JPH09130696A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH09130696A
JPH09130696A JP28522295A JP28522295A JPH09130696A JP H09130696 A JPH09130696 A JP H09130696A JP 28522295 A JP28522295 A JP 28522295A JP 28522295 A JP28522295 A JP 28522295A JP H09130696 A JPH09130696 A JP H09130696A
Authority
JP
Japan
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signal
apl
level
child
parent
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28522295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshichika Hirao
義周 平尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 親信号のAPLおよび子信号のAPLのそれ
ぞれがAPL検出回路20および30で検出され、AP
L検出信号aおよびbがレベルコントロール回路22に
与えられる。レベルコントロール回路22はAPL検出
信号bのレベルに応じてAPL検出信号aにクリップを
かけ、クリップがかけられたAPL検出信号aをコント
ロール信号として可変利得アンプ26および28に与え
る。したがって、可変利得アンプ26および28はこの
コントロール信号に従って子信号の輝度信号Yおよび色
信号Cを増幅する。 【効果】 APL検出信号bのレベルに応じてコントロ
ール信号にクリップをかけるようにしたため、親信号お
よび子信号のAPLの値に関係なく子画面の明るさをう
まく調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテレビジョン受像機に
関し、特にたとえばPIP(Picture In Picture)機能ま
たはPOP(Picture Out Picture) 機能を備えるテレビ
ジョン受像機に適用され、子画面の明るさを親画面の明
るさに応じて調整する、テレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機のディスプレイに映
像を表示するときは、その映像信号のAPL(Average P
icture Level) に応じてABL(Average Brightness Le
vel)制御がなされている。すなわち、APLが所定値よ
りも大きいときはビーム電流を減らして映像が暗くなる
ように制御され、APLが所定値よりも小さいときはビ
ーム電流を増やして映像が明るくなるように制御され
る。
【0003】しかし、PIPまたはPOP機能によっ
て、1つのディスプレイに2種類の映像を親画面映像お
よび子画面映像として映し出す場合、このABL制御
は、親画面の映像信号(親信号)および子画面の映像信
号(子信号)の和信号に対して、親信号のAPLを基準
としてかけられる。したがって、親信号のAPLが所定
値よりも小さくかつ子信号のAPLが親信号よりも大き
い場合、ABL制御によって子画面が異常に明るくな
り、子画面の部分でドーミングが起こったり、ビーム電
流が集中することによってブラウン管が破損したりする
恐れがある。
【0004】このため、図5に示す従来のテレビジョン
受像機1では、親信号のAPLをAPL検出回路2で検
出して子信号のレベルを可変利得アンプ3および4で調
整することによって、すなわち親信号のAPLが所定値
より小さければ子信号のレベルを小さくし、親信号のA
PLが所定値より大きければ子信号のレベルを大きくす
ることによって、その後のAPL制御によって子画面が
明るくなり過ぎたり、暗くなり過ぎたりするのを防止し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示す従
来技術は、親信号のAPLが所定値より小さいときは子
信号のAPLは親信号よりも大きく、親信号のAPLが
所定値より大きいときは子信号のAPLは親信号よりも
小さいことを前提条件としている。したがって、このよ
うな条件下では子画面の明るさはうまく調整されるが、
この条件を外れる場合、子画面が異常に明るくなったり
暗くなったりするという問題があった。すなわち、親信
号のAPLが所定値よりも小さくかつ子信号のAPLが
親信号よりも小さい場合、子信号のレベルを小さくする
ことによって子画面が暗くなり過ぎてしまい、逆に親信
号のAPLが所定値より大きく子信号のAPLが親信号
よりも大きい場合、子信号のレベルを大きくすることに
よって、子画面が明るくなり過ぎていた。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、親
信号および子信号のAPLがどのような値となっても、
子画面の明るさを適切に調整することができる、テレビ
ジョン受像機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、親信号と子
信号とを同時に出力するかつ子信号の明るさレベルを親
信号の明るさレベルに応じて調整するテレビジョン受像
機であって、親信号の明るさレベルを検出して第1検出
信号を出力する第1明るさ検出手段、子信号の明るさレ
ベルを検出して第2検出信号を出力する第2明るさ検出
手段、第2検出信号のレベルに応じて第1検出信号にク
リップをかけるクリップ手段、およびクリップされた第
1検出信号に応じて子信号の明るさレベルを調整する調
整手段を備える、テレビジョン受像機である。
【0008】
【作用】親信号および子信号の明るさレベルのそれぞれ
が第1明るさ検出手段および第2明るさ検出手段で検出
され、クリップ手段で第2検出信号のレベルに応じて第
2検出信号にクリップがかけられる。そしてクリップさ
れた第1検出信号に応じて子画面の明るさレベルが調整
される。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、第2検出信号のレベ
ルに応じて第1検出信号にクリップをかけるようにした
ため、親信号および子信号の明るさレベルがどのような
値となっても、子画面の明るさを適切に調整することが
できる。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な
説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例のテレビジョン
受像機10はY/C分離回路12を含み、これによって
親信号が輝度信号Yと色信号Cとに分離される。このう
ち輝度信号Yは直接RGBマトリクス回路14に与えら
れ、色信号Cはカラー復調回路16で色差信号R−Yお
よびB−Yに復調された後RGBマトリクス回路14に
与えられる。RGBマトリクス14は入力された輝度信
号Y,色差信号R−YおよびB−Yに基づいてR信号,
G信号およびB信号を生成し、これをスイッチ回路18
に与える。輝度信号Yはまた、図3(A)に示す特性を
もつAPL検出回路20でAPLを検出され、APL検
出信号aがレベルコントロール回路22に与えられる。
【0011】一方、子信号はY/C分離回路24で輝度
信号Yおよび色信号Cに分離され、それぞれが可変利得
アンプ26および28に与えられる。輝度信号Yはま
た、APL検出回路20と同じ特性をもつAPL検出回
路30でAPLを検出され、APL検出信号bがレベル
コントロール回路22に与えられる。レベルコントロー
ル回路22はAPL検出信号bのレベルに応じて図3
(B)のようにAPL検出信号aにクリップをかけ、ク
リップしたAPL検出信号Aをコントロール信号として
可変利得アンプ26および28に与える。可変利得アン
プ26および28はこのコントロール信号に対して図4
に示す直線AおよびBの特性をもち、これによって輝度
信号Yおよび色信号Cが増幅される。なお、図4からわ
かるように、可変利得アンプ28の増幅度は可変利得ア
ンプ26の1/2である。増幅された輝度信号Yは直接
RGBマトリクス回路32に与えられ、色信号Cはカラ
ー復調回路34で色差信号R−YおよびB−Yに復調さ
れた後RGBマトリクス回路32に与えられる。RGB
マトリクス回路32はこれらの入力信号に基づいてR信
号,G信号およびB信号を生成し、スイッチ回路18に
与える。スイッチ回路18は親信号に基づくRGB信号
および子信号に基づくRGB信号のいずれか一方を親画
面および子画面の位置に対応して適宜選択し出力する。
【0012】レベルコントロール回路22の構成を図2
に示す。APL検出信号bはコンパレータ22aのプラ
ス入力端子およびコンパレータ22bのマイナス入力端
子に与えられる。コンパレータ22aのマイナス入力端
子およびコンパレータ22bのプラス入力端子のそれぞ
れにはまた、レベルがyの電圧信号およびレベルがxの
電圧信号が与えられる。なお、レベルy>レベルxであ
る。コンパレータ22aおよび22bはそれぞれ入力レ
ベルに応じて表1に示すようにハイレベル信号またはロ
ーレベル信号を出力する。
【0013】
【表1】
【0014】スイッチSW1およびSW2は、コンパレ
ータ22aおよび22bからの出力信号がハイレベルの
ときに端子C1およびC3と接続され、コンパレータ2
2aおよび22bからの出力信号がローレベルのときに
端子C2およびC4と接続される。したがって、表1を
参照して、b<xのときスイッチSW1およびSW2は
端子C2およびC3と接続され、レベルコントロール回
路22はレベルがx′の電圧信号をコントロール信号と
して出力する。また、x<b<yのときスイッチSW1
およびSW2はそれぞれ端子C2およびC4と接続さ
れ、レベルコントロール回路22はAPL検出信号aを
コントロール信号として出力する。さらに、y<bのと
きスイッチSW1およびSW2はそれぞれ端子C1およ
びC4と接続され、レベルコントロール回路22はレベ
ルがy′の電圧信号をコントロール信号として出力す
る。なお、レベルy′>レベルx′である。したがっ
て、APL検出信号aはAPL検出信号bによって図3
(B)のようにクリップされる。
【0015】この実施例によれば、レベルコントロール
回路22でAPL検出信号aにクリップがかけられるた
め、親信号および子信号のAPLの値に関係なく子画面
の明るさを適切に調整することができる。すなわち、親
信号のAPLが所定値よりも小さく子信号のAPLが親
信号よりも大きい場合、および親信号のAPLが所定値
よりも大きく子信号のAPLが親信号よりも小さい場合
は、図5に示す従来技術と同様に子信号の輝度レベルお
よび色レベルが調整されるため、その後の親信号のAP
Lを基準としたABL制御によって子画面が明るくなり
過ぎたり暗くなり過ぎることはない。また、親信号のA
PLが所定値よりも小さく子信号のAPLが親信号より
も小さい場合は、可変利得アンプ26および28の利得
は所定値以上小さくならないため、子画面が暗くなり過
ぎるのを防止できる。さらに、親信号のAPLが所定値
よりも大きく子信号のAPLが親信号よりも大きい場合
は、可変利得アンプ26および28の利得は所定値以上
大きくならないため、子画面が明るくなり過ぎるのを防
止できる。
【0016】また、人間の目による輝度と色度の識別度
合いは異なるため、子信号の輝度信号と色信号とが同じ
量だけ変化すると子画面の映像が不自然になるが、この
実施例では可変利得アンプ26および28の増幅特性が
互いに異なるように設定されているため、子画面の映像
が不自然になることはない。なお、この実施例では色信
号Cを可変利得アンプ28で増幅した後カラー復調する
ようにしたが、カラー復調した後の色差信号R−Yおよ
びB−Yに対してアンプをかけるようにしてもよいこと
はもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の一部を示すブロック図である。
【図3】(A)は親信号のAPLとAPL検出信号との
関係を示すグラフであり、(B)は親信号のAPLとコ
ントロール信号との関係を示すグラフである。
【図4】可変利得アンプの特性を示すグラフである。
【図5】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 …テレビジョン受像機 20,30 …APL検出回路 22 …レベルコントロール回路 26,28 …可変利得アンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親信号と子信号とを同時に出力するかつ子
    信号の明るさレベルを親信号の明るさレベルに応じて調
    整するテレビジョン受像機であって、 前記親信号の明るさレベルを検出して第1検出信号を出
    力する第1明るさ検出手段、 前記子信号の明るさレベルを検出して第2検出信号を出
    力する第2明るさ検出手段、 前記第2検出信号のレベルに応じて前記第1検出信号に
    クリップをかけるクリップ手段、およびクリップされた
    第1検出信号に応じて前記子信号の明るさレベルを調整
    する調整手段を備える、テレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】前記調整手段は、前記子信号に含まれる輝
    度信号を前記クリップされた第1検出信号に応じて増幅
    する第1の可変利得アンプ手段、および前記子信号に含
    まれる色信号を前記クリップされた第1検出信号に応じ
    て増幅するかつ前記第1の可変利得アンプ手段と増幅特
    性が異なる第2の可変利得アンプ手段を含む、請求項1
    記載のテレビジョン受像機。
JP28522295A 1995-11-01 1995-11-01 テレビジョン受像機 Withdrawn JPH09130696A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005275048A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示装置および表示制御方法
JP6080241B2 (ja) * 2013-04-08 2017-02-15 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像処理装置

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Effective date: 20030107