JPH09131716A - コンクリートブロック及びその製造装置 - Google Patents

コンクリートブロック及びその製造装置

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JPH09131716A
JPH09131716A JP29073095A JP29073095A JPH09131716A JP H09131716 A JPH09131716 A JP H09131716A JP 29073095 A JP29073095 A JP 29073095A JP 29073095 A JP29073095 A JP 29073095A JP H09131716 A JPH09131716 A JP H09131716A
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JP
Japan
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concrete
concrete block
layer
hole
pressing plate
Prior art date
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Application number
JP29073095A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Kikuzawa
徹士 菊澤
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートブロックの表面の美観性を維持
しつつ雨水等の排水性を確保する。 【解決手段】 コンクリートブロック50を表層部と深
層部とからなる上下二層構造とし且つ該表層部を比較的
微細な組成をもつ化粧コンクリート層51とし、また上
記深層部を比較的粗大な組成をもち透水性を有する透水
コンクリート層52とするとともに、該コンクリートブ
ロック50の表面50aに該表面50aから上記表層部
を貫通して上記深層部に達する深穴状の排水孔53を形
成する。かかる構成のコンクリートブロックによれば、
該コンクリートブロックの表面は化粧コンクリート層5
1により木目の細かな面とされその美観性が良好に維持
されるとともに、該表面50a側に溜まった雨水は該表
面50aに開口する排水孔53を通って深層部の透水コ
ンクリート層52側に流れ該透水コンクリート層52の
排水作用により裏面側へスムーズに排水される。コンク
リートブロックの表面の美観性を維持しつつ雨水等の排
水性の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、美観性、透水
性、さらに耐久性等の強度的性能を兼ね備えたコンクリ
ートブロック及びその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートブロック、特に路面の舗装
に使用される敷石用コンクリートブロックにおいては、
雨水の有効利用という思想の高まりを背景にして、透水
性を備えることが必要条件とされる傾向にある。
【0003】かかる要請に応える方法の一つに、コンク
リートブロックそのものを粗性コンクリート(即ち、比
較的大きな骨材を配合したコンクリート)を使用して成
形した比較的粗大な組成をもつポーラス状のコンクリー
トブロックとし、このポーラス状組成に基づく透水性を
利用する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
コンクリートブロック全体をポーラス状組成としたもの
においては、透水性は確保できるものの、その表面(即
ち、人目に触れる踏面)の木目が粗くなることから美観
性が劣り、該コンクリートブロックを敷石として使用し
て路面を舗装した場合に周辺の景観が損なわれることが
懸念される。また、ポーラス状組成のコンクリートブロ
ックの場合には、緻密な組成のコンクリートブロックの
場合に比して、その強度性能が低いことから、特に敷石
用コンクリートブロックにあってはその表面が踏面とさ
れるのでその摩滅が早く、コンクリートブロックの耐久
性という点において問題が残るものである。
【0005】そこで本願発明は、透水性と美観性、さら
に耐久性等の強度的性能を兼ね備えたコンクリートブロ
ック及びその製造装置を提案することを主たる目的とし
てなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0007】本願の第1の発明では、型枠成形されるコ
ンクリートブロックにおいて、該コンクリートブロック
をその表面寄りに位置する表層部と該表層部に接して裏
