JPH09133496A - 空調機用の汎用洗浄装置 - Google Patents

空調機用の汎用洗浄装置

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JPH09133496A
JPH09133496A JP7291084A JP29108495A JPH09133496A JP H09133496 A JPH09133496 A JP H09133496A JP 7291084 A JP7291084 A JP 7291084A JP 29108495 A JP29108495 A JP 29108495A JP H09133496 A JPH09133496 A JP H09133496A
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誠 長井
Toshiharu Sasaki
俊治 佐々木
Futoshi Kawamura
太 河村
Munehiro Imao
宗博 今尾
Minoru Sugino
実 杉野
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄すべき熱交換器の配置状態が夫々相異す
る、様々なタイプの室内機に共用出来る、空調機用の汎
用洗浄装置を提供する。 【解決手段】 熱交換器に洗浄液を噴射する噴射ノズル
を組付けた装置本体を、室内機のケーシング内に着脱自
在に跨設したガイドレールに載架し、往復動手段により
ガイドレールに沿って往復動させるように構成したもの
に於いて、装置本体Aには、旋回用モータ31により駆
動され、与圧洗浄液の供給路を兼ねる旋回筒26を縦向
きに組付け、その末端に、噴射ノズル30を備えたノズ
ル付パイプ29を着脱自在に連結する構成とした。そし
て、旋回筒の末端に横向きパイプ28を連結し、その末
端にノズル付パイプ29を起立状に連結してもよい。ガ
イドレールは、その跨設高さの調節手段52を備えた跨
設用部材Fによって、ケーシングに跨設するとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井面取付型空調
機の、油性の汚れが付着した熱交換器を、洗浄液を使っ
て自動洗浄するものに於いて、熱交換器の配置状態が相
異する様々なタイプの室内機に共用出来るようにした空
調機用の汎用洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空調機の室内機を、天井裏に設置したり
天井面に垂支する型式の天井取付型空調機は、熱交換効
率の向上や室内床面の有効活用等の観点からして、オフ
ィスや飲食店等に特に好適している。処が、此等の場所
では、喫煙や調理に伴ってかなり発生する油煙が、熱交
換器に粘着して熱交換機能が急速に低下するので、その
洗浄を頻繁に行う必要がある。この油性の汚れは、洗剤
液を使わなければ除去出来ない。然し、タワシや雑巾を
使って汚れを拭っていたのでは、高所作業でもあり、極
めて能率が上がらない。
【0003】そこで、天井埋込型の空調機に対しては、
図13に示した様に、噴射ノズルを使って洗剤液を熱交
換器に吹き付ける方法が行われている。この方法では、
天井面に設けた換気パネルや換気用ファン等(図示略)
を外したうえ、室内機ケーシング101の外周りを取り
巻くようにして、透明ビニールシート製で漏斗状の洗液
受102を垂設し、この洗液受102の側面に設けた刳
抜孔103から、洗剤液及び洗浄水の噴射ノズル104
を挿し込むようにしている。図中の105は洗剤液(洗
浄液)溜、106は吸上ポンプ、107は先端に噴射ノ
ズル104を取着した吸上ホースである。熱交換器から
滴り落ちる洗液は、洗液受102、排水ホース108を
経て洗液溜109に集められる。又、「特開平4−30
6496」には、洗浄液(及びエアー)の吐出ノズルと
