JPH09134241A - キーボード - Google Patents

キーボード

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JPH09134241A
JPH09134241A JP7290890A JP29089095A JPH09134241A JP H09134241 A JPH09134241 A JP H09134241A JP 7290890 A JP7290890 A JP 7290890A JP 29089095 A JP29089095 A JP 29089095A JP H09134241 A JPH09134241 A JP H09134241A
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keyboard
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keyboard unit
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和敏 林
Michihiro Aoyama
通啓 青山
Masayuki Kato
誠之 加藤
Masatoshi Ishii
雅俊 石井
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/0202Constructional details or processes of manufacture of the input device
    • G06F3/0216Arrangements for ergonomically adjusting the disposition of keys of a keyboard

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はオペレータの腱鞘炎を防止するために
開発されたエルゴノミックキーボードを実現するための
キーボードに関し、通常のキーボードとしても、エルゴ
ノミックキーボードとしても使用できるキーボードを実
現することを課題とする。 【解決手段】 キーボード本体2 が左側及び右側キーボ
ードユニット3,4 とにより構成されており、分割部12を
中心に各キーボードユニット3,4 が分離し独立して配置
できる構成とされたキーボードであって、各キーボード
ユニット3,4 間を移動しうる構成とされた固定プレート
20と、分離状態において固定プレート20を左側または右
側キーボードユニット3,4 の何れか一方に収納された状
態で固定すると共に、各キーボードユニット3,4 が一体
化した通常状態において、固定プレート20を各キーボー
ドユニット3,4 を横架した状態で固定する固定機構(ピ
ン24,25 等)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ等の入
力装置の一つであるキーボードに関し、特に近年オペレ
ータの腱鞘炎を防止するために開発されたエルゴノミッ
クキーボードを実現するためのキーボード構造に関す
る。
【0002】近年のオフィス・オートメーション化(O
A化)に伴い、コンピュータ及びワードプロセッサー等
の電子機器を用いる機会が多くなってきている。一般
に、これらの電子機器の入力装置としてはキーボードが
用いられており、キーボードに配設された多数のキー操
作を行うことにより入力処理が行われている。また近年
においては、キーボードを用いた入力処理時間は増大す
る傾向にあり、よってキー操作に起因して発生するオペ
レータの腱鞘炎が問題となってきている。
【0003】そこで、オペレータの腱鞘炎を防止しうる
キーボードが要望されている。
【0004】
【従来の技術】従来より、オペレータの腱鞘炎を防止し
うるキーボードとしてエルゴノミックキーボードが知ら
れている。エルゴノミックキーボードとは、人間工学に
基づき開発されたキーボードであり、エルゴノミックポ
ジションといわれるベストポジション(ハの字角度25
°,スラント角度10°,キー群間隔65mm) を実現す
べく開発されたものである。
【0005】このベストポジションを実現するため、一
般にエルゴノミックキーボードは、アルファニューメリ
ックキー部(文字キー,機能キー等が配設された部分)
を略中央位置で2分割し、分割された各キーユニットを
上記エルゴノミックポジションを満足するよう配置した
構成とされている。
【0006】このエルゴノミックキーボードとしては、
例えば、マイクロソフト社のナチュラルキーボードの
ように、左右手専用の入力キー群を設けハの字型にキー
群を配置したキーボード、アップル社のアジャスタブ
ルキーボードのように左右のキー群をハの字型に自由な
角度で設定できるキーボード等が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した
マイクロソフト社のナチュラルキーボードでは、エルゴ
ノミックポジションのベストポジションは実現できる
が、キー配置は固定された構成であるため、自ずとキー
ボード筐体は大きくなってしまい使いずらいという問題
点があった。
【0008】また、アップル社のアジャスタブルキー
ボードでは、左右のキー群の配置間隔がベストのエルゴ
ノミック寸法でなく、更に左右のキー群が各左右外周方
向へ傾く必要があるのに対し平面的である。よって、ア
ップル社のアジャスタブルキーボードは本来のエルゴノ
ミックキーボードではなく(上記のハの字角度25°を
実現できない)、よってオペレータの腱鞘炎を確実に防
止することはできないという問題点がある。
【0009】一方、通常のデスクトップタイプのキーボ
ードはメインのアルファニューメリックキー部以外に、
テンキーやカーソルキーが配設された部分(以下、テン
キー/カーソルキーユニットという)がアルファニュー
メリックキー部の右側に連続して配設されていることが
多い。
【0010】この構成のキーボードでは、左側にはアル
ファニューメリックキー部の左側キーユニットが位置
し、右側にはアルファニューメリックキー部の右側キー
ユニットとテンキー/カーソルキーユニットとが位置し
た構成となる。また、左右の各キーユニットは略同一の
横寸法であるため、上記構成のキーボードでは分割位置
