JPH09131579A - キャップ殺菌方法及び装置 - Google Patents

キャップ殺菌方法及び装置

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JPH09131579A
JPH09131579A JP3189396A JP3189396A JPH09131579A JP H09131579 A JPH09131579 A JP H09131579A JP 3189396 A JP3189396 A JP 3189396A JP 3189396 A JP3189396 A JP 3189396A JP H09131579 A JPH09131579 A JP H09131579A
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caps
chamber
sterilization
nozzle
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Shogo Yamaguchi
昇吾 山口
Yoshiaki Takenaka
良明 竹中
Yukio Yamaguchi
幸男 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 完全殺菌が可能で、かつ人体に対して安全な
キャップ殺菌方法及び装置を提供する。 【解決手段】 供給されるキャップの所定数をキャリア
内に受入れ、同キャリアを、排気ファンを備えた殺菌ボ
ックス内に設けた3室を順次通過させ、これらの室にお
いて、リサイクルオゾン水を用いた予備洗浄、高濃度オ
ゾン水を用いた本殺菌、及び低濃度オゾン水を用いたリ
ンスをこの順に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPETボトル等の容
器のキャップを殺菌する方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は飲料水等を充填したPETボトル
等容器のキャップを、人体に害の少ないように低濃度の
オゾン水で殺菌する殺菌装置50の概略の構成を示す平
面図である。図において、Cはキャップ、51は低濃度
のオゾン水を噴射して殺菌する殺菌槽、52は、キャッ
プセパレータ(図示していない)で容器から取りはずさ
れ同じ姿勢で一列に並べられたキャップCを殺菌槽51
に搬送する供給エアコンベヤ、53は殺菌を終えたキャ
ップCを殺菌槽51から受け取って図示していない蓋締
装置に搬送する排出エアコンベヤである。
【0003】殺菌槽51の内部にはキャップCを案内し
て入口から出口に導く屈曲したガイド溝51aと、この
ガイド溝51aの上下面に一定の間隔をおいてキャップ
Cの進行方向に傾いた下向き及び上向きのノズル51b
が設けられており、また殺菌槽51は上方に片開きする
天蓋を備えていて、この天蓋を上げてガイド溝51aを
開くことができる。
【0004】低濃度オゾン水は図示していないオゾン水
製造装置によって所定のオゾン濃度に調整され、ポンプ
によってノズル51bから噴射されて循環するようにな
っており、また、排出エアコンベヤ53には図示してい
ないクリーンエアによる水切装置が設けられている。
【0005】キャップCは供給エアコンベヤ52によっ
て殺菌槽51内に押し入れられ、ガイド溝51aに案内
されて殺菌槽51内を走行し、走行中にノズル51bか
ら噴射されたオゾン水に所定時間浸されて殺菌され、出
口から排出エアコンベヤ53に移される。なお、ノズル
51bから進行方向に傾けて噴射されるオゾン水の圧力
によってキャップCは殺菌槽51内での走行を助けられ
る。殺菌槽51を出たキャップCはクリーンエアの噴射
によって水切された後、次工程の蓋締装置に送られる。
【0006】なお、充填液種の切換えに伴うキャップ種
類の変更を行う場合は、殺菌槽51の天蓋を開けて人手
によって殺菌槽51内に残っているキャップCを全部取
出し、殺菌槽51内を一旦空にした後、新しい液種用の
キャップを供給して作業を開始する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術は、人
体に対して害がないように低濃度のオゾン水(オゾン含
有量1ppm 程度)を用いたキャップ殺菌装置であるた
め、完全殺菌を要求される殺菌に対しては不十分で、完
全殺菌を行う為にはオゾン濃度を高く(オゾン含有量1
