JPH09130394A - 回線割り当て方法及び通信ネットワーク - Google Patents

回線割り当て方法及び通信ネットワーク

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JPH09130394A
JPH09130394A JP7284923A JP28492395A JPH09130394A JP H09130394 A JPH09130394 A JP H09130394A JP 7284923 A JP7284923 A JP 7284923A JP 28492395 A JP28492395 A JP 28492395A JP H09130394 A JPH09130394 A JP H09130394A
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Kazuhiko Hojo
和彦 北條
Toru Nakada
透 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光通信ネットワークにおいて、回線使用要求
順序で波長又はタイムスロットSを割り当てつつ制御時
間を低減させる方法を課題とする。 【解決手段】 各端末が、通信回線の使用情報を記載し
た回線管理テーブル(T)への書込み要求に応じて、該
テーブルが伝送路を一巡する間に、該テーブルに複数回
アクセスする様にした回線割り当て方法とそれを用いた
光通信システム通信であり、該波長割り当て方法におい
ては、該回線の波長又はタイムスロット(S)の使用情
報を示すTを特定のスロットSLに設け、該SLを二重
バス伝送路に交互に中継するスロットジェネレータと、
各端末の回線獲得要求数を把握する手段と、自端末の回
線獲得要求を他の端末に知らせる手段により、各端末で
の該SLへのアクセス制御を分散処理で行なう。該アク
セス権を得た端末は該SLを取り込み、空き波長又はS
を獲得し波長多重通信を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は波長多重光通信シス
テムにおいて、特に波長又はタイムスロットの制御割り
当て方法及びその応用としての光通信ネットワークに関
するものである。
【0002】
【従来技術】近年、複数のコンピュータをつないで情報
をやり取りするネットワークシステムが発展するにつれ
て、そのシステム内での通信チャンネルを増大すること
が望まれている。通信チャンネルを増やすために、複数
信号を1つの伝送路上に多重する各種の多重方法が提案
されている。時分割多重や、特に光通信の分野では波長
多重といったものがある。
【0003】一つの波長多重通信方法として、デマンド
アサインによる波長分割多重アクセス(DA−WDM
A:Demand Assign - Wavelength Division Multiplexi
ng Access)伝送方式がある。この方式を次に説明す
る。
【0004】例えば、スター形やリング型等のネットワ
ークが構築されている場合に、高速通信、あるいは保有
時間の長いデータ送信の必要が生じた端末は、波長多重
回線に使用される複数の波長を管理する制御端末に、回
線使用の要求と宛先の受信端末のアドレス情報を送信す
る。そのアドレス情報を受信した制御端末は、ネットワ
ーク上の使用波長の解析と送信要求された受信端末の波
長多重回線の使用状況を解析し、その受信端末の波長多
重回線が解放されていることを確認してから、空いてい
る波長の多重回線の受信準備指令を受信端末に知らせ、
次に波長多重回線の空き波長の使用を許可する情報を送
信端末に知らせる。送信端末は、この波長多重回線の空
き波長を用いて通信を開始する。同様の方法は、時分割
多重通信でも存在し、デマンドアサインにより時分割多
重アクセス(DA−TDMA:Demand Assign - Time D
ivision Multiplexing Access)伝送方式と呼ばれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では制御端末が回線を全て管理するので、制御端末
に高い信頼性が必要とされ、また制御端末の指示により
通信が行なわれるため、通信手順が複雑になり制御時間
が長くなる欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、スロットジェ
ネレータにより両末端が接続された、互いに逆方向に固
定長スロットが次々伝送される2本の制御信号回線と、
波長分割もしくは時分割多重する主信号回線と、2本の
制御信号回線と接続される2種類のカウンタを備え、2
本の制御信号回線の一方を伝送させる要求スロット上の
要求情報を検出することにより、該一方の伝送路におけ
る該要求スロットが流れてくる側の他端末の主信号回線
獲得要求数を自端末の主信号回線獲得要求発生の前後で
区別してカウントできる複数の端末から構成される通信
ネットワークにおいて、2つの該制御信号伝送路上の1
つのスロットに該主信号回線の回線使用情報を示す回線
管理テーブルと回線管理テーブル書き込み制御部が設け
られた共有スロットを設け、該共有スロットが、一方の
スロットジェネレータからもう一方のスロットジェネレ
ータへ伝送する間に、該主信号回線の使用を要求してい
るネットワーク上の端末が、該共有スロット内の該回線
管理テーブルにアクセスできる最多書き込み回数と各端
末のカウンタを適正なカウント値に変更するリセット値
を、受信した共有スロット内の回線管理テーブル書き込
み制御部の情報から解析し、回線管理テーブル書き込み
制御部へ、解析した最多書き込み回数とリセット値を書
き換える機能と、該共有スロットが一方のスロットジェ
ネレータからもう一方のスロットジェネレータへ伝送す
る間に、該主信号回線の使用を要求していたネットワー
ク上の各端末が該回線管理テーブルへ書き込みをおこな
った回数を記録する回線管理テーブル書き込み制御部内
の書き込み回数をリセットする機能と、受信した共有ス
ロットを伝送してきた伝送路とは異なるもう一方の制御
信号伝送路に送出する機能を備えたスロットジェネレー
タを設け、主信号回線獲得要求のある端末は、該回線獲
得要求を書き込んだ要求スロットを送出する伝送路とは
逆の伝送路上で共有スロットを取り込み、回線管理テー
ブル書き込み制御部内の該リセット値により自端末のカ
ウンタのカウント値を適正な値に変更し、次に、自端末
の該主信号回線獲得要求発生以前に該要求スロットが流
れてくる側の他端末が出した主信号回線獲得要求の数が
該自端末での回線管理テーブルへの書き込み可能回数よ
り少ない場合に回線管理テーブルへの書き込み権利を獲
得し、回線管理テーブル内の空き主信号回線の使用情報
を書き込むことにより該主信号回線を獲得できることを
特徴とする。
【0007】この回線割り当て方法は、分散処理であり
制御端末を必要としない方法なのでコストを低減し、ネ
ットワークの安全性を向上することができる。又、制御
端末と送信端末及び受信端末の予備通信を行なう必要が
ないので、回線割り当て時間を短縮することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、各実施例とともに図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0009】[第1実施例]図1〜図14は本発明の第
1実施例を示す図であり、図1は本発明のネットワーク
構成を示し、図2は回線管理テーブルと回線管理テーブ
ル書き込み制御部が設けられている共有スロットの構造
と、共有スロットへの書き込み要求を記載する要求スロ
ットの構造を示し、図3〜図14は共有スロットへの書
き込みによる波長割り当て制御手順を示す。
