JPH09132440A - 不焼成硬化体 - Google Patents

不焼成硬化体

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JPH09132440A
JPH09132440A JP29428895A JP29428895A JPH09132440A JP H09132440 A JPH09132440 A JP H09132440A JP 29428895 A JP29428895 A JP 29428895A JP 29428895 A JP29428895 A JP 29428895A JP H09132440 A JPH09132440 A JP H09132440A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土の風合いをもち且つ強度(とくに曲げ強
度)が高い不焼成硬化体を比較的安価に提供する。 【解決手段】 粘土 5〜75% 消石灰及び/又は生石灰(Ca(OH)2 換算) 5〜15% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ10〜70%及び/又は粒径300 μm以下の珪酸質原料10〜60% よりなる主原料100重量部と、必要に応じさらに粒径1mm以上の珪砂 10〜50重量部 等を含む原料を成形し、オートクレーブ養生してなる不
焼成硬化体。必要に応じ、藁すさを5重量部以下添加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘土を含んだ、土
の風合いをもつ舗装材料又は建築材料として好適な不焼
成硬化体に関する。
【0002】
【従来の技術】粘土及び水酸化カルシウム(消石灰)を
主体とした不焼成タイルが特開平7−157346号公
報に記載されている。同号公報の不焼成タイルは、粘土
5〜70重量%、水酸化カルシウム15〜80重量%、
及び、シリカ系鉱物粒子10〜80重量%を含むタイル
原料100重量部と、植物繊維0〜30重量部との混合
物を乾式プレス成形後、乾燥及び養生したものである。
この不焼成タイルは、 適度な硬度を有し、歩行時の反響音が殆どない。 感触が良く、歩行感に優れる。 吸水率が比較的高く、滑り難い。 趣豊かで自然感に優れ、周囲の自然環境に良く調和
し、美観に優れる。 配合する粘土の種類や配合割合を変えることによ
り、様々な色調、風合いを出すことができ、意匠性に富
む。 等の効果を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−15734
6号公報の不焼成タイルにあっては、水酸化カルシウム
(Ca(OH)2 )の含有量が比較的多いため、コスト
が嵩むと共に、鋪装材料又は建築材料(床材)として強
度が若干不足しがちであるという解決すべき課題があっ
た。特開平7−157346号公報の不焼成タイルは、
シリカ系鉱物粒子の粒径が1〜5mm程度のものである
ため、意匠性には優れるが、Ca(OH)2 との反応性
に欠け、その結果、鋪装材料又は建築材料として強度が
若干不足する問題があった。又、特に鋪装材料の場合、
インターロッキングブロックの基準値が標準となってい
るため、曲げ強度50kgf/cm2 (4.9MPa)
以上とすることが必要である。
【0004】本発明は、土の風合いをもち且つ強度(と
くに曲げ強度)が高い不焼成硬化体を比較的安価に提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の不焼成硬化体
は、 粘土 5〜75% 消石灰及び/又は生石灰 5〜15% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 10〜70% を含む配合物を原料として成形し、オートクレーブ養生
してなるものであり、請求項2の不焼成硬化体は、 粘土 5〜75% 消石灰及び/又は生石灰 5〜15% 粒径300μm以下の珪酸質原料 10〜60% を含む配合物を原料として成形し、オートクレーブ養生
してなるものであり、請求項3の不焼成硬化体は、 粘土 5〜75% 消石灰及び/又は生石灰 5〜15% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 10〜70% 粒径300μm以下の珪酸質原料 10〜60% を含む配合物を原料として成形し、オートクレーブ養生
してなるものである。
【0006】かかる本発明の不焼成硬化体は、粘土を添
加したことにより、土の風合いをもつ。また、柔らかい
ために従来のブロック・タイルに比べて歩行時の衝撃を
吸収するので疲労しにくい。更に、300μm以下の微
細な高炉水砕スラグ及び/又は珪酸質原料を添加し、C
a(OH)2 とSiO2 を十分に反応させることでいか
なる粘土を原料としたときでも土の風合いをもち、なお
かつ、舗装材、床材として耐えうる強度を有する。
【0007】本発明の不焼成硬化体は、粒径1mm以上
の珪砂を添加すると、この珪砂が製品表面に現れること
