JPH09131653A - 非磁性体管の内面研磨装置 - Google Patents
非磁性体管の内面研磨装置Info
- Publication number
- JPH09131653A JPH09131653A JP29243295A JP29243295A JPH09131653A JP H09131653 A JPH09131653 A JP H09131653A JP 29243295 A JP29243295 A JP 29243295A JP 29243295 A JP29243295 A JP 29243295A JP H09131653 A JPH09131653 A JP H09131653A
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- JP
- Japan
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- tube
- magnetic
- grinding
- electric
- grindstone
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- Pending
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】非磁性体を材質とする管の内面研磨について、
幾重にも曲がって配管された状態および長い管を切らず
に研磨できる研磨装置を提供することにある。 【解決手段】非磁性体を材質とする被研磨管１の中に入
れられた、磁性体で作られた磁性体砥石２と、管の外周
の側面に配置した電磁石４，５，６，７と、これらの電
磁石の磁力の発生を制御する電気回路３からなり、電磁
力で磁性体砥石２を管内面に擦らせて研磨させる。
幾重にも曲がって配管された状態および長い管を切らず
に研磨できる研磨装置を提供することにある。 【解決手段】非磁性体を材質とする被研磨管１の中に入
れられた、磁性体で作られた磁性体砥石２と、管の外周
の側面に配置した電磁石４，５，６，７と、これらの電
磁石の磁力の発生を制御する電気回路３からなり、電磁
力で磁性体砥石２を管内面に擦らせて研磨させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は非磁性体を材質とす
る管内面の研磨装置に関する。
る管内面の研磨装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の管内面の研磨技術として、管の片
方の端から棒の先端に砥石を付けたものを挿入し、棒を
軸に砥石を回転させることにより内面を研磨する技術
や、硝酸などを含む化学研磨液を管内に流して行う化学
研磨技術などがある。
方の端から棒の先端に砥石を付けたものを挿入し、棒を
軸に砥石を回転させることにより内面を研磨する技術
や、硝酸などを含む化学研磨液を管内に流して行う化学
研磨技術などがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で管の片方の
端から棒の先に砥石を付けたものを挿入し、研磨する技
術については砥石を管の中で回転させる動力を管の片方
の端から棒で伝達させる為、幾重にも曲がった配管の先
の研磨は難しく、長さにも限界があった。又、化学研磨
の場合、硝酸などを含んだ特殊な化学研磨液を用いる
為、管の長さ，内径が大きくなると化学研磨液及び廃液
処理のコストが高くなり経済性が悪くなる。そして非導
電性の管は研磨できない。
端から棒の先に砥石を付けたものを挿入し、研磨する技
術については砥石を管の中で回転させる動力を管の片方
の端から棒で伝達させる為、幾重にも曲がった配管の先
の研磨は難しく、長さにも限界があった。又、化学研磨
の場合、硝酸などを含んだ特殊な化学研磨液を用いる
為、管の長さ，内径が大きくなると化学研磨液及び廃液
処理のコストが高くなり経済性が悪くなる。そして非導
電性の管は研磨できない。
【０００４】本発明の目的は、非導電性を含む非磁性体
管の内面研磨に関する上記問題を解決することにある。
管の内面研磨に関する上記問題を解決することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は非磁性体を材質
とする管の内面研磨について、幾重にも曲がって配管さ
れた状態および長い管を切らずに研磨できる。又、特殊
な化学研磨液を使わない研磨装置を提供する。
とする管の内面研磨について、幾重にも曲がって配管さ
れた状態および長い管を切らずに研磨できる。又、特殊
な化学研磨液を使わない研磨装置を提供する。
【０００６】管内に磁力線を通す非磁性体を材質とする
管に磁性体の砥石を入れ、砥石に管内面を研磨させるよ
うに内周に沿って回動させたり、長手方向に往復運動を
与える磁力を発生させる電磁石を管の外側に配置し、電
気回路により電磁石に与える電流を制御する。この磁性
体の砥石に与える運動方向，速度，強さは電磁石の配置
場所，数及び電磁石に与える電流を制御することにより
制御できる。
管に磁性体の砥石を入れ、砥石に管内面を研磨させるよ
うに内周に沿って回動させたり、長手方向に往復運動を
与える磁力を発生させる電磁石を管の外側に配置し、電
気回路により電磁石に与える電流を制御する。この磁性
体の砥石に与える運動方向，速度，強さは電磁石の配置
場所，数及び電磁石に与える電流を制御することにより
制御できる。
【０００７】研磨可能な管の材質は管内に磁力線を通す
非磁性体のものであれば金属性でも非導電性のものでも
よい。又、磁性体の砥石は複数でもよく、面粗さ，形状
を研磨の目的に合わせて換えることができる。それか
ら、永久磁石に砥粒子を結合させたものを砥石としても
よく、形状，磁極数を換えることで更に、複雑な運動を
与えることができる。そして、研磨の前に錆やスケール
の除去など前処理を必要とせず同時にしてもよい。
非磁性体のものであれば金属性でも非導電性のものでも
よい。又、磁性体の砥石は複数でもよく、面粗さ，形状
を研磨の目的に合わせて換えることができる。それか
ら、永久磁石に砥粒子を結合させたものを砥石としても
よく、形状，磁極数を換えることで更に、複雑な運動を
与えることができる。そして、研磨の前に錆やスケール
の除去など前処理を必要とせず同時にしてもよい。
【０００８】研磨しようとする管内に一個又は複数の磁
性体の砥石を入れる。そして、この砥石が入れられた位
置の管の外側面に複数の電磁石を配置し、各々の電磁石
の磁力を規則だてて変化させることで、内面を研磨する
ように、砥石に内周に沿って回動や、長手方向に往復運
動を与える。それから、各々の電磁石に発生させる磁力
は、電気回路により制御する。このようにして電磁力を
用いて砥石へ動力伝達することにより、管内面の研磨を
可能にした。
性体の砥石を入れる。そして、この砥石が入れられた位
置の管の外側面に複数の電磁石を配置し、各々の電磁石
の磁力を規則だてて変化させることで、内面を研磨する
