完了スケジュールが残存している場合、当該スケジュー
ルがデスクトップ端末上の全てのスケジュールと「無関
係(独立)」か、「同一」か、「重複」かを判定する。
完了スケジュールが残存している場合、当該スケジュー
ルがデスクトップ端末上の全てのスケジュールと「無関
係(独立)」か、「同一」か、「重複」かを判定する。
【0046】判定が「無関係(独立)」の場合には、新
規のスケジュールIDを取得し、携帯端末2側のスケジ
ュール情報にスケジュールIDを付与し、デスクトップ
端末1側のスケジュールDB14に新規に登録する。
規のスケジュールIDを取得し、携帯端末2側のスケジ
ュール情報にスケジュールIDを付与し、デスクトップ
端末1側のスケジュールDB14に新規に登録する。
【0047】判定が「同一」の場合には、携帯端末2上
のスケジュールDB22の当該スケジュールに、デスク
トップ端末1側のスケジュールと同一のスケジュールI
Dを付与する。
のスケジュールDB22の当該スケジュールに、デスク
トップ端末1側のスケジュールと同一のスケジュールI
Dを付与する。
【0048】判定が「重複」の場合には、デスクトップ
端末1側のスケジュールを削除するか、携帯端末2側の
スケジュールを削除するかを利用者に選択させ、その選
択にしたがって、デスクトップ端末1側に削除フラグと
削除完了フラグをセットしてステップ2の削除の処理を
行うか、あるいは携帯端末2側から重複した当該スケジ
ュールを削除する。
端末1側のスケジュールを削除するか、携帯端末2側の
スケジュールを削除するかを利用者に選択させ、その選
択にしたがって、デスクトップ端末1側に削除フラグと
削除完了フラグをセットしてステップ2の削除の処理を
行うか、あるいは携帯端末2側から重複した当該スケジ
ュールを削除する。
【0049】本同期処理の結果として、携帯端末2側で
は、スケジュールIDが付与されていることは、当該ス
ケジュール情報がデスクトップ端末1と同期が取れるこ
とを示す。
は、スケジュールIDが付与されていることは、当該ス
ケジュール情報がデスクトップ端末1と同期が取れるこ
とを示す。
【0050】デスクトップ端末1上のスケジュールDB
14では、各削除済スケジュール情報について、どの携
帯端末2から削除済みであるかについて、記憶してい
る。これは、削除済みスケジュール情報を全ての端末か
ら完全に削除することを保証するためである。
14では、各削除済スケジュール情報について、どの携
帯端末2から削除済みであるかについて、記憶してい
る。これは、削除済みスケジュール情報を全ての端末か
ら完全に削除することを保証するためである。
【0051】携帯端末2については、製造番号等のRO
Mに記憶された書き換えできない一意な情報から特定す
るものとし、今までに接続されたことがない携帯端末が
初めて接続された場合には、デスクトップ端末1上のス
ケジュールDB14に追加登録するものとする。
Mに記憶された書き換えできない一意な情報から特定す
るものとし、今までに接続されたことがない携帯端末が
初めて接続された場合には、デスクトップ端末1上のス
ケジュールDB14に追加登録するものとする。
【0052】〔実施の形態例2〕図7は、本発明の第2
の実施の形態例を説明するためのシステム構成図であ
る。本実施の形態例は、スケジュール情報の入力や削除
が有った時点で自動的に情報端末へ発信・接続し、スケ
ジュール情報の同期をとる場合の例を示す。本実施の形
態例では、デスクトップ端末1と携帯端末2からなるシ
ステムを例とし、デスクトップ端末1をマスター端末、
携帯端末2をスレーブ端末として説明する。
の実施の形態例を説明するためのシステム構成図であ
る。本実施の形態例は、スケジュール情報の入力や削除
が有った時点で自動的に情報端末へ発信・接続し、スケ
ジュール情報の同期をとる場合の例を示す。本実施の形
態例では、デスクトップ端末1と携帯端末2からなるシ
ステムを例とし、デスクトップ端末1をマスター端末、
携帯端末2をスレーブ端末として説明する。
【0053】なお、携帯端末2が複数存在する場合に
は、図7はそのうちの任意の1台が例示的に接続されて
いる状態を示すものとする。なお、携帯端末は1台であ
ってもよいし、デスクトップ端末が複数台あってもよ
い。マスター端末は、2以上の端末中の1台がなり、残
りの端末はスレーブ端末となる。
は、図7はそのうちの任意の1台が例示的に接続されて
いる状態を示すものとする。なお、携帯端末は1台であ
ってもよいし、デスクトップ端末が複数台あってもよ
い。マスター端末は、2以上の端末中の1台がなり、残
りの端末はスレーブ端末となる。
【0054】図7において、デスクトップ端末1は、第
1の実施の形態例と同様に、制御判定部11、スケジュ
ール情報操作入力部12、レジスタ13、およびスケジ
ュールDBを有する。一方、携帯端末2も、第1の実施
の形態例と同様に、スケジュール情報操作入力部21、
およびスケジュールDB22を有する。これらは、第1
の実施の形態例のものとほぼ同様に構成され、同様に機
能する。
