JPH09131325A - 心拍測定装置 - Google Patents
心拍測定装置Info
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- JPH09131325A JPH09131325A JP7291488A JP29148895A JPH09131325A JP H09131325 A JPH09131325 A JP H09131325A JP 7291488 A JP7291488 A JP 7291488A JP 29148895 A JP29148895 A JP 29148895A JP H09131325 A JPH09131325 A JP H09131325A
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Abstract
目標心拍数が必要とされるトレーニングを効率的に行え
る心拍測定装置を提供すること。 【解決手段】 予め複数の目標心拍数をトレーニングに
合わせて記憶させておく。心拍測定のスタート(S2
2)後は測定した心拍数と予め入力した目標心拍数を比
較し(S24、S26)、目標心拍に対して外れた時に
は、アラームで知らせる(S25、S27)。設定され
たトレーニングが変更されたことを検出すると(S2
8)、次の新しい目標心拍を読み出して(S30)、こ
の目標心拍を以降の測定した心拍との比較対象とする。
Description
あらかじめ設定してから心拍の測定を行う心拍測定装置
に関し、特に複数の目標心拍数や目標心拍範囲を設定す
ることができる心拍測定装置に関する。
ハビリテーションなどに用いられている心拍測定装置に
おいては、ペースアップの一定時間が経過すると、報知
音を発すると共に心拍数の測定を開始し、測定値が所定
の値になったら、再度報知音を発すると共に再度ペース
アップの計時を開始するという一連の動作を繰り返すよ
うにしたものが知られている。
6−14723号公報の3欄8行目〜3欄13行目及び
図6に記載されている。
インターバルトレーニングはスピードやスピード持久
力、更にはペース感覚を養うためのトレーニングとして
最も一般的に行われている。例えば400mをペースを
上げて走り(ペースアップ)、そのまま休まずに200
mをゆっくりジョギングする(回復)。これを1セット
として休まずに5回繰り返す。
行うためには、一般的にはペースアップ時(目標心拍
数:160〜180)と回復時(目標心拍数:120〜
130)の心拍数になるようにタイムや距離を設定する
ことが望ましいと言われている。同様にレペティション
トレーニングは回復時(目標心拍数:90以下)と言わ
れている。
は、インターバルタイマと呼ばれる時間管理だけの2つ
のタイマにペースアップ時間と回復時間を設定し、連動
タイマとして交互に繰り返す練習方法であった。
測定装置を用いたインターバルトレーニングにおいて
も、ペースアップ時は一定時間で管理するだけであり、
また回復時は時間不定で設定心拍数になるまでという単
純なものである。
高いままとなり、筋肉内に乳酸が貯まってきてパフォー
マンスが低下するという問題点があった。また、トレー
ニングを効果的に行うためのペースアップ時間や回復時
間をチェックしたり決めるのが難しいという問題点があ
った。更に、トレーニングが効率よく適正に行われてい
るかを知ることが難しいという問題点があった。
るものであって、インターバルトレーニングのような、
複数の目標心拍数が必要とされるトレーニングを効率的
に行える心拍測定装置を提供することを目的とするもの
である。
となった時には鳴音により使用者に知らせることができ
る心拍測定装置を提供することを別の目的とするもので
ある。
計測・記憶し、後から今後の目標値が容易に決められた
り、練習効果がわかる心拍測定装置を提供することを別
の目的とするものである。
第1の形態は、複数の目標心拍範囲を設定記憶すること
が可能であって、この目標心拍範囲を所定の順序で読み
出して連続した目標心拍設定動作を実行する目標心拍制