吸入ノズルとを、熱交換器を挟む配置で組合わせた洗浄
ユニットを、手で持ちながら熱交換器に沿って左右に往
復動させる技術が開示されている。そして、天井面吊下
型空調機の場合は、室内機を一旦天井面から取外して洗
浄した後、再び取付けていた。
【0004】然しながら、上記の洗液受の刳抜孔に挿し
込んだ噴射ノズルから洗剤液を噴射する方法は、雑巾で
拭う方法に比べて遥かにましではあるが、高所作業の危
険が伴い、かなりの労力も要する。このような難点は、
洗浄ユニットを作業者が手に持って往復動させる、「特
開平4−306496」の装置にも共通している。一
方、洗浄時に室内機を一旦取り外す方法は、その着脱作
業に著しく手間が掛かり、甚だ不合理な洗浄方法であっ
た。
【0005】そこで本願出願人は、換気用ファンを取外
した箇所に仮設置した噴射ノズルを、熱交換器の内周面
に対向させながら旋回させることにより、完全な自動洗
浄を行えるようにした熱交換器の洗浄装置を開発し、先
に、「特願平5−269698」及び「特願平5−26
9699」として特許出願している。この先願発明装置
は、熱交換器が換気用ファンを包囲するように配設され
ている構造の空調機を対象として創案されたものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、熱交換器の
配設の仕方は上記に限らず、矩形パネル状の2枚の熱交
換器を、ファンを挟んで対置させたものや、唯1枚の熱
交換器を、ファンに対して適宜の配置で対向させたもの
もある。この種の空調機に対しては、上記先願発明装置
はその優れた洗浄性能を満足に果し得ない。そこで本願
発明者は更に考究を重ねた結果、矩形パネル状の1枚以
上の熱交換器を、換気用ファンに向けて対置した構造の
ものに好適した、空調機の自動洗浄装置を創案し、先
に、「特願平7−55479」として特許出願してい
る。
【0007】然しながら、この先願の洗浄装置にも、
尚、一段の改善の余地が残されている。と言うのは、天
井取付型空調機は、単なる容量の大小の他に、夫々の設
置場所の状況に応じて、最良の空調効率が得られるよう
に、室内機のケーシング内への熱交換器の配置状態を相
異させた、様々のタイプのものが作られている。ところ
が、上述した先願発明の洗浄装置は、特定の熱交換器の
配置状態に適合するように作られており、室内機のサイ
ズの大小には対応させられても、熱交換器の配置状態の
相異に迄は対応出なかった。そこで本発明の目的は、熱
交換器の配置状態が相異する、様々なタイプの室内機に
共用出来るようにした空調機用の汎用洗浄装置を提供す
るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の本発明による空調機用の汎用洗浄装置は、室内機のケ
ーシング201の対向側壁間に着脱自在に跨設されるガ
イドレールBと、該ガイドレールBに往復動可能に装着
されて、前記ケーシング201の内壁面に沿って配置さ
れた熱交換器100に向けて洗浄液を噴射する噴射ノズ
ル30を備えた装置本体A、及びその往復動手段Cと、
前記噴射ノズル30に与圧洗浄液を供給する洗浄液供給
装置Eとを備えるものに於いて、前記装置本体Aには、
旋回用モータ31により駆動され、与圧洗浄液の供給路
を兼ねる旋回筒26を縦向きに組付け、該旋回筒26の
末端には、前記噴射ノズル30をその外周面に取着した
ノズル付パイプ29を、着脱自在に連結する構成とし
た。そして、前記旋回筒26の末端に、横向きパイプ2
8を着脱自在に連結し、該横向きパイプ28の末端に前
記ノズル付パイプ29を起立状に連結させてもよい。
又、前記ガイドレールBは、その跨設高さ位置を可変な
らしめる高さ調節手段52を備えた跨設用部材Fによ
り、前記ケーシング201に跨設するとよい。
【0009】
【作用】洗浄装置を室内機のケーシング201に着脱自
在に取付けるに先立って、換気パネルやファン等の熱交
