JPH09129632A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH09129632A
JPH09129632A JP28748495A JP28748495A JPH09129632A JP H09129632 A JPH09129632 A JP H09129632A JP 28748495 A JP28748495 A JP 28748495A JP 28748495 A JP28748495 A JP 28748495A JP H09129632 A JPH09129632 A JP H09129632A
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俊郎 中西
Yasuyuki Tamura
泰之 田村
Satoshi Okubo
聡 大久保
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渡辺  悟
Kiyoshi Irino
清 入野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TDDB寿命の長い良質の酸化膜を形成する
ことができる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 処理対象物の表面を、少なくともオゾン
と不活性ガスとを含む混合ガスに、大気圧下で接触させ
て、該処理対象物の表面を酸化する工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化膜を有する半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の微細化が進み、論理素
子に用いるCMOSにおいては、ゲート酸化膜の厚さを
数nm程度まで薄くすることが望まれている。従来、ゲ
ート酸化膜の形成には、ドライ酸素酸化、ウェット酸素
酸化、塩酸酸化、ジクロロエチレン(DCE)酸化が用
いられてきた。
【0003】ドライ酸素酸化により形成されたシリコン
酸化膜においては、膜中の酸素比率が低くなる傾向があ
り、酸素原子の欠乏により生じたシリコン原子の未結合
手が正孔トラップとして働く。このため、経時絶縁破壊
(TDDB)寿命が短くなる。
【0004】ウェット酸素酸化によるシリコン酸化膜に
おいては、シリコン原子の未結合手が水素原子で終端さ
れるため、TDDB寿命が比較的長い。しかし、ホット
キャリアによって膜中のSi−HやSiO−H結合が切
断されると電子トラップが発生し、トランジスタの特性
変動をもたらす。
【0005】塩酸酸化やDCE酸化によるシリコン酸化
膜においては、HClやDCEが分解する際に発生する
水素原子や塩素原子が膜中に取り込まれるため、ウェッ
ト酸素酸化によるシリコン酸化膜と同様にトランジスタ
の特性変動をもたらし易い。
【0006】正孔トラップと電子トラップとを共に減少
させるためには、水分を含まないドライな雰囲気で、強
力な酸化剤を用いて酸化することが有効である。オゾン
酸化はその一つの手法であり、オゾン酸化によって形成
されたシリコン酸化膜は、比較的長いTDDB寿命と、
高いホットキャリア耐性を有する。しかし、オゾンは酸
化時の熱によって容易に酸素ガスに分解し、大気圧下に
おいてはオゾン濃度がppbオーダまで低下してしま
う。
【0007】酸化時のオゾンの分解を抑制しオゾン濃度
を高く維持するために、減圧雰囲気で酸化を行ったり、
ランプ加熱を用いたりする方法が提案されている。酸化
時の雰囲気を減圧雰囲気とすると、オゾン分子同士の衝
突確率が低くなるため、オゾン分子の分解が抑制され
る。また、ランプ加熱にすると、オゾンガス自体の加熱
を抑制できるため、オゾン分子の分解が抑制される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、オゾン
を用いた酸化において、酸化中の雰囲気を減圧雰囲気と
すると、オゾン濃度の低下を抑制できるが、反応容器に
ガス排気系を取り付ける必要があり、装置が大型化す
る。特に、シリコン基板の大口径化に対応して装置も大
