JPH09131347A - 胸部圧迫ベルト - Google Patents
胸部圧迫ベルトInfo
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- JPH09131347A JPH09131347A JP7290968A JP29096895A JPH09131347A JP H09131347 A JPH09131347 A JP H09131347A JP 7290968 A JP7290968 A JP 7290968A JP 29096895 A JP29096895 A JP 29096895A JP H09131347 A JPH09131347 A JP H09131347A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/01—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
- A61F5/30—Pressure-pads
- A61F5/34—Pressure pads filled with air or liquid
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/01—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
- A61F5/03—Corsets or bandages for abdomen, teat or breast support, with or without pads
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧迫位置がずれることがなく、しかも、使用
者が寝たきりとなる制約を解放するとともに、絆創膏に
よるアレルギー性のかぶれも回避でき、更に、乳房の大
きい女性にも適用する。 【解決手段】 胸周りに着脱自在に巻付けるベルト本体
2と、このベルト本体2から胸部上に延在した押え部材
3と、この押え部材3の内側面の所定位置に取付けら
れ、任意の流動体によって膨張可能な袋体4とを具備
し、袋体4の膨張を利用して胸部を圧迫すると同時に胸
部にしっかりと固定するようにしたものである。
者が寝たきりとなる制約を解放するとともに、絆創膏に
よるアレルギー性のかぶれも回避でき、更に、乳房の大
きい女性にも適用する。 【解決手段】 胸周りに着脱自在に巻付けるベルト本体
2と、このベルト本体2から胸部上に延在した押え部材
3と、この押え部材3の内側面の所定位置に取付けら
れ、任意の流動体によって膨張可能な袋体4とを具備
し、袋体4の膨張を利用して胸部を圧迫すると同時に胸
部にしっかりと固定するようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば心臓のペー
スメーカー埋込み手術を行なった後、ペースメーカー埋
込み傷口を固定するのに好適に用いられる胸部圧迫ベル
トに関するものである。
スメーカー埋込み手術を行なった後、ペースメーカー埋
込み傷口を固定するのに好適に用いられる胸部圧迫ベル
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、心臓の弱い人に対しては、ペース
メーカーの埋込み手術が行なわれいてる。このペースメ
ーカーは、電極を心臓に取り付け、周期的に心臓に電気
的な刺激を与えて心臓の収縮運動を活発にさせるもので
ある。
メーカーの埋込み手術が行なわれいてる。このペースメ
ーカーは、電極を心臓に取り付け、周期的に心臓に電気
的な刺激を与えて心臓の収縮運動を活発にさせるもので
ある。
【0003】上記ペースメーカーは、胸部を切開して体
内に埋め込まれるが、手術後、切開部を縫合して傷口が
完全に回復するまで相当長時間に亘って切開部を圧迫
し、ペースメーカーを固定して該ペースメーカーの移動
による肉盛りの遅れを防止する必要がある。
内に埋め込まれるが、手術後、切開部を縫合して傷口が
完全に回復するまで相当長時間に亘って切開部を圧迫
し、ペースメーカーを固定して該ペースメーカーの移動
による肉盛りの遅れを防止する必要がある。
【0004】従来、ペースメーカー埋込み手術後の切開