換器100の洗浄を妨げる部品を取り外して置く。この
後、ガイドレールBを、その跨設用部材Fを使って、ケ
ーシング201の対向側壁間に着脱自在に跨設する。然
る後、このガイドレールBに、噴射ノズル30を備えた
装置本体Aを往復動可能に装着し、洗浄液供給装置Eか
ら延びる送液ホースを、装置本体Aに接続する。
【0010】室内機が、パネル状の2枚の熱交換器10
0を対向状に配置したタイプの場合には、2つの噴射ノ
ズル30を、夫々が熱交換器100に対向するように背
中合わせに取着したノズル付パイプ29を、旋回筒26
の末端に直結する。この場合、旋回用モータ31は休止
状態にして置く。そして、ケーシングの下側に、別途用
意した洗液受けを垂設すれば、洗浄装置の使用準備が完
了する。この状態で洗浄装置を起動させると、装置本体
Aは、その往復動手段Cによって、ガイドレールBの両
端間を往復動されつつ、搭載した噴射ノズル30から、
対置された1組の熱交換器100の夫々に向けて洗浄液
を隈なく噴射し自動洗浄する。
【0011】そして、4枚のパネル状熱交換器100
を、平面視長方形の配置で連設した如きタイプの室内機
の場合には、旋回用モータ31を作動させながら洗浄装
置を起動すれば、ガイドレールBに沿って往復動しつ
つ、且つ、旋回動する噴射ノズル30が、短辺側の2枚
の熱交換器にも洗浄液を隈なく噴射してくれる。長手方
向の2枚の熱交換器100の対向間隔が広い場合には、
旋回筒26に横向きパイプ28を接続したうえ、その末
端にノズル付パイプ29を連結するとよい。
【0012】又、4枚の熱交換器100を、平面視略正
方形の配置で連設した如きタイプの室内機の場合には、
この配置に対応した長さのガイドレールBを用い、装置
本体Aはその中央部に固定し、旋回用モータ31を作動
させるだけで、熱交換器100を満遍なく洗浄出来る。
【0013】そして、室内機の種類により、熱交換器1
00の高さ位置、乃至は高さ寸法が相異する場合には、
ガイドレールBの跨設用部材Fに付設した高さ調節手段
52により、ガイドレールBの跨設高さ位置を任意に調
節出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を、図
1乃至図10を参照しながら説明する。先ず、洗浄装置
を室内機に取付けた状態を示した図1〜図3によって、
洗浄装置の概略の構成を説明する。室内機200の、直
方体形をしたケーシング201の内部には、四周の壁面
に沿って、ほぼ角筒状の熱交換器100が配設されてい
る。熱交換器100の内側に組付ける換気用ファンモー
タ等は、既に取外されている。
【0015】ケーシング201の短辺側の対向側壁20
1a,201aの各下縁部間には、1本のガイドレール
Bを、1組の跨設用部材F,Fによって、着脱自在に跨
設している。このガイドレールBには、熱交換器100
に向けて洗浄液を噴射する噴射ノズルユニットDを組付
けた装置本体Aを、付設の往復動手段Cによって往復動
可能に載架している。図2に示した様に、噴射ノズルユ
ニットDには、洗浄液供給装置Eから与圧洗浄液が供給
される。
【0016】次に、洗浄装置の細部の構造を順次説明す
る。この実施例のガイドレールBは、ステンレススチー
ル製の長尺角筒体から成り、角筒の対角線方向を縦・横
方向に向けた状態で、上述の如くして跨設される。
【0017】装置本体Aは、図4乃至図8に示した構造
を備えている。1は、水平に配置された円板状の基盤
で、その上面の片側に寄せて、装置本体Aを往復動させ
る移動用モータ2を縦向きに取着している。基盤1に
は、モータ軸2aの両側の等間隔を隔てた2箇所に、回
転軸3,3を上下に貫通状に配設している。
【0018】各回転軸3の夫々の上端には平面ギヤ4,
4を軸嵌し、モータ軸2aに軸嵌した平面ギヤ5に夫々
噛合させて、移動用モータ2の回転が伝動されるように