を中心とした左側の横寸法と右側の横寸法が異なってし
まう。
【0011】このように、分割位置を中心して左右の横
寸法が異なるアジャスタブルキーボードにおいてスラン
ト角度10°を付け、かつ左右のキーボードユニットの
全高を合わせようとすると、スラント角度を左右で変え
たり、左部のみ浮かす必要が生じる。ところが、前者で
は最適なエルゴノミックポジションを実現することがで
きず、また後者では全高が高くなってしまうという問題
点がある。
【0012】尚、ここでは代表的なエルゴノミックキー
ボードについて触れたが、現在他に提供されているキー
ボードの構成も上記した構成と略同じ状況である。本発
明は上記の点に鑑みてさなされたものであり、通常のキ
ーボードとして使用できると共にエルゴノミックキーボ
ードとしても使用できるキーボードを提供することを目
的とする。
【0013】また、本発明の他の目的は、テンキー/カ
ーソルキーユニットを設けた構成であっても左右キーボ
ードユニットの全高を同じくしつつスラント角度10°
を付ることができるキーボードを提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次の手段を講じたことを特徴とするもの
である。請求項1記載の発明では、キーボード本体が第
1及び第2のキーボードユニットとにより構成されてお
り、分割部を中心に前記第1のキーボードユニットと第
2のキーボードユニットとが分離し独立して配置できる
構成とされたキーボードであって、前記第1のキーボー
ドユニットと第2のキーボードユニットとの間を移動し
うる構成とされた固定プレートと、前記第1のキーボー
ドユニットと第2のキーボードユニットとが分離した状
態において、前記固定プレートを前記第1或いは第2の
キーボードユニットの何れか一方に収納された状態で固
定すると共に、前記第1のキーボードユニットと第2の
キーボードユニットとが一体化した状態において、前記
固定プレートを前記第1のキーボードユニットと第2の
キーボードユニットとを横架した状態で固定することに
より、前記第1及び第2のキーボードユニットを一体化
した状態で固定する固定機構とを設けたことを特徴とす
るものである。
【0015】また、請求項2記載の発明では、前記請求
頁1記載のキーボードにおいて、前記固定プレートを前
記キーボード本体の底部に水平に延出する水平部と、こ
の水平部に対し起立させた起立部とを一体的に形成した
構成とすると共に、前記固定機構を前記固定プレートの
起立部に接続されたピンと、前記キーボード本体の筐体
に形成されており前記ピンの案内を行う案内溝と、前記
キーボード本体の筐体に形成されており前記固定プレー
トが所定固定位置において係合する嵌合部とにより構成
したことを特徴とするものである。
【0016】また、請求項3記載の発明では、前記請求
項1または2記載のキーボードにおいて、前記第1のキ
ーボードユニット及び第2のキーボードユニットが、最
適なエルゴノミックポジションに位置決めされた状態で
装着されるホルダを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0017】また、請求項4記載の発明では、キーボー
ド本体が第1及び第2のキーボードユニットとにより構
成されており、分割部を中心に前記第1のキーボードユ
ニットと第2のキーボードユニットとが分離し独立して
配置できる構成とされたキーボードであって、前記第1
のキーボードユニットと第2のキーボードユニットとの
間に配設されており、前記第1のキーボードユニットと
第2のキーボードユニットとを一体化した状態で固定可
能な構成とすると共に、前記第1のキーボードユニット
と第2のキーボードユニットとが分離した任意の分離状
態においても前記第1のキーボードユニットと第2のキ
ーボードユニットとを固定可能な構成とされた固定プレ
ートを設けたことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項5記載の発明では、前記請求
項4記載のキーボードにおいて、前記固定プレートを扇
形形状とすると共に、前記固定プレートに前記第1のキ
ーボードユニットと第2のキーボードユニットとが任意
の開き角度で係止しうるロック機構を設けたことを特徴
とするものである。
【0019】また、請求項6記載の発明では、第1及び
第2のキーボードユニットとにより構成されており、分
割部を中心に前記第1のキーボードユニットと第2のキ
ーボードユニットとが分離し独立して配置できる構成と
されたキーボード本体と、前記キーボード本体の側部に
テンキー/カーソルキーユニットが接続部を介して連続
的に接続された構成のキーボードであって、前記接続部
を変形可能な構成とし、前記テンキー/カーソルキーユ
ニットと前記キーボード本体とが前記接続部を中心とし
て相対的に回転変位可能に接続された構成としたことを
特徴とするものである。
【0020】また、請求項7記載の発明では、前記請求
項6記載のキーボードにおいて、前記接続部に可撓性部
材を配設し、前記可撓性部材の可撓変形により前記接続
部にヒンジ機能を持たせたことを特徴とするものであ
る。
【0021】更に、請求項8記載の発明では、前記請求
項1乃至7のいずれかに記載のキーボードにおいて、前
記第1のキーボードユニット及び第2のキーボードユニ
ットに夫々配設された接点シートに電気的に接続される
中継基板を前記第1のキーボードユニット及び第2のキ
ーボードユニットに夫々設けると共に、前記中継基板間
を可撓性を有するワイヤにより接続したことを特徴とす
るものである。
【0022】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、第1のキーボードユニット
と第2のキーボードユニットとが分離した状態におい
て、固定機構により固定プレートを第1或いは第2のキ
ーボードユニットの何れか一方に収納された状態で固定
することにより、第1のキーボードユニットと第2のキ
ーボードユニットとは互いに独立した状態となる。よっ
て、第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニ
ットとを夫々独立して操作者(オペレータ)の使用し易