部を相当長時間に亘って圧迫する手段として、切開部に
ガーゼ等を当ててこれを絆創膏で固定し、その上に50
0g〜1kg程度に調整された砂袋等のおもしを載せてこ
れを絆創膏で動かないように固定し、この固定状態を相
当長時間に亘って維持する方法が採用されている。
部を相当長時間に亘って圧迫する手段として、切開部に
ガーゼ等を当ててこれを絆創膏で固定し、その上に50
0g〜1kg程度に調整された砂袋等のおもしを載せてこ
れを絆創膏で動かないように固定し、この固定状態を相
当長時間に亘って維持する方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来方法では、砂袋等のおもしの固定が不充分であり、お
もしのずれによるペースメーカーのずれが生じ易くて肉
盛りが遅れるという問題がある。また、おもしにより重
力方向にしか圧迫力を作用させることができないから、
患者は相当長時間に亘って寝たきり状態を余儀なくさ
れ、しかも、その間に寝返りすることも制約されるとい
う問題がある。更に、ガーゼ並びにおもしの固定手段と
して絆創膏を使用しているから、患者に絆創膏によるア
レルギー性のかぶれを招きやすいという問題がある。ま
た、おもしによる固定は乳房の大きい女性には適用しづ
らいという問題もある。
来方法では、砂袋等のおもしの固定が不充分であり、お
もしのずれによるペースメーカーのずれが生じ易くて肉
盛りが遅れるという問題がある。また、おもしにより重
力方向にしか圧迫力を作用させることができないから、
患者は相当長時間に亘って寝たきり状態を余儀なくさ
れ、しかも、その間に寝返りすることも制約されるとい
う問題がある。更に、ガーゼ並びにおもしの固定手段と
して絆創膏を使用しているから、患者に絆創膏によるア
レルギー性のかぶれを招きやすいという問題がある。ま
た、おもしによる固定は乳房の大きい女性には適用しづ
らいという問題もある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、圧迫位置がずれること
がなくて肉盛りを早めることができ、しかも、使用者が
寝たきりとなる制約を解放するとともに、絆創膏による
アレルギー性のかぶれも回避することができ、更に、乳
房の大きい女性にも適用できる胸部圧迫ベルトを提供す
ることにある。
ので、その目的とするところは、圧迫位置がずれること
がなくて肉盛りを早めることができ、しかも、使用者が
寝たきりとなる制約を解放するとともに、絆創膏による
アレルギー性のかぶれも回避することができ、更に、乳
房の大きい女性にも適用できる胸部圧迫ベルトを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、胸周りに着脱自在に巻付けるベルト本
体と、このベルト本体から胸部上に延在した押え部材
と、この押え部材の内側面の所定位置に取付けられ、任
意の流動体によって膨張可能な袋体とを具備したもので
ある。
めに、本発明は、胸周りに着脱自在に巻付けるベルト本
体と、このベルト本体から胸部上に延在した押え部材
と、この押え部材の内側面の所定位置に取付けられ、任
意の流動体によって膨張可能な袋体とを具備したもので
ある。
【0008】また、本発明の第2の発明は、上記押え部
材が、胸部側と背部側のベルト本体を肩部越しに連結す
る肩かけベルトであることを特徴とし、第3の発明は、
上記押え部材が、硬質素材よりなる逆T字状の板状硬質
部材であることを特徴とする。
材が、胸部側と背部側のベルト本体を肩部越しに連結す
る肩かけベルトであることを特徴とし、第3の発明は、
上記押え部材が、硬質素材よりなる逆T字状の板状硬質
部材であることを特徴とする。
【0009】更に、本発明の第4の発明は、上記袋体の
周囲に、袋体の膨張を胸部側に限定制御するための補強
部材を配設させたことを特徴とし、第5の発明は、上記
ベルト本体の所定位置に腕固定ベルトを取付けたこと特
徴とする。
周囲に、袋体の膨張を胸部側に限定制御するための補強
部材を配設させたことを特徴とし、第5の発明は、上記
ベルト本体の所定位置に腕固定ベルトを取付けたこと特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図5に基いて説明する。