【0010】先ず、本実施例の通信ネットワークの構成
・形態について説明する。図1において、223,22
4はそれぞれ共有スロット及び要求スロットが伝送する
制御信号伝送路、213はスターカプラ100に接続さ
れて各端末と波長多重通信や時分割多重通信が行なわれ
る主信号伝送路である。また、221,222は要求ス
ロットと共有スロットへの書き込み要求部が設けられて
いないスロット(以下、伝送スロットと呼ぶ。)を制御
信号伝送路223,224へそれぞれ連続的に送出する
機能と、共有スロットが伝送されてきた制御信号伝送路
とは逆方向の制御信号伝送路に中継して共有スロットを
送出する機能と、共有スロットの回線管理テーブル書き
込み制御部内の各端末のカウンタのリセット値を示すC
R部に(PNTW部の値−NTW部の値)(但し、PN
TW部は回線管理テーブルへの書き込み可能回数を示
し、NTW部は回線管理テーブルへの書き込み回数を示
す。)の値を入力する機能と、回線テーブル内の空き波
長の数をPNTW部に入力する機能と、NTW部の値を
リセット(0にする。)する機能とを有するスロットジ
ェネレータである。かかる機能は、例えばCPUと、制
御信号伝送路223,224とデータ等とを入出力する
インターフェイスと、回線管理テーブルを記憶するメモ
リとを備えることで達成できる。
【0011】また、231〜237は送受信端末を示
す。又、201は回線管理テーブル部と回線管理テーブ
ル書き込み制御部とを備え制御信号伝送路223,22
4を巡回する共有スロット、202〜209は伝送路2
23上を伝送される伝送スロット、210〜218は各
送受信端末231〜237からの送信要求を指示し伝送
路224上を伝送される要求スロット、251〜257
は伝送路224を伝送してきた要求スロット210〜2
18内の書き込み要求を数える伝送路224用のスロッ
ト・リクエスト・カウンタ(SRC)、261〜267
はSRC251〜257のカウントを移し替えることの
できる伝送路224用のリクエスト・カウントダウン・
カウンタ(RCC)である。
【0012】また、図3〜図14において、301〜3
11は図2と同じ送受信端末、320,321は図2と
同じスロットジェネレータ、322,323はそれぞれ
共有スロットと要求スロットが伝送する制御信号伝送
路、341〜348は伝送路323を伝送する要求スロ
ットである。図6〜図14に示す350は共有スロット
である。
【0013】次に、本実施例におけるスロットジェネレ
ータ221から制御信号伝送路223に、回線管理テー
ブル書き込み制御情報を送信する共有スロットの構造に
ついて説明する。図2における共有スロットは、他のス
ロットと共有スロットを識別するための識別部と、スロ
ットジェネレータ221から送出された時点の回線管理
テーブルへの書き込み可能回数を示すPNTW部と、回
線管理テーブルへの送信端末の書き込み回数を示すNT
W部と、各端末のカウンタのリセット値を示すCR部
と、波長多重回線に使用される波長又は時分割多重回線
のタイムスロットの使用情報を示すWi部と、送信先の
受信端末のアドレスを示すRi部から構成されている。
【0014】この共有スロットにおいて、識別部は、本
実施例では共有スロット、要求スロット及び伝送スロッ
トの3種を区別できる符号でよく、2ビット以上で区別
される。また、回線管理テーブルは、使用情報Wi部と
アドレスRi部から構成されている。さらに、回線管理
テーブル書き込み制御部は、CR部とPNTW部とNT
W部から構成されている。回線管理テーブルへの書き込
み回数を示すNTW部は、回線管理テーブルへ書き込み
を行なった端末により、共有スロットを受信した時点の
NTW部の値に1を加えた値が入れ換えられる。回線管
理テーブルへの書き込み可能回数を示すPNTW部は、
スロットジェネレータ221により回線管理テーブルの
空き波長の数が入力される。各端末231〜237のカ
ウンタのリセット値を示すCR部は、スロットジェネレ
ータ221により、(PNTW部の値−NTW部の値)
の値が入力される。回線管理テーブル内の各回線の使用
情報Wiは、使用時に1が入力され、未使用の時に0が
入力される。又、獲得した回線の送信先である受信端末
のアドレスを示すRiは、回線の獲得と同時にその端末
のアドレス番号を記入する。但し、CR,PNTW,N
TW,Wi,Ri部の各部の情報の表示形式は必ずしも
上記方法に限らない。
【0015】次に、共有スロットへの書き込み要求を記
載する要求スロット210〜218について説明する。
要求スロット210〜218は、固定長スロットの一部
に共有スロットへの書き込み要求部(SR部)を設けた
ものであり、書き込み要求の発生した端末は、その要求
を要求スロット内のSR部に記し(SR部に1を入力す
る。)、他の端末に書き込み要求の発生したことを知ら
せる。この要求スロットのSR部以外にはテキストデー
タ等を載せることが出来、この部分を使って別系統のデ
ータ通信を行なうことも可能である。
【0016】このネットワークシステムの通信方法は、
各端末が制御信号回線を用いて主信号回線に使用する回
線を分散制御によって獲得し、獲得した回線を用いて主
信号回線の通信を行なうものである。例えば、ここでの
説明においては、各端末が、任意の1つの波長の光信号
を送信する機能と任意の1つの波長の光信号だけを受信
する機能を持っており、スロットジェネレータ221,
222と伝送路223,224と各端末のカウンタ25
1〜257、261〜267で構成された制御信号回線
を用いて、主信号回線(スター回線)の波長多重回線の
中から空き波長を獲得し、自端末から送信する映像情報
を獲得した波長の光信号に変換した主信号回線の通信を
行なう。
【0017】実施例1では、主信号回線をスター型とし
て説明するが、これに限定したものではなく、ループ
型、バス型等の構造も用いることもできる。
【0018】次に、本実施例の回線割り当て制御を図3
〜図14を用いて説明する。要求スロットは伝送路32
3上をスロットジェネレータ321からスロットジェネ
レータ320に向かって1つずつ伝送され、共有スロッ
トは、スロットジェネレータ321から発せられ、伝送
路322と323を伝送して制御信号伝送路を周回す
る。共有スロットへの書き込み(回線獲得)は、要求ス
ロットが伝送する伝送路と異なる伝送路上で行なわれ
る。ここの説明においては自端末よりスロットジェネレ
ータ320寄りの端末を上流の端末と表現することにす
る。要求スロットのSR部に1が記載されている場合
は、書き込み(回線獲得)要求が発生していることを示
す。
【0019】ここで、主信号回線の使用要求は端末30
9、端末308、端末305、端末302、端末30
7、端末310、端末306、端末303の順で発生す
ると仮定し、各端末の送信先である受信端末を順に端末
310、端末311、端末301、端末308、端末3
08、端末308、端末305、端末306とする。
【0020】先ず、各端末が共有スロットへの書き込み
要求を行なう際の、要求スロットに書き込む動作と、各
端末内のカウンタ(SRC,RCC)のカウント動作に
ついて図3〜図5を用いて説明する。
【0021】[図3−(a)]まず、各端末のスロット
・リクエスト・カウンタ(SRC),リクエスト・カウ
ントダウン・カウンタ(RCC)は、使用要求がない状
態とし、要求スロットへの書込みも無い状態として、そ
れぞれ0がカウントされている。
【0022】[図3−(b)]最初に、波長多重回線獲
得要求が発生した端末309は、共有スロットへの書き
込み要求を上流の端末に知らせるために、スロットジェ
ネレータ321から出力された要求スロット341のS
R部に1を入力し、要求スロット341を伝送路323
