JP3176514B2 - 空調機用洗浄装置の取付構造 - Google Patents

空調機用洗浄装置の取付構造

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JP3176514B2 JP22472594A JP22472594A JP3176514B2 JP 3176514 B2 JP3176514 B2 JP 3176514B2 JP 22472594 A JP22472594 A JP 22472594A JP 22472594 A JP22472594 A JP 22472594A JP 3176514 B2 JP3176514 B2 JP 3176514B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井埋込型空調機の、
油煙等で汚れた熱交換器を自動洗浄する洗浄装置を、フ
ァンを外したファンモータに着脱自在に取り付ける為
の、空調機用洗浄装置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置の室内機の換気パネルを、
天井面の任意の位置に取付ける天井埋込型空調機は、熱
交換効率の向上及び室内床面の有効活用の観点からし
て、オフィスや飲食店等に特に好適している。処が、此
等の場所では、喫煙や調理に伴ってかなり発生する油煙
が熱交換器に粘着し、熱交換機能が急速に低下するの
で、その洗浄を頻繁に行う必要がある。この油性の汚れ
は、洗剤液を使わなければ除去出来ない。然し、タワシ
や雑巾を使って汚れを拭っていたのでは、高所作業でも
あり、極めて能率が上がらない。そこで、図12に示し
た様に、噴射ノズルを使って洗剤液を熱交換器に吹き付
ける方法が行われている。この方法では、室内機の直下
の天井面に設けた換気パネル及びファン(図示略)を外
したうえ、室内機のケーシング101の外周りを取り巻
くようにして、透明ビニールシート製で漏斗状の洗液受
102を垂設し、この洗液受102の側面に設けた刳抜
孔103から洗剤液及び洗浄水の噴射ノズル104を挿
し込むようになっている。図中の105は洗剤液溜、1
06は吸上ポンプ、107は先端に噴射ノズル104を
取着した吸上ホースである。熱交換器から滴り落ちる洗
液は、排水ホース108を経て洗液溜109に集められ
る。或は、別の洗浄方法として、洗液受102の内側に
設置したリング状ノズル(図示略)から、ケーシング1
01の内周壁に沿って配設された熱交換器(図11の符
号25参照)に向けて、洗剤液(洗浄水)を放射状に吹
き付ける方法も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の洗
液受の刳抜孔に挿し込んだ噴射ノズルから洗剤液を噴射
する方法は、雑巾で拭う方法に比べて遥かにましではあ
るが、高所作業の危険が伴い、かなりの労力も要する。
一方、リング状ノズルを用いる方法によれば、上記の問
題は略解消するものの、リング状ノズルは固定されてい
るので、ケーシング内に周設された熱交換器の隅々に迄
洗剤液を噴射するのは困難であり、完全な洗浄は行い難
かった。そこで本願出願人は、噴射ノズルを、熱交換器
の内周面に対向させながら旋回させることにより、完全
な自動洗浄を行えるようにした熱交換器の洗浄装置を開
発し、先に、「特願平5−269698」及び「特願平
5−269699」として特許出願している。この先願
発明の洗浄装置の装置本体には、本発明の実施例を示す
図10の様に、洗剤液がファンモータ24に掛かるのを
防ぐカバー筒(符号1で示したものがそれに相当する)
を組付けてあり、装置本体30をファンモータの直下位
置に固定させる方法として、このカバー筒を、縦向きに
設置したファンモータに外嵌させたうえ螺止固定してい
た。ところが、ファンモータは、空調機の種類や容量が
相異する毎に夫々異なったサイズのものが使われてい
る。その為、様々のサイズのファンモータに適合するよ
うに、大きなカバー筒を組付けて置くと、小型の空調機
を洗浄する場合には、カバー筒の外周面に沿って旋回す
る噴射ノズルの移動スペースを確保出来なくなる問題が
生ずる。かといって、ファンモータのサイズが異なる毎
に、夫々に専用の装置本体を用意していたのでは甚だ不
経済である。そこで、本発明の目的は、様々のサイズの
ファンモータを備える各種の空調機に幅広く共用出来る
ようにした、空調機用洗浄装置の取付構造を提供するに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による空調機用洗浄装置の取付構造は、天井
埋込型空調機の熱交換器に付着した油性の汚れを、洗剤
液を噴射して洗浄する装置の装置本体を、縦向きに設置
したファンモータの直下位置に着脱自在に固定させる為
