JPH09130709A - バックライト駆動回路 - Google Patents

バックライト駆動回路

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JPH09130709A
JPH09130709A JP28169495A JP28169495A JPH09130709A JP H09130709 A JPH09130709 A JP H09130709A JP 28169495 A JP28169495 A JP 28169495A JP 28169495 A JP28169495 A JP 28169495A JP H09130709 A JPH09130709 A JP H09130709A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】デューティ調光によって輝度調整を行った場合
に発生する振動ノイズを低減させたバックライト駆動回
路を実現する。 【構成】デューティ調光に加えて、バックライト駆動回
路の電源供給部に抵抗を挿入する方法を組み合わせ輝度
調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調光可能なバックライ
ト駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ナビゲーションモニターを中心と
して、車載液晶モニターの市場が活況を呈している。こ
の液晶モニターに要求される重要な機能の一つとして、
輝度調整いわゆる調光機能がある。昼間、特に太陽光の
もとでは画面を見やすくするために、画面輝度を増やす
必要があるのに対し、夜間はまぶしくならないように画
面輝度を落として暗くする必要がある。具体的には、昼
間用として、ハイ輝度400cd/m2程度、夜間用とし
て、ロウ輝度70cd/m2程度が望ましい。
【0003】こうした要求を満たすために、従来より用
いられている方法がデューティ調光と呼ばれるものであ
り、バックライト駆動回路を周期的にオン・オフさせ
て、輝度を低下させる方法である。第4図は、従来の調
光機能付きバックライト駆動回路の回路図例である。イ
ンバータトランス1と発振用トランジスタ2、3及び結
合コンデンサ4により、数10KHzの発振を行い、イ
ンバータトランス1の二次側に高電圧の交流を発生さ
せ、バラストコンデンサ5を介して蛍光管6を点灯させ
る。ここで、7はトランジスタ2、3のベースバイアス
抵抗、8はチョークコイル、9は電源バイパスコンデン
サである。また、トランジスタ10はバックライト駆動
回路をオン・オフするための制御用トランジスタであ
り、トランジスタ10がオンの時にはバックライト駆動
回路はオフ、トランジスタ10がオフの時にはバックラ
イト駆動回路はオンする。今、デューティ比決定用の発
振回路11をオン・オフするためのスイッチ12をオフ
すると、トランジスタ10は常にオフとなりバックライ
ト駆動回路は100%点灯状態となるので、ハイ輝度モ
ードとなる。一方、スイッチ12をオンすると、発振回
路11のオン・オフのデューティ比によってバックライ
ト駆動回路のオン・オフ比が決定され、結果としてデュ
ーテイ比によって適当な明るさを設定することができ
る。これがロウ輝度モードである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方法は、蛍
光管の始動性を悪化させることなく輝度を低下させる方
法であるが、実用上大きな問題点をかかえている。それ
は、ロウ輝度モード時に、インバータトランスやチョー
クコイルが、オン・オフする周波数に対応して振動し、
耳障りな雑音として聞こえてしまうことである。これを
低減するために、オン・オフする周波数を、可聴周波数
からなるべく離すことが考えられるが、高めの周波数に
設定するとバックライト駆動回路そのものの発振周波数
と近くなって動作が不安定になる。一方、低めの周波数
に設定するとフリッカー現象が観測されるようになる。
そこで、本発明のバックライト駆動回路においては、デ
ューティ調光による輝度調整に加えて、バックライト駆
動回路の電源供給部に抵抗を挿入する方法を併用し、ロ
ウ輝度モード時に充分輝度を低下させながら、デューテ
ィ調光による振動音を大幅に低減させた実用的なバック
ライト駆動回路を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のバックライト駆
動回路は、電源供給部に抵抗を挿入し、かつ、当該バッ
クライト駆動回路を周期的にオン・オフさせる回路を具
備し、この両者によりバックライトの輝度調整を行うこ
とを特徴とする。
【0006】
【実施例】第1図は、本発明のバックライト駆動回路の
一実施例を示す回路図であり、第4図と同一部分は同一
符号で示した。バックライト駆動回路の基本動作は第1
図と同様である。すなわち、インバータトランス1と発
振用トランジスタ2、3及び結合コンデンサ4により、
数10KHzの発振を行い、インバータトランス1の二
次側に高電圧の交流を発生させ、バラストコンデンサ5
を介して蛍光管6を点灯させる。また、トランジスタ1
0はバックライト駆動回路をオン・オフするための制御
用トランジスタであり、トランジスタ10がオンの時に
はバックライト駆動回路はオフ、トランジスタ10がオ
フの時にはバックライト駆動回路はオンする。しかし、
第1図においては、第4図と違って電源供給部にスイッ
チ13でオン・オフ可能な抵抗14を挿入している。ス
イッチ13をオンすると抵抗14は無視され、電源電圧
が低下することなくバックライト駆動回路に供給され
る。また、この時スイッチ13に連動してスイッチ12
がオフするように組み合わせておけばデューティ調光も
働かず、ハイ輝度モードとなる。一方、スイッチ13を
オフすると抵抗14によって電圧降下が起こり、バック
ライト駆動回路に供給される電圧が下がって輝度が低下
する。この時、スイッチ13に連動してスイッチ12が
オンするように組み合わせておけばデューティ調光が働
くので、輝度が一層低下し、ロウ輝度モードとなる。こ
の時、当然抵抗14のみで輝度調整できればよいが、実
際には電圧降下による低温始動性が問題となり、あまり
大きくすることはできない。この点を7インチクラスの
液晶モニターに用いられるバックライト駆動回路を例に
とり説明する。ハイ輝度モード時の輝度を400cd/
m2とすると、ロウ輝度モード時の輝度は70cd/m2
度が目標となる。抵抗14の限界は低温始動性から約3
オームであり、マージンを見て2オームに設定する。こ
の時の輝度は約140cd/m2となる。これにデューテ
ィ調光を組み合わせて約70cd/m2を実現している。
一方、この調光をデューティ調光のみで行うことは可能
ではあるが、前述の振動ノイズが大きく、許容限を越え
ている。しかし、本発明の組み合わせを用いるとデュー
ティ調光時の振動ノイズは、バックライト駆動回路のエ
ネルギーが抵抗14で抑制されているため、デューティ
調光のみの時に比べて約3dB改善され許容限以下に押
さえ込むことが可能になる。第2図は、本発明のバック
ライト駆動回路の別の一実施例を示す回路図であり、第
1図と同一部分は同一符号で示した。第2図は、抵抗1
4のオン・オフをトランジスタスイッチで行っているも
のである。パワートランジスタ15は抵抗14をオン・
オフするためのパワートランジスタで、トランジスタ1
6はパワートランジスタ15の制御用トランジスタ、抵
抗17、18は電流制限用抵抗、スイッチ19はトラン
ジスタ16のオン・オフ用スイッチである。今、スイッ
チ19をオンすると、トランジスタ16がオンすなわち
パワートランジスタ15がオンして、抵抗14が無視さ
れ電源電圧が低下することなくバックライト駆動回路に
供給される。この時スイッチ19に連動してスイッチ1
2がオフするように組み合わせておけばデューティ調光
も働かず、ハイ輝度モードとなる。一方、スイッチ19
をオフすると、トランジスタ16がオフすなわちパワー
トランジスタ15がオフして抵抗14が有効となり、電
圧降下が起こってバックライト駆動回路に供給される電
圧が下がり、輝度が低下する。この時、スイッチ19に
連動してスイッチ12がオンするように組み合わせてお
けばデューティ調光も働いて輝度が一層低下し、ロウ輝
度モードとなる。その他の動作は第1図と同様であり、
ハイ輝度400cd/m2、ロウ輝度70cd/m2を実現
することができる。実際、7インチクラスのバックライ
ト駆動回路では電源電流が1アンペア程度となるので、
小型スイッチでは限界があり、第2図のトランジスタス
イッチの方が実用的である。
【0007】第3図は、本発明のバックライト駆動回路
のさらに別の一実施例を示す回路図であり、第2図と同
一部分は同一符号で示した。第3図においては、低温始
動性のマージン確保を図っている。蛍光管を点灯させる
基本動作及び調光動作は第2図と同様であるが、第3図
においては、時定数用コンデンサ20を、電源と制御用
トランジスタ16の電流制限用抵抗18との間に追加し
ている。この場合、スイッチ19がオフしていても、電
源投入時には、時定数用コンデンサ20と電流制限用抵
抗18で決定されるわずかな時間だけ制御用トランジス
タ16がオン、すなわちパワートランジスタ15がオン
するため、一瞬、電源電圧が低下することなくバックラ
イト駆動回路に供給され、始動性が大幅に改善される。
これは、車載液晶モニターの性能の重要項目の一つであ
る製品の低温側動作温度範囲拡大に寄与する。
【0008】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明のバ
ックライト駆動回路においては、デューティ調光に加え
て、電源供給部に抵抗を挿入するという極めて簡単な方
法を組み合わせることによって、ロウ輝度モード時の輝
度を充分低下させた上、始動性も問題なく、またデュー
ティ調光に特有の振動ノイズも大幅に低減させた、極め
て実用性の高い調光機能を実現することができる。本発
明の利用により、車載液晶モニターの商品力を大幅に向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックライト駆動回路の一実施例を示
す回路図。
【図2】本発明のバックライト駆動回路の別の一実施例
を示す回路図。
【図3】本発明のバックライト駆動回路のさらに別の一
実施例を示す回路図。
【図4】従来の調光機能付きバックライト駆動回路の回
路図例。
【符号の説明】
1 インバータトランス 2 発振用トランジスタ 3 発振用トランジスタ 4 結合コンデンサ 5 バラストコンデンサ 6 蛍光管 7 ベースバイアス抵抗 8 チョークコイル 9、 電源バイパスコンデンサ 10 制御用トランジスタ 11 発振回路 12 スイッチ 13 スイッチ 14 抵抗 15 パワートランジスタ 16 制御用トランジスタ 17 電流制限用抵抗 18 電流制限用抵抗 19 スイッチ 20 時定数用コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックライト駆動回路の電源供給部に抵抗
    を挿入し、かつ、当該バックライト駆動回路を周期的に
    オン・オフさせる回路を具備し、この両者によりバック
    ライトの輝度調整を行うことを特徴とするバックライト
    駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990061621A (ko) * 1997-12-31 1999-07-26 김영환 키패드 및 액정디스플레이용 백라이트 장치
US20100190462A1 (en) * 2009-01-29 2010-07-29 Denso Corporation Communication device

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