JPH09131227A - 天板の高さ調節自在なワゴン - Google Patents

天板の高さ調節自在なワゴン

Info

Publication number
JPH09131227A
JPH09131227A JP29114595A JP29114595A JPH09131227A JP H09131227 A JPH09131227 A JP H09131227A JP 29114595 A JP29114595 A JP 29114595A JP 29114595 A JP29114595 A JP 29114595A JP H09131227 A JPH09131227 A JP H09131227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
height
wagon
base
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29114595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3561815B2 (ja
Inventor
Masaki Suzuki
真姫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP29114595A priority Critical patent/JP3561815B2/ja
Publication of JPH09131227A publication Critical patent/JPH09131227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3561815B2 publication Critical patent/JP3561815B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ安価な装置により、天板を昇降しう
るようにする。 【解決手段】 基台の上面に、連結軸を突設するととも
に、天板を、前記連結軸に沿って上下動可能で、かつ連
結軸を中心に回転可能として装着し、前記基台の上面に
おける、常時は天板により覆われ、かつ天板を所要角度
回転させることにより上方に露呈するような位置に、複
数のねじ孔を穿設し、各ねじ孔に螺合した高さ調節可能
な支持軸の上端をもって、天板を支持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基台の上面に設け
た天板を、簡単な装置により、無段階に高さ調節できる
ようにした天板の高さ調節自在なワゴンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スーパーマーケット等では、上面
にPOS機器等を備えるチェックアウトカウンターに、
商品の入った買物篭や、買物用カートから取り出した商
品を載置して、商品の精算を行っているが、客数の多い
繁忙時には、チェックアウトカウンターだけでは精算を
円滑に行うことができない。
【0003】そのため、常時はチェックアウトカウンタ
ーの下方に収容されているワゴンを、チェックアウトカ
ウンターに連結し、作業領域を広げて、精算作業を行う
ことがある。
【0004】効率のよい精算作業を行うには、チェック
アウトカウンターとワゴンの上面の高さを等しくして、
ワゴンに載置した商品や買物篭を、チェックアウトカウ
ンターに円滑に送れるようにする必要がある。しかし、
通常、チェックアウトカウンターは、店員の身長等に応
じて、その天板の高さを無段階に調節できるようにして
あるため、ワゴンの天板の高さを調節する手段を設ける
ことも必要となる。
【0005】従来の昇降装置としては、本出願人による
特開平5−266350号公報に記載されているよう
に、チェックアウトカウンターに併設した篭載せ台を無
段階に昇降させるようにした電動式の昇降装置や、実用
新案登録第3000832号公報に記載されている、机
用サイドチェストの上面板を昇降させるリンク機構と、
サイドチェスト本体と上限位置に達した上面板との間に
配設され、上面板を上限位置で保持するストッパー機構
とによるものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平5−2
66350号公報に記載された、高さ調節手段は電動式
であるため、これをワゴンに適用すると、ワゴンが高価
になってしまう。
【0007】また、実用新案登録第3000832号公
報に記載されたリンク機構とストッパー機構とをワゴン
に適用し、ワゴンの天板の高さを調節しうるようにした
としても、天板は下限位置と上限位置とにしか移動でき
ないので、無段階の高さ調節が可能なチェックアウトカ
ウンターに対応することができない。
【0008】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、簡単かつ安価な
装置により、天板の高さを調節しうるようにした天板の
高さ調節自在なワゴンを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 基台の上面に、連結軸を突設するとともに、天板
を、前記連結軸に沿って上下動可能で、かつ連結軸を中