へ送出する。端末309より上流の各端末308〜30
1は、伝送してきた要求スロット341のSR部の1を
読み込み、各自端末のSRCに1を加える。そうして、
スロットジェネレータ320で要求スロットのSR部の
カウントをリセットする。
【0023】[図3−(c)]つぎに、波長多重回線獲
得要求が発生した端末308は、共有スロットへの書き
込み要求を上流の端末に知らせるために、要求が発生し
てから最初に受信した要求スロット342のSR部に1
を入力し、SRCの値(ここでは、1である。)をRC
Cに移し替え、要求スロット342を伝送路323へ送
出する。端末308より上流の各端末307〜301
は、伝送してきた要求スロット341のSR部の1を読
み込み、自端末のSRCに1を加える。
【0024】[図4−(d)]波長多重回線獲得要求が
発生した端末305は、共有スロットへの書き込み要求
を上流の端末に知らせるために、要求スロット343の
SR部に1を入力し、SRCの値(ここでは、2であ
る。)をRCCに移し替え、要求スロット343を伝送
路323へ送出する。端末305より上流の各端末30
4〜301は、伝送してきた要求スロット343のSR
部の1を読み込み、自端末のSRCに1を加える。
【0025】以下同じように、獲得要求を発する端末は
順次、端末302(図4−(e))、端末307(図4
−(f))、端末310(図5−(g))、端末306
(図5−(h))、端末303(図5−(i))が要求
スロット344〜348のSR部に1を入力し、要求ス
ロットを伝送路323送出する。
【0026】次に、巡回する共有スロットへの書き込み
(回線獲得)制御アルゴリズムについて説明する。
【0027】『1』 回線獲得要求が発生している端末
の共有スロットの受信時における端末の制御アルゴリズ
ムを以下に示す。
【0028】制御は以下の[1],[2]の順で行なわ
れる。
【0029】[1]巡回する共有スロットを受信した端
末は、次の(a)〜(e)の条件により、共有スロット
内の各端末のカウンタのリセット値を示すCR部に入力
された値xをもとにして、端末内のカウンタ(SRC,
RCC)のカウント値を変更する。 (a)端末が、一巡前に共有スロットを受信した時点
で、回線獲得要求が発生しており且つRCCのカウント
値だけから減算を行なった場合には、RCCのカウント
値にx値を加える。 (b)端末が、一巡前に共有スロットを受信した時点
で、回線獲得要求が発生しており且つRCCとSRCの
カウント値からそれぞれy値、z値だけ減算を行なった
場合には、以下の条件でカウンタ(SRC,RCC)の
カウント値を変更する。 ・z≧xの場合には、SRCのカウント値にx値を加え
る。 ・z<xの場合には、SRCのカウント値にz値を加
え、RCCのカウント値に(x−z)値を加える。 (c)端末が、一巡前に共有スロットを受信した時点
で、回線獲得要求が発生しており且つSRCのカウント
値からz値だけ減算を行なった場合には、以下の条件で
SRCのカウント値を変更する。 ・z≧xの場合には、SRCのカウント値にx値を加え
る。 ・z<xの場合には、SRCのカウント値にz値を加え
る。 (d)端末が、一巡前に共有スロットを受信した時点
で、回線獲得要求が発生しておらず、且つSRCのカウ
ント値からz値だけ減算を行なった場合には、以下の条
件でRCCのカウント値を変更する。 ・z≧xの場合には、RCCのカウント値にx値を加え
る。 ・z<xの場合には、RCCのカウント値にz値を加え
る。 (e)端末が、一巡前に共有スロットを送信した時点
で、RCCとSRCのどちらかのカウンタからも減算を
行なわなかった場合には、回線獲得要求の発生の有無に
関わらず、カウンタのカウント値をそのままにする。
【0030】[2]共有スロット内のPNTW部とNT
W部の値と[1]の制御により変更されたRCCのカウ
ント値から下記制御(1),(2)のどちらかを選択
し、共有スロットへの書き込み権利獲得の判別を行う。 (1){(PNTW部の値−NTW部の値−1)≧RC
Cのカウント値}の時には、制御,の場合分けを行
い、どちらかの制御を行なう。
【0031】受信した共有スロットの波長管理テーブ
ルのRiに自端末から送信要求を出した送信先の端末の
アドレスが書き込まれていない場合には、共有スロット
への書き込み権利を獲得し、下記(イ),(ロ),
(ハ)の制御を順に行なう。 (イ)端末は、共有スロットの回線管理テーブル内の空
き波長(Wi部に何も入力されていない波長)を選定
し、その波長のWi部に1を入力し、Ri部に送信先の
端末のアドレスを入力することにより、その波長の獲得
を宣言する。 (ロ)端末は、共有スロット内のPNTW部とNTW部
の値により、以下の条件で各カウンタのカウント値を減
算する。 ・SRCにのみカウント値がある場合、 [SRCのカウント値>0、且つRCCのカウント値=
0]の場合、(PNTW部の値−NTW部の値−1)の
値だけ、SRCのカウント値を減算する。 ・RCCにのみカウント値がある場合、 [RCCのカウント値>0、且つSRCのカウント値=
0]の場合、RCCのカウント値を0にする。 ・RCCとSRCの両方にカウント値がある場合、 [RCCのカウント値>0、且つSRCのカウント値>
0]の場合、RCCのカウント値を0にして、(PNT
W部の値−NTW部の値−RCCのカウント値−1)の
値だけ、SRCのカウント値を減算する。なお、SRC
とRCCのカウント値の最少値は0であり、マイナスに
なることはない。 (ハ)端末は、共有スロット内のNTW部の値を読み込
み、(読み込んだNTW部の値+1)の値をNTW部に
入力する。
【0032】受信した共有スロットの波長管理テーブ
ルのRiに自端末から送信要求を出した送信先の端末の
アドレスが書き込まれている場合には、書き込み権利を
得ることが出来ず、以下の制御を行なう。
【0033】端末は、共有スロット内のPNTW部とN
TW部の値により、以下の条件で各カウンタのカウント
値を減算する。 ・SRCにのみカウント値がある場合、 [SRCのカウント値>0、且つRCCのカウント値=
0]の場合、(PNTW部の値−NTW部の値)の値だ
け、SRCのカウント値を減算する。 ・RCCにのみカウント値がある場合、 [RCCのカウント値>0、且つSRCのカウント値=
0]の場合、RCCのカウント値を0にする。 ・RCCとSRCの両方にカウント値がある場合、 [RCCのカウント値>0、且つSRCのカウント値>
0]の場合、RCCのカウント値を0にして、(PNT
W部の値−NTW部の値−RCCのカウント値)の値だ
け、SRCのカウント値を減算する。なお、SRCとR
CCのカウント値の最少値は0であり、マイナスになる
ことはない。
【0034】(2){(PNTW部の値−NTW部の値
−1)<RCCのカウント値}の時には(PNTW部の
値−NTW部の値)の値だけ、RCCのカウント値を減
算する。
【0035】『2』回線獲得要求が発生していない端末
の共有スロット受信時における制御アルゴリズムを以下
に示す。制御は以下の[1],[2]の順で行なわれ
る。
【0036】[1]巡回する共有スロットを受信した端
末は、次の(a)〜(d)の条件により、共有スロット
内のCR部に入力された値xをもとにして端末内のカウ
ンタ(SRC,RCC)のカウント値を変更する。 (a)端末が、一巡前に共有スロットを受信した時点
で、回線獲得要求が発生しており、且つRCCのカウン
ト値だけから減算を行なった場合には、 ・SRCのカウント値にx値を加える。 (b)端末が、一巡前に共有スロットを受信した時点
で、回線獲得要求が発生しており、且つRCCとSRC
のカウント値から減算を行なった場合には、 ・SRCのカウント値にx値を加える。 (c)端末が、一巡前に共有スロットを受信した時点
