JPH0966246A - 剤塗布装置 - Google Patents
剤塗布装置Info
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- JPH0966246A JPH0966246A JP7248817A JP24881795A JPH0966246A JP H0966246 A JPH0966246 A JP H0966246A JP 7248817 A JP7248817 A JP 7248817A JP 24881795 A JP24881795 A JP 24881795A JP H0966246 A JPH0966246 A JP H0966246A
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- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D83/28—Nozzles, nozzle fittings or accessories specially adapted therefor
- B65D83/285—Nozzles, nozzle fittings or accessories specially adapted therefor for applying the contents, e.g. brushes, rollers, pads, spoons, razors, scrapers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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Abstract
面31とから上方に開口する環状凹所32を備えた二重
構造の筒体が構成されるとともに、噴出弁7が具備され
た充填容器に着脱自在に装着されるジョイント部材6
と、内壁環21と外壁環20及び櫛部組立体40への剤
の供給通路22aを形成した天板51とから、下方に開
口する二重構造の筒体が構成されるとともに、前記ジョ
イント部材6に着脱自在かつ軸方向に摺動自在に装着さ
れるスパウト部材5とを有することことを特徴とする剤
塗布装置。 【効果】 Oリング等のシール部材を用いずとも剤が漏
れず、部品点数を削減できた。また、塗布具の傾斜を解
消して使用勝手が向上されたと共に、再度の組み立てが
容易化されたために、洗浄する場合に製品全体を一旦分
解して水洗後に再度組立てることが容易である。
Description
さらに詳しくは、充填容器に装着されて例えば泡状化粧
料を直接、頭髪に噴出し分散させ得るようにした剤塗布
装置に関する。
あたり、これらを手につけることなく直接、頭髪に塗布
することを可能にしたエアゾール製品が広く市販されて
いる。
させるノズルの上部に先端を櫛状に形成した塗布具を着
脱自在に取付け、このノズルを押し下げることにより櫛
体に設けた吐出口から剤が噴出されている(実開平5−
51786号公報等参照)。
は、多数の櫛歯に剤の突出口、剤の供給通路等を形成し
なければならないことから、加工の容易性及び剤塗布装
置の手入れ容易性などを考慮して樹脂により形成される
のが一般的である。
充填容器における従来の剤塗布装置では、ノズルを押し
下げたときに剤が不用意に漏れ出ないようにするため、
適宜な箇所にOリング等のシール部材を装着する必要が
あり、しかも、ノズルを押圧するためのボタンなど、特
定の機能を行わせる種々の部品が必要である結果、部品
点数増加を来たすという問題があった。
方に押圧操作した場合に、上下方向に延びる軸部分が前
後あるいは左右方向に傾斜してしまい、使用勝手が悪く
なるという問題があった。
解及び組立容易性を考慮して組み立てられてはいないこ
とから、一旦分解してしまうと、再度の組み立てが困難
である。したがって、容器から吐出されたものの櫛歯等
に付着して使用されなかった残りの剤を洗浄する場合に
は、分解せずに製品全体を水洗いしなければならず、作
業性に欠けるばかりか、剤が充分に洗浄されないという
問題があった。
出しを防止しながら部品点数の削減にも寄与し、剤を噴
出させたときに軸部が傾斜したりすることがなく、分解
及び組立が容易で、洗浄性を向上させた剤塗布装置を提
供することを目的としている。
をジョイント部材に装着した際に、スパウト部材がジョ
イント部材から抜けてしまうことを防止した剤塗布装置
を提供することにある。