で耐すべり性が向上し、かつより一層土の雰囲気がで
る。さらに、吸水による膨潤を抑えることができる。
【0008】なお、高炉水砕スラグは安価であり、不焼
成硬化体のコスト低廉に寄与する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の不焼成硬化体を製造する
には、まず、下記配合の主原料100重量部と、必要に
応じ粒径1mm以上(好ましくは1〜10mm)の珪砂
10〜50重量部、好ましくは10〜40重量部と水と
をアイリッヒミキサー等で十分に撹拌混合する。なお、
珪砂の粒径が1mmよりも小さいと、耐すべり性が向上
せず、10mmよりも大きいと、成形性、特に乾式プレ
スによる成形性が悪くなる。
【0010】 主原料配合(重量%) 粘土 5〜75% 消石灰及び/又は生石灰 5〜15% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ10〜70%及び/又は粒径300 μm以下の珪酸質原料10〜60% 上記主原料のうち、粘土は、不焼成硬化体に土の感触、
外観を付与するために配合するものであり、用いる粘土
の種類や配合量によって、得られる不焼成硬化体の色や
風合いを変化させることができる。粘土の配合比は、5
〜75%(好ましくは10〜60%)である。5%より
も少ないと土の風合いが損なわれ、75%よりも多いと
硬化体の強度が低くなる。
【0011】粘土としては、赤土、黄土、黒土、ローム
層、シラス、珪藻土、白土などを用いることができる
が、この中でも、色が濃く、土の雰囲気がより一層よく
出るところから赤土、黄土、黒土、ローム層が好まし
い。
【0012】消石灰又は生石灰と珪酸質原料及び高炉水
砕スラグは、Ca(OH)2 とSiO2 との反応によ
り、十分な強度を得るために配合するものである。珪酸
質原料としては、珪砂、シリカヒューム、鋳物砂屑等が
主として挙げられる。
【0013】珪酸質原料及び高炉水砕スラグは、その粒
径が大きいと、Ca(OH)2 との反応性が低くなり、
強度が不足する場合があるところから、粒径300μm
以下とくに200μm以下のものを用いるのが好まし
い。
【0014】この粘土、消石灰及び/又は生石灰、高炉
水砕スラグ及び/又は珪酸質原料よりなる主原料にあっ
ては、上記の通り、粘土は5〜75%の配合比とする。
【0015】消石灰及び/又は生石灰の配合比は、5〜
15%(好ましくは5〜10%)である。5%よりも少
ないと、硬化体の強度が不足する。15%よりも多いと
硬化体のコストが高くなる上、養生後において未反応状
態のCa(OH)2 が硬化体中に残存して白華(エフロ
レッセンス)の原因ともなる。
【0016】高炉水砕スラグの配合比は10〜70%
(好ましくは20〜50%)である。10%よりも少な
いと、高炉水砕スラグ添加によるコスト低減効果が乏し
い。70%よりも多いと、コンクリート調の外観にな
り、土の風合いが損なわれる。
【0017】珪酸質原料の配合比は10〜60%(好ま
しくは10〜40%)である。10%よりも少ないと、
硬化体の強度が低くなる。60%よりも多いと、柔らか
い触感が失われる。
【0018】この主原料100重量部に対し、必要に応
じ、粒径1mm以上の粗粒の珪砂を10〜50重量部
(好ましくは1〜10mmの珪砂10〜40重量部)の
条件で添加する。
【0019】この粗粒珪砂を前記条件で添加することに
より、一層土の雰囲気が出る。また、この粗粒珪砂が硬
化体表面に現れることにより、耐すべり性が向上する。
更に、硬化体の吸水による膨潤を抑えることができる。
【0020】本発明においては、これらの原料に、更に
植物繊維を配合することにより、植物繊維を配合しない
ものに比べ成形体の保形性が向上し、外部からの衝撃を
受けたとしても、形がくずれる恐れが少なくなる。しか
も、得られる不焼成硬化体の意匠性をより一層向上させ
ることができる。植物繊維としては、各種スサ(ワ
ラ)、麻、パルプ等を用いることができ、その配合量
は、前記主原料100重量部に対して5重量部以下とす
るのが好ましい。更に顔料を配合し、得られる不焼成硬
化体の色調に変化をもたせることもできる。
【0021】これらの原料を成形するには、水を添加し
て良く混合した後、乾式プレス成形、押出成形などによ
り成形する。
【0022】なお、乾式プレス成形する場合、前記主原
料100重量部に対し水を5〜15重量部添加するのが
好ましい。押出成形するときには、主原料100重量部
に対し15〜30重量部の水を添加するのが好ましい。
【0023】また、オートクレーブ養生の条件は110
℃以上(好ましくは140〜200℃)で1時間以上行
なうのが好ましい。この養生により、前述の如く、Ca
(OH)2 と粘土及び珪酸質原料中のSiO2 とが反応
して(以下、C−S−H系反応という場合がある)十分
な強度がでる。
【0024】養生後は、必要に応じてサンドブラスト処
理、ミル研磨等を行い製品とされる。
【0025】本発明においては、原料に貝殻、バーミキ
