JPH09131540A - 固形物解砕機における解砕ロータの構造 - Google Patents

固形物解砕機における解砕ロータの構造

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JPH09131540A
JPH09131540A JP29279195A JP29279195A JPH09131540A JP H09131540 A JPH09131540 A JP H09131540A JP 29279195 A JP29279195 A JP 29279195A JP 29279195 A JP29279195 A JP 29279195A JP H09131540 A JPH09131540 A JP H09131540A
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rotor
crushing
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rotary
crushing rotor
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JP29279195A
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Michio Kawase
道雄 河瀬
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KAWASE IND KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/26Details
    • B02C13/28Shape or construction of beater elements
    • B02C2013/2816Shape or construction of beater elements of chain, rope or cable type

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】固形物供給口2と解砕物排出口3との間に
設けた解砕通路4は、主解砕ロータ6の各回転殴打体1
2a,12bが回転して固定殴打体7に至る前で主解砕
ロータ6の外周に対し固形物供給口2から両供給ロータ
5を経て通じる固形物供給路20と、固形物供給路20
から主解砕ロータ6の外周に沿って固定殴打体7に至る
殴打路21と、固定殴打体7から解砕物排出口3に至る
排出路22とを備えている。可撓チェーン17を有する
各回転殴打体12a,12bは、主解砕ロータ6の回転
中心8aに沿う中心C回りで主解砕ロータ6の回転方向
Pへ揺動可能に支持されている。各回転殴打体12a,
12bは、設定以上の回転抵抗力により揺動して逃げ
る。 【効果】脱水ケーキのような粘度質の固形物を確実に引
っ掻いてばらばらに分解でき、解砕能力を維持及び向上
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、泥水処
理用フィルタープレスにより脱水されたケーキ(粘度質
の固形物)を再利用するために解砕する固形物解砕機に
おいて、その解砕ロータの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の固形物解砕機においては、固形物
供給口と解砕物排出口との間に設けられた解砕通路に固
定歯体と解砕ロータとを備え、この解砕ロータの外周に
は固定歯体との間で固形物を解砕する複数の回転歯体が
配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記固定歯体
及び解砕ロータの各回転歯体は、ほぼ剛体であるため、
下記(イ)〜(ロ)の欠点がある。
【0004】(イ) 固形物の量が多過ぎたり、固形物
が硬過ぎたりすると、固定歯体と回転歯体との間で固形
物が噛み込み、その抵抗力により解砕ロータの回転数が
低下して解砕能力が落ちるおそれがある。
【0005】(ロ) 粘度質の固形物に回転歯体が衝突
すると、その衝突力は粘度質固形物を凹ます力としても
分散されるので、粘度質固形物に対する分解効率が悪く
なって解砕能力が落ちる。
【0006】本発明は、解砕ロータの各回転歯体を改良
し、解砕能力を維持及び向上することを目的にしてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜6)の符号を援用して本発明を説明する。第一発明
及び第二発明にかかる固形物解砕機は下記のように構成