材をジョイント部材に装着した際に、スパウト部材の円
周方向への回転を防止するようにした剤塗布装置を提供
することにある。
ト部材のジョイント部材に対する軸方向への摺動をスム
ースに行うことのできる剤塗布装置を提供することにあ
る。さらに、本発明の他の目的は、剤の不用意な漏れ出
しを防止しながら部品点数の削減にも寄与し、剤を噴出
させたときに軸部が傾斜したりすることがなく、さらに
分解組立が簡単で洗浄性を向上させることのできる充填
容器における剤塗布装置を提供することを目的としてい
る。
の本発明に係る剤塗布装置は、内環と外環及びこれらを
結ぶ底面とから上方に開口する環状凹所を備えた二重構
造の筒体が構成されるとともに、噴出弁が具備された充
填容器に着脱自在に装着されるジョイント部材と、内壁
環と外壁環及び櫛部への剤の供給通路を形成した天板と
から、下方に開口する二重構造の筒体が構成されるとと
もに、前記ジョイント部材に軸方向に摺動自在に装着さ
れるスパウト部材とを有することを特徴としている。
向の長孔を形成し、前記スパウト部材の外壁環に突出片
を形成することもできる。また、前記ジョイント部材の
外環内周面に軸方向に案内板を形成し、前記スパウト部
材の外壁環内周側にガイド溝を形成しても良い。
記スパウト部材の外壁環より大径であり、前記ジョイン
ト部材の内環は、前記スパウト部材の内壁環より小径に
形成することが好ましい。
が具備された充填容器に装着される剤塗布装置であっ
て、内環と外環及びこれらを結ぶテーパ状の底面とから
上方に開口する環状凹所を備えた二重構造の筒体が構成
されるとともに、前記外環には軸方向の長孔が形成さ
れ、前記内環を前記充填容器の頭部に圧入することによ
りこの充填容器に着脱自在に装着されるジョイント部材
と、剤の吐出口を備えた櫛体と、前記櫛体が着脱自在に
取付けられ、軸方向に剤の通路が形成された基台と、前
記ジョイント部材の外環よりも小径で外周面に突出片を
備えた外壁環と前記ジョイント部材の内環よりも大径の
内壁環と前記基台を着脱自在に取り付けるための取付け
部を備えた天板とから下方に開口する二重構造の筒体が
構成されるとともに、この二重構造の筒体を前記ジョイ
ント部材の環状凹所内に収容したときに、この環状凹所
内で軸方向に摺動可能に装着されるスパウト部材とを有
し、前記ジョイント部材を予め前記充填容器に装着する
とともに、このジョイント部材に、前記櫛体、前記基台
および前記スパウト部材を一体に取付けてなる櫛部組立
体を前記ジョイント部材の前記環状凹所内に収容したと
きに、前記スパウト部材の突出片が前記ジョイント部材
の長孔内で移動可能に収容され、この突出片が前記長孔
に案内されて前記ジョイント部材の底面側に移動するこ
とにより前記噴出弁が開弁されて剤が噴出されるように
したことを特徴としている。
れば、スパウト部材がジョイント部材に軸方向に摺動自
在に装着され、しかも、このスパウト部材の摺動運動に
より噴出弁が開閉されるので、剤を噴出させたときに軸
部が傾斜したりすることはない。
脱自在に装着されているので、分解組立が容易で洗浄性
が向上する。また、上記第2の構成による本発明によれ
ば、スパウト部材をジョイント部材に装着した際に、突
出片が長孔内に移動可能に収容され長孔の端部でそれ以
上の移動が規制されるので、スパウト部材のジョイント
部材からの抜けを防止することができる。
ば、スパウト部材をジョイント部材に装着した際に、ス
パウト部材とジョイント部材との相対回転を防止するこ
とができる。
ば、ジョイント部材の環状凹所内に、スパウト部材を収
容することができ、剤の漏出しを効果的に防止すること
ができる。
ば、櫛体、基台およびスパウト部材がそれぞれ別体に形
成され、これらが分解可能に組み立てられているので、
洗浄する場合の作業性に優れ、洗浄性も向上する。さら
に、一体的に組み立てられた櫛部組立体をジョイント部
材の環状凹所内に摺動可能に装着すると、ジョイント部
材の内環とスパウト部材の天板とからノズルの周囲に外
部から独立された室が構成されるので、シール部材が不
要であり、漏出しの心配がない。さらに、この櫛部組立
体はジョイント部材の内壁および外壁に案内されつつ軸
方向に摺動するので、使用時にその全体が不用意に傾斜
することがなく、安定した姿勢を維持することができ
る。
ついて説明する。図1は本発明に係る剤塗布装置が装着
された充填容器として、例えばエアゾール容器を示した
もので、図2はその断面を示したものである。
圧縮充填されており、この剤は、剤塗布装置2を介して
