JPH09130552A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09130552A
JPH09130552A JP7284162A JP28416295A JPH09130552A JP H09130552 A JPH09130552 A JP H09130552A JP 7284162 A JP7284162 A JP 7284162A JP 28416295 A JP28416295 A JP 28416295A JP H09130552 A JPH09130552 A JP H09130552A
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JP7284162A
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Yuki Oishi
雄輝 大石
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報読取り手段と原稿などとの距離を一定に
して、情報読取り手段による読取り不良を防止するこ
と。 【解決手段】 キャリッジ4に搭載された情報読取り手
段9のプラテン2に対向する面に開口する開口部10
に、紙葉類13と接触し情報読取り手段9と紙葉類13
との距離を一定に保つ距離保持手段14を配設し、情報
読取り手段9と紙葉類9との距離を一定に維持した状態
で紙葉類9の走査を行って、紙葉類9の情報を安定性よ
く読取ることができるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置に係り、特
に、シリアル型の情報読取り手段を搭載したキャリッジ
を有する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、搬送ローラおよびこれに圧接
される圧接ローラとの間に所定の記録媒体を挟持してプ
ラテンと記録ヘッドであるサーマルヘッドとの間に搬送
し、その後、記録ヘッドを記録媒体に対して所定の圧接
力で圧接させ、この状態で、キャリッジを移動させると
ともに、リボンカセットのインクリボンを巻取りなが
ら、所望の印刷信号に基づいてサーマルヘッドに形成さ
れた発熱素子に通電し、この発熱素子を加熱してインク
リボンのインクを溶融して記録媒体に転写することによ
り、前記記録媒体に所望の印刷を行なう記録装置が多く
用いられている。
【0003】そして、近年、出願人は、キャリッジにイ
メージスキャナのような情報読取り手段を取付け、キャ
リッジとプラテンとの間に所定の原稿を搬送した状態
で、前記キャリッジを移動させながら情報読取り手段に
より原稿を走査させることにより前記原稿の情報を読取
り、この情報に基づいて所定の記録媒体に印刷を行なう
ようにした記録装置を開発した。
【0004】このような記録装置においては、通常の記
録のほか、まず、キャリッジとプラテンとの間に所望の
原稿を搬送した状態で、キャリッジを移動させながら情
報読取り手段を動作させて原稿の1行分の情報の読取り
動作を行ない、続いて、原稿を1行分搬送して再度情報
読取り手段により原稿の1行分の情報の読み取り動作を
行ない、このような動作を繰り返して行なうことによ
り、原稿全体の情報を読み取り、記憶手段に記憶させて
おく。その後、キャリッジとプラテンとの間に所定の記
録媒体を搬送した状態で、前記記憶手段に記憶された情
報に基づいて前記記録媒体に対して印刷を行なうように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記記録装置
においては、前記原稿および記録媒体は、その搬送時
に、その原稿および記録媒体の一部が前記搬送ローラお
よびこれに圧接される圧接ローラとの間に挟持されては
いても、前記プラテンと記録ヘッドおよび情報読取り手
段との間に供給された部分においては、前記プラテンと
記録ヘッドおよび情報読取り手段との間隙において前後
(キャリッジの移動方向と垂直方向)に揺動可能な状態
となる。
【0006】前述したように、前記記録装置における記
録時には、プラテンと記録ヘッドとの間に記録媒体を搬
送し、その後、前記記録ヘッドを記録媒体を介してプラ
テンに圧接させるため、印刷時における記録ヘッドと記
録媒体との距離は一定となるが、原稿の情報の読取り時
においては、前記原稿と情報読取り手段との距離を一定