い位置に配置することが可能となる。
【0023】また、第1のキーボードユニットと第2の
キーボードユニットとが一体化した状態において、固定
機構により固定プレートが第1のキーボードユニットと
第2のキーボードユニットとを横架した状態で固定する
ことができる。よって、この固定状態では第1及び第2
のキーボードユニットは一体化しているため、通常のキ
ーボードとして用いることができる。即ち、本請求項の
発明によれば、キーボードを第1のキーボードユニット
と第2のキーボードユニットとに分割した状態でも、ま
た第1及び第2のキーボードユニットを固定した通常の
キーボードとしても使用することが可能となる。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、固定
プレートを水平部と起立部とを一体的に形成した構成と
すると共に、固定機構をピン,案内溝,及び嵌合部とに
より構成したことにより、簡単な構成で固定プレート及
び固定機構を実現するすることができる。
【0025】また、請求項3記載の発明によれば、第1
のキーボードユニット及び第2のキーボードユニットを
ホルダに装着するだけで最適なエルゴノミックポジショ
ンに位置決めすることができるため、エルゴノミックキ
ーボードを簡単な構成で実現することができる。
【0026】また、請求項4記載の発明によれば、固定
プレートにより第1及び第2のキーボードユニットが一
体化した状態でも、また第1のキーボードユニットと第
2のキーボードユニットとが任意の分離状態においても
固定することができる。よって、第1及び第2のキーボ
ードユニットのポジション設定を容易に行うことができ
る。
【0027】また、請求項5記載の発明によれば、固定
プレートを扇形形状とすると共に、この固定プレートに
第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニット
とが任意の開き角度で係止しうるロック機構を設けたこ
とにより、更に第1及び第2のキーボードユニットのポ
ジション設定を容易かつ確実に行うことができる。
【0028】また、請求項6記載の発明によれば、キー
ボード本体とテンキー/カーソルキーユニットとが接続
される接続部を変形可能な構成とし、テンキー/カーソ
ルキーユニットとキーボード本体とがこの接続部を中心
として相対的に回転変位可能に接続される構成としたこ
とにより、エルゴノミックポジション(特に、スラント
角度)を実現するためにキーボード本体を構成する第1
のキーボードユニット及び第2のキーボードユニットを
傾けてもテンキー/カーソルキーユニットを水平状態に
維持することができる。従って、テンキー/カーソルキ
ーユニットを設けたキーボードであっても、第1及び第
2のキーボードユニットの高さを容易に同一とすること
ができる。
【0029】また、請求項7記載の発明によれば、接続
部に可撓性部材を配設し、この可撓性部材の可撓変形に
より接続部にヒンジ機能を持たせたことにより、接続部
の構成の簡単化及び小型化を図ることができる。更に、
請求項8記載の発明によれば、第1及び第2のキーボー
ドユニットに夫々配設された接点シートに電気的に接続
される中継基板を第1及び第2のキーボードユニットに
夫々設けると共に、この中継基板間を可撓性を有するワ
イヤにより接続したことにより、第1のキーボードユニ
ットと第2のキーボードユニットとを分離した状態で確
実に各キーボードユニットを電気的に接続するとができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面と共に説明する。図1乃至図6は、本発明の一実施
例であるキーボード1を示している。本実施例に係るキ
ーボード1は、通常のキーボード(現在一般に用いられ
ているエルゴノミックポジションを取らないキーボー
ド)としても、またエルゴノミックキーボードとしても
使用しうることを特徴とするものである。
【0031】図1はエルゴノミックポジションを取らな
い通常のキーボード状態(以下、通常状態という)のキ
ーボード1を示す平面図、図2(A)は通常状態のキー
ボード1を示す正面図、図2(B)はキーボード本体2
を分離した状態(以下、分離状態という)のキーボード
1を示す正面図、図3(A)はエルゴノミックポジショ
ンを取ったキーボード状態(以下、エルゴノミックポジ
ション状態という)のキーボード1を示す平面図、図3
(B)はエルゴノミックポジション状態のキーボード1
を示す正面図、図4はキーボード1の側面図、図5はキ
ーボード1の回路構成を示す図、図6(A)は通常状態
のキーボード1の背面図、図6(B)は分離状態のキー
ボード1の背面図である。
【0032】本実施例に係るキーボード1は、大略する
とキーボード本体2とテンキー/カーソルキーユニット
3とにより構成されており、またキーボード本体2は左
側キーボードユニット4と右側キーボードユニット5と
により構成されている。キーボード本体2には、複数の
文字キー6,機能キー7,及びスペースキー8等が配設
されている。また、このキーボード本体2は、図1に示
す分離位置(図中、A−A線で示す太線位置)において
左側キーボードユニット4と右側キーボードユニット5
とに分離可能な構成とされている。
【0033】一般に、キーボードに配設される各キーは
左手により操作されるキーと右手により操作されるキー
が予め決められている。そこで、左側キーボードユニッ
ト4は左手でキー操作される各キーがまとめて配設さ
れ、また右側キーボードユニット5は右手でキー操作さ
れる各キーがまとめて配設された構成とされている。
【0034】また、テンキー/カーソルキーユニット3
は、テンキー9,カーソルキー10,及び機能キー11
等が配設されており、右側キーボードユニット5の右側
位置に接続部12を介して接続されている。従って、テ
ンキー/カーソルキーユニット3は、接続部12を介し
て右側キーボードユニット5と一体化された構成とされ
ている。また、図1に示されるように、テンキー/カー
ソルキーユニット3は右側キーボードユニット5に対し
図中矢印θで示す角度だけ内側に傾いた状態で配設され
るよう構成されている。この角度θは、例えば10°程
度に設定されている。
【0035】続いて、キーボード1の電気的な回路構成