ュライト、粒径5mm以上のガラス、陶磁器破砕物、金
属片、樹脂組成物片等の添加物を添加することにより、
耐すべり性が向上する上、さらに別の風合いを出すこと
ができる。これらの添加物のうちCa又はSiを主とし
て含むものは、本発明の硬化体中でC−S−H系反応の
1反応物として存在し、その結果、本発明の硬化体に外
部からの衝撃が加わったとしても、添加物が硬化体から
はがれにくくなる。
【0026】また、本発明の硬化体を製造する際にでる
不合格品を1mmから50mm(好ましくは1mmから
30mm)に解砕したものを原料の一部として再生する
ことでも、耐すべり性が向上するし、更にこの場合、別
の風合いを出すことができる。この場合の硬化体は、不
合格品の解砕物中の未反応物がそのまわりにある他の原
料と反応するので、不合格品の解砕物が硬化体からはが
れにくくなる。
【0027】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
【0028】実施例1 下記配合の主原料100重量部に、平均粒径3mmの珪
砂10重量部、藁すさ1重量部及び水10重量部を加え
てアイリッヒミキサーにより撹拌混合した。主原料配合 粘土(産地;愛知県瀬戸市) 60% 消石灰 5% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 20% 粒径300μm以下の珪石 15% 得られた混合物を30MPaで200×200×60m
mに乾式プレス成形し、180℃で6時間オートクレー
ブ養生して不焼成硬化体(ブロック)を製造した。この
不焼成ブロックの曲げ強度及びショア硬度の測定結果を
表1に示す。
【0029】得られた不焼成ブロックは、通常のコンク
リートブロックよりも軟らかく、適度な硬度を有してお
り、しかも、自然土の風合い、感触を備える趣豊かなブ
ロックであった。この不焼成ブロックを敷設した床面に
ついて歩行テストを行なったところ、歩行による反響音
は殆どなく、靴裏の感触も良く、極めて歩行感に優れる
ものであった。また、このブロック床面は、一見、地面
のような外観を呈し、周囲の自然環境に良く調和する、
著しく美観に優れたものであった。
【0030】実施例2 主原料を次の通りとし、平均粒径5mmの珪砂の配合量
を40重量部とし、藁すさの配合量を0.1重量部とし
た他は実施例1と同様にして不焼成ブロックを製造し
た。この不焼成ブロックも、実施例1と同様の長所を有
するものであった。なお、この不焼成ブロックの曲げ強
度及びショア硬度の測定結果を表1に示す。
【0031】主原料配合 黄土(産地;愛知県豊田市) 20% 消石灰 5% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 60% 粒径300μm以下のシリカヒューム 15% 実施例3 主原料を次の通りとし、平均粒径1mmの珪砂50重量
部及び水22重量部を加えてアイリッヒミキサーにより
攪拌混合し、土練機にて練土にした後、200×200
mmに押出成形し厚さ60mmに切断した。その後、1
80℃で6時間オートクレーブ養生し不焼成ブロックを
製造した。この不焼成ブロックも、実施例1と同様の長
所を有するものであった。なお、この不焼成ブロックの
曲げ強度及びショア硬度の測定結果を表1に示す。
【0032】主原料配合 赤土(産地;三重県桑名市) 75% 消石灰 5% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 10% 粒径300μm以下のシリカヒューム 10% 実施例4 主原料を次の通りとし、平均粒径5mmの珪砂の配合量
を20重量部とし、藁すさの配合量を5重量部とした他
は実施例3と同様にして不焼成ブロックを製造した。こ
の不焼成ブロックも、実施例1と同様の長所を有するも
のであった。なお、この不焼成ブロックの曲げ強度及び
ショア硬度の測定結果を表1に示す。
【0033】主原料配合 黒土(産地;北海道) 5% 消石灰 10% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 70% 粒径300μm以下の鋳物砂屑 15% 実施例5 主原料を次の通りとし、平均粒径10mmの珪砂の配合
量を10重量部とし、藁すさの配合量を0.5重量部と
バーミキュライトの配合量を2重量部とした他は実施例
1と同様にして不焼成ブロックを製造した。この不焼成
ブロックも、実施例1と同様の長所を有するものであ
り、街灯等の光が製品表面のバーミキュライトに反射し
て光ることで新たな意匠性を付加することができた。な
お、この不焼成ブロックの曲げ強度及びショア硬度の測
定結果を表1に示す。
【0034】主原料配合 粘土(産地;岐阜県多治見市) 15% 消石灰 15% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 10% 粒径300μm以下の珪石 60% 比較例1 実施例1の粒径300μm以下の珪石を平均粒径500