に保持する手段がなかったため、情報読取り手段と原稿
との距離はその時々で変化するおそれがあり、情報読取
り手段による情報の読取り品質に大きく影響していた。
つまり、情報読取り手段と原稿との距離が一定でないこ
とによりピントむらや濃度むらが発生する原因となって
いた。
【0007】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、情報読取り手段と原稿などとの距離を一定にして、
情報読取り手段による読取り不良を防止することができ
る記録装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係る記録装置の特徴は、キャリッジ
に搭載された情報読取り手段のプラテンに対向する面に
開口する開口部に、紙葉類と接触し情報読取り手段と紙
葉類との距離を一定に保つ距離保持手段を配設した点に
ある。そして、このような構成を採用したことにより、
情報読取り手段と紙葉類との距離を一定に維持した状態
で紙葉類の走査を行うことができるので、紙葉類の情報
を安定性よく読取ることができる。
【0009】また、本発明の請求項2に係る記録装置の
特徴は、距離保持手段が、紙葉類がその搬送時に前記距
離保持手段との摩擦により傷つくことを防止する紙葉類
保護部材を有する点にある。そして、このような構成を
採用したことにより、紙葉類が距離保持手段により傷つ
くことを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図4を参照して説明する。
【0011】本実施の形態の記録装置のフレーム1に
は、長手方向に沿って延在する平板状のプラテン2が配
設されており、前記フレーム1の両側面の間には、前記
プラテン2の前方に位置し前記プラテン2と平行に延在
するキャリッジシャフト3が支持されている。このキャ
リッジシャフト3には、キャリッジ4がこのキャリッジ
シャフト3に沿って往復動自在に取付けられており、こ
のキャリッジ4の先端部には、前記プラテン2に対向す
るように記録ヘッドであるサーマルヘッド5が接離動作
自在に取付けられている。また、前記キャリッジ4の上
面には、図示しないインクリボンを収納し、このインク
リボンを前記サーマルヘッド5とプラテン2との間に案
内するリボンカセット6が着脱自在に装着されるように
なされており、前記キャリッジ4の上面には、前記リボ
ンカセット6のインクリボンを巻取るための巻取りボビ
ン7およびインクリボンを送り出す送出しボビン8がそ
れぞれ配設されている。
【0012】また、本実施の形態においては、キャリッ
ジ4の一側で、記録時のキャリッジ移動方向において前
記サーマルヘッド5の後方となる側(図1においては左
側)には、原稿あるいは記録媒体の画像を光学的に読取
り可能な情報読取り手段であるイメージスキャナ9が配
設されており、図2および図3に示すように、前記イメ
ージスキャナ9の前記プラテン2に対向する面には、開
口部10が形成されている。
【0013】また、前記イメージスキャナ9の内部であ
って前記開口部10の両側には、ランプ等からなる2つ
の発光部材11,11が前記開口部10に指向するよう
に配設されており、前記イメージスキャナ9の内部に
は、前記発光部材11から原稿の情報に対して照射した
光の反射光を受光し所定のイメージを読取る撮像素子を
有するイメージセンサユニット12が配設されている。
【0014】そして、前記開口部10の上縁部および下
縁部には、前記原稿13に接触することにより前記プラ
テン2とイメージスキャナ9との間隙に搬送される原稿
13と前記イメージセンサユニット12との距離を一定
に保つ距離保持手段としての突起14a,14bが形成
されている。各突起14a,14bは、それぞれ直線状
に形成されており、前記開口部10の上下において平行
な2本の直線が原稿13に接触されるようになってい
る。さらに、前記突起14a,14bの頂点部には、原
稿13等が前記突起14a,14bとの摩擦により傷つ
くことを保護する用紙保護部材としての保護シート15
a,15bが取付けられている。本実施形態において
は、この保護シート15a,15bは、小片のアクリル
シートとされているが、その材質としては摩擦係数が低
く、軽量で廉価であり、剛性が低く、前記突起14に対
して接着容易な材質であればよい。また、保護シート1
5は、前記突起14自体の形状や材質が原稿13などを
摩擦により傷つけないものであれば、省略することがで
きる。
【0015】また、前記フレーム1の一端部下側には、
キャリッジ駆動モータ16がその出力軸が前記フレーム
1の上面に貫通するように配設されており、このキャリ
ッジ駆動モータ16の前記出力軸には、このキャリッジ
駆動モータ16により回転駆動される駆動プーリ17が
配設されている。また、前記フレーム1の他端部上面に
は、従動プーリ18が回転自在に配設されており、前記
駆動プーリ17と従動プーリ18との間には、一部が前
記キャリッジ4の下面に連結されたキャリッジ駆動ベル
ト19が掛け渡されている。そして、前記キャリッジ駆
動モータ16を回転駆動して前記駆動プーリ17を介し
てキャリッジ駆動ベルト19を駆動させることにより、
前記キャリッジ4をキャリッジシャフト3に沿ってプラ
テン2と平行に往復動させるようになされている。
【0016】また、前記プラテン2の後部下方には、原
稿13や記録媒体を所定速度で搬送する搬送ローラ20
が配設されており、この搬送ローラ20の下方には、こ
の搬送ローラ20に圧接される複数の圧接ローラ21,
21が回転自在に配設されている。
【0017】さらに、前記プラテン2のすぐ下方で、前
記搬送ローラ20および圧接ローラ21の前部上方に
は、前記プラテン2とサーマルヘッド5およびイメージ
スキャナ9との間隙において搬送される原稿13等が前
記イメージスキャナ9の開口部10に形成された突起1
4a,14bの保護シート15a,15bに当接するよ
うに案内する用紙案内部材として、用紙ガイド22が配
設されている。
【0018】前記用紙ガイド22は、前記搬送ローラ2
0および圧接ローラ21から搬送される原稿13等の先
端部を当接させる曲面を有する2つの案内部材22a,
22bからなり、前記2つの案内部材22a,22b
は、その曲面によって原稿13等の搬送方向において上
流側が広く下流側が狭い搬送通路23を形成し、前記搬
送通路の下流側をイメージスキャナ9を搭載した前記キ
ャリッジ4方向へ開放するように配設されている。
【0019】さらにまた、前記フレーム1の後方には、
図示しない給紙部が配置されるようになされており、こ
の給紙部には、例えば、前記イメージスキャナ9で読み
取り可能な状態とされた原稿と通常の記録用紙や孔版印
刷用紙等の記録媒体という紙葉類が交互に重ねた状態で
収納されるようになされている。そして、前記搬送ロー
ラ20を回転駆動させることにより、前記給紙部から前
記搬送ローラ20とこの圧接ローラ21との間に供給さ
れる前記原稿13などをサーマルヘッド5とプラテン2
との間に搬送するようになされている。さらに、前記プ
ラテン2の上方には、読み取り後の原稿13、または印
刷後の記録媒体を案内する排紙ローラ23が配設されて
いる。
【0020】また、図4は前記記録装置の電気的な概略
構成を示すものである。この記録装置はCPU25によ
って制御されており、このCPU25には、使用される
記録媒体の種類ごとにそれに適した記録条件などが記憶
されたROM26、各種データ等を記憶するRAM27
を備えている。
【0021】前記CPU25には、インターフェースを
介してコンピュータなどの入力機器から記録用の情報が
送られるようになっている。また、このCPU25には
イメージスキャナ9で読み取られた画像データも送られ
る。
【0022】また、前記CPU25からは、サーマルヘ
ッド駆動回路28に記録パターンの情報が送られ、この
記録情報に応じてサーマルヘッド5が駆動される。さら
に、CPU25からは、イメージスキャナ駆動回路2
9、サーマルヘッド5の記録媒体への圧接・離間を行な
うヘッドアップ・ダウン機構の駆動回路30、キャリッ
ジ4の移動を制御するキャリッジ駆動回路31および記
録媒体を搬送するための搬送モータを制御する紙送りモ
ータ制御回路32などへ制御信号がそれぞれ送られる。
【0023】以下、イメージスキャナ9で読取られた画
像データを出力する場合の一例を説明する。
【0024】まず、前記記録装置により原稿13の原稿
の読取りと記録媒体への印刷を行なう場合は、まず、前
記原稿13と記録媒体とを交互に重ねた状態で給紙装置
に収納しておく。
【0025】そして、CPU25からの制御信号により
搬送モータを駆動して前記搬送ローラ20を回転駆動さ
せることにより、前記給紙装置から前記搬送ローラ20
とこの圧接ローラ21との間に供給される原稿13をサ