外方に噴射される。剤塗布装置2は櫛体3と、この櫛体
3を取り付ける基台4と、この基台4に取付けられるス
パウト部材5と、スパウト部材5を内嵌しこのスパウト
部材5を上下方向に摺動させる筒体として機能するジョ
イント部材6とから構成されている。
成されているが、その先端中央には下方に押し下げられ
たときに内蔵された噴出弁を開弁させる噴出ノズル7が
突設されている。
の歯3aを一体に配列し、その基端で連結したもので、
その両側に剤を吐出させる吐出口8とこれに連通する通
路9とが形成されるとともに、基端部に基台4に差し込
み装着するための装着ピン10、10…が形成されてい
る。
一対の面板11、11とこれを連設する軸部分12とか
らなり、軸部分12内には長手方向に走る通路13が形
成され、さらに櫛体3との連結部となるピン差込み口1
4が形成されている。また、スパウト部材5に連結する
ための基端部12aには、スパウト部材5との連結を強
固にするために、環状の膨出部15が形成されるととも
に、スパウト部材5との位置決めを図りつつ回転不能状
態で装着するために、軸方向に縦突条16が形成されて
いる。
ト部材5は、図4に示したように、外観上は上部に基台
4を差し込むための取付け部17を突設した略円錐台形
状を呈しているが、より実際には図2および図5に示し
たように、外壁環20と内壁環21とからなる二重構造
の筒体と、これらを一体的に連結する天板22とから構
成されており、この天板22は、剤の漏洩を防止する上
部カバーともなっている。
13に連通する剤の供給通路22aが形成されている。
スパウト部材5の上部に設けた漏斗状の取付け部17の
内周面には、図2に示されているように縦溝18が形成
され、この縦溝18に上記基台4の縦突条16が挿入固
定される。これにより、基台4とスパウト部材5との位
置決めが行われるとともに、相対回転が防止される。さ
らに、天板22の肩部には、指押し当て部23が一段高
い位置に突出形成されている。例えば、この指押し当て
部23に、使用者が指を当ててスパウト部材5を下方に
押し込むと、エアゾール容器1の噴出ノズル7が下方に
押し下げられ、内圧によって上方に剤が放出される。
2つの突出片24、24が対向するように設けられてお
り、その側方には図5に示したようにスリット25、2
5が形成されている。このようなスリット25、25を
設けることにより、突出片24を具備した壁面部分は、
周囲から独立した壁面として機能する。すなわち、突出
片24を径方向に押圧すると、その壁面部分はスリット
の作用により、内方に凹み易くなるように形成されてい
る。
位置と直交する位置に、外壁環20と内壁環21とを結
ぶ壁体でガイド溝26、26が形成されている。なお、
このガイド溝26は、外壁環21および内壁環21の両
方に接していなくても、いずれか一方に支持されていれ
ば良い。このガイド溝26、26には、後述するジョイ
ント部材6の案内板33、33が挿入される。このよう
なガイド溝26、26に案内板33、33が挿入される
ことにより、スパウト部材5とジョイント部材6との相
対回転が防止される。
には、エアゾール容器1に装着したときに噴出ノズル7
の外方を覆うように配置されるとともに、櫛体3に剤を
供給する際の連絡口となる小円筒部27が下方に向かっ
て突設されており、この小円筒部27内に噴出ノズル7
の先端部が挿入される。この小円筒部27には、取付け
部17内の通路に連通する孔28が形成されている。
うに、略円筒状に形成されているが、より実際には内環
29と外環30とからなる二重構造の筒体であり、これ
らの間に上方に開口する環状凹所32が形成されてい
る。さらに、内環29と外環30との間は、図2に示し
たように、嵌着の便宜からテーパ状の底面31で一体化
されているが、この底面31は、エアゾール容器1の上
部に密に当接する形状に形成されている。
5のガイド溝26に嵌合する案内板33、33が突設さ
れている。また外環30には、スパウト部材5の突出片
24、24を上下動可能に収容する長孔34、34が形
成されている。
置に、中心へ向けて水平方向に延びる規制板35が複数
個延出されており、それらが出会う中央には孔36が形
成されている。また、内環29の内周面には縦方向に向
かって多数のリブ37が形成されている。
2は、スパウト部材5が摺動自在に着脱できる大きさに
形成されている。すなわち、スパウト部材5の外壁環2
0はジョイント部材6の外環30よりも小径であり、ス
パウト部材5の内壁環21は、ジョイント部材6の内環
