JPH09130216A - 遅延時間判定回路 - Google Patents

遅延時間判定回路

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JPH09130216A
JPH09130216A JP7306923A JP30692395A JPH09130216A JP H09130216 A JPH09130216 A JP H09130216A JP 7306923 A JP7306923 A JP 7306923A JP 30692395 A JP30692395 A JP 30692395A JP H09130216 A JPH09130216 A JP H09130216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay
output
circuit
delay circuit
clock
Prior art date
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Pending
Application number
JP7306923A
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English (en)
Inventor
Akira Shimizu
清水  晃
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遅延回路の遅延時間の判定を短時間で行うこ
とが可能な遅延時間判定回路を提供すること。 【解決手段】 半導体集積回路の出力を判定するための
ストローブ信号を発生するストローブ発生器2と、クロ
ック発生器1の出力を遅延する遅延回路3と、ストロー
ブ発生器2の出力を遅延する遅延回路4と、遅延回路4
の出力を遅延する複数の遅延回路5と、これら遅延回路
5の出力のタイミングにより遅延回路3の出力を保持・
出力する各遅延回路5ごとに設けられた保持手段6と、
クロック端子8から入力したクロックを計数し、この計
数値を遅延回路3および遅延回路4に出力してこれら遅
延回路3・4における遅延量を変化させるカウンタ9
と、カウンタ9より出力された計数値をアドレス信号と
して入力し、このアドレス信号に示された番地に対応し
て各保持手段6からの出力を記憶するメモリ7とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は遅延時間判定回路
についてのものであり、クロック発生器の出力を遅延す
る遅延回路の各ステップにおける遅延量を測定するとと
もに、その正常性を判定する遅延時間判定回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】つぎに、従来技術の遅延時間判定回路を
図2を参照して説明する。図2は従来技術における遅延
時間判定回路の機能ブロック図を示したものである。
【0003】図2で1はクロック発生器、2はストロー
ブ発生器、3は遅延回路、6はDフリップフロップ(以
下、D−F/Fという。)である。遅延回路3は、図3
に示すように遅延線3−1とセレクタ3−2とレジスタ
3−3で構成されている。遅延回路3は、レジスタ3−
3の設定値により入力クロックの遅延量を可変出力する
ことができる可変遅延回路である。
【0004】クロック発生器1の出力は遅延回路3に与
えられる。遅延回路3の出力はD−F/F26のデータ
入力端子であるD端子に与えられる。また、ストローブ
発生器2の出力はD−F/F26のクロック入力端子で
あるC端子に与えられる。D−F/F26はD端子に入
力されたデータをC端子に入力されたクロックのタイミ
ングで保持し、この保持した値を出力端子11に出力す
る。出力端子11に出力した値はCPU等(図示せず)
で出力レベルを読むことにより確認される。
【0005】遅延回路3は可変遅延回路であり、正しく
可変するかを試験する必要がある。遅延回路3は、たと
えば図7に示すように、設定値「0」「0」「0」では
遅延量0.0ns、設定値「0」「0」「1」では遅延
量0.1ns、...のように遅延量が変化していかな
ければならない。
【0006】しかし、なんらかの製造上の不具合により
設定値に対しての遅延量が得られない場合も生じてく
る。たとえばA1が「1」にならない不具合の場合、設
定値「0」「1」「0」は0.2nsではなく「0」
「0」「0」の設定値0.0nsの遅延量しか得られな
い。このため、遅延回路3の動作試験を行い、正常に動
作しているか否かの確認を行う必要がある。
【0007】次に、図4を参照して遅延回路3の動作試
験について説明する。図4は図2の遅延時間判定回路の
タイムチャートを示したものである。
【0008】クロック発生器1からは100.0nsの
クロックを発生し、遅延回路3の設定値を「0」「0」
「0」にし、ストローブ発生器2からは99.95ns
のストローブを発生すると、この時の出力端子11の値
は‘L’になる。
【0009】次にストローブ発生器2から、100.0
5nsのストローブを発生すると、この時の出力端子1
1の値は‘H’になる。つまり、ストローブ発生器2か
ら99.95nsのストローブを発生した時に‘L’、
100.05nsのストローブを発生した時に‘H’に
なることにより遅延回路3の遅延量は0±0.05ns
の間にあることが判定できる。
【0010】以下、同様に遅延設定値を「0」「0」
「1」から「1」「1」「1」まで、順次設定しながら
遅延量を測定、判定していき遅延回路3が正しく可変す
るかを試験していく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の遅延時間判定回路では、遅延回路の設定、ストロー