されている。
【0008】両発明の固形物解砕機においては、固形物
供給口(2)と解砕物排出口(3)との間に設けた解砕
通路(4)に固定殴打体(7)と解砕ロータ(6)とを
備え、この解砕ロータ(6)の外周には固定殴打体
(7)に対し固形物を殴打して衝突させる複数の回転殴
打体(12a,12b)を配設している。
【0009】第一発明では、各回転殴打体(12a,1
2b)を解砕ロータ(6)の回転方向(P)へ揺動可能
に支持している。第二発明では、解砕ロータ(6)の回
転中心(8a)に沿う中心(C)回りで各回転殴打体
(12a,12b)を揺動可能に支持している。
【0010】従って、第一発明及び第二発明では、各回
転殴打体(12a,12b)に設定以上の回転抵抗力が
生じると、各回転殴打体(12a,12b)はこの回転
抵抗力の加わる方向へ揺動して逃げ、この回転抵抗力を
回避する。
【0011】第三発明は、第一発明または第二発明に下
記の構成を追加している。各回転殴打体(12a,12
b)は、可撓体(17)を備えている。従って、各回転
殴打体(12a,12b)の自由度が多くなり、各回転
殴打体(12a,12b)は解砕ロータ(6)の回転方
向(P)へ揺動するとともに、その他の方向へも揺動す
る。
【0012】第四発明は、第一発明から第三発明のうち
いずれかに下記の構成を追加している。解砕通路(4)
は、解砕ロータ(6)の各回転殴打体(12a,12
b)が回転して固定殴打体(7)に至る前で解砕ロータ
(6)の外周に対し固形物供給口(2)から通じる固形
物供給路(20)と、この固形物供給路(20)から解
砕ロータ(6)の外周に沿って固定殴打体(7)に至る
殴打路(21)と、この固定殴打体(7)から解砕物排
出口(3)に至る排出路(22)とを備えている。
【0013】従って、固形物供給口(2)から供給され
た固形物は、解砕ロータ(6)の外周やその各回転殴打
体(12a,12b)や固定殴打体(7)に対し確実に
叩きつけられる。
【0014】第五発明は、第四発明に下記の構成を追加
している。固形物供給路(2)には、固形物を解砕ロー
タ(6)の外周上に送る補助解砕兼供給ロータ(5)を
設けている。
【0015】従って、解砕ロータ(6)による二次解砕
の前に、この供給ロータ(5)により一次解砕が行われ
る。第六発明にかかる固形物解砕機は下記のように構成
されている。
【0016】固形物解砕機においては、固形物供給口
(2)と解砕物排出口(3)との間に設けた解砕通路
(4)に解砕ロータ(6)を備え、この解砕ロータ
(6)の外周には固形物に衝突する複数の回転殴打体
(12a,12b)を配設している。
【0017】前記解砕ロータ(6)の回転中心(8a)
に沿う中心(C)回りで各回転殴打体(12a,12
b)を揺動可能に支持し、この各回転殴打体(12a,
12b)は可撓チェーン(17)を備えている。
【0018】従って、可撓チェーン(17)の有する不
規則な可撓性に加え、その外形状により形取られる凹凸
が、固形物を確実に引っ掻いて分解する。
【0019】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態にかかる
固形物解砕機を図面を参照して説明する。図1に示すよ
うに、ケーシング1の上端部に固形物供給口2が設けら
れ、ケーシング1の下端部に解砕物排出口3が設けられ
ている。このケーシング1内には固形物供給口2と解砕
物排出口3との間で解砕通路4が設けられている。この
解砕通路4においては、固形物供給口2の下方にある一
対の供給ロータ5と、この供給ロータ5の下方にある主
解砕ロータ6と、この主解砕ロータ6上で隣接する固定
殴打体7とが配設され、まずそれらを分説する。
【0020】〔図1,2に示す前記主解砕ロータ6につ
いて〕ケーシング1上で両軸受1a間に駆動軸8が水平
に支持され、この駆動軸8の外周に回転ドラム9が一体
回転可能に固定されているとともに、この回転ドラム9
の外周に多数の支持腕10が一体回転可能に固定されて
いる。この支持腕10は、駆動軸8の回転中心8aに沿
って並設された一群の第一腕部10a及び一群の第二腕
部10bからなり、このは第一腕部10a群と第二腕部
10b群とは回転ドラム9の回転方向Pに沿って交互に
並設されている。一群の第一腕部10a間には第一支軸
11aが挿着されて駆動軸8の回転中心8aに沿って延
設され、各第一腕部10a間で第一支軸11aに第一回
転殴打体12aが支持されている。一群の第二腕部10
b間には第二支軸11bが挿着されて駆動軸8の回転中
心8aに沿って延設され、各第二腕部10b間で第二支
軸11bに第二回転殴打体12bが支持されている。こ