のものであって、その上部をファンモータ24に外嵌さ
せ、その下部に洗浄装置の装置本体30を収める為の筒
状本体1と、該筒状本体1の上部を前記ファンモータ2
4の上部周縁に着脱自在に係止させる複数の取付手段
4,5と、前記装置本体30を前記筒状本体1内に支持
させる複数の支持手段3,7とを備える構成とした。取
付手段4は、縦向きに配置されるゴムバンド4aと、該
ゴムバンド4aの上端に取着されてファンモータ24の
上部周縁に掛止させる上部掛金4bと、ゴムバンド4a
の下端に取着されて筒状本体1の下縁部に引っ掛けられ
る下部掛金4cとを備える構成にするとよい。又、取付
手段5は、筒状本体1の上部に螺止されてその上端をフ
ァンモータ24の上部周縁に掛止させる掛金6を用いる
とよい。この掛金6は、筒状本体1の上部の複数箇所に
設けた螺孔の夫々に螺合されてファンモータ24の外周
面を押圧する押し螺2に挿通させるとよい。そして、支
持手段3として、筒状本体1の下部の複数個所に設けた
ビス孔1aを通して装置本体30に螺着される取付ビス
を用いるとよい。又、支持手段7は、筒状本体1の下端
内周面に突設されて、装置本体30を内嵌させ得る内径
を有するフランジ7aと、該フランジ7aの周方向の複
数箇所に配設した螺孔7bを通して装置本体30に夫々
螺止される止螺7cとで構成するとよい。或は、筒状本
体1は、ファンモータ24に外嵌させる径大部1Aの下
端に、装置本体30に外嵌させる径小部1Bを連結した
構成にしてもよい。
【0005】
【作用】本発明の取付構造によって、洗浄装置の装置本
体30を、ファンを取り外した空調機のファンモータ2
4の直下位置に着脱自在に固定させるには、先ず、装置
本体30を、複数の支持手段3,7によって筒状本体1
内の下部に螺止固定させる。次いで、筒状本体1の上端
部を複数の取付手段4又は5により、ファンモータ24
の上部周縁に着脱自在に係止させる。取付手段4を用い
る場合は、各ゴムバンド4aの上端に取着した上部掛金
4bを、ファンモータ24の上部周縁に夫々所定間隔を
隔てて引っ掛けたうえ、ゴムバンド4aを引っ張りなが
ら、その下端に取着した下部掛金4cを筒状本体1の下
縁部に引っ掛ければよい。そして、筒状本体1を、ファ
ンモータ24に外嵌させる径大部1Aの下端に、装置本
体30に外嵌させる径小部1Bを連結する構成にした
り、筒状本体1の下端に装置本体30を内嵌させるフラ
ンジ7aを取着する構成にすれば、ファンモータ24の
サイズが異なる空調機に対しては、予め用意して置い
た、夫々大きさの異なる複数種類の筒状本体1の中の1
つを選ぶだけで足り、装置本体30のサイズ迄も一々変
えなくて済む。
【0006】
【実施例】始めに、天井埋込型空気調和装置の室内機
(以下、これを空調機という)の概略の構造を図11に
よって説明する。空調機20のケーシング21は、その
下面を天井に設けた換気孔aに臨ませた状態で、4本の
吊ボルト22と、ケーシング外壁面に取着した吊金具2
3とによって、屋根構造部材又は上階の床(図示略)に
吊下支持されている。下面が解放された箱状のケーシン
グ21内には、中央上部にファンモータ24が縦向きに
設置されている。尚、図ではファンを取り外した状態を
示している。ファンの外周りには、熱交換器25を包囲
状に配設している。ケーシング21の下面開口部に設け
た、排水ポンプ(図示略)を備える除湿水受皿26に
は、その中央部に被空調空気の吸込口26aを、その外
周りに空調済空気の吹出口26bを設けている。
【0007】被空調空気が通過する熱交換器25には、
時間の経過と共に、次第に塵埃や油煙が付着し堆積して
くる。殊に、空調機の設置場所が、多人数の集会場所や
飲食店等であれば、喫煙や調理に伴ってかなり多量の油
煙が発生するので、熱交換器25を頻繁に洗浄しない
と、その熱交換性能が著しく低下してしまう。そこで、
本願出願人はこの熱交換器の自動洗浄装置を開発し、先
に、特許出願している。
【0008】この自動洗浄装置の本体部分の概略の構造
を図5,10によって説明する。この装置本体30は、
円板状の組付基盤31を備えており、その真ん中には、
ベアリング32に支持された回転筒33を縦向きに組付
けている。この回転筒33には、組付基盤31に取着し
たギャードモータ34の回転が、歯車又はベルト35を
介して伝動される。36はギャードモータ34の電源と
なる乾電池である。此等の構成部材は、組付基盤31の
上下両側に夫々組付けた上部カバー37及び下部ケーシ
ング38によって、洗剤液から防護されている。
【0009】回転筒33の下端には、洗浄液の供給配管
の一部を兼ねる短い接続管39の上端側が着脱自在に螺
止されている。この接続管39の下端側には、ベアリン
グを内蔵する軸受筒40の上端側を、液密に遊嵌させて