0〜20ppm )する必要があり、人体に対する安全性の
問題が生ずる。
【0008】本発明は完全殺菌ができ、かつ人体に対し
て安全なキャップ殺菌方法及び装置の提供を目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、次の特徴を有するキャップ殺菌方法
及び装置に関するものである。 (1)供給されるキャップの所定数をキャリア内に受入
れ、同キャリアを、排気ファンを備えた殺菌ボックス内
に設けた3室を順次通過させ、その各室において、リサ
イクルオゾン水を用いた予備洗浄、高濃度オゾン水を用
いた本殺菌、及び低濃度オゾン水を用いたリンスをこの
順に行うことを特徴とするキャップ殺菌方法。 (2)排気ファンとオゾンキラーを備えた殺菌ボックス
内でオゾン水を用いて殺菌を行うキャップ殺菌装置にお
いて、上記殺菌ボックス内に、スプレーノズルを備えた
予備洗浄室と、噴流ノズル及び超音波発振装置を備えた
本殺菌室と、スプレーノズル及びエアノズルを備えたリ
ンス室とを設けると共に、上記リンス室のスプレーノズ
ルに低濃度オゾン水を上記噴流ノズルに高濃度オゾン水
を供給するオゾン水製造装置と、上記リンス室の下部に
溜まったオゾン水を上記予備洗浄室のスプレーノズルに
圧送するポンプと、上記エアノズルにクリーンエアを供
給するクリーンエア源と、供給されるキャップの所定数
を受入れて上記各室を上記の順に移動するキャリアとを
設けたことを特徴とするキャップ殺菌装置。 (3)殺菌ボックスの入口及び出口のそれぞれの近傍に
配設された2対の同軸の駆動スプロケットと、出力軸が
上記2対の駆動スプロケットのスプロケット軸にそれぞ
れ結合され同期して回転する2個のインデキシングドラ
イブユニットと、上記2対の駆動スプロケットに巻掛け
られ複数のキャリアを支承して移動する倍ピッチチェン
とより成るキャリア移動手段を備えたことを特徴とする
前記(2)項に記載のキャップ殺菌装置。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の第1形態に
係るキャップ殺菌装置1の全体構成を示す斜視図、図2
は同装置を正面から見た断面図、図3は同装置の一部と
して使われているキャリアおよびプッシャの斜視図、図
4は殺菌対象のキャップCの斜視図である。
【0011】図1及び図2において、2は無菌室内に設
置された気密構造の殺菌ボックス、2aは上方に開く殺
菌ボックス2の天蓋、3(図1)は図示省略のキャップ
セパレータによって単列に整列されたキャップCを殺菌
ボックス2の入口2bに搬送する供給エアコンベヤ、4
(図1)はキャップCを殺菌ボックス2の出口2cから
図示省略の蓋締装置に搬送する排出エアコンベヤ、5は
殺菌ボックス2の上部と連通する排気ファン、6は排気
ファン5と殺菌ボックス2の間に配設されたオゾンキラ
ーである。
【0012】9,10及び11(図2)は殺菌ボックス
2内に固設されたオゾン水槽で、入口側のダーティオゾ
ン水槽9と出口側のリサイクルオゾン水槽10は幅広の
堰8によって分けられ、槽の上部を含めて入口側に予備
洗浄室12を、出口側にリンス室13を形成し、また、
中央上部のオゾン水槽11は高濃度オゾン水槽で、予備
洗浄室12及びリンス室13の中間に宙吊り状に固設さ
れ本殺菌室14を形成している。
【0013】予備洗浄室12及びリンス室13の上部に
はそれぞれ複数の上向きと下向きのスプレーノズル15
が、本殺菌室14の高濃度オゾン水槽11内には上向き
と横向きの複数の噴流ノズル16及び超音波発振装置1
7が設けられ、また、リンス室13の出口側上部は水切
場所として利用され複数の上向きと下向きのエアノズル
18が設けられている。
【0014】20は所定数のキャップCを保持して移動
するキャリアで、図3に示すようにキャップCの上下面
及び側面を拘束する複数(図3では6本)の丸俸20a
を両端のフレーム20bで固定して形成されており、丸
棒20aのキャップ挿入側端は僅かに広げられてキャッ
プCが進入し易いようになっている。
【0015】21(図1)は同軸で回転する複数対(図
1では8対)のスプロケット、22はスプロケット21
に巻掛けられて殺菌ボックス2の側壁に沿って走る2本
の倍ピッチチェン、23(図1)は入口2b側及び出口
2c側の上部2箇所のスプロケット21を駆動するイン
デックスモータで、キャリア20は両端を倍ピッチチェ
ン22に支持されてその長手方向に対して直角の方向に
間歇的に移動するようになっている。
【0016】24は出口2cの位置に配設されたプッシ
ャーで、無端状チェン24a(図3)に固設されたピン
24bによって、出口2c位置に移動してきたキャリア
20内のキャップCを排出エアコンベヤ4上に押出すも
のである。
【0017】30(図2)は殺菌ボックス2の外部に配
設されたオゾン水製造装置で、低濃度オゾン水製造機3
1と高濃度オゾン水製造機32とより成っており、低濃
度オゾン水製造機31は配管33によって低濃度オゾン
水(オゾン含有量1ppm 程度)をリンス室13のスプレ
ーノズル15に、高濃度オゾン水製造機32は配管34
によって高濃度オゾン水(オゾン含有量10〜20ppm
)を本殺菌室14(高濃度オゾン水槽11)の噴流ノ
ズル16にそれぞれ圧送し、またリンス室13下部のリ
サイクルオゾン水槽10よりオゾン水をポンプ35及び
配管36によってフィルタ37を通して予備洗浄室12
のスプレーノズル15に圧送する。38,39,及び4
0(図2)はそれぞれ予備洗浄室12下部のダーティオ
ゾン水槽9よりオゾン水をオゾン水製造装置30に戻す
戻し配管、戻し配管38中に配設されたポンプ、及び冷
却器、41(図2)は配管42(図2)によってリンス
室13の出口側上部及び下部のエアノズル18にクリー
ンエアを圧送するクリーンエア供給源である。また、4
3(図2)はリンス室13下部及び高濃度オゾン水槽1
1と戻し配管38を繋ぐ配管、44は各配管に設けられ
た開閉バルブである。
【0018】次に、以上の構成のキャップ殺菌装置の作
用を説明する。図示していないキャップセパレータで容
器から取りはずされ、上下の向きを揃えて単列に整列さ
せられたキャップCは供給エアコンベヤ3によって搬送
され、殺菌ボックス2の入口2bから静止しているキャ
リア20の中に送り込まれる。所定数(例えば24個)
が挿入されるとキャリア20はキャップCの列に直角な
方向にキャリア20の1ピッチ分移動して停止する。
【0019】予備洗浄室12ではキャップCはスプレー
ノズル15によって上下から後述のリサイクルオゾン水
の噴射を受けて濡らされ、汚れを落されて予備洗浄され
る。所定時間(例えば12秒程度)経過後、キャップC
は本殺菌室14に進み、下降して高濃度オゾン水槽11
内の高濃度オゾン水に浸り、噴流ノズル16によって下
方及び側方から噴流を受け、下方から超音波発振装置1
7による振動を受けながら所定時間(例えば36秒程
度)本殺菌される。次いで上昇してリンス室13に移動
し、予備洗浄室12内と同様にスプレーノズル15によ
って所定時間(例えば12秒程度)低濃度オゾン水の噴
射によってリンスされ、続いてエアノズル18によって
上下からクリーンエアの噴射を受けて水切が行われた後
(例えば全工程2分程度)、間欠回動するプッシャー2
4のピン24bによって出口2cから排出エアコンベヤ
4に送出される。
【0020】なお、本殺菌室14で噴射された高濃度オ
ゾン水は高濃度オゾン水槽11よりリンス室13にオー
バーフローしリサイクルオゾン水槽10に滞留する。こ
のリサイクルオゾン水槽10において、リンス室13の
使用済みの低濃度オゾン水と混合して濃度をほぼ半減
し、オゾン含有量5〜10ppm のリサイクルオゾン水と
なり、このリサイクルオゾン水は前述したように予備洗
浄室12のスプレーノズル15に圧送されて予備洗浄に
用いられ、余分のオゾン水は堰8を越えて直接予備洗浄
室12側のダーティオゾン水槽9内に流れて行く。
【0021】オゾン水から遊離する有害なオゾンガスを
含む空気は排気ファン5の吸引力によってオゾンキラー
6で無害化されて外気に放出され、殺菌ボックス2内は
負圧に保たれるのでオゾンガスが殺菌ボックス2より外
部に流出することはない。
【0022】充填液種の切換えに伴うキャップ種類の変
更を行う場合は、キャップCの供給を止めれば殺菌ボッ
クス2内のキャップCは全部殺菌ボックス2外に排出さ
れるので、殺菌ボックス2の天蓋2aを開ける必要はな
い。
【0023】なお、殺菌ボックス2へのキャップCの供
給を2列以上の供給エアコンベヤにするとともに、キャ
リア20の搬送ピッチの変更、プッシャ及び排出エアコ
ンベヤの増設等の変更により、キャップの殺菌処理能力
をアップさせることは可能である。
【0024】図5は本発明の実施の第2形態に係るキャ
ップ殺菌装置のキャリア移動手段を示す斜視図である。
本実施形態においては、スプロケット21および倍ピッ
チチェン23の配置は第1実施形態と同じであり、スプ