の各第一回転殴打体12aと各第二回転殴打体12bと
は互いに千鳥状に配設されている。前記駆動軸8には電
動モータ13の回転がベルト14及びプーリ15を介し
て伝達される。
【0021】〔図4に示す前記主解砕ロータ6の各回転
殴打体12a,12bについて〕各回転殴打体12a,
12bはU状の連結アーム16と可撓チェーン17(可
撓体)とからなる。このU状連結アーム16は、湾曲部
16aと、この湾曲部16aの両端から延びる腕部16
bとからなる。この可撓チェーン17は四つのリング1
7a,17b,17c,17dを順次繋ぎ合わせたもの
である。この可撓チェーン17の各リング17a,17
b,17c,17dのうち一つのリング17aがU状連
結アーム16内に挿入され、そのリング17a内に連結
ピン18が挿通されて両腕部16bに係止されている。
前記支軸11a,11bは湾曲部16aと両腕部16b
と連結ピン18との間でU状連結アーム16内に挿通さ
れている。
【0022】各回転殴打体12a,12bを構成するU
状連結アーム16は、主解砕ロータ6の回転中心8aに
沿う支軸11a,11bの中心C回りで主解砕ロータ6
の回転方向Pへ揺動可能に支持されるとともに、この支
軸11a,11bの中心C方向へも揺動し得る。また、
各回転殴打体12a,12bを構成する可撓チェーン1
7の各リング17a,17b,17c,17dも、それ
ぞれ上記二方向へ揺動し得る。従って、各回転殴打体1
2a,12bの全体は、前記U状連結アーム16の自由
度により、少なくとも、主解砕ロータ6の回転中心8a
に沿う支軸11a,11bの中心C回りで主解砕ロータ
6の回転方向Pへ揺動可能に支持される。
【0023】〔図1に示す前記固定殴打体7について〕
前記ケーシング1から主解砕ロータ6の外周に向けて斜
め下方にブラケット19が延設され、このブラケット1
9の下端部に板状の固定殴打体7が取着されている。こ
の板状固定殴打体7の平面状衝突面7aを含む延設面
は、主解砕ロータ6の回転中心8aに沿って延設されて
いるとともに、主解砕ロータ6の回転中心8a付近を通
り、前記固形物供給口2からの垂立面に対し角度θだけ
傾斜している。この板状固定殴打体7はその平面状衝突
面7aに沿う方向へ移動調節可能にブラケット19に対
し支持されている。
【0024】〔図1に示す前記解砕通路4について〕解
砕通路4は、主解砕ロータ6の各回転殴打体12a,1
2bが回転して固定殴打体7に至る前で主解砕ロータ6
の外周に対し固形物供給口2から通じる固形物供給路2
0と、この固形物供給路20から主解砕ロータ6の外周
に沿って固定殴打体7に至る殴打路21と、この固定殴
打体7から解砕物排出口3に至る排出路22とを備えて
いる。
【0025】〔図1〜3に示す前記供給ロータ5につい
て〕前記固形物供給路20には、固形物を主解砕ロータ
6の外周上に送る一対の供給ロータ5が並設されて相対
向方向Qへ回転するようになっている。各供給ロータ5
においては、ケーシング1上で両軸受1b間に駆動軸2
3が水平に支持され、この駆動軸23の外周四面に取着
された歯取付板24に多数の送り歯25が駆動軸23の
回転中心23a方向へ並設されている。この両駆動軸2
3間の固形物供給路20において、一方の供給ロータ5
の各送り歯25が他方の供給ロータ5の各送り歯25間
に入り込んでいる。前記駆動軸23には電動モータ26
の回転がスプロケット27、チェーン28及びスプロケ
ット29を介して伝達される。
【0026】〔固形物解砕作用について〕固形物(例え
ば脱水ケーキの一部)が固形物供給口2から供給されて
固形物供給路20で両供給ロータ5間に至ると、この両
供給ロータ5の各送り歯25により、平均的大きさに一
次解砕されるとともに、主解砕ロータ6の外周上に送ら
れて叩きつけられる。
【0027】主解砕ロータ6の外周上において、各回転
殴打体12a,12b(図4に示す連結アーム16及び
可撓チェーン17)は回転遠心力により半径方向へ延
び、この各回転殴打体12a,12bの先端(可撓チェ
ーン17のリング17d)が固定殴打体7の下端7bに
接触しない程度に近接する状態で、この固定殴打体7付
近を回転方向Pへ通過する。この主解砕ロータ6の外周
上に叩きつけられた固形物は、殴打路21で各回転殴打
体12a,12bにより殴打されるとともに、固定殴打
体7の衝突面7aに叩きつけられ、固定殴打体7の下端
7b付近を通って排出路22に至る。従って、固形物は
二次解砕されて再利用可能な状態まで粉砕される。そし
て、粉砕固形物は排出路22を通って解砕物排出口3か
ら排出される。
【0028】本実施形態は下記(イ)〜(ト)の特徴