1の実施の形態例と同様に、制御判定部11、スケジュ
ール情報操作入力部12、レジスタ13、およびスケジ
ュールDBを有する。一方、携帯端末2も、第1の実施
の形態例と同様に、スケジュール情報操作入力部21、
およびスケジュールDB22を有する。これらは、第1
の実施の形態例のものとほぼ同様に構成され、同様に機
能する。
【0055】ここで、第1の実施の形態例と異なるの
は、デスクトップ端末1と携帯端末2とが、各々無線通
信呼出部16、24を有し、スケジュール情報の入力や
削除が有った時点で、通信制御部17、25を通して無
線通信手段により自動的に発信・接続して、相互にスケ
ジュールDB14、22上のスケジュール情報等のデー
タの交信が可能になっている点である。
は、デスクトップ端末1と携帯端末2とが、各々無線通
信呼出部16、24を有し、スケジュール情報の入力や
削除が有った時点で、通信制御部17、25を通して無
線通信手段により自動的に発信・接続して、相互にスケ
ジュールDB14、22上のスケジュール情報等のデー
タの交信が可能になっている点である。
【0056】まず、携帯端末2側でスケジュール情報に
関し、新規もしくは削除の入力が有った場合には、無線
通信呼出部24が自動的に発信してデスクトップ端末1
に接続し、第1の実施の形態例で示した方法と同様にし
てスケジュール情報の同期を取る。
関し、新規もしくは削除の入力が有った場合には、無線
通信呼出部24が自動的に発信してデスクトップ端末1
に接続し、第1の実施の形態例で示した方法と同様にし
てスケジュール情報の同期を取る。
【0057】次に、デスクトップ端末1上でスケジュー
ル情報に関し新規もしくは削除の入力が有った場合に
は、無線通信呼出部24がスケジュールDB22に登録
された携帯端末2を検索して順次発信し、第1の実施の
形態例で示した方法と同様にしてスケジュール情報の同
期をとる。
ル情報に関し新規もしくは削除の入力が有った場合に
は、無線通信呼出部24がスケジュールDB22に登録
された携帯端末2を検索して順次発信し、第1の実施の
形態例で示した方法と同様にしてスケジュール情報の同
期をとる。
【0058】なお、複数のデスクトップ端末相互間で、
スケジュール同期をとる場合には、マスター端末がネッ
トワーク等の通信網を介してスレーブ端末を自動的に呼
出し、スケジュール同期を取るようにしてもよい。
スケジュール同期をとる場合には、マスター端末がネッ
トワーク等の通信網を介してスレーブ端末を自動的に呼
出し、スケジュール同期を取るようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、任意の端末から任意のタイミングでスケジュー
ル情報を入力し、相互の同期を取ることが可能となる。
これにより、携帯情報端末の使い勝手が著しく向上する
という顕著な効果を奏することができる。
よれば、任意の端末から任意のタイミングでスケジュー
ル情報を入力し、相互の同期を取ることが可能となる。
これにより、携帯情報端末の使い勝手が著しく向上する
という顕著な効果を奏することができる。
【0060】また、スケジュール情報の更新または入力
終了を契機として、マスター端末からスレーブ端末へ、
あるいは逆にスレーブ端末からマスター端末へ強制的に
アクセスし、強制的に上記のスケジュール同期をとるよ
うにした場合には、特に、即時性を有するスケジュール
同期を実現することができる。
終了を契機として、マスター端末からスレーブ端末へ、
あるいは逆にスレーブ端末からマスター端末へ強制的に
アクセスし、強制的に上記のスケジュール同期をとるよ
うにした場合には、特に、即時性を有するスケジュール
同期を実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態例を説明するための
システム構成図
システム構成図
【図2】上記第1の実施の形態例におけるマスター端末
のスケジュール管理DBの構造を示す図
のスケジュール管理DBの構造を示す図
【図3】上記第1の実施の形態例におけるスレーブ端末
のスケジュール管理DBの構造を示す図
のスケジュール管理DBの構造を示す図
【図4】上記第1の実施の形態例における携帯端末側の
削除情報のデスクトップ端末側への反映処理のアルゴリ
ズムを示すフローチャート
削除情報のデスクトップ端末側への反映処理のアルゴリ
ズムを示すフローチャート
【図5】上記第1の実施の形態例における削除のスケジ
ュール同期処理のアルゴリズムを示すフローチャート
ュール同期処理のアルゴリズムを示すフローチャート
【図6】上記第1の実施の形態例におけるスケジュール
同期処理のアルゴリズムを示すフローチャート
同期処理のアルゴリズムを示すフローチャート
【図7】本発明の第2の実施の形態例を説明するための
システム構成図
システム構成図