について説明する。キーボード本体2を構成する左側キ
ーボードユニット4,右側キーボードユニット5、及び
テンキー/カーソルキーユニット3の内部には夫々メン
ブレンシート13a〜13c(図5に概略的に示す)が
配設されている。
【0036】このメンブレンシート13a〜13cは、
スクリーン印刷等により配線パターンが配設された2枚
のシートの間にスペーサを介在させた構成とされてお
り、各キー6〜10が押圧操作されることにり対向した
電極部が接触導通し、これにより信号が生成される構成
とされている。
【0037】ところで、本実施例に係るキーボード1
は、左側キーボードユニット4,右側キーボードユニッ
ト5,及びテンキー/カーソルキーユニット3が夫々独
立した構成とされているため、夫々を電気的に接続する
構成が必要となる。このため、本実施例では左側キーボ
ードユニット4と右側キーボードユニット5とを電気的
に接続するためにワイヤ16を用いてる。これについ
て、以下詳述する。
【0038】前記したように、左側キーボードユニット
4にはメンブレンシート13aが配設されており、右側
キーボードユニット5にはメンブレンシート13bが配
設されている。また、図5に示されるように左側キーボ
ードユニット4には中継基板14が配設されると共に、
右側キーボードユニット5には中継基板15が配設され
ている。中継基板14はメンブレンシート13aと電気
的に接続されると共に、中継基板15はメンブレンシー
ト13bと電気的に接続されている。
【0039】上記のワイヤ16は、図示しないコネクタ
を介して中継基板14と中継基板15とを電気的に接続
する構成とされている。このワイヤ16は複数の配線を
束ねた構成とされており、所定の可撓性を有すると共に
その長さも比較的余裕を持って設定されている。
【0040】一方、テンキー/カーソルキーユニット3
は、その内部に各キーボードユニット4,5と同様にメ
ンブレンシート13cが配設されると共に、このメンブ
レンシート13cと電気的に接続されたメイン制御回路
基板17が配設されている。このメイン制御回路基板1
7にはマイクロコンピュータ(例えば8ビット)が搭載
されており、キーボード1が接続されるコンピュータ或
いはワードプロセッサー等(以下、外部機器という)と
のインターフェース処理等を行う構成とれされている。
このメイン制御回路基板17は、ワイヤ18により中継
基板15と電気的に接続されると共に、外部機器に接続
される外部接続用ワイヤ19が接続されている。
【0041】上記のように、中継基板14,15間をワ
イヤ16で接続することにより、左側キーボードユニッ
ト4と右側キーボードユニット5とが分離される構成と
しても、各ユニット4,5に配設されたメンブレンシー
ト13a,13bを確実に電気的に接続することができ
る。
【0042】いま、仮にメンブレンシート13a,13
bをフレキシブル基板を用いて接続した構成或いはメン
ブレンシートの一部に接続配線部を設けメンブレンシー
ト13a,13b間をこの接続配線部により一体的に接
続する構成を想定した場合、フレキシブル基板やメンブ
レンシートの一部として形成された接続配線部では強度
が弱く、左側キーボードユニット4と右側キーボードユ
ニット5とを分離して使用する際に損傷し断線するおそ
れがある。
【0043】これに対し、ワイヤ16は配線を樹脂等で
被服した構成とされており、その機械的強度はフレキシ
ブル基板等に比べて強い。従って、中継基板14,15
間をワイヤ16で接続する構成とすることにより、各キ
ーボードユニット4,5を分離して使用しても断線の発
生を防止でき、キーボード1の信頼性を向上させること
ができる。
【0044】また、後述するように、右側キーボードユ
ニット5とびテンキー/カーソルキーユニット3との間
に配設される接続部12は可撓変形しうる構成とされて
いる。従って、中継基板15とメイン制御回路基板17
との間をフレキシブル基板やメンブレンシートの一部と
して形成された接続配線部で接続した場合には上記と同
様の問題点が生じるが、中継基板15とメイン制御回路
基板17との間もワイヤ18で接続されるため、中継基
板15とメイン制御回路基板17との間における断線の
発生も防止することができる。
【0045】尚、図1及び図3には中継基板14,15
の実際の配設位置を破線で示し、メイン制御回路基板1
7の実際の配設位置を一点鎖線で示している。また、ワ
イヤ16は図3に現れるがワイヤ18の図1及び図3へ
の図示は省略している。上記したように、本実施例に係
るキーボード1は、キーボード本体2が左側キーボード
ユニット4と右側キーボードユニット5とに分離しうる
構成とされている。従って、キーボード本体2が左側キ
ーボードユニット4と右側キーボードユニット5とに分
離された状態では、オペレータは左側キーボードユニッ
ト4と右側キーボードユニット5とを使用し易い任意の
位置に配置してキー操作を行うことができる(ワイヤ1
6の長さの許容する範囲において任意に配置するとがで
きる)。
【0046】このように、本実施例に係るキーボード1
は図2(B)に示されるように左側キーボードユニット
4と右側キーボードユニット5とを分離することができ
るため、通常状態及びエルゴノミックポジション状態で
は使用し難く、分離状態が最もキー操作が行い易いと感
じるオペレータに対して、ベストポジションを実現する
こができる。
【0047】一方、オペレータによっては、上記の分離
状態及びエルゴノミックポジション状態では使用し難
く、通常状態が最もキー操作が行い易いと感じる人も居
る。この場合に対応しうるよう、本実施例に係るキーボ
ード1では左側キーボードユニット4と右側キーボード
ユニット5とを一体化しうる構成とされている。また、
単に左側キーボードユニット4と右側キーボードユニッ
ト5とを組み合わせ一体化する構成では、キー操作時に
各ユニット4,5間でガタツキが発生するため、本実施
例に係るキーボード1では左側キーボードユニット4と
右側キーボードユニット5とを一体化した状態で固定す
る固定手段が設けられている。以下、この固定手段につ
いて説明する。
【0048】固定手段は、左側キーボードユニット4と
右側キーボードユニット5との間を移動(スライド)し
うる構成とされた固定プレート20と、左側キーボード