いる。接続管39の上端は封鎖されている。
【0010】接続管39の外周面には、下部ケーシング
38及び上部カバー37の外周面に沿ってL字形に立ち
上がるノズル取付管41を接続している。このノズル取
付管41の立上がり部分には、複数のノズルの42を適
宜の間隔を隔てて、熱交換器25と対向状に取付けてい
る。
【0011】軸受筒40の下端には、図10に示したよ
うに、洗浄液圧送装置60から伸びる給液ホース61の
末端を、管継手43を介して接続させている。62は洗
剤液タンク、63は洗浄水タンク、64は送液ポンプ、
65は洗剤液及び洗浄水の圧送を自動制御する制御部で
ある。
【0012】図10中で、70は洗液受で、ノズル42
から熱交換器25に向けて噴射された後、下方に滴り落
ちた洗液を受止める役割を果す。透明ビニールシート等
で作られたこの洗液受70の上縁部には、パイプ材製の
ロ字形のフレーム71で補強している。洗液受70の下
端部に集まった洗液は、図示のように、液抜孔70a、
排液ホース72を経て、排液溜73に収容される。天井
めんの嵌込孔a直下位置に洗液受70を垂設するには、
図示のように、空調機20の各吊ボルト22に引っ掛け
た夫々の吊線74の下端を、洗液受70のフレーム71
に引っ掛ければよい。
【0013】次に、装置本体30を、図10に示した様
にファンモータ24の直下位置に着脱自在に固定させる
為の、本発明による取付構造の第1実施例を、図1〜4
を参照しながら説明する。1は、取付構造の本体部分と
なる筒状本体である。この筒状本体1の内径は、図4に
示した様に、その下方部分を装置本体30にきっちりと
外嵌させ、その上方部分は、ゆとりをもってファンモー
タ24に外嵌させ得る寸法に設定している。
【0014】筒状本体1の上部には、筒周方向に所定間
隔を隔てた複数箇所に螺孔を設け、各螺孔には、ファン
モータ24の外周面にその先端を圧接させる押し螺2を
夫々螺合させている。
【0015】そして、筒状本体1の上部を、ファンモー
タ24の上部周縁に着脱自在に係止させる為に、図2に
示した複数の取付手段4を付属させている。この取付手
段4は、筒状本体1の高さ寸法より所定寸法だけ短いゴ
ムバンド4aと、このゴムバンド4aの縦向きの使用状
態(図1参照)での上端に、ビス・ナットにより取着し
た上部掛金4bと、ゴムバンド4aの下端にビス・ナッ
トにより取着した下部掛金4cとで構成されている。
【0016】上部掛金4bは、ファンモータ24の上部
周縁に、図4に示した様に引っ掛ける為のもので、金属
帯板を上下逆向きのL字形に折曲した形態を備え、上面
真ん中に切欠部を設けている。下部掛金4cは、筒状本
体1の下縁部に、図4に示した様に引っ掛ける為のもの
で、金属帯板をJ字形に屈曲させた形態を備えている。
【0017】次に、装置本体30及び上記取付構造の作
用を説明する。空調機20の油煙で汚れた熱交換器25
を、上記の洗浄装置を使って洗浄するには、先ず、換気
孔aを覆う換気パネル及びファン(図示略)を取り外
す。一方、筒状本体1の下部には、前述の如くして装置
本体30を組付て置く。もっとも、装置本体30は、予
め筒状本体1を組付けた状態で、需要者に供給される場
合もある。
【0018】次に、筒状本体1を、その取付用足場とな
るファンモータ24に固定させる。これを行うには、先
ず、各押し螺2を緩めたうえ、筒状本体1の上部をファ
ンモータ24に完全に外嵌させたうえ、各押し螺2を均
等に螺じ込んで、筒状本体1をファンモータ24に仮固
定する。次いで、図4に示した様に、各ゴムバンド4a
の上部掛金4bを、ファンモータ24の上部周縁に夫々
所定間隔を隔てて引っ掛けたうえ、ゴムバンド4aを引
っ張りながら、下部掛金4cを筒状本体1の下縁に引っ
掛ければ、装置本体30は、筒状本体1を介してファン
モータ24の直下位置に吊下支持された状態になり、そ
の取付作業は極めて簡単・迅速に、且つ確実に完了す
る。
【0019】この時点で、ノズル取付管41の旋回速
度、洗剤液と洗浄水の噴射切換時期や吐出圧等の洗浄装
置の作動プログラムを、制御部65により設定して置
く。
【0020】次に、図10に示した様に、洗液受70を
前述の如くして換気孔aの直下に垂設すれば、洗浄装置
の運転準備が整う。そこで、装置の起動スイッチを押す
と、ノズル取付管41が、所定の速さで軸受筒40の周
りに旋回し始めると共に、送液ポンプ64が作動して、
各ノズル42は熱交換器25の全面にくまなく洗剤液を
噴射する。続いて、洗剤液の供給から洗浄水の供給に自
動切換されて、油性の汚れが落ちた熱交換器25を洗い
上げる。そして洗液受70上に滴下した洗液は、排液溜
73に捕集される。このようにして、洗浄作業者は、高
所での危険でつらい作業から解放される。
【0021】図6,図7は、第2実施例の取付構造を示