(後記の付記以外)を有する。 (イ) 各回転殴打体12a,12bを主解砕ロータ6
の回転中心8aに沿う中心C回りで主解砕ロータ6の回
転方向Pへ揺動可能に支持した。そのため、主解砕ロー
タ6の外周上に供給された固形物の量が多過ぎたり、同
固形物が硬過ぎたりして、各回転殴打体12a,12b
に設定以上の回転抵抗力が生じると、各回転殴打体12
a,12bはこの回転抵抗力の加わる方向(主解砕ロー
タ6の回転向きに対し反対方向)へ揺動して逃げ、この
回転抵抗力を回避する。従って、主解砕ロータ6の回転
数低下を防止して解砕能力を維持することができる。
【0029】(ロ) 上記(イ)で示した各回転殴打体
12a,12bは可撓体(可撓チェーン17や連結アー
ム16)を備えている。そのため、各回転殴打体12
a,12bの自由度が多くなり、各回転殴打体12a,
12bは主解砕ロータ6の回転方向Pへ揺動するととも
に、その他の方向へも揺動する。従って、より一層主解
砕ロータ6の回転数低下を防止して解砕能力を維持する
ことができる。
【0030】(ハ) 上記(ロ)の可撓体として可撓チ
ェーン17を利用している点で特徴がある。この可撓チ
ェーン17は、撓んで逃げるとき固形物を引っ掻くよう
にして殴打する。すなわち、この可撓チェーン17の有
する不規則な可撓性に加え、その各リング17a,17
b,17c,17dの外形状により形取られる凹凸が、
固形物を確実に引っ掻いてばらばらに分解する。従っ
て、脱水ケーキのような粘度質の固形物を解砕する場
合、特に有効に働く。
【0031】(ニ) 上記(ロ)の可撓体(可撓チェー
ン17)は主解砕ロータ6の外周でその回転方向Pへ並
設されている。従って、先行の可撓チェーン17により
固形物が十分に解砕されない場合、先行の可撓チェーン
17が撓んで逃げ、後行の可撓チェーン17がこの固形
物を十分に解砕する。
【0032】(ホ) 上記(イ)で示した各回転殴打体
12a,12bが可撓体(可撓チェーン17や連結アー
ム16)であると、固形物に対する衝突時に撓んで逃げ
る。そのため、特に、脱水ケーキのような粘度質の固形
物を解砕する場合、前記引っ掻き作用により分解効率が
向上する反面、反発力が低下して粘度質固形物が弾き飛
ばされにくくなる。従って、粘度質固形物が解砕通路4
の内面(ケーシング1の内面)に付着しにくくなる。
【0033】(ヘ) 解砕通路4は、前述したように、
固形物供給路20と殴打路21と排出路22とを備えて
いる。従って、固形物供給口2から供給された固形物
は、主解砕ロータ6の外周やその各回転殴打体12a,
12bや固定殴打体7に対し確実に叩きつけられ、解砕
能力を高めることができる。
【0034】(ト) 固形物供給路2には補助解砕を兼
用する供給ロータ5を設けている。従って、主解砕ロー
タ6による二次解砕の前に、この供給ロータ5により一
次解砕を行うことができ、解砕能力を高めることができ
る。
【0035】前記実施形態以外にも下記(イ)〜(ヘ)
のように構成してもよい。 (イ) 図5に示すように、前記実施形態の可撓チェー
ン17(図4参照)に代えて、ハンマー30を連結ピン
18に対し回動可能に支持する。また、図6に示すよう
に、前記実施形態の連結アーム16及び可撓チェーン1
7(図4参照)に代えて、ハンマー31を支軸11a,
11bに対しその中心C回りで回動可能に支持する。こ
れらのハンマー30,31は、可撓チェーン17の場合
よりも、硬い固形物の解砕に適している。
【0036】(ロ) 上記(イ)のハンマー30,31
の外周に多数の引っ掻き用凹凸を設ける。 (ハ) 前記実施形態の可撓チェーン17(図4参照)
に代え、可撓体としてワイヤや可撓金属帯を利用する。
【0037】(ニ) 前記実施形態の固形物供給路2に
おいて、一対の供給ロータ5を省略する。 (ホ) 図1に示す固定殴打体7よりも回転方向P側で
想像線に示すように、補助固定殴打体32をこの固定殴
打体7に隣接して設ける。従って、解砕能力を高めるこ
とができる。
【0038】(ヘ) 図示しないが、前記実施形態のよ
うな固定殴打体7を設けず、主解砕ロータ6と同様な解
砕ロータのみを解砕通路に二以上並べて設ける。 〔付記〕各実施形態から把握できる技術的思想(請求項
以外)を効果と共に記載する。
【0039】(イ) 請求項1または請求項2に記載の
回転殴打体12a,12b、又は請求項3に記載の可撓
体17は、その外周に多数の引っ掻き用凹凸(前記実施
形態の可撓チェーン17の場合にはその各リング17
a,17b,17c,17dの外形状により形取られる
凹凸)を備えている。従って、粘度質の固形物を確実に