ーマルヘッド5とプラテン2との間に搬送する。
【0026】このとき、前記搬送ローラ20および圧接
ローラ21から搬送される原稿13の先端部は、その搬
送方向において上流側が広く下流側が狭く形成された搬
送通路を形成する案内部材22a,22bのいずれかの
曲面に当接しつつ、前記搬送ローラ20および圧接ロー
ラ21の回転駆動にともなって搬送方向における下流側
に搬送される。そして、前記搬送通路の下流側は、イメ
ージスキャナ9を搭載した前記キャリッジ4方向へ開放
するように配設されているので、その前記搬送通路を通
過した原稿13は、その後の搬送により、前記プラテン
2とサーマルヘッド5およびイメージスキャナ9との間
隙において、前記イメージスキャナ9の開口部10に形
成された各突起14a,14bの各保護シート15a,
15bに摺接することとなる。
【0027】なお、前記用紙案内部材としては、前述し
た構成の用紙ガイド22に限ることなく、例えば、送り
ローラを配設することでも、原稿13等を前記キャリッ
ジ4方向へ案内することができる。
【0028】前記原稿が正しく搬送されたことを確認し
たら、イメージスキャナ9を駆動して原稿の読取り動作
に移行する。
【0029】つまり、CPU25からの制御信号により
キャリッジ駆動モータ16を駆動してキャリッジ4を移
動させてイメージスキャナ9を原稿13に対して横方向
に走査させながら、各発光部材11から原稿13に光を
照射するとともに、この原稿13からの反射光をイメー
ジセンサユニット12により受光して原稿13の横方向
の情報を読取り、この情報をCPU25のRAM27に
記憶させる。
【0030】このとき、前記イメージスキャナ9の開口
部10に形成された突起14の保護シート15に当接し
た原稿13は、イメージスキャナ9の開口部10の近傍
においては、前記突起14a,14bに形成した保護シ
ート15a,15bに接触して支持された状態が保たれ
ることとなり、イメージスキャナ9を搭載したキャリッ
ジ4が原稿13に対して横方向に移動しても、少なくと
もイメージスキャナ9の開口部10の近傍では、前記イ
メージセンサユニット12の撮像素子と原稿13との距
離は均一に保たれることとなる。
【0031】その後、搬送ローラ20を駆動して原稿1
3を所定量搬送し、再度、キャリッジ4を移動させなが
ら、イメージスキャナ9により原稿13の情報を読取
り、再び前記RAM27に記憶させる。このとき、前記
イメージセンサユニット12の撮像素子と原稿13との
距離は均一に保たれているので、イメージスキャナ9に
よる原稿13の情報の読取りは、安定的に行われる。
【0032】そして、このような動作を繰り返して行な
い、原稿全体の情報をすべて読み取り、記憶装置として
のRAM27に記憶させ、原稿13を排出することによ
り、原稿のイメージ情報の読取り動作が終了する。
【0033】つぎに、CPU25からの制御信号により
前記搬送モータを駆動して搬送ローラ20を回転駆動さ
せることにより、前記給紙装置から前記搬送ローラ20
とこの圧接ローラ21との間に供給される記録媒体をサ
ーマルヘッド5とプラテン2との間に搬送する。
【0034】このとき、前記記録媒体の搬送も、前述の
原稿13の搬送と同様に前記イメージスキャナ9の開口
部10に形成された突起14の保護シート15に摺接す
るように案内される。記録媒体に対する印刷時において
は、イメージスキャナ9と記録媒体との距離が一定でな
いことは特に問題とはならないが、前述のような記録媒
体の搬送が行なわれることに関しては何の支承もない。
【0035】その後、前記サーマルヘッド5をプラテン
2に圧接させた状態で、キャリッジ駆動モータ13を駆
動してキャリッジ4を移動させるとともに、巻取りボビ
ン7を回転駆動してインクリボンを巻取りながら、前記
RAM27に記憶された原稿の情報に基づいてサーマル
ヘッド5の発熱素子を選択的に発熱させることにより、
前記ROM26に記憶された記録条件に従って、所定の
記録媒体に対して所望の印刷を行なう。
【0036】このように、本実施形態においては、前記
搬送ローラ20および圧接ローラ21から搬送される原
稿13を用紙案内部材としての用紙ガイド22により、
前記プラテン2とサーマルヘッド5およびイメージスキ
ャナ9との間隙において、前記イメージスキャナ9を搭
載したキャリッジ4方向へ案内することとなり、その後
