JPH09131888A - インク補充装置 - Google Patents

インク補充装置

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JPH09131888A
JPH09131888A JP22245096A JP22245096A JPH09131888A JP H09131888 A JPH09131888 A JP H09131888A JP 22245096 A JP22245096 A JP 22245096A JP 22245096 A JP22245096 A JP 22245096A JP H09131888 A JPH09131888 A JP H09131888A
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JP
Japan
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ink
cartridge
ink cartridge
replenishing device
replenishing
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JP22245096A
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English (en)
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Hideto Horiguchi
秀登 堀口
Toshihiko Matsui
利彦 松井
Keizo Takahashi
敬蔵 高橋
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のインクカートリッジに対応して、
インクカートリッジにインクの注入孔を容易且つ安全に
開口することができ、インクカートリッジに対するイン
クの補充を簡便に行うことのできるインク補充装置を提
供すること。 【解決手段】 インクカートリッジC(Ca等)に対し
てインクの補充を行うインク補充装置であって、複数種
類のインクカートリッジC(Ca等)を選択的に収納固
定し得る形態に形成されたカートリッジ固定部12(1
2a)と、インクカートリッジCにインクの注入孔を開
口させる開口具2(2a等)、又は補充用インクが収容
された注入具が取り付けられる取付部13(13a,1
3b,13d)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク補充装置、
詳しくは、複数種類のインクカートリッジに対応して、
インクカートリッジにインクの注入孔を容易且つ安全に
開口することができ、インクカートリッジに対するイン
クの補充を簡便に行うことのできるインク補充装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンター用のインクカ
ートリッジとして、図8,図15,図20、図24、図
37、図42及び図44に示されるような、内部にイン
クを貯蔵し、底面に印字ヘッドC1又はインク供給孔C
1’を有しているインクカートリッジCa〜Cg(以
下、該インクカートリッジCa〜Cgを総称してインク
カートリッジCとも言う)がある。通常、上記インクカ
ートリッジC内のインクを使い切ってインクが無くなっ
た場合、新品のインクカートリッジに交換するが、該イ
ンクカートリッジCを交換すると、まだ使用可能な印字
ヘッドアッセンブリーやケース自体も交換することにな
り、交換に要するコストが高くなる。このため、インク
を使い切って空になった上記インクカートリッジCにイ
ンクを補充することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記インクカートリッ
ジCへの補充用インクの充填作業は、上記インクカート
リッジCを不安定な状態で保持しながら、該インクカー
トリッジCにドリル等を用いて補充用インクの注入孔を
開口させなくてはならず、自分の手を傷つけてしまった
り、該インクカートリッジCを損傷してしまうおそれが
あるという問題があり、該インクカートリッジCへのイ
ンクの補充作業は非常に行い難いものであった。また、
上述したようなインクカートリッジを安定した状態に固
定する箱体を利用して、上述した注入孔の開口やインク
の注入を行うことも行われているが、該箱体が1種類の
インクカートリッジにしか対応できないため、複数種類
のインクカートリッジには適用できないものであった。
【0004】従って、本発明の目的は、複数種類のイン
クカートリッジに対応して、インクカートリッジにイン
クの注入孔を容易且つ安全に開口することができ、イン
クカートリッジに対するインクの補充を簡便に行うこと
のできるインク補充装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インクカートリッジCに対してインクの補充を行う
インク補充装置であって、複数種類のインクカートリッ
ジC([Ca,Cb,Cd]又は[Cb,Ce〜C
g])を選択的に収納固定し得る形態に形成されたカー
トリッジ固定部12(12a又は12c)と、インクカ
ートリッジCにインクの注入孔C3を開口させる開口具
2([2a,2b]又は2c)、又は補充用インクが収
容された注入具3(3a又は3b)が取り付けられる取
付部13([13a〜13d]又は13e)とを備えて
いることを特徴とするインク補充装置1(1a又は1
b)を提供することにより、上記目的を達成したもので
ある。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、インクカ
ートリッジCに対してインクの補充を行うインク補充装
置であって、複数種類のインクカートリッジC([C
a,Cb,Cd]とCc)をそれぞれ個別に収納固定し
得る複数個のカートリッジ固定部12(12a,12
b)と、インクカートリッジCにインクの注入孔C3を
開口させる開口具2(2a,2b)、又は補充用インク
が収容された注入具3(3a)が取り付けられる取付部
13(13a〜13d)とを備えていることを特徴とす
るインク補充装置1(1a)を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインク補充装置の
一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本
実施形態のインク補充装置の外観を示す斜視図(インク
カートリッジ収納閉蓋時)、図2は本実施形態のインク
補充装置の外観を示す斜視図(インクカートリッジ非収
納開蓋時)、図3は本実施形態のインク補充装置におけ
る開口具の外観を示す斜視図、図5は本実施形態のイン
ク補充装置における注入具の外観を示す斜視図である。
【0008】本実施形態のインク補充装置1aは、図
8,図15,図20及び図24に示されるような複数種
類のインクカートリッジCにインクを補充するのに好適
に用いられるもので、図1及び図2に示されるように、
インクカートリッジC(Ca〜Cd)に対してインクの
補充を行うインク補充装置であって、複数種類のインク
カートリッジC(Ca,Cb,Cd)を選択的に収納固
定し得る形態に形成されたカートリッジ固定部12(1
2a)と、インクカートリッジCにインクの注入孔C3
を開口させる開口具2(2a,2b)、又は補充用イン
クが収容された注入具3(3a)が取り付けられる取付
部13(13a〜13d)とを備えている。
【0009】また、本実施形態のインク補充装置1aに
おいては、複数種類のインクカートリッジCa,Cb,
Cdを選択的に収納固定し得る上記カートリッジ固定部
12aのほかに、他の種類のインクカートリッジCcを
収納固定し得るカートリッジ固定部12bも備えてい
る。以下に、本実施形態のインク補充装置1aを更に詳
しく説明する。
【0010】本実施形態のインク補充装置1aは、図
1,図3及び図5に示されるような上記開口具2a,2
b及び上記注入具3aと共に用いられて、上述したよう
な複数のインクカートリッジCに対してインクの補充を
行うもので、本体部10と蓋部11とからなっている。