面寄りに位置する深層部とからなる上下二層構造とする
とともに、上記表層部を比較的微細な組成をもつ化粧コ
ンクリート層とし、また上記深層部を比較的粗大な組成
をもち透水性を有する透水コンクリート層とし、さらに
上記表面には該表面上にその一端が開口するとともに上
記表層部を貫通してその底部が上記深層部に達する深穴
状の排水孔を形成したことを特徴としている。
【0008】本願の第2の発明では、上記請求項1に記
載のコンクリートブロックにおいて、上記排水孔に透水
性を有する充填材を充填したことを特徴としている。
【0009】本願の第3の発明では、型枠と該型枠に対
して相対変位する押圧プレートとを備え、上記型枠の成
形室内に充填されたコンクリートを上記押圧プレートに
より加圧して成形するようにしたコンクリートブロック
製造装置において、上記押圧プレートに該押圧プレート
をその押圧成形面の面方向に対して略直交する方向に貫
通して所定長さの孔成形ピンを備えるとともに、上記孔
成形ピンと上記押圧プレートとを、上記孔成形ピンの先
端が上記押圧プレートの上記押圧成形面から前方へ所定
量だけ突出した第1動作位置と上記孔成形ピンの先端が
上記押圧成形面の近傍に位置した第2動作位置との間に
おいて位置変更可能なる如く構成したことを特徴として
いる。
【0010】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0011】(a) 本願の第1の発明にかかるコンク
リートブロックによれば、該コンクリートブロックを表
層部と深層部とからなる上下二層構造とし且つ該表層部
を比較的微細な組成をもつ化粧コンクリート層とし、ま
た上記深層部を比較的粗大な組成をもち透水性を有する
透水コンクリート層とするとともに、上記表面に該表面
から上記表層部を貫通して上記深層部に達する深穴状の
排水孔を形成しているので、該コンクリートブロックの
表面は化粧コンクリート層により木目の細かな面とされ
その美観性が良好に維持されるとともに、該表面側に溜
まった雨水は該表面に開口する排水孔を通って深層部の
透水コンクリート層側に流れ該透水コンクリート層の透
水作用により裏面側へスムーズに排水される。即ち、コ
ンクリートブロックの表面の美観性を維持しつつ雨水等
の排水性の向上が図れるものである。
【0012】また、透水コンクリート層における透水性
は、主として骨材間の隙間の大きさと分布状態等によっ
て決定されるため、例えば従来のようにコンクリートブ
ロック全体がポーラス状組成とされたものにおいては、
そのコンクリートブロックの表面上における位置によっ
て透水性にバラツキが生じ易く、またコンクリートブロ
ック相互間においても透水性にバラツキが生じ易く、結
果的にコンクリートブロックにおける排水性に偏りが生
じて排水性そのものの低下につながるが、この発明にか
かるコンクリートブロックの如くコンクリートブロック
の表層部を微細且つ緻密な組成をもつ化粧コンクリート
層とし、この化粧コンクリート層に排水孔を設けるもの
において、例えばこの排水孔をコンクリートブロック表
面に均一的に配置し該排水孔を介して透水コンクリート
層側へ排水させるようにすれば、例え透水コンクリート
層の透水性にバラツキがあったとしてもコンクリートブ
ロック表面側の雨水等を上記排水孔を介して該透水コン
クリート層の全域にほぼ均一に分散させて排水すること
ができるので、コンクリートブロック全体としての排水
性がより一層良好ならしめられることになる。
【0013】また、コンクリートブロックの強度面につ
いてみれば、第1に、上記排水孔が深穴状とされている
ので、該排水孔の軸芯を含む断面でみた場合、例えば該
排水孔を貫通孔状とする場合に比して、コンクリートブ
ロックにおける開口部分の面積が少なく、それだけ該排
水孔を形成したことによるコンクリートブロックの強度
低下が低く抑えられ、その強度性能が良好に維持され
る、第2に、化粧コンクリート層は組成が緻密で強度が
高い(換言すれば、骨材相互間の結合強度が高い)の
で、かかる化粧コンクリート層で表層部を構成すること
で、例えば骨材の結合強度が低いポーラス状組成のコン
クリートでコンクリートブロック表面が構成されている
場合に比して、経年摩滅が少なくそれだけコンクリート
ブロックの耐久性が向上する、等の効果も得られる。
【0014】さらに、コンクリートブロックの表面に排
水孔の一端が開口しているので、例えばこの排水孔の形
状、形成個数、レイアウト等を適宜選択することで、該
排水孔の存在によりコンクリートブロック表面の意匠性
を高めることも可能である。
【0015】(b) 本願の第2の発明にかかるコンク
リートブロックによれば、上記(a)に記載の効果が得
られるのに加えて、上記排水孔に透水性を有する充填材