御手段を備えている。そして、心拍パルス情報を検出す
る心拍センサからの信号に基づいて算出された心拍数
と、読み出された目標心拍範囲とを比較し、算出値が目
標心拍範囲を外れた際に、その旨の報知を行うと共に、
目標心拍制御手段は、外部操作部材の操作により、設定
記憶されている次の目標心拍範囲の読み出し動作を実行
することを特徴とする。
ングにおける複数の目標心拍範囲を入力しておく。この
場合、例えば、インターバルトレーニングにおけるペー
スアップ時と回復時の2つの目標心拍範囲を入力する。
そして、トレーニング中はこの目標心拍範囲と測定中の
心拍(算出された心拍数)との比較を行い、目標心拍範
囲から外れると報知する。さらに、外部操作部材を操作
してトレーニングが次の段階に移行すると、次の目標心
拍範囲が読み出されて自動的に目標心拍範囲が更新され
るようになる。すなわち、外部操作部材を操作すること
により次々と目標心拍範囲が切り替わっていくので、使
用者はトレーニング毎に目標心拍範囲をあらためて設定
しなおす必要がなくなる。
または下限値のとちらを越えたかを明確に鳴音により区
別することにより、ペースアップまたはペースダウンを
使用者に知らしめることが望ましい。
は、複数の目標心拍範囲を設定記憶することが可能であ
って、この目標心拍範囲を、外部操作部材の操作に従っ
て所定の順序で読み出して連続した目標心拍設定動作を
実行する目標心拍制御手段を備えている。これに加え
て、外部操作部材による、複数回の目標心拍範囲の読み
出し動作の相互の時間間隔を計測する時間計測手段と、
この時間計測手段の計測タイムを記憶する時間計測記憶
手段を備えたことを特徴とする。
ている目標心拍範囲の読み出しから次の目標心拍範囲の
読み出しまでの時間間隔を計測して記憶することによ
り、後で今回のトレーニングが効率よく適正におこなわ
れたかや、トレーニングの成果を知ることができる。す
なわち、目標心拍制御手段によって設定された目標心拍
範囲ごとのトレーニング時間を把握することによって、
そのトレーニングが望ましい時間で行われたかどうかを
判断するものである。
は、複数の目標心拍数を設定記憶することが可能であっ
て、この目標心拍数を、外部操作部材の操作に従って所
定の順序で読み出して連続した目標心拍設定動作を実行
する目標心拍制御手段を備えている。そして、心拍パル
ス情報を検出する心拍センサからの信号に基づいて算出
された心拍数をと読み出された目標心拍数とを比較し、
両者の一致を検出する一致検出手段を有していると共
に、目標心拍制御手段による目標心拍数の読み出し動作
から、一致検出手段が一致を検出した時までの計測時間
を計測する時間計測手段を有することを特徴とする。
の操作によって目標心拍数を読み出してから、算出され
た心拍数が目標心拍数に到達するまでの時間を計測する
ことにより、ペースアップ前のウオーミングアップや回
復時におけるクーリングダウンが適正におこなわれたか
を知ることができる。ウォーミングアップを行っていな
いと心拍数の上がり方が鈍いために目標心拍数に到達す
るまでの時間が長くかかるようになり、また、疲労がた
まっていて心拍数の下がり方が鈍い場合にも目標心拍数
に到達するための時間が長くかかるようになる。この時
間を把握することで、ウォーミングアップの適正度や運
動強度の適性度をチェックすることが可能となる。
は、複数の目標心拍数を設定記憶することが可能であっ
て、この目標心拍数を、外部操作部材の操作に従って所
定の順序で読み出して連続した目標心拍設定動作を実行
する目標心拍制御手段を備えている。そして、心拍パル
ス情報を検出する心拍センサからの信号に基づいて算出
された心拍数と目標心拍制御手段により読み出された目
標心拍数とを比較し、算出値が読み出された目標心拍数
に到達しないうちに、外部操作部材の操作によって次の
目標心拍数が読み出された時は、その旨を報知すること
を特徴とする。
拍数が目標となる心拍数に到達しないうちに外部操作部
材が操作されたこと、すなわち、トレーニングの目的が
達成されないうちに、次のトレーニングに移ってしまっ