している。各回転軸3,3の下端側には、装置本体Aの
往復動用の駆動ローラ6を夫々軸嵌させている。ゴム製
の駆動ローラ6の外周面には、図4に示した様に、ガイ
ドレールBの稜部に圧接させるV形溝6aを周設してい
る。
【0019】図4,7に示したように、基盤1の下側に
は、1対の駆動ローラ6,6と協動してガイドレールB
を挟持する役割を果す従動ローラ7を回転自在に軸嵌し
た1対の固定軸8,8を、片持支持状態で突設してい
る。図中の9は回転軸3の支持用ブラケットである。そ
して、対向して位置する各1組の回転軸3及び固定軸8
の両先端間には、従動ローラ7を駆動ローラ6に近かず
けるように付勢するコイルばね10を張設している。上
記各部材2〜10は、装置本体Aの往復動手段Cを構成
している。尚、プラッスチック製の従動ローラ7は、異
常時に空転して装置を保護する。
【0020】次に、洗浄液ノズルユニットDの構造を説
明する。この噴射ノズルユニットDは、図4に示した様
に、基盤1と、この基盤1の上部を覆うカバー筒20と
に跨がらせて組付けている。即ち、基盤1の上面に中空
支柱21を立設し、その上端に水平ブラケット22を連
設している。中空支柱21の下端に組付けた回転継手2
3には、洗浄液供給装置Eから延びている送液ホース6
5の末端が接続される(図2参照)。
【0021】水平ブラケット22の先端は、カバー筒2
0内の中心部に達しており、この先端部に中空支軸24
を立設している。この中空支軸24には、ベアリング2
5,及びメカニカルシール25aを介して旋回筒26を
外嵌させている。旋回筒26の上端は、カバー筒20の
頂面中央部の軸孔20aを貫通しており、その突出端に
は、キャップ状の管継手27を螺着している。
【0022】この管継手27と、回転継手23との間
は、水平ブラケット22に設けた通液路22aを介して
連通されている。そして、管継手27の側面に設けた透
孔27aには、所定長さの横向きパイプ28が溶着され
ている。更に、横向きパイプ28の閉ざされた先端近く
に、上向きの透孔28aを設け、この透孔28aにノズ
ル付パイプ29が起立状に溶着されている。上端が閉ざ
された所定長さのノズル付パイプ29には、外周面の適
宜の複数箇所に噴射ノズル30を取着している。パイプ
28,29は、溶着する代わりに、パッキンを用いて液
密に螺着し、着脱自在にしてもよい。
【0023】ブラケット22の上面には、旋回筒26を
旋回させる、可変速の旋回用モータ31を据え置いてい
る。そして、出力軸31aに軸嵌したピニオン32を、
旋回筒26に外嵌した平面ギヤ33に噛合させて、旋回
筒26を所望の速度で旋回させるようにしている。
【0024】更に、図4に示した様に、水平ブラケット
22の通液路22aには、噴射ノズル30への与圧洗浄
液の供給の有無に応じて開閉作動する感圧スイッチを組
付け、与圧洗浄液の供給時に限って、移動用モータ2及
び旋回用モータ31に通電されるようにしている。この
感圧スイッチは、通液路22aに連通するように組付け
たシリンダ34と、その内部のピストン35を常時は後
退付勢するばね36と、基盤1に取着したマイクロスイ
ッチ37とで構成されている。そして、与圧洗浄液の液
圧によって押されたピストン35が、ばね36の付勢力
に抗して下降すると、その先端がマイクロスイッチ37
のアクチュエータを押圧してオン作動させるようになっ
ている。
【0025】次に、図4,5及び図8に、装置本体Aの
移動方向切換手段Gを示した。この移動方向切換手段G
は、基盤1の上面に取着した切換用スイッチ40と、基
盤1の径方向に設けたガイド溝41内に、往復動可能に
組付けた切換用ロッド42と、図3,9に示したよう
に、ガイドレールBの両端近くに夫々設けられて、切換
用ロッド42の両端を夫々当接させる、1組の当接用部
材43とで構成されている。この当接用部材43は、ガ
イドレールBに沿って任意の位置に移動させ、止螺で固