乃至図5に基いて説明する。
【0011】図1乃至図3は本発明の胸部圧迫ベルトの
一実施形態を示し、この胸部圧迫ベルト1は、胸部に着
脱自在に取付ける伸縮性素材または非伸縮性素材よりな
るベルト本体2と、このベルト本体2の所定位置に取付
けた押え部材としての伸縮性素材または非伸縮性素材よ
りなる肩かけベルト3と、この肩かけベルト3の内側面
の所定位置に取付けた任意の流動体によって膨張可能な
袋体4とを具備している。
一実施形態を示し、この胸部圧迫ベルト1は、胸部に着
脱自在に取付ける伸縮性素材または非伸縮性素材よりな
るベルト本体2と、このベルト本体2の所定位置に取付
けた押え部材としての伸縮性素材または非伸縮性素材よ
りなる肩かけベルト3と、この肩かけベルト3の内側面
の所定位置に取付けた任意の流動体によって膨張可能な
袋体4とを具備している。
【0012】ベルト本体2は、伸縮性素材または非伸縮
性素材で形成されているが、通気性に優れた例えばナイ
ロン等からなるメッシュ生地を用いることが望ましい。
このベルト本体2の内側面の一端部分(図1中左端部
分)には係止手段としての面ファスナー2aが縫着、接
着等により固定されているとともに、外側面の両端部分
には係止手段としての面ファスナー2b,2cがそれぞ
れ縫着、接着等により固定されている。また、ベルト本
体2の外側面の所定位置には、伸縮性素材または非伸縮
性素材よりなる腕固定ベルト5が外方に延びるように縫
着されている。そして、この腕固定ベルト5の先端部分
の両側面には、係止手段としての面ファスナー5a,5
bがそれぞれ縫着、接着等により固定されている。
性素材で形成されているが、通気性に優れた例えばナイ
ロン等からなるメッシュ生地を用いることが望ましい。
このベルト本体2の内側面の一端部分(図1中左端部
分)には係止手段としての面ファスナー2aが縫着、接
着等により固定されているとともに、外側面の両端部分
には係止手段としての面ファスナー2b,2cがそれぞ
れ縫着、接着等により固定されている。また、ベルト本
体2の外側面の所定位置には、伸縮性素材または非伸縮
性素材よりなる腕固定ベルト5が外方に延びるように縫
着されている。そして、この腕固定ベルト5の先端部分
の両側面には、係止手段としての面ファスナー5a,5
bがそれぞれ縫着、接着等により固定されている。
【0013】肩かけベルト3は、伸縮性素材または非伸
縮性素材で形成されているが、通気性に優れた例えばナ
イロン等からなるメッシュ生地を用いることが望まし
い。この肩かけベルト3は、その基端をベルト本体2の
中間部分上辺に縫着させて平面形状が逆T字状になるよ
うに固着されており、内側面の先端部分には係止手段と
しての面ファスナー3aが縫着、接着等により固定され
ている。また、肩かけベルト3の内側面の基端部分に
は、伸縮性素材よりなるポケット布6を縫着させてポケ
ット7が形成されており、このポケット7内には後述す
る袋体4の膨張を胸部側に限定制御させるプラスチック
等の硬質素材よりなる補強板8が収容されている。
縮性素材で形成されているが、通気性に優れた例えばナ
イロン等からなるメッシュ生地を用いることが望まし
い。この肩かけベルト3は、その基端をベルト本体2の
中間部分上辺に縫着させて平面形状が逆T字状になるよ
うに固着されており、内側面の先端部分には係止手段と
しての面ファスナー3aが縫着、接着等により固定され
ている。また、肩かけベルト3の内側面の基端部分に
は、伸縮性素材よりなるポケット布6を縫着させてポケ
ット7が形成されており、このポケット7内には後述す
る袋体4の膨張を胸部側に限定制御させるプラスチック
等の硬質素材よりなる補強板8が収容されている。
【0014】袋体4は、例えばゴム、塩化ビニール、ポ
リエチレン等よりなるバルーン等が用いられ、逆止弁
(図示せず)を有する流動体供給管9を外部に突出させ
た状態でポケット7内のポケット布6と補強板8間に収
容されている。この袋体4の流動体供給管9には、例え
ば手動操作式ポンプ(図示せず)および圧力計(図示せ
ず)が必要に応じて接続されるようになっており、圧力
計を眺めながら手動操作式ポンプを操作することによっ
て、空気、水等の流動体(ゲル状も含む)が流動体供給
管9を通して袋体4に充填されて当該袋体4を膨張させ