で、回線獲得要求が発生しておらず、且つSRCのカウ
ント値からz値だけ減算を行なった場合には、以下の条
件でSRCのカウント値を変更する。 ・z≧xの場合には、SRCのカウント値にx値を加え
る。 ・z<xの場合には、SRCのカウント値にz値を加え
る。 (d)端末が、一巡前に共有スロットを送信した時点
で、どちらか一方のカウンタからも減算を行なわなかっ
た場合には、回線獲得要求の発生の有無に関わらずカウ
ンタの値はそのままにする。
【0037】[2]共有スロット内のPNTW部とNT
W部の値より以下の制御を行なう。
【0038】(PNTW部の値−NTW部の値)の値だ
け、SRCの値を減算する。なお、SRCとRCCのカ
ウント値の最少値は0であり、マイナスになることはな
い。
【0039】上記制御『1』,『2』が、端末が共有ス
ロットを受信した時の制御内容である。
【0040】次に、図6〜図14を用いてネットワーク
上の各端末がどのように共有スロットへの書き込み(回
線獲得)制御を行なっているかを説明する。但し、図6
〜図14の共有スロットの回線管理テーブル書き込み制
御部内のPT,TWは、それぞれPNTW部とNTW部
を表す。また、これからの説明では、制御信号回線を図
6〜図14の様に各端末はSRCとRCCのみを示して
モデル化し、伝送路を省く。共有スロット350が各端
末のカウンタの上にかかれている時には、図3〜図5の
伝送路322を伝送している状態を示す。
【0041】[図6(j)の端末301]まず、図5
(i)にて示した複数個の要求スロットによって、各端
末のカウンタSRC,RCCの値が図示のごとく変化し
ており、説明を続行する。なお、確認のため、使用要求
端末とその受信端末の関係は、端末309→端末31
0、端末308→端末311、端末305→端末30
1、端末302→端末308、端末307→端末30
8、端末310→端末308、端末306→端末30
5、端末303→端末306の順で発生している。
【0042】[図6(k)の端末301]伝送路322
を伝送してきた共有スロット350が、端末301で受
信されると、端末301は、上記の書き込み制御『2』
[1](d)に示す制御を行い、次に共有スロットの回
線管理テーブル書き込み制御部内のPNTW部とNTW
部の値(∵PT=3,TW=0)により書き込み制御
『2』[2]を行い、SRCの値8から3を引き、5に
する。
【0043】[図6(l)の端末302]共有スロット
350が、端末302で受信されると、端末302は、
書き込み制御『1』[1](e)制御を行い、次に共有
スロットの回線管理テーブル書き込み制御部内のPNT
W部とNTW部の値(∵PT=3,TW=0)により共
有スロットへの書き込み制御『1』[2](2)を行
い、RCCの値3から3を引き0にする。端末303も
端末302と同じ制御を行ない、SRC=0,RCC=
6−3=3となる。
【0044】[図7(m)の端末304]共有スロット
350が、端末304で受信されると、端末304は端
末301と同じ制御を行ない、SRC=6−3=3,R
CC=0の結果となる。
【0045】[図7(m)の端末305]共有スロット
350が端末305で受信されると、端末305は、書
き込み制御『1』[1](e)制御を行い、次に共有ス
ロットの回線管理テーブル書き込み制御部内のPNTW
部とNTW部の値(∵PT=3,TW=0,図6(l)
の共有スロット参照)により共有スロットへの書き込み
制御『1』[2](1)(イ),(ロ)を行い、空き
波長W1に1を入力し受信端末アドレスR1に301を
入力し、RCCの値2から2を引き0にする。次に共有
スロット書き込み制御『1』[2](1)(ハ)を行
い、NTW部に1を入力する(∵TW=0,図6(l)
参照)。これにより、端末305は波長W1を獲得し、
共有スロット350を伝送路322に送出する。端末3
05は、共有スロット350が端末301に到達し、端
末301が受信準備を終えるまでの時間だけ待機し、そ
の後波長多重回線(図1の主信号回線213)に波長W
1の光信号を送出して端末301と通信を行なう。
【0046】[図7(n)の端末306]共有スロット
350が端末306で受信されると、端末306は、書
き込み制御『1』[1](e)制御を行い、次に共有ス
ロットの回線管理テーブル書き込み制御部内のPNTW
部とNTW部の値(∵PT=3,TW=1)により共有
スロットへの書き込み制御『1』[2](2)を行い、
RCCの値4から(3ー1=)2を引き2にする。
【0047】[図7(o)の端末308]共有スロット
350が端末308で受信されると、端末308は、書
き込み制御『1』[1](e)制御を行い、次に共有ス
ロットの回線管理テーブル書き込み制御部内のPNTW
部とNTW部の値(∵PT=3,TW=1,図7(n)
の共有スロット参照)により共有スロットへの書き込み
制御『1』[2](1)(イ),(ロ)を行い、空き
波長W2に1を入力し、受信端末アドレスR2に311
を入力し、RCCの値1から1を引き0にする。次に共
有スロット書き込み制御『1』[2](1)(ハ)を
行い、NTW部に2を入力する(∵TW=1,図7
(n)の共有スロット参照)。これにより、端末308
は波長W2を獲得し、波長多重回線に波長W2の光信号
を送出して端末311と通信を行なう。
【0048】[図7(p)の端末309]共有スロット
350が端末309で受信されると、端末309は、書
き込み制御『1』[1](e)制御を行い、次に共有ス
ロットの回線管理テーブル書き込み制御部内のPNTW
部とNTW部の値(∵PT=3,TW=2,図7(o)
の共有スロット参照)により共有スロットへの書き込み
制御『1』[2](1)(イ),(ロ)を行い、空き
波長W3に1を入力し受信端末アドレスR3に310を
入力し、SRCの値1から0(∵PNTW=3,NTW
=2,PNTW−NTW−1=0)を引く。次に共有ス
ロット書き込み制御『1』[2](1)(ハ)を行
い、NTW部に3(∵共有スロットを受信した時には、
NTW=2,図7(o)の共有スロット参照)を入力す
る。
【0049】これにより、端末309は波長W3を獲得
し、波長多重回線に波長W3の光信号を送出して端末3
10と通信を行なう。
【0050】[図8(q)の端末310]共有スロット
350が端末310で受信されると、端末310は、書
き込み制御『1』[1](e)制御を行い、次に共有ス
ロットの回線管理テーブル書き込み制御部内のPNTW
部とNTW部の値(∵PT=3,TW=3,図7(p)
参照)により共有スロットへの書き込み制御『1』
[2](2)を行い、SRCの値0をそのままにする
(カウンタのカウント値はマイナスになることはな
い)。
【0051】端末309から送出された共有スロット3
50は、端末310,311を通過し、スロットジェネ
レータ321に入力される(図8(q)参照)。
【0052】[図8(r)のスロットジェネレータ32
0]スロットジェネレータ321は受信した共有スロッ
ト350をそのままの状態で伝送路323に送出する。
送出された共有スロット350は伝送路323を通過し
てスロットジェネレータ320に入力される。伝送路3
23を伝送している共有スロットは、各端末からは書き
込みは出来ない。共有スロット350を受信したスロッ
トジェネレータ320は、空き波長の有無と(PNTW
の値−NTWの値)の値を解析し、(PNTWの値−N
TWの値)>0ならばその値をCR部に書き込み、空き
波長がある時にはその数をPNTW部に書き換えてNT
W部を0にする。
【0053】この場合は、PNTW=3,NTW=3,
空き波長は0[図8(q)の共有スロット参照]なの
で、PNTW=0,CR=0となり、スロットジェネレ