を充填しているので、該排水孔を通して上記深層部側に
排出される雨水等が上記充填材部分において適度に濾過
され、上記深層部を構成する透水コンクリート層におけ
る不純物の目詰まりによる透水性の低下が抑制されると
ともに、上記充填材における透水性は該充填材を適宜周
期で入れ換えあるいはこれを清掃することで容易にその
透水性を回復させることが可能であることから、上記透
水コンクリート層における透水性、延いてはコンクリー
トブロックそのものの排水性を長期に亙って良好に維持
できるという効果が得られる。
【0016】(c) 本願の第3の発明にかかるコンク
リートブロック製造装置によれば、型枠と該型枠に対し
て相対変位する押圧プレートとを備え上記型枠の成形室
内に充填されたコンクリートを上記押圧プレートにより
加圧して成形するようにしたものにおいて、上記押圧プ
レートにこれを貫通して所定長さの孔成形ピンを設ける
とともに、上記孔成形ピンと上記押圧プレートとを、上
記孔成形ピンの先端が上記押圧プレートの押圧成形面か
ら前方へ所定量だけ突出した第1動作位置と該孔成形ピ
ンの先端が上記押圧成形面の近傍に位置した第2動作位
置との間において位置変更可能なる如く構成しているの
で、上記型枠内に充填されたコンクリートを上記押圧プ
レートにより加圧して成形する場合、上記孔成形ピンを
第1動作位置に設定しておくことで、該押圧プレートに
よる加圧成形に先立って上記孔成形ピンが上記コンクリ
ート内に押し込まれ、しかる後に上記押圧プレートによ
る加圧成形が行われる。さらに、上記押圧プレートによ
る加圧成形完了後において該押圧プレートを上記型枠側
から脱型させる場合、該押圧プレートの脱型に先立って
上記孔成形ピンを第1動作位置から第2動作位置に設定
することで、該孔成形ピンのコンクリートからの抜き出
し作業が該コンクリートの表面側を上記押圧プレートに
より押圧した状態下において行われることで該孔成形ピ
ンはコンクリートの一部を付着剥離させることもなく該
コンクリートから容易に抜き出され、コンクリートの剥
離による形状の崩壊等のない適正形状の排水孔が確実に
得られる。
【0017】従って、この発明のコンクリートブロック
製造装置によれば、コンクリートの加圧成形作業と同時
に排水孔の成形作業が行われるものであることからその
作業性が良好であり、しかも脱型工程においては押圧プ
レートの脱型に先立って孔成形ピンの脱型を行うことで
適正な形状をもつ排水孔を確実に得ることができるもの
であり、作業性の向上と製品の品質向上との両立が実現
されるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかるコンクリ
ートブロック及びその製造装置を好適な実施形態に基づ
いてそれぞれ具体的に説明する。
【0019】コンクリートブロック50 図1には、本願発明の好適な実施形態にかかる敷石用の
コンクリートブロック50が示されている。
【0020】このコンクリートブロック50は、後述す
るコンクリートブロック製造装置1を使用しての即脱成
形法により成形されるものであって、矩形の外観形態を
有している。そして、このコンクリートブロック50
は、図1及び図2に示すように、その表面50a寄りに
位置して表層部を構成する化粧コンクリート層51と裏
面50c寄りに位置して深層部を構成する透水コンクリ
ート層52とからなる上下二層構造とされている。
【0021】この上下二層のうち、表層部を構成する化
粧コンクリート層51は、比較的粒径の細かい骨材とセ
メントとの混練体である密性コンクリートを使用して形
成されるものであり、従ってその内部組成は細かい骨材
相互間をセメントペーストが取り囲むようにして連結し
た緻密な組成をもち、該化粧コンクリート層51の表
面、即ち、コンクリートブロック50の表面50aは木
目の細かい美観性に優れた面とされる。
【0022】これに対して、深層部を構成する透水コン
クリート層52は、比較的粒径の大きな骨材とセメント
との混練体である粗性コンクリート55を使用して形成
されるものであり、従ってその内部組成は大きな粒径の
骨材相互間をセメントペーストで連結したポーラス状の
粗い組成とされ、このポーラス状組成により高い透水性
が確保されている。
【0023】さらに、上記コンクリートブロック50の
表層部には、その表面50aにその一端53aが開口す
るとともに該表面50aから上記化粧コンクリート層5
1を上下方向に貫通して上記透水コンクリート層52側
に延びてその底部53bを該透水コンクリート層52の
上層部分に位置せしめた直状深穴でなる排水孔53,5
3,・・が、所定ピッチで複数個形成されている。
【0024】このような構成をもつコンクリートブロッ
ク50は、図2に示すように、路盤に敷き均された基礎