型化するため、大口径化に適さない。
【0009】また、加熱方法をランプ加熱にすることに
よってもオゾン濃度の低下を抑制できるが、ランプ加熱
ではシリコン基板の全面を均一に加熱することが困難で
ある。さらに、ランプ加熱はバッチ処理に不向きであり
枚葉処理にする必要があるため、スループットが低くな
る。
【0010】本発明の目的は、TDDB寿命の長い良質
の酸化膜を形成することができる半導体装置の製造方法
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、処理対象物の表面を、少なくともオゾンと不活性ガ
スとを含む混合ガスに、大気圧下で接触させて、該処理
対象物の表面を酸化する工程を含む半導体装置の製造方
法が提供される。
【0012】オゾンに不活性ガスを混合しているため、
全圧を大気圧とし、オゾンの分圧を所望の圧力に維持す
ることができる。オゾンの分圧を低くすればする程、オ
ゾン分子同士の接近確率が低下する。このため、オゾン
の解離を抑制し、オゾン濃度を高く維持することが可能
になる。オゾン濃度を高くすることにより、良質の酸化
膜を形成することができる。
【0013】本発明の他の観点によると、前記混合ガス
が、さらに酸素ガスを含み、酸素とオゾンの混合ガス中
のオゾン濃度が体積割合100ppb以上である半導体
装置の製造方法が提供される。
【0014】オゾンガスは、通常酸素ガスと混合した状
態で存在する。混合ガス中のオゾン濃度を100ppb
以上とすることにより、より良質な酸化膜を形成するこ
とができる。
【0015】本発明の他の観点によると、前記酸化する
工程が、さらに、前記処理対象物の表面近傍の前記混合
ガスに紫外光を照射する工程を含む半導体装置の製造方
法が提供される。
【0016】紫外光を照射することにより、酸素ガス中
にオゾンを生成することができる。このため、オゾン濃
度を高めることができる。本発明の他の観点によると、
表面に自然酸化膜が形成されたシリコン基板を、温度0
℃〜100℃の条件下で、オゾンを含むガスに接触さ
せ、前記自然酸化膜を改質する工程と、改質された前記
自然酸化膜を不活性ガス中で熱処理する工程とを含む半
導体装置の製造方法が提供される。
【0017】自然酸化膜をオゾンに接触させることによ
り、自然酸化膜を改質し、良質な膜にすることができ
る。また、接触時の温度を温度0℃〜100℃とするこ
とにより、自然酸化膜の下の処理対象物表面の酸化を抑
制できるため、酸化膜の厚さを薄く維持したままで改質
することができる。
【0018】本発明の他の観点によると、前記自然酸化
膜を改質する工程が、減圧雰囲気で前記シリコン基板を
前記オゾンを含むガスに接触させる半導体装置の製造方
法が提供される。
【0019】減圧雰囲気とすることにより、オゾンの分
解を抑制し、オゾン濃度を高く維持することができる。
本発明の他の観点によると、前記オゾンを含むガスが、
オゾンと酸素ガスとの混合ガスを不活性ガスで希釈した
ガスである半導体装置の製造方法が提供される。
【0020】オゾンと酸素ガスとの混合ガスを不活性ガ
スで希釈することにより、オゾンの分解を抑制し、オゾ
ン濃度を高く維持することが可能になる。本発明の他の
観点によると、前記自然酸化膜を改質する工程が、さら
に、前記シリコン基板の表面近傍の前記オゾンを含むガ
スに紫外光を照射する工程を含む半導体装置の製造方法
が提供される。
【0021】紫外光を照射することにより、オゾン濃度
を高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、オゾン分子(O3 分子)が
分解して酸素分子(O2 分子)に変わる要因について考
察する。オゾンは、
【0023】
【化1】O3 →O2 +O …(1) O+O3 →2O2 …(2) の反応過程で分解することが知られている。反応式
(1)の反応速度定数k1 は、
【0024】
【数1】 k1 =A×exp(−Ea1/RT) …(3) で表される。ここで、Aは頻度因子と呼ばれる比例定数
(1015.7)、Ea1は活性化エネルギ(2.4kcal
/mol)、Rは気体定数、Tは絶対温度である。従っ
て、反応温度が決まれば反応速度定数k1 も一意に定ま