ように、砥石に内周に沿って回動や、長手方向に往復運
動を与える。それから、各々の電磁石に発生させる磁力
は、電気回路により制御する。このようにして電磁力を
用いて砥石へ動力伝達することにより、管内面の研磨を
可能にした。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第１の実施例につ
いて図１を用いて説明する。
いて図１を用いて説明する。
【００１０】図１の構成は、非磁性体を材質とする被研
磨管１の中に入れられた、磁性体で作られた磁性体砥石
２と、管の外周の側面に配置した電磁石４，５，６，
７、そして、これらの電磁石の磁力の発生を制御する電
気回路３からなる。被研磨管１の中に入れられた、磁性
体砥石２は電磁石４，５，６，７の発する磁力によっ
て、内面を擦りながら回動させることにより管の内面を
研磨させる。電磁石４，５，６，７に発生させる磁力は
電気回路３により、それぞれの電磁石に流す電流の大き
さ，向き，タイミング，周期を制御する。そして、磁性
体砥石２の形状，面粗さを換えてやることで、目的に合
った研磨条件の設定ができる。
磨管１の中に入れられた、磁性体で作られた磁性体砥石
２と、管の外周の側面に配置した電磁石４，５，６，
７、そして、これらの電磁石の磁力の発生を制御する電
気回路３からなる。被研磨管１の中に入れられた、磁性
体砥石２は電磁石４，５，６，７の発する磁力によっ
て、内面を擦りながら回動させることにより管の内面を
研磨させる。電磁石４，５，６，７に発生させる磁力は
電気回路３により、それぞれの電磁石に流す電流の大き
さ，向き，タイミング，周期を制御する。そして、磁性
体砥石２の形状，面粗さを換えてやることで、目的に合
った研磨条件の設定ができる。
【００１１】次に、本発明の第２の実施例について図２
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１２】図２の構成は、非磁性体を材質とする被研
磨管１の中に入れられた、磁性体で作られた磁性体砥石
２と、管の外側の長手方向側面に配置した電磁石４，
５，６，７、そして、これらの電磁石の磁力の発生を制
御する電気回路３からなる。被研磨管１の中に入れられ
た、磁性体砥石２は電磁石４，５，６，７の発する磁力
によって、内面を擦りながら長手方向に往復させること
により管の内面を研磨させる。
磨管１の中に入れられた、磁性体で作られた磁性体砥石
２と、管の外側の長手方向側面に配置した電磁石４，
５，６，７、そして、これらの電磁石の磁力の発生を制
御する電気回路３からなる。被研磨管１の中に入れられ
た、磁性体砥石２は電磁石４，５，６，７の発する磁力
によって、内面を擦りながら長手方向に往復させること
により管の内面を研磨させる。
【００１３】
【発明の効果】非磁性体管の内面を研磨しようとする部
分へ磁性体の砥石を液圧や空気圧で送ってやることで長
い管でも切らずに研磨でき、幾重に曲がった先でも配管
したまま研磨できる。又、砥石と電磁石の形状を変える
ことで内径数十cmの太い管から細径管まで、それぞれ研
磨できる装置を作ることができる。さらに、化学研磨液
など特殊な薬品を使わず低コストで経済性が良く、錆や
スケールの除去などにもそのまま使用できる。
分へ磁性体の砥石を液圧や空気圧で送ってやることで長
い管でも切らずに研磨でき、幾重に曲がった先でも配管
したまま研磨できる。又、砥石と電磁石の形状を変える
ことで内径数十cmの太い管から細径管まで、それぞれ研
磨できる装置を作ることができる。さらに、化学研磨液
など特殊な薬品を使わず低コストで経済性が良く、錆や
スケールの除去などにもそのまま使用できる。
【図１】第１の実施例を示す斜視図。
【図２】第２の実施例を示す斜視図。
１…被研磨管、２…磁性体砥石、３…電気回路、４，
５，６，７…電磁石。
５，６，７…電磁石。
Claims (1)
- 【請求項１】非磁性体を材質とする管に磁性体の砥石を
入れ、前記砥石に管内面を研磨させるような運動を与え
る磁力を発生させる電磁石と電気回路を管の外側に配置
し、研磨することを特徴とする非磁性体管の内面研磨装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29243295A JPH09131653A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 非磁性体管の内面研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29243295A JPH09131653A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 非磁性体管の内面研磨装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131653A true JPH09131653A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17781722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29243295A Pending JPH09131653A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 非磁性体管の内面研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131653A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108161603A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-06-15 | 华侨大学 | 磁场辅助平面磨削设备 |
| CN115464344A (zh) * | 2022-09-30 | 2022-12-13 | 大庆市龙兴石油机械有限公司 | 一种油管产品生产方法 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29243295A patent/JPH09131653A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108161603A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-06-15 | 华侨大学 | 磁场辅助平面磨削设备 |
| CN108161603B (zh) * | 2018-02-06 | 2023-08-29 | 华侨大学 | 磁场辅助平面磨削设备 |
| CN115464344A (zh) * | 2022-09-30 | 2022-12-13 | 大庆市龙兴石油机械有限公司 | 一种油管产品生产方法 |
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