している。この実施例の筒状本体1は、ファンモータ2
4にゆとりをもって外嵌させる得る径大部1Aの下端
に、装置本体30にきっちりと外嵌させる径小部1Bを
連結させた構成を備えている。
【0022】そして、筒状本体1の上端側をファンモー
タ24の上部周縁に掛止させる為の、この実施例の取付
手段5は、図6に示すように、径大部1Aの上部周方向
の複数箇所に、夫々止螺6aにより螺止したL字形の掛
金6がそれに当たる。これとは別に、筒状本体1の上部
の複数箇所に設けた螺孔には、ファンモータ24の外周
面に押し付けられる複数の押し螺2を螺合させてあり、
この押し螺2も補助的な取付手段として役立つ。そし
て、径小部1Bの下端部には、周方向に所定間隔を隔て
た複数箇所に、ビス孔1aを設けている。このビス孔1
aには、装置本体30の支持手段としての取付ビス3が
挿通される。
【0023】次に、上記構成の作用を説明する。この実
施例の筒状本体1は、空調機の形式や容量によって、フ
ァンモータ24の外径が相異するのに対応させて、径大
部1Aの内径だけを相異させた幾種類かが予め用意され
ている。そして、ファンモータ24のサイズが変わって
も、装置本体30の洗浄性能迄は変えなくて済むので、
径小部1Bの内径は同じままにしている。
【0024】そこで、幾種類かの筒状本体1の中から、
その径大部1Aの内径が洗浄すべき空調機のファンモー
タ24に適合したものを選び出す。この筒状本体1の径
小部1B内に装置本体30を嵌め込んで、複数の取付ビ
ス3を、ビス孔1aを通して装置本体30の夫々の螺孔
に螺し込めば、筒状本体1への装置本体30の取付は簡
単に終わる。
【0025】次いで、筒状本体1の径大部1Aを、各押
し螺2を緩めたうえファンモータ24に被せて、L字形
の各掛金6をファンモータ24の上端周縁に掛止させ
る。続いて、各押し螺2をファンモータ24の外周面に
均等に押し付ければ、ファンモータ24の直下位置に装
置本体30を固定させる作業は簡単・確実に終えること
が出来る。
【0026】図8,図9は、第3実施例の取付構造を示
している。この実施例の筒状本体1には、その下端内周
面に、装置本体30を内嵌させ得る内径を有するフラン
ジ7aを突設している。フランジ7aの周方向の複数箇
所には、止螺7cを螺じ込む螺孔7bを、フランジ部の
中心に向けて貫通状に設けてある。この実施例では、部
材7a〜7cが支持手段7を構成している。
【0027】そして、各止螺7cを、図5,9に示した
様に、装置本体30の上部カバー37に設けた夫々の螺
孔37aに螺じ込むことによって、装置本体30を筒状
本体1の下部に簡単に取付けることが出来る。サイズが
異るファンモータ24に対しては、予め用意されている
内径が夫々異なった幾種類かの筒状本体1のうちの1つ
を選ぶか、又は、内径が相異するフランジ7aに取り替
えるだけで済む。装置本体30そのももは異なったサイ
ズのものに変える必要は全くない。
【0028】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明による空調機用洗浄装置の取付構造によれば、ファ
ンを外したファンモータの直下に、洗浄装置の装置本体
を着脱自在に取付ける作業を、極めて簡単迅速、且つ確
実に行うことが出来る。そしてこの取付は、空調機の型
式や容量が異なる毎にファンモータのサイズが変わって
も、装置本体の大きさは変えずに、筒状本体の内径が異
るものに取り換えるだけで簡単に対応出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、斜視図である。
【図2】同上、取付手段の斜視図である。
【図3】同上、筒状本体の斜視図である。
【図4】同上、取付状態を示す縦断面図である。
【図5】装置本体を示す、部分縦断側面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す、斜視図である。
【図7】同上、上下反転させた状態の斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す、側面図である。
【図9】同上、取付状態を示す部分縦断側面図である。
【図10】洗浄装置の全体構成を示す見取図である。
【図11】空調機の構造と取付状態を示す見取図であ
る。