上記本体部10は、図1及び図2に示されるように、そ
の中央に上方が開口された上記カートリッジ固定部12
aが形成されており、該カートリッジ固定部12aは、
図8,図15及び図24に示されるインクカートリッジ
Ca,Cb,Cdを選択的に収納固定し得る形態に形成
されている。また、上記カートリッジ固定部12aに隣
接して、別のカートリッジ固定部12bが形成されてお
り、該カートリッジ固定部12bは、図20に示される
インクカートリッジCcを収納固定し得る形態に形成さ
れている。
【0011】上記本体部10の正面側上端付近には、3
つの上記取付部13d,13d,13dが横に並べられ
て形成されている。上記取付部13d・・は、円形凹部
として上記カートリッジ固定部12aの凹設方向に対し
て角度を持ってそれぞれ形成され、上記開口具2b及び
上記注入具3aが取り付けられたときに、それらを係止
するための係止爪131d・・をそれぞれ有し、貫通孔
132d・・(図26参照)を介してそれぞれ該カート
リッジ固定部12aと連通されている。上記カートリッ
ジ固定部12aの底部には、図9に示されるように、そ
の正面側に吸収体15が取り付けられると共に、その背
面側にシールパッド16が取り付けられている。上記シ
ールパッド16は、スポンジ等の弾性体160の上面に
防水用シート161が貼着されたものである。
【0012】上記蓋部11は、図2及び図9に示される
ように、上記本体部10の背面側下端に結合部111を
介して開閉自在に結合されており、閉蓋時に上記カート
リッジ固定部12a,12bの上方を被覆するようにな
してある。上記蓋部11の上面には、上記カートリッジ
固定部12a,12bに収納固定されたインクカートリ
ッジCa,Cb,Ccのインクの注入孔C3が開口され
る位置に対応して、円筒状の上記取付部13a,13
b,13cがそれぞれ形成されている。上記取付部13
a上端には、上記開口具2aの押込量を調節する切欠部
130a,130aが形成され、上記取付部13bの上
端には、上記取付部13d・・と同様な係止爪131b
が形成されている。上記取付部13aはスリ鉢状の傾斜
面133a及び貫通孔132aを介して、また、上記取
付部13b,13cはそれぞれ貫通孔132b,132
cを介して、上記蓋部11閉蓋時における上記カートリ
ッジ固定部12a,12b上方空間とそれぞれ連通され
ている。上記蓋部11には、その上面と上記結合部11
1との連結部の内面側に、インク吸収体14が取り付け
られており、該インク吸収体14は、印字ヘッド部吸収
体140と内圧調整孔部吸収体141とから構成されて
いる。
【0013】尚、図2中、上記本体部10に形成された
一対の嵌合凹部100,100と、上記蓋部11に形成
された一対の嵌合凸部110,110とは、該蓋部11
の閉蓋時に、該本体部10と該蓋部11とを互いに嵌合
させて上記カートリッジ固定部12に収納されたインク
カートリッジCを確実に固定し得るようにするものであ
る。
【0014】次に、本実施形態における上記インク補充
装置1aと共に用いられる上記開口具2a,2b及び上
記注入具3aについて説明する。本実施形態の上記イン
ク補充装置1aと共に用いられる上記開口具2として
は、図8に示されるインクカートリッジCaにインクの
注入孔C3を開口させるための上記開口具2a(図1参
照)と、図15,図20及び図24に示されるインクカ
ートリッジCb〜Cdにインクの注入孔C3を開口させ
るための上記開口具2b(図3及び図4参照)との2種
類がある。
【0015】上記開口具2aは、インクカートリッジC
aのようにカートリッジ本体に注入孔C3が形成され且
つ該注入孔C3に嵌合栓C3’が嵌合されているような
インクカートリッジにおいて、既に形成されている該注
入孔C3を利用してインクの補充を行うような場合に用
いられるものである。上記開口具2aは、図1に示され
るように、上記取付部13aの内径よりやや小さい外径
を有する円柱状部分の上部に円盤状部分が結合され、下
部に上記貫通孔132aから挿入される突起20aが突
設された形態を有している。また、この円盤状部分の下
面には、上記取付部13aの一対の上記切欠部130
a,130aと協働して該開口具2aの押込量を調節す
る一対の凸部21a,21aが形成されている。上記円
盤状部分の上面には矢印が記され、該矢印と上記蓋部1
1上面の記号(図14参照)とにより、上述の上記切欠
部130a,130aと上記凸部21a,21aとの位
置合わせがなされるようになしてある。
【0016】上記開口具2bは、インクカートリッジC
b〜Cdのようにインクを補充する際に利用できる注入
孔がなく、新たに注入孔C3を開口させなくてはならな
いインクカートリッジに対して用いられるものである。
(但し、インクカートリッジCcにおけるC5は、機能
上、注入孔として用いることもできる。)上記開口具2
bは、図3及び図4に示されるように、ドリル20b,
本体21b及びスライド部材22bとから構成されてい
る。上記本体21bは、上記ドリル20bをインクカー
トリッジCに螺入させる際に回転させるつまみ210b
と、手などを上記ドリル20bから保護するための上記
スライド部材22bがスライドする軸部211bと、上
記ドリル20bが埋設され且つ上記スライド部材22b
のスライド終端を規制する役割を持つ先端部212bと
から構成されている。上記スライド部材22bには一対
の爪部220b,220bが形成されており、該スライ
ド部材22bは、上記ドリル20b側から上記本体21
bに嵌挿されると一対の該爪部220b,220bが撓
んで上記先端部212bを乗り越え、上記軸部211b
にスライド自在に取り付けられる。また、上記先端部2
12bは、上記取付部13b,13c,13dの内部に
嵌まるような形態に形成されている。
【0017】上記注入具3aは、図5に示されるよう
に、ノズル部材30,中間部材31及び容器部材32と
から構成されている。上記ノズル部材30は、図6に示
されるように、その先端にノズル300が形成され、該
ノズル300に連設して被取付部301が形成され、該
被取付部301下方に一対の取手部302,302が側
方両側に向けて突設され、一対の該取手部302,30
2の更に下方に上記中間部材31との取付部である取付
外環部303と取付内環部304とが形成されている。
そして、上記ノズル300先端から上記取付内環部30
4内側まで、流路305が形成されている。上記被取付
部301は、上記開口具2bの上記先端部212bとほ
ぼ同様な形態を有しており、該被取付部301により上
記注入具3aが上記取付部13a,13b,13c,1
3dに取り付けられるようになしてある。上記取付外環
部303内面下端及び上記取付内環部304外面下端に
はそれぞれ凸条303a及び凸条304aが形成されて
おり、該凸条303a及び該凸条304aは、該中間部
材31の嵌挿環部312(図7参照)が上記取付外環部
303及び上記取付内環部304間から抜けないように
している。また、図6(b) は、図6(a) におけるA−A
線断面図である。
【0018】上記中間部材31は、図7に示されるよう
に、上記ノズル部材30の上記取付外環部303及び上
記取付内環部304間に嵌挿される上記嵌挿環部312
を有し、該嵌挿環部312の中心に封止棒311が立設
されている。上記封止棒311の最下端から該封止棒3
11の突設方向に対して垂直に3方向に向けて結合部3
10,310,310が形成されており、該結合部31
0,310,310により該封止棒311が上記嵌挿環
部312に結合されている。上記結合部310,31
0,310間に存在する空間を介して、上記容器部材3
2から上記ノズル部材30へインクが流れるようになし
てある。上記嵌挿環部312の側方には該嵌挿環部31
2よりやや大きい直径を有する取付環部314が形成さ
れており、該取付環部314が上記容器部材32の上端
(図示せず)と嵌合又は螺合されて上記中間部材31と
上記容器部材32とが結合されるようになしてある。ま
た、上記嵌挿環部312の下端には液漏れ防止環部31
3が形成されており、上記中間部材31と上記容器部材
32とが結合されたときに、該液漏れ防止環部313が
上記容器部材32の開口部上端(図示せず)に密接して