29より大径である。これらは環状凹所32内に摺接さ
れる大きさに形成されている。
記のように形成されているが、以下これらの組付けにつ
いて説明する。先ず、櫛体3が基台4に着脱自在に装着
される。その場合、図3に示したように、櫛体3の装着
ピン10側を基台4の側方に配置し、この櫛体3を一対
の面板11、11内に挿入しながら装着ピン10を差込
み口14に挿入すれば良く、これにより両者はピン結合
される。
在に装着される。その場合、基台4の基端部12aに形
成された縦突条16をスパウト部材5の取付け部17内
の縦溝18に嵌合させ下方に押し込めば、基台4とスパ
ウト部材5との相対回転が防止されて装着される。な
お、基台4の基端部12aをスパウト部材5の取付け部
17内に挿入すると、環状の膨出部15が取付け部17
の内壁面に係止されるので、嵌合がより強固になる。
とを各々着脱自在に組立てると、これら3部材から櫛部
組立体40が構成される。なお、櫛部組立体40を構成
する3部材の組立順序は、上記の順序に何ら限定され
ず、例えば基台4にスパウト部材5を組付けた後に櫛体
3を基台4に組付けても良い。
材料から成型することができるが、同一材料から成型す
ることが好ましい。一方、エアゾール容器1には、工場
出荷時から予め、ジョイント部材6が着脱自在に装着さ
れている。このジョイント部材6をエアゾール容器1に
装着するには、エアゾール容器1の噴出ノズル7にジョ
イント部材6の底面を対向させて配置し、その内環29
をエアゾール容器1の頭部1aに圧嵌すれば良い。する
と、ジョイント部材6のテーパ状の底面31がエアゾー
ル容器1の上部に密に当接し、噴出ノズル7の周囲が規
制板35で包囲される。これにより、ジョイント部材6
がエアゾール容器1に一体的に組付けられる。
には、内部の剤が衝撃等により誤って吐出することがな
いようにする目的で、ジョイント部材6の上面が別体で
形成された適宜な蓋体で保護される。そして、この蓋体
は、購入した使用者が使用する際に取外し、代わりに上
記の櫛部組立体40を取付ける。
予め設置されたジョイント部材6に装着するには、以下
のように行えば良い。すなわち、櫛部組立体40のスパ
ウト側をエアゾール容器1の噴出ノズル7側に対向させ
て配置し、スパウト部材5の外周に形成したガイド溝2
6、26を、ジョイント部材6の案内板33、33に合
致させ、また突出片24を長孔34の延長上に配置して
両者の位置決めを行い、その状態から突出片24、24
をジョイント部材6内に押し込めば良い。すると、ガイ
ド溝26に案内されて櫛部組立体40がジョイント部材
6内に案内される。こうして突出片24がジョイント部
材6内に押し込まれると、この突出片24が長孔34に
緩やかに嵌まり合い、図2に示したように、この長孔3
4内に上下動可能に収容されることになる。
されることにより、スパウト部材5のジョイント部材6
からの抜けが防止される。また、案内板33、33がガ
イド溝26、26内に収容されることにより、スパウト
部材5とジョイント部材6との相対回転が防止される。
したがって、使用操作時に櫛部組立体40が回転して操
作性が損なわれることはない。
て、噴出ノズル7の周囲には、外部への剤の洩れ出しを
防止する室50が画成されることになる。したがって、
例え使用操作時等に剤が周囲に垂れることがあっても、
その剤は室50内に留まり、外方に漏れ出ることはな
い。
ち使用前の状態では、図7(a)に示したように、突出
片24が長孔34の上方に位置する。また、噴出ノズル
7には、スパウト部材5の小円筒部27が軽く当接した
状態になっている。通常はこの状態で洗面台等の適宜な
場所に保管される。
ゾール容器1を使用者が使おうとする場合には、指押し
当て部23等を親指等で軽く押し、矢印方向に押圧すれ
ば良い。すると、櫛部組立体40がジョイント部材6の
内方に若干移動し、突出片24が図7(b)に示したよ
うに、長孔34の下方位置に移動し、これと同期して噴
出ノズル7に軽く押し当てられていた小円筒部27がエ
アゾール容器1に接近する方向に移動して小円筒部27
の内壁が噴出ノズル7を押し下げるので、内蔵された図
示しない噴出弁が開弁され、容器内の剤が噴出ノズル7
から吐出されることになる。
において、スパウト部材5を構成している二重構造の筒
体は、ジョイント部材6を構成している二重構造の筒体
に、常に軸方向に案内されながら摺動するので、若干力
が偏って作用したとしても櫛部組立体40が傾斜したり
することはない。