る。
【0025】反応式(2)の反応速度定数k2 は、
【0026】
【数2】 k2 =pZ×exp(−Ea2/RT) …(4) で表される。ここで、pは立体因子と呼ばれる比例定
数、Ea2は活性化エネルギ(4.1kcal/mo
l)、Zは1秒間にOラジカルとO3 分子が衝突する回
数である。
【0027】反応式(2)の反応が生じるためには、酸
素(O)ラジカルが必要とされる。酸素分子の分解によ
りOラジカルが生じるが、この場合の活性化エネルギは
494kJ/molである。これに対し、反応式(1)
におけるO3 分子の活性化エネルギは95kJ/mol
であり、O2 分子の分解のための活性化エネルギよりも
かなり小さい。従って、O2 とO3 の混合ガス中におい
て実質的にOラジカルの供給は反応式(1)の反応によ
って行われる。
【0028】このため、OラジカルとO3 分子が衝突す
るためには、O3 分子同士が接近する必要がある。O3
分子同士の接近確率を低減させることができれば、式
(4)における衝突回数Zを小さくすることができると
考えられる。O2 とO3 の混合ガスを減圧することによ
り、O3 分子同士の接近確率を低減させることができる
が、既に述べたように減圧のための排気系が必要となる
ため装置が大型化してしまう。
【0029】また、ドライO2 で酸化を行うと酸化膜中
の酸素比率が低下する傾向があるため、良好な酸化膜を
形成するためには、O2 ガスで酸化を行うよりも、O3
ガスで酸化を行う方が好ましい。従って、酸化雰囲気中
のO2 ガス分圧に対するO3ガス分圧の比を大きくする
ことが好ましい。
【0030】以下、上記考察に基づいた本発明の第1の
実施例について説明する。図1(A)中に、本実施例で
用いた酸化装置の概略断面図を示す。石英管1が縦型抵
抗加熱ヒータ2の加熱空間内に配置されている。石英管
1の上方に設けられたガス導入管3から反応ガスが導入
され、下方に設けられたガス排出管4から外部に排出さ
れる。酸化時には、石英管1内にシリコン基板10が装
填される。
【0031】面方位(100)、導電型がp型のシリコ
ン基板の表面を、アンモニア、過酸化水素水、弗酸及び
硝酸で洗浄する。洗浄後のシリコン基板10を石英管1
内に装填して加熱し、基板温度を800℃とする。な
お、本実施例においては、同時に8枚のシリコン基板1
0を装填して酸化を行った。
【0032】アルゴンガス及び酸素ガスを−90℃以下
まで冷却して純化する。純化された酸素ガスをオゾナイ
ザに供給してオゾンを生成し、オゾン濃度4〜5体積%
の混合ガスを得る。オゾンと酸素の混合ガスの分圧が2
00Torr、アルゴンガスの分圧が560Torrに
なるよう混合したO3 /O2 /Ar混合ガスを石英管1
内に供給する。基板温度800℃で30分間の酸化を行
った後、O3 /O2 /Ar混合ガスの供給を停止して酸
化炉内をアルゴンガスで置換する。シリコン基板10を
降温して石英管1から取り出す。
【0033】図1(A)は、上記第1の実施例による方
法で形成したシリコン酸化膜の膜厚を、O3 を含まない
2 /Ar混合ガスを用いて形成した場合と比較して示
す。図中の記号●は上記第1の実施例による方法で形成
した場合、記号■は酸素分圧200Torr、アルゴン
分圧560TorrのO2 /Ar混合ガスを用いて形成
したシリコン酸化膜の膜厚を示す。なお、その他の条件
は上記第1の実施例と同一である。横軸は酸化したシリ
コン基板の種別を表し、酸化炉1に装填されたシリコン
基板10に上から順番に0〜7の番号を付して示してい
る。縦軸はシリコン酸化膜の膜厚を単位nmで表す。
【0034】図1(B)は、上記第1の実施例により形
成したシリコン酸化膜との比較のために、減圧雰囲気で
形成したシリコン酸化膜の膜厚を示す。ガス排気管4に
拡散ポンプ5を取り付けて石英管1内を圧力200To
rrの減圧雰囲気として酸化を行った。図中の記号●
は、オゾン濃度4〜5体積%のO3 /O2 混合ガスを用
いた場合、記号■はO2 ガスのみを用いた場合を示す。
【0035】図1(A)、(B)に示すように、シリコ
ン基板の装填位置の違いによる膜厚差はほとんど無い。
アルゴンを含む混合ガスを用いて大気圧下で酸化する場
合、O3 ガスを生成させて酸化したシリコン酸化膜の膜
厚が、O2 ガスのみで酸化した酸化膜の膜厚よりも約
0.4nm程度厚い。また、減圧雰囲気で酸化する場
合、その差は約0.5nmである。
【0036】このように、アルゴンを含む大気圧下で酸
化する場合と、減圧雰囲気で酸化する場合との、O3
有無によるシリコン酸化膜の膜厚差はほぼ等しい。この
ことから、アルゴンを含む大気圧雰囲気中のO3 濃度
は、減圧雰囲気の場合のO3 濃度とほぼ同等と考えられ
る。すなわち、O3 とO2 の混合ガスをアルゴンガスで
希釈することにより、減圧する場合と同様に、O3 分子
の消滅が抑制されていると考えられる。
【0037】両者とも、O3 ガスの分圧は8Torr〜
10Torr程度ありほぼ等しい。O3 ガスの分圧が等
しければ、O3 分子同士の接近確率もほぼ等しいと考え
られる。式(4)からも、O3 分子同士の接近確率が同
等であれば、O3 濃度もほぼ同等であると推測される。
【0038】また、アルゴンを含む大気圧下で酸化した
場合のシリコン酸化膜の基板面内の膜厚の3σの範囲内
のばらつきは、0.3nm以内であった。図2は、シリ
コン酸化膜の経時絶縁破壊耐性を示す。横軸はシリコン
酸化膜を流れた累積電荷量を単位C/cm2 で表し、縦
軸は絶縁破壊したサンプルの割合を単位%で表す。
【0039】以下、測定に用いたサンプルの作製方法を
説明する。シリコン基板表面に厚さ250nmのフィー
ルド酸化膜を形成し、その後厚さ5nmの犠牲酸化を行
い表面を清浄化する。次に、上記第1の実施例による方
法で厚さ4nmのシリコン酸化膜を形成する。シリコン
酸化膜上に、CVDにより、成長温度450℃で厚さ1
80nmのアモルファスシリコン層を形成する。このア
モルファスシリコン層をパターニングして面積1.0×
10-4cm2 の電極を形成する。このようにして、MO
S構造のダイオードが得られる。このMOSダイオード
に100mA/cm2 の電流を流し、絶縁破壊が生ずる
までに流れた累積電荷量を測定した。
【0040】図中の破線は、O3 /O2 /Ar混合ガス
を用いて酸化した場合、実線はO2/Ar混合ガスを用
いて酸化した場合を示す。O2 /Ar混合ガスを用いて
酸化したシリコン酸化膜は、累積電荷量が約1C/cm
2 になるまでに約50%のサンプルが絶縁破壊した。こ
れに対し、O3 /O2 /Ar混合ガスを用いて酸化した
シリコン酸化膜は、累積電荷量が約1C/cm2 になっ
ても絶縁破壊したサンプルはなかった。
【0041】O3 /O2 /Ar混合ガスを用いて酸化し
たシリコン酸化膜が50%破壊に至までの累積電荷量
は、O2 /Ar混合ガスを用いて酸化したシリコン酸化
膜のそれの約30倍であった。このように、O3 ガスを
用いて酸化することにより、絶縁破壊しにくい良好なシ
リコン酸化膜を形成することができる。これは、O3
スの作用により、シリコン酸化膜中に酸素欠陥が発生し
にくくなるためと考えられる。従って、正孔トラップと
して作用するSiの未結合手の少ない良質な膜を得るこ
とが可能になる。
【0042】上記第1の実施例では、O3 /O2 /Ar
混合ガスの圧力を大気圧としているため、酸化装置に排
気系を設置する必要がなく、装置の大型化を防止する点
で有効である。
【0043】また、Arガスを混合してO3 ガスの分圧
を低下させ、O3 分子同士の接近確率を低減させてい
る。O3 ガスとO2 ガスのみを混合して大気圧にする
と、O3ガスの絶対分圧を高くすることができるが、O
2 ガスの分圧も高くなる。Arガスを混合することによ
り、O2 ガス分圧に対するO3 ガス分圧の比を大きくす
ることができる。O2 ガスによる酸化が抑制され、O3
ガスによる酸化が促進されるため、良質な膜を形成する
ことができる。
【0044】なお、上記第1の実施例では、酸素とオゾ
ンの混合ガス中のオゾンの濃度を4〜5体積%とした場
合を説明したが、オゾン濃度を変えてもよい。十分な効
果を得るためには、O2 とO3 の混合ガス中のO3 の濃
度を体積割合で100ppb以上とすることが好まし
い。
【0045】また、上記第1の実施例では、酸素とオゾ