心に回転可能として装着し、前記基台の上面における、
常時は天板により覆われ、かつ天板に所要角度回転させ
ることにより上方に露呈するような位置に、複数のねじ
孔を穿設し、各ねじ孔に螺合した高さ調節可能な支持軸
の上端をもって、天板を支持するする。
【0010】(2) 上記(1)項において、天板の下面
に、前記支持軸の上端部と係合する凹部を設ける。
【0011】(3) 上記(1)または(2)項において、天
板を、常時下方に付勢する付勢手段を設ける。
【0012】(4) 上記(1)または(2)項において、天
板を、常時上方に付勢する付勢手段を設ける。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、添付
図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明において
は、図1の右側を「後方」、左側を「前方」とする。
【0014】(1)は、下端部にアジャスタ(2)(2)を備
えるとともに、後面及び下面が開口する中空の基台(3)
の上面に天板(4)を設けたチェックアウトカウンターで
あり、天板(4)の上面には、ディスプレイ(5)、キーボ
ード(6)、スキャナ装置(7)等からなるPOS機器が設
置されている。
【0015】(8)は、天板(4)の後端部における左右両
側縁に配設されたガードストッパーで、天板(4)上の図
示しない買物篭商品が、天板(4)から落下するのを防止
するためのものである。
【0016】(9)は、基台(3)の後面上端部に固着され
た平面視前向きU字状をなす連結杆で、後述する本発明
のワゴン(10)の係止杆(25)と係合するものである。
【0017】ワゴン(10)は、下面にキャスタ(11)を有す
る中空の基台(12)と、基台(12)の上方に配設され、基台
(12)の上面を覆う天板(22)とを備えている。
【0018】図2に拡大して示すように、基台(12)の上
板(12a)の下面中央には、座金(13)が固着され、上板(12
a)と座金(13)とに設けられた、互いに整合する通孔(14)
(15)を、上端部にねじ溝(16a)が設けられた垂直な連結
軸(16)が貫通している。
【0019】連結軸(16)は、その上端が天板(22)の下面
中央に設けたねじ孔(23)の上端に達するまで、ねじ孔(2
3)に強固に螺合されており、その結果、連結軸(16)と天
板(22)とは同調して回動するようになっている。
【0020】連結軸(16)の下端には、フランジ(17)を設
けてあり、このフランジ(17)と座金(13)の間には、コイ
ル圧縮ばね(18)が縮設され、天板(22)を常時下方に向け
て付勢している。
【0021】基台(12)の上板(12a)における下面四隅に
は、ナット(19)(19)が固着されており、また上板(12a)
におけるナット(19)のねじ孔と整合する位置には通孔(2
0)が設けられている。通孔(20)を上下方向に貫通する有
頭ボルト(21)をナット(19)に螺合するとともに、その頭
部(21a)を天板(22)の下面四隅に設けた凹孔(24)に嵌合
することにより、天板(22)は支持されている。
【0022】天板(22)の下面前縁には、側面視倒立内向
L字形をなすとともに、左右方向に延びる係止杆(25)が
固着されており、その垂下片(26)を、前述したチェック
アウトカウンター(1)の連結杆(9)に上方から係合する
ことにより、ワゴン(10)をチェックアウトカウンター
(1)に連結することができる。
【0023】天板(22)の高さを調節するには、まずワゴ
ン(10)をチェックアウトカウンター(1)から分離し、コ
イル圧縮ばね(18)の付勢力に抗して、天板(22)を上方に
持ち上げ、有頭ボルト(21)と凹孔(24)との係合を外す。
次いで、天板(22)を図3の仮想線で示す位置まで回動さ
せ、有頭ボルト(21)を天板(22)の側方にずらすととも
に、そのまま、天板(22)を基台(12)の上面に載置する。
【0024】この状態で、基台(12)の側板(12b)に設け
た作業孔(27)から有頭ボルト(21)の突出量を調整し、再
び天板(22)を上方に持ち上げた後、天板(22)を回動し
て、凹孔(24)を有頭ボルト(21)に嵌合すればよい。
【0025】ワゴン(10)の高さ調節を行い、天板(22)と
チェックアウトカウンター(1)の天板(4)とが等高とな
るようにした後、係止杆(25)を連結杆(9)に係合すれ
ば、図1に示すように、天板同士(4)(22)の上面が同一
面となるようにして、ワゴン(10)をチェックアウトカウ
ンター(1)に連結することができる。
【0026】ワゴン(10)をチェックアウトカウンター
(1)から分離した後、天板(22)を、基台(12)の上面に当
接する下限位置まで降下させれば、図4に示すように、
ワゴン(10)をチェックアウトカウンター(1)の内部に収
納することができる。
【0027】このように本実施例によれば、簡単かつ安
価な装置により、ワゴン(10)の天板(22)の高さを無段階
に調節することができるとともに、有頭ボルト(21)を凹
孔(24)に嵌合することにより、天板(22)の連結軸(16)回
りの回動を規制できるので、天板(22)が不用意に回転し