μmの珪石に置き換え、同様の原料配合、製造条件で不
焼成ブロックを製造した。この不焼成ブロックの曲げ強
度及びショア硬度の測定結果を表1に示す。
【0035】比較例2 特開平7−157346号公報に記載されている実施例
の下記配合100重量部に藁すさ及び水20重量部を加
えて、原料を混合した後、30MPaで200×200
×60mmに乾式プレス成形、乾燥し、180℃で6時
間オートクレーブ養生して不焼成硬化体(ブロック)を
製造した。この不焼成ブロックの曲げ強度及びショア硬
度の測定結果を表1に示す。
【0036】主原料配合 粘土(産地;愛知県多治見市) 45.5% 消石灰 35.0% 平均粒径3mmの珪砂 19.5%
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】以上の通り、本発明の不焼成硬化体は、
次のような種々の優れた効果を有する。
【0039】 土の風合いをもつ。 柔らかいために従来のブロック、タイルに比べて歩
行時の衝撃を吸収するので疲労しにくい。 柔らかいが舗装材、床材として耐えうる強度、耐摩
耗性を有する。 耐すべり性に優れる。 吸水による膨潤が小さい。 安価である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 18:16 14:10 16:02) (72)発明者 関 一登 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 村口 幸人 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 神谷 嘉夫 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘土 5〜75% 消石灰及び/又は生石灰 5〜15% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 10〜70% を含む配合物を原料として成形し、オートクレーブ養生
    してなる不焼成硬化体。
  2. 【請求項2】 粘土 5〜75% 消石灰及び/又は生石灰 5〜15% 粒径300μm以下の珪酸質原料 10〜60% を含む配合物を原料として成形し、オートクレーブ養生
    してなる不焼成硬化体。
  3. 【請求項3】 粘土 5〜75% 消石灰及び/又は生石灰 5〜15% 粒径300μm以下の高炉水砕スラグ 10〜70% 粒径300μm以下の珪酸質原料 10〜60% を含む配合物を原料として成形し、オートクレーブ養生
    してなる不焼成硬化体。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項の前記
    配合物100重量部にさらに粒径1mm以上の珪砂10
    〜50重量部を加えたものを原料として成形し、オート
    クレーブ養生してなる不焼成硬化体。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項の前記
    配合物100重量部に対しさらに5重量部以下の植物繊
    維を加えたものを原料として成形し、オートクレーブ養
    生してなる不焼成硬化体。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、前記原料はさらに、貝殻、バーミキュライト、粒径
    5mm以上のガラス又は陶磁器破砕物等の添加物を含む
    ことを特徴とする不焼成硬化体。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、前記原料はさらに、請求項1から請求項6のいずれ
    か1項の不焼成硬化体を解砕したものを含むことを特徴
    とする不焼成硬化体。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
    て、前記成形はプレス成形又は押出成形であることを特
    徴とする不焼成硬化体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020018635A (ko) * 2001-11-13 2002-03-08 최희용 시멘트 첨가형 비소성 점토모르터 조성물
KR100415994B1 (ko) * 2001-03-07 2004-01-24 주식회사 대동그린산업 굴 패각을 활용한 황토벽돌의 조성물 및 그 제조방법
US7097706B2 (en) * 2002-04-16 2006-08-29 G Plus Co., Ltd. Non-heating clay composites for building materials
KR102598700B1 (ko) * 2022-11-18 2023-11-07 고덕상 미네랄 촉매제를 이용한 그릇 제조방법

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