ータ320は、回線管理テーブル書き込み制御部のCR
部、PNTW部、NTW部にそれぞれ0,0,0を書き
込む。書き込みが終った共有スロット350は、再び伝
送路322に送出される。
【0054】[図8(r),(s),(t)における各
端末]図8(r),(s),(t)における各端末は、
回線管理テーブル書き込み制御部内のPNTW=0,C
R=0により、共有スロットへの書き込み権利を取得す
ることができず、またカウンタのカウント値を変更する
必要がない。
【0055】[図8(s)の端末305]次に、端末3
05の波長多重通信が終了したとすると、伝送してきた
共有スロット350を端末305が受信して、回線管理
テーブルのW1,R1の値をリセットする。
【0056】[図8(t)の端末308]次に、端末3
08の波長多重通信が終了したとすると、伝送してきた
共有スロット350を端末308が受信して、回線管理
テーブルのW2,R2の値をリセットする。
【0057】送出された共有スロット350は、伝送路
322、スロットジェネレータ321、伝送路323
(図4〜図8参照)を伝送し、各端末(311〜30
1)を経由して、スロットジェネレータ320に伝送す
る。このときの共有スロットは図8(t)の通りであ
る。
【0058】[図9(u)のスロットジェネレータ32
0]共有スロット350を受信したスロットジェネレー
タ320は、空き波長の有無と(PNTWの値−NTW
の値)の値を解析し、(PNTWの値−NTWの値)>
0ならばその値をCR部に書き込み、空き波長がある時
にはその数をPNTW部に書き換えてNTW部を0にす
る。この場合は、PNTW=0,NTW=0,空き波長
は2[図8(t)の共有スロット参照]なので、PNT
W=2,CR=0となり、スロットジェネレータ320
は、回線管理テーブル書き込み制御部のCR部、PNT
W部、NTW部にそれぞれ0,2,0を書き込む。書き
込みが終った共有スロット350は、再び伝送路322
に送出される。
【0059】[図9(v)の端末301]伝送路322
は伝送してきた共有スロット350が、端末301で受
信されると、端末301は、書き込み制御『2』[1]
(d)を行い、次に共有スロットの回線管理テーブル書
き込み制御部内のPNTW部とNTW部の値(∵PT=
2,TW=0)により書き込み制御『2』[2]を行
い、SRCの値5から2を引き3にする。
【0060】[図9(w)の端末302]共有スロット
350が端末302で受信されると、端末302は、書
き込み制御『1』[1](e)を行い、次に共有スロッ
トの回線管理テーブル書き込み制御部内のPNTW部と
NTW部の値(∵PT=2,TW=0,図9(v)の共
有スロット参照)により、共有スロットへの書き込み制
御『1』[2](1)(イ),(ロ)を行い、空き波
長W2に1を入力し受信端末アドレスR2に308を入
力し、SRCの値4から1(∵PNTW=2,NTW=
0,PNTW−NTW−1=0,図9(v)の共有スロ
ット参照)を引く。次に共有スロット書き込み制御
『1』[2](1)(ハ)を行い、NTW部に1(∵
共有スロットを受信した時には、NTW=0,図4
(v)の共有スロット参照)を入力する。
【0061】これにより、端末302は波長W2を獲得
し、波長多重回線に波長W2の光信号を送出して端末3
08と通信を行なう。
【0062】[図9(x)の端末303]端末303
は、書き込み制御『1』[1](e)を行い、次に共有
スロットの回線管理テーブル書き込み制御部内のPNT
W部とNTW部の値(∵PT=2、TW=1、図9
(x)の共有スロット参照)により共有スロット書き込
み制御『1』[2](2)を行ない、RCCの値3から
1を引き2にする。
【0063】[図10(y)の端末304]端末304
は、共有スロット書き込み制御『2』[1](d)を行
い、次に『2』[2]を行ない、SRCの値3から1を
引き2にする。端末305も、共有スロット書き込み制
御『2』[1](d)を行い、次に『2』[2]を行
い、SRCの値3から1を引き2にする。
【0064】[図10(z)の端末306]端末306
も端末303と同じ制御を行なう。
【0065】[図10(z)の端末307]共有スロッ
ト350を受信した端末307は、書き込み制御『1』
[1](e)を行い、次に共有スロットの回線管理テー
ブル書き込み制御部内のPNTW部の値とNTW部の値
(∵PT=2,TW=1,図10(y)の共有スロット
参照)とR2のアドレス[R2=308、図10(y)
の共有スロット参照、端末307からの送信要求先は端
末308である。]により共有スロットへの書き込み制
御『1』[2](1)を行い、SRCの値1から1
(∵PT=2、TW=1、PNTW−NTW=1、図1
0(y)の共有スロット参照)を引く。
【0066】端末307は、共有スロットへの書き込み
制御『1』[2](1)の『(PNTW部の値−NT
W部の値−1)≧RCCのカウント値』を満たしてお
り、共有スロットへの書き込み(回線獲得)権利を取得
できるが、送信先の受信端末308が既に波長多重回線
で通信を行なっており、波長多重回線の通信が端末30
8とは行なえない、よって共有スロットへの書き込み制
御『1』[2](1)を行う。
【0067】[図10(z)の端末308,309]端
末308,309は、共有スロット書き込み制御『2』
[1](d)を行い、次に『2』[2]を行い、SRC
の値から1(∵PT=2,TW=1,図10(z)参
照)を引く。
【0068】[図10(z)の端末310]共有スロッ
ト350を受信した端末310は、図10(z)の端末
307と同様に共有スロットの回線管理テーブル書き込
み制御部内のPNTW部の値とNTW部の値(∵PT=
2,TW=1,図10(z)参照)とR2のアドレス
[R2=308,図10(y)参照、端末307からの
送信要求先は端末308である。]により共有スロット
への書き込み制御『1』[2](1)を行い、SRC
の値1から1(∵PT=2,TW=1,PNTW−NT
W=1,図10(y)参照)を引き、0にする[図10
(aa)の端末310参照]。
【0069】[図10(aa)のスロットジェネレータ
320]共有スロット350を受信したスロットジェネ
レータ320は、回線管理テーブル書き込み制御部内の
PNTW=2、NTW=1と空き波長1つ[図10
(z)の共有スロット参照]の情報から、回線管理テー
ブル書き込み制御部のCR部、PNTW部、NTW部に
それぞれ1,1,0を書き込む。書き込みが終った共有
スロット350は、再び伝送路322に送出される。
【0070】[図10(bb)の端末301]伝送路3
22を伝送してきた共有スロット350が、端末301
で受信されると、端末301は、回線管理テーブル書き
込み制御部内のCR値1により共有スロットへの書き込
み制御『2』[1](c)[図9(u),(v)の端末
301のSRCのカウント値参照]を行い、SRCの値
に1を加えて4にする。次に共有スロットへの書き込み
制御『2』[2]を行い、SRCの値4から1を引き3
にする。
【0071】[図11(cc)の端末302]次に、端
末302の波長多重通信が終了したとする。
【0072】伝送してきた共有スロット350を端末3
02が受信して回線管理テーブルのW2,R2の値をリ
セットする。波長多重通信が終了したからである。次
に、端末302は、回線管理テーブル書き込み制御部内
のCR値1により共有スロットへの書き込み制御『2』
[1](c)[図9(u),(v)の端末302のSR
Cのカウント値参照]を行い、SRCの値に1を加えて
4にする。次に共有スロットへの書き込み制御『2』
[2]を行い、SRCの値4から1を引き3にする。
【0073】[図11(dd)の端末303]端末30