るようになっている。
リエチレン等よりなるバルーン等が用いられ、逆止弁
(図示せず)を有する流動体供給管9を外部に突出させ
た状態でポケット7内のポケット布6と補強板8間に収
容されている。この袋体4の流動体供給管9には、例え
ば手動操作式ポンプ(図示せず)および圧力計(図示せ
ず)が必要に応じて接続されるようになっており、圧力
計を眺めながら手動操作式ポンプを操作することによっ
て、空気、水等の流動体(ゲル状も含む)が流動体供給
管9を通して袋体4に充填されて当該袋体4を膨張させ
るようになっている。
【0015】次に、本発明の胸部圧迫ベルト1の胸部へ
の巻付要領を、図4および図5に基いて説明する。
の巻付要領を、図4および図5に基いて説明する。
【0016】まず、ベルト本体2を胸周りに胸部側から
背部側へ廻して両端部分の面ファスナー2a,2cを互
いに係止することによって、ベルト本体2を胸周りに巻
付ける。つづいて、肩かけベルト3を肩越しに胸部側か
ら背部側へ廻して先端部分の面ファスナー3aをベルト
本体2の面ファスナー2bに係止することによって、ベ
ルト本体2の胸部側と背部側を肩部越しに肩かけベルト
3により連結してベルト本体2をずり落ちないように支
持する。この後、腕固定ベルト5を胸部を圧迫する側の
腕の周りに胸部側から背部側へ廻して先端部分の面ファ
スナー5aまたは5bをベルト本体2の面ファスナー2
bに係止することによって、腕固定ベルト5を胸部を圧
迫する側の腕に巻付けて当該腕を固定するとともに胸部
圧迫ベルト1の胸部への巻付けを完了する。尚、図4お
よび図5では、左側の胸部を圧迫するように胸部圧迫ベ
ルト1を巻付けているが、右側の胸部を圧迫するように
胸部圧迫ベルト1を巻付けることも可能である。
背部側へ廻して両端部分の面ファスナー2a,2cを互
いに係止することによって、ベルト本体2を胸周りに巻
付ける。つづいて、肩かけベルト3を肩越しに胸部側か
ら背部側へ廻して先端部分の面ファスナー3aをベルト
本体2の面ファスナー2bに係止することによって、ベ
ルト本体2の胸部側と背部側を肩部越しに肩かけベルト
3により連結してベルト本体2をずり落ちないように支
持する。この後、腕固定ベルト5を胸部を圧迫する側の
腕の周りに胸部側から背部側へ廻して先端部分の面ファ
スナー5aまたは5bをベルト本体2の面ファスナー2
bに係止することによって、腕固定ベルト5を胸部を圧
迫する側の腕に巻付けて当該腕を固定するとともに胸部
圧迫ベルト1の胸部への巻付けを完了する。尚、図4お
よび図5では、左側の胸部を圧迫するように胸部圧迫ベ
ルト1を巻付けているが、右側の胸部を圧迫するように
胸部圧迫ベルト1を巻付けることも可能である。
【0017】このように胸部圧迫ベルト1の胸部への巻
付けを完了すると、袋体4の流動体供給管9に手動操作
式ポンプおよび圧力計を接続させ、圧力計を眺めながら
手動操作式ポンプを操作して袋体4内に流動体を充填す
ることによって、袋体4を補強板8で肩ベルト3の外側
への膨張を抑制させながら胸部側へ膨張させ、胸部を圧
迫すると同時に胸部圧迫ベルト1を胸部へしっかりと固
定する。この時、使用者の体型に応じて圧力計を眺めな
がら手動操作式ポンプによって流動体の袋体4への充填
量を変化して圧迫力を自由に調整することにより、その
使用者に適した圧迫を行なうことができるとともに、そ
の調整された圧迫力は逆止弁によって長時間に亘って維
持することが可能である。また、必要に応じて袋体4の
圧力の管理をコンピューターによる自動圧迫力制御を採
用することも可能である。
付けを完了すると、袋体4の流動体供給管9に手動操作
式ポンプおよび圧力計を接続させ、圧力計を眺めながら
手動操作式ポンプを操作して袋体4内に流動体を充填す
ることによって、袋体4を補強板8で肩ベルト3の外側
への膨張を抑制させながら胸部側へ膨張させ、胸部を圧
迫すると同時に胸部圧迫ベルト1を胸部へしっかりと固
定する。この時、使用者の体型に応じて圧力計を眺めな
がら手動操作式ポンプによって流動体の袋体4への充填
量を変化して圧迫力を自由に調整することにより、その
使用者に適した圧迫を行なうことができるとともに、そ
の調整された圧迫力は逆止弁によって長時間に亘って維
持することが可能である。また、必要に応じて袋体4の