L字形の通路を通って基台4内の通路13に送出され、
さらに、櫛体3の通路9に送り込まれ、最終的に吐出口
8から外方に放出されることになる。
を加えている間、継続して剤は吐出されているが、その
力を解除すれば櫛部組立体40は原位置に復帰し、剤の
吐出が停止する。このとき、突出片24も原位置に復帰
する。
とする場合には、櫛部組立体40をエアゾール容器1か
ら取り外して櫛部組立体40を水等で洗浄すれば良い。
その場合、先ず、スパウト部材5の突出片24、24を
軽く内方に押し、長孔34との係合を解除し、この櫛部
組立体40をエアゾール容器1から離反する方向に引っ
張り出せれば良い。また、櫛部組立体40を、さらに櫛
体3、基台4およびスパウト部材5等の個々の部品に分
解することができるので、より効率的にかつ高度に洗浄
することができる。したがって、目詰まりが生じても簡
単に除去することができる。また、再度の組み立ても容
易である。
用の泡状化粧料に限定されず、パーマネント液あるいは
毛染液等の剤塗布装置としても有効に用いることができ
る。また、異種類の容器に兼用することができる。
1つのジョイント部材6をエアゾール容器1に予め装着
し、その上部に別体で形成した蓋体を着脱自在に装着す
るとともに、他のジョイント部材6に櫛部組立体40を
装着すれば、誤って外力が加えられた際の不時の噴出を
防止できることに加えて出荷の際の荷姿も良く、梱包が
容易になる。また、出荷させた後においては、使用者に
よる非使用の管理が容易になる。
パウト部材5に装着させるにあたり、先ず小円筒部27
内にアンダーカットを設け、このアンダーカット内にノ
ズルの先端を配置するようにしているが、これに代え、
噴出ノズル7を小円筒部27にネジにより連結しても良
い。また、スパウト部材5とジョイント部材6との連結
は、バイヨネット嵌合など他の連結手段で連結しても良
い。
に突出片24を設け、ジョイント部材6に長孔34を設
け、これら突出片24と長孔34との係合でスパウト部
材5の抜けを防止するようにしているが、これに代え、
例えば、ジョイント部材6の外環30の内周面に縦方向
に延びる案内溝を設け、一方、スパウト部材5にこれに
係止する爪を設け、これらの係合でスパウト部材5の抜
けを防止しても良い。
スパウト部材5との三部材から櫛部組立体40を構成
し、この櫛部組立体40をジョイント部材6に着脱自在
に装着する剤塗布装置について説明したが、基台4が櫛
体3と一体に形成された剤塗布装置にも本発明を適用す
ることができる。
ので、図2と同一要素については同一符合を付し、詳細
な説明は省略する。この剤塗布装置では、前述した実施
例の基台4に相当するものが存在せず、スパウト部材5
とノズル53とが予め一体化して形成されている。
し当て部52を凹所として形成した他は略球形に形成さ
れ、側方に管状に延びるノズル53が延出されている。
ノズル53には、大径の突出口54が1つ具備されてお
り、内部に形成された通路55は、下方に延出された小
円筒部56内の供給通路57に連通されている。
様に、スパウト部材50がジョイント部材6に案内され
て軸方向に摺動移動するので、この摺動移動により内蔵
された噴出弁が開弁され、内部の剤を噴出ノズル7から
吐出させることができる。
は、前記実施例と同様に突出片24を径方向に押圧し、
この突出片24と長孔34との係合を解除してから行え
ば良い。
4を長孔34の延長上に配置して両者の位置決めを行
い、その状態から突出片24をジョイント部材6内に押
し込めば良い。これにより、容易に組立てることができ
る。
解が容易であり、部品点数の削減にも寄与し、さらに剤
を噴出させたときに軸部が傾斜したりすることがない。
1に係る剤塗布装置によれば、スパウト部材がジョイン
ト部材に案内されて軸方向に摺動移動するので、剤を吐
出させたときに軸部が傾斜したりすることがない。ま
た、スパウト部材をジョイント部材に着脱自在に装着し
ているので、使用過程における洗浄性が向上し、装置の
点検、保守等を容易に行ない得て、作業性向上を実現で
きる。さらに、スパウト部材をジョイント部材に装着し
た際に、これらの間に室が形成されるので、剤が漏れる
ことが無い。さらに、シール部材も不用であるから部品
点数を削減できる。
によれば、スパウト部材をジョイント部材に装着した際
に、スパウト部材に形成した突出片がジョイント部材の
長孔内に移動可能に収容され、突出片は長孔の端部でそ
れ以上の移動が規制されるので、スパウト部材のジョイ
