JPH09130943A - 電装箱 - Google Patents

電装箱

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JPH09130943A
JPH09130943A JP7285589A JP28558995A JPH09130943A JP H09130943 A JPH09130943 A JP H09130943A JP 7285589 A JP7285589 A JP 7285589A JP 28558995 A JP28558995 A JP 28558995A JP H09130943 A JPH09130943 A JP H09130943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer peripheral
electrical equipment
peripheral plate
equipment box
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7285589A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Chikuhichi
浩 築比地
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP7285589A priority Critical patent/JPH09130943A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品に組み込む際に、リード線を製品の外郭
材に挟み込むことを防止することのできる電装箱を提供
することを目的とする。 【解決手段】 外周板1A内に、円弧状の接合部2A、
2Bを有した導通板3Aを設け、隣あった位置には、同
様な構成で、接合部2C、2Dを有した導通板3Bを設
け、接合部2B、2Cは、お互いに接触した状態に形成
し、外周板1Aの表面には、接合部2B、2Cの接触部
分と重なる位置に、挿入孔5Aを設ける。この挿入孔5
Aを介して電子部品を、直接電気接続できる構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器接続手段
を設けた電装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電装箱内の電子部品の接続にリー
ド線を使用するため、かなりの製作工数がかかり、価格
競争についていけないことから、工数削減を実現できる
電装箱が求められている。
【0003】従来この種の電装箱は、図11に示すよう
な構成が一般的であった。以下、その構成について図1
1を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、電装箱101内には、電
子部品102、103が収納され、この電子部品10
2、103には電気接続するための接続端子104、1
05が設けられ、接続部106、107を有したリード
線108により接続され回路を構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電装
箱101では、電子部品102、103の電気接続に、
リード線108を使用していることから、製作工数がか
かり原価が高くなるとともに、図示していないが、製品
に組み込む際に、リード線108を製品の外郭材にて挟
み込むという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、リ
ード線の挟み込みを防止できる電装箱を提供することを
第1の目的とする。
【0007】また、第2の目的は、製造工数を削減する
ことにある。また、第3の目的は、部品の共有化が容易
となり、部品の原価を削減できることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電装箱は上記第
1の目的を達成するために第1の手段は、弾性変形可能
に導電材により形成された接合部と、この接合部を両端
に設けた導通板と、この導通板を前記接合部どうしが接
合されるように配設される電装箱本体の外周板と、この
外周板に配設された導通板のうち末端の接合部に接触し
て通電する通電端子と、前記外周板内に配設された導通
板の接合部間および接合部と通電端子間に対応して外周
板に形成された電子部品の接続端子の挿入孔とを備え、
前記挿入孔より挿入された電子部品の接続端子を前記接
合部の弾性力で狭持せしめる構成とする。
【0009】また、第2の目的を達成するために第2の
手段は、外周板端部に係合部を設け、係合部の係合によ
り外周板を結合して電装箱を形成した構成とする。
【0010】また、第3の目的を達成するために第3の
手段は、導通板に設けた他の電装箱を電気的に接続する
接続部と、この接続部が外周板上に突出するように外周
板に設けた接合孔とを備えた構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、上記した第1の手段の
構成により、電子部品を接続することから、リード線を
廃止でき、製品に組み込む際、リード線を製品の外郭材
にて挟み込むことを防止することができる。
【0012】また、第2の手段の構成により、電子部品
の接続が電装箱の外壁となるため、製造工数の削減がで
き、さらに、製品のコンパクト化もできる。
【0013】また、第3の手段の構成により、電装箱ど
うしの電気接続が可能となり、電装箱が、電気回路のブ
ロック化となることから、部品の共有化が容易となり、
部品の原価を削減できる。
【0014】(実施の形態1)以下、本発明の第1実施
例について図1〜図4を参照しながら説明する。
【0015】図に示すように、電装箱本体の外周板1A
内に、円弧状で弾性変形可能な導電材で形成された接合
部2A、2Bを両端に有した導通板3Aを設け、隣あっ
た位置には、同様な構成で、接合部2C、2Dを有した
導通板3Bを設け、接合部2B、2Cは、お互いに接触
した状態となっており、さらに、この接合部2Cの他方
の接合部2Dは、通電端子4と接触した状態とする。ま
た、外周板1Aの表面には、接合部2B、2Cの接触部
分と重なる対応位置に、挿入孔5Aを設け、同様に前記
接合部2Dと通電端子4との接触部分と重なる対応位置
に、挿入孔5Bを設け、電子部品6には、接続端子7を
設ける。また、前記外周板1A内には、前記導通板3
A、3Bを収納し、固定させるための固定部8および通
電端子4を収納させるための収納部9を設けた構成とす
る。
【0016】上記構成により、電子部品6に設けられ
た、接続端子7を電気接続する際、この接続端子7を接
合部2Dと通電端子4との接触部分に挿入すると、接合
部2Dおよび通電端子4が、圧縮され接続端子7が接合
部2Dと通電端子4との間に入り、接合部2Dの弾性力
で接続端子7が狭持され接合部2D、接続端子7および
通電端子4とが接触し、電気接続できる。また、接合部