材59上に、その裏面50cを衝合させた状態で且つ隣
り合う他のコンクリートブロック50との間に所定の間
隔をもって順次載置される。そして、この隣り合うコン
クリートブロック50,50の対向する側面50b,5
0b相互間に形成される隙間内に目地充填材58として
例えば砂を充填することで、これら各コンクリートブロ
ック50,50,・・はそれぞれ所定の敷設状態で固定
される。
【0025】このように複数のコンクリートブロック5
0,50,・・を路盤上に敷き詰めて舗装した路面にお
いては、路面を形成する上記各コンクリートブロック5
0,50,・・の表面50aが化粧コンクリート層51
でなる木目の細かい面とされていることから、例えば従
来のようにコンクリートブロック全体を粗性コンクリー
ト55を用いて成形したことで路面を構成する該コンク
リートブロックの表面が木目の粗い粗雑な面とされてい
る場合に比して、美観性に優れる。従って、該コンクリ
ートブロック50を使用した舗装路面の周辺景観へのマ
ッチングが良好となるものである。
【0026】一方、かかるコンクリートブロック50に
よる舗装路面においては雨水等の良好な排水性が要求さ
れることは既述の通りである。ところが、コンクリート
ブロック50の深層部を構成する透水コンクリート層5
2が高い透水性を有しているとしても、その表面寄りに
位置して表層部を構成する上記化粧コンクリート層51
が緻密な組成を有し透水性が極めて低いものであること
から、この化粧コンクリート層51と透水コンクリート
層52との二層構造のままのコンクリートブロック50
においては、その表面50a側に溜まった雨水等の排水
性が極めて低いものとなる。
【0027】しかし、この実施形態のコンクリートブロ
ック50においては、その表層部に該表層部を上下方向
に貫通し且つその一端53aを上記表面50a上に開口
させるとともにその底部53bを上記透水コンクリート
層52の上層部に位置させた状態で複数個の排水孔5
3,53,・・が設けられているので、上記表面50a
上に溜まった雨水等は、該表面50aから各排水孔5
3,53,・・に流れ込み該排水孔53の底部53b側
に溜まるとともに、該底部53bからその周囲の透水コ
ンクリート層52に滲み込み該透水コンクリート層52
を通ってその下方側の基礎材59側にスムーズに排出さ
れる。従って、コンクリートブロック50の表面50a
の美観性を重視して表層部を化粧コンクリート層51と
した構成にも拘わらず、上記各排水孔53,53,・・
と深層部を構成する上記透水コンクリート層52との共
働により高い排水性が確保されるものである。即ち、こ
の実施形態のコンクリートブロック50においては、そ
の美観性を維持しつつ高い排水性を確保し得るものであ
って、路面舗装材として極めて有用な性状を有するもの
と言える。
【0028】さらに、この実施形態のコンクリートブロ
ック50においては、上記の如き舗装材として極めて有
用な性状を有する他に、以下のような利点をも有するも
のである。
【0029】(イ) コンクリートブロック50の表層
部を微細且つ緻密な組成をもつ化粧コンクリート層51
とし、この化粧コンクリート層51の表面に排水孔5
3,53,・・を均一的に配置し該排水孔53,53,
・・を介してコンクリートブロック表面側の雨水等を透
水コンクリート層52側へ排水させるようにしているの
で、例え透水コンクリート層52の透水性がその平面方
向の部位間においてバラツキがあったとしても、コンク
リートブロック表面側の雨水等を上記排水孔53,5
3,・・を介して該透水コンクリート層52の平面方向
の全域にほぼ均一に分散させて排水することができ、コ
ンクリートブロック50における排水の偏りがなくな
り、それだけコンクリートブロック全体としての排水性
がより一層良好となる。
【0030】(ロ) コンクリートブロック50の表面
50aに溜まった雨水等の排水性を高めるという意味で
は、例えば上記排水孔53を該表面50aから裏面50
cまで貫通する貫通孔とすることも可能である。しか
し、かかる構成とすると、該排水孔53の軸芯に沿う方
向の断面でみた場合、該排水孔53をこの実施形態の如
く深穴状とする場合に比して、該排水孔53の形成に伴
う断面積の減少量が大きく、それだけ該コンクリートブ
ロック50の強度性能が低下することとなり好ましくな
い。これに対して、この実施形態の如く上記排水孔53
を上記透水コンクリート層52まで届く深穴状に形成す
ると、該排水孔53の形成に伴う断面積の減少量が少な
くその強度性能が良好に維持できるとともに、該排水孔
53により排水性も確保されることから、該排水孔53
を深穴状とすることはコンクリートブロック50の強度
性能と排水性とを両立させる上において最も好適な構成
