JP2000189823A - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

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JP2000189823A
JP2000189823A JP10377164A JP37716498A JP2000189823A JP 2000189823 A JP2000189823 A JP 2000189823A JP 10377164 A JP10377164 A JP 10377164A JP 37716498 A JP37716498 A JP 37716498A JP 2000189823 A JP2000189823 A JP 2000189823A
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ridges
axial direction
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crushing
drum
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JP10377164A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hirakawa
和雄 平川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/26Details
    • B02C13/28Shape or construction of beater elements
    • B02C2013/2816Shape or construction of beater elements of chain, rope or cable type

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉砕能力を高め、より細く粉砕でき、特にパ
ルプ質の物品を綿状にまでするまで粉砕でき、パルプ質
物品が再利用容易な状態の粉砕物にできる粉砕装置を提
供する。 【解決手段】 ドラム1の内部中心に回転軸2を設け、
同回転軸にリンクチェーンとベルトチェーンの打撃体
3,4を複数列複数設け、ドラム1の内周に、15°の
軸方向に対する傾きの突条5の突条群と、−10°の傾
きの突条6の突条群と、傾きのない突条7の突条群とを
設け、円盤8と回転羽根9とを排出口1b付近に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類・雑誌・コン
ピュータ出力紙・ガラス瓶・プラスチック製品等の物品
を打撃・衝撃を与えて細片状又はパイプ質のものであれ
ば、細片・綿状にまで細かく粉砕する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、ドラム内の中心に回転軸を
挿入し、同回転軸にリンクチェーンを円周方向に複数本
且つ軸方向に複数列取付け、同リンクチェーンを回転さ
せて振り廻し、投入された物品をリンクチェーンで打撃
して破砕・粉砕する装置を開発した。更に破砕・粉砕力
を高めるためドラム内壁に軸方向に向けて突出させた突
条を複数条設け、突条とリンクチェーンの先端部との間
で物品を打撃することで物品に強い切断力・破砕力を与
え、破砕・粉砕力を高めるものを開発した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、粉砕能力を一段と高め、より細かく粉砕で
き、特にパルプ質の書類・雑誌等の物品では綿状までに
することができ、綿状繊維物として有用な再利用できる
状態にできる粉砕装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 粉砕される物品の投入口と粉砕物の排出口を有す
るドラムの内部に回転軸を設け、同回転軸に複数の可撓
性の打撃体を軸周に複数本且つ軸方向に複数列取付け、
回転する打撃体で物品を打撃して粉砕する粉砕装置に於
いて、ドラム内壁に軸方向に延びた突条を円周方向に所
定間隔離して複数条設け、しかもこれらの突条群を軸方
向に複数列設けるとともに、中間の列又は終列の突条群
の突条の軸方向に対する傾きを他の突条群の突条に比べ
て被粉砕物の排出口への送りを遅くするように傾きを変
向し、変向した突条群の境界で粉砕する物品が長く滞在
して充分な粉砕を受けれるようにしたことを特徴とする
粉砕装置 2) 変向した列の突条群の突条の軸方向に対する角度
が前列の突条群の突条の軸方向に対する角度と反対の方
向である前記1)記載の粉砕装置 3) 打撃体がリンクチェーンである前記1)又は2)
記載の粉砕装置にある。
【0005】
【作用】本発明では、ドラムの内壁に軸方向に延びた突
条群が複数列設けられていて、打撃体が回転すると投入
口から投入された物品は打撃体で打撃されて物品は分断
・破砕・粉砕する。特に、物品は突条によって一端を固
定状態にして打撃体で打撃されると、空間で打撃される
よりはるかに強力に打撃され、よく粉砕・分断させるこ
とができる。本発明では、突条群の多列の中の中間列又
は終列(突条が軸方向に長く連続したものでは、中間又
は終端)において、突条の軸方向に対する角度が物品を
投入口側への移動させる方向又は排出口への移動を遅く
する方向に設定されていて、物品が粉砕されながら進行
しているものが逆方向に、又は遅く移動するため変向し
た場所付近に物品が滞留し、これによって打撃体による
打撃時間が長くなり、又物品が重なることで打撃力が強
くできる。これによってパルプ質の物品では細片・チッ
プ状態から繊維部分だけが残り他は綿状に膨らんだ状態
でからんで綿ホコリ状に近い状態までに粉砕ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のドラムの径・長さ・壁厚
等の寸法は粉砕する物品が紙・雑誌等のパルプ質の物品
か、プラスチック製品か、陶磁器・金属機械器具か等の
物品の素材・大きさ・硬さ・処理能力によって適切なも
のが選ばれる。本発明の打撃体は、数個の肉厚のリンク
を複数個連結したりリンクチェーンが強靱で且つ安価で
耐久性があり好ましい。打撃体の他の例としては、チェ
ーンベルト、ワイヤ、複数のブロックを自在に連結した
もの等があり、必要なら先端部にハンマー、切断チップ
等を取付けたものも使用できる。打撃体の回転数は、打