定することにより、装置本体Aの往復動ストロークを任
意に設定できるようにしている。
【0026】図8に示した様に、切換用ロッド42の中
間部には、切換スイッチ40のアクチュエータ40aを
押圧してオン作動させる突起部42aを設けている。
又、両端近くには、切換用ロッド42の移動範囲を規制
するストッパー42bを夫々取着している。そして、図
示を省いた制御装置が、切換スイッチ40のオン作動信
号を受けると、移動用モータ2の回転方向を切換えさせ
るようになっている。図4中の44は電源コードであ
る。
【0027】次に、ガイドレールBをケーシング201
に跨設するには、図9,図1に示した1組の跨設用部材
F,Fを使用する。この跨設用部材Fは、ケーシング2
01の短辺側の長さより長いステンレススチール等の金
属製の角筒からなる取付用バー50を本体としている。
図9に示した様に、取付用バー50の左右両側には、コ
字形金具状をしたナット部材51を左右にスライド可能
に組付け、止螺51aにより任意の位置で固定出来るよ
うにしている。
【0028】そして、所定長さのハンドル付きの螺杆5
2(高さ調節手段)を、各ナット部材51の両脚の先端
部に夫々設けた螺孔に、下側から貫通状に螺じ込んでい
る。この螺杆52の上端は、ケーシング201の側壁2
01aの下縁部を挟持する固定用クランプ53に、回転
自在に連結している。その為、螺杆52を回転させるこ
とにより、ナット部材51が上下動するので、取付用バ
ー50の高さ位置を調節することが出来る。
【0029】更に、取付用バー50には、角筒状のガイ
ドレールBの両端部を夫々把持する、図10に示した把
持用クランプ54を、取付用バー50に沿ってスライド
可能に組付けている。この把持用クランプ54は、取付
用バー50の下面の長手方向に設けたガイド溝50aに
遊嵌させる係合突部55aを上面に備えた滑走部材55
と、滑走部材55の下面側の一端にヒンジを介して連結
したクランプ部材56と、滑走部材55にクランプ部材
56を当接させた状態を固定するクランプ金具57とで
構成されている。ガイドレールBは、滑走部材55とク
ランプ部材56との各当接面に設けた1組のV形凹部の
間で把持される。
【0030】次に、この実施例の洗浄液供給装置Eは、
図2に示した構成を備えている。即ち、この装置を載せ
る台車60に、洗剤液タンク61、洗浄液(水)タンク
62、送液ポンプ63、両タンク61,62と送液ポン
プ63との接続を切換える切換弁(図示略)、装置本体
A及び洗浄液供給装置Eの作動を、任意に設定したプロ
グラムに従って自動制御する制御部64等を搭載して構
成されている。送液ポンプ63から延びる送液ホース6
5の末端は、装置本体Aの回転継手23に接続される。
【0031】又、図1,2に於いて、70は洗液受で、
天井面300の換気孔301の下方に吊金具71を使っ
て垂設され、その下端の排液口70aに接続した排液ホ
ース72の末端を、排液溜73に差し込んでいる。74
は防液カーテンで、換気孔301の孔縁部と、洗液受7
0の上縁部との間に生じた隙間をふさぐ役割を果す。防
液カーテン74の上端部は、室内機のケーシング201
の裾周りにかぶせてゴムバンド等で固定し、下端部は洗
液受70の内側に垂らしている。
【0032】次に、上記構成の作用を説明する。熱交換
器100に付着した油性の汚れを、上記の洗浄装置を使
って洗浄するには、先ず、天井面300の換気パネル、
室内機200のドレンパン、換気用ファンモータ等(い
ずれも図示略)の、洗浄作業の邪魔になる部品を取り外
す。次いで、図1,2に示した様に、室内機のケーシン
グ201の長手方向の対向側壁201aの各下縁部に、
ガイドレールBの跨設用部材Fを、前述の如く固定用ク
ランプ53によって夫々螺止固定する。そして、各把持
用クランプ54を、取付用バー50に沿って移動させ、
その中央部にセットして置く。