ブの設定、測定をそれぞれソフトウェアにより逐次設定
し実施していた。したがって、1つの遅延回路を測定す
るのに多大な時間を必要とし、多数のクロック発生器に
対応して設けられた遅延回路を測定するには、さらに多
くの時間が必要となるという問題があった。
【0012】この発明は、遅延回路の遅延時間の判定を
短時間で行うことが可能な遅延時間判定回路を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、半導体集積回路にクロックを印加する
クロック発生器1より出力されたクロックの遅延を行う
遅延回路3の各ステップにおける遅延量を測定する遅延
時間判定回路は、半導体集積回路の出力を判定するため
のストローブ信号を発生するストローブ発生器2と、ク
ロック発生器1の出力を遅延する遅延回路3と、ストロ
ーブ発生器2の出力を遅延する遅延回路4と、遅延回路
4の出力を遅延する複数の遅延回路5と、これら遅延回
路5の出力のタイミングにより遅延回路3の出力を保持
・出力する各遅延回路5ごとに設けられた保持手段6
と、クロック端子8から入力したクロックを計数し、こ
の計数値を遅延回路3および遅延回路4に出力してこれ
ら遅延回路3・4における遅延量を変化させるカウンタ
9と、カウンタ9より出力された計数値をアドレス信号
として入力し、このアドレス信号に示された番地に対応
して各保持手段6からの出力を記憶するメモリ7とを有
する。
【0014】
【発明の実施の形態】次にこの発明による遅延時間判定
回路の実施の形態を、図1を参照して詳細に説明する。
図1はこの発明による遅延時間判定回路の構成を示す機
能ブロック図である。図1で、遅延時間判定回路は、、
クロック発生器1、ストローブ発生器2、遅延回路3,
4,5−1,5−2,5−3、D−F/F6−1〜6−
3、メモリ7、カウンタ9および遅延線10により構成
されている。なお、図1において図2と同じ構成要素に
は同一の符号を記している。
【0015】クロック発生器1から発生したクロックは
遅延回路3に与えられる。ストローブ発生器2から発生
したストローブは遅延回路4に与えられる。遅延回路3
・4は図2・図3で説明した回路と同等のものである。
遅延回路3の出力はD−F/F6−1,6−2,6−3
のD入力端子に与えられる。遅延回路4の出力は遅延回
路5−1,5−2,5−3に与えられる。なお、遅延回
路5−1,5−2,5−3の遅延量はそれぞれ予め異な
る遅延量が設定されている。
【0016】遅延回路5−1,5−2,5−3の出力は
それぞれD−F/F6−1,6−2,6−3のクロック
端子Cに与えられる。D−F/F6−1,6−2,6−
3の出力はメモリ7のD入力端子に与えられる。クロッ
ク入力8からのクロックはカウンタ9、遅延線10に与
えられる。
【0017】カウンタ9ではクロック入力8のクロック
をカウントしていく。カウンタ9でカウントされた出力
は遅延回路3,4とメモリ7のアドレス端子に与えられ
る。遅延線10の出力はメモリ7のライトイネーブル端
子(WEバー)に与えられ、これがローレベルのときに
D−F/F6−1,6−2,6−3より出力されたデー
タを書き込む。
【0018】カウンタ9の出力は遅延回路3・4に共通
に与えられている。これら遅延回路3,4の遅延時間
は、カウンタ9の出力値により設定されるため、カウン
タ値の増加とともに遅延量が増加する。また、メモリ7
ではその時のカウンタ値で示されるアドレスに、その時
のD−F/F6−1,6−2,6−3の出力データを格
納する。格納されたメモリデータは、遅延回路3・4の
全ての設定値を設定,判定終了後読み出され、正しい遅
延が行われているか判定される。
【0019】次に、図1の動作を図5を参照して説明す
る。図5は、図1に示した遅延時間判定回路のタイムチ
ャートである。なお、図1における符号30,50,5
2,54,100,102,104に現れる出力波形を
それぞれ、図5の出力30,50,52,54,10
0,102,104に示している。
【0020】図5で、クロック発生器1からはクロック
を発生する。またストローブ発生器2からはストローブ
を発生する。遅延回路3・4にはあらかじめ「0」
「0」「0」になるようカウンタ9を設定しておく。ま
た、遅延回路5−1,5−2,5−3には判定用時間幅
の0.00ns,0.05ns,0.10nsを設定し
ておく。また、クロック発生器1から100.00ns
のクロックを発生し、同時にストローブ発生器2から9
9.95nsのストローブを発生する。
【0021】サイクルAでは遅延回路3・4の設定値は
「0」「0」「0」なので遅延回路3の出力30は10
0.00nsでD−F/F6−1,6−2,6−3に与
えられる。一方、ストローブ発生器2の出力を遅延した
遅延回路4の出力は99.95nsである。
【0022】したがって、遅延回路5−1の出力50で
は99.95ns+0.00ns=99.95nsでD
−F/F6−1に与えられる。遅延回路5−2の出力5
2は99.95ns+0.05ns=100.00ns
でD−F/F6−2に与えられる。遅延回路5−3の出
力は99.95ns+0.10ns=100.05ns
でD−F/F6−3に与えられる。
【0023】これによりサイクルAでは、図5に示すよ
うに、D−F/F6−1の出力100は‘L’でメモリ
7の入力端子D0 に与えられ、D−F/F6−2の出力
102は‘不定’でメモリ7の入力端子D1 に与えら
れ、D−F/F6−3の出力104は‘H’でメモリ7
の入力端子D2 に与えられる。その結果、メモリ7では
アドレス0に‘L’‘不定’‘H’が格納される。
【0024】次に、サイクルBではカウンタ9から
「0」「0」「1」が出力され、遅延回路3,4は同時