1…デスクトップ端末 11…制御判定部 12…スケジュール情報操作入力部 13…レジスタ 14…スケジュールDB 15…通信制御部 16…無線通信呼出部 17…無線通信制御部 2…携帯端末 21…スケジュール情報操作入力部 22…スケジュールDB 23…通信制御部 24…無線通信呼出部 25…無線通信制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 2以上の情報端末のうち1つをマスター
端末とし他をスレーブ端末とし、各端末でスケジュール
情報の新規または削除の入力を受け付け、端末相互間で
スケジュールの同期をとる方法であって、 前記マスター端末は少なくとも、 前記受け付けた新規の入力のスケジュール情報をレコー
ドとしてスケジュール情報記憶手段に記憶する過程と、 前記受け付けた削除の入力に対して、スケジュールID
を付与されていない場合は当該スケジュール情報レコー
ドを削除する過程と、 前記マスター端末と任意のスレーブ端末のスケジュール
情報記憶手段同士を双方向に接続する過程と、 前記スケジュール情報記憶手段同士を双方向に接続した
ことを契機として、一方のスケジュール情報記憶手段の
任意のスケジュール情報レコードと他方のスケジュール
情報記憶手段の全てのスケジュール情報レコードとを比
較・判定処理して、両レコード間の関係が「無関係」、
「同一」、「重複」の3つの関係のうちのいずれである
かを判断する過程と、 前記判断が「無関係」の場合には当該スケジュール情報
レコードに一意のスケジュールIDを付与すると同時に
当該スケジュール情報を他方のスケジュール情報記憶手
段にも新規スケジュール情報レコードとして記憶させる
過程と、 前記判断が「同一」の場合には前記スレーブ端末上のス
ケジュール情報レコードに対して前記マスター端末側の
スケジュール情報レコードと同一のスケジュールIDを
付与する過程と、 前記判断が「重複」の場合には当該重複したスケジュー
ル情報レコードのうちの1つを選択し、あるいは利用者
に選択させる過程と、を有し、 前記スレーブ端末は少なくとも、 前記受け付けた新規の入力のスケジュール情報をレコー
ドとしてスケジュール情報記憶手段に記憶する過程と、 前記受け付けた削除の入力に対して、スケジュールID
を付与されていない場合は当該スケジュール情報レコー
ドを削除する過程と、を有することを特徴とするスケジ
ュール同期方法。 - 【請求項2】 マスター端末は、 スケジュール情報レコードを削除する過程において、受
け付けた削除の入力に対して、当該スケジュール情報レ
コードがスケジュールIDを付与されている場合は削除
フラグを立て、 マスター端末と任意のスレーブ端末のスケジュール情報
記憶手段同士を双方向に接続したことを契機として、一
方のスケジュール情報レコードに削除フラグが立ってい
る場合には、前記スレーブ端末の当該スケジュール情報
レコードを削除して削除完了を保持し、全てのスレーブ
端末のスケジュール情報レコードの当該スケジュール情
報の削除完了を保持したことを契機として前記マスター
端末の当該スケジュール情報レコードを削除する過程を
有し、 スレーブ端末は、 スケジュール情報レコードを削除する過程において、受
け付けた削除の入力に対して、当該スケジュール情報レ
コードがスケジュールIDを付与されている場合は削除
フラグを立てることを特徴とする請求項1記載のスケジ
ュール同期方法。 - 【請求項3】 マスター端末は、 前記マスター端末と任意のスレーブ端末のスケジュール
情報記憶手段同士を双方向に接続する過程において、前
記マスター端末のスケジュール情報記憶手段が更新され
た場合に、全てのスレーブ端末を通信手段で順番に呼び
出して接続し、 スレーブ端末は、 スケジュール情報の入力終了時に通信手段を介してマス
ター端末を呼び出して前記スケジュール情報記憶手段同
士を双方向に接続する過程を起動することを特徴とする
請求項1または請求項2記載のスケジュール同期方法。 - 【請求項4】 通信手段が無線通信手段であることを特
徴とする請求項3記載のスケジュール同期方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29265595A JPH09134304A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | スケジュール同期方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29265595A JPH09134304A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | スケジュール同期方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09134304A true JPH09134304A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17784598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29265595A Pending JPH09134304A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | スケジュール同期方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09134304A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11313070A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-09 | Ntt Mobil Commun Network Inc | 無線受信端末へのデータ送信方法、データ送信装置および記録媒体 |