【0033】一方、装置本体Aには、その駆動ローラ6
と従動ローラ7との間に、図4,7に示した様にガイド
レールBを、コイルばね10の付勢力に抗して、差し込
んだ状態にして置く。この状態で、ガイドレールBの両
端を、各把持用クランプ54,54に前述の如くして把
持させる。これによって、装置本体Aを装着したガイド
レールBが、ケーシング201の解放下面の長手方向中
央部に架設された状態になる。そして、1組の当接用部
材43,43の対向間隔を、熱交換器100の長手方向
の寸法に適合するように調整して置く。
【0034】次いで、装置本体Aの下端の回転継手23
に、洗浄液供給装置Eから延びている送液ホース65の
末端を接続する。そして、制御部64によって、洗浄装
置の作動プログラムを設定する。つまり、熱交換器10
0のサイズや汚れ度合に応じて、洗浄液の噴射圧や、装
置本体Aの移動速度、往復回数、旋回筒26の旋回速度
等を適宜に設定する。更に、図1,2に示した様に、天
井面の換気孔301の直下に洗液受70を垂設し、天井
面300と洗液受70の上縁部との間の隙間を防液カー
テン74で塞げば、洗浄装置の運転準備が完了する。こ
の運転待機状態で、洗浄液供給装置Eは、送液ポンプ6
3が洗剤液を吸入する側に切換えられている。
【0035】そこで、洗浄装置を起動させる場合は、送
液ポンプ63を始動させると、通液路22a内の液圧の
高まりに伴って、感圧スイッチを構成するピストン35
がバネ36の力に抗して下降し、マイクロスイッチ37
を押して移動用モータ2及び旋回用モータ31を起動さ
せる。
【0036】移動用モータ2の回転は、減速されたうえ
駆動ローラ6に伝動されるが、前述の如く、駆動ローラ
6は従動ローラ7及びコイルバネ10の働きによって、
ガイドレールBに圧接されているので、装置本体Aは、
図3に示した様に、あたかもレール上を走行する自走車
両のようにガイドレールB上を往路方向に移動し始め
る。それと同時に、噴射ノズル30を取着したノズル付
パイプ29が旋回筒26の周りに所定速度で旋回しなが
ら、熱交換器100に向けて洗剤液を噴射する。
【0037】装置本体Aが、ガイドレールBの一端側に
達すると、内蔵する切換用ロッド42の一端側が、ガイ
ドレールBの一端側に設けた当接用部材43に当たっ
て、移動用モータ2の回転方向を変える切換用スイッチ
40が作動する。これによって、装置本体Aはその移動
方向が転換され、帰路方向に向けて引き続き洗剤液を噴
射しながら移動する。そして、ガイドレールBの他端側
に達すると、切換用ロッド42の他端側がガイドレール
Bの他端側に設けた当接用部材43に当たって、再び往
路方向に逆戻りする。
【0038】前述のように、熱交換器100は、夫々矩
形パネル状をした2枚の長い熱交換器と、短い熱交換器
とを平面視矩形状に配置した角筒状に形成されている。
そして、噴射ノズル30は旋回筒26の周りに旋回し続
けているので、装置本体Aの移動時には長い方の熱交換
器が、そして、移動方向の転換時には短い熱交換器が、
夫々十分に洗剤液を浴びることになって、熱交換器10
0の全体が隈なく確実に洗浄される。
【0039】装置本体Aが上述のように往復動を所定回
数繰り返して、熱交換器100の油性の汚れが完全に落
ちると、制御部64は、噴射ノズル30への供給液を洗
剤液から洗浄液(この場合は水)に切換えるように、液
配管系に設けた切換バルブを作動させる。もっとも、切
換バルブは、熱交換器100の洗浄状態を観察しながら
手動操作してもよい。そして、上記の洗剤液噴射工程に
準ずる、洗浄液噴射工程を所定時間継続させた後、送液
ポンプ63を停止させる。それに伴って、移動用モータ
2及び旋回用モータ31も感圧スイッチにより自ずから
停止されて、熱交換器100の一連の自動洗浄工程が完
了する。
【0040】次に、図11は、室内機が、2枚の矩形パ
ネル状の熱交換器100を対向状に配置した形式を備え