ロケットを駆動する手段のみが相異している。上記以外
の部分は第1実施形態と同じである。
【0025】図5において、231は駆動モータ、23
2はブレーキ付きクラッチ、233及び234はインデ
キシング(ドライブ)ユニット、235は2個のインデ
キシングユニット233及び234の入力軸を繋ぐ連結
軸、211及び212はそれぞれ前記8対のスプロケッ
ト21中の入口側及び出口側に設けられた2対の駆動ス
プロケット、213及び214はそれぞれ駆動スプロケ
ット211及び212のスプロケット軸、215はスプ
ロケット軸213及び214とインデキシングユニット
233及び234の出力軸をそれぞれ繋ぐフランジ継手
である。また、矢印A及びBはキャップCを供給及び送
出する供給エアコンベヤ3及び排出エアコンベヤ4(図
1参照)の中心位置を示し、これらとスプロケット軸2
13及び214との水平距離L1 ,L2 は出来るだけ短
く(例えば100mm程度に)しておく。
【0026】駆動モータ231はベルトを介してブレー
キ付きクラッチ232の入力軸を駆動し、ブレーキ付き
クラッチ232の出力軸は両軸型のインデキシングユニ
ット233の一方の入力軸を駆動し、このインデキシン
グユニット233の他方の出力軸ともう一つのインデキ
シングユニット234の入力軸は連結軸235により継
手236(マフ形継手)を介して連結されている。ま
た、フランジ継手215は片方のフランジのボルト孔が
長孔となっていて、この長孔の範囲で回転方向の角度の
調整ができるようになっている。
【0027】インデキシングユニット233及び234
は一定角度を割出した後暫く停留する動作を繰返す間歇
割出ユニットで、割出のピッチ時間は所定ピッチ時間
(例えば12秒程度)に調整されており、停滞時間はピ
ッチ時間の3/4程度で十分長く、供給エアコンベヤ3
及び排出エアコンベヤ4との間のキャップCの授受は停
滞時間中に行われる。駆動モータ231はインチング運
転を避けるため連続して稼働させる。ブレーキ付きクラ
ッチ232は本殺菌装置の上流及び下流に繋がる装置と
の関連でキャリア20(図1参照)の移動時期を変更す
る必要がある場合に、駆動モータ231とインデキシン
グユニット233及び234との間の伝動を遮断する為
に用いられる。
【0028】駆動スプロケット211及び212はイン
デキシングユニット233及び234で割出された特定
の姿勢位置で停止し、従って同駆動スプロケット211
及び212に噛合して巻掛けられた倍ピッチチェン22
の各リンク及び同リンクに飛び飛びに支承されたキャリ
ア20の位置も特定することができる。キャリア20は
入口2b及び出口2c位置では中心線を供給エアコンベ
ヤ3及び排出エアコンベヤ4の中心線と一致して停止す
るように、予めフランジ継手215によってスプロケッ
ト軸213及び214を回転させて調整しておく。キャ
ップCの授受をスムーズに行うためには上記両中心線の
ずれを極力小さく(例えば±1mm程度に)抑える。
【0029】一般にチェンは使用中に伸びを生じるの
で、駆動スプロケットと噛合しているチェンのリンクは
位置を拘束されているが、駆動スプロケットから離れた
所のリンクは拘束されず、リンクの位置は伸び長さの範
囲内で移動できる自由度をもつ。チェンの伸びは予め初
期伸び除去加工を施しても0.75%程度を許容する必
要があり、駆動スプロケットから離れたリンクの位置は
かなり大きい自由度をもつことになる。本発明の装置で
は供給エアコンベヤ3及び排出エアコンベヤ4の近傍の
2箇所に駆動スプロケット211及び212を配設して
倍ピッチチェン22を拘束しているので、たとえ倍ピッ
チチェン22に伸びが生じても両エアコンベヤ3及び4
の位置の倍ピッチチェン22のリンクの位置に対する影
響は極めて小さく、容易に所望の誤差範囲に収めること
ができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の殺菌装置によって次の効果が得
られる。 (1)多数のキャップを纏めてキャリアで移動させるの
で、本殺菌室では十分な時間高濃度オゾン水の噴流中に
浸漬し、かつ超音波による振動を加えることができ、完
全に無菌状態に殺菌することができる。 (2)殺菌は密閉されたボックス内で行われ、オゾン水
から遊離するオゾンガスを含む気体はオゾンガスをオゾ
ンキラーで吸収除去した後、外気に放出し、キャップは
低濃度オゾン水でリンス及び水切をされた後、ボックス