て、天板(22)上の商品等が落下したり、天板(22)と基台
(12)との間に手指を挟まれたりすることもなく安全であ
る。また、コイル圧縮ばね(18)が天板(22)を下方に付勢
しているので、天板(22)が軽量であるとしても、天板(2
2)が妄りに浮き上って、有頭ボルト(21)と凹孔(24)との
係合が外れることはない。
【0028】上記実施例のように、連結軸(16)のフラン
ジ(17)と座金(13)との間にコイル圧縮ばね(18)を縮設す
る代わりに、基台(12)の上板(12a)と天板(22)との間に
コイル圧縮ばねを縮設して、常時天板(22)を上方に付勢
することもある。このようにすれば、有頭ボルト(21)の
みによって行われている天板(22)の支持を補助すること
ができ、天板(22)上に、より多くの商品等を載置できる
ようになる。
【0029】有頭ボルト(21)を立設する位置は、必ずし
も上板(12a)の四隅でなくてもよく、常時は天板(22)に
より覆われ、天板(22)を所要角度回転させることにより
上方に露呈するような位置であれば、どこでもよい。な
お、凹孔(24)を様々な位置に設ければ、天板(22)を、店
員の使い勝手の良い方向に向けて支持することができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 簡単かつ安価な装置により、ワゴンの天板の高さ
を無段階に調節することができる(請求項1)。
【0031】(b) 請求項2記載の発明によれば、支持
軸を凹部に嵌合することにより、天板の連結軸回りの回
動を規制できるので、天板が不用意に回転して、商品等
が落下したり、天板と基台との間に手指を挟まれたりす
ることもなく安全である。
【0032】(c) 請求項3記載の発明によれば、天板
が軽量であっても、天板が妄りに浮き上がることはな
く、有頭ボルトと凹孔との係合が外れることはない。
【0033】(d) 請求項4記載の発明によれば、支持
軸のみによって行われている天板の支持を補助すること
ができ、天板上に、より多くの商品等を載置することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のワゴンを、チェックアウト
カウンターに連結した状態を示す側面図である。
【図2】同じくワゴンの要部の縦断側面図である。
【図3】同じくワゴンの平面図である。
【図4】同じくワゴンをチェックアウトカウンターから
分離した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
(1)チェックアウトカウンター (2)アジャスタ (3)基台 (4)天板 (5)ディスプレイ (6)キーボード (7)スキャナ装置 (8)ガードストッパー (9)連結杆 (10)ワゴン (11)キャスタ (12)基台 (12a)上板 (12b)側板 (13)座金 (14)(15)通孔 (16)連結軸 (16a)ねじ溝 (17)フランジ (18)コイル圧縮ばね(付勢手段) (19)ナット (20)通孔 (21)有頭ボルト(支持軸) (21a)頭部 (22)天板 (23)ねじ孔 (24)凹孔 (25)係止杆 (26)垂下片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の上面に、連結軸を突設するととも
    に、天板を、前記連結軸に沿って上下動可能で、かつ連
    結軸を中心に回転可能として装着し、前記基台の上面に
    おける、常時は天板により覆われ、かつ天板に所要角度
    回転させることにより上方に露呈するような位置に、複
    数のねじ孔を穿設し、各ねじ孔に螺合した高さ調節可能
    な支持軸の上端をもって、天板を支持するようにしたこ
    とを特徴とする天板の高さ調節自在なワゴン。
  2. 【請求項2】 天板の下面に、前記支持軸の上端部と係
    合する凹部を設けた請求項1記載の天板の高さ調節自在
    なワゴン。
  3. 【請求項3】 天板を、常時下方に付勢する付勢手段を
    設けた請求項1または2記載の天板の高さ調節昇降式ワ
    ゴン。
  4. 【請求項4】 天板を、常時上方に付勢する付勢手段を
    設けた請求項1または2記載の天板の高さ調節自在なワ
    ゴン。
JP29114595A 1995-11-09 1995-11-09 天板の高さ調節自在なワゴン Expired - Fee Related JP3561815B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29114595A JP3561815B2 (ja) 1995-11-09 1995-11-09 天板の高さ調節自在なワゴン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29114595A JP3561815B2 (ja) 1995-11-09 1995-11-09 天板の高さ調節自在なワゴン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09131227A true JPH09131227A (ja) 1997-05-20
JP3561815B2 JP3561815B2 (ja) 2004-09-02