る場合の、洗浄装置の作用を説明している。このような
熱交換器の配置に対応させる為に、噴射ノズルユニット
Dは、その構成を幾分変更している。即ち、旋回筒26
の上端には、管継手27及び横向きパイプ28に代え
て、延長用パイプ58を連結し、熱交換器100の高さ
位置に対応させている。そして、この延長用パイプ58
の上端に、2つの噴射ノズル30,30を背中合わせに
取着したノズル付パイプ29を連結している。
【0041】この実施例では、ケーシング201の短辺
側には熱交換器100が配置されていないので、噴射ノ
ズル30を旋回させる必要がなく、旋回用モータ31は
休止させ、移動用モータ2を駆動するだけで十分な洗浄
効果が得られる。
【0042】図12は、天井吊下型空調機の場合の、洗
浄装置の作用を説明している。この場合、1枚の熱交換
器100が、ケーシング201の長辺に沿う片側に斜め
向きに配設されている。そこで、ガイドレールBは、ケ
ーシングの反対側に偏らせて架設している。又、ガイド
レールBは、螺杆52を回転操作して下方に引き降ろし
ている。そして、ノズル付パイプ29は、旋回筒26の
上端に直結している。この場合も、噴射ノズル30は旋
回させる必要は全く無い。
【0043】尚、上記構成の細部の構造は適宜に変更し
ても、本発明の目的は達成される。例えば、スペアのノ
ズル付パイプ29として、L形、Z形等の異形に屈曲さ
せたものを用意して置いてもよい。又、往復動手段Cを
構成する駆動ローラ6に代えてピニオンを用い、ガイド
レールBに設けたラックに噛合させる等してもよい。更
に、移動用モータ2に就いては、回転方向の切換手段と
して、周知の様々な切換機構を代用できるし、移動用モ
ータ2、旋回用モータ31の電源は電池でもよい。又、
此等のモータへの通電の断続は、勿論、手元の手動スイ
ッチによってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明による空調機用の汎用洗浄装置は、以下に列挙した
如き様々の優れた効果を奏する。 (a) 室内機のケーシング内の熱交換器の配置状態が
夫々相異する、様々なタイプのものに共用出来て汎用性
に富む。 (b) 自動洗浄式なので、従来の危険でつらい高所で
の洗浄作業から解放される。 (c) 洗浄作業の未経験者でも、迅速・確実に洗浄で
きる。 (d) 装置本体は極めてコンパクトに作られ、ガイド
レールの跨設用部材も、殆どワンタッチ操作で室内機の
ケーシングに着脱できる。 (e) 従って、ケーシングへの洗浄装置の取付・取外
し作業も、簡単・迅速に行える。 (f) 様々な形式及び容量の室内機に対して、1種類
の装置本体及びその跨設用部材を共用出来るので、洗浄
装置の稼働率を十分に高められ、経済性に優れる。 (g) 噴射ノズルユニットは、室内機の種類に適合し
たものに簡単に取換えられるので、1種類の洗浄装置
を、構造の異なる各種の室内機に共用できて至便であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井埋込型空調機の室内機の洗浄に本発明装置
を用いた一実施例を示すもので、使用状態を斜視図とし
て描いた要部の見取図である。
【図2】同上、洗浄装置の全体構成を側面図として示し
た見取図である。
【図3】同上、室内機のケーシング内への熱交換器及び
洗浄装置の配置状態を平面図として示した見取図であ
る。
【図4】同上、装置本体の縦断面図である。
【図5】同上、装置本体のカバーを外した状態の平面図
である。
【図6】同上、装置本体の往復動手段部分を示した部分
縦断正面図である。
【図7】同上、 図6の底面視図である。
【図8】同上、装置本体の移動方向切換手段部分を示し
た部分縦断正面図である。
【図9】同上、跨設用部材の構成と、その取付状態を示
した斜視図である。
【図10】同上、把持用クランプの構成を示した斜視図
である。