から排出されるのでオゾンによる害がなく安全である。 (3)予備洗浄には特に正常なオゾン水を必要とせず、
リンスで用いたリサイクルオゾン水を使用するので、エ
ネルギー費用の節約に寄与できる。 (4)供給エアコンベヤ及び排出エアコンベヤの近傍の
2箇所に倍ピッチチェンの駆動スプロケットを配設する
ので、倍ピッチチェンに若干の伸びが生じてもキャリア
の停止位置と両エアコンベヤの心合わせの狂いによる影
響は極めて少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るキャップ殺菌装
置の斜視図。
【図2】同装置を正面から見た断面図。
【図3】同装置に使用されるキャリア及びプッシャーの
斜視図。
【図4】同装置で殺菌されるキャップの斜視図。
【図5】本発明の実施の第2形態に係るキャップ殺菌装
置のキャリア移動手段の斜視図。
【図6】従来のキャップ殺菌装置の平面図。
【符号の説明】
1 キャップ殺菌装置 2 殺菌ボックス 5 排気ファン 6 オゾンキラー 12 予備洗浄室 13 リンス室 14 本殺菌室 15 スプレーノズル 16 噴流ノズル 17 超音波発振装置 18 エアノズル 20 キャリア 30 オゾン水製造装置 41 クリーンエア源 211、212 駆動スプロケット 213、214 スプロケット軸 233、234 インデキシング(ドライブ)ユニッ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されるキャップの所定数をキャリア
    内に受入れ、同キャリアを、排気ファンを備えた殺菌ボ
    ックス内に設けた3室を順次通過させ、その各室におい
    て、リサイクルオゾン水を用いた予備洗浄、高濃度オゾ
    ン水を用いた本殺菌、及び低濃度オゾン水を用いたリン
    スをこの順に行うことを特徴とするキャップ殺菌方法。
  2. 【請求項2】 排気ファンとオゾンキラーを備えた殺菌
    ボックス内でオゾン水を用いて殺菌を行うキャップ殺菌
    装置において、上記殺菌ボックス内に、スプレーノズル
    を備えた予備洗浄室と、噴流ノズル及び超音波発振装置
    を備えた本殺菌室と、スプレーノズル及びエアノズルを
    備えたリンス室とを設けると共に、上記リンス室のスプ
    レーノズルに低濃度オゾン水を上記噴流ノズルに高濃度
    オゾン水を供給するオゾン水製造装置と、上記リンス室
    の下部に溜まったオゾン水を上記予備洗浄室のスプレー
    ノズルに圧送するポンプと、上記エアノズルにクリーン
    エアを供給するクリーンエア源と、供給されるキャップ
    の所定数を受入れて上記各室を上記の順に移動するキャ
    リアとを設けたことを特徴とするキャップ殺菌装置。
  3. 【請求項3】 殺菌ボックスの入口及び出口のそれぞれ
    の近傍に配設された2対の同軸の駆動スプロケットと、
    出力軸が上記2対の駆動スプロケットのスプロケット軸
    にそれぞれ結合され同期して回転する2個のインデキシ
    ングドライブユニットと、上記2対の駆動スプロケット
    に巻掛けられ複数のキャリアを支承して移動する倍ピッ
    チチェンとより成るキャリア移動手段を備えたことを特
    徴とする請求項2に記載のキャップ殺菌装置。
JP3189396A 1995-09-05 1996-02-20 キャップ殺菌方法及び装置 Withdrawn JPH09131579A (ja)

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JP3189396A Withdrawn JPH09131579A (ja) 1995-09-05 1996-02-20 キャップ殺菌方法及び装置

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JP (1) JPH09131579A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2740495A1 (en) * 2012-12-07 2014-06-11 SIDEL S.p.A. con Socio Unico Unit and method for sterilizing caps to be applied onto containers

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