ンの混合ガスの分圧が200Torrになる条件で酸化
する場合を説明したが、その他の圧力としてもよい。例
えば、酸素とオゾンの混合ガスの分圧を50Torrと
してもよく、体積割合で100ppb以上としてもよ
い。
【0046】上記第1の実施例では、シリコン基板を酸
化する場合を説明したが、O3 ガスを用いて良質な酸化
膜を得ることができる材料であれば、第1の実施例はシ
リコン以外の材料を酸化する場合にも有効である。
【0047】また、上記第1の実施例では、O3 とO2
の混合ガスにArガスを混合する場合を説明したが、A
rガス以外の不活性ガスを混合してもよい。ここで、不
活性ガスとは、処理対象物を酸化せず、かつ処理温度及
び処理圧力下においてO3 と反応しないガスをいうもの
とする。例えば、He、Ne等の希ガス、またはN2
ス等を用いてもよい。
【0048】また、上記第1の実施例は、アンモニアガ
スを用いてシリコン基板を窒化してSiN膜を形成する
場合、あるいはアンモニアガスやN2 Oガス等を用いて
シリコン基板を酸化窒化してSiON膜を形成する場合
にも適用できる。O3 を含む混合ガスをSiN膜、Si
ON膜にさらすことによってSiN膜あるいはSiON
膜中の未結合手にO原子を結合させ、またはH原子をO
原子に置換して膜中のトラップを減少させることができ
るであろう。
【0049】次に、図3〜図5を参照して、第2の実施
例を説明する。図3は、第2の実施例で使用する酸化装
置の概略を示す断面図である。反応容器21内に基板載
置台25が配置されており、酸化処理時には、その上面
にシリコン基板30が載置される。反応容器21の外部
に、シリコン基板30に対向するように加熱用のハロゲ
ンランプ22が配置されている。反応容器21には、反
応ガス導入管23とガス排出管24が取り付けられてい
る。
【0050】反応容器21の図中右側の側面は、紫外光
を透過させる石英窓21aで構成されている。紫外線ラ
ンプ26から放射された紫外光が、反射鏡27により反
射されて石英窓21aを透過し、反応容器21内に照射
される。
【0051】次に、第2の実施例による酸化方法を説明
する。シリコン基板を硫酸と過酸化水素水との混合液に
5分間浸漬する。その後、10分間の純水リンスを行
い、弗化水素溶液に1分間浸漬する。10分間の純水リ
ンスを行い、硝酸に10分間浸漬し、再度10分間の純
水リンスを行う。
【0052】上記の手順でウェット洗浄したシリコン基
板30を図3の基板載置台25上に載置する。反応容器
21内にO3 ガス濃度4〜5体積%のO2 とO3 の混合
ガスを導入し、シリコン基板30の表面を大気圧下で1
0分間O2 とO3 の混合ガスに接触させる(以下、シリ
コン基板をO3 とO2 の混合ガスに接触させる処理を
「O3 処理」と呼ぶ)。その後、反応容器21内を大気
圧のArガスで置換し、温度800℃で5分間の熱処理
を行う。
【0053】このようにして形成したシリコン酸化膜の
表面上に面積0.105cm2 のポリシリコン電極を形
成してMOSダイオードを構成し、シリコン基板とポリ
シリコン電極間に電圧を印加して絶縁破壊耐性を測定し
た。
【0054】図4(A)は、シリコン酸化膜の絶縁破壊
耐圧を示すヒストグラムである。横軸は印加電界を単位
MV/cmで表し、縦軸は絶縁破壊したサンプル数の割
合を単位%で表す。参考のために、図4(B)にウェッ
ト洗浄とO3 処理のみを行ったシリコン酸化膜、図4
(C)にウェット洗浄と熱処理のみを行ったシリコン酸
化膜、及び図4(D)にウェット洗浄のみを行って形成
された自然酸化膜の絶縁破壊耐性を示す。
【0055】ウェット洗浄のみを行って形成された自然
酸化膜の膜厚は、約1.5nmであり、その後O3
理、熱処理を行っても膜厚は増加しなかった。なお、本
明細書において、自然酸化膜とは、溶液中あるいは室温
における大気中でSi表面に形成されたシリコン酸化膜
をいうものとする。
【0056】図4(D)に示すように、ウェット洗浄の
みを行って形成された自然酸化膜の場合には、15%程
度の初期不良があった。これは、ピンホール等によるも
のと考えられる。また、絶縁破壊耐圧は8.5〜12.