3は、回線管理テーブル書き込み制御部内のCR値1に
より共有スロットへの書き込み制御『1』[1](a)
[図9(w),(x)の端末303のSRCのカウント
値参照]を行い、RRCの値に1を加えて3にする。次
に共有スロットへの書き込み制御『1』[2](2)を
行ない、RRCの値4から1を引き3にする。
【0074】[図11(ee)の端末304,305]
端末304,305は、共有スロットへの書き込み制御
『2』[1](c)[図9(x),図10(y),
(z)の端末304,305のSRCのカウント値参
照]、及び『2』[2]を行う。
【0075】[図11(ee)の端末306]端末30
6は、共有スロットへの書き込み制御『1』[1]
(a)[図10(y),(z)の端末306のRRCの
カウント値参照]を行い、RCCのカウント値に1を加
え、次に制御『1』[2](2)を行いRCCのカウン
ト値から1を引く。
【0076】[図11(ee)の端末307]共有スロ
ット350を受信した端末307は、共有スロットへの
書き込み制御『1』[1](c)[図10(y),
(z)の端末307のSRCのカウント値と図10
(z)の端末307の説明文参照]を行い、SRCのカ
ウント値0に1を加えて1にする。
【0077】次に共有スロットへの書き込み制御『1』
[2](1)(イ)[∵PT=1,TW=0,PT−
NT−1=0≧RCCのカウント値0]、(ロ)を行
い、空き波長W1に1を入力し受信端末アドレスR1に
308を入力し、カウンタにはなにも行なわない(∵P
NTW=1,NTW=0,PNTW−NTW−1=
0)。
【0078】次に共有スロット書き込み制御『1』
[2](1)(ハ)を行い、NTW部に1(∵共有ス
ロットを受信した時には、NTW=0)を入力する。こ
れにより、端末307は波長W1を獲得し、波長多重回
路に波長W1の光信号を送出して端末308と通信を行
なう。
【0079】[図11(ff)の端末308]端末30
8は、共有スロットへの書き込み制御『2』[1]
(c)[図10(z),(aa)参照]を行いSRCの
カウント値に1を加え、次に制御『2』[2](2)を
行いSRCのカウント値から0(∵PNTW=1,NT
W=1,PNTW−NTW=0)を引く。
【0080】[図12(gg)の端末309]次に、端
末309の波長多重通信が終了したとする。
【0081】共有スロット350を受信した端末309
は、受信して回線管理テーブルのW3,R3の値をリセ
ットする(波長多重通信が終了したから)。次に、端末
309は共有スロットへの書き込み制御『2』[1]
(c)[図10(z),(aa)の端末309のSRC
のカウント値参照]を行い、SRCの値に1を加えて1
にする。次に共有スロットへの書き込み制御『2』
[2]を行い、SRCの値1から0を引き1にする。
【0082】[図12(hh)のスロットジェネレータ
320]共有スロット350を受信したスロットジェネ
レータ320は、回線管理テーブル書き込み制御部内の
PNTW=1、NTW=1と回線管理テーブル部内の空
き波長2つ[図12(gg)の共有スロット参照]の情
報から、回線管理テーブル書き込み制御部のCR部、P
NTW部、NTW部にそれぞれ0,2,0を書き込む。
書き込みが終った共有スロット350は、再び伝送路3
22に送出される。
【0083】[図12(ii)の端末301,302,
304,305]端末301,302,304,305
は、共有スロットへの書き込み制御『2』[2]を行
い、各端末のSRCの値から2を引く。
【0084】[図12(ii)の端末303]共有スロ
ット350を受信した端末303は、共有スロットへの
書き込み制御『1』[2](2)を行い、RCCの値2
から2を引き0にする。
【0085】[図12(ii)の端末306]端末30
6は共有スロットへの書き込み制御『1』[2](1)
(イ),(ロ)を行い、空き波長W2に1を入力し受
信端末アドレスR2に305を入力し、RCCの値1か
ら1を引き0にする(∵PNTW=2,NTW=0,P
NTW−NTW−1=1)。次に共有スロット書き込み
制御『1』[2](1)(ハ)を行い、NTW部に1
(∵共有スロットを受信した時には、NTW=0)を入
力する。これにより、端末306は波長W2を獲得し、
波長多重回線に波長W2の光信号を送出して端末305
と通信を行なう。
【0086】[図12(jj)の端末307,308,
309]端末307,308,309は、共有スロット
への書き込み制御『2』[2]を行ない、各端末のSR
Cの値から1を引く。
【0087】[図12(jj)の端末310]共有スロ
ット350を受信した端末310は、共有スロットへの
書き込み制御『1』[2](1)(∵送信先である受
信端末が現在波長多重通信を行なっている)を行う。
【0088】[図13(kk)のスロットジェネレータ
320]共有スロット350を受信したスロットジェネ
レータ320は、PNTW=2、NTW=1、空き波長
1つ[図9(u)参照]の情報から、回線管理テーブル
書き込み制御部のCR部、PNTW部、NTW部にそれ
ぞれ1,1,0を書き込む。書き込みが終った共有スロ
ット350は、再び伝送路322に送出される。
【0089】[図13(ll)の端末301、端末30
2]端末301、端末302は、回線管理テーブル書き
込み制御部内のCR値1により共有スロットへの書き込
み制御『2』[1](c)[図12(hh),(ii)
の端末301,302のSRCのカウント値参照]を行
い、SRCの値に1を加えて2にする。次に共有スロッ
トへの書き込み制御『2』[2]を行い、SRCの値2
から1を引き1にする。
【0090】[図13(ll)の端末303]端末30
3は共有スロットへの書き込み制御『1』[1](a)
[図12(hh),(ii)、図9(ii)の端末30
3の説明文参照]を行い、RRCの値に1を加えて1に
する。次に(PNTWの値−NTWの値−1)=0<R
CCのカウント値0により共有スロットへの書き込み制
御『1』[2](2)(イ)を行い、RCCの値1から
1を引き0にする。
【0091】[図13(ll)の端末305]端末30
5は、回線管理テーブル書き込み制御部内のCR値1に
より共有スロットへの書き込み制御『2』[1](c)
[図12(hh),(ii)の端末305のSRCのカ
ウント値参照]を行い、SRCのカウント値0に1を加
えて1にする。次に共有スロットへの書き込み制御
『2』[2]を行い、SRCのカウント値1から1を引
き0にする。
【0092】[図13(ll)の端末306]次に、端
末306の波長多重通信が終了したとする。
【0093】伝達してきた共有スロット350を端末3
06が受信して回線管理テーブルのW2,R2の値をリ
セットする(∵波長多重通信が終了した)。次に、端末
306は回線管理テーブル書き込み制御部内のCR値1
により共有スロットへの書き込み制御『2』[1]
(a)[図12(hh),(ii)の端末306のRR
Cのカウント値参照]を行い、SRCのカウント値0に
1を加えて1にする。次に共有スロットへの書き込み制
御『2』[2]を行い、SRCのカウント値1から1を
引き0にする。
【0094】[図13(mm)の端末310]端末31
0は、回線管理テーブル書き込み制御部内のCR値1に
より共有スロットへの書き込み制御『1』[1](e)
[図12(ii),(jj)の端末310のカウント値
参照]を行う。次に制御『1』[2](1)を行う
が、SRCのカウント値が0なので、カウント値はその
ままである。
【0095】[図13(nn)のスロットジェネレータ
320]共有スロット350を受信したスロットジェネ
レータ320は、この場合、PNTW=1,NTW=
0,空き波長は2つ[図13(mm)の共有スロット参