圧力の管理をコンピューターによる自動圧迫力制御を採
用することも可能である。
【0018】以上は本発明の一実施の形態を説明したも
ので、本発明はこのような実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨に基づいて種々の設計変更が可
能である。
ので、本発明はこのような実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨に基づいて種々の設計変更が可
能である。
【0019】まず、上記実施の形態では、袋体4を肩か
けベルト3のポケット7に収容して取付けるようにして
いるが、袋体4を肩かけベルト3に例えば面ファスナー
や両面テープにより取付けるようにしてもよし、単に肩
かけベルト3で袋体4を押しつけるだけでもよい。
けベルト3のポケット7に収容して取付けるようにして
いるが、袋体4を肩かけベルト3に例えば面ファスナー
や両面テープにより取付けるようにしてもよし、単に肩
かけベルト3で袋体4を押しつけるだけでもよい。
【0020】また、上記実施の形態では、本体ベルト2
の胸部側と背部側を肩部越しに連結するようにした肩か
けベルト3を押え部材として用いているが、図6に示す
ように、本体ベルト2の所定位置に硬質素材よりなる平
面形状が逆T字状の板状硬質部材10を取付けてこれを
押え部材としてもよい。この場合、板状硬質部材10の
内側に袋体4を直に面ファスナーや両面テープ等により
取付けても、この板状硬質部材10により袋体4の膨張
を板状硬質部材10の内側へ制御することができる。
の胸部側と背部側を肩部越しに連結するようにした肩か
けベルト3を押え部材として用いているが、図6に示す
ように、本体ベルト2の所定位置に硬質素材よりなる平
面形状が逆T字状の板状硬質部材10を取付けてこれを
押え部材としてもよい。この場合、板状硬質部材10の
内側に袋体4を直に面ファスナーや両面テープ等により
取付けても、この板状硬質部材10により袋体4の膨張
を板状硬質部材10の内側へ制御することができる。
【0021】また、上記実施の形態では、胸部を圧迫す
る側の腕を固定するために本体ベルト2に腕固定ベルト
5を取付けているが、本体ベルト2に腕固定ベルト5を
取付けなくてもよい。但し、傷口を早期に回復するに
は、腕固定ベルト5で胸部を圧迫する側の腕を固定する
方がよい。
る側の腕を固定するために本体ベルト2に腕固定ベルト
5を取付けているが、本体ベルト2に腕固定ベルト5を
取付けなくてもよい。但し、傷口を早期に回復するに
は、腕固定ベルト5で胸部を圧迫する側の腕を固定する
方がよい。
【0022】また、上記実施の形態では、ベルト本体1
の両端部分を背部側で係止しているが、胸部側で係止す
るようにしてもよい。
の両端部分を背部側で係止しているが、胸部側で係止す
るようにしてもよい。
【0023】更に、上記実施の形態では、ベルト本体1
の両端部分、肩かけベルト3の先端部分および腕固定ベ
ルト5の先端部分をそれぞれ面ファスナー2a,2b,
2c,3a,5a,5bで係止しているが、相互に係止
機能を有するものであればどのようなものも適用でき
る。例えば相互に嵌合可能な雄雌のホック、ボタンや紐
等を利用できる。
の両端部分、肩かけベルト3の先端部分および腕固定ベ
ルト5の先端部分をそれぞれ面ファスナー2a,2b,
2c,3a,5a,5bで係止しているが、相互に係止
機能を有するものであればどのようなものも適用でき
る。例えば相互に嵌合可能な雄雌のホック、ボタンや紐
等を利用できる。
【0024】尚、本発明の胸部圧迫ベルトは、ペースメ
ーカー埋込み手術後の切開部の圧迫に限らず、カテーテ
ル検査や各種注射針等の挿入傷口の止血、更にはカテー
テル検査中のカテーテルの留置固定等に用いることがで
きる。
ーカー埋込み手術後の切開部の圧迫に限らず、カテーテ
ル検査や各種注射針等の挿入傷口の止血、更にはカテー
テル検査中のカテーテルの留置固定等に用いることがで
きる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
袋体の膨張を利用して胸部を圧迫し、また袋体の押え部
材とベルト本体は胸部へしっかりと固定するから、圧迫