Family

ID=17765029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29114595A Expired - Fee Related JP3561815B2 (ja) 1995-11-09 1995-11-09 天板の高さ調節自在なワゴン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3561815B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002209653A (ja) * 2001-01-19 2002-07-30 Okamura Corp プレゼンテーション用会議テーブル
CN107581781A (zh) * 2017-09-07 2018-01-16 郑州乐缘电子科技有限公司 一种智能家居用自动升降餐桌
CN112124401A (zh) * 2020-10-10 2020-12-25 李明 一种用于狭小倾斜巷道的矿井井下施工运输装置及方法
CN114802384A (zh) * 2022-05-05 2022-07-29 乔纳森(厦门)电气有限公司 一种可调断路器服务车

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002209653A (ja) * 2001-01-19 2002-07-30 Okamura Corp プレゼンテーション用会議テーブル
CN107581781A (zh) * 2017-09-07 2018-01-16 郑州乐缘电子科技有限公司 一种智能家居用自动升降餐桌
CN112124401A (zh) * 2020-10-10 2020-12-25 李明 一种用于狭小倾斜巷道的矿井井下施工运输装置及方法
CN114802384A (zh) * 2022-05-05 2022-07-29 乔纳森(厦门)电气有限公司 一种可调断路器服务车

Also Published As

Publication number Publication date
JP3561815B2 (ja) 2004-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100360943B1 (ko) 롤러 어셈블리 리프트 장치
US6929250B2 (en) Mobile appliance lift tool
US20080056871A1 (en) Lift dolly
JPH09131227A (ja) 天板の高さ調節自在なワゴン
JP3622124B2 (ja) 天板の高さ調節自在なワゴン
US4008507A (en) Axle mountings
US6354548B1 (en) Dropping side shelf assembly
US5586803A (en) Portable picnic table
US4098518A (en) Transport means
JPH08182543A (ja) 移動式収納家具
US3207099A (en) Overbed table
US6264217B1 (en) Trolley and a wheel assembly for such a trolley
US4434722A (en) Tilt support for overbed table top and vertical lock assembly therefor
US20140101839A1 (en) Lift seat
JPH05116502A (ja) キヤスター
KR200336922Y1 (ko) 책상의 상판 각도 조절 구조
JPH0826118A (ja) 移動用台車
KR20190096488A (ko) 쇼핑카트
JPH0424990Y2 (ja)
JPH0811503A (ja) 家具の移動装置
JPH0517984Y2 (ja)
KR102000905B1 (ko) 테이블 고정형 가방걸이구
JPH0517985Y2 (ja)
JPH0441898Y2 (ja)
JP2747640B2 (ja) 多目的パネル昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040519

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees