JPH09130846A - Phs基地局 - Google Patents

Phs基地局

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JPH09130846A
JPH09130846A JP7287357A JP28735795A JPH09130846A JP H09130846 A JPH09130846 A JP H09130846A JP 7287357 A JP7287357 A JP 7287357A JP 28735795 A JP28735795 A JP 28735795A JP H09130846 A JPH09130846 A JP H09130846A
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JP
Japan
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base station
power
circuit
rechargeable battery
power consumption
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Pending
Application number
JP7287357A
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English (en)
Inventor
Toshio Abiko
利夫 安彦
Isao Shimada
勲 島田
Kazuhiro Honda
和博 本田
Mikio Komatsu
幹生 小松
Akira Oya
晃 大矢
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】商用電源を用いることなく、消費電力の増加時
にも電話局から供給される電力で見かけ上動作すること
ができるPHS基地局を提供するにある。 【解決手段】基地局回路Aの消費電力が電話局から給電
される電力のレベルを下回っている場合には電話局から
給電される電力の余剰分で充電電池22を充電する。基
地局回路Aの消費電力が電話局から供給される電力を越
える場合には充電電池22から放電して充電電池22か
らも基地局回路Aに電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナル・ハン
ディフォン・システム(以下PHSと略す)等のデジタ
ルコードレステレフォンシステムの基地局に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のPHS基地局としては、10mW
の屋内用小型基地局や、20mWの公衆用基地局、10
0mWの公衆用基地局とがある。基地局回路は図6に示
すようにダイバーシチ送受信機能を持つ無線部1と、T
DMA/TDD(Time Division Multiple Access/Time
Division Duplex) 処理部2と、ADPCMトランスコ
ーデックからなる音声処理部3と、制御部4と、ISD
Nインターフェース部5と、品質監視部7と、電源部8
とから構成される。
【0003】無線部1は受信用アンプ9、送信用アンプ
10からなるRF部11と、復調部12と、変調部13
とから構成され、TDMA/TDD処理部2によりRC
Rの標準規格(RCR STD−28)に準拠した4チ
ャンネルTDMA/TDD方式のπ/4QPSK変調信
号の送受信を行う。ここでPHSに与えられた周波数
(1895.150〜1917.950MHz)は30
0KHz間隔で77チャンネルに分割され、基地局に対
しては所定のチャンネル数が割り与えられ、更に1つの
チャンネルを4つに時分割して夫々に1つの音声通話回
線として使用することができるようになっている。そし
て通信プロトコルは規格(RCR STD−28)によ
り決められおり、無線部1はその通信手順通りQPSK
に変調されたデジタル信号の送信又は受信を行ない、同
時に手順に従ってキャリー周波数を高速のPLLを使用
して各時分割されたスロット毎に切り替える。
【0004】TDMA/TDD処理部2は規格(RCR
STD−28)に基づいた通信手順通り、送信時には
QPSKの変調信号を出力し、受信時には復調された信
号を解読して必要な信号に分離し、制御部4に信号を出
力する。制御部4は、CPU14とメモリ(ROM、R
AM等)15からなり、基本的には、無線部1を制御し
てTDMA/TDD処理部2を通して通信プロトコルに
必要な信号処理を行なわせ、またISDNの公衆回線6
からの着信信号を受信し必要な手順で無線信号に変換
し、また更に端末からの発信信号を無線部1から受け取
り、必要な手順で信号変換して公衆回線6へ発信する。
更に音声処理部3のADCPMの制御や必要に応じてエ
コーキャンセル等の制御を行ない、さらに基地局として
必要な制御を実施する。
【0005】音声処理部3は主に公衆回線6からの64
Kbpsの音声信号をPHSの期間である32Kbps
に圧縮するとともに、無線部1からの音声信号を32K
bpsから64Kbpsに変換し、また回線が遠方地と
接続され、音声にエコーが発生した時には聴きやすい音
声するためにエコーキャンセル等の音声処理を実施す
る。
【0006】ISDNインターフェース部5は、一般に
DSUと呼ばれるユニットであって、デジタルの信号回
線のD+2B(一つの制御回線と二つの音声回線)を分
離し、同時に電話局から供給される電力を分離し電源部
8に供給する。電源部8はISDNの公衆回線6から4
0Vの電圧を基地局内部の回路電圧(一般には5Vの電
圧)にするために変換する。
【0007】品質監視部7は無線回線の品質を監視する
もので、その品質情報は制御部4に送られ、品質に応じ
た処理を行うようにしてある。電源部8は基地局回路の
最大機能に合わせた最大消費電力で設計を行っており、
通話用の電波出力が20mWタイプのもので13W以
下、100mWタイプのもので20W程度の消費電力に
対応させる必要がある。(NTTR&D Vol44
9 1995の763(51)ページ 参照)。
【0008】ところが電話局から供給される電力は1つ
の公衆回線当たり420mWであって一般的にPHS基
地局として2回線を使用するので840mWが基地局に
は供給されることになるが、この供給電力に基地局回路
の消費電力を対応させるのは通常の削減だけでは非常に
困難であった。つまり、一般的に消費電力を低減するに
は、CPUのような素子の電源電圧を下げる方法が採ら
れているが、基本的に限界があり、特に基地局として機
能一杯に動作している時等は目標の消費電力を越えてし
まう。一方電話局から供給される電力は一定であるた
め、その限られた電力の中で基地局を運営するしかなか
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電話局か
らの電力供給の問題を解消するには例えば商用電源を用
いれは電源容量を考える必要がないが、ISDNの公衆
回線の配線工事以外に商用電源の配線とが必要、特に基
地局の設置場所が他者の物件であって狭い場所での工事
を行う場合には非常に面倒であった。また商用電源代を
必要とし、更に一般商用電源と同じで停電保障が無く、
ビル等の定期検診で停電の可能性がある等という問題が
ある。
【0010】これに対して電話局からの給電のみで電力
を得る場合、電源容量や高度な技術を要求される反面、
施行が簡単で施行費が安く、また電話局の電源で停電保
障があり、更に電源部8をDC−DCコンバータのみ
で、比較的サージ等の信頼性が高く、安全性も高いなど
という長所がある。本発明は上記の点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは商用電源を用いること
なく、消費電力の増加時にも電話局から供給される電力
で見かけ上動作することができるPHS基地局を提供す
るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、基地局回路の動作電力を電話局か
らの回線を通じて送られてくる電力で得るPHS基地局
において、電話局からの回線で供給される電力の不足分
を補うための充電電池を有し基地局回路の消費電力が少
ないときに電話局からの電力で充電電池を充電する電源
部を備えたことを特徴とし、基地局回路の消費電力が少
ない間は電話局からの電力により基地局回路を動作させ
るとともに充電電池を充電し、基地局回路の消費電力が
増大した場合には充電電池の電力をも使用し、見かけ上
電話局からの電力で動作できるものである。
【0012】請求項2の発明は、電話局からの回線で供
給される電力の不足分を補うための充電電池と、補助電
源とを有し基地局回路の消費電力が少ないときに補助電
源で充電電池を充電することを特徴とし、基地局回路の
消費電力が少ないときに補助電源で充電した充電電池の
電力を基地局回路の消費電力が増大した場合に使用する
ことにより、見かけ上電話局からの電力で動作できるも
のである。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記充電電池から基地局回路へ供給する電力
が所定電力に達するときに基地局回路の動作機能を低下
させる手段を備えたことを特徴とし、基地局回路へ供給
する電力が所定電力を越えないように基地局回路の動作
機能を低下させて消費電力の増大を抑制することがで
き、そのため見かけ上電話局からの電力で動作できるも
のである。
【0014】請求項4の発明では、請求項1又は2又は
3の発明において、通話トライフックに対応させて設定
した時間帯に基地局回路の動作機能を低下させることを
特徴とし、夕方のように通話量が多く、基地局回路の消
費電力が増大して電力不足を生じる場合に基地局回路の
消費電力の増大を抑制しながら、消費電力の少ない期間
において充電した充電電池の電力の使用することにより
電話局からの電力で見かけ上動作できるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (実施形態1)図1は本実施形態の電源部8の構成を示
している。この電源部8は電話局からのISDNの公衆
回線6の40Vの電圧を基地局の回路の電源電圧として
5Vに変換するDC/DCコンバータ20と、DC/D
Cコンバータ20の出力により抵抗21を介して充電さ
れる充電電池22とで構成される。5aはISDNイン
ターフェース部5の結合回路を示す。
【0016】尚電源部8の構成以外は図6に示す構成と
同じ構成であるため、ISDNインターフェース部5を
含めて基地局回路Aとして示し、詳細な回路構成及び説
明は図6及びその説明を参照することとする。次に本発
明の主要な構成である電源部6の動作について説明す
る。まずPHSのような携帯電話では時間帯により通話
量が変動しており、夕方の時間帯には通話量が大きく増
加する。図2は通話量に対応した基地局回路Aの消費電
力の変動を示しており、夕方の時間帯では通話量が増
え、基地局回路の消費電力は電話局から給電される電力
のレベルWを越えることになる。
【0017】従って本実施形態では通話量が少なく基地
局回路Aの消費電力が電話局から給電される電力のレベ
ルWを下回っている時間帯Iにおいては電話局から給電
される電力の余剰分で充電電池22を充電し、基地局回
路Aの消費電力が電話局から給電されて電力のレベルW
を越えている時間帯IIでは充電電池22から放電して充
電電池22からも基地局回路Aに電力を供給する。従っ
て本発明PHS基地局は見かけ上電話局から供給される
電力で基地局回路Aを動作させることができることにな
る。
【0018】(実施形態2)本実施形態は、実施形態1
のような充電電池22を備えた電源部8と併用する形
で、基地局の動作時に消費電力が所定電力(実施形態1
で示すレベルW)に増大したときに、機能上特に支障の
ない回路の動作を停止させ、消費電力が所定電力を越え
ないように抑制するためのピークカット手段を付設した
ものである。
【0019】図3はこのピークカット手段の基本的な回
路構成を示しており、電源部8から基地局回路Aへの電
源供給路に電流検出用抵抗24を挿入し、この電流検出
用抵抗24の両端電圧をA/Dコンバータ25でA/D
変換して、例えば制御部4のCPU14に入力してCP
U14により消費電流を監視し、その消費電流が予め設
定した電流に達したときにCPU14は制御出力を発生
する。この制御出力は音声処理部3の動作機能の削減の
ための制御信号となる。つまり音声処理部3のエコーキ
ャンセル回路3aの信号入力端、信号出力端にリレーR
Yのリレー接点r1 ,r2 の常閉接点を直列接続すると
ともに、リレー接点r1 ,r2 の常開接点同士を接続し
ており、上記制御部4の制御出力でリレーRYを制御し
てリレー接点r1 ,r2 を常閉側から常開側へ切り替え
ることにより、エコーキャンセル回路3aを動作させな
いようにする。
【0020】而して、基地局回路Aの消費電力が増大す
ると、それに伴って消費電流が大きくなり電流検出用抵
抗24の両端電圧が上昇する。この両端電圧を監視して
いるCPU14は該両端電圧が所定値に達すると、制御
出力を発生し、リレーRYを駆動する。この駆動により
リレー接点r1 ,r2は常閉側から常開側に切り換わ
り、エコーキャンセル回路3aの入出力をバイパスす
る。
【0021】従ってエコーキャンセル等の音声処理機能
が動作せず、その分基地局回路Aの消費電力を抑えるこ
とができることになる。図4は本実施形態の具体的例を
示しており、電源部8のDC/DCコンバータ25の出
力を二つに分け、一方は電流検出用抵抗24aを介して
基地局回路Aに供給する給電路を構成し、他方は抵抗2
1を介して充電電池22を充電し、この充電電池22の
放電電流をトランジスタQ0 と電流検出用抵抗24bを
通じて基地局回路Aに供給する給電路を構成し、両給電
路に挿入している電流検出用抵抗24a、24bの両端
電圧をA/Dコンバータ25a,25bを通じて制御部
4のCPU14で読み込み、夫々の給電路に流れる電流
の大きさを監視するようになっている。
【0022】ここでDC/DCコンバータ25に入力す
るISDNの公衆回線6の回線電圧は40Vあり、DC
/DCコンバータ25はこの電圧を降圧して直接基地局
回路Aに供給するための3Vの電圧を出力するととも
に、充電電池22を充電するための約5Vの電圧を出力
する。つまり充電電池22はNiCd電池のような端子
電圧が1.2Vのものを3本直列接続して使用されてお
り、この3本の充電電池22を充電するために1本当た
り1.5V程度必要としている。従ってこの充電のため
にDC/DCコンバータ25からの出力電圧を約5Vと
し、充電を行っている。
【0023】而してCPU14は基地局回路Aに流れる
電流を電流検出用抵抗24aの両端電圧により監視し、
消費電力の増大に伴って電流(840mW×0.9(=
DC/DCコンバータ25の効率)/3V)=252m
A以上になった時、CPU14はトランジスタQ0 をオ
ンさせる信号を出力する。トランジスタQ0 がオンする
と、充電電池22からトランジスタQ0 及び電流検出用
抵抗24bを介して基地局回路Aに放電電流が流れて基
地局回路Aに電力を給電する。
【0024】同時にCPU14は電流検出用抵抗24b
の両端電圧により検出される充電電池22の放電電流か
ら放電量を積算し、充電電池22の容量が所定量まで減
少すると、図2に於けるリレーRYを駆動するための制
御出力を発生する。このリレーRYの駆動によりリレー
接点r1 ,r2 が常閉側に切り換わり、音声処理部3の
エコーキャンセル回路3aの信号入力端子、信号出力端
子の両端を短絡する。この短絡によりし、音声処理部3
のエコーキャンセル回路3aが動作せず、基地局回路A
の消費電力が抑制されることになる。
【0025】尚一般的にエコーキェンセル回路3aはD
SPのような高速のデジタル信号デバイスからなり、こ
のDSPは例えば日本Ti社の品番TMS320C5シ
リーズのように演算内容によって消費電力が変わる。エ
コーのキャンセル量は30dBであれば全く気にならな
いレベルであるが、DSPの消費電流は良く流れて消費
電力が大きい。そこで基地局回路Aの消費電力が増大し
てくると、CPU14の信号によりプログラムを切り替
えて通常の会話の通信ではまず気にならないレベルとし
て15dB程度のエコーキャンセル量に設定し、DSP
の消費電流を低減させて消費電力を抑制するようにして
も良い。
【0026】またエコーキャンセルの改善する時間を短
くすることにより、消費電流を低減させることもでき
る。エコーキャンセルの改善時間は通常60mS程度に
設定されているが、市内通話では10mS以下で、エコ
ーキャンセルを全く使用しなくても問題の無いレベルで
ある。市外通話であっても概ね30mS程度のエコーで
あり、エコーキャンセルの改善時間を短くすることによ
りDSPの消費電力を低減することができる。
【0027】上記のようにエコーキャンセル回路3aの
制御以外に、無線部1においても受信の電波のレベルを
監視し、通話する端末子器の距離が短い時に出力を下げ
ることにより消費電力を抑えることができる。更に消費
電力を下げるために、ダイバーシチの機能も止めること
も可能である。この場合ダイバーシチの機能を全てカッ
トするのではなく、例えばスロット時間(例えば5m
S)毎に各受信系のチェックを行わず、2回に1回チェ
ックするとか、10回に1回チェックすれば、大幅に消
費電力を抑えることができる。
【0028】更にPHSの通信スロットの内容は、本当
に必要な通信データ以外にヘッターとか、UW(ユニー
クワード)のような、本来通信の内容の必要ない部分も
あり、通信が安定した状態では、それらの受信する時間
内を非受信状態にすることによりその分消費電力を削減
することもできる。エコーキャンセル回路3aを制御す
るCPUとして制御部4のCPU14を用いているが、
勿論専用のCPUを設けても勿論良い。
【0029】(実施形態3)実施形態2は消費電流を検
出して基地局回路Aの動作機能を削減するようにしたも
のであるが、本実施形態はPHS等の一般の携帯電話の
通話の量は時間帯により変動し図2に示すように時間帯
により消費電力が違う点に鑑みて為されたもので、例え
ば制御部4にタイマを設け、通話量が増えて消費電力が
増大する時間帯IIになると自動的に基地局回路Aの動作
機能を削減して消費電力を抑制するようにしたものであ
る。
【0030】名動作機能を削減する構成としては実施形
態2のようにエコーキャンセル回路3aの機能を制御す
るように方法を用いると良い。勿論この他の方法でも良
い。 (実施形態4)本実施形態は、図5に示すように太陽電
池30を補助電源として用いたものであり、屋外に基地
局を設置する場合に、太陽電池30を基地局の傍に設置
し、基地局を屋内に設置する場合には屋外の太陽光があ
たる場所に太陽電池30を設置して電源線を基地局まで
配線して使用する。
【0031】図5の回路構成では、太陽光がある昼間に
おいて、且つ基地局回路Aの消費電力が少ない場合には
太陽電池30からの出力をダイオードD10を通じて充電
電池24に流して充電し、基地局回路Aの動作によって
電話局からの電力では不足する場合には充電電池24か
らダイオードD11を通じて基地局回路Aに放電電流が流
れて電力不足を補い、基地局回路Aの動作を維持するの
である。
【0032】尚太陽電池20の代わりに、風力発電、熱
の温度差による発電、マイクロ波を使用したワイヤレス
エネルギ伝送による電源等を補助電源として用いても良
い。また本実施形態に実施形態2或いは3の機能削減の
構成を併用しても良い。更に基地局回路Aの消費電力が
少ない場合には余剰電力を補助電源の電力に加えて充電
電池22の充電に用いても勿論良い。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は、基地局回路の動作電
力を電話局からの回線を通じて送られてくる電力で得る
PHS基地局において、電話局からの回線で供給される
電力の不足分を補うための充電電池を有し基地局回路の
消費電力が少ないときに電話局からの電力で充電電池を
充電する電源部を備えたので、基地局回路の消費電力が
少ない間は電話局からの電力により基地局回路を動作さ
せるとともに充電電池を充電し、基地局回路の消費電力
が増大した場合には充電電池の電力をも使用し、見かけ
上電話局からの電力で動作できるものであって、基地局
のための商用電源の配線工事を必要としないため簡易施
行ができるという効果がある。
【0034】請求項2の発明は、電話局からの回線で供
給される電力の不足分を補うための充電電池と、補助電
源とを有し基地局回路の消費電力が少ないときに補助電
源で充電電池を充電するので、基地局回路の消費電力が
少ないときに補助電源で充電した充電電池の電力を、基
地局回路の消費電力が増大した場合に使用することによ
り、見かけ上電話局からの電力で動作できるという効果
がある。
【0035】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記充電電池から基地局回路へ供給する電力
が所定電力に達するときに基地局回路の動作機能を低下
させる手段を備えたので、基地局回路へ供給する電力が
所定電力を越えないように基地局回路の動作機能を低下
させて消費電力の増大を抑制することができ、そのため