位置がずれることがなく、圧迫位置を確実に圧迫して肉
盛りを早めることができるとともに、従来のように寝た
きりでなくても胸部を圧迫できて使用者に行動力の自由
を与えることができ、しかも、従来の絆創膏によるアレ
ルギー性のかぶれの発生を回避することができ、更に、
乳房の大きい女性にも適用できる。
袋体の膨張を利用して胸部を圧迫し、また袋体の押え部
材とベルト本体は胸部へしっかりと固定するから、圧迫
位置がずれることがなく、圧迫位置を確実に圧迫して肉
盛りを早めることができるとともに、従来のように寝た
きりでなくても胸部を圧迫できて使用者に行動力の自由
を与えることができ、しかも、従来の絆創膏によるアレ
ルギー性のかぶれの発生を回避することができ、更に、
乳房の大きい女性にも適用できる。
【0026】また、ベルト本体の胸部側と背部側とを肩
部越しに肩かけベルトにより連結するから、肩ベルトに
よりベルト本体がずり落ちないように防止され、長時間
に亘って圧迫を行なっていても圧迫位置がずれることが
なく、圧迫位置をより確実に圧迫することができる。
部越しに肩かけベルトにより連結するから、肩ベルトに
よりベルト本体がずり落ちないように防止され、長時間
に亘って圧迫を行なっていても圧迫位置がずれることが
なく、圧迫位置をより確実に圧迫することができる。
【0027】また、補強部材により袋体の膨張を胸部側
に限定制御するから、圧迫位置を効果的に圧迫すること
ができる。
に限定制御するから、圧迫位置を効果的に圧迫すること
ができる。
【0028】更に、腕固定ベルトにより胸部を圧迫する
側の腕を固定するから、傷口の回復を早めることができ
る。
側の腕を固定するから、傷口の回復を早めることができ
る。
【図1】本発明の胸部圧迫ベルトの一実施の形態を示す
正面斜視図である。
正面斜視図である。
【図2】本発明の胸部圧迫ベルトの一実施の形態を示す
背面斜視図である。
背面斜視図である。
【図3】図1のA−A線に沿った拡大断面図である。
【図4】本発明の胸部圧迫ベルトの胸部への巻付状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図5】本発明の胸部圧迫ベルトの胸部への巻付状態を
示す背面図である。
示す背面図である。
【図6】本発明の胸部圧迫ベルトの他の実施の形態を示
す正面斜視図である。
す正面斜視図である。
1 胸部圧迫ベルト 2 ベルト本体 3 肩かけベルト(押え部材) 4 袋体 5 腕固定ベルト 6 ポケット布 7 ポケット 8 補強部材 9 流動体供給管
Claims (5)
- 【請求項1】 胸周りに着脱自在に巻付けるベルト本体
と、このベルト本体から胸部上に延在した押え部材と、
この押え部材の内側面の所定位置に取付けられ、任意の
流動体によって膨張可能な袋体とを具備したことを特徴
とする胸部圧迫ベルト。 - 【請求項2】 上記押え部材が、胸部側と背部側のベル
ト本体を肩部越しに連結する肩かけベルトであることを
特徴とする請求項1の胸部圧迫ベルト。 - 【請求項3】 上記押え部材が、硬質素材よりなる逆T
字状の板状硬質部材であることを特徴とする請求項1の
胸部圧迫ベルト。 - 【請求項4】 上記袋体の周囲に、袋体の膨張を胸部側
に限定制御するための補強部材を配設させたことを特徴
とする請求項1〜3のいずれか記載の胸部圧迫ベルト。 - 【請求項5】 上記ベルト本体の所定位置に腕固定ベル
トを取付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
記載の胸部圧迫ベルト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290968A JPH09131347A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 胸部圧迫ベルト |
US08/744,074 US5891070A (en) | 1995-11-09 | 1996-11-04 | Breast presser belt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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