該結合部からのインクの漏れを防止し得るようになして
ある。尚、図7の断面図における断面と図6(a) の断面
図における断面とは、上記流路305を軸にして直交す
る位置にある。
【0019】上記容器部材32は、透明あるいは半透明
とされて該容器部材32に収容されているインクの量が
一目で分かるようになしてあり、その外表面に収容され
ているインクの量を計りとるための目盛り(図示せず)
が設けられていることが望ましい。また、上記容器部材
32は、弾性変形してスクイズ(容器に外圧を加えて容
器内部の液体をノズルから吐出させること)し得るよう
になしてあり、その断面形状が楕円形とされている。断
面形状が楕円形とされているため、楕円形の扁平な側面
をその両側から把持し易く、また、上記スクイズ時に圧
力が加わる面積が広くなりスクイズし易いという利点が
ある。
【0020】上記注入具3aの使用形態を簡単に説明す
ると、上記ノズル部材30と上記中間部材31とは、通
常図7(a) に示されるように、上記嵌挿環部312が上
記取付外環部303及び上記取付内環部304間の一番
奥まで嵌挿された状態とされており、上記封止棒311
により上記流路305が封止されている。上記注入具3
aの使用時には、図7(a) に示される状態から、図7
(a) 中矢印で示す方向に上記中間部材31及び該中間部
材31に結合された上記容器部材32が引かれ、図7
(b) に示されるような状態に該中間部材31がスライド
される。このとき、上記ノズル部材30は下方に押さえ
つけられ、上記中間部材31及び上記容器部材32が引
かれるが、該ノズル部材30の下方への押しつけは、一
対の上記取手部302,302を用いて行われる。一対
の上記取手部302,302の形態は、上記スライド方
向に対して垂直に延設されており、上記ノズル部材30
の下方への押しつけを行い易い。上記中間部材31がス
ライドされると、上記封止棒311による上記流路30
5の封止が解除され、上記容器部材32内のインクが該
流路305を介して上記ノズル300から注入される。
【0021】本実施形態における上記インク補充装置1
a、並びに該インク補充装置1aと共に用いられる上記
開口具2a,2b及び上記注入具3aは、上述のように
構成されている。次に、上記インク補充装置1a、上記
開口具2a,2b及び上記注入具3aを用いてインクカ
ートリッジC(Ca〜Cd)にインクを補充する手順を
簡単に説明する。
【0022】まず、図8に示されるインクカートリッジ
Caに対してインクの補充を行う場合について説明す
る。インクカートリッジCaの上部には製造時にインク
を注入した注入孔C3が形成されており、該注入孔C3
には嵌合栓C3’が嵌合されている。インクカートリッ
ジC3にインクを補充する際にはこの注入孔C3を利用
して行う。また、インクカートリッジCaの底面には、
印字ヘッドC1及びインクカートリッジCa内の圧力を
調整するための内圧調整孔C2が配設されている。
【0023】図9に示されるように、インクカートリッ
ジCaを上記インク補充装置1aの上記カートリッジ固
定部12a内に載置する。インクカートリッジCaを載
置する方向が正規の方向でない場合は、確実に固定され
なかったり上記蓋部11が閉蓋できないようにされてい
る。上記カートリッジ固定部12aにインクカーリッジ
Caが載置されると、図10に示されるように、上記蓋
部11が閉蓋される。このとき、インクカートリッジC
aの印字ヘッドC1は、上記吸収体15に接するように
なされ、該印字ヘッドC1の微小孔から漏れたインクを
吸収し得るようになしてある。上記シールパッド16の
上記弾性体160がインクカートリッジCaの底面によ
り下方に押され弾性変形される。上記弾性体160の弾
性復元力により、インクカートリッジCaは上記本体部
10と上記蓋部11との間で確実に固定される。また、
上記弾性体160の弾性復元力により、上記シールパッ
ド16の上記防水用シート161が内圧調整孔C2に密
着されて該内圧調整孔C2の気密性を高め、該内圧調整
孔C2からのインク漏れを抑止し得るようになしてあ
る。上記吸収体15及び上記シールパッド16によりイ
ンクの補充中におけるインク漏れを吸収・防止すること
により周囲の汚損を抑止している。
【0024】上記インク補充装置1aの上記蓋部11に
形成された上記取付部13aは、予め注入孔C3の位置
にくるように形成されており、該取付部13aに上述し
た上記開口具2aを押し込む。このとき、一対の上記切
欠部130a,130aの位置と一対の上記凸部21
a,21aの位置とが位置合わせされ、上記突起20a
により注入孔C3に嵌合された嵌合栓C3’がインクカ
ートリッジCa内に押し込まれる。嵌合栓C3’はイン
クカートリッジCa内に残ったままとなるが使用上差し
支えない。
【0025】上記取付部13aに上記注入具3aの上記
被取付部301を取り付ける。上記被取付部301が、
上記取付部13a内部の形態に合った形状を有している
ため、上記注入具3aを容易に固定することができる。
上記ノズル300は、上記貫通孔132aを介して注入
孔C3からインクカートリッジCa内に挿入される。こ
の状態から、図11に示されるように、一対の上記取手
部302,302を下方に押さえつけながら、上記中間
部材31及び上記容器部材302を上方に引き上げる。
このようにすることで上記流路305が開栓され、図7
に示したように上記注入具3aからのインクの補充が可
能になり、上記容器部材32をスクイズしてインクをイ
ンクカートリッジCa内に注入する。インクの補充後
は、上記中間部材31及び上記容器部材302を下方に
押しつけて上記流路305を封止し、上記注入具3aか
らのインクの補充が行えない状態としてから上記取付部
13aから取り外す。インクの注入直前まで、上記注入
具3aはインクを注入できないような密栓状態であるた
め、該注入具3aを逆さにしただけでインクが上記ノズ
ル300から滴下してしまうようなことがなく、周囲を
汚損することがない。また、インクの補充が済んだら直
ちに封止することができるため、インクを乾燥させてし
まうことがない。
【0026】上記注入具3aの取り外し後、図12に示
されるように、新しい嵌合栓C3’を上記取付部13a
に落とし込む。落とし込まれた嵌合栓C3’は、上記傾
斜面133aにより案内されて上記貫通孔132aを介
して注入孔C3上に位置される。上記取付部13aに上
記開口具2aを押し込む。このとき、一対の上記切欠部
130a,130aに一対の上記凸部21a,21aが
入り込まないように両者が位置合わせされて上記突起2
0aの押し込み量が調節され、該突起20aにより嵌合
栓C3’が注入孔C3に嵌合される。なお、一対の上記
切欠部130a,130aと一対の上記凸部21a,2
1aとの位置合わせは、図14に示されるように、上記
蓋部11と上記開口具2aとの上面に記された記号によ
り行われ、図14(a) の状態の時、一対の上記切欠部1
30a,130aの位置と一対の上記凸部21a,21
aの位置とが一致しないようになしてあり、図14(b)
の状態の時、一対の上記切欠部130a,130aの位
置と一対の上記凸部21a,21aの位置とが一致する
ようになしてある。
【0027】注入孔C3への嵌合栓C3’の嵌合が終了
したら、図13に示されるように、上記蓋部11を開蓋
させ、インクカートリッジCaを該蓋部11の内側に取
り付けられた上記インク吸収体14上に載置する。イン
クの補充に伴いインクカートリッジCa内の底面にイン
ク自重による圧力上昇が発生するため、内圧調整孔C2
及び印字ヘッドC1の微小孔からインクが漏れることが
ある。このため、上記インク吸収体14の印字ヘッド部
吸収体140により印字ヘッドC1の微小孔から漏れ出
たインクを吸収すると共に、該インク吸収体14の内圧
調整孔部吸収体141に内圧調整孔C2を接触させるこ
とにより強制的にインクを吸収しインクカートリッジC
a内を短時間で減圧させ、内圧調整孔C2及び印字ヘッ
ドC1よりインク漏れを停止させる。このようにして、
インクの漏れによる周囲の汚損を防止し得るようになし
てある。
【0028】次に、図15に示されるインクカートリッ
ジCbに対してインクの補充を行う場合について説明す
る。インクカートリッジCbは、内部に黒インクを収容