見かけ上電話局からの電力で動作できるという効果があ
る。
【0036】請求項4の発明では、請求項1又は2又は
3の発明において、通話トライフックに対応させて設定
した時間帯に基地局回路の動作機能を低下させるので、
夕方のように通話量が多く、基地局回路の消費電力が増
大して電力不足を生じる場合に基地局回路の消費電力の
増大を抑制しながら、消費電力の少ない期間において充
電した充電電池の電力の使用することにより電話局から
の電力で見かけ上動作できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の電源部の回路構成図であ
る。
【図2】同上の時間帯と消費電力の関係説明図である。
【図3】本発明の実施形態2の要部の回路構成図であ
る。
【図4】同上の電源部の回路構成図である。
【図5】本発明の実施形態3の電源部の回路構成図であ
る。
【図6】基地局回路の全体構成図である。
【符号の説明】
A 基地局回路 5a 結合回路 6 公衆回路 8 電源部 20 DC/DCコンバータ 21 抵抗 22 充電電池
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来のPHS基地局としては、10mW
の屋内用小型基地局や、20mWの公衆用基地局、
0mWの公衆用基地局とがある。基地局回路は図6に示
すようにダイバーシチ送受信機能を持つ無線部1と、T
DMA/TDD(Time Division Multiple Access/Time
Division Duplex) 処理部2と、ADPCMトランスコ
ーデックからなる音声処理部3と、制御部4と、ISD
Nインターフェース部5と、品質監視部7と、電源部8
とから構成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 19/06 (72)発明者 小松 幹生 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大矢 晃 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 竹原 清隆 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局回路の動作電力を電話局からの回線
    を通じて送られてくる電力で得るPHS基地局におい
    て、電話局からの回線で供給される電力の不足分を補う
    ための充電電池を有し基地局回路の消費電力が少ないと
    きに電話局からの電力で充電電池を充電する電源部を備
    えたことを特徴とするPHS基地局。
  2. 【請求項2】電話局からの回線で供給される電力の不足
    分を補うための充電電池と、補助電源とを有し基地局回
    路の消費電力が少ないときに補助電源で充電電池を充電
    することを特徴するPHS基地局。
  3. 【請求項3】前記充電電池から基地局回路へ供給する電
    力が所定電力に達するときに基地局回路の動作機能を低
    下させる手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のPHS基地局。
  4. 【請求項4】通話トライフックに対応させて設定した時
    間帯に基地局回路の動作機能を低下させることを特徴と
    する請求項1又は2又は3記載のPHS基地局。
JP7287357A 1995-11-06 1995-11-06 Phs基地局 Pending JPH09130846A (ja)

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JP7287357A JPH09130846A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 Phs基地局

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JP7287357A JPH09130846A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 Phs基地局

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JP7287357A Pending JPH09130846A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 Phs基地局

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101814760A (zh) * 2010-05-04 2010-08-25 华为技术有限公司 基站电池管理方法、设备及系统
JP2011125022A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Lg Electronics Inc 無線通信システムにおけるデータ転送方法及び装置
JP2016116110A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 富士通株式会社 通信装置

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