と言える。
【0031】(ハ) 上記化粧コンクリート層51は組
成が緻密で強度が高いので、かかる化粧コンクリート層
51でコンクリートブロック50の表層部を構成するこ
とで、例えば骨材の結合強度が低いポーラス状組成のコ
ンクリートでコンクリートブロック表面が構成されてい
る場合に比して、経年摩滅が少なく、それだけコンクリ
ートブロック50の耐久性が向上する。
【0032】(ニ) 上記コンクリートブロック50
は、その表面50aを木目の細かい化粧コンクリート層
51で構成することで美観性を確保するようにしている
が、これに加えて、該表面50aに開口する上記各排水
孔53,53,・・の大きさ、形状あるいは配置構成を
適宜選択することで該排水孔53,53,・・が意匠要
素となり、該表面50aの意匠性、即ち、美観性の更な
る向上を図ることも可能となる。
【0033】(ホ) 上記の実施形態においては、上記
コンクリートブロック50の各排水孔53,53,・・
を空室状態としていたが、例えばこの各排水孔53,5
3,・・内に透水性を有する砂等の充填材を充填するこ
とで、該コンクリートブロック50の表面50aから排
水孔53内に流れ込む雨水等を適度に濾過することがで
きる。従って、上記排水孔53から上記透水コンクリー
ト層52側に滲み込む雨水中には該透水コンクリート層
52の目詰まりを起こさせるような不純物の混入が少な
く、それだけ該透水コンクリート層52の目詰まりが可
及的に抑制され、該透水コンクリート層52の透水性、
延いてはコンクリートブロック50全体としての排水性
が長期に亙って良好に維持されることになる。
【0034】また、上記排水孔53内の充填材は、雨水
等の濾過に伴って次第に目詰まりが生じその透水性が低
下してくるが、その場合には、例えば該充填材を未使用
の充填材と入れ換えるとか、該充填材を清掃するとかの
方法によりその透水性、即ち、濾過性を容易に回復させ
ることができ、これによっても上記透水コンクリート層
52における透水性を長期に亙って維持することができ
るものである。
【0035】さらに、上記排水孔53内に充填される砂
等の充填材を植生床と利用してここに苔、芝等の植物を
生やすことも可能であり、このようにした場合にはこの
苔等によりコンクリートブロック50の表面50aの無
機質感を緩和して該コンクリートブロック50を周辺景
観により一層マッチングさせることができる。
【0036】コンクリートブロック製造装置1 次に、上記の如きコンクリートブロック50を製造する
ためのコンクリートブロック製造装置1の構成及び作動
等を図3及び図4を参照して説明する。
【0037】コンクリートブロック製造装置1は、次述
する型枠3と押圧ユニット10とを備えて構成される。
【0038】A:型枠3 上記型枠3は、所定間隔をもって縦横に隔壁4,4,・
・を配置した格子状形態を有し、該隔壁4,4,・・に
より区画形成された複数の成形室5,5,・・はそれぞ
れ該型枠3の上端面3a側と下端面3b側とに開口して
いる。そして、この各成形室5,5,・・内にそれぞれ
コンクリートを充填し、この充填されたコンクリートを
次述の押圧ユニット10により加圧成形することで上記
コンクリートブロック50が製造されるものである。
【0039】尚、上記型枠3は、適宜の駆動手段(図示
省略)により、図4に実線図示する如く定盤2上にその
下端面3bを衝合させた状態で載置された「成形時位
置」と、同図に鎖線図示する如く上記定盤2から上方へ
引き上げられた「脱型時位置」との間で移動せしめられ
る。また、このように型枠3を移動させてこれを「成形
時位置」と「脱型時位置」との間で移動させる構成とす
るのに変えて、これとは逆に、型枠3を固定配置し、こ
の型枠3に対して上記定盤2と後述の押圧ユニット10
とを上下方向に移動させる構成とすることもできる。さ
らに、この型枠3は、必要に応じて、適宜の加振手段に
より振動させる構成とすることもできる。
【0040】B:押圧ユニット10 上記押圧ユニット10は、上記型枠3の成形室5内に充
填されたコンクリートをその上面側から加圧して成形す
るためのものであって、次述する押圧プレート11と、
複数の孔成形ピン16,16,・・を備えた可動プレー
ト12とを有している。
【0041】押圧プレート11 上記押圧プレート11は、上記型枠3の成形室5内にそ
の上面側から進入し得るような大きさと形状をもつ矩形
厚板で構成され、その下面11bを押圧成形面19とし
ている。この押圧プレート11は、昇降駆動手段(図示
省略)により上下方向に昇降駆動される支持フレーム部
材14の下端に設けた支持プレート13に対して、所定
間隔をもって対向した状態で固定されている。即ち、押
圧プレート11の上面11aと上記支持プレート13と
の間に所定長さのスペーサ17を介在させた状態でこれ
ら相互間を締結ボルト18により締結固定している。
【0042】従って、上記押圧プレート11は、上記昇
降駆動手段により上記支持フレーム部材14と一体的に
昇降駆動され、図3に示す如く該押圧プレート11が上
記型枠3の上方側の所定高さに位置する「退避位置」
と、図4に示すように上記押圧プレート11が上記型枠
3内に所定量進入した「加圧成形位置」とに選択的に位
置決めされる。
【0043】さらに、押圧プレート11には、これをそ
の板厚方向(上下方向)に貫通して複数個の押込ピン挿
通孔20,20,・・が適宜配置状態で形成されてい
る。
【0044】尚、図3及び図4には図示していないが、
上記締結ボルト18により上記押圧プレート11と支持
プレート13との間に挟着配置されるスペーサ17は、
該押圧プレート11と支持プレート13との間の空間部
を包囲する如くこれらの全周に所定間隔で配置されてお
り、該各スペーサ17,17,・・により上記空間部内
に異物が侵入し、該異物により後述の可動プレート12
及びこれに設けられた後述の孔成形ピン16,16,・
・の作動が阻害されるのが防止されるようになってい
る。また、かかる異物侵入防止効果をより一層確実とす
るには、これら各スペーサ17,17,・・間の間隔を
密にすれば良いが、かかる構成とすることは上記押圧プ
レート11と支持プレート13との締結強度の確保とい
う本来の目的からしても不経済であるため、かかる場合
には、例えば所定間隔をもって配置された上記スペーサ
17,17間に所定のプレート配置して該間隔を閉塞す
るようにすれば良い。
【0045】可動プレート12 上記可動プレート12は、上記押圧プレート11と上記
支持プレート13の間にこれらと平行対向状態で配置さ
れている。そして、この可動プレート12は、上記支持
プレート13に固定された油圧シリンダ15によりその
上面12a側から吊下支持されており、該油圧シリンダ
15の伸縮動に伴って上記支持プレート13に接離する
方向(上下方向)に駆動され、図3に示すように該可動
プレート12が上記押圧プレート11と適宜離間した
「上動位置」と、図4に示すように該可動プレート12
の下面12bが上記押圧プレート11の上面11aに近
接した「下動位置」とに選択的に位置設定される。
【0046】また、上記可動プレート12の下面12b
には、複数本の孔成形ピン16,16,・・が配置され
ている。即ち、この各孔成形ピン16,16,・・は、
その基端16aを該下面12bに固定するとともにその
先端16bを該下面12bから下方へ突出させている。
そして、この各孔成形ピン16,16,・・の上記可動
プレート12上における配置位置は、上記可動プレート
12における上記各押込ピン挿通孔20,20,・・と
対応するように設定されている。従って、上記各孔成形
ピン16,16,・・は、上記可動プレート12を上記
押圧プレート11と支持プレート13の間に配置した状
態においては、該押圧プレート11側の上記各押込ピン
挿通孔20,20,・・にそれぞれ挿入され、上記可動
プレート12が「上動位置」と「下動位置」との間で移
動する場合、該各孔成形ピン16,16,・・は上記押
圧プレート11に対して上下方向に相対変位する。
【0047】尚、上記押込ピン挿通孔20,20,・・
の下端寄り位置には、該押込ピン挿通孔20の内周面と
上記孔成形ピン16の外周面との間をシールする適宜の
シール材21がそれぞれ備えられ、該シール材21によ
り加圧成形時にコンクリート側から押込ピン挿通孔20
側へ異物が侵入することが阻止され、これにより上記孔
成形ピン16の適正な作動が確保されるようになってい
る。
【0048】また、上記孔成形ピン16の長さ寸法は、
次のように設定されている。即ち、図3に示すように上
記可動プレート12が「上動位置」に設定された状態に
おいては、上記孔成形ピン16の先端16bが上記押圧
プレート11の押圧成形面19の近傍に位置し、また図
4に示すように上記可動プレート12が「下動位置」に
設定された状態においては、上記孔成形ピン16の先端
16bが上記押圧プレート11の押圧成形面19から下
方へ所定量だけ突出するように適宜設定されている。こ
の前者の状態における上記押圧プレート11と孔成形ピ
ン16との相対的な動作位置が特許請求の範囲中の「第
1動作位置」であり、後者の状態における上記押圧プレ
ート11と孔成形ピン16との相対的な動作位置が特許
請求の範囲中の「第2動作位置」である。
【0049】尚、この「第2動作位置」における上記孔
成形ピン16の押圧成形面19からの突出量は、成形し
ようとするコンクリートブロック50の化粧コンクリー
ト層51の厚さ寸法に対応して設定されるものであっ
て、図4に示すように、上記押圧プレート11によるコ
ンクリート加圧状態において該孔成形ピン16の先端1
6bが上記化粧コンクリート層51を貫通して透水コン
クリート層52の上層部に達するような寸法とされる。
【0050】また、上記押圧ユニット10は、コンクリ
ートの加圧成形を容易ならしめる意味から、必要に応じ
て適宜の加振手段により振動させるようにすることも可
能である。
【0051】コンクリートブロック製造装置1の作動説
続いて、上述の如き構成をもつコンクリートブロック製
造装置1を使用して上記コンクリートブロック50を製
造する場合における該コンクリートブロック製造装置1
の作動等を図3及び図4を参照して説明する。
【0052】a:型枠3へのコンクリート充填工程 このコンクリート充填工程では、図3に示すように、型
枠3を定盤2上に載置してこれを「成形時位置」に設定
する。この状態で、型枠3の成形室5内にコンクリート
を充填するが、この場合、このコンクリートとして粗性
コンクリート55と密性コンクリート56とを用意し、
まず最初に粗性コンクリート55を所定量充填し、しか
る後、この粗性コンクリート55の上側に密性コンクリ
ート56を所定量充填する(この二種類のコンクリート
の充填状態が図3に示す状態である)。
【0053】一方、このコンクリート充填工程において
は、上記押圧ユニット10は上記型枠3の上方に退避
し、コンクリートの加圧成形に備えている。即ち、押圧
プレート11は「退避位置」に設定され、また可動プレ
ート12は実線図示するように「上動位置」に設定され
ている。従って、上記押圧プレート11と上記各孔成形
ピン16,16,・・とは、「第1動作位置」に設定さ
れ、該各孔成形ピン16,16,・・の先端16bは押
圧プレート11の押圧成形面19の近傍に位置してい
る。
【0054】b:加圧成形工程 型枠3の成形室5へのコンクリート充填が完了すると、
押圧ユニット10による加圧成形作業が開始される。
【0055】先ず、油圧シリンダ15が伸長作動し、可
動プレート12が図3に鎖線図示するように「下動位
置」に設定される。従って、上記各孔成形ピン16と押
圧プレート11とは「第2動作位置」に設定され、該各
孔成形ピン16,16,・・は上記押圧成形面19から
下方へ突出せしめられる。
【0056】次に、この状態から、上記支持フレーム部
材14が降下作動し、上記押圧プレート11と可動プレ
ート12とはその相対位置を保持したまま型枠3側へ降
下移動し、最終的には図4に実線図示するように、上記
押圧プレート11により成形室5内のコンクリートを上
方から加圧してこれを成形する。
【0057】この場合、押圧ユニット10の降下に伴
い、先ず最初に上記各孔成形ピン16,16,・・が未
加圧状態の密性コンクリート56部分に突き刺さり、該
押圧ユニット10の降下の進行とともに次第に下方へ押
し込まれ、その先端16bが密性コンクリート56部分
を貫通して粗性コンクリート55部分の近くまで達す
る。この時点において、上記押圧プレート11の押圧成
形面19が密性コンクリート56の表面に当接し、さら
に押圧ユニット10が降下することで該押圧プレート1
1によるコンクリートの加圧成形が行われ、化粧コンク
リート層51と透水コンクリート層52とからなるコン
クリートブロック50が成形されるとともに、上記各孔
成形ピン16,16,・・の先端16bは上記密性コン
クリート56を貫通して粗性コンクリート55の上層部
に達する(この状態が、図4に実線図示する状態であ
る)。
【0058】c:脱型工程 加圧成形作業が完了すると、引き続いて脱型作業に移
る。即ち、図4に実線図示する加圧成形完了状態から、
先ず最初に上記型枠3が同図に実線図示する「成形時位
置」から同図に鎖線図示する「脱型時位置」に上昇する
ことでその脱型が行われる。
【0059】次に、押圧プレート11を「加圧成形位
置」に保持したまま、上記油圧シリンダ15が縮小作動
し、上記各孔成形ピン16,16,・・がコンクリート
ブロック50側から引き抜き脱型される。さらに、この
各孔成形ピン16,16,・・の脱型完了後に、上記押
圧プレート11が上昇作動し、該押圧プレート11のコ
ンクリートブロック50からの脱型が行われる。
【0060】この場合、上記孔成形ピン16,16,・
・の脱型時には、上記押圧プレート11によりコンクリ
ートブロック50がその上面側からバックアップされて
いるので、該各孔成形ピン16,16,・・の引き抜き
脱型時に表層部分のコンクリートが該各孔成形ピン1
6,16,・・に付着してコンクリートブロック50側
から剥離するのが確実に防止され、該各孔成形ピン1
6,16,・・の脱型跡には崩壊部分のない良好な形状
をもつ排水孔53,53,・・が形成されることにな