【図12】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 筒状本体 1A 径大部 1B 径小部 1C 段差面 1a ビス孔 2 押し螺(取付手段) 3 取付ビス(支持手段) 4,5 取付手段 4a ゴムバンド 4b 上部掛金 4c 下部掛金 6 掛金(取付手段) 6a 止螺 7 支持手段 7a フランジ 7b 螺孔 7c 止螺 20 室内機(空調機) 21 ケーシング 22 吊ボルト 23 吊金具 24 ファンモータ 25 熱交換器 26 除湿用受皿 26a 吸込口 26b 吹出口 30 装置本体 31 組付基盤 32 ベアリング 33 回転筒 34 ギャードモータ 35 歯車 36 乾電池 37 上部カバー 37a 螺孔 38 下部ケーシング 39 接続管 40 軸受筒 41 ノズル取付管 42 ノズル 43 管継手 60 洗浄液圧送装置 61 給液ホース 62 洗剤液タンク 63 洗浄水タンク 64 送液ポンプ 65 制御部 70 洗液受 70a 液抜孔 71 フレーム 72 排液ホース 73 排液溜 74 吊線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今尾 宗博 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)発明者 杉野 実 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28G 9/00 F24F 1/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井埋込型空調機の熱交換器に付着した
    油性の汚れを、洗剤液を噴射して洗浄する装置の装置本
    体を、縦向きに設置したファンモータの直下位置に着脱
    自在に固定させる為のものであって、 上部を前記ファンモータに外嵌させ、下部に前記洗浄装
    置の装置本体を収容設置する為の筒状本体と、 上部側を筒状本体の上部から前記ファンモータの上部周
    縁に着脱自在に係止させ、下部側を筒状本体の下縁に係
    止させて、前記筒状本体を前記ファンモータに吊下支持
    する為の取付手段とを備えることを特徴とする空調機用
    洗浄装置の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記取付手段は、縦向きに配置されるゴ
    ムバンドと、このゴムバンドの上端に取着されて、前記
    ファンモータの上部周縁に掛止させる上部掛金と、前記
    ゴムバンドの下端に取着されて、前記筒状本体の下縁部
    に引っ掛けられる下部掛金とを備えることを特徴とする
    請求項1記載の空調機用洗浄装置の取付構造。
  3. 【請求項3】 天井埋込型空調機の熱交換器に付着した
    油性の汚れを、洗剤液を噴射して洗浄する装置の装置本
    体を、縦向きに設置したファンモータの直下位置に着脱
    自在に固定させる為のものであって、 上部に前記ファンモータに外嵌させる径大部を設け、下
    部に前記装置本体に外嵌させる径小部を設けた筒状本体
    と、 前記径大部に取付けられ、かつ、前記ファンモータの上
    部周縁に掛止されて、前記筒状本体をファンモータに掛
    止させる取付手段と、 前記径小部に設けられて、この径小部に収容した装置本
    体を固定支持する支持手段とを備えることを特徴とする
    空調機用洗浄装置の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記取付手段は、径大部の上部に螺止さ
    れて、その上端を前記ファンモータの上部周縁に掛止さ
    せる掛金であることを特徴とする請求項3記載の空調機
    用洗浄装置の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記掛金は、前記径大部の上部の複数箇
    所に設けた螺孔に夫々止螺により螺止されたL字形の掛
    金であることを特徴とする請求項4記載の空調機用洗浄
    装置の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記支持手段は、前記径小部の下部の複
    数箇所に設けたビス孔を通して前記装置本体に螺着され
    る取付ビスであることを特徴とする請求項3記載の空調
    機用洗浄装置の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記支持手段は、前記筒状本体の下端内
    周面に突設されて、前記装置本体を内嵌させ得る内径を
    有するフランジと、このフランジの周方向の複数箇所に
    設けた螺孔を通して前記装置本体に夫々螺止される止螺
    とから成ることを特徴とする請求項3記載の空調機用洗
    浄装置の取付構造。
JP22472594A 1994-09-20 1994-09-20 空調機用洗浄装置の取付構造 Expired - Fee Related JP3176514B2 (ja)

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