【図11】同上、熱交換器の配置が異なる空調機への使
用状態を示した側面図である。
【図12】同上、熱交換器の配置が更に異なった空調機
への使用状態を示した側面図である。
【図13】従来例の説明図である。
【符号の説明】
100 熱交換器 200 室内機 201 ケーシング 201a 対向側壁 300 天井面 301 換気孔 A 装置本体 B ガイドレール C 往復動手段 D 噴射ノズルユニット E 洗浄液供給装置 F 跨設用部材 G 移動方向切換手段 1 基盤 2 移動用モータ 2a モータ軸 3 回転軸 4,5平面ギヤ 6 駆動ローラ 6a V形溝 7 従動ローラ 8 固定軸 9 ブラケット 10 コイルばね 20 カバー筒 21 中空支柱 22 水平ブラケット 22a 通液路 23 回転継手 24 中空支軸 25 ベアリング 26 旋回筒 27 管継手 27a,28a 透孔 28 横向きパイプ 29 ノズル付パイプ 30 噴射ノズル 31 旋回用モータ 31a 出力軸 32 ピニオン 33 平面ギヤ 34 シリンダ 35 ピストン 36 ばね 37 マイクロスイッチ 40 切換用スイッチ 40a アクチュエータ 41 ガイド溝 42 切換用ロッド 42a 突起部 42b ストッパー 43 当接用部材 44 電源コード 50 取付用バー 51 ナット部材 52 螺杆(高さ調節手段) 53 固定用クランプ 54 把持用クランプ 55 滑走部材 56 クランプ部材 57 クランプ金具 58 延長用パイプ 60 台車 61 洗剤液タンク 62 洗浄液タンク 63 送液ポンプ 64 制御部 65 送液ホース 70 洗液受 70a 排液口 71 吊金具 72 排液ホース 73 排液溜 74 防液カーテン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 太 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 今尾 宗博 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内 (72)発明者 杉野 実 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機のケーシング201の対向側壁間
    に着脱自在に跨設されるガイドレールBと、 該ガイドレールBに往復動可能に装着されて、前記ケー
    シング201の内壁面に沿って配置された熱交換器10
    0に向けて洗浄液を噴射する噴射ノズル30を備えた装
    置本体A、及びその往復動手段Cと、 前記噴射ノズル30に与圧洗浄液を供給する洗浄液供給
    装置Eとを備えるものに於いて、 前記装置本体Aには、旋回用モータ31により駆動さ
    れ、与圧洗浄液の供給路を兼ねる旋回筒26を縦向きに
    組付け、 該旋回筒26の末端に、前記噴射ノズル30をその外周
    面に取着したノズル付パイプ29を、着脱自在に連結し
    たことを特徴とする空調機用の汎用洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記旋回筒26の末端に、横向きパイプ
    28を着脱自在に連結し、該横向きパイプ28の末端に
    前記ノズル付パイプ29を起立状に連結したことを特徴
    とする請求項1記載の空調機用の汎用洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイドレールBは、その跨設高さ位
    置を可変ならしめる高さ調節手段52を備えた跨設用部
    材Fにより、前記ケーシング201に跨設することを特
    徴とする請求項1又は2記載の空調機用の汎用洗浄装
    置。
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