撃体の重量・材質及び粉砕される物品の素材によって適
宜決定されるが、800〜2500RPMの回転数が実
用的な範囲である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、書類・雑誌・コンピュータ紙等の物
品を綿状になるまで数〜十秒で処理できる能力を有する
装置の例である。図1は、実施例の縦断面図である。図
2は、図1のA−A断面図である。図3は、図1のB−
B断面図である。図4は、実施例のドラム内周壁の展開
図である。図5は、本発明のドラム内周壁の他の例の展
開図である。図中、1はドラム、1aは投入口、1bは
排出口、2は回転軸、3はリンクチェーンを用いた打撃
体、4はチェーンベルトを用いた打撃体、5,6,7は
ドラム1の内周壁から5mm程突出させた突条であっ
て、突条5は回転軸2の軸方向に対して15°傾いて6
本平行に設けられている。突条6は突条5とは逆方向に
回転軸2に対して10°傾いていて12本平行に長く設
けられている。突条7は回転軸2に対して0°即ち軸と
平行に9本設けられている。図中、8は円盤、8aはド
ラム1の内壁と円盤8の外周縁との間の粉砕物の排出通
路、8bは空気流通孔、9は回転羽根板、9aは同回転
羽根板の取付リンク、10は回転軸2に軸着されたプー
リー、11はモータ、12はモータ10の動力を回転軸
2に2000RPM程で回転させるベルト、13は通過
制約円板である。Aは実施例の粉砕装置、Bは投入され
るコンピュータ印刷連続紙、Cは綿状の粉砕物である。
この実施例では、コンピュータ印刷連続紙Bが投入口1
aから投入されると、コンピュータ印刷連続紙Bは20
00RPM程で回転されているリンクチェーンの打撃体
3と突条5によってで強く打撃され、コンピュータ印刷
連続紙Bは分断・破砕される。突条5の位置でコンピュ
ータ印刷連続紙Bが分断され粗破砕される。次に粗破砕
物は突条5の軸に対して15°の傾きによって次列の突
条6群の方向に移行させようとするが次列の突条6は軸
に対して10°逆方向に傾いていて粗破砕物は投入口方
向へ移動させようとし、粗破砕物はこの突条6の位置で
滞留しがちとなり、この突条5と突条6との境界及び突
条6で長く滞留し、突条6の位置のリンクチェーンの打
撃体3及びチェーンベルトを用いた打撃体4によって打
撃され、更に粗破砕物は細破砕・粉砕され、紙は繊維が
残って他は微細に粉砕され、綿状に近くなる。そして突
条6の突条群から送られると突条7群の列でチェーンベ
ルトの打撃体4によって破砕・粉砕された物を更に粉砕
し、完全に綿状になる状態にする。綿状になった破砕物
Cは円盤8とドラム1の内周壁との間の排出通路8aを
通過し、回転羽根9で送風されて負圧の状態で吸引され
て排出口1bから空気とともに綿状となって排出され
る。投入口1aの投入から排出口1bで排出される時間
は4〜5秒であり、綿ホコリ状になって空気とともに排
出される。この綿状の粉砕物Cは、油・水の吸収性がよ
く、油回収用として、フィルターとして、又は適度に水
等で泥状にして型枠、又はプレスすることで種々の形状
に出来、育苗ポット・クッション材等に広く使用できる
ものとなった。図5に示すドラムの内壁の突条の配列例
は、突条が15°送り方向の傾きの6本の突条20と、
15°送り方向の12本の突条21と、−10°の逆送
り方向の12本の突条22と、軸方向と平行で0°の傾
きのない9本の突条23とからなっていて、第2,3列
の突条21,22で破砕物の流れがぶつかって乱れて滞
留させて充分な破砕を行い、第4列は排出口1bへの移
動を積極的に与えず滞留させて粉砕時間・回数を確保さ
せる例である。
【0008】
【発明の効果】以上の様に、本発明によればドラム内壁
に軸方向に延びた突条群の軸方向の中間列又は終列に移
動方向を逆にする又は遅らせる突条群を設けることで物
品の粉砕時間を長くし、且つ粉砕力を高め、粉砕物の打
撃による粉砕を充分なものにして、粉砕能力が高く、パ
ルプ質のものは綿状までに短時間に粉砕して吐出させる
ことができるものとした。特にパルプ質のものは綿状態
まで粉砕できるので、その粉砕物は油吸水紙・吸水紙・
クッション材の材料となり、又水と混練して型枠に入れ
てプレス・乾燥させることで所要の形状に成形でき、再
利用が容易なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】実施例のドラム内周壁の展開図である。
【図5】本発明のドラム内周壁の他の例の展開図であ
る。
【符号の説明】
1 ドラム 1a 投入口 1b 排出口 2 回転軸 3,4 打撃体 5,6,7 突条 8 円盤 8a 排出通路 8b 空気流通孔 9 回転羽根板 9a 取付リンク 10 プーリ 11 モータ 12 ベルト 13 通過制限円板 20,21,22,23 突条 A 粉砕装置 B コンピュータ連続紙 C 破砕物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉砕される物品の投入口と粉砕物の排出
    口を有するドラムの内部に回転軸を設け、同回転軸に複
    数の可撓性の打撃体を軸周に複数本且つ軸方向に複数列
    取付け、回転する打撃体で物品を打撃して粉砕する粉砕
    装置に於いて、ドラム内壁に軸方向に延びた突条を円周
    方向に所定間隔離して複数条設け、しかもこれらの突条
    群を軸方向に複数列設けるとともに、中間の列又は終列
    の突条群の突条の軸方向に対する傾きを他の突条群の突
    条に比べて被粉砕物の排出口への送りを遅くするように
    傾きを変向し、変向した突条群の境界で粉砕する物品が
    長く滞在して充分な粉砕を受けれるようにしたことを特
    徴とする粉砕装置。
  2. 【請求項2】 変向した列の突条群の突条の軸方向に対
    する角度が前列の突条群の突条の軸方向に対する角度と
    反対の方向である請求項1記載の粉砕装置。
  3. 【請求項3】 打撃体がリンクチェーンである請求項1
    又は2記載の粉砕装置。
JP10377164A 1998-12-29 1998-12-29 粉砕装置 Pending JP2000189823A (ja)

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Cited By (8)

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