ント部材からの抜けを防止することができる。
置によれば、スパウト部材をジョイント部材に装着した
際に、ガイド溝内に案内板が収容されるので、スパウト
部材の円周方向への回転を防止することができる。
によれば、ジョイント部材の環状凹所内にスパウト部材
が収容されるので、剤の漏れ出しが生じない。さらに、
本発明の請求項5に係る剤塗布装置によれば、剤塗布装
置が個々の部品に分解できることに加えて組み立ても容
易であるので、使用過程における洗浄性が向上し、装置
の点検、保守等を容易に行ない得て、作業性向上を実現
できる。また、各構成要素を組み立てた際に噴出ノズル
の周囲に室が画成され、剤の漏れ出しが無い。さらに、
個々の部品点数が少なくて済むこと、一体的に形成され
得ること、及びシール部材も不用であることから、部品
点数の削減にも寄与する。
ント部材に摺動状態で案内されて移動するので、使用時
に櫛部組立体が不用意に傾斜することがなく、安定した
姿勢を維持して使用することができる。
着されたエアゾール容器の斜視図である。
ある。
状態を一部破断して示す分解断面図である。
ある。
る。
である。
を吐出する前の状態を示すエアゾール容器の正面図、図
7(b)は剤を吐出するときの状態を示すエアゾール容
器の正面図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 内環と外環及びこれらを結ぶ底面とから
上方に開口する環状凹所を備えた二重構造の筒体が構成
されるとともに、噴出弁が具備された充填容器に着脱自
在に装着されるジョイント部材と、 内壁環と外壁環及び櫛部への剤の供給通路を形成した天
板とから、下方に開口する二重構造の筒体が構成される
とともに、前記ジョイント部材に着脱自在かつ軸方向に
摺動自在に装着されるスパウト部材とを有することこと
を特徴とする剤塗布装置。 - 【請求項2】 前記ジョイント部材の外環には軸方向の
長孔が形成され、前記スパウト部材の外壁環には突出片
が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の剤
塗布装置。 - 【請求項3】 前記ジョント部材の外環内周面には、軸
方向に案内板が形成され、前記スパウト部材の外壁環の
内周側には、ガイド溝が形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の剤塗布装置。 - 【請求項4】 前記ジョイント部材の外環は、前記スパ
ウト部材の外壁環よりも大径であり、前記ジョイント部
材の内環は、前記スパウト部材の内壁環よりも小径であ
ることを特徴とする請求項1に記載の剤塗布装置。 - 【請求項5】 噴出弁が具備された圧縮容器に装着され
る剤塗布装置であって、 内環と外環及びこれらを結ぶテーパ状の底面とから上方
に開口する環状凹所を備えた二重構造の筒体が構成され
るとともに、前記外環には軸方向の長孔が形成され、前
記内環を前記充填容器の頭部に圧入することによりこの
充填容器に着脱自在に装着されるジョイント部材と、 剤の吐出口を備えた櫛体と、 前記櫛体が着脱自在に取付けられ、軸方向に剤の通路が
形成された基台と、 前記ジョイント部材の外環よりも小径で外周面に突出片
を備えた外壁環と前記ジョイント部材の内環よりも大径
の内壁環と前記基台を着脱自在に取り付けるための取付
け部を備えた天板とから下方に開口する二重構造の筒体
が構成されるとともに、この二重構造の筒体を前記ジョ
イント部材の環状凹所内に収容したときに、この環状凹
所内で軸方向に摺動可能に装着されるスパウト部材とを
有し、 前記ジョイント部材を予め前記充填容器に装着するとと
もに、このジョイント部材に、前記櫛体、前記基台およ
び前記スパウト部材を一体に取付けてなる櫛部組立体を
前記ジョイント部材の前記環状凹所内に収容したとき
に、前記スパウト部材の突出片が前記ジョイント部材の
長孔内で移動可能に収容され、この突出片が前記長孔に
案内されて前記ジョイント部材の底面側に移動すること
により前記噴出弁が開弁されて剤が噴出されるようにし
たことを特徴とする剤塗布装置。
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- 1995-09-01 JP JP24881795A patent/JP3540458B2/ja not_active Expired - Fee Related
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