に0.1nsが設定される。遅延回路3の出力は10
0.10nsでD−F/F6−1,6−2,6−3に与
えられる。一方、遅延回路5−1の出力は99.95n
s+0.1ns+0.00ns=100.05nsでD
−F/F6−1に与えられ、遅延回路5−2の出力は9
9.95ns+0.1ns+0.05ns=100.1
0nsでD−F/F6−2に与えら、遅延回路5−3の
出力は99.95ns+0.1ns+0.10ns=1
00.15nsでD−F/F6−3に与えられる。
【0025】したがって、D−F/F6−1の出力10
0は‘L’、D−F/F6−2の出力102は‘不
定’、D−F/F6−3の出力104は‘H’でメモリ
7に与えられる。これにより、メモリ7ではアドレス1
に‘L’‘不定’‘H’が格納される。同様にサイクル
CとDを行ない、図6に示したメモリ7のデータ格納例
のように、遅延回路3,4が「1」「1」「1」となる
までの8サイクル分メモリ7に格納される。
【0026】次に、メモリ7の内容を読み出すことによ
り遅延量を測定・判定する。たとえば図5のサイクルC
では、カウンタ9から「0」「1」「0」が出力された
にもかかわらず、遅延回路3では100.2nsが出力
されずに100.0nsが出力されている。したがっ
て、メモリ7では‘H’‘H’‘H’が格納され、遅延
量が少なかった事が判定できる。すなわち、図6に示す
ように、メモリ7のアドレス2には、正常であれば
‘L’‘不定’‘H’が格納されるべきなのに、‘H’
‘H’‘H’が格納されることで不良であることの判定
を容易に行うことが可能となる。
【0027】なお、遅延回路5・D−F/F6・メモリ
7のD入力端子を拡張することによってより詳細な判定
を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、遅延設定値の組合せ
分のサイクル数を実行し、おのおのの判定結果をメモリ
7に格納するため、その内容を参照することにより短時
間で効率的に遅延回路の遅延時間の良否を判定すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による遅延時間判定回路の実施の形態
を示す機能ブロック図である。
【図2】従来技術における遅延時間判定回路の機能ブロ
ック図である。
【図3】図1および図2における遅延回路の詳細図であ
る。
【図4】図2に示した従来技術における遅延時間判定回
路のタイムチャートである。
【図5】図1に示した遅延時間判定回路におけるタイム
チャートである。
【図6】図1に示した遅延時間判定回路におけるメモリ
7のデータ格納例を示す説明図である。
【図7】従来技術における遅延回路の設定値と遅延量の
対応図である。
【符号の説明】
1 クロック発生器 2 ストローブ発生器 3・4・5−1・5−2・5−3 遅延回路 6−1・6−2・6−3 D−F/F 7 メモリ 9 カウンタ 10 遅延線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路にクロックを印加するク
    ロック発生器(1) より出力されたクロックの遅延を行う
    遅延回路(3) の各ステップにおける遅延量を測定する遅
    延時間判定回路において、 前記半導体集積回路の出力を判定するためのストローブ
    信号を発生するストローブ発生器(2) と、 クロック発生器(1) の出力を遅延する遅延回路(3) と、 ストローブ発生器(2) の出力を遅延する遅延回路(4)
    と、 遅延回路(4) の出力を遅延する複数の遅延回路(5) と、 複数の遅延回路(5) の出力のタイミングにより遅延回路
    (3) の出力を保持・出力する各遅延回路(5) ごとに設け
    られた保持手段(6) と、 クロック端子(8) から入力したクロックを計数し、この
    計数値を遅延回路(3)および遅延回路(4) に出力して遅
    延回路(3)・(4) における遅延量を変化させるカウンタ
    (9) と、 カウンタ(9) より出力された計数値をアドレス信号とし
    て入力し、このアドレス信号に示された番地に対応して
    各保持手段(6) からの出力を記憶するメモリ(7) とを有
    することを特徴とする遅延時間判定回路。
JP7306923A 1995-10-31 1995-10-31 遅延時間判定回路 Pending JPH09130216A (ja)

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JP7306923A JPH09130216A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 遅延時間判定回路

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JP7306923A JPH09130216A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 遅延時間判定回路

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JPH09130216A true JPH09130216A (ja) 1997-05-16

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JP7306923A Pending JPH09130216A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 遅延時間判定回路

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