引っ掻いてばらばらに分解することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明にかかる固形物解砕機によれば、
特に脱水ケーキのような粘度質の固形物を確実に分解で
き、解砕能力を維持及び向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかる固形物解砕機を示す正断
面図である。
【図2】 図1のXーX線部分右断面図である。
【図3】 図1のYーY線部分平断面図である。
【図4】 (a)は図1に示す回転殴打体の部分拡大断
面図であり、(b)は図2に示す回転殴打体の部分拡大
断面図である。
【図5】 (a)は他の実施形態にかかる回転殴打体を
示す図4(a)相当図であり、(b)は同じく図4
(b)相当図である。
【図6】 (a)は他の実施形態にかかる回転殴打体を
示す図4(a)相当図であり、(b)は同じく図4
(b)相当図である。
【符号の説明】
2…固形物供給口、3…解砕物排出口、4…解砕通路、
5…供給ロータ、6…主解砕ロータ、7…固定殴打体、
12a,12b…回転殴打体、17…可撓チェーン(可
撓体)、20…固形物供給路、21…殴打路、22…排
出路、P…主解砕ロータ回転方向。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形物供給口(2)と解砕物排出口
    (3)との間に設けた解砕通路(4)に固定殴打体
    (7)と解砕ロータ(6)とを備え、この解砕ロータ
    (6)の外周には固定殴打体(7)に対し固形物を殴打
    して衝突させる複数の回転殴打体(12a,12b)を
    配設した固形物解砕機において、 前記各回転殴打体(12a,12b)を解砕ロータ
    (6)の回転方向(P)へ揺動可能に支持したことを特
    徴とする固形物解砕機における解砕ロータの構造。
  2. 【請求項2】 固形物供給口(2)と解砕物排出口
    (3)との間に設けた解砕通路(4)に固定殴打体
    (7)と解砕ロータ(6)とを備え、この解砕ロータ
    (6)の外周には固定殴打体(7)に対し固形物を殴打
    して衝突させる複数の回転殴打体(12a,12b)を
    配設した固形物解砕機において、 前記解砕ロータ(6)の回転中心(8a)に沿う中心
    (C)回りで各回転殴打体(12a,12b)を揺動可
    能に支持したことを特徴とする固形物解砕機における解
    砕ロータの構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の各回転
    殴打体(12a,12b)は、可撓体(17)を備えて
    いることを特徴とする固形物解砕機における解砕ロータ
    の構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれかに
    記載の解砕通路(4)は、解砕ロータ(6)の各回転殴
    打体(12a,12b)が回転して固定殴打体(7)に
    至る前で解砕ロータ(6)の外周に対し固形物供給口
    (2)から通じる固形物供給路(20)と、この固形物
    供給路(20)から解砕ロータ(6)の外周に沿って固
    定殴打体(7)に至る殴打路(21)と、この固定殴打
    体(7)から解砕物排出口(3)に至る排出路(22)
    とを備えていることを特徴とする固形物解砕機における
    解砕ロータの構造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の固形物供給路(2)に
    は、固形物を解砕ロータ(6)の外周上に送る補助解砕
    兼供給ロータ(5)を設けたことを特徴とする固形物解
    砕機における解砕ロータの構造。
  6. 【請求項6】 固形物供給口(2)と解砕物排出口
    (3)との間に設けた解砕通路(4)に解砕ロータ
    (6)を備え、この解砕ロータ(6)の外周には固形物
    に衝突する複数の回転殴打体(12a,12b)を配設
    した固形物解砕機において、 前記解砕ロータ(6)の回転中心(8a)に沿う中心
    (C)回りで各回転殴打体(12a,12b)を揺動可
    能に支持し、この各回転殴打体(12a,12b)は可
    撓チェーン(17)を備えていることを特徴とする固形
    物解砕機における解砕ロータの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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