しており、その残量が見えないような容器が用いられて
いる。インクカートリッジCbの底面には、印字ヘッド
C1が配設されている。インクカートリッジCb内に
は、インクを保持しておくためのスポンジが充填されて
いる。
【0029】図16に示されるように、インクカートリ
ッジCbを上記インク補充装置1aの上記カートリッジ
固定部12a内に載置する。インクカートリッジCbを
載置する方向が正規の方向でない場合は、インクカート
リッジCb側面に形成された凸条C4が上記カートリッ
ジ固定部12a内側面の凸条120aと干渉する等して
確実に固定されなかったり上記蓋部11が閉蓋できない
ようにされている。インクカートリッジCbの上下方向
の位置決めは、上記カートリッジ固定部12a内に形成
された段差121aと印字ヘッドC1周辺とが当接する
ことにより行われる。上記カートリッジ固定部12aに
インクカーリッジCbが載置されると、図17に示され
るように、上記蓋部11が閉蓋される。
【0030】上記インク補充装置1aの上記蓋部11に
形成された上記取付部13bは、注入孔C3を開口すべ
き位置にくるように形成されており、該取付部13bに
上記開口具2bの上記スライド部材22bの先端を当接
させる。上記開口具2bは、通常図4に示されるような
上記ドリル20bが上記スライド部材22bにより保護
されている状態とされているが、上記取付部13bと該
スライド部材22bとの当接により徐々に該スライド部
材22bがスライドされて、上記ドリル20bが上記貫
通孔132bを介してインクカートリッジCb上面の注
入孔C3の開口される位置に達する。上記ドリル20b
が注入孔C3の開口される位置に達したら、上記つまみ
部210bを回して上記ドリル20bにより注入孔C3
を開口させる。上記ドリル20bの螺入に伴い、上記開
口具2はその上記先端部212bが上記取付部13bに
よりガイドされながら徐々に下がり、上記先端部212
bが上記取付部13b内に完全に収納されたときに上記
開口具2bによる注入孔C3の開口が終了される。上記
ドリル20bが注入孔C3の開口作業の最中において露
出されることがないので、手などを怪我するおそれがな
い。また、上記開口具2bは、その上記先端部212b
が上記取付部13bにガイドされ、その螺入の終端が該
取付部により規制されているため、上記ドリル20bに
より上記インク補充装置1a自体を削ってしまうおそれ
がなく、上記ドリル20bを螺入させ過ぎてしまうおそ
れもない。注入孔C3の開口が終了したら上記開口具2
bを外し、上記スライド部材22bにより上記ドリル2
0bを再び露出させないようにしておく。
【0031】図18に示されるように、上記取付部13
bに上記注入具3aの上記被取付部301を取り付け、
インクカートリッジCaの時と全く同様にインクの補充
を行う。このとき、インクカートリッジCaへのインク
の補充時と同様に、インクの上記ノズル300からの滴
下を防止して周囲の汚損を防止し、インクの乾燥を防止
し得ることは言うまでもない。ただし、上記取付部13
bには、上記係止爪131bが形成されており、上記被
取付部301を該係止爪131bにより係止して、イン
クの注入の際にインクカートリッジCb内のスポンジに
より上記注入具3aが押し戻されるのを抑止している。
尚、スポンジによる上記注入具3aの押し戻しは、該ス
ポンジがインクを吸収して膨張するにつれて顕著とな
る。また、インクカートリッジCbは、収容されている
インクが目視し得ないため、上記注入具3aの上記容器
部材32の目盛りを利用して注入する。
【0032】上記注入具3aの取り外し後、注入孔C3
にシールを貼る等して該注入孔C3を封止し、図19に
示されるように、上記蓋部11を開蓋させ、インクカー
トリッジCbを該蓋部11の内側に取り付けられた上記
印字ヘッド部吸収体140上に載置する。上記印字ヘッ
ド部吸収体140により印字ヘッドC1の微小孔から漏
れ出たインクを吸収し、インクの漏れによる周囲の汚損
を防止し得るようになしてある。
【0033】次に、図20に示されるインクカートリッ
ジCcに対してインクの補充を行う場合について説明す
る。インクカートリッジCcは、内部にインクを収容し
ており、その残量が見えるような半透明の容器が用いら
れている。インクカートリッジCcの側面部には製造時
にインクを注入した注入孔C5が形成され、該注入孔C
5に嵌合栓C5’が嵌合されているが、本実施形態の上
記インク補充装置1aによっては、インクを補充する際
にこの注入孔C5は利用しない。また、インクカートリ
ッジCcの底面には、プリンターへインクを供給するた
めのインク供給孔C1’が形成されており、該インク供
給孔C1’側の半分にのみスポンジが充填されてインク
が漏れ出ないようになしてある。
【0034】図21に示されるように、インクカートリ
ッジCcを上記インク補充装置1aの上記カートリッジ
固定部12b内に載置する。インクカートリッジCcの
上下方向の位置決めは、上記カートリッジ固定部12b
内に形成された一対の段差120b,120bとインク
カートリッジCc底面とが当接することにより行われ
る。上記カートリッジ固定部12bにインクカーリッジ
Ccが載置されると、図22に示されるように、上記蓋
部11が閉蓋される。
【0035】図22に示されるように、上記取付部13
c及び上記開口具2bを用いて、インクカートリッジC
bの時と全く同様に注入孔C3を開口させる。このと
き、インクカートリッジCbへ注入孔C3の開口と同様
に、上記インク補充装置1a自体を削るおそれがなく、
上記ドリル20bを螺入させ過ぎることがなく、該ドリ
ル20bにより手を怪我するおそれがないということは
言うまでもない。
【0036】図23に示されるように、上記取付部13
cに上記注入具3aの上記被取付部301を取り付け、
インクカートリッジCaの時と全く同様にインクの補充
を行う。このとき、インクカートリッジCaへのインク
の補充時と同様に、インクの上記ノズル300からの滴
下を防止して周囲の汚損を防止し、インクの乾燥を防止
し得ることは言うまでもない。上記取付部13cには上
記取付部13bのような係止爪が形成されていないが、
インクカートリッジCc内の注入孔C3側にはスポンジ
が充填されていないので、インクの注入に伴って上記注
入具3aが押し戻されることはない。上記注入具3aの
取り外し後、注入孔C3にシールを貼る等して該注入孔
C3を封止し、上記蓋部11を開蓋させてインクカート
リッジCcを取り出す。
【0037】次に、図24に示されるインクカートリッ
ジCdに対してインクの補充を行う場合について説明す
る。インクカートリッジCdは、内部が3つに分割さ
れ、それぞれに赤(マゼンタ)インク,青(シアン)イ
ンク,黄(イエロー)インクを収容しており、その残量
が見えないような容器が用いられている。また、インク
カートリッジCdの底面には、印字ヘッドC1が配設さ
れている。インクカートリッジCd内には、インクを保
持しておくためのスポンジが充填されている。
【0038】図25に示されるように、インクカートリ
ッジCdを上記インク補充装置1aの上記カートリッジ
固定部12a内に載置する。インクカートリッジCdを
載置する方向が正規の方向でない場合は、印字ヘッドC
1周辺が上記段差121aと干渉する等して確実に固定
されなかったり上記蓋部11が閉蓋できないようにされ
ている。上記カートリッジ固定部12aにインクカーリ
ッジCdが載置されると、図26に示されるように上記
蓋部11が閉蓋される。このとき、インクカートリッジ
Caの時と同様に、上記シールパッド16の弾性復元力
により、インクカートリッジCdは上記本体部10と上
記蓋部11との間で確実に固定される。
【0039】上記取付部13d,13d,13d及び上
記開口具2bを用いて、インクカートリッジCbの時と
全く同様に注入孔C3,C3,C3を開口させる。注入
孔C3,C3,C3は、各インク色に対し1つずつ開口
される。このとき、インクカートリッジCbの時と同様
に、上記インク補充装置1a自体を削るおそれがなく、
上記ドリル20bを螺入させ過ぎることがなく、該ドリ
ル20bにより手を怪我するおそれがないということは
言うまでもない。
【0040】図27に示されるように、上記取付部13