5MV/cmの範囲であった。これに対し、O3 処理ま
たは熱処理を行ったシリコン酸化膜の場合には、初期不
良率が低減し、絶縁破壊耐圧も11〜12.5MV/c
mの範囲まで改善された。
【0057】図4(A)に示すように、O3 処理と熱処
理の両方を行った場合には、初期不良の発生は無く、絶
縁破壊耐性も11.5〜12.5MV/cmの範囲まで
さらに改善された。
【0058】図5は、MOSダイオードのリーク電流を
示す。横軸は印加電圧を単位Vで表し、縦軸はリーク電
流密度を単位A/cm2 で表す。曲線a、b、c及びd
は、それぞれ図4(A)、(B)、(C)及び(D)に
示すシリコン酸化膜を用いたMOSダイオードのリーク
電流密度を示す。
【0059】ウェット洗浄のみによって形成された自然
酸化膜を用いたMOSダイオードのリーク電流密度が最
も大きい。ウェット洗浄に加えて熱処理またはO3 処理
を行った場合には、リーク電流密度が減少し、熱処理と
3 処理の両方を行った場合にリーク電流密度が最小に
なる。
【0060】O3 処理と熱処理を行うと、シリコン酸化
膜の絶縁破壊耐圧が向上し、リーク電流密度が低減する
理由は以下のように考察される。理想的なシリコン酸化
膜においては、Si原子の4本の結合手のすべてにO原
子が結合している。しかし、ウェット洗浄等を行って形
成された自然酸化膜中には、Si原子同士が直接結合し
たサブオキサイドと呼ばれる結合の不完全な領域が存在
する。また、自然酸化膜中には、多くの歪が発生してい
る。このサブオキサイド及び歪のために、自然酸化膜の
絶縁破壊耐圧が低下し、リーク電流が増加する。
【0061】O3 処理を行うと、自然酸化膜中のサブオ
キサイドがほぼ完全に酸化されると考えられる。なお、
第2の実施例では、基板温度20℃でO3 処理を行うた
め、自然酸化膜下のシリコン基板表面を酸化しない。従
って、基板表面の酸化膜厚を増加させることなくサブオ
キサイドを消滅させることができる。また、熱処理を行
うと、自然酸化膜中の歪が除去されると考えられる。従
って、O3 処理と熱処理を行うことにより、シリコン酸
化膜の膜質が改善され、絶縁破壊耐性が向上しリーク電
流が低減すると考えられる。
【0062】このように、基板温度20℃程度の室温領
域でO3 処理を行い、その後不活性ガス雰囲気中で熱処
理を行うことにより、自然酸化膜と同等の厚さで、かつ
良質のシリコン酸化膜を形成することができる。
【0063】なお、上記実施例では、O3 処理を基板温
度20℃で行う場合を示したが、実質的に自然酸化膜下
のシリコン基板を酸化しない温度であればその他の温度
でもよい。例えば、基板温度を0〜100℃としてO3
処理を行ってもよい。また、0℃以上20℃よりも低い
温度でO3 処理を行ってもよい。
【0064】また上記実施例では、O3 処理を行う圧力
を大気圧としたが、減圧雰囲気としてもよい。例えば、
図3の反応容器21内の圧力を10TorrとしてO3
処理を行ってもよい。また、O3 とO2 の混合ガスにA
rガス等の不活性ガスを混合してもよい。例えば、O3
とO2 の混合ガスを1リットル/minの流量で、Ar
ガスを4リットル/minの流量で供給しながらO3
理を行ってもよい。第1の実施例で説明したように、減
圧雰囲気にするかまたは不活性ガスを混合することによ
り、O3 とO2 の混合ガスの中のO3 濃度を高めること
ができる。
【0065】また、O3 処理中に、図3に示す紫外線ラ
ンプ26を用いて反応容器21内のO3 とO2 の混合ガ
スに紫外光を照射してもよい。紫外光の照射によりO2
分子がO3 分子に変わるためO3 濃度を高めることがで
きる。なお、シリコン基板30の表面近傍の混合ガスに
紫外光を照射することが好ましい。また、上記第1の実
施例においても紫外光の照射が有効であろう。
【0066】また上記第2の実施例では、硫酸、過酸化
水素水、純水、弗化水素溶液、及び硝酸を用いてウェッ
ト洗浄する場合を示したが、シリコン基板の表面に接触
して自然酸化膜を形成する液体であれば、その他の液体
を用いてウェット洗浄してもよい。さらには、シリコン
基板の表面に自然酸化膜が形成されれば、ウェット洗浄
に限らない。例えばドライ洗浄でもよい。
【0067】次に、図6を参照して、上記第2の実施例
による方法を用いてMOSトランジスタを作製する方法
を説明する。図6(A)に示すように、活性領域をSi
N膜(図示せず)でマスクしてシリコン基板40の表面
上の一部領域に熱酸化によりフィールド酸化膜41を形
成する。SiN膜を除去して第2の実施例で説明したウ
ェット洗浄を行う。
【0068】図6(B)に示すように、ウェット洗浄に
より活性領域の表面上に自然酸化膜42が形成される。
図3に示す反応容器21内の圧力が10Torrになる
ように調整しつつ、O3 濃度が5体積%のO3 とO2
混合ガスを10分間供給して自然酸化膜42を改質す
る。これにより膜厚1.5nm程度の良質なシリコン酸
化膜を得ることができる。
【0069】図6(C)に示すように、CVDにより基
板表面に多結晶シリコン層43を堆積する。なお、もっ
と厚いゲート酸化膜を必要と場合には、多結晶シリコン
層43を堆積する前に、基板表面を酸化して酸化膜42
を所望の厚さまで厚くしてもよい。