ユニット4と右側キーボードユニット5とが一体化した
状態において固定プレート20を固定する固定機構とに
より構成されている。
【0049】固定プレート20は一枚の板材をL字状に
折曲形成することにより形成されたものであり、図7及
び図8に示されるように、キーボード本体2を構成する
筐体21の底部21aに水平に延出する水平部22と、
この水平部22に対し起立させた起立部23とを一体形
成した構成とされている。上記したように、この固定プ
レート20は、左側キーボードユニット4と右側キーボ
ードユニット5との間を図6に矢印X1,X2方向にス
ライド動作しうる構成とされている。
【0050】また固定機構は、固定プレート20の起立
部23に接続された一対のピン24,25と、キーボー
ド本体2の筐体21に形成されておりピン24,25の
案内を行う案内溝26(図6に示される)と、前記筐体
21の底部21aに形成されており固定プレート20が
係合する嵌合部27(図7及び図8に示される)とによ
り構成されている。
【0051】続いて、上記構成とされた固定手段の動作
について説明する。図6(A)は、左側キーボードユニ
ット4と右側キーボードユニット5とが一体化された状
態を示している。この各キーボードユニット4,5が一
体化された状態では、固定プレート20は矢印X1方向
にスライドされており、左側キーボードユニット4と右
側キーボードユニット5とを横架した状態となってい
る。
【0052】また、案内溝26は左側キーボードユニッ
ト4に形成された左側案内溝部26aと右側キーボード
ユニット5に形成された右側案内溝部26bとにより構
成されており、各キーボードユニット4,5が一体化さ
れた状態で左側案内溝部26aと右側案内溝26b部と
は連通し案内溝26を構成する。
【0053】また、案内溝26の所定3箇所には下方に
向け形成されたロック用凹部28〜30が形成されてい
る。このロック用凹部28〜30は、固定プレート20
に配設されたピン24,25が嵌合しうる構成とされて
いる。また、この3個のロック用凹部28〜30の内、
ロック用凹部28,29は固定プレート20が各キーボ
ードユニット4,5を一体的に固定する固定位置にある
時、固定プレート20のピン24,25が嵌入するよう
配設位置が設定されている。また、ロック用凹部29,
30は、後述するように各キーボードユニット4,5を
分離させる分離位置に固定プレート20がある時、固定
プレート20のピン24,25が嵌入するよう配設位置
が設定されている。
【0054】また、嵌合部27は、固定プレート20が
上記固定位置にある時及び上記分離位置にある時に、夫
々水平部22の先端部と嵌合するよう各キーボードユニ
ット4,5の所定位置に形成されている。この嵌合部2
7は、図7及び図8に矢印Y1で示す方向に固定プレー
ト20を移動させることにより水平部22と嵌合して固
定プレート20の移動をロックし、またY2方向に移動
させることにより上記ロックを解除する構成とされてい
る。
【0055】従って、図6(A)に示される状態では、
固定プレート20の水平部22は各キーボードユニット
4,5に夫々形成された嵌合部27に図7に示される状
態で嵌合しており、かつ各ピン24,25はロック用凹
部29,30に嵌合しているため、各キーボードユニッ
ト4,5は固定プレート20により一体的に固定された
状態となっている。これにより、左側キーボードユニッ
ト4と右側キーボードユニット5とを組み合わせ一体化
しても、キー操作時に各ユニット4,5間でガタツキが
発生することはなく、通常状態において良好な使用感を
実現することができる。
【0056】従って、本実施例に係るキーボード1は、
分離状態及びエルゴノミックポジション状態では使用し
難く、通常状態が最もキー操作が行い易いと感じるオペ
レータに対してベストポジションを実現するこができる
と共に、ガタツキの発生のない良好な使用感を実現する
ことができる。
【0057】一方、図6(A)に示す通常状態からキー
ボード1を分離状態とするには、次の操作を行う。先
ず、ピン24,25を図7及び図8に矢印Y2で示す方
向に引き出す。ピン24,25にはローレット状の把持
部が形成されているため、この引き出し操作は容易に行
うことができる。
【0058】上記の引き出し操作を行うことにより、固
定プレート20もY2方向に移動し、水平部22と嵌合
部27との嵌合は解除される。図8は、水平部22と嵌
合部27との嵌合が解除された状態を示している。続い
て、引き出した各ピン24,25を上方向に操作するこ
とにより、各ピン24,25とロック用凹部29,30
との嵌合を解除する。これにより各ピン24,25は案
内溝26に沿ってX1,X2方向に任意に移動しうる状
態となる。次に、各ピン24,25を図6に矢印X2で
示す方向に移動させることにより、固定プレート20を
X2方向にスライドさせ、固定プレート20を右側キー
ボードユニット5から離間させる。これにより、左側キ
ーボードユニット4と右側キーボードユニット5とは夫
々独立した分離状態となる。
【0059】但し、この状態では固定プレート20は変
位する可能性があるため、各ピン24,25をロック用
凹部28,29に嵌合させると共にこれを押圧し、固定
プレート20の水平部22を左側キーボードユニット4
に形成されている嵌合部27と嵌合させる。これによ
り、固定プレート20は分離位置において固定されるた
め、分離状態において各キーボードユニット4,5をオ
ペレータの使用し易い位置に移動させる時等に固定プレ
ート20が飛び出したり、またガタツキが発生すること
を確実に防止することができる。
【0060】また、本実施例の構成では、各キーボード
ユニット4,5を一体化或いは分離する固定手段が、キ
ーボード本体2の背面側に配設されている。このため、
キー操作時においては固定手段が邪魔になるようなこと
はなく、また通常状態或いは分離状態とするためにピン
24,25を操作する時には、これらのピンがキーボー
ド本体2の底面に配設された構成に比べて操作を容易に
行うことができる。
【0061】尚、上記した説明では分離時に固定プレー
ト20が左側キーボードユニット4に収納される構成を
示したが、分離時に固定プレート20が右側キーボード
ユニット5に収納される構成としてもよい。上記したよ