照]なので、PNTW=2,CR=1となり、スロット
ジェネレータ320は、回線管理テーブル書き込み制御
部のCR部、PNTW部、NTW部にそれぞれ1,2,
0を書き込む。書き込みが終った共有スロット350
は、再び伝送路322に送出される。
【0096】[図14(oo)の端末303]共有スロ
ット350を受信した端末303は、共有スロットへの
書き込み制御『1』[1](a)[図13(kk),
(ll),図4(ll)の端末303の説明文参照]を
行い、RRCのカウント値0に1を加えて1にする。
【0097】次に共有スロットへの書き込み制御『1』
[2](1)(イ)[∵PT=2,TW=0,PT−
NT−1=1≧RCCのカウント値1]、(ロ)を行
い、空き波長W2に1を、受信端末アドレスR2に30
6を入力し、RCCのカウント値1から1(∵PNTW
=2,NTW=0,PNTW−NTW−1=1)を引き
0にする。
【0098】次に共有スロット書き込み制御『1』
[2](1)(ハ)を行い、NTW部に1(∵共有ス
ロットを受信した時には、NTW=0である)を入力す
る。これにより、端末303は波長W2を獲得し、波長
多重回線に波長W2の光信号を送出して端末306と通
信を行なう。
【0099】[図14(pp)の端末307]次に、端
末307の波長多重通信が終了したとする。
【0100】共有スロット350を受信した端末307
は、回線管理テーブルのW1,R1の値をリセットする
(∵波長多重通信が終了した)。次に、端末307は共
有スロットへの書き込み制御『2』[1](c)[図1
3(ll),(mm)参照]、及び『2』[2]を行
い、共有スロットを送出する。
【0101】[図14(qq)の端末310]端末31
0は共有スロットへの書き込み制御『1』[1](e)
[図13(ll),(mm)参照]を行い、次に共有ス
ロットへの書き込み制御『1』[2](1)(イ),
(ロ)を行い、空き波長W1に1を入力し受信端末アド
レスR1に308を入力する。次に共有スロット書き込
み制御『1』[2](1)(ハ)を行い、NTW部に
2(∵共有スロットを受信した時には、NTW=2)を
入力する。これにより、端末310は波長W1を獲得
し、波長多重回線に波長W1の光信号を送出して端末3
08と通信を行なう。
【0102】このように、共有スロットへの書き込み順
序、すなわち回線管理テーブル内の空き波長獲得順序
は、回線獲得要求の発生順序に応じて割り当てられ、且
つある端末が共有スロットへの書き込み(回線獲得)権
利を得ても、その端末の送信先である受信端末が受信不
可能である場合には次の回線獲得要求の発生した端末に
回線獲得権利を譲り、受信端末の回線の空くのを待っ
て、空いた後は先ず始めに回線獲得権利を得る。
【0103】また、今回説明した端末は、任意の1つの
波長の光信号を送信する機能と任意の1つの波長の光信
号だけを受信する機能を備えていたが、任意の複数の波
長を送信し、また受信する端末においてもこの波長割り
当て制御は有効に適用することができる。
【0104】上記実施例では、端末数を11局として説
明したが、端末数はこれに限られず、これ以下でも、多
数局であってもよい。また、スロットジェネレータにつ
いても、少なくとも1つ以上であればよく、共有スロッ
トの書換え、リセット、演算等の機能が備えられておれ
ば、特に他の機能があってもよい。
【0105】[第2実施例]第1実施例では、共有スロ
ットへの書き込みが片方の制御信号伝送路でしかできな
かったが、これを両方の制御信号伝送路で行なう構成に
することもできる。
【0106】図15に示すように、伝送路224用の要
求スロットに対応するSRC251〜257,RCC2
61〜267だけでなく、伝送路223用の要求スロッ
トに対応するSRC271〜277とRCC281〜2
87と2つの回線管理テーブル書き込み制御部を備えた
共有スロットを備え、伝送路223上の共有スロットへ
の書き込みを行なう時には、各端末231〜237は、
その書き込み要求を伝送路224上の要求スロットに書
き込み、伝送路223用のSRC271〜277とRC
C281〜287のカウント値をもとに回線管理テーブ
ル書き込み(回線獲得)制御を行なう。
【0107】両方向の制御信号回線で共有スロットの書
き込みが行なえることによって回線割り当て時間をさら
に短縮することができる。
【0108】[第3実施例]主信号回線と制御信号回線
を同一の伝送路に多重して本発明を実施することができ
る。図16に本実施例の回路ブロック図を示す。図16
では、図1に示した各送受信端末231〜237からス
ターカプラを介して他の送受信端末に主信号を伝送する
主信号回線を省いている。制御信号伝送路223に、制
御信号を伝送する短波長帯1.3μm波長帯と主信号を
伝送する長波長帯1.5μm波長帯の複数の波長とを混
在して伝送するものである。但し、制御信号を一方向に
伝送するため、各端末の入力部である上流側に1.3μ
mの光信号の出力を阻止するアイソレータを配置する。
また、制御信号伝送路224においても、同様に各送受
信端末の入力部である下流側にアイソレータを配置し
て、制御信号の流れを一方向化して、データの混在を防
止する。
【0109】ここで、各送受信端末で送信される主信号
は制御信号伝送路223,224の夫々の両方向に伝搬
する。各送受信端末における主信号は、第1実施例で説
明したように、送信可能な場合、又は受信可能な場合と
を共有スロットの情報に従って判別し、主に制御信号伝
送路223において送受信される。また制御信号につい
ては、スロットジェネレータ221が伝送スロット20
2〜209中の共有スロット201を発し、各送受信端
末231〜237で順次共有スロット201中のデータ
を解析して、次の送受信端末に送信する。次に、スロッ
トジェネレータ222から出力された制御信号は、制御
信号伝送路224を伝送し、要求スロットに送信要求の
データを付加されて、スロットジェネレータ221に至
る。
【0110】[第4実施例]主信号回線と制御信号回線
を別系統の回線とせずに、制御信号回線の一部を本発明
の回線割り当て方法で各端末が獲得し、通信を行なうこ
ともできる。
【0111】本実施例では、第3実施例と同様な図16
に示す構成であり、制御信号回線に制御信号ばかりでな
く、主信号をも混在して情報の伝送を達成しようとする
ものである。ここで、図16の構成を例にして説明す
る。制御信号には共有スロットと要求スロットと、及び
特定スロットを設ける。共有スロットと要求スロットと
は、第1実施例と同様な機能を有し、特定スロットには
区別できるヘッダーを設ける。
【0112】そこで、1.3μm波長帯の制御信号中
に、送受信端末231〜237が他の送受信端末231
〜237に情報を特定スロットで伝送したい場合に、制
御信号伝送路224上で特定スロットを獲得するため、
要求スロットに特定スロットへの書き込み要求を書き込
む。以下、第1乃至第2の実施例と同様に、分散制御に
よって、特定スロットを用いてデータ伝送を可能とす
る。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、回線を割り当てる
ために、回線の使用情報を示す回線管理テーブル部を制
御回線上のある1つのスロットに設け、一方の制御信号
回線を伝送する間に複数端末からそのスロット内の回線
管理テーブルへアクセスが可能になり、複数の空き回線
を獲得することができる様になり、且つ分散制御にする
ことで制御端末を設けることなく、従来の割り当て動作
を行い、回線の割り当て時間を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光通信ネットワークの
構成である。
【図2】本発明の一実施例による共有スロット及び要求
スロットの構成図である。
【図3】本発明の一実施例による各端末における要求ス
ロットへのアクセス動作例図である。
【図4】本発明の一実施例による各端末における要求ス
ロットへのアクセス動作例図である。
【図5】本発明の一実施例による各端末における要求ス
ロットへのアクセス動作例図である。
【図6】本発明の一実施例による各端末における共有ス
ロット関連のアクセス動作例図である。
【図7】本発明の一実施例による各端末における共有ス
ロット関連のアクセス動作例図である。
【図8】本発明の一実施例による各端末における共有ス
ロット関連のアクセス動作例図である。
【図9】本発明の一実施例による各端末における共有ス
ロット関連のアクセス動作例図である。
【図10】本発明の一実施例による各端末における共有
スロット関連のアクセス動作例図である。
【図11】本発明の一実施例による各端末における共有
スロット関連のアクセス動作例図である。
【図12】本発明の一実施例による各端末における共有
スロット関連のアクセス動作例図である。
【図13】本発明の一実施例による各端末における共有
スロット関連のアクセス動作例図である。
【図14】本発明の一実施例による各端末における共有
スロット関連のアクセス動作例図である。
【図15】本発明の一実施例による光通信ネットワーク
の構成である。
【図16】本発明の一実施例による光通信ネットワーク
の構成である。
【符号の説明】
201,350 共有スロット 202〜209 通常のスロット 210〜218、341〜348 要求スロット 221,222,320,321 スロットジェネレー
タ 231〜237、301〜311 送受信端末 223,224,322,323 制御信号伝送路 213 主信号回線 251〜257、271〜277 SRC 261〜267、281〜287 RCC

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットジェネレータにより両末端が接
    続された、互いに逆方向に固定長スロットが次々伝送さ
    れる2本の制御信号伝送路と、波長分割もしくは時分割
    多重する主信号伝送路と、前記2本の制御信号伝送路と
    接続される2種類のカウンタを備え、前記2本の制御信
    号伝送路の一方を伝送させる要求スロット上の要求情報
    を検出することにより該一方の伝送路における該要求ス
    ロットが流れてくる側の他端末の主信号回線獲得要求数
    を自端末の主信号回線獲得要求発生の前後で区別してカ
    ウントできる複数の端末から構成される通信ネットワー
    クにおいて、 前記2つの制御信号伝送路上の1つのスロットに該主信
    号回線の回線使用情報を示す回線管理テーブルとスロッ
    トへの書き込み制御情報を示す回線管理テーブル書き込
    み制御部が設けられた共有スロットを設け、 該共有スロットが、一方のスロットジェネレータからも
    う一方のスロットジェネレータへ伝送する間に、該主信
    号回線の使用を要求している端末が該共有スロット内の
    該回線管理テーブル部にアクセスできる最多書き込み回
    数と各端末のカウンタを適正なカウント値に変更するリ
    セット値を、受信した共有スロット内の回線管理テーブ
    ル書き込み制御部と前記回線管理テーブル部との情報か
    ら解析し、前記回線管理テーブル書き込み制御部へ、解
    析した前記最多書き込み回数と前記リセット値を書き換
    える機能と、 前記共有スロットが一方の前記スロットジェネレータか
    らもう一方の前記スロットジェネレータへ伝送する間
    に、前記主信号回線の使用を要求している端末が前記回
    線管理テーブルへ書き込みをおこなった回数を記録する
    前記回線管理テーブル書き込み制御部内の書き込み回数
    をリセットする機能と、 受信した前記共有スロットを伝送してきた伝送路とは異
    なるもう一方の前記制御信号伝送路に送出する機能と、
    を備えた前記スロットジェネレータを備えたことを特徴
    とする通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信ネットワークに回
    線割り当てを行なう回線割り当て方法において、 前記主信号回線の使用を要求する回線獲得要求のある端
    末は、前記回線獲得要求を書き込んだ前記要求スロット
    を送出する伝送路とは逆の伝送路上で前記共有スロット
    を取り込み、前記回線管理テーブル書き込み制御部内の
    前記リセット値により自端末のカウンタのカウント値を
    適正な値に変更し、次に、自端末の前記主信号回線獲得
    要求発生以前に前記要求スロットが流れてくる側の他端
    末が出した前記主信号回線獲得要求の数が該自端末での
    前記回線管理テーブルへの書き込み可能回数より少ない
    場合に前記回線管理テーブルへの書き込み権利を獲得
    し、前記回線管理テーブル内の空き主信号回線の使用情
    報を書き込むことにより前記主信号回線を獲得できるこ
    とを特徴とする回線割り当て方法。
  3. 【請求項3】 前記共有スロット内に前記回線管理テー
    ブル書き込み制御部を2つ設け、且つ前記要求スロット
    をカウントする前記カウンタを各端末に2組設けて、各
    端末が2本の制御信号を伝送する前記伝送路をそれぞれ
    伝送する前記要求スロットを各端末の2組のカウンタに
    より独立にカウントすることにより、前記主信号回線の
    割り当て制御を行なうことを特徴とする請求項2に記載
    の回線割り当て方法。
  4. 【請求項4】 前記制御信号回線と前記主信号回線を同
    一伝送路上に多重する構成であることを特徴とするに請
    求項1に記載の通信ネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記制御信号回線と前記主信号回線を同
    一伝送路上に多重する構成に使用することを特徴とする
    請求項2又は3に記載の回線割り当て方法。
  6. 【請求項6】 前記制御信号回線の一部を前記主信号回
    線として使用することを特徴とする請求項1に記載の通
    信ネットワーク。
  7. 【請求項7】 前記制御信号回線の一部を前記主信号回
    線として使用することを特徴とする請求項2又は3に記
    載の回線割り当て方法。
  8. 【請求項8】 伝送路に順次各端末を接続した通信ネッ
    トワークにおける回線割り当て方法において、 前記端末からの前記伝送路の使用情報を記載した回線管
    理テーブルTへの書込み要求に応じて、該回線管理テー
    ブルTが前記伝送路を一巡する間に、該回線管理テーブ
    ルに複数回アクセスするようにした回線割り当て方法で
    あって、 前記伝送路における波長λの光又はタイムスロットSの
    使用情報を示す前記回線管理テーブルTを特定のスロッ
    トSLに設け、該特定のスロットSLを二重バス伝送路
    に交互に中継するスロットジェネレータと、前記端末か
    らの全回線獲得要求数を把握する手段と、自端末の回線
    獲得要求を他の端末に知らせる手段とにより、前記各端
    末での前記特定のスロットSLへのアクセス制御を分散
    処理で行ない、前記アクセスする権利を得た端末は前記
    特定のスロットSLを取り込み、空き波長又は空きタイ
    ムスロットを獲得することを特徴とする回線割り当て方
    法。
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