JPH11327989A (ja) * | 1998-05-18 | 1999-11-30 | Sharp Corp | データベース管理装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体 |
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JP2000040025A (ja) * | 1998-05-18 | 2000-02-08 | Sharp Corp | デ―タベ―ス管理装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体 |
JP2000155667A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Nec Corp | 情報処理装置とシステム及び情報表示制御方法 |
JP2001005708A (ja) * | 1999-06-17 | 2001-01-12 | Sharp Corp | データベース管理装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体 |
JP2001521253A (ja) * | 1997-10-24 | 2001-11-06 | マイクロソフト コーポレイション | モバイルデバイスからのミーティング要求およびグループスケジューリング生成 |
JP2003044387A (ja) * | 2001-05-18 | 2003-02-14 | Sharp Corp | データサーバ装置、データ配信プログラム、データ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびクライアント装置 |
JP2005301784A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 属性情報更新装置及びプログラム |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29265595A patent/JPH09134304A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001521253A (ja) * | 1997-10-24 | 2001-11-06 | マイクロソフト コーポレイション | モバイルデバイスからのミーティング要求およびグループスケジューリング生成 |
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JP2000155667A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Nec Corp | 情報処理装置とシステム及び情報表示制御方法 |
US6657638B2 (en) | 1998-11-20 | 2003-12-02 | Nec Corporation | Data processing unit, data processing system, and data display control method |
JP2001005708A (ja) * | 1999-06-17 | 2001-01-12 | Sharp Corp | データベース管理装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体 |
JP2003044387A (ja) * | 2001-05-18 | 2003-02-14 | Sharp Corp | データサーバ装置、データ配信プログラム、データ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびクライアント装置 |
JP2005301784A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 属性情報更新装置及びプログラム |
JP4580184B2 (ja) * | 2004-04-14 | 2010-11-10 | 日本電信電話株式会社 | 属性情報更新装置及びプログラム |
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