うに、本実施例に係るキーボード1は、通常状態及び分
離状態の何れにおいても使用することが可能である。し
かるに、オペレータによっては、分離状態及び通常状態
では使用し難く、エルゴノミックポジション状態が最も
キー操作が行い易いと感じる人も居る。よって、本実施
例に係るキーボード1は、エルゴノミックポジション状
態にも対応しうる構成とされている。
【0062】具体的には、本実施例に係るキーボード1
は、キーボード本体2を分離状態とすると共に、分離さ
れた各キーボードユニット4,5を最適なエルゴノミッ
クポジションに位置決めしうるホルダ31に装着するこ
とによりエルゴノミックキーボードを実現する構成とさ
れている。図3は、エルゴノミックポジション状態とさ
れたキーボード1を示している。
【0063】前記したように、エルゴノミックポジショ
ンといわれるベストポジションは、各キーボードユニッ
ト4,5が形成するハの字角度(図中、矢印αで示す角
度)が25°、スラント角度(図中、矢印βで示す角
度)が10°、キー群間隔(図中、矢印Hで示す距離)
が65mmであり、本実施例に係るキーボード1は、分離
された各キーボードユニット4,5をホルダ31に装着
することにより、容易かつ確実にエルゴノミックポジシ
ョンを実現することができる。よって、本実施例に係る
キーボード1は、エルゴノミックポジション状態が最も
キー操作が行い易いと感じるオペレータに対しても対応
することができる。
【0064】また、図1を用いて説明したように、右側
キーボードユニット5とテンキー/カーソルキーユニッ
ト3との間には、約10°の角度を付けて接続した構成
とされている。このように右側キーボードユニット5と
テンキー/カーソルキーユニット3との間に角度を設け
たのは、各キーボードユニット4,5を最適なエルゴノ
ミックポジションに位置決めした際(即ち、右側キーボ
ードユニット5がハの字角度25°を形成するよう移動
させた際)、テンキー/カーソルキーユニット3が右側
キーボードユニット5に対して略側方にまっすぐに延出
した状態になるようにするためである。
【0065】この角度θ(図1に示す。θ=10°)が
ついていないと、テンキー/カーソルキーユニット3は
右側キーボードユニット5に連続的に接続された構成と
なってるため、エルゴノミックポジション状態とするた
めに右側キーボードユニット5を回転させると、これに
伴いテンキー/カーソルキーユニット3も回転して右奥
上方の遠い箇所に位置することとなる。この構成では、
キーボード全体が大きくなり、またキーの使い勝手(操
作性)が非常に悪い。
【0066】このように、操作性重視のエルゴノミック
ポジションをとった時に、テンキー/カーソルキーユニ
ット3の使い勝手が悪くなるのは、エルゴノミックキー
ボードとしては矛盾した構成である。また、キーボード
1が大きくなると、机上のスペースを大きく占領し、デ
スク上の使い勝手を悪くしてしまう。
【0067】これに対し、上記のように右側キーボード
ユニット5とテンキー/カーソルキーユニット3とを所
定の角度を設けて接続することにより、上記の問題点を
解決することができる。尚、上記構成とすることによ
り、通常状態においてテンキー/カーソルキーユニット
3は右側キーボードユニット5に対し手前側に約10°
傾いた構成となるが、テンキー/カーソルキーユニット
3のキー操作はキーボード本体2で行っている右手が肘
を中心に軽く手首を動かすことにより行えるため、使い
勝手に対して大きな影響はない。
【0068】また、右側キーボードユニット5とテンキ
ー/カーソルキーユニット3との接続部12は変形可能
な構成とされており、よって右側キーボードユニット5
とテンキー/カーソルキーユニット3とは接続部12を
中心として相対的に回転変位可能に接続された構成とな
っている。
【0069】いま仮に、右側キーボードユニット5とテ
ンキー/カーソルキーユニット3とが固定された状態で
接続された構成を想定すると、右側キーボードユニット
5にはテンキー/カーソルキーユニット3が接続されて
いるためその全長は左側キーボードユニット4の長さに
対し長くなる。この構成において、エルゴノミックポジ
ションを実現するために各キーボードユニット4,5に
スラント角度10°を付けると、左側キーボードユニッ
ト4が上方へ浮かび上がり右側キーボードユニット5の
右端に合わせると全高が高くなってしまう。
【0070】また、全高を低くするように左側キーボー
ドユニット4の左端と右側キーボードユニット5の右端
を合わせると左右のスラント角度がずれ、特に右側キー
ボードユニット5の角度が最適のエルゴポジション角か
らずれてしまう。そこで本実施例では、上記のように右
側キーボードユニット5とテンキー/カーソルキーユニ
ット3との接続部12を変形可能な構成とし、右側キー
ボードユニット5とテンキー/カーソルキーユニット3
とが接続部12を中心として相対的に回転変位可能に接
続された構成とした。
【0071】この構成とすることにより、右側キーボー
ドユニット5に適正なスラント角度10°を持たせて
も、テンキー/カーソルキーユニット3を水平状態とす
ることができる。従って、テンキー/カーソルキーユニ
ット3を設けたキーボード1であっても、エルゴノミッ
クポジション状態において左側キーボードユニット4と
右側キーボードユニット5の高さを容易に同一とするこ
とができる。
【0072】図9は接続部12の構成を示している。
尚、図9(A)は図1に示す通常状態におけるB−B線
に沿う断面図であり、図9(B)は図3に示すはエルゴ
ノミックポジション状態におけるB−B線に沿う断面図
である。
【0073】同図において、32は右側キーボードユニ
ット5の上部ケース、33は右側キーボードユニット5
の下部ケース、34はテンキー/カーソルキーユニット
3の上部ケース、35はテンキー/カーソルキーユニッ
ト3の下部ケースを夫々示している。また、右側キーボ
ードユニット5の上部ケース32と下部ケース33との
間、及びテンキー/カーソルキーユニット3の上部ケー
ス34と下部ケース35との間には、例えばポリプロプ
レン等の軟質材料よりなる可撓部材36(梨地で示す)
が配設されている。また、各上部ケース32と下部ケー
ス33、及び上部ケース34と下部ケース35は、可撓
部材36を挟持した状態でネジ37,38により固定さ