【0070】図6(D)に示すように、多結晶シリコン
層43をパターニングしてゲート電極43aを形成す
る。ゲート電極43aをイオン注入のマスクとし、シリ
コン基板と反対導電型の不純物をイオン注入して、ソー
ス領域44S及びドレイン領域44Dを形成する。
【0071】このようにして、薄くて良質のゲート酸化
膜を有するMOSトランジスタを作製することができ
る。以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明は
これらに制限されるものではない。例えば、種々の変
更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明で
あろう。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
良質な酸化膜を形成することができる。これにより、酸
化膜を利用した半導体装置の信頼性を向上させることが
可能になる。特に、自然酸化膜程度の薄さであって、良
好な絶縁破壊耐性及びリーク電流特性等を有する半導体
装置を作製することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例により形成したシリコン
酸化膜の膜厚、及び従来の減圧雰囲気下により形成した
シリコン酸化膜の膜圧を示すグラフである。
【図2】第1の実施例により作製したシリコン酸化膜の
絶縁破壊特性を示すグラフである。
【図3】第2の実施例で使用した酸化装置の概略を示す
断面図である。
【図4】第2の実施例により形成したシリコン酸化膜の
絶縁破壊耐性、及びウェット処理のみ、ウェット処理と
3 処理のみ、及びウェット処理と熱処理のみによりそ
れぞれ形成したシリコン酸化膜の絶縁破壊耐性を示すグ
ラフである。
【図5】第2の実施例により形成したシリコン酸化膜の
リーク電流密度を、ウェット処理のみ、ウェット処理と
3 処理のみ、及びウェット処理と熱処理のみによりそ
れぞれ形成したシリコン酸化膜の絶縁破壊耐性のリーク
電流密度と比較して示すグラフである。
【図6】第2の実施例による方法を用いてMOSトラン
ジスタを作製する方法を説明するための基板の断面図で
ある。
【符号の説明】 1 石英管 2 ヒータ 3 ガス導入管 4 ガス排出管 5 拡散ポンプ 10 シリコン基板 21 反応容器 22 ハロゲンランプ 23 反応ガス導入管 24 ガス排出管 25 基板載置台 26 紫外線ランプ 27 反射鏡 30、40 シリコン基板 41 フィールド酸化膜 42 自然酸化膜 43 多結晶シリコン層 43a ゲート電極 44S ソース領域 44D ドレイン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 聡 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 悟 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 入野 清 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象物の表面を、少なくともオゾン
    と不活性ガスとを含む混合ガスに、大気圧下で接触させ
    て、該処理対象物の表面を酸化する工程を含む半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記混合ガスが、さらに酸素ガスを含
    み、酸素とオゾンの混合ガス中のオゾン濃度が体積割合
    で100ppb以上である請求項1に記載の半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記酸化する工程が、さらに、前記処理
    対象物の表面近傍の前記混合ガスに紫外光を照射する工
    程を含む請求項1または2に記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 表面に自然酸化膜が形成されたシリコン
    基板を、温度0℃〜100℃の条件下で、オゾンを含む
    ガスに接触させ、前記自然酸化膜を改質する工程と、 改質された前記自然酸化膜を不活性ガス中で熱処理する
    工程とを含む半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記自然酸化膜を改質する工程が、減圧
    雰囲気で前記シリコン基板を前記オゾンを含むガスに接
    触させる請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記オゾンを含むガスが、オゾンと酸素
    ガスとの混合ガスを不活性ガスで希釈したガスである請
    求項4または5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記自然酸化膜を改質する工程が、さら
    に、前記シリコン基板の表面近傍の前記オゾンを含むガ
    スに紫外光を照射する工程を含む請求項4〜6のいずれ
    かに記載の半導体装置の製造方法。
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