る。
【0061】上述の如く、この実施形態におけるコンク
リートブロック製造装置1においては、コンクリートの
加圧成形作業と同時に、上記排水孔53,53,・・の
成形作業が行われるものであることからその作業性が良
好であり、しかも脱型工程においては上記押圧プレート
11の脱型に先立って孔成形ピン16の脱型を行うこと
で適正な形状をもつ排水孔53,53,・・を確実に得
ることができるものであり、作業性の向上と製品の品質
向上とを両立させ得る製造装置と言える。
【0062】尚、上記の実施形態においては、矩形のコ
ンクリートブロック50及びその製造装置を例にとって
説明しているが、本願発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば該コンクリートブロック50の形態とし
て、多角形のもの、曲面形状のもの等、種々の形態に適
用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のコンクリートブロックの好適な実施
形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示したコンクリートブロックの施工状態
を示す縦断面図である。
【図3】本願発明のコンクリートブロック製造装置の好
適な実施形態を示す縦断面図である。
【図4】図3に示したコンクリートブロック製造装置の
状態変化図である。
【符号の説明】
1はコンクリートブロック製造装置、2は定盤、3は型
枠、4は隔壁、5は成形室、10は押圧ユニット、11
は押圧プレート、12は可動プレート、13は支持プレ
ート、14は支持フレーム部材、15は油圧シリンダ、
16は孔成形ピン、17はスペーサ、18は締結ボル
ト、19は押圧成形面、20は押込ピン挿通孔、50は
コンクリートブロック、51は化粧コンクリート層、5
2は透水コンクリート層、53は排水孔、55は粗性コ
ンクリート、56は密性コンクリート、58は目地充填
材である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠成形されるコンクリートブロックで
    あって、 表面寄りに位置する表層部と該表層部に接して裏面寄り
    に位置する深層部とからなる上下二層構造とされるとと
    もに、 上記表層部が比較的微細な組成をもつ化粧コンクリート
    層とされ、 上記深層部が比較的粗大な組成をもち透水性を有する透
    水コンクリート層とされ、 さらに上記表面には該表面上にその一端が開口するとと
    もに上記表層部を貫通してその底部が上記深層部に達す
    る深穴状の排水孔が形成されていることを特徴とするコ
    ンクリートブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記排水孔に透水性を有する充填材が充填されているこ
    とを特徴とするコンクリートブロック。
  3. 【請求項3】 型枠と該型枠に対して相対変位する押圧
    プレートとを備え、上記型枠の成形室内に充填されたコ
    ンクリートを上記押圧プレートにより加圧して成形する
    ようにしたコンクリートブロック製造装置であって、 上記押圧プレートには該押圧プレートをその押圧成形面
    の面方向に対して略直交する方向に貫通して所定長さの
    孔成形ピンが備えられるとともに、 上記孔成形ピンと上記押圧プレートとは、上記孔成形ピ
    ンの先端が上記押圧プレートの上記押圧成形面から前方
    へ所定量だけ突出した第1動作位置と上記孔成形ピンの
    先端が上記押圧成形面の近傍に位置した第2動作位置と
    の間において位置変更可能なる如く構成されていること
    を特徴とするコンクリートブロック製造装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010150789A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Furukawa Electric Co Ltd:The 通気穴付きブロックおよび通気穴付きブロックを用いた潅水構造体
KR101110163B1 (ko) * 2010-03-12 2012-01-31 권화숙 투수 보도블록 성형장치
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CN107476165A (zh) * 2017-07-25 2017-12-15 北京艾宝科技有限责任公司 一种具有空气净化功能的渗水路面及其制备方法

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