dに上記注入具3aの上記被取付部301を取り付け、
インクカートリッジCbの時と全く同様に各インク色ご
とにインクの補充を行う。このとき、インクカートリッ
ジCbへのインクの補充時と同様に、インクの上記ノズ
ル300からの滴下を防止して周囲の汚損を防止し、イ
ンクの乾燥を防止し得ることは言うまでもない。また、
上記取付部13d,13d,13dは、上記取付部13
bにおける上記係止爪131bと同様な係止爪131
d,131d,131dをそれぞれ有しており、インク
カートリッジCd内部のスポンジによる上記注入具3a
の押し戻しに対抗し得ることも言うまでもない。また、
インクカートリッジCdは、収容されているインクが目
視し得ないため、上記注入具3aの上記容器部材32の
目盛りを利用して注入する。
【0041】上記注入具3aの取り外し後、注入孔C
3,C3,C3にシールを貼る等して該注入孔C3,C
3,C3を封止し、図28に示されるように、上記本体
部10上に載置し、印字ヘッドC1の微小孔からインク
が漏れている場合は、該インクをふき取る。
【0042】本実施形態のインク補充装置1aは上述の
如く構成されており、本実施形態のインク補充装置1a
によれば、インクカートリッジC(Ca〜Cd)に対し
てインクの補充を行うインク補充装置であって、複数種
類のインクカートリッジC(Ca,Cb,Cd)を選択
的に収納固定し得る形態に形成されたカートリッジ固定
部12aと、インクカートリッジCにインクの注入孔C
3を開口させる開口具2a,2b、又は補充用インクが
収容された注入具3aが取り付けられる取付部13a〜
13dとを備えているため、複数種類のインクカートリ
ッジCに対応して、該インクカートリッジCにインクの
注入孔C3を容易且つ安全に開口することができ、イン
クカートリッジCに対するインクの補充を簡便に行うこ
とができる。
【0043】本実施形態の上記インク補充装置1aは、
複数種類のインクカートリッジCa,Cb,Cdを収納
し得る上記カートリッジ固定部12aを有している点で
請求項1に記載の発明の実施形態であると共に、インク
カートリッジCa,Cb,Cdを収納固定し得る上記カ
ートリッジ固定部12aとインクカートリッジCcを収
納固定し得る上記カートリッジ固定部12bとの2つの
カートリッジ固定部12a,12bを有している点で請
求項2に記載の発明の実施形態でもあり、2つの該カー
トリッジ固定部12a,12bと、上記取付部13a〜
13dとを備えているため、複数種類のインクカートリ
ッジCに対応して、該インクカートリッジCにインクの
注入孔C3を容易且つ安全に開口することができ、イン
クカートリッジCに対するインクの補充を簡便に行うこ
とができる。
【0044】尚、図9〜13,図19は取付部13aの
中心における断面図、図17,18は取付部13bの中
心における断面図、図21〜23は取付部13cの中心
における断面図、図26〜28は取付部13d,13
d,13dのうち中央の取付部13dの中心における断
面図である。
【0045】次に、本発明のインク補充装置の他の実施
形態について図面を参照して説明する。図29は本実施
形態のインク補充装置の外観を示す斜視図(インクカー
トリッジ収納閉蓋時)、図30は本実施形態のインク補
充装置の外観を示す斜視図(インクカートリッジ非収納
開蓋時)、図31は本実施形態のインク補充装置におけ
る開口具の外観を示す斜視図、図32は本実施形態のイ
ンク補充装置における注入具の外観を示す斜視図であ
る。
【0046】本実施形態のインク補充装置1bは、図1
5,図37,図42及び図44に示されるような複数種
類のインクカートリッジCにインクを補充するのに好適
に用いられるもので、図29及び図30に示されるよう
に、インクカートリッジC(Cb,Ce〜Cg)に対し
てインクの補充を行うインク補充装置であって、複数種
類のインクカートリッジC(Cb,Ce〜Cg)を選択
的に収納固定し得る形態に形成されたカートリッジ固定
部12(12c)と、インクカートリッジCにインクの
注入孔C3を開口させる開口具2(2c)、又は補充用
インクが収容された注入具3(3b)が取り付けられる
取付部13(13e)とを備えている。
【0047】本実施形態のインク補充装置1bを更に詳
しく説明する。本実施形態のインク補充装置1bは、図
31及び図32に示されるような上記開口具2c及び上
記開口具3bと共に用いられて、上述したような複数の
インクカートリッジCに対してインクの補充を行うもの
で、本体部10と蓋部11とからなっている。
【0048】上記本体部10は、図29及び図30に示
されるように、その中央部に上記カートリッジ固定部1
2cが形成されており、該カートリッジ固定部12c
は、図15、図37、図42及び図44に示されるイン
クカートリッジCb,Ce〜Cgを選択的に収納し得る
ように形成されている。上記カートリッジ固定部12c
に収納された各インクカートリッジCb,Ce〜Cgの
位置決めを行うために、該カートリッジ固定部12cの
内面に凸条120c,122c,123c,124c,
126cがそれぞれ上下方向に形成され、該カートリッ
ジ固定部12cの前壁及び側壁に凹部121c,125
cがそれぞれ切り欠かれている。
【0049】上記蓋部11は、図29及び図30に示さ
れるように、上記本体部10の側面前方に結合部111
を介して開閉自在に結合されており、閉蓋時に上記カー
トリッジ固定部12cの前部上方を被覆するようになし
てある。上記蓋部11の上面には、上記カートリッジ固
定部12cに固定されたインクカートリッジCb,Ce
〜Cgのインク注入孔C3が開口される位置に対応し
て、円筒状の上記取付部13eが形成されている。上記
取付部13eは、貫通孔132e(図38参照)を介し
て、上記蓋部11閉蓋時における上記カートリッジ固定
部12cと連通されている。
【0050】尚、図29及び図30中、上記本体部10
の外面に形成された一対の嵌合凸部100’,100’
と、上記蓋部11の内面に形成された一対の嵌合凹部1
10’,110’とは、該蓋部11の閉蓋時に、該本体
部10と該蓋部11とを互いに嵌合させて上記カートリ
ッジ固定部12に収納されたインクカートリッジCを確
実に固定し得るようにするものである。次に、本実施形
態の上記インク補充装置1bと共に用いられる上記開口
具2c及び上記注入具3bについて説明する。
【0051】上記開口具2cは、図31に示されるよう
に、インクカートリッジCに注入孔C3を開口するドリ
ル20cと、該ドリル20cの端部に設けられた把持部
21cと、上記ドリル20cにスライド自在に装着され
た案内保護筒22cとからなる。上記開口具2cは、ほ
ぼ円柱状の上記把持部21cに、上記ドリル20cの端
部が埋設されており、該ドリル20cにスライド自在に
上記案内保護筒22cが嵌挿されている。上記ドリル2
0cの長さは、上記カートリッジ固定部12cに収納さ
れたインクカートリッジCに注入孔C3を開口できる長
さとされている。
【0052】上記案内保護筒22cは、その中央に形成
された孔の内径が上記ドリル20cの外径よりやや小さ
く形成されており、該ドリル20cに嵌挿されたときに
容易には外れず且つスライド可能となるようにされてい
る。上記案内保護筒22cは、図31(b) に示されるよ
うに、上記ドリル20cと分離可能であるが、図31
(a) に示されるように、通常は上記ドリル20c先端に
嵌挿されており、該ドリル20cの先端により手などを
怪我してしまうようなことがないように該先端を被覆し
ている。
【0053】上記注入具3bは、上述した図5に示され
た上記注入具3aとほぼ同一の構成を有しており、該注
入具3aと同様の構成には同一の符号を付してその詳し
い説明を省略し、以下には、該注入具3aと異なる部分
について特に説明する。
【0054】本実施形態における上記注入具3bは、図
32〜図35に示されるように、取付外環部303の外
周面の基端部側の一部に突部303bが形成されると共
に、嵌挿環部312の外方に突設壁315bが形成さ
れ、該突設壁315bには、上記流路305の封止時に
上記突部303bが嵌入される切欠部316bが設けら
れている。また、本実施形態における上記注入具3b