れている。
【0074】従って、右側キーボードユニット5とテン
キー/カーソルキーユニット3とが相対的に回転変位し
ようとすると、可撓部材36が可撓変形することにより
接続部12はヒンジとして機能し、よって図9(B)に
示されるように右側キーボードユニット5とテンキー/
カーソルキーユニット3とは相対的に回転変位する。こ
れにより、上記したように右側キーボードユニット5に
スラント角度を持たせてもテンキー/カーソルキーユニ
ット3は接続部12で折れ曲がり、水平状態(机面と平
行)にすることができ、各キーボードユニット4,5の
高さを同一とすることができる。
【0075】図10は他の実施例であるキーボード40
を示している。尚、図10に示すキーボード40におい
て、前記したキーボード1の構成と対応する構成につい
ては同一符号を附してその説明を省略する。本実施例に
係るキーボード40は、側面視した状態でL字形状とさ
れた固定プレート20に代えて扇形形状の固定プレート
41を設けたことを特徴とするものである。この扇形形
状の固定プレート41は、左側キーボードユニット4と
右側キーボードユニット5との間に配設されており、各
キーボードユニット4,5を一体化した通常状態で固定
可能な構成とされてる。また、各キーボードユニット
4,5を分離した分離状態においても各キーボードユニ
ット4,5を固定可能な構成とされている。
【0076】具体的には、各キーボードユニット4,5
は扇形形状の固定プレート41に案内されて回動しうる
構成とされており、したがって各キーボードユニット
4,5は扇形の中心点(図10(A)にOで示す点)を
中心に回動変位する構成とされいる。また、固定プレー
ト41には所定角度毎にスリット42が形成されてお
り、このスリット42は各キーボードユニット4,5に
形成されたバネ片(図示せず)と係合する構成とされて
いる。
【0077】従って、各キーボードユニット4,5は、
図10(A)に示す通常状態より回動操作することによ
り、上記バネ片がスリット42に係合する際に発生する
クリック感により左側キーボードユニット4と右側キー
ボードユニット5との開き角を決めることができる。ま
た、バネ片がスリット42に係合することにより、各キ
ーボードユニット4,5は所定の開き角度にロックされ
た状態となる。
【0078】上記構成とされたキーボード40によれ
ば、各キーボードユニット4,5を開きながら最もキー
入力を行い易い開き角度に各キーボードユニット4,5
をセットすることができる。本実施例の構成は、最適エ
ルゴノミックポジションではないが、簡易のエルゴノミ
ックキーボードを実現することができる。また、図3に
示したホルダ31に装着したい場合は、固定プレート4
1を取り外して各キーボードユニット4,5を分離状態
とした上でホルダ31に装着すればよい。
【0079】尚、キーボード40において、固定プレー
ト41は必ずしも取り外す構成とする必要はなく、前記
した実施例のようにキーボードユニット4,5の何れか
一方に収納可能な構成としてもよい。
【0080】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば下記の効果を
実現することができる。請求項1記載の発明によれば、
第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニット
とを夫々独立して操作者(オペレータ)の使用し易い位
置に配置することが可能となる。また、固定状態では第
1及び第2のキーボードユニットは一体化しているた
め、通常のキーボードとして用いることができる。よっ
て、キーボードを第1のキーボードユニットと第2のキ
ーボードユニットとに分割した状態でも、また第1及び
第2のキーボードユニットを固定した通常のキーボード
としても使用することが可能となる。
【0081】また、請求項2記載の発明によれば、簡単
な構成で固定プレート及び固定手段を実現するすること
ができる。また、請求項3記載の発明によれば、第1の
キーボードユニット及び第2のキーボードユニットをホ
ルダに装着するだけで最適なエルゴノミックポジション
に位置決めすることができるため、エルゴノミックキー
ボードを簡単な構成で実現することができる。
【0082】また、請求項4及び5記載の発明によれ
ば、第1及び第2のキーボードユニットのポジション設
定を容易に行うことができる。また、請求項6記載の発
明によれば、テンキー/カーソルキーユニットを設けた
キーボードであっても、エルゴノミックポジションとし
た際に第1及び第2のキーボードユニットの高さを容易
に同一とすることができる。
【0083】また、請求項7記載の発明によれば、接続
部に可撓性部材を配設し、この可撓性部材の可撓変形に
より接続部にヒンジ機能を持たせたことにより、接続部
の構成の簡単化及び小型化を図ることができる。更に、
請求項8記載の発明によれば、第1のキーボードユニッ
トと第2のキーボードユニットとを分離した状態で確実
に各キーボードユニットを電気的に接続するとができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるキーボードの通常状態
を示す平面図である。
【図2】(A)は本発明の一実施例であるキーボードの
通常状態を示す正面図であり、(B)は本発明の一実施
例であるキーボードの分離状態を示す正面図である。
【図3】(A)は本発明の一実施例であるキーボードの
エルゴノミックポジション状態を示す平面図であり、
(B)は本発明の一実施例であるキーボードのエルゴノ
ミックポジション状態を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例であるキーボードの側面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例であるキーボードの回路構成
を示す図である。
【図6】(A)は本発明の一実施例であるキーボードの
通常状態を示す背面図であり、(B)は本発明の一実施
例であるキーボードの分離状態を示す背面図である。
【図7】ロック状態にある固定プレートを説明するため
の図である。
【図8】ロック解除状態にある固定プレートを説明する
ための図である。