の搬送によって前記原稿13は前記イメージスキャナ9
の開口部10に形成された突起14の保護シート15に
摺接することとなる。そして、前記原稿13は、イメー
ジスキャナ9の開口部10の近傍においては、前記突起
14a,14bに形成した保護シート15a,15bに
支持された状態が保たれることとなり、イメージスキャ
ナ9を搭載したキャリッジ4が原稿13に対して横方向
に移動しても、少なくともイメージスキャナ9の開口部
10の近傍では、前記イメージセンサユニット12の撮
像素子と原稿13との距離は均一に保たれることとなる
ので、イメージスキャナ9による原稿の情報を安定的に
読取ることができる。また、突起14には保護シート1
5が取付けられているので、原稿13が突起15と直接
接触しないことになり、原稿13に傷がついたりするお
それはない。
【0037】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。例えば、前記距離保持手段としては前述し
た実施の形態における突起の形状に限定されるものでは
なく、フレーム状の突起であってもよいし、また、突起
のみに限定されるものでもない。すなわち、情報読取り
手段の開口部において、少なくとも2点で原稿などの紙
葉類を支承することにより、前記イメージセンサユニッ
トの撮像素子から一定距離に紙葉類の位置を保持するこ
とができればよく、例えば、前記突起を小ローラに設計
変更することや、前記開口部にガラス板を配設し、原稿
を前記ガラス板に密着させることにより、前記一定距離
を保つようにすることも可能である。
【0038】さらに、本実施形態においては、原稿の原
稿を読み取る場合をもって説明したが、例えば、記録媒
体の搬送量の制御に情報読取り手段を用いるような場合
にも利用できることはいうまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る記録装置
は、距離保持手段を設けたことにより、情報読取り手段
の開口部の近傍においては、前記情報読取り手段と原稿
などの紙葉類との距離を均一に保つことができるので、
ピントむらや濃度むらを防止し、良好な読取りを行なう
ことができる。また、距離保持手段に紙葉類保護部材を
設けることにより原稿などの紙葉類に傷がつくことを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の実施例を示す平面図
【図2】図1の記録装置の要部拡大説明図
【図3】図1の記録装置のイメージスキャナの平面図
【図4】図1の記録装置の電気的な概略構成の説明図
【符号の説明】
2 プラテン 5 サーマルヘッド(記録ヘッド) 9 イメージスキャナ(情報読取り手段) 10 開口部 12 イメージセンサユニット 13 原稿 14 突起(距離保持手段) 15 保護シート(紙葉類保護部材) 22 用紙ガイド 23 搬送通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに対向するように記録ヘッドお
    よび情報読取り手段を搭載するキャリッジを往復動自在
    に配設するとともに、所望の原稿と記録媒体とを積層し
    て収納し前記原稿および記録媒体の紙葉類を1枚ずつ分
    離して前記プラテンと記録ヘッドおよび情報読取り手段
    との間に搬送する給紙手段を配設し、前記情報読取り手
    段により原稿の情報を読取るとともに、この読取ったイ
    メージ情報または入力機器からの情報を前記記録ヘッド
    により前記記録媒体に記録するようにしてなる記録装置
    であって、前記キャリッジに搭載された情報読取り手段
    の前記プラテンに対向する面に開口する開口部に、前記
    紙葉類と接触し情報読取り手段と紙葉類との距離を一定
    に保つ距離保持手段を配設したことを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記距離保持手段は、紙葉類がその搬送
    時に距離保持手段との摩擦により傷つくことを防止する
    紙葉類保護部材を有することを特徴とする請求項1に記
    載の記録装置。
JP7284162A 1995-10-31 1995-10-31 記録装置 Pending JPH09130552A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030513