は、その容器部材32の底部に、該容器部材32内部の
内圧を上昇させる蛇腹状の注入機構320bが形成され
ている。
【0055】上記突部303b,303bは、上記取付
外環部303の外周面上の2カ所に、が形成されてい
る。上記突部303b,303bは、上記ノズル部材3
0の中心に対して対称に形成されているが、少なくとも
1つ形成されていれば良く、3つ以上形成されても良
く、該突部303bが複数個形成される場合は、それら
の間が等間隔となるように形成されることが望ましい。
また、上記挿環部312の外方には、上記取付外環部3
03の外径とほぼ等しい内径を有する環状の上記突設壁
315bが形成されており、該突設壁315bの上記突
部303b,303bに対応する位置には上記切欠部3
16b,316bがそれぞれ形成されている。
【0056】次に、上記インク補充装置1b、上記開口
具2c及び上記注入具3bを用いてインクカートリッジ
C(Cb,Ce〜Cg)にインクを補充する手順を簡単
に説明する。
【0057】まず、図37に示されるインクカートリッ
ジCeに対してインクの補充を行う場合について説明す
る。インクカートリッジCeは、内部に黒インクを収容
しており、その残量が見えないような容器が用いられて
いる。インクカートリッジCeの底面には、プリンター
へインクを供給するためのインク供給孔C1’が形成さ
れている。インクカートリッジCe内には、インクを保
持しておくためのスポンジSが充填されている。インク
カートリッジCeへのインクの補充に先立って、補充中
のインク漏れを防止するためにインク供給孔C1’にシ
ール等を貼っておく。
【0058】図29及び図38に示されるように、イン
クカートリッジCeを上記インク補充装置1bの上記カ
ートリッジ固定部12c内に載置する。インクカートリ
ッジCeを載置する方向が正規の方向でない場合は、イ
ンクカートリッジCe側面に形成された突起C6,C6
及びC7,C7が上記カートリッジ固定部12c内側面
の上記凸条120c,122c,123c,124c,
126cと干渉する等して確実に固定されなかったり上
記蓋部11が閉蓋できないようにされている。
【0059】インクカートリッジCeの上下方向の位置
決めは、上記凸条120c上端の段差と突起C6とが当
接し、且つ上記凹部121cと突起C7とが当接するこ
とにより行われる。また、インクカートリッジCe横方
向の位置決めは、上記凸条120c上端の段差及び該凸
条120c両側の凸条と突起C6とが当接し、且つ一対
の上記凸条122c,122cの内側とインクカートリ
ッジCeの表面に形成された一対の凸条C8,C8の外
側とが当接することにより行われる。上記カートリッジ
固定部12cにインクカーリッジCeが載置されると、
上記蓋部11が閉蓋される。
【0060】インクカートリッジCeが上記カートリッ
ジ固定部12cに収納固定されると、図39に示される
ように、上記取付部13eに上記開口具2cの上記案内
保護筒22cが挿入され、上記ドリル20cの先端と上
記貫通孔132eとが位置合わせされる。上記案内保護
筒22cが、上記取付部13e内部の形状に合った形態
を有しているため、上記ドリル20c先端を上記カート
リッジCeに開口された注入孔C3に容易に位置合わせ
させることができる。この状態から、上記把持部21c
を下方に押しながら回転させると、インクカートリッジ
Ce上面の所定位置に、注入孔C3が開口される。その
まま上記開口具2cをインクカートリッジCe内部に押
し込み、図40に示されるように、上記ドリル20cを
インクカートリッジCe内部のスポンジSに突き刺す。
【0061】スポンジSの上記ドリル20cにより突き
刺された部分には、該ドリル20cにより穴が開けられ
て被インク注入部Saが形成される。このとき、上記案
内保護筒22cは、上記取付部13e内において上記ド
リル20cに沿ってスライドし、該ドリル20cを案内
している。上記ドリル20cによる注入孔C3の開口及
び被インク注入部Saの形成が終了したら、該ドリル2
0cを注入孔C3及び上記貫通孔132eから抜き取
り、ティッシュペーパー等で該ドリル20cに付着した
インクを拭き取った後に上記案内保護筒22cを該ドリ
ル20cの先端位置にスライドさせて戻しておく。こう
することによって、上記ドリル20cの先端により手な
どを怪我してしまうのを防止することができる。
【0062】次に、上記注入具3bの上記ノズル300
を、図41に示されるように、上記取付部13eに挿入
する。上記ノズル300の基端部301が、上記取付部
13e内部の形状に合った形態を有しているため、該ノ
ズル300の先端を上記カートリッジCeに開口された
注入孔C3に容易に挿入させることができる。上記ノズ
ル300は、上記貫通孔132eを介して注入孔C3か
らカートリッジCe内に挿入される。この時、上記注入
具3bは、図34(a) 及び図35(a) に示される状態に
あり、この状態から、一対の上記取手部302,302
を下方に押さえつけながら、上記中間部材31及び上記
容器部材32を上方に引き上げ、上記流路305を開放
して上記注入具3bからのインクの補充を可能にする。
一対の上記取手部302,302は上記スライド方向に
対して垂直に延設されており、上記ノズル部材30の下
方への押しつけを行い易くしている。
【0063】そして、上記ノズル部材30を上記中間部
材31に対して回転させ、図34(b) に示されるよう
に、上記突部303b,303bの位置と上記切欠部3
16b,316bの位置とをずらす。このようにするこ
とで、補充用インクの注入時に、上記中間部材31及び
上記容器部材32を下方に押す力が発生したとしても、
図34(c) 及び図35(b) に示されるように、上記突部
303b,303bの上面と上記突設壁315bの下面
とが当接して上記中間部材31及び上記容器部材32が
下方にスライドしてしまうのを規制し、上記流路305
が封止されてしまうのを防止することができる。
【0064】この後、上記容器部材32の底面に形成さ
れた上記注入機構320bを伸縮させて、該容器部材3
2内の補充用インクを上記流路305を介して上記カー
トリッジCe内に注入する。上記ノズル300は、図4
1に示されるように、上記ドリル20cにより形成され
た上記被インク注入部Sa内に挿入されており、該ノズ
ル300から吐出されたインクは該被インク注入部Sa
により吸収される。上記被インク注入部Saは、上記ド
リル20cにより表面が荒らされた凹部とされており、
吐出されたインクを吸収する面積が広くされた状態であ
るため、インクを素早く吸収することができ、インクが
溢れてしまうようなことがない。
【0065】上記カートリッジCeは、収容されている
インクが目視し得ないため、上記注入具3bの上記容器
部材32の目盛りを利用して注入するのが好ましい。イ
ンクの補充後は、上記ノズル部材30を回転させて上記
突部303b,303bの位置と上記切欠部316b,
316bの位置とを合わせ、上記中間部材31及び上記
容器部材32を下方に押しつけて上記流路305を封止
し、上記注入具3bからのインクの補充が行えない状態
としてから上記取付部13eから取り外す。上記注入具
3bの取り外し後、注入孔C3にシールを貼る等して該
注入孔C3を封止すると共に、インク供給孔C1’に貼
ったシールを外してプリンターにセットする。
【0066】次に、図42に示されるインクカートリッ
ジCfに対してインクの補充を行う場合について説明す
る。インクカートリッジCfの底面には、プリンターへ
インクを供給するためのインク供給孔C1’が形成され
ている。インクカートリッジCf内は2つに分割されて
おり、インク供給孔C1’側にインクを保持しておくた
めのスポンジが充填されている。インクカートリッジC
fへのインクの補充に先立って、補充中のインク漏れを
防止するためにインク供給孔C1’にシール等を貼って
おく。
【0067】図43に示されるように、インクカートリ
ッジCfを上記インク補充装置1bの上記カートリッジ
固定部12c内に載置する。インクカートリッジCfを
載置する方向が正規の方向でない場合は、インクカート
リッジCf上面に形成された鍔部C9,C9が上記カー
トリッジ固定部12c内側面の上記凸条123c,12
4c,126cと干渉する等して確実に固定されなかっ
たり上記蓋部11が閉蓋できないようにされている。
【0068】インクカートリッジCfの上下方向の位置
決めは、上記凸条122cの上端とインクカートリッジ
Cf上面の周囲張出し部とが当接し、且つ上記凸条12
3c上端と鍔部C9とが当接することにより行われる。
また、インクカートリッジCf横方向の位置決めは、上
記凸条120c下方、上記凸条124c及び上記凸条1
23c中央部とインクカートリッジCf側面とが当接す
ることにより行われる。上記カートリッジ固定部12c
にインクカーリッジCfが載置されると、上記蓋部11
が閉蓋され、その後は図37に示されたインクカートリ
ッジCeと全く同様にインクの補充がされる。但し、注
入孔C3側にはスポンジが充填されていないので被イン
ク注入部Saは形成されない。
【0069】次に、図44に示されるインクカートリッ
ジCgに対してインクの補充を行う場合について説明す
る。インクカートリッジCgの底面には、プリンターへ
インクを供給するためのインク供給孔C1’が形成され
ている。インクカートリッジCg内には、インクを保持
しておくためのスポンジが充填されている。インクカー
トリッジCgへのインクの補充に先立って、補充中のイ
ンク漏れを防止するためにインク供給孔C1’にシール
等を貼っておく。
【0070】図45に示されるように、インクカートリ
ッジCgを上記インク補充装置1bの上記カートリッジ
固定部12c内に載置する。インクカートリッジCgを
載置する方向が正規の方向でない場合は、インクカート
リッジCf側面に形成された突起C10が上記カートリ
ッジ固定部12cの上記凹部125cに入らないので上
記蓋部11が閉蓋できないようにされている。
【0071】インクカートリッジCgの上下方向の位置
決めは、上記凸条122c及び上記凸条126cの上端
とインクカートリッジCg上面の周囲張出し部とが当接
することにより行われる。また、インクカートリッジC
g横方向の位置決めは、上記凹部125cと突起C10
とが当接し、且つ上記凸条123c中央部とインクカー
トリッジCgの側面とが当接することにより行われる。
上記カートリッジ固定部12cにインクカーリッジCg
が載置されると、上記蓋部11が閉蓋され、その後は図
37に示されたインクカートリッジCeと全く同様にイ
ンクの補充がされる。
【0072】最後に、図15に示されるインクカートリ
ッジCbに対してインクの補充を行う場合について説明
する。図46に示されるように、インクカートリッジC
bを上記インク補充装置1bの上記カートリッジ固定部
12c内に載置する。インクカートリッジCbを載置す
る方向が正規の方向でない場合は、インクカートリッジ
Cbが上記カートリッジ固定部12cの上記凸条123
c,123cと干渉して上記蓋部11が閉蓋できないよ
うにされている。
【0073】インクカートリッジCbの上下方向の位置
決めは、該インクカートリッジCb下面と上記カートリ
ッジ固定部12c底面とが当接することにより行われ
る。また、インクカートリッジCb横方向の位置決め
は、上記凸条123c下端部とインクカートリッジCb
の側面C11,C12(図15参照)とが当接すること
により行われる。上記カートリッジ固定部12cにイン
クカーリッジCbが載置されると、上記蓋部11が閉蓋
され、その後は図37に示されたインクカートリッジC
eと全く同様にインクの補充がされる。
【0074】本実施形態のインク補充装置1bは上述の
如く構成されており、本実施形態のインク補充装置1b
によれば、インクカートリッジC(Cb,Ce〜Cg)
に対してインクの補充を行うインク補充装置であって、
複数種類のインクカートリッジC(Cb,Ce〜Cg)
を選択的に収納固定し得る形態に形成されたカートリッ
ジ固定部12cと、インクカートリッジCにインクの注
入孔C3を開口させる開口具2c、又は補充用インクが
収容された注入具3bが取り付けられる取付部13eと
を備えているため、複数種類のインクカートリッジCに
対応して、該インクカートリッジCにインクの注入孔C
3を容易且つ安全に開口することができ、インクカート
リッジCに対するインクの補充を簡便に行うことができ
る。本実施形態の上記インク補充装置1bは、複数種類
のインクカートリッジCb,Ce〜Cgを収納し得る上
記カートリッジ固定部12cを有している点で請求項1
に記載の発明の実施形態である。
【0075】本発明は上記実施形態(図1及び図29に
示される実施形態)に制限されるものではなく、例え
ば、上記開口具2及び上記注入具3は、上記インク補充
装置1と共に用いられる開口具及び注入具として好適に
使用し得るものであるが、必ずしも上記実施形態におけ
る上記開口具2及び上記注入具3のような形態を有して
いなくても良い。また、図1に示されるインク補充装置
1aに関して、請求項1に記載の発明に対する実施形態
として見れば、上記カートリッジ固定部12bを有して
いなくとも良いし、請求項2に記載の発明に対する実施
形態として見れば、上記カートリッジ固定部12aが1
種類のインクカートリッジしか収納固定し得ないもので
あっても良い。その他の点に関しても、本発明の趣旨を
逸脱しない限り、適宜変更可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明のインク補充装置によれば、複数
種類のインクカートリッジに対応して、インクカートリ
ッジにインクの注入孔を容易且つ安全に開口することが
でき、インクカートリッジに対するインクの補充を簡便
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインク補充装置の一実施形態の外観を
示す斜視図(インクカートリッジ収納閉蓋時)である。
【図2】本発明のインク補充装置の一実施形態の外観を
示す斜視図(インクカートリッジ非収納開蓋時)であ
る。
【図3】本発明のインク補充装置の一実施形態における
開口具の外観を示す斜視図である。
【図4】本発明のインク補充装置の一実施形態における
開口具の側面・断面図である。
【図5】本発明のインク補充装置の一実施形態における
注入具の外観を示す斜視図である。
【図6】本発明のインク補充装置の一実施形態における
注入具のノズル部材を示す断面図であり、(a) は縦断面
図、(b) は(a) におけるA−A線断面図である。
【図7】本発明のインク補充装置の一実施形態における
注入具の動作を示す断面説明図であり、(a) はインク非
補充状態、(b) はインク補充状態を示している。
【図8】本発明のインク補充装置の一実施形態によりイ
ンクの補充されるインクカートリッジ(Ca)の外観を
示す斜視図であり、(a) は上方より、(b) は下方より見
た図である。
【図9】本発明のインク補充装置の一実施形態によるイ
ンクカートリッジ(Ca)へのインク補充工程(第1工
程)を示す断面図である。
【図10】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Ca)へのインク補充工程(第2
工程)を示す断面図である。
【図11】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Ca)へのインク補充工程(第3
工程)を示す断面図である。
【図12】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Ca)へのインク補充工程(第4
工程)を示す断面図である。
【図13】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Ca)へのインク補充工程(第5
工程)を示す断面図である。
【図14】本発明のインク補充装置の一実施形態におけ
る蓋部上面と開口具(2a)を示す平面図である。
【図15】本発明のインク補充装置の一実施形態により
インクの補充されるインクカートリッジ(Cb)の外観
を示す斜視図であり、(a) は上方より、(b) は下方より
見た図である。
【図16】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cb)へのインク補充工程(第1
工程)を示す正面図である。