2B、2Cがお互いに接触している接触部分も同様に、
接続端子7を接合部2B、2Cがお互いに接触している
接触部分に挿入すると、この接合部2B、2Cが、圧縮
され前記接続端子7が接合部2Bと2Cとの間に入り、
接合部2Bと2Cの弾性力で接続端子7が挟持され接合
部2B、2C、および接続端子7と接触し、電気接続で
きる。
【0017】このように、本発明の第1実施例の電装箱
によれば、電子部品6を直接電気接続することから、リ
ード線をなくすことができ、製品に組み込む際におい
て、リード線の挟み込みを防止することができる。
【0018】(実施の形態2)つぎに本発明の第2実施
例について図5〜図7を参照しながら説明する。なお第
1実施例と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は
省略する。
【0019】図に示すように、両端に凹部9および凸部
10よりなる係合部11を設けた外周板1B内に、第1
実施例で説明した構成の導通板3A、3Bを設ける。そ
して、電装箱12の端部に外周板1Bの係合部11が係
合する係合溝13を設ける。
【0020】上記構成により、外周板1Bの係合部11
は電装箱12に設けられた係合溝13と連結し、外周板
1Aは電装箱12の外壁となる。
【0021】このように、本発明の第2実施例の電装箱
12によれば、電子部品6の接続が電装箱12の外壁と
なるため、製造工数の削減ができ、さらに、製品のコン
パクト化もできる。
【0022】(実施の形態3)つぎに本発明の第3実施
例について図8〜図10を参照しながら説明する。
【0023】なお、第2実施例と同一部分には同一符号
を付けて詳細な説明は省略する。図に示すように、両端
に凹部9および凸部10を設けた外周板1C内に他の電
装箱を電気的に接続する接続部14、および、円弧状の
収縮接合部2E、2Fを有した導通板3Cを設け、外周
板1Cには、接続部14と対応する位置に接合孔15を
設けている。また、接続部14は、接合孔15を貫通し
て、外周板1C上に突出している。
【0024】上記構成により、係合部11と係合溝13
により、外周板1Cは、電装箱12の外壁となり、接続
部14は他の電装箱12Aの電気接続が可能となる。
【0025】このように本発明の第3実施例の電装箱に
よれば、電装箱どうしの電気接続が可能となり、電装箱
が電気回路のブロック化となることから、部品の共有化
が容易となり、部品の原価を削減できる。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、弾性変形可能に導電材により形成された接
合部と、この接合部を両端に設けた導通板と、この導通
板を前記接合部どうしが接合されるように配設される電
装箱本体の外周板と、この外周板に配設された導通板の
うち末端の接合部に接触して通電する通電端子と、前記
外周板内に配設された導通板の接合部間および接合部と
通電端子間に対応して外周板に形成された電子部品の接
続端子の挿入孔とを備え、前記挿入孔より挿入された電
子部品の接続端子を前記接合部の弾性力で挟持せしめる
ので製品に組み込む際において、リード線の挟み込みを
防止することができる電装箱を提供できる。
【0027】また、外周板端部に係合部を設け、係合部
の係合により外周板を結合して電装箱本体を構成したの
で、電子部品の接続が電装箱の外壁で行うこととなり、
製造工数の削減ができるとともに、コンパクト化が図れ
る。
【0028】また、導通板に設けた他の電装箱を電気的
に接続する接続部と、この接続部が外周板上に突出する
ように外周板に設けた係合孔とを備えたので、電装箱が
電気回路のブロック化となり、部品の共有化が容易にな
って部品の原価を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電装箱の外周板の内部を
透視した斜視図
【図2】同第1実施例の電装箱の外周板の内部構成を示
す斜視図
【図3】同第1実施例の電装箱の外周板に設けられる導
通板の斜視図
【図4】同第1実施例の電装箱の外周板に電子部品を接
続した状態を示す斜視図
【図5】同第2実施例の電装箱の外周板の構成を示す斜
視図
【図6】同第2実施例の電装箱外観斜視図
【図7】同第2実施例の電装箱の外周板に電子部品を接
続した状態を示す斜視図
【図8】同第3実施例の電装箱の外周板の内部を透視し
た斜視図
【図9】同第3実施例の電装箱の外周板に設けられた導
通板の斜視図
【図10】同第3実施例の電装箱の外周板に他の電装箱
が接続される状態を示す斜視図
【図11】従来の電装箱の電子部品の接続状態を示す概
略斜視図
【符号の説明】
1A 外周板 1B 外周板 1C 外周板 2A 接合部 2B 接合部 2C 接合部 2D 接合部 2E 接合部 2F 接合部 3A 導通板 3B 導通板 3C 導通板 4 通電端子 5A 挿入孔 5B 挿入孔 6 電子部品 7 接続端子 11 係合部 12 電装箱 12A 電装箱 13 係合溝 14 接続部 15 接合孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性変形可能に導電材により形成された
    接合部と、この接合部を両端に設けた導通板と、この導
    通板を前記接合部どうしが接合されるように配置される
    電装箱本体の外周板と、この外周板に配置された導通板
    のうち末端の接合部に接触して通電する通電端子と、前
    記外周板内に配設された導通板の接合部間および接合部
    と通電端子間に対応して外周板に形成された電子部品の
    接続端子の挿入孔とを備え、前記挿入孔より挿入された
    電子部品の接続端子を前記接合部の弾性力で狭持せしめ
    る構成とした電装箱。
  2. 【請求項2】 外周板端部に係合部を設け、係合部の係
    合により外周板を結合して電装箱本体を構成した請求項
    1記載の電装箱。
  3. 【請求項3】 導通板に設けた他の電装箱を電気的に接
    続する接続部と、この接続部が外周板上に突出するよう
    に外周板に設けた接合孔とを備えた請求項1または2記
    載の電装箱。
JP7285589A 1995-11-02 1995-11-02 電装箱 Pending JPH09130943A (ja)

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JP7285589A JPH09130943A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 電装箱

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JP7285589A Pending JPH09130943A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 電装箱

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