たことを検出して報知するものである。回復時のクーリ
ングダウンにおいては、実際の心拍数が目標となる心拍
数に下がってから、外部操作部材を操作して次のトレー
ニングに移るのがよいのであるが、目標心拍数に到達す
る前に外部操作部材を操作してしまうと、疲労が抜けな
いうちに次のトレーニングに移行することになる。本第
4の形態はこのことを警告するものであり、これによ
り、疲労をため込まない効率のよいトレーニングができ
る。また、ペースアップ時においては、実際の心拍数が
目標となる心拍数に上昇してから、外部操作部材を操作
して次のトレーニングに移るのがよいのであるが、目標
心拍数に到達する前に外部操作部材を操作してしまう
と、充分な運動を行わないうちに次のトレーニングに移
行することになる。このことを警告することにより、不
十分な運動強度でのトレーニングを防止することができ
る。
いて図面に基づいて詳しく説明する。
を示すブロック図である。図においてRAM1(目標心
拍記憶手段、時間計測記憶手段)は、複数の目標心拍範
囲や目標心拍数、計時タイム(計測された時間)等を記
憶するメモリである。さらに、プログラム用のROM
2、計測時間をカウントする計時カウンタや入出力ポー
ト、そしてLCD(表示器)ドライバおよび演算回路等
から構成される演算部3(目標心拍制御手段、心拍算出
手段、比較手段、時間計測手段、一致検出手段)、心拍
数および計時タイムを表示する表示器4、水晶からなる
発振子5、発振子5を発振および分周して計測等に必要
な基準信号を作る分周回路6、演算部3の入力ポートに
接続される複数のスイッチ7(外部操作部材)、演算部
3の出力ポートに接続されブザー等でアラーム出力する
鳴音部8(報知手段)等から構成されている。
検出するか、または血管に流れる血流を光学的に検出
し、心拍検出信号を演算部3に出力する。なお、ここで
いう心拍とは、心臓の拍動のみならず、例えば手足とい
った末梢部における脈拍をも含んでいる。
単位時間(ここでは1分間)当たりの心拍数に換算して
算出する。そして、算出結果とRAM1に記憶された目
標心拍範囲とを比較し、比較した結果が目標心拍数の範
囲外にある時は、鳴音部8により警告鳴音する。
し、ROM2には中央処理装置を制御するためのプログ
ラムが書き込まれている。なお、RAM1、ROM2、
演算部3、分周回路6はワンチップマイクロコンピュー
タ10で構成されている。
方法についてその概略を説明する。
グの前に、モード切り替えスイッチであるスイッチ7C
を操作して目標心拍入力モードに入る。そして、スイッ
チ7Aとスイッチ7Bを操作して、ペースアップ時と回
復時の目標心拍数範囲を入力する。入力手順としてはペ
ースアップから先に入力する。入力を終えたら再びスイ
ッチ7Cを操作して目標心拍入力モードから計測モード
に移行させる。
り計測時間カウンタおよび心拍測定をスタートさせる。
目標心拍数としては、まずペースアップ時の設定記憶値
から選択される。心拍測定が開始されると心拍センサ部
9は心拍に同期した心拍検出信号を演算部3に送る。演
算部3は心拍検出信号の入力を検出するとROM2に記
憶されているプログラムに従い、1分当たりの心拍数に
換算・算出し、表示器4にその数値を表示させる。同時
に算出した心拍数とペースアップ用の目標心拍数とを比
較し、算出された心拍数が目標心拍数の範囲外にある時
は鳴音部により警告する。次にペースアップが終了する
とスイッチ7Aを操作する。すると、演算部3は計測カ
ウンタの値をRAM1に格納し、計測カウンタをリセッ
トして再スタートさせる。同時に今度は回復時の目標心
拍数を選択し、算出した心拍数と回復用の目標心拍数と
を比較し、算出された心拍数が目標心拍数の範囲外にあ
る時は鳴音部により警告する。次に回復が終了すると再
びスイッチ7Aを押す。すると同様に計測カウンタの値
をRAM1に格納し、計測カウンタをリセットして再ス
タートさせる。同時に再度ペースアップ時の目標心拍数
を選択し、算出した心拍数とペースアップ用の目標心拍
数とを比較し、算出された心拍数が目標心拍数の範囲外
にある時は鳴音部により警告する。
の操作により、簡単に目標心拍数を切り替えることがで
きるので、トレーニングに合わせた心拍数を選択するこ
とができる。
内部構成について説明する。
(メモリマップ)である。メモリアドレスはPAGE、HIG
H、LOWにより選択される。説明を容易にするために右側
にアドレス名称を示してある。この図は、計測の途中に
おける状態の一例を示したものである。
トからの積算時間データ(0時00分34秒56)が記
憶されている。積算データアドレスが計時カウンタとな
る。ワーク1および2アドレスは演算等で一時的に使用
する汎用のメモリである。目標心拍1アドレスにはペー
スアップ時の目標心拍(160〜180)が格納されて
いる。目標心拍2アドレスには回復時の目標心拍(12
0〜130)が格納されている。目標心拍3アドレスに
は本例においては何も設定されていないクリア状態であ
る。データ1アドレスには1回目のペースアップタイム
(0時00分54秒24)が格納されている。データ2
アドレスには1回目の回復タイム(0時00分41秒3
5)が格納されている。データ3アドレスには2回目の
ペースアップタイム(0時00分55秒14)が格納さ
れている。データ4アドレスには2回目の回復タイム
(0時00分42秒29)が格納されている。アドレ
ス”LOW=7”にはどの目標心拍時の計時タイムかを示す
データが格納される。たとえばデータ3アドレスには”
1”が格納され、目標心拍1の時の計時タイムであるこ
とを示す。すなわち、目標心拍nアドレスのn値が格納
される。データ5アドレス以降はまだ何も格納されてい
ない。
に合わせた複数の目標心拍数を記憶しているので、アド
レスを適切に選択することにより、トレーニングに合わ
せた目標心拍数を自動的に選択することができる。
目標心拍との比較を行う心拍処理1(第1の形態)を説
明するためのフローチャートである。外部操作部材であ
るスイッチ7のうち、スイッチ7Aはスタート/練習
(トレーニング)終了用、スイッチ7Bはストップ/リ
セット用として使用する。
いてフローに沿って一通り説明する。図において、ステ
ップ21は心拍測定をしていない状態から、スイッチ7
Aを操作して心拍測定を開始する”スタートSW入力?”
である。ステップ22は血管に例えば流れる血流を光学
的に検出することによって得られた心拍検出信号を演算
部3に出力する”心拍測定スタート”である。ステップ
23は図2の目標心拍1アドレスに記憶されているペー
スアップ時の目標心拍をRAM1から読み出す”目標1
読込”である。ステップ24は演算部3に入力された心
拍検出信号を単位時間(ここでは1分間)当たりの心拍
数に換算した測定値が、ステップ23で読み出された目
標心拍数(図2の例では160)より小さいかを判定す
る”心拍数下限?”である。ステップ25は鳴音部8に
ピーッ、ピーッと長い周期で鳴音するように指示する”
下限鳴音”である。ステップ26は算出された測定値の
心拍数が、ステップ23で読み出された目標心拍数(図
2の例では180)より大きいかを判定する”心拍数上
限?”である。ステップ27は鳴音部8にピッ、ピッと
短い周期で鳴音するように指示する”上限鳴音”であ
る。ステップ28は心拍測定状態でスイッチ7Aが操作
されたかどうかを判定する”設定練習(トレーニング)
終了?”である。ステップ29は次の練習の目標心拍数
が設定されているかを判定する”次の練習あり?”であ
る。ステップ30は次の目標心拍数をRAM1から読み
出す”次の目標読込”である。ステップ31は心拍測定
状態でスイッチ7Bが操作され心拍測定を終わりにする
かを判定する”ストップSW入力?”である。ステップ3
2は心拍処理1を終わらせる”終了”である。
ついて説明する。心拍測定の前に、目標心拍数をあらか
じめ入力しておく。インターバルトレーニングの条件は
ペースアップ時は400mを目標心拍数160〜180
で走る。回復時は200mを目標心拍数120〜130
で走る。これを1セットとして5回繰り返す。現在は心
拍測定はしていないとする。
Aを操作するとS21、S22、S23が実行される。
すなわち、まずトレーニングはペースアップから始ま
り、ペースアップ時の下限の目標心拍数は160、上限
の心拍数は180となる。ステップ24では演算部3に
よって算出された測定値の心拍数が160以下かどうか
が判定される。通常の場合、スタート直後は目標心拍数
以下となっているので、ステップ25により下限鳴音が
使用者(被測定者)に知らされ、使用者はペースアップ
を要求される。時間と共に心拍が上昇してきて目標心拍
数160を超えると下限鳴音は停止し、ステップ26に
より、算出された測定値の心拍数が180以上かどうか
が判定される機会が多くなる。そして、測定値が180
を超えるとステップ27により上限鳴音が使用者に知ら
され、使用者はペースダウンしなければならない。鳴音
がなにもされない時は目標心拍数の範囲内(160〜1
80)でトレーニングが行われていることになる。
した時にスイッチ7Aを操作して、意識の中でペースア
ップから回復に移行すると、S28、S29、S30が
実行され、今度は目標心拍2アドレスから目標心拍数が
読み込まれ、下限値は120、上限値は130となる。
前記と同様にS24またはS26により判定され、範囲
外の時にはS25またはS27により知らされる。
を通過した時にスイッチ7Aを再び操作して、意識の中
で回復の走りから2サイクル目のペースアップに移行す
ると、S28、S29、S23が実行され、再度目標心
拍1アドレスから目標心拍数が読み込まれ、目標心拍数
は160〜180となる。同様にS24またはS26に
より範囲内であるかどうかが判定され、範囲外の時には
鳴音で知らされる。以下同様に合計5サイクル繰り返さ
れる。6サイクル目に入った時点で使用者がスイッチ7
Bを操作することにより、S31、S32により心拍測
定を強制的に終了する。
点で使用者がスイッチBを操作することにより、心拍測
定を強制的に終了するようにしているが、インターバル
トレーニングの繰り返し数(本例では5)をRAM1に
入力し、1サイクル経過毎に減算してゼロになったら自
動的に心拍計測を終わりにするようにしてもよい。
の3値を入力し、3値とも異なる鳴音で知らせるように
すると、さらに効果は上がる。
の移行に伴い目標心拍数も自動的に移行していくので、
トレーニングの最中に目標心拍数をあらためて修正した
りしなくてもよくなる。
かを鳴音により知らせるので、表示で確認する必要もな
くなりトレーニングに集中することができる。
の時間計測を行う心拍処理2(第2の形態)を説明する
ためのフローチャートである。説明のためのインターバ
ルトレーニング条件は図3と同様である。また、図3と
同様な処理についての説明は省略する。
Aを操作するとS21、S22、S23が実行され、さ
らに、ステップ41において図2の積算データアドレス
をカウントアップする”時間計測スタート”が実行され
計時を開始する。使用者がスタートから400m地点を
通過した時にスイッチ7Aを操作して、ペースアップか
ら回復に移行すると、S28が実行されると共に、ステ
ップ42において図2の積算データアドレスのデータが
図2のデータ1アドレスに記憶され、積算データアドレ
スのデータをリセットする”計時タイムのメモリ”が行
われる。また、データ1〜nアドレスの格納において
は、目標心拍1の時間計測データの時にはアドレス”LO
W=7”には”1”も格納され、目標心拍2の時間計測デ
ータの時にはアドレス”LOW=7”には”2”も格納され
る。このデータは後でリコールモード(記憶されている
データを読み出して表示させるためのモード)でデータ
を読み出した時になんのデータかを判別するためのもの
である。図2においてはデータ1および3アドレスの計
測タイムがペースアップ時であり、データ2および4が
回復時の計時タイムである。また、図示はしていない
が、従来広く用いられているストップウォッチと同様に
リコールモードでこの計時タイムを後から表示器4で読
み出すことができる。ステップ43は心拍処理2を終わ
らせる”終了”である。以後の処理は図3と同様に行わ
れる。
グ毎の計測タイムが記憶されるので、計測されたタイム
と昔のタイムとを比較してトレーニングの成果を知った
り、トレーニングが適正に行われているかを知ることが
できる。
になるまでの時間計測を行う心拍処理3(第3の形態)
を説明するためのフローチャートである。説明のための
インターバルトレーニング条件は、ペースアップ時は4
00m、目標心拍数160、回復時は200m、目標心
拍数130とする。これを1セットとして5回繰り返
す。図3および4と同様な処理の説明は省略する。そし
て、心拍測定の前には前もって目標心拍数を入力してお
く。ただし、図3及び4と異なり、目標心拍範囲ではな
くひとつの目標心拍数の入力となる。
Aを操作するとS21、S22が実行され、ステップ5
1において図2の目標心拍1アドレスに記憶されている
ペースアップ時の目標心拍をRAM1から読み出す”目
標1読込”を処理し、ステップ41を実行する。ステッ
プ52は、演算部3に入力された心拍検出信号を単位時
間(ここでは1分間)当たりの心拍数に換算した測定値
の心拍数が、ステップ51で読み出された目標心拍数と
同一かどうかを判定する”心拍数同一?”である。ステ
ップS53は積算データアドレスのデータをリセットす
る”時間カウンタをリセット”が行われる。ステップ5
4は次の目標心拍数をRAM1から読み出す”次の目標
読込”である。ステップ55は心拍処理3を終わらせ
る”終了”である。
態(スイッチ7Aを操作した状態)から、実際の心拍測
定値が設定された目標心拍数に到達するまでの時間を時
間計測カウンタによってカウントアップし、この計測タ
イムを記憶手段に記憶する。また、図示はしていない
が、従来広く用いられているストップウォッチと同様に
リコールモードでこの計測タイムを後から表示器4で読
み出すことができる。
グ毎の目標タイムまでの計測タイムが記憶されるので、
ペースアップ時にはウオーミングアップが適正だったか
を知ることができる。また、回復時の計時タイムは回復
力が遅いならばトレーニングが強すぎることになり、逆
に回復が早いならば強度を上げられる等の自分に合った
ペースを知ったり、トレーニングが適正に行われている
かを知ることができる。
ニング(あるいは不十分なトレーニング)を検出する心
拍処理4(第4の形態)を説明するためのフローチャー
トである。説明のためのインターバルトレーニング条件
は図5と同様である。図3、4および5と同様な処理の
説明は省略する。なお、図6においては、回復時におけ
る動作を主に念頭において記載してある。
Aを操作するとS21、S22、S51、S52が実行
される。ステップ61は”フラグをセット”である。ス
テップ62はステップ61が実行されたかを判定する”
フラグ=1?”である。ステップ63はピィーと3秒間
の連続鳴音となる”疲労鳴音”である。ステップ63は
心拍測定を強制終了させる”心拍測定終了”である。
いうちに目標心拍1(160)に移行した時(スイッチ
7Aを操作した時)には、強制的に心拍測定を終了する
ことを報知して心拍測定を終わらせる。また、目標心拍
1(160)に到達しないうちに目標心拍2(130)
に移行したときも、同様に心拍測定は終了する。この場
合は、ステップ63は、”疲労鳴音”というよりも”不
十分鳴音”と呼称する方が適当である。
て、目標心拍に達しない(下がらない)うちに次のトレ
ーニングに移行した時には、トレーニングを中止するよ
うに鳴音するので、ケガやオーバーワークなどの弊害を
予防することができる。また、ペースアップ時におい
て、目標心拍に達しない(上がらない)うちに次のトレ
ーニングに移行した時にも、トレーニングを中止するよ
うに鳴音するので、不十分なトレーニングになってしま
うことを防止できる。
によれば以下のような効果を有する。
目標心拍範囲を前もって設定し、練習(トレーニング)
の移行に伴い目標心拍数も自動的に移行し、心拍数が目
標心拍範囲を外れたら報知するので、トレーニングの途
中で目標心拍数を修正したりしなくてもよくなり、トレ
ーニングに集中することができる。
目標心拍範囲毎のタイムも計測するようにしたので、ト
レーニングの成果や、トレーニングが適正に行われてい
るかを知ることができる。
になるまでの時間を計測・記憶するようにしたので、ウ
オーミングアップ、運動強度が適正に行われているかを
知ることができる。
拍数にならないのに次の目標心拍数が入って来たときに
は、警告鳴音をするようにしたので、ケガやオーバーワ
ークなどの弊害や不十分なトレーニングを予防すること
ができる。
ロック図である。
図(メモリマップ)である。
との比較を行う心拍処理を説明するためのフローチャー
トである。
測を行う心拍処理を説明するためのフローチャートであ
る。
の時間計測を行う心拍処理を説明するためのフローチャ
ートである。
(あるいは不十分トレーニング)を検出する心拍処理を
説明するためのフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の目標心拍範囲を設定記憶する目標
心拍記憶手段と、この目標心拍範囲を所定の順序で読み
出して連続した目標心拍設定動作を実行する目標心拍制
御手段と、心拍パルス情報を検出する心拍センサと、こ
の心拍センサからの信号に基づいて心拍数を算出する心
拍算出手段と、この心拍算出手段の算出値と読み出され
た前記目標心拍範囲とを比較する比較手段と、前記算出
値が前記目標心拍範囲を外れたことを前記比較手段によ
って検出した際に、その旨の報知を行う報知手段と、前
記目標心拍制御手段の動作を制御するための外部操作部
材とを有し、 前記目標心拍制御手段は、前記外部操作部材の操作によ
り、前記目標心拍記憶手段に記憶されている次の目標心
拍範囲の読み出し動作を実行することを特徴とする心拍
測定装置。 - 【請求項2】 前記報知手段は、算出値が目標心拍範囲
の上限値を外れている時と、目標心拍範囲の下限値を外
れている時とで、異なる報知音を発生することを特徴す
る請求項1記載の心拍測定装置。 - 【請求項3】 複数の目標心拍範囲を設定記憶する目標
心拍記憶手段と、この目標心拍範囲を、外部操作部材の
操作に従って所定の順序で読み出して連続した目標心拍
設定動作を実行する目標心拍制御手段と、前記外部操作
部材による、複数回の目標心拍範囲の読み出し動作の相
互の時間間隔を計測する時間計測手段と、この時間計測
手段の計測タイムを記憶する時間計測記憶手段とを備え
たことを特徴とする心拍測定装置。 - 【請求項4】 前記目標心拍範囲の読み出し動作毎に前
記時間計測手段をリセット・スタートさせることを特徴
する請求項3記載の心拍測定装置。 - 【請求項5】 複数の目標心拍数を設定記憶する目標心
拍記憶手段と、この目標心拍数を、外部操作部材の操作
に従って所定の順序で読み出して連続した目標心拍設定
動作を実行する目標心拍制御手段と、心拍パルス情報を
検出する心拍センサと、この心拍センサからの信号に基
づいて心拍数を算出する心拍算出手段と、この心拍算出
手段の算出値と読み出された前記目標心拍数とを比較
し、両者の一致を検出する一致検出手段と、前記目標心
拍制御手段による目標心拍の読み出し動作から、前記一
致検出手段が一致を検出した時までの時間を計測する時
間計測手段とを有することを特徴とする心拍測定装置。 - 【請求項6】 複数の目標心拍数を設定記憶する目標心
拍記憶手段と、この目標心拍数を、外部操作部材の操作
に従って所定の順序で読み出して連続した心拍設定動作
を実行する目標心拍制御手段と、心拍パルス情報を検出
する心拍センサと、この心拍センサからの信号に基づい
て心拍数を算出する心拍算出手段と、この心拍算出手段
の算出値と読み出された前記目標心拍数とを比較し、算
出値が読み出された目標心拍数に到達しないうちに前記
外部操作部材の操作によって次の目標心拍数が読み出さ
れた時に、その旨の報知を行う報知手段とを有すること
を特徴とする心拍測定装置。
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Family Applications (1)
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