【図17】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cb)へのインク補充工程(第2
工程)を示す断面図である。
【図18】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cb)へのインク補充工程(第3
工程)を示す断面図である。
【図19】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cb)へのインク補充工程(第4
工程)を示す断面図である。
【図20】本発明のインク補充装置の一実施形態により
インクの補充されるインクカートリッジ(Cc)の外観
を示す斜視図であり、(a) は上方より、(b) は下方より
見た図である。
【図21】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cc)へのインク補充工程(第1
工程)を示す断面図である。
【図22】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cc)へのインク補充工程(第2
工程)を示す断面図である。
【図23】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cc)へのインク補充工程(第3
工程)を示す断面図である。
【図24】本発明のインク補充装置の一実施形態により
インクの補充されるインクカートリッジ(Cd)の外観
を示す斜視図であり、(a) は上方より、(b) は下方より
見た図である。
【図25】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cd)へのインク補充工程(第1
工程)を示す正面図である。
【図26】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cd)へのインク補充工程(第2
工程)を示す断面図である。
【図27】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cd)へのインク補充工程(第3
工程)を示す断面図である。
【図28】本発明のインク補充装置の一実施形態による
インクカートリッジ(Cd)へのインク補充工程(第4
工程)を示す断面図である。
【図29】本発明のインク補充装置の他の実施形態の外
観を示す斜視図(インクカートリッジ収納閉蓋時)であ
る。
【図30】本発明のインク補充装置の他の実施形態の外
観を示す斜視図(インクカートリッジ非収納開蓋時)で
ある。
【図31】本発明のインク補充装置の他の実施形態にお
ける開口具の外観を示す斜視図である。
【図32】本発明のインク補充装置の他の実施形態にお
ける注入具の外観を示す斜視図である。
【図33】本発明のインク補充装置の他の実施形態にお
ける注入具の分解斜視図である。
【図34】本発明のインク補充装置の他の実施形態にお
ける注入具の要部斜視図であり、(a) は封止状態、(b)
は開放状態、(c) は開放状態で本体部を下方に押す力が
発生した時を示している。
【図35】本発明のインク補充装置の他の実施形態にお
ける注入具の動作を示す断面説明図であり、(a) はイン
ク非補充状態、(b) はインク補充状態を示している。
【図36】本発明のインク補充装置の他の実施形態にお
ける注入具の他の形態を示す図34(a) 相当図である。
【図37】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
りインクの補充されるインクカートリッジ(Ce)の外
観を示す斜視図であり、(a) は上方より、(b) は下方よ
り見た図である。
【図38】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
るインクカートリッジ(Ce)へのインク補充工程(第
1工程)を示す断面図である。
【図39】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
るインクカートリッジ(Ce)へのインク補充工程(第
2工程)を示す断面図である。
【図40】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
るインクカートリッジ(Ce)へのインク補充工程(第
3工程)を示す断面図である。
【図41】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
るインクカートリッジ(Ce)へのインク補充工程(第
4工程)を示す断面図である。
【図42】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
りインクの補充されるインクカートリッジ(Cf)の外
観を示す斜視図であり、(a) は上方より、(b) は下方よ
り見た図である。
【図43】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
るインクカートリッジ(Cf)へのインク補充工程(第
1工程)を示す正面図である。
【図44】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
りインクの補充されるインクカートリッジ(Cg)の外
観を示す斜視図であり、(a) は上方より、(b) は下方よ
り見た図である。
【図45】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
るインクカートリッジ(Cg)へのインク補充工程(第
1工程)を示す断面図である。
【図46】本発明のインク補充装置の他の実施形態によ
るインクカートリッジ(Cb)へのインク補充工程(第
1工程)を示す断面図である。
【符号の説明】
C(Ca〜Cg) インクカートリッジ C3 インク注入孔 1(1a,1b) インク補充装置 12(12a〜12c) カートリッジ固定部 13(13a〜13e) 取付部 2(2a〜2c) 開口具 3(3a,3b) 注入具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジに対してインクの補
    充を行うインク補充装置であって、 複数種類のインクカートリッジを選択的に収納固定し得
    る形態に形成されたカートリッジ固定部と、 インクカートリッジにインクの注入孔を開口させる開口
    具、又は補充用インクが収容された注入具が取り付けら
    れる取付部とを備えていることを特徴とするインク補充
    装置。
  2. 【請求項2】 インクカートリッジに対してインクの補
    充を行うインク補充装置であって、 複数種類のインクカートリッジをそれぞれ個別に収納固
    定し得る複数個のカートリッジ固定部と、 インクカートリッジにインクの注入孔を開口させる開口
    具、又は補充用インクが収容された注入具が取り付けら
    れる取付部とを備えていることを特徴とするインク補充
    装置。
JP22245096A 1995-09-05 1996-08-23 インク補充装置 Pending JPH09131888A (ja)

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JP22245096A JPH09131888A (ja) 1995-09-05 1996-08-23 インク補充装置

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JP22838595 1995-09-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016005896A (ja) * 2014-05-30 2016-01-14 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016005896A (ja) * 2014-05-30 2016-01-14 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド

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