【図9】接続部の構成及び動作を説明するための図であ
る。
【図10】(A)は本発明の他実施例であるキーボード
の通常状態を示す平面図であり、(B)は本発明の他実
施例であるキーボードの分離状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1,40 キーボード 2 キーボード本体 3 テンキー/カーソルキーユニット 4 左側キーボードユニット 5 右側キーボードユニット 12 接続部 13a〜13c メンブレンシート 14,15 中継基板 16,18 ワイヤ 17 メイン制御回路基板 20,41 固定プレート 22 水平部 23 起立部 24,25 ピン 26 案内溝 27 嵌合部 28〜30 ロック用凹部 31 ホルダ 36 可撓性部材 42 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 雅俊 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボード本体が第1及び第2のキーボ
    ードユニットとにより構成されており、分割部を中心に
    前記第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニ
    ットとが分離し独立して配置できる構成とされたキーボ
    ードであって、 前記第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニ
    ットとの間を移動しうる構成とされた固定プレートと、 前記第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニ
    ットとが分離した状態において、前記固定プレートを前
    記第1或いは第2のキーボードユニットの何れか一方に
    収納された状態で固定すると共に、前記第1のキーボー
    ドユニットと第2のキーボードユニットとが一体化した
    状態において、前記固定プレートを前記第1のキーボー
    ドユニットと第2のキーボードユニットとを横架した状
    態で固定することにより、前記第1及び第2のキーボー
    ドユニットを一体化した状態で固定する固定機構とを設
    けたことを特徴とするキーボード。
  2. 【請求項2】 請求頁1記載のキーボードにおいて、 前記固定プレートを前記キーボード本体の底部に水平に
    延出する水平部と、該水平部に対し起立させた起立部と
    を一体的に形成した構成とすると共に、 前記固定機構を前記固定プレートの起立部に接続された
    ピンと、前記キーボード本体の筐体に形成されており前
    記ピンの案内を行う案内溝と、前記キーボード本体の筐
    体に形成されており前記固定プレートが所定固定位置に
    おいて係合する嵌合部とにより構成したことを特徴とす
    るキーボード。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のキーボードにお
    いて、 前記第1のキーボードユニット及び第2のキーボードユ
    ニットが、最適なエルゴノミックポジションに位置決め
    された状態で装着されるホルダを設けたことを特徴とす
    るキーボード
  4. 【請求項4】 キーボード本体が第1及び第2のキーボ
    ードユニットとにより構成されており、分割部を中心に
    前記第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニ
    ットとが分離し独立して配置できる構成とされたキーボ
    ードであって、 前記第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニ
    ットとの間に配設されており、前記第1のキーボードユ
    ニットと第2のキーボードユニットとを一体化した状態
    で固定可能な構成とすると共に、 前記第1のキーボードユニットと第2のキーボードユニ
    ットとが分離した任意の分離状態においても前記第1の
    キーボードユニットと第2のキーボードユニットとを固
    定可能な構成とされた固定プレートを設けたことを特徴
    とするキーボード。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のキーボードにおいて、 前記固定プレートを扇形形状とすると共に、前記固定プ
    レートに前記第1のキーボードユニットと第2のキーボ
    ードユニットとが任意の開き角度で係止しうるロック機
    構を設けたことを特徴とするキーボード。
  6. 【請求項6】 第1及び第2のキーボードユニットとに
    より構成されており、分割部を中心に前記第1のキーボ
    ードユニットと第2のキーボードユニットとが分離し独
    立して配置できる構成とされたキーボード本体と、 前記キーボード本体の側部にテンキー/カーソルキーユ
    ニットが接続部を介して連続的に接続された構成のキー
    ボードであって、 前記接続部を変形可能な構成とし、前記テンキー/カー
    ソルキーユニットと前記キーボード本体とが前記接続部
    を中心として相対的に回転変位可能に接続された構成と
    したことを特徴とするキーボード。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のキーボードにおいて、 前記接続部に可撓性部材を配設し、前記可撓性部材の可
    撓変形により前記接続部にヒンジ機能を持たせたことを
    特徴とするキーボード。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のキー
    ボードにおいて、 前記第1のキーボードユニット及び第2のキーボードユ
    ニットに夫々配設された接点シートに電気的に接続され
    る中継基板を前記第1のキーボードユニット及び第2の
    キーボードユニットに夫々設けると共に、前記中継基板
    間を可撓性を有するワイヤにより